人狼議事


24 ロスト・バタフライ

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視点:


この村にも恐るべき“人狼”の噂が流れてきた。ひそかに人間と入れ替わり、夜になると人間を襲うという魔物。不安に駆られた村人たちは、集会所へと集まるのだった……。


【人】 厭世家 サイモン

嗚呼、聞こえる。やつの足音が聞こえる……。

(0) 2011/01/21(Fri) 02時頃

村の設定が変更されました。


天のお告げ (村建て人)


 あなたはこの、死者が眠る地に訪れた。

 ――――理由?
 死者に会いたいから、だろうか。
 何だって問わない。

 幻想的な、霧に包まれた地。
 その地には、蝶々が、飛んでいる。

 幾ら捕らえても何処からか生まれてくるように、
 この地に常に蝶は舞い続ける。

 あなたはこの地に訪れた際に
 とある代償を払っている。
 

(#0) 2011/01/21(Fri) 02時半頃


天のお告げ (村建て人)


 あなたは"死者に会える"という囁きが故に
 この地に訪れ、訪れた代償として、
 大切な何か半分を失った。

 その何かは人によって違う。体か、心か、
          ―――兎角、"何か半分"、だ。

 即ち、訪れる者は皆、半分、死んでいる。

 生きたいのならば――
         『片羽をさがすこと。』

 片羽は物かもしれない、
 人かもしれない、

                 それはあなた次第。
 

(#1) 2011/01/21(Fri) 02時半頃


天のお告げ (村建て人)


 初めに触れるものは何だろうか。
 初めに見えるものは何だろうか。
 初めに発する音は何だろうか。

 物語の頁は温い風に吹かれ捲られて行く。

 はら、はらり。
 はらり、はらり。

 まるでこの地を彷徨う蝶の、軌跡の様に―――*
 

(#2) 2011/01/21(Fri) 02時半頃


天のお告げ (村建て人)は、メモを貼った。

2011/01/21(Fri) 02時半頃


村の設定が変更されました。


村の設定が変更されました。


漂白工 ピッパが参加しました。


【人】 漂白工 ピッパ



 ――おはよう。

[さらりと、ヨーランダの髪を撫ぜ、微笑む。
 他愛のない朝の挨拶にも、滲む愛情は不変のもの。

 閑静な墓地の隅に建つ小屋でのこと。
 其処に在るのは二人という存在。
 蝶の様に、片方が欠ければ失われてしまう。

 だけど其れで、好い。
 この二つに割った魂が在ってこそ、心地良い。

 私が生まれたのは、この日常を送る為だったのだと思う。]

(1) 2011/01/21(Fri) 02時半頃

墓守 ヨーランダが参加しました。


【人】 墓守 ヨーランダ



 ――おはよう、姉さん。

[髪を撫ぜる手に己の手を重ね、微笑む。
 他愛のない朝の挨拶にも、滲む愛情は永遠のもの。

 閑静な墓地の隅に建つ小屋はお世辞にも綺麗とは謂えない。
 其処に在るのは二人という存在。
 はらはらと舞う二つの羽。

 私が生まれたのは、この日常を送る為だったのだと思う。]

(2) 2011/01/21(Fri) 02時半頃

村の設定が変更されました。


【人】 漂白工 ピッパ

[返されるいつもの微笑みに緩く目を瞑り、
 唇は淡く笑みを模る。]

 着替えて、井戸に水汲みに行こうか。

[未だ、冷える、この時期。
 ヨーランダからそっと手を離し、
 古びた棚の前で夜着を脱いだ。
 
 右肩には淡い片羽の蝶の様な痣がある。
 寒さを主張するように、震える素肌。
 白いシャツの上にローブを羽織り、
 前を合わせた。]

(3) 2011/01/21(Fri) 03時頃

【人】 墓守 ヨーランダ

[姉の表情をじっと見つめては
 同じ色を一呼吸置いて面に浮かべる。]

 ええ。

[未だ、冷える、この時期。
 離れ行く手を視線で追い、
 肌蹴ていく姉の肌を伺う。

 矢張り一呼吸置いて、真後ろで同じ所作。
 左肩には淡い片羽の様な痣がある。
 姉の着替えが終わるのを裸のまま後方で待つ。]

(4) 2011/01/21(Fri) 03時頃

【人】 漂白工 ピッパ


 お待たせ。

[場を譲る様に一歩退くも、
 思わずくすくすと笑って]

 ヨーランダはいつもそうやって、
 私の真似をする。

 寒い、でしょ?
 私の着替えが終わってから脱ぎ始めればいいのに。

[或いは、それは真似ではなく無意識に起こる
 双児ならではの同一行動なのかもしれないが、
 裸で待っていた妹を見れば
 矢張り可笑しそうに、だけど気遣うような色を滲ませた]

(5) 2011/01/21(Fri) 03時頃

【人】 墓守 ヨーランダ


 別に。

[寒いかと問われれば素っ気無い言葉を返すも
 身体は姉同様に小刻みな震えを見せた。
 譲られた位置に歩み出ると姉と全く同じデザインの
 白いシャツ、ローブを羽織り]

 ………姉さん。

[前は止めず、ゆったりと姉に振り返る。
 止めて、と謂わんばかりに胸元を突き出すようにして
 くすくすと同じ高さの笑い声を立てた。]

(6) 2011/01/21(Fri) 03時頃

【人】 漂白工 ピッパ

 はいはい。

[素っ気ない言葉も何時もの事、と謂うようにあしらうも
 そのあしらう言の葉にも優しい色が滲む。]

 ヨーランダは甘えん坊。

[細い指を伸ばして、妹のローブの前を留めた。
 向かい合えば、目と目が同じ高さに来る。
 一拍置いて、そっと顔を近づけ、掠めるだけの口接けを妹の頬へ。]

(7) 2011/01/21(Fri) 03時頃

【人】 墓守 ヨーランダ


 うん。

[向かい合う、目と目。
 姉の目が離れようとも此方は離す事が無い。
 前が確りと留まれば、続く優しい口接け。]

 ………姉さんは慌てん坊。

[目聡く留め忘れた姉の前を一箇所見つけ
 細い指を這わせると、緩慢な動作で留める。
 指先はローブを滑り姉の頬へ。
 逃がさないとばかりに片方の頬を押さえたまま
 もう片方の頬へ口接けをした。]

(8) 2011/01/21(Fri) 03時半頃

【人】 漂白工 ピッパ

 ……。

[唇を離した所で、目敏く見つけられた留め忘れ。]

 お互い様ね?

[一寸誤魔化す様な言の葉ではにかんだ。
 ローブの前を留められ、次いで妹の手が己の頬に滑る。
 妹が呉れる其れに緩く目を瞑っては、くすりと笑う。]

 行きましょう。

[そっと妹の手を取って、先立つように外へ。

 薄ら寒い空気と張り詰めた幻想。
 今日の日も矢張り何処からいずるか、蝶々が舞っている。
 自分達にとってはいつもの光景の中を進んで。
 
 時間に置き去りにされた此の場所で、
 悠久の時の、*一欠片を*]

(9) 2011/01/21(Fri) 03時半頃

【人】 墓守 ヨーランダ

 お水も欲しいけれど。
 木の実も全て無くなってしまったの。

[取り合う手を確りと握り、
 前を行く姉へ小さな声を掛ける。
 張り詰めた空気の中を舞う蝶は夢幻の如く
 二人の行く先に絶える事無く現れた。]

 少しで、いいわ。
 採って帰りましょう?

[欲はきっと夢幻を食い潰す現実。
 はっきりと言葉にはせずとも、問い掛けは
 一欠片すら手放せない、此れもまた*欲*]

(10) 2011/01/21(Fri) 03時半頃

漂白工 ピッパは、メモを貼った。

2011/01/21(Fri) 03時半頃


墓守 ヨーランダは、メモを貼った。

2011/01/21(Fri) 04時頃


執事見習い ロビンが参加しました。


【人】 執事見習い ロビン

―― ある日の昼下がり ――

死者に会う事の出来る森…――― で御座いますか

[一年ほど前に奥方様が身罷った後、旦那様は事ある毎にそのようなお話を致します。その森は常に霧が蔽い、先を見る事も叶わぬその中で、なぜかはっきりと見る事が出来る蝶の舞う地・・・なのだそうで御座います。そこにあれば、常夜の闇に沈んだ魂とすら逢瀬が叶うのだ、と、旦那様は覇気のない表情のまま私にそう仰います。正直に申しますと、私は少々心が痛う御座います。出来る事なら、昔の旦那様に戻って頂きたい。そう考える事は、間違っておりましょうか。
私が御奉仕させて頂いております御屋敷は、死者の御霊に見える事が出来ると噂のある森から、5日の距離に御座います。遠くも御座いませんが、近くも御座いません。ですから、私は旦那様に申し上げたので御座います。]

旦那様、私がその森を見て参りましょう
誠に、死者に見る事の出来る森なのかどうか

(11) 2011/01/22(Sat) 20時半頃

執事見習い ロビンは、メモを貼った。

2011/01/22(Sat) 21時頃


【人】 執事見習い ロビン

―― 現在・霧の中 ――

森と言う話でしたが、ここは

[旦那様のお話にあった、死者と見る事の出来る森。近隣に住む者の話によると、この場所のようなのですが。森は森でも、ここは死者の眠る森・・・・墓地。言うならば、石の森で御座いましょうか。やはり噂などはあてにならぬと、そう思いました。]

正しかったのは、霧と…――――― 君達ですね

[この霧の中、目の悪い私にすらはっきりと、その姿を見る事が出来ましたのは蝶。お話にあった、不思議な蝶。この蝶がいたと言うだけで、旦那様は満足して下さいますでしょうか。]

(12) 2011/01/22(Sat) 21時頃

執事見習い ロビンは、メモを貼った。

2011/01/22(Sat) 21時頃


【人】 執事見習い ロビン

――――…いや、無理でしょう
旦那様は、蝶が御覧になりたいわけではありませんから

[手を伸ばし蝶を掴もうかと試みましたが、そもそもそれは掴む事の出来る物だったので御座いましょうか。ずきん、と体に痛みが走ったのは、なんだったので御座いましょう。何やら、妙に体が重いように感じるので御座います。]

はっ…―――――?

[何か、そう何か、大事な物を失った。そう感じたのは、一匹の蝶が私の肩に止まり、羽を休めた時で御座いました。]

(13) 2011/01/22(Sat) 21時半頃

水商売 ローズマリーが参加しました。


【人】 水商売 ローズマリー

会いにきた、よ。せんせい?

[霧に包まれた、空を見上げる。
蝶がひらひらと舞う。]

……また、抱きしめて。
うん、嬉しい。

[女の伸ばす手の中には何もない。それでも満ち足りたように、呟いた]

(14) 2011/01/22(Sat) 23時半頃

【人】 水商売 ローズマリー

せんせい、せんせい? ようやくついたよ。
ずっとお話はしてたけれど。けれど。

それでもわたしは一人だったから。

[霧の中、森を進む。開けた場所に出ても、そこはなお、霧深い]

……けれどおかしいな。せんせい? どこにいるの?
わたしは……わたしは。

せんせい? せんせい? 返事を。して?

[見えない空を見上げながら、懇願するように、石の上に座り込んだ]

(15) 2011/01/23(Sun) 00時頃

【人】 水商売 ローズマリー

 ……どうして、わたし。先生を好きだったんだろう。

[ふっと、呟いて、胸に手を置く]

 けれど、わたしにはせんせいしか、いなかったから。

[ふるふると首を振って、また。墓の上に座りながら、『せんせい』の名を呼ぶのだった]

(16) 2011/01/23(Sun) 00時頃

水商売 ローズマリーは、メモを貼った。

2011/01/23(Sun) 00時頃


鳥使い フィリップが参加しました。


【人】 鳥使い フィリップ

[――深い霧の中で目が覚めた]

[身じろぎは湿気に冷えて重い。
ふわり――軽いのは、色鮮やかな蝶。
眠る身体で羽を休めていたのだろうか。
飛び立つ蝶は、まるで自分の身体から剥がれ落ちたかのよう]

――ま… て、

[伸ばした手]
[不意に耳に届く、空気を孕み揺るがす羽ばたきの音]

[逸れた意識。手は蝶を掴めず空を切る。
行く先に目を凝らしてみても、すぐに霧に紛れて目で追う事も叶わない。
視線巡らせてみても音の主も、見えぬまま。

ひとりの青年が目を覚ました頃。
ここからは見えぬどこか、
霧の奥深くで色鮮やかな鳥が羽ばたいた――]

(17) 2011/01/23(Sun) 00時頃

水商売 ローズマリーは、メモを貼った。

2011/01/23(Sun) 00時頃


【人】 鳥使い フィリップ

[深い。白い闇。
あまりにも深すぎて――視界が霞んでいる。錯覚。
濡れた地面を探る手、冷たい金属に触れる。
銀縁の眼鏡。拾い上げて目元に収める。
一連の動作は青年に馴染む]

[けれど]

…あれ。

[眩暈。馴染まない視界。ずきりと何処かが痛い。
頭の中の靄をかき消すように、頭を振る動作で眼鏡を外す。
そのままワイシャツの胸のポケットに仕舞う]

(18) 2011/01/23(Sun) 00時頃

【人】 鳥使い フィリップ

[座り込んだまま、背を預けるもの、硬くて冷たい]

とりあえず、さ。

[とりあえず。言葉を発してみる。
それから身の回りを確認する。
持ってきていた鞄はすぐ傍に転がっていた。
探る指先が触れるのは、また、金属。
スキットルを揺らし、傾け一口]

相変わらず姿が見えないね、君は。

[染み入るものが身体を内側から温めるのを感じる]

ここなら、逢えると思ったんだけどな。

[困ったなぁ。呟きあまり困った風でもなくのんびりと。
背を預けていたもの、ひとつぽつんと立っていたから、誰かの墓石と知らぬまま。霧の中へと歩を進めた]

(19) 2011/01/23(Sun) 00時半頃

鳥使い フィリップは、メモを貼った。

2011/01/23(Sun) 00時半頃


【人】 鳥使い フィリップ

―― 墓地 ――

[霧は相変わらず深い。
立ち並ぶ石の森に、求める姿は無くて。
代わりに、誰かの声。

女の子の声。か細く聞こえる。

一度立ち止まり考え込むけれど。
近寄れば霧の向こうからやがて見える姿。
座り込む女の子の傍まで歩み寄って身を屈めた]

君さ、

[次ぐ言葉、少し考える間、あけて]

風邪ひくよ。こんにちわ。

(20) 2011/01/23(Sun) 00時半頃

【人】 水商売 ローズマリー

―― 墓地 ――

せんせい?

[思わずそう言ってから、首をふって。かかった声に、見上げる]

だれ?

(21) 2011/01/23(Sun) 01時頃

【人】 鳥使い フィリップ

フィリップ――
フィリップ・ヘイズと言うんだ。

[名乗ってから、少し眉が下がる]

せんせいじゃなくて、ごめんね。

君も待ってるのかな。

(22) 2011/01/23(Sun) 01時頃

【人】 水商売 ローズマリー

そう。

[待ってるのかな、の声に、同じように少し、眉が下がる]

ローズマリー。うん、会えるって、聞いたから。

[少し見渡して、そして再び眉を伏せる]

聞いたから。

[それだけ言って、しばし俯いた]

……こんにちは?

[少しして、顔を上げて。挨拶をする]

(23) 2011/01/23(Sun) 01時頃

【人】 鳥使い フィリップ

うん。

[挨拶に頷く]

僕も、逢いたくて来たんだけど、まだ待ちぼうけ中だよ。

[同じだけ眉下げたまま、弱く笑う]

逢いたいね。

[俯く顔覗かず。
ここに居ない誰かの姿探すように視線は霧の奥へ]

ここにある墓、君が手入れしてるのかな。

[いつからあるか定かでないが、荒れ果てていない墓地。
森番の姉妹とは未だ面識のない青年は尋ねてみる]

(24) 2011/01/23(Sun) 01時半頃

【人】 水商売 ローズマリー

そう。会えるのかな?

[首をかしげて、呟いて。相手の目線を追うように、霧の向こうを見る]

……なんだかわたしは少し、どうでもよくなっちゃったけど。なんでだろうね。

[ふふ、と笑って、立ち上がった]

ううん。違う。さっき小屋を見かけたから、誰かそこに住んでるんじゃないかな。

[くるりとまわって。墓守に見える? と小さく聞いた]

(25) 2011/01/23(Sun) 01時半頃

【人】 漂白工 ピッパ


 ―――…

[この静かな墓地に、
 人の、気配。
 一つじゃない。]

 珍しい―――

[言ちた折、深い霧から鮮やかな色彩が現れる。
 す、と手を伸ばせば、一羽の鳥が手の上に降り立った]

 迷子かしら。

[くる、くる、と喉を鳴らした鳥は、簡単な挨拶を口にする。
 くすりと笑った]

(26) 2011/01/23(Sun) 01時半頃

【人】 鳥使い フィリップ

見えないな。
どこにでもいる普通の女の子に見えるよ。

[くるくると沈んで浮かぶ様。合わせて立ち上がる。
ぐ、と背伸びをしてから腰に両手を宛て答えた]

騙されてなければ。

[のんびりした声音で口にするけれど、
逢いたい。諦められない眼差しはおどけない]

姿が見えないということも、
ひとつ、目に見えることだからかもしれないね。

小屋か。行ってみようかな。
君はどうする?

(27) 2011/01/23(Sun) 01時半頃

【人】 水商売 ローズマリー

どこにでも? そうなんだ。

[ふうん、とフィリップをじっと見て、それからおかしそうに笑った]

騙す? 何をかな。

[笑いながら、のんびりとした声と、それとは少し、色の違った瞳を見て]

……そう?

[その言葉には、首をかしげて。それから目を伏せた]

見えなくても、せんせいはいる。……よ。

[最後は途切れるような小さな声だった。それから、その先の言葉に頷いた]

(28) 2011/01/23(Sun) 02時頃

墓守 ヨーランダは、メモを貼った。

2011/01/23(Sun) 02時頃


【人】 鳥使い フィリップ

そんなにおかしなこと言ったかなぁ

[視線も笑いも、よく判らないと首を傾ぐ]

噂に、ね。尾ひれがついただけかもしれない。
ここに来ればすぐに逢えると思ってたから、少しがっかりしてる。

[少し。言う割に笑えない。
ローズの顔がまた翳ったようでも、特に気遣う素振り見せるでもなく]

なるほど。どうでもよくなったのはそっちか。
見えなくても、居ても、僕は逢いたいな。

[小屋の見えた方角尋ねながら、ローズと共に先へと進む]

せんせいは、どんな人 なのかな。

[語尾に詰まったのは、過去形で言いかけたから。
答え待つ間も歩は休まらず。
深くなる霧の向こうにやがて小屋の影が見え始めるか]

(29) 2011/01/23(Sun) 02時頃

【人】 墓守 ヨーランダ

―― 小屋の前 ――

 匂い。

[姉からやや離れた位置で、
 くん、と鼻を鳴らしては虚空を見上げた。
 手には果物を入れる為の麻袋と、
 掌に収まる程度の小さな桶が在る。]

 珍しい―――

[独りごちては、静かに姉の下へと歩む。
 その手に止まる一羽の鳥が見えればすぅと眸を細めた]

(30) 2011/01/23(Sun) 02時頃

【人】 水商売 ローズマリー

ううん。大体はどこにでもいるけど。けど普通とはあんまりいわないかなぁ。

[首をかしげる様子に、少し笑って。
どちらかといえば扇情的な自分の服の上に指を置いて]

噂? そっか。残念。……だね。

[少し、作った笑みを浮かべて]

だって声はした。……もの。

[また消えるような声になって、空を見上げる]

そうだね。会いたい。

[少し躊躇してから頷いて、小屋のほうへと歩き出す]

せんせいは……。

(31) 2011/01/23(Sun) 02時頃

【人】 水商売 ローズマリー

せんせいは。わたしのすべて。

[ぽつりとそれだけ言って、やがて小屋の前に佇む二人が目に入る]

(32) 2011/01/23(Sun) 02時頃

【人】 墓守 ヨーランダ


 姉さん。
 ―――、匂いがするの。
 多分、近い。
 
[言葉足らずな声を掛けて、
 ちらと鳥を一瞥した後に、
 深く遠い白闇を見つめた。]

 ………

[やがて向こう側から此方に歩み寄る
 二つの影が見えてくるだろうか。]

(33) 2011/01/23(Sun) 02時半頃

【人】 墓守 ヨーランダ


 "こんにちわ"。

[白闇はその刻を人に報せはしない。
 常に人々を覆い包む、深い白闇。
 刻を感じさせない言の葉を無表情に投げては]

 此処に何をしに来たの?

[細く高い声が、かくりと気持ち首を傾がせた。]

(34) 2011/01/23(Sun) 02時半頃

【人】 水商売 ローズマリー

こんにちは。

[時間の感覚は疾うになくなっていた。ただ、こんにちは、といわれれば、そう返すのみ

問いかけにはフィリップを見て。彼の方がうまく説明できるだろうと、口を開くのを待った*]

(35) 2011/01/23(Sun) 02時半頃

水商売 ローズマリーは、メモを貼った。

2011/01/23(Sun) 02時半頃


【人】 漂白工 ピッパ


 ――うん。
 来客は、歓迎しないとね……

[僅か不安定な笑みを浮かべて、手の上の鳥を見る。
 足音が近づいて、二人の姿が見えると]

 こんにちは。

[妹よりは幾らか人当たり好く告げる。
 それでも幾らか、の程度。]

 この鳥の飼い主は、居る?

[つ、と視線を流したところで、その色彩を持つ鳥は飛び立ってしまった]

(36) 2011/01/23(Sun) 02時半頃

【人】 墓守 ヨーランダ


 ……

[挨拶を返す女性は
 何処か不安定なようにも見えて。
 彼女の視線を追い、連れの男性に視線を移した。]

 ?

[どんな返答があるのだろう、と。]

(37) 2011/01/23(Sun) 02時半頃

【人】 鳥使い フィリップ

そうかな…

[また普通と言いかけて。
柔らかな肌に沈む指先に瞬き、笑う]

はは。なるほどね。そっか、失礼しました。
歳を取ると、若い子に鈍感でいけないね。

[作った笑み。まだ、見分けがつかない。
頷いて、耳を澄ませるけれど、声は聞こえずに。

――ピッパの腕から飛び立つ羽ばたきだけが聞こえた]

あ…

[また、姿見えぬまま、羽音の主は霧の中へと消える]

(38) 2011/01/23(Sun) 02時半頃

【人】 鳥使い フィリップ

――――う、ん。 そっか…

[すべて。そう形容されるもの。
頷き切れず途切れた言葉。白い闇から紡がれる挨拶に、意識はそちらへ]

こんにちわ。

[鮮やかな鳥も彼女らへ告げたであろう挨拶、二人つの人影へ返して。
ヨーランダの問いかけと、ローズの視線に言葉重ねる]

逢いたい人に逢えると聞きました。
一向に逢える気配がないので、
ここを管理している人なら何か知っているかと。

あなた方が、管理人ですよね。

[よく似た二つの影。顔が判別できる位に近づけば
手にした生活用具もまた視界に入る]

(39) 2011/01/23(Sun) 02時半頃

【人】 墓守 ヨーランダ


 そう。

[男性の言葉を聴けば緩やかに頷いた。
 ちらと姉を一瞥して]

 貴方たちで何人目かしら。
 間は随分と空いていたけれど。

[視線は地へと落ちた。
 ぽつぽつと落ちる言の葉は何処か寂しげな響きを含む]

(40) 2011/01/23(Sun) 03時頃

【人】 鳥使い フィリップ

[――鳥。
管理人らしき片割れの問いに、
その鳥の姿はもう無かったけれども]

…、昔、飼ってはいましたが。

[首を横に振る、けれど。
鳥が居たらしき腕のかたちと、ピッパの目をじっと見つめる。
先ほどの問いにヨーランダから答えがあるなら、
鳥の話は一度区切っておくことにした]

(41) 2011/01/23(Sun) 03時頃

【人】 漂白工 ピッパ

[青年の妹への返答に頷いて]

 そう。
 番人をしているピッパと、こっちは妹のヨーランダ。

 会いたい人に会うことは―――…可能よ。
 但しその代償として。
 貴方は既に、払っているかも知れない。
 犠牲を。

[見目、変化のない青年。
 己等のように、魂が欠けているのだろうか、とも思案した]

(42) 2011/01/23(Sun) 03時頃

【人】 漂白工 ピッパ


 会いたいならば、  強く願う、こと。
 そうすれば、死者も貴方の前に姿を現します。

[その筈、だった。
 唯、最近この墓地に何らかの変化が訪れていることにも
 気づいていないわけではない。
 会えない、からといって、自分等が責め立てられることもないが
 会える、ことが、この墓地では事実だった。

 ――唯、妙な悪霊の所業で会えなくなっているのかもしれず]

(43) 2011/01/23(Sun) 03時頃

ピッパは、鳥の話には、色彩が舞った場所へ僅か視線を遣るにとどめ。

2011/01/23(Sun) 03時頃


フィリップは、ヨーランダの返答にどこか浮かない色を聞き、言葉の続き待つ面持ちは思案交じり

2011/01/23(Sun) 03時頃


【人】 墓守 ヨーランダ

[思案交じりな面持ちの男性を見遣り、
 漏らそうとした言の葉の片割れを
 姉が紡げば男性を見つめ、緩やかに首を縦に振った。]

 だから。
 …………会いたいのなら、
 その分の代償を、払わなきゃいけない。

[姉よりも暗い性格に聞こえそうな
 小さな声が、はっきりと告げた。]

 ―――、二人とも。
 今は痛む所は、無い?

[少しだけ、心配そうに問い掛けた。]

(44) 2011/01/23(Sun) 03時頃

【人】 鳥使い フィリップ

フィリップ・ヘイズです。
こちらは――…

[管理人へと名乗り返し、隣に居るローズへも名乗りを促す。
ヨーランダの声音に過った不安も、続くピッパの言葉で解消される]

犠牲?

[逢えること。胸を撫で下ろすけれど、
曖昧な笑みのまま、心当たりを探す]

いや、むしろ。調子が良いくらいで。
視力も昔みたいに――

[つきりと痛むのはどこだろう。
知らず触れたこめかみ。指先触れる髪の量が多い気がする。
心配げなヨーランダへ紡ぎたい言葉喉から先へ出てこない]

(45) 2011/01/23(Sun) 03時半頃

【人】 鳥使い フィリップ

いや、そんな、まさか。

[下ろした両のてのひら、視線を落とす。
ひどい違和感に、乾いた喉。
唾が上手く飲み込めず喉奥が貼りついた]

すみません、ちょっと―― 鏡、置いてませんか。

[だから、声が上ずる]

(46) 2011/01/23(Sun) 03時半頃

【人】 墓守 ヨーランダ


 そう。

[男性の声には無表情な頷き。
 女性は何と、答えたろうか。]

 フィリップ。

[男性の名を、口にした。
 その音の輪郭を確かめるように。]

 痛みが無いのは救いかもしれない。
 もしも痛みを伴う代償なら、
 あなたは永遠の痛みに支配されてしまうかもしれないから。

[何でも無いように告げると、
 静かに、桶を地へと下ろした。
 どうやら少し、手が疲れてきたようだ。]

(47) 2011/01/23(Sun) 03時半頃

【人】 墓守 ヨーランダ


 ?

[だが、彼の可笑しな様子に首を傾ぐ。
 "鏡"と要求されると]

 ………

[ちら、と姉を見遣った。]

(48) 2011/01/23(Sun) 03時半頃

【人】 漂白工 ピッパ

 鏡、ね。
 待ってて。

[鳥を留める時に地に下ろした桶。
 妹に、ちょっとお願い、と頼んで
 小屋に鏡を取りに行く。

 程無くして、アンティーク調と言えば聞こえはいいが
 単にクラシカルなだけの古びた鏡を持ってくる。]

 どうぞ。

[フィリップと名乗った青年に差し出した]

(49) 2011/01/23(Sun) 03時半頃

【人】 鳥使い フィリップ

えいえんに?

[さらりと告げられるヨーランダの言葉。
あまりに淡々と紡がれるのに一度は聞き流してしまった]

ありがとうございます。

[差し出される鏡受け取る。
上げた顔、直ぐに鏡に向かわずヨーランダへと向く]

強く願い、逢えた後は、帰れるんですよね?
例えばその代償が、僕のこの腕だったとして。
ここを出てもそれは――還らない?

(50) 2011/01/23(Sun) 03時半頃

【人】 墓守 ヨーランダ


 大抵の人が。

[―――還らない。
 そう謂うように首を縦に振る。]

 願いの代償にも因るけれど。
 此処から出る事すら、難しいかもしれない。

[すぅ、と掌を上に向けたまま
 前へ差し出して]

 ただ。
 全てが同じ、道筋を辿る訳じゃ無い。

 ………と、思うの。

[一呼吸置いて付け足した言葉は
 酷く、曖昧なもの。]

(51) 2011/01/23(Sun) 03時半頃

【人】 墓守 ヨーランダ


 どうして、鏡を?

[鏡を受け取ったフィリップを見れば、
 その理由が気になるのか、じっと見つめる。]

(52) 2011/01/23(Sun) 03時半頃

【人】 鳥使い フィリップ

ああ――…

[全て。過程で語られるもの。
ため息に似た長い呻きが漏れていくのに合わせて視線が落ちる]

そこで、帳尻を合わせるわけか。そうか。

[呟く言葉。重力に引かれるまま地に落ちるトーン。
は。と、もうひとつ深く息を吐いて。
苦さ浮かぶ顔を上げれば視界に入るヨーランダの手のひら。
救いと見るには、立ち込める霧ほどにあやふやで]

(53) 2011/01/23(Sun) 04時頃

【人】 鳥使い フィリップ

僕は、

[鏡、一瞥だけして映るものへとひと時の瞑目]

40過ぎのおじさんなんですけどね。
そう、見えますか。

[見つめ返す瞳は、そうであって欲しいと。
一縷の望みを見るように]

(54) 2011/01/23(Sun) 04時頃

【人】 墓守 ヨーランダ


 ………。

[彼の問いにはすぐに答えを返せない。
 問いの仕方自体が既に
 彼も何処か自嘲するように聞こえたから。]

 何故。
 ………今の風貌になったの?
 心当たりは、ある?

[問いに問いを返してしまうのが、
 ある種の、残酷な答え、かもしれず。]

(55) 2011/01/23(Sun) 04時頃

ヨーランダは、差し伸べた掌に一羽の蝶が留まれば、じ、と視線を遣った。

2011/01/23(Sun) 04時頃


【人】 鳥使い フィリップ

[無い。ことで、ひとつ見えるもの。
無言の肯定に長い沈黙おいて]

…ある。

[噛んだ唇。それ以上は言葉続かず首を横に振り]

ありが、とう。
君も、ありがとう。

[搾り出す声。手鏡を返す先のピッパと、ヨーランダへ添えて。
硬くも薄くもない髪をくしゃりと混ぜた。
一度空を仰ぎ見て、殺しすぎて詰まった息を吐き逃す]

(56) 2011/01/23(Sun) 04時半頃

【人】 鳥使い フィリップ

うん、もうしわけないけど、
どこか、身体を休める場所はあるかな。

ちょっと落ち着きたいんだ。
その子も、出来れば休ませてあげて欲しい。

[その子。と、ローズマリーの方を見ずに示す]

霧の中はさむいね。

[ぽつり呟き、やがて促される場所でひととき休息を得る*]

(57) 2011/01/23(Sun) 04時半頃

【人】 墓守 ヨーランダ

[彼の声を聞いても態度は変わらない。
 掌の蝶と彼を交互に見遣っては]

 そう。

[緩やかに、頷くだけ。
 心中は何を思うのか。]

 いいえ。
 礼を言われる事は何一つしてないもの。

[何一つ出来ない、というのが正しいのかもしれないが。]

(58) 2011/01/23(Sun) 04時半頃

【人】 墓守 ヨーランダ


 冷えるわ。
 二人とも何も防寒具を持って居ないものね。

[こくりと頷くと、
 もう一方の手が少し先のほうを指し示した。]

 あっち。
 少し歩いた所に、小屋がもう一つあるの。
 傍に小さな湖もあるわ。

[視線を、地に置いた桶へと移し]

 良かったら、水を汲む折に
 案内をするけれど。
 

(59) 2011/01/23(Sun) 05時頃

【人】 墓守 ヨーランダ


 姉さん。

[二人が後をついて来ようとも
 来ずとも元々の目的の為に]

 汲んで来る、から。
 匂い。

 まだ残ってるの。
 そっちへ。

[片言気味に、姉へ*残し湖のほうへ*]

(60) 2011/01/23(Sun) 05時頃

墓守 ヨーランダは、メモを貼った。

2011/01/23(Sun) 05時頃


【人】 鳥使い フィリップ

どうして。
心遣いは礼に値しない?

[何ひとつしていないというヨーランダへ穏やかに上がる語尾。
道案内にまた礼を述べて、後ろをついていく]

また、明日。…おやすみなさい。

[白い闇の中、時の流れは定かでなくとも、
ありきたりの挨拶で別れる*]

(61) 2011/01/23(Sun) 05時頃

鳥使い フィリップは、メモを貼った。

2011/01/23(Sun) 05時頃


【人】 水商売 ローズマリー

歳って。そんなに変わらないのに。

[>>38フィリップの言葉に、おかしそうに笑って、彼を見た
それから、小屋の前へと歩いて行った]

犠牲……。

[フィリップに促されてローズマリー、とだけ名乗った後
ピッパの話を聞きながら、思わず宙を仰ぐ
>>44ヨーランダの問いに、小さく首をふって。けれど、胸に手を置いた

それから、フィリップの様子に何事かと成り行きを見守る]

(62) 2011/01/23(Sun) 14時半頃

【人】 水商売 ローズマリー

……40?

[フィリップの言葉に驚きが顔に出る。思わず口をあけて、彼を見返した]

へ。ぇ。

……本当、なんだ。

失った物。わたしの。

[それからまた、しばらく考えるように]

(63) 2011/01/23(Sun) 14時半頃

【人】 水商売 ローズマリー

[ヨーランダの案内に従い、歩いていく]

……また。

[フィリップにつられるように挨拶をして]

失った物。せんせい。せんせいの声。

……せんせい。せんせいって、なんだっけ。

[知ってる? とフィリップに問うように見上げて
小屋に到着すると、脱力したように、壁にもたれかかった]

あんなに大切だった。はず。なのに。

[そっと、窓から手を伸ばす。何もない霧の中を掴む。
もちろん、開いた手の中には、何も残ってはいない

それから、くすくすと笑った*]

(64) 2011/01/23(Sun) 15時頃

肉屋 ニールが参加しました。


【人】 肉屋 ニール

 えーーーーー、っと、ここは、どこでしたかね。
 霧で視界が悪いですね、なんなんでしょう。
 ああ参りました、ここの場所がわかりません。

[言葉に比較的そぐわない、けろっとした表情で首を傾けられるだけ傾けた。]

 おそらく墓石でしょうか。
 墓があるくらいでしょうから、墓地でしょうね。

[その結果得られた情報は、薄ら霧から見えた墓石の存在だけ。]

(65) 2011/01/23(Sun) 20時頃

【人】 肉屋 ニール

 人とか探しましょうかねえ。
 でも墓地に人なんて、そういるものでしょうか。
 そうですねえ、何か情報があればいいのですが。

 ああそうですか、自分の荷物を調べましょう。
 何か手持ちにあるとよいのですが、ああまったく、困りものですね。

[棒読みとも取れる音の羅列を弾きつつ、手持ちの荷物―といってもさして大きくない鞄だが―をあさる。]

 ふむ、ちゃんと磨がれた肉きり包丁がいちにぃ・・・と、あとはノートですね。包丁はご丁寧に丈夫な布で包まれていますね。
 それとノートはずいぶん古ぼけたノートですねえ。私は一体何を記したのでしょうか。

[包丁はとりあえず布で包んでしまい、ノートをぺらぺらとめくっていく。]

(66) 2011/01/23(Sun) 20時半頃

【人】 肉屋 ニール

 おおー、すごいすごい。

[ノートは単純にひとつの方向性を持っていた。

文字は死、殺、憎、怨といった単語のオンパレードだった。あるページでは、殺殺殺殺殺殺殺殺殺殺殺殺…と殺の文字で埋め尽くされていた。]

 しかしこのとても不気味な文章の中に、特定の人物名が2つ、多岐にわたって記載されてますね。
 といいますか、この憎い人物はその彼らが対象のようですね。

 しかもこれおそらく私が書いたんですよね。
 ならば、ふむ、心当たりを探してみましょうか。

(67) 2011/01/23(Sun) 20時半頃

【人】 肉屋 ニール

―体感にして数分―

[ノートとにらめっこしつつ記憶を探っていくと。
スキンヘッドが輝いたように、ぽんと、ひらめいた。]

 そうかそうか、この人物名は私の両親の名前ではありませんか。そういえば私両親に復讐とやらを考えていたと思います。ノートの記述にも「いつか殺してやる」と何度も書いてますね。

[両親の名前を掘り返せば、とかく推理でしてみた。幼少のことはこの場所のように霧がかかってしまっているが、いい記憶はないことだけは思い出していた。]

 それでこの死者に会えるという場所にやってきたということですね。

(68) 2011/01/23(Sun) 20時半頃

【人】 肉屋 ニール

 …おお、私今「死者に会えるという場所に」と無意識に言いました!ということはここはそのような場所なんでしょう!

[語気こそ強くなった気もしないでもない、しかし言葉に抑揚はほとんどなかった。]

 …しかしなぜ私はここに来たのでしょう。
  両親は数年前に他界しているはずですが。はて?

[掘り起こされた記憶の中には、両親の葬式に出たイメージが残されていた。]

(69) 2011/01/23(Sun) 20時半頃

【人】 肉屋 ニール

 ああー、そういうことでしたか。
 肉屋を職に選んだのも、そういう理由でしたからね。

[ノートをぺらぺらめくれば、またスキンヘッドが光ったような気がした。]

(70) 2011/01/23(Sun) 20時半頃

【人】 肉屋 ニール

 まあそのことは、タスクに入れておきましょう。
 ここにきた理由でもありますし。
 知識を増すための旅行にしては、度が過ぎた場所のような気がします。

 ―ま、霧に塗れるよかわかりやすい場所にいたほうがいいですね。

[霧の中から墓場の中に静かに足を踏み入れた。]

(71) 2011/01/23(Sun) 20時半頃

肉屋 ニールは、メモを貼った。

2011/01/23(Sun) 21時頃


【人】 鳥使い フィリップ

[せんせいって、なんだっけ。>>64
[ローズマリーの視線に、少し考え込む]

学校にいるせんせいだったり。
習い事のせんせいだったり。

物事を教えてくれる人だね。

大体において君よりも年上。
習うことに関して君よりも先立っているのなら、
年齢は問わない場合もある。

単純に身分の高い人を先生と呼ぶこともあるよ。

[せんせいのアウトラインだけ答えてから、
静かに首を横に振る]

(72) 2011/01/23(Sun) 21時頃

【人】 鳥使い フィリップ

とても大切だったんだ。…とても。

[自分へ言い聞かせるような言葉は、
相手へ聞かせられるくらいの声量で]

誰がどれくらい、ここに居たんだろうな。

[小屋。ふたつめの小屋をぐるりと見回して。
備え付けの暖炉に火を灯す。
服、乾いていくのを感じながら、
いつの間にか絨毯の上でうたた寝を*]

(73) 2011/01/23(Sun) 21時頃

鳥使い フィリップは、メモを貼った。

2011/01/23(Sun) 21時頃


【人】 漂白工 ピッパ

[妹が残した言葉に頷く。
 二人を小屋に案内して行く妹を見送り、
 一度、自分らの小屋に戻って長めの杖を手に墓地を歩き出す。

 カッ――カツン。
 杖はよく見えぬ霧の先を突いて行く。
 その先に、薄霧の先にスキンヘッドