219 The wonderful world -7days of SAIGAWARA
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子守り パティは、メモを貼った。
2017/06/17(Sat) 09時半頃
子守り パティは、メモを貼った。
2017/06/17(Sat) 10時頃
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[……起きよ、という命令>>@8
魂を直接揺さぶらんとするような、凛とした声は、ぞくり、と意識を戻さんとする。 未だ眼は開かない。だが、魂はその宣告を聞いた>>@9>>@10>>@11>>@12]
[心が未だ蘇らないにも関わらず、身体は、死神の慈悲により……はたまた気紛れ、か、もう暫くしたら覚醒するだろう]
(+0) 2017/06/17(Sat) 10時頃
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[未だ、声は戻らない、が。 もしかしたら、魂の呟きは、彼女に届くのだろうか]
………あたしは、何を取られたの?
[未だ、眼は開かれない。 冷たい雫が一筋、冷たい頬を通っただけ。
返答があろうがなかろうが、コンポーザーの命により、あと少しで意識は取り戻すだろう]*
(+1) 2017/06/17(Sat) 10時半頃
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子守り パティは、メモを貼った。
2017/06/17(Sat) 10時半頃
子守り パティは、メモを貼った。
2017/06/17(Sat) 10時半頃
子守り パティは、メモを貼った。
2017/06/17(Sat) 10時半頃
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[無情、しかし真実の言葉が>>@16 返答してくれるだけマシと思えばよいか。結局は、何も変わらないのだけど。
…………諦めろ、という言葉は刃となり、突き刺さる。
私が諦めたら、あの子も諦めざるを得なくなるんだろうか、なんて。 眼が覚める頃、あの子は傍に、いるのかな?]**
(+2) 2017/06/17(Sat) 11時頃
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子守り パティは、メモを貼った。
2017/06/17(Sat) 11時頃
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[頭に直接響く、切羽詰まった願いの言葉に応え、重く冷たい瞼が開いた時、そこには自分を庇う小さな背中があった。 覚醒するまであと少し]
……丈司、君?
[彼が死神からの攻撃>>@59を防いでくれてること>>+14を悟れば、直ぐ様起き上がる。 一体何が起きているのか。困惑したが一先ずはこの状況をなんとかしなくては]
(+15) 2017/06/17(Sat) 23時頃
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[あぁ、あの幼い言葉は現実だったのか、と。 また付き合わされるのだと]
[丈司に取り敢えず庇うことを止めるように言い、前に出れば、自分を見る死神の姿が見えただろうか>>@68 頬に残った涙の跡、彼が拭ってくれたそこに、攻撃の飛び火が走った。 本気で殺そう、というには生温い攻撃]
[>>@70>>@71彼らの話を聞くと、前に会った事があるのだろうか]
(+16) 2017/06/17(Sat) 23時頃
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[こちらが目覚めた事で、死神は行動を変えただろうか。 話が出来そうなら、丈司を背にし、こう問いかけただろう。
何をしに来たの?と。
会話が叶わぬならば、身の安全を確保しようと、丈司の手を取り走り出しただろうか]*
(+17) 2017/06/17(Sat) 23時頃
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[刹那、>>@72自らにも飛ぶ石。 軌道を読むのが容易だ。やはり、本気の殺意はないのだろう。
硬質化した両腕で、石を払い、身に当たるものは防ぐ]*
(+18) 2017/06/17(Sat) 23時頃
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子守り パティは、メモを貼った。
2017/06/17(Sat) 23時頃
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[攻撃の手をやめた死神は>>@73、戦わないのかと問う。 生き返る為に、と。 死神からの問いが生き返りませんか?というのはなんともおかしいもので]
………生き返る為、があたしにはまだピンとこないのよ。 生きていた時の、何かが無いみたいだから。
[その返答は、特別扱いを受けた身から出た物として、死神からの怒りを買っただろうか? 若しくは、別の感情を抱かせただろうか]
(+19) 2017/06/17(Sat) 23時頃
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[闘うことに疑問を抱いているのは事実だ。 そんな自分が何故ここにこうして立っているのかも、また。 正直、闘えないのだ。出来ることなら、もう目覚めたく無い。
だけど、それをするには後ろにいる相方に、堪らなく失礼だと。 彼女が今立てるのは、それだけの見栄]*
(+20) 2017/06/17(Sat) 23時半頃
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[ また失うのは嫌
もう、嫌だ。
ちっぽけな見栄でしか、立つ事ができない、弱い弱い存在。 どうしてあたしはここに居て、震えなければならないの?]
(+21) 2017/06/17(Sat) 23時半頃
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子守り パティは、メモを貼った。
2017/06/17(Sat) 23時半頃
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[ 生者から死者になった時。 彼女は確認出来なかったが、「弟」と目の前で死に別れた後、そのまま後を追った。
このゲームに参加する事になった時、エントリー料として「弟」が選ばれ、生き返りを競う為に彼は存在ごと彼女から消えた。そして当然、彼女がここにいる限り、彼は蘇ることはありえない。
パティのエントリー料。 生きる為の存在……弟。 生き返る為のゲームに、生き返る理由を奪われた彼女が闘う理由を見出す為には?]
(+22) 2017/06/17(Sat) 23時半頃
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子守り パティは、メモを貼った。
2017/06/18(Sun) 00時頃
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[呆れられたのだろうが、エントリー料の事を教えてくれた>>@112>>@113>>@115彼の瞳が、一瞬だけ揺れたのは>>@114気の所為だっただろうか。 生き返って、取り戻す。何かもわからないのに、怖い想いや痛い想いをして。本当にそれはそこまでの価値があるのだろうか。
でも、生前でこんな気持ちになることはなかったから、取り戻す必要はあるのかもしれない。 対価が余りにも酷ではないか、と判断するには2度目の死を経験したから言えるのだが]
(+25) 2017/06/18(Sun) 10時頃
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[丈司に対し、本心も含まれているだろう憐れみの言葉>>@116は、自分に対しても向けられた蔑みの言葉で。 心が痛むが、奮起するには至らず。 失くした何かが欠片でも分かればまた違っただろうか。
召喚された、ノイズが2体。 迷いのある拳では、致命傷を与える事は出来ないだろう。 回し蹴りで一先ずは距離をとるが、さて。
迷い子のように、後ろの丈司に眼を向けただろう。 彼はどう行動しただろうか]*
(+26) 2017/06/18(Sun) 10時頃
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[視界の隅で、>>@118去って行く死神を見た。 自分で手を下すまでもないと言うように。
それ以上彼に話す事は、目の前の化け物が許してはくれなかった]**
(+27) 2017/06/18(Sun) 10時半頃
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子守り パティは、メモを貼った。
2017/06/18(Sun) 10時半頃
子守り パティは、メモを貼った。
2017/06/18(Sun) 13時頃
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……ぁ
[彼の言葉>>+31がすとんと落ちた。
それと同時に、またフラッシュバック]
(+32) 2017/06/18(Sun) 17時半頃
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―――大丈夫、俺を信じろ!
[そんなこと言うなら、少しは強くなりなさい。 そう、笑いながら に言った、生前の記憶]
(+33) 2017/06/18(Sun) 17時半頃
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……っ!
[彼の言葉に応えなければ。ふぬけている場合ではない。 間合いを取らせるために、ノイズに向け、リーチのある足技を繰り出す。 そうすれば彼の精神のようにたくましい、赤い雄々しいサルビアが咲き誇っただろうか。 ノイズもまた、霧散されて逝くだろう]
(+34) 2017/06/18(Sun) 18時頃
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[ノイズがいなくなれば、丈司の方を見る。 この子の陰に、たまに違うものが見える。過去の記憶や……死を目の当たりにしたときは吐き気を催すほどの強い絶望。
いったいこの子は、あたしの、何?]
………ねぇ、聞いても、いいかな?
[彼から特に反対の意思がなければ、彼女は初めて「赤根丈司]と向き合っただろう]*
(+35) 2017/06/18(Sun) 18時頃
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子守り パティは、メモを貼った。
2017/06/18(Sun) 18時頃
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―― 回想 ――
[格闘術を学び始めた最初の動機はいたって単純だった。 弟がいじめられるというのなら、いじめた子に報復するため。それだけのこと。 師にそのことを話したら、バカモンと怒鳴られたっけ]
拳は人を殴るためにあらず。 なんのために強さを得るのか、しかと考えなければ真の強さは得られはしない。
[まーた説教かと。日本の老体は話が長いな、とどこかうんざりしたように聞いていた。
道場の中では師以外には負けなしだったし、技術面で問題なく、ライバルとなるような人もいなかった。 なのにどうして、あーだこーだ言われなければならないのかと。
あ、弟の下校の時間だ、と思う程度には話は耳に入っていなかった]
(+36) 2017/06/18(Sun) 18時頃
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………でも、この言葉だけは、どこか強烈に心に残っていた。
『誰かのために生きるというのは、卑怯とも言える。 己が本来持たなければならない責任を、相手のものにするということだからだ。 お前は強い。呑み込みが早く、技術も高い。だが根本の心が弱い。 守るための拳が欲しいというのなら、まず――』
(+38) 2017/06/18(Sun) 18時頃
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『己の足で、しかと大地に立ってみせろ。 誰かをおぶるのは、まずはそこからだ』
[「師、私今貴方のせいで正座させられているから立ちたいです」と言って、無言で鉄拳を喰らったのだっけ]
(+39) 2017/06/18(Sun) 18時頃
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[どうしてだろう、どこか彼の存在が前よりも大きくたくましく思える>>+37。 強い子なんだなと、どこか安心というか、嬉しく思う。 それに比べ、今の自分のなんと情けないことか。
あの死神の言葉は正しい。彼は、可哀そうだ。このままでは。 何とかしなくては、その思いはずっとある。変わりたい、そんな思いは死を経験して、ようやく彼女の中に芽生える。 ……だから、聞こう。だから、向き合おう。 その結果がたとえさらなる絶望を招くのだとしても]
(+40) 2017/06/18(Sun) 18時頃
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……丈司君、怒らないで聞いてほしいの。 あたし、貴方のことを知っている。大事にしなきゃいけない子だって、初めてこの世界で会った時から思ってた。
でもね、理由が分からないの。 君は、あたしの何だったのかな。
君も、あたしを知っているんだよね。 どうして君はあたしを知っているのかな?
