272 【R18RP】十一月と、蝶が奏でる前奏曲
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――― 一日目 ―――
[ ずっとずっと、好きだった。>>1:334 君の声が、すっと心に染み入って。 じわりじわり、幸福感で満たされていく。
うん、私も好きだったよ。 いつから?って聞かれたら。
多分君と、同じ頃から。 ]
(0) 2019/11/07(Thu) 13時頃
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[ なのに、 ]
(1) 2019/11/07(Thu) 13時頃
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[ 君は、私の心変わりを心配しているみたい。 それも5年、10年の未来の話ではなく。 明日なんてすぐ近くの。
考える。何が君をそんなに心配させているんだろう。 私は本当に、君が好きなのに。
ああ、でも……。 君の不安に対して。 確かに一つ、心当たりがある。
それが正答かはわからない。 だから口に出して確かめてみる。 ]
そうだね。 私は君が好きだけど。
(2) 2019/11/07(Thu) 13時頃
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もしもの話だけど。 もし誰かが私に告白したら。 私はその人が誰でも、 お付き合いしたかもしれない。
[ "優しい子"だと。>>0:6 私を評価してくれる人もいる。>>0:290
でも決してそうでないことを。 少なくとも私自身は知っている 心根が美しいのではなく、
ただ、私は―――……]
(3) 2019/11/07(Thu) 13時頃
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私、お願いされると断れないから。
[ 少し、壊れてしまっているだけ。 ]*
(4) 2019/11/07(Thu) 13時頃
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[ ―――中学生の頃。 まだ私が比較的活発な少女だった頃。 君を知らなかった頃。
屋上に呼び出された私は、 初めて男の子に告白された。 ]
(5) 2019/11/07(Thu) 13時半頃
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[ 相手は隣の席の男の子。 別に嫌いではなかったと思う。
ただ、まだ早いかなとか。 今は中学生活を楽しみたいし、とか。 この人のこと、まだよく知らないし、とか。
そんな些細な理由で、 私は告白を断った。
彼はそっか、と微笑んで。 ]
(6) 2019/11/07(Thu) 13時半頃
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[ 罵倒も呪詛もなく。 ただ別れの言葉を一つ残して、>>1:68
そのまま屋上から、地面に落ちて行った。 ]
(7) 2019/11/07(Thu) 13時半頃
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[ どうして? ]
(8) 2019/11/07(Thu) 13時半頃
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[ 最初から言ってくれればよかったのに。
私が断ったら死ぬんだって。 そうしたら、私は――――。
……どうしたんだろう? わからない。
……ただ一つ確かなこと。>>0:4 あの時私が頷いていたら、 未来は全く違うものになっていたでしょう。 ]
(9) 2019/11/07(Thu) 13時半頃
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[ 事件の発覚は避けられなくとも。 その場に綿見真名という少女がいたことは 表向きには隠された。
それでも、真相を知っている人はいる。 警察、教師、……死んだ子の、両親。
突然子供を失ったショック。 そう容易く割り切れるものではなくて。
彼らは、 私を恨み、憎み、罵ることを止められなかった。 ]
(10) 2019/11/07(Thu) 13時半頃
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[ 私(お前)さえ、断らなければ。 ]
(11) 2019/11/07(Thu) 13時半頃
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[ 中学校の時。 ふさぎこんでいた私を生徒会に引っ張って。 私が余計なことを考えずに済むように 仕事漬けにしてくれたのは嶺二くん。
進学に戸惑っていた私に。 願書まで取り寄せて、 同じところに来いよと誘ってくれたのは嶺二くん。
高校二年生の文化祭。 こんな私に告白してくれたのは嶺二くん。
大学を卒業したら、そのまま結婚しようって。 プロポーズしてくれたのは嶺二くん。 ]
(12) 2019/11/07(Thu) 13時半頃
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[ ……気付けば私は、 その全てに対して、>>0:109 断ることができなくなっていた。 ]*
(13) 2019/11/07(Thu) 13時半頃
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[ もし私の言葉に対して。>>4 君が詳細を求めるのなら。 これらのことを、包み隠さず答えたと思う。 当然、私が知らない未来のことは除いてだけど。
君はどう感じただろう。 呆れたかな、面倒くさいと思ったかな。 私のこと……嫌いになったかな。
勿論、知らないままでも構わない。 ]
(14) 2019/11/07(Thu) 14時頃
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[ 私が知ってほしいのは、別の事だから。 ]
私は、君が好きだよ。 明日も、明後日も、明々後日も。
何年経っても、きっと心は変わらない。
[ たとえ違う人と結婚することになっても、とは。 口にはしなかったけれど。 私はさらに、君に願いを続ける。 ]
