158 Anotherday for "wolves"
情報
プロローグ
1日目
2日目
3日目
4日目
5日目
6日目
エピローグ
終了
/ 最新
1
2
[メモ/メモ履歴] / 発言欄へ
視点:
人
狼
墓
少
霊
全
全て表示
|
[この背を、追う事は、どうか やめてほしい。]
[――託したガーネットを思う。]
…………噫、そんな事を考えていたから、か。 こうして、ここで。
何にもできないのが、 そんな…への「罰」なのかもしれないなァ……?
[けらり、と自嘲気味に笑えば、 影の尾はゆらりと揺れた。
――ジョスランの姿が見えた。>>48 少しドライなところはあるが、 今のヨハネスに声をかけてくれているだけ有難い。 >>61否定したがるような言葉に、笑う。]
……はは。ドブにでも捨てておけ。 そこの黒焦げのゴミなんてさあ。
(+23) 2015/05/17(Sun) 19時半頃
|
|
[笑って、影はローブの裾らしきものを翻し 逃げるように教会を歩き去る。
少女の姿は>>50見えただろうか。 マーゴットに銀の薔薇を与えたという少女。]
( 罰を与えようとするなら、きっと…… )
[思って、笑って、その場を歩き去る。 向かう先は己の自宅。**]
(+24) 2015/05/17(Sun) 19時半頃
|
|
― 回想:3日目 ―
[体温を無くした自分より小さな体を 静かに見下ろす琥珀色の目は、 レンズの向こうで見せる感情を曖昧にしながら 戻ってくるサイラスの姿を捉える。>>79]
「……すまねぇ、先生」
( マーゴットを頼むと、言ったじゃあないか、 )
[理不尽な叱責を向けようと口を開きかけて その瞼が赤く腫れていることに気づく。 力なき蒼い目。
きっと、彼が一番悔しかったに違いないのだ。]
(+28) 2015/05/17(Sun) 23時頃
|
|
…………。
[何か声をかける前に足早に歩き去っていく サイラスの姿を見送る。 マーゴットの体の重みを感じ、眉根に皺を寄せた]
…………辛かったな、君も。
(だけど、 酷でも
この娘が、 土に埋められこの世を去る瞬間までは ……君に、見届けてほしかった )
[それは父親面した男のエゴに他ならず 村医者は息をすいこみ、吐き、空を仰いだ。
……吹き荒ぶ風が、泣き声のように聞こえた。*]
(+29) 2015/05/17(Sun) 23時頃
|
|
― →自宅 ―
[コツ、コツ、コツ。]
[音が響く。]
[コツ、コツ、コツン]
[喧騒の中を、縫うようにして村外れの方へと。 教会の方で騒ぎが起きているせいか、 村医者の住居のあたりは、閑散としていた。
がら、と――いつものように 戸を開くまねをしたが、実際は開いていない。 見えていないかのように そのまま自宅へ足を踏み入れた。]
(+30) 2015/05/17(Sun) 23時半頃
|
|
[――昨日は何をやっていたんだっけ。 そうだ、クラリッサに頼んでいた草を そろそろ取りに行かないとと考えていた。
このまえ化膿止めもあげてしまったから ストックがない。作らねば、と考えていた。
次第に昇りだす朝日に、照らされる室内。 机に転がる仕事道具。 本に挟まれた栞の場所。 壁の染み。 猫が飛び出していったであろうベッド。
そういったものが静かに朝陽に照らし出される。
何一つ、変わりはしない。]
(+31) 2015/05/17(Sun) 23時半頃
|
|
[朝食を作っていない。 どうせ、いつ帰ってくるかもわからないが まあ、ひもじいのは嫌だろうからな――と 鈍く光る包丁を取ろうとして]
[ ――どんどん、と扉が叩かれ開かれる。]
「スティーブン先生!」
なんだい
「教会の火事で――」
ああ、あそこで死んでるの僕なんだぜ。 笑えるだろ
「……くそっ、いないのか!こんな時に!」
……怪我人は……?