[契約を結び、日をまたいで一緒にいた相手に問うのもかなり今更なものなのだが。 彼の表情はどう変わるだろうか。罪悪感と不安と、ほんの少しの期待を込めて、彼を見た。 丈司はどう答えるだろうか?]*
(+41) 2017/06/18(Sun) 18時頃
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[返ってきた答えは、空いてしまった隙間に埋まらんとする事実>>+42 図書係。そういえばこの子にあった時、彼はカバンの中に大量の本を入れていたっけ。 読むの?と聞いたら、上ずった声で返事をされたはず。 ………あの時、この子の隣に、誰かいた? それが、あたしの……弟?]
弟、の、クラスメイト。
[そうなると、自分には9歳下の弟がいたということになるのだろうか。 その瞳は真剣で、嘘をついているようには見えない>>+42
自分はその、弟、が大事だったのか。あの死神が言っていたエントリー料として選ばれるほどに]
[丈司から弟の存在を聞かされても、思い出すことはないのだけれど。隣にまた来ることもないのだけれど]
………そ、っか。
[あぁそうなのか。あたしには弟がいたのか。 亡くした事実が、言葉上でしかないにせよ、戻ってきた]
(+43) 2017/06/18(Sun) 19時頃
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……ねぇ、その、あたしの……弟、はいい子だった? あたしに似ていたのかな?
[エントリー料として取られたのなら、このゲームに「勝利しない限り」戻ることはないのだろうけれど。 どうしてか無性に、あたしの「弟」について聞きたくなった。
丈司から弟の話が出るのなら、そのたびにどこか心が温かくなるだろう]
そっか……そ、か。 あれ? ………あれ?
[優しい声で紡がれる「生前の」話を聞いているうちに、ぽろぽろと、涙があふれてきた。 弟について今の自分が思い出せることはないのだけれど、身体が覚えているということなのだろうか。 涙の理由は、今の彼女にはわからないが、おさまることを知らずに、ただ、はらはらと流れ落ちる。
小さなこの前で泣き出すとか、恥ずかしいのだが、丈司はどう対応しただろうか]*
(+44) 2017/06/18(Sun) 19時頃
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――…あぁ、もう、本当に
泣き虫だなぁ、と思う。恥ずかしいや。
でも、ね。今は、いいよね?今は、死んでるんだもの。
[小さな、けれど健気なナイト>>+46に、膝をついて、そのまま抱きしめた。 彼の肩が涙で濡れてしまうだろうけれど、気にしない。 強く強く抱きしめて、頭を優しくなでる。
この感覚は、やっぱり体のどこかで覚えている……おそらく、弟を抱いたときのもの、とは違うのだけど。 負けないくらい暖かくて、心を震わせる]
(+47) 2017/06/18(Sun) 20時頃
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ごめんね。ごめん。
ありがとう、本当に。
[涙声かもしれなかったけど、心からの言葉を告げる。 己の肉体の喉を震わせて、きちんと彼の生きた耳に自分の声を届ける]
二人で、あたしの弟に会いに行こう。 あの子、きっと、待っててくれるよね。
[こんなに小さな体でも、一生懸命あたしをパートナーと慕い、守ろうとしてくれた子のために。 生き返る意味を与えてくれた子のために。
止まっていた心が、トクン、と動き出す]*
(+48) 2017/06/18(Sun) 20時頃
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子守り パティは、メモを貼った。
2017/06/18(Sun) 20時頃
子守り パティは、メモを貼った。
2017/06/18(Sun) 21時頃
子守り パティは、メモを貼った。
2017/06/18(Sun) 23時半頃
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