(15) 2019/11/07(Thu) 14時頃
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……君が私を、君の物にしてくれるのなら。 私も勇気を出せると思う。 これは仮定の話だけれど。 もし誰かに告白されたとしても。 頑張って断れるようにする。
[ 君が頷いてくれたなら。 私の帽子を奪ってくれたのなら。 君の帽子を与えてくれたのなら。 私は約束を守るでしょう。
トラウマに縛られた少女が 少年の愛によって、その呪縛から解き放たれる。 そんな美談を、体現するように。 ]
(16) 2019/11/07(Thu) 14時頃
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[ ………嗚呼、何故、 この物語は"二日間"だったんだろう?>>#0:1 ]
( 謎の黒い男の存在すら知らない私が、 その疑問に至ることは当然ないのだけど。 それでも責めずにいられない。 )
(17) 2019/11/07(Thu) 14時頃
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だから私と、デートしてほしい。
[ 一日で終わってくれたのなら。 せめてこの夢の中くらいは、
美談とハッピーエンドで幕を閉じられたのに。 ]**
(18) 2019/11/07(Thu) 14時頃
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[ ひらり、蝶が羽ばたいた。 それはきっと、君が生徒会室を訪れた瞬間。 でも今聞こえるのは もっと別の音。>>67
好きでもない男性の前に体身体を開く。>>69 そうだね、きっと。>>0:314 そんな未来も、どこかにあったかもしれない。 ]
(86) 2019/11/08(Fri) 11時頃
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[ 私を、救う? 落ちた言葉に、ふるふると首を横に振る。 ]
……忘れないで。
君が隣にいてくれるだけで、私は幸せなんだよ。
[ 君が私にくれた帽子。>>68 そのお返しとばかりに。
私の赤い帽子を君の頭に乗せて、 君に向かって微笑んだ。 ]
(87) 2019/11/08(Fri) 11時頃
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[ そして、世界は壊れ始める。 ]
(88) 2019/11/08(Fri) 11時頃
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[ 後夜祭の後。 私は嶺二くんに呼び出された。
言霊ってあるのかな。 たとえ話のはずなのにね。>>16 そこで私は彼に告白された。
もし全校生徒に見守られて、とかだったら。 少し厳しかったかもしれないけれど。 その時の彼は、私の帽子を持ってはいないから。 約束通り、私はその願いを断った。断れた。
私は君が好きだから。 私は君の物だから。
……少し、誇らしい気持ちすらあったんだ。 ]
(89) 2019/11/08(Fri) 11時半頃
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[ 文化祭の次の日は、振替休日。 私の知らない私は、 嶺二くんの彼女だったから。 おそらく彼とデートでもしていたんだろう。
勿論そんなことは知らないまま。 私は君との初デートに浮かれていた。
あーでもない、こーでもない。 鏡の前で洋服と睨めっこ。 それでも集合時間の31(0..100)x1前には。 待ち合わせ場所についたと思う。
君を見つければ、駆け寄って。 その隣で笑いかけた。 ]**
(91) 2019/11/08(Fri) 11時半頃
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どうして謝るの。 私が楽しみで早めに来ただけだよ。
[ 待ち合わせまで、あと20分もあるのに。 君も早く会いたいと思ってくれた? なら、嬉しい。 ……そうだね。私のことだから。 嶺二くんにこんな服装がいいってお願いされたら。 すんなり頷いただろうね。
嶺二くんのリクエストは、清楚系が多かった気がする。 今日の私はデニムのパンツで。 確かに印象は違うかもしれない。 ]
(164) 2019/11/09(Sat) 00時頃
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[ 嶺二くんの告白に関しては。 私からは言わなかった。 別にやましい思いがあったわけではなく、単なる性格。 何かきっかけがあったら、すんなり口にしたと思う。
繋がれた手。 私は無言だったけど。 その代わりぎゅっと、少しだけ力を込めて。 ]
……好きなもの。 何だろう。
[ 突然言われてしまったから、 すんなり答えるのは難しかったけど。 君が望んでくれた事だから。 私なりに、一生懸命考える。 ]
(165) 2019/11/09(Sat) 00時頃
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……そうだね。 服でもアクセサリーでもいいから。
君と同じものが、欲しいな。
[ 少し時間をかけてしまった割には。 その答えは、 私の好み、とは少し違うかもしれないけど。
それは“私の好きなもの”には違いないから。 ]*
(166) 2019/11/09(Sat) 00時頃
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[ショッピングモールは最近完成したばかりのようで。 なかなかの賑わいを見せていた。 カップルの姿も多い。 開店セールの文字を眺めつつ、 私の歩く速度に合わせてくれる君。
私達も、カップルなんだよね。 二人並んで歩いているだけなのに 心はソワソワ、浮足立って。
ほんの10分くらいなのに。>>180 離れてしまった手のひらに寂しさを覚えつつ。 私はベンチに腰を掛けて、君を待つ。 ]
(215) 2019/11/09(Sat) 10時半頃
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……嶺二くん?