(+32) 2015/05/17(Sun) 23時半頃
|
|
「薬屋に――」
( …………、 )
なるほど。こりゃあ、悪趣味だ。
[ 包丁に触れる。 銀の刃は、影を傷つけることすらなく。
確かに「ここにいない」という 現実を、影につきつけていた。]
(+33) 2015/05/17(Sun) 23時半頃
|
|
[くる、とローブの影を翻し、自宅を出た。
再び歩いていく。 村の中央にある教会から燻る煙。 空に溶け込めず、穢い色をしているように見えた。
道中、金色の髪が見えた。>>101 その隣に立ってみる。]
………。
[眼鏡のような影を直す仕草。 それから、笑うように肩を揺らし、 拳を一度握って震わせた。 「生きてたら一発ぶん殴ってる」とでも言いたげに。]
(+37) 2015/05/18(Mon) 00時頃
|
|
そんなんでどうする。 大丈夫、 大丈夫。 ……君は強いよ。サイラス。
[その拳を解いて、サイラスの背をとん、と叩いた。 どうにも、彼が一連の犯人だと思えない。
――否、そもそもこの影は、生きていた頃から あまり強く人を疑えぬ性質では、あったのだが。
何はともあれ。 今は一人たつ彼の背を、応援するように再度叩いて またどこかへと歩いていく*]
(+38) 2015/05/18(Mon) 00時頃
|
|
[ ざららら、と潮騒のように草葉が舞う。]
……やっぱり、出られない か。
[ある程度まで進むと、足が引き戻される。 肉体はないのに痛みを感じるように。]
――見届けろ、という事、なのかね。
[ きな臭い匂いと共に、歩きだす。 アネモネが揺れていた。]
[風に乗って届く声。>>158>>160
盗み聞くつもりはなかったが いつのまにか墓の近くに来てしまっていたようだ。 少女の咽び泣く声が胸に痛い。]
(+50) 2015/05/18(Mon) 03時頃
|
|
(君のお母さんもお父さんも、 殺してしまった…な)
[村医者はルパートの無実も何も、知らないから 何がどうなっているのかもまた知らないが。 向けられた刃のような言葉を思い出している。]
「さっき聞こえた、投票の話。 もしそんなものをするんだったら
わたしは先生が死んだらいいと思う。」
……人を呪わば、穴二つってな。
[それが皮肉なのか自嘲なのか、 影自身にもわからなかった。 ただ、もやもやと白く、胸に燻るものに そっと手を当てて、空を仰ぐ。]
(+51) 2015/05/18(Mon) 03時頃
|
|
( ……そもそも、どうして…… )
[「裏切り者」の人狼は、人を殺す禁を犯し その上、同族まで殺してまわっているのだろう。
――投票にて過ちを正せと、最初に言ったのは自分だ。 それが裏切り者たちを刺激することになって 教会に火災を起こさせ、 (あの時はそういえば、呼ばれていた気がするが。 死んだショックからか、上手く思い出せなかった。) 無関係な人々までも巻き込んだ とするなら。]
…………はァ。 馬鹿らしい……。
[……この体では、ヤケ酒も飲めはせんのだ。]
(+52) 2015/05/18(Mon) 03時頃
|
|
[死んでも尚色々と苛まれる事に 改めて自分の罪の重さを自覚しながら、 疲れ果てたかのように影は、再び森へ。
少し開けた場所に出ると、 幼い頃登った木の根に座り込む。
風に蒲公英の花が揺れる中、 影は、無い瞼を静かに閉じた。*]
(+53) 2015/05/18(Mon) 03時頃
|
|
― まどろみの中 ―
[ うつら、たゆたう意識。 ] [ 誰かが咽び泣く声が聞こえた。]
( マーゴット。 そうやってすぐに泣くんじゃない。 )
( ……マーゴット。 )
[暗闇の中、白い手首をぎゅうと握って、 抑えようとして、>>+4 その幻影は男の手をすりぬける。]
[――そうして、響き渡る泣き声に耳を塞いだ。]
(+81) 2015/05/18(Mon) 20時頃
|
|
[ それはラディスラヴァの嗚咽に聞こえた。 それはメアリーの「やめて」という声に聞こえた。 それはグレッグの「叔父さん」という声に聞こえた。 それはサイラスの萎れた声に聞こえた。 それは「ヨハネス」の血を吐くような叫びに聞こえた]
(泡を吹かせるのは此方のほうだったが) (置いて逝く方も悔しい事を、君は知らない。)
[ そしてまた、それはあの日背を向けた友>>0:456の 声無き泣き声のように、聞こえた。]
(+82) 2015/05/18(Mon) 20時頃
|
|
( ……キャサリン。) (僕は、どうすればよかったんだろうか)
[彼の涙を拭うものは。 ただ。妻のたおやかな白い指先であるべきだった。
――奪ったのは自分だ。医者の顔をして 何一つ守れはしないこの自分だ。]
(……泣いているのは、誰ですか。) ( 心の痛みに効く薬はありませんか。)
[噫、患者が沢山いるのに、 男はそれを救う術を 一つも持っていなかった。]
( 必要なのはきっと誰かの温もりで そしてそれを与えるのは、 自分の役目では ない。 )
(+83) 2015/05/18(Mon) 20時頃
|
|
[知っている。よく知っていた。 ならば、どうすればいいかわからなかった。
だからこそ、あの時。>>2:358>>2:360 そして彼に「誘われ」た時。
男は、優しさと反対の道を行った。 あの家族から更に父を奪う事になると知りながら 大義名分をたて、信じた道を進む事にした。 話し合うこともあるいは出来ただろうに。 うらまれることなど重々承知だった。]
(+84) 2015/05/18(Mon) 20時頃
|
|
[――……「村医者」を罰すならば、 一番最後につるし上げればよかったのだ。 すべての罪を押し着せて、 「疑いあいを唆した、こいつこそが大罪人だ」と そう云って処罰してしまえばよかったのだ。 それを予感し、受ける覚悟すらあった。]
( ……残念だったね……。)
[それとも、「裏切りもの」たちは (それが男の予想する彼らだったならば) あの火刑で少しは、溜飲が下がったのだろうか。
そうならばいいなと思う。 きっと、生きる限りそうではないんだろうなとも思う。
罪は人の心にすまうもの。 けして、逃れられはしないものだから。]
(+85) 2015/05/18(Mon) 20時頃
|
|
[ 夢の中に彼の背を見た。 無邪気に声をかけていた時は最早遠く 降り注ぐ雨の中立つ彼の姿は 一層、孤独なように思えた。 ]
( ……ルパート。 )
( ………………、僕は)
[ 聞き覚えのある足音が聞こえた。 ]
(+86) 2015/05/18(Mon) 20時頃
|
|
― 現実へ ―
[目を開ける。 顔も体も、依然として真っ黒な影のまま。
( ……足音。)
視界の端に、蒲公英が揺れていた。 白い綿毛が風にそよいでは、
( ……噫、聞きなれた、足音だ。)
一つ、また一つと飛んでいく。]
タンポポの綿毛を一息に吹き飛ばす。 ――種が残らなければ、恋が叶うんだと。
昔、よく遊んだ人間の子が言ってたよ。
(+87) 2015/05/18(Mon) 20時頃
|
|
[彼女はとうの昔に亡くなったが。]
[影は前を向いたままそういうと、 ずるりと立ち上がり、
彷徨う幽霊の目の前に立った。>>+80 自分が抉った首の惨状がそのままなのを見ては、 虚勢の様な笑顔を浮かべる。 全て黒く塗り潰された顔では伝わりはしないが]
…………やあ、ルパート。
[そう、静かに元友人の名を呼んだ。*]
(+88) 2015/05/18(Mon) 20時頃
|
|
[焼かれた体に未だ炎が燻るように ゆらりと尾のような影が揺らめいた。
――かちり、と影の爪が一度鳴る。 (誰が彼を殺したのか)
ひゅう、と虚ろな空気が通う音。 (あの喉を抉り殺したのは自分)
つ、と骨ばった首から、ぽたぽたと血が滴る。 (あの血を掌で受けたのも、自分)
呼ばれた名と、続かない言葉。 (…………ああ、変わらないな、何もかも。)
彼が――ルパートが、何を知っているのか、 何も知らない影は、彼が眉を顰めた理由を 正しくは理解していない。 ただ、死んでもまだ痛いのか、と思っただけだ]
(+93) 2015/05/19(Tue) 00時半頃
|
|
[長い長い沈黙の中、 影は、無い目でただ鳶色を見つめている。]
……………。
[ 彼が一歩。踏み出せば 花は折れることなく、綿毛を揺らすだけ。] [ 何を、と思う。]
………… は。
[小さく息を吐いたのは、沈黙が重かったからで。 それから、小さく肩を竦めて、それは少し 憎たらしげな仕草に見えただろうか。]
(+94) 2015/05/19(Tue) 00時半頃
|
|
…………子供の時は、 一晩寝りゃすぐ仲直りだったのにさ。 なんだって、僕ら今こんなに不器用なんだ。
謝られるような事は、されてない。 (むしろ謝ることの方が多すぎるんだ) それでも。
[相も変わらず、彼を目の前にすれば 胸が痛み、心が血を噴出すような心地がするが 少しだけ向き合えるようになったのは 最早、死んでしまったから、というのが大きい。]
ルパート。 ……何か、あるのかい……?
[喋ることさえ辛そうな彼に 問う声は、できる限り柔らかく。 まるで診察中の医師のような口調で問うた。*]
(+95) 2015/05/19(Tue) 00時半頃
|
|
[少しでも柔らかく、話し辛いなら、話しやすいように。 それは友に向けるものとしては、 少し、距離が遠いものだった。
呼びかけられる。 手を伸ばされ、>>+96 そして届かず落ちる。 まるで何かを恐れるようだ。
年月が経っても変わらないのか、 それとも年月が人を臆病にするのか。
ルパートの唇から零れる言葉は、 どこまでも、どこまでも不器用で 何がどうだっただとか そういった具体的なものを置き去りにして 搾り出すように彼の心情だけを描き出す。]
(+100) 2015/05/19(Tue) 03時頃
|
|
[――……そうして、言葉だけ置いて、 彼はまた、ついと背を向けるのだ。>>2:269]
(+101) 2015/05/19(Tue) 03時頃
|
|
君のほうが辛かった……だろう。 キャサリンが死んで、 君一人で家族を支えて……。 うらんでない なんて嘘をつくなよ。
[許しは請わないと言った筈だ。 それなのに、こうして謝りにきた。 それは多分、相手も辛いからなのだろう。]
…………ルパート。
[呼んでも彼は振り返らなかった。 その背が、酷く悲しいものにみえたのは何故だろう。 泣いているように見えたのは、何故だろう。
影は息を吐く。 胸に空いた風穴から白く靄が零れた。]
(+102) 2015/05/19(Tue) 03時頃
|
|
ルパート。君は、「また」、……そうだ。
[一歩。]
僕の答えも、声も。何も、聞かずに そうやって……いつも、いつも、背を向けるんだ。
[二歩。] [進むごとに影が薄まる。] [隣に立つ頃には、 影は生前の姿をほんの少しの間、取り戻して]
勝手だなあ。ルパート。随分と勝手だ。
[その背に触れた。 幾度か、とん、とん、と叩いて撫でる。 喉奥につかえた痛みを流そうとするかのように]
(+103) 2015/05/19(Tue) 03時頃
|
|
ごめんな。 苦しかっただろう。辛かっただろう。
…………もう、いいんだ。ルパート。
(背負わなくたっていいんだ)
[そう言って静かに、空を見上げた。
できる事は、ただ、 この友の背に負った悲しみが少しでも軽くなるように 寄り添う事くらいだったが。
――それすらもおこがましいか。 ルパートの背を撫でながら、小さく自嘲した。**]
(+104) 2015/05/19(Tue) 03時頃
|
1
2
[メモ/メモ履歴] / 発言欄へ
情報
プロローグ
1日目
2日目
3日目
4日目
5日目
6日目
エピローグ
終了
/ 最新
視点:
人
狼
墓
少
霊
全
トップページに戻る