[ 待っている間の事。 メッセージの着信を知らせるアラートが聞こえた。 何だろう?生徒会の用事かな。 送信者の名だけ確認して。 取り出しかけたスマホを、再びしまう。
だって、君が戻ってきたから。 ]
(216) 2019/11/09(Sat) 10時半頃
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[ 包装された箱を丁寧に開く。 指輪とピアス。
事前に私が告げたリクエストを思えば ペアアクセサリーは予想していたけど、 二つというのは想定できなかった。
私は少しだけ眸を丸くしてから、 唇を綻ばせた。 ]
(217) 2019/11/09(Sat) 10時半頃
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ありがとう。 指輪、嵌めてもいい?
[ 頷いて貰えたら、 私はそれを左手の薬指に飾るんだ。 ……付き合いたての、昨日の今日で?
うん。 私は結構、重たい女だから。 ]
(218) 2019/11/09(Sat) 10時半頃
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ピアスは校則違反だから。 大学生になったら開けるね。
[ 最も君が今すぐつけてと言ったら この場でピアッサーを買いに走るんだけど……。 校則?愛の前には無力だと思う。 美味しいといいね。
"今の私が大学生になった姿。" 君が見ることは、絶対にない。 ]
(219) 2019/11/09(Sat) 10時半頃
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一緒の大学、行きたいな。
[ 何も知らない私は無邪気な子供の様に 君と歩む未来を疑わない。>>189
紺碧(12月)のピアスを一つ、指で摘まんで。 大切そうに仕舞い込んだ。 ]
(220) 2019/11/09(Sat) 10時半頃
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あ、あとね。 クリスマス・イヴは、一緒にお祝いしたいな。
[ クリスマスと、君の誕生日。 プレゼントは二つ用意しないといけない。 君がそうしてくれたように。
夢を見る少女は夢中で、 君と描きたい未来を重ねる。 いくつも、いくつも。 ]
(221) 2019/11/09(Sat) 10時半頃
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[ それはとても幸せな夢でした。
しかし、夢は必ず醒めるものです。 ]
(222) 2019/11/09(Sat) 10時半頃
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[ ――――飛び降り自殺らしいよ? ]
(223) 2019/11/09(Sat) 10時半頃
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[ ざわり、ざわり。 人と人の間を通って。 それが私の耳に届くまで 少し時間がかかりました。
ショッピングモールの傍。 施錠の甘いビル。 屋上から男性が一人……。 ]
(224) 2019/11/09(Sat) 10時半頃
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………。
[ 何となく胸騒ぎがして。 私は先程しまったスマホを取り出した。
嶺二くんからのメッセージ。 内容は、たった5文字。 ]
(225) 2019/11/09(Sat) 10時半頃
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[ さようなら ]
( ああ、また思い出してしまった。 そう言って微笑む誰かの顔。>>1:68 )*
(226) 2019/11/09(Sat) 10時半頃
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[ ……大丈夫だと思ったの。
嶺二くんは一人で羽ばたける 太陽みたいな人だから。>>1:201 彼とは全然違うって。 死んだりなんかしないって。
そんな保証、どこにも無いのにね? ]
(227) 2019/11/09(Sat) 10時半頃
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[ 富山柊季の中身が高校生ではなく。 数年先からやってきた 未来を生きる人間だったように。
綿見真名が優しいのではなく。 ただ壊れていただけのように。
富山嶺二にも。 私達の知らない一面があったって>>145 ちっともおかしくはない。 ]
(228) 2019/11/09(Sat) 10時半頃
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[ 何のことはない。 私達は全員、嘘吐きだった。 ]
(229) 2019/11/09(Sat) 10時半頃
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[ 何が彼を死に駆り立てた?
想っていた少女が、 別の男性を結ばれて。 仲良く寄り添う姿を見てしまったこと?>>179
その相手が、 恋路を手伝うと言ってくれたはずの>>0:286 誰よりも信頼する、 最愛の弟だったこと?>>>>0:61
それとも別に絶望なんかしていなくて。 ただの当てつけのように? ]
(230) 2019/11/09(Sat) 10時半頃
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[ ……ただ一つ確かなこと。 あの時私が頷いていたら、>>89
未来は全く違うものになっていたでしょう。 ]**
(231) 2019/11/09(Sat) 10時半頃
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[ それはきっと、蝶の羽ばたき。 どこかで聞いた 声 どこかで聞いた 音 もしも あの日 わたしとあなたが出会わなければ。>>1:190 これは「明日」が始まる前の、前奏曲。 ]
(288) 2019/11/09(Sat) 22時半頃
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未来?
……ごめん。 言っている意味が、よくわからない。
[ 不穏なざわめきと、スマホのメッセージ。 私は混乱しているんだろうか。 君の言っていることが、 きちんと理解できなくて。
その事実が、さらに私の心を搔き乱す。 ]
(289) 2019/11/09(Sat) 22時半頃
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……それじゃあね。 未来から来た、感想はどうだった?
[ 触れるだけの優しいキス。
こんなに傍にいるはずの君が、 何故か遠く感じられて。
君を繋ぎ止めるように。 私の知らない何処かへ行ってしまわないように。 必死で、言葉を紡いだ。
"この二日間は、 貴方にとってどのような二日間でしたか?" ]
(290) 2019/11/09(Sat) 22時半頃
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[ どれほど渇望したものでも。 いざ手に入ってしまえば。 こんなものかと、拍子抜けしてしまうかもしれない。 まるでどこかの、焼きそばのように。>>1:211
いや、それならまだいい。 もしかしたらそれは、 深い後悔と悲しみすら招くかもしれない。
胸騒ぎは増していく。 君の電話を鳴らす音。>>255 その正体が嶺二くんではないことを、 不思議と理解してしまえば。 予感は半ば、確信に。 ]
(291) 2019/11/09(Sat) 22時半頃
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[ 君の話す言葉の意味。 情けないことに、 やっぱりきちんと理解できないんだけど。
一つだけ、わかったのは。 私はきっと 強くならなければならないんだってこと。>>254
だから、私は首を振る。 君の願いを、拒絶する。>>257 ]
(292) 2019/11/09(Sat) 22時半頃
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私が選べるのは、私の未来だけだよ。
(293) 2019/11/09(Sat) 22時半頃
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[ ―――少し先の、未来の話をしましょうか。 それは、ここにいる富山柊季が知らない未来。
富山嶺二は死亡する。 彼は自らの旅路に、 スマートフォンは持って行かなかった。
警察は着信履歴から富山柊季を見つけたように。 送信履歴から、綿見真名を見つけ出す。 さようならのメッセージと共に。 ]
(294) 2019/11/09(Sat) 22時半頃
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[ 子を殺した相手を、親は決して許さない。>>2:10 兄を殺した女が弟と付き合う? ……許せるわけが、ないよね。
そして死んだのは人望の厚い生徒会長。 友人も、教師も、君のご両親も。
私達が進む未来は、 決して誰にも祝福されない。>>259 ]
(295) 2019/11/09(Sat) 22時半頃
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[ ……それにね。私、知っているよ。
言葉にできること、できないこと。 いろいろあったとは思うけど。 どんなに憎んでも、羨んでも。
君は、"お兄ちゃん"が好きだった。 ]
――― だからね。
(296) 2019/11/09(Sat) 22時半頃
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君の未来は、君が選んで。 [ それがどれほど、 痛みを伴うことだとしても。>>262 ]
(297) 2019/11/09(Sat) 23時頃
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私は、もうとっくに選んだから。
[ ――― どうか忘れないで。>>87
嶺二くんの元へ向かう君。>>261 見送る私はきっと。 泣きそうな顔で、笑っていた。 ]**
(298) 2019/11/09(Sat) 23時頃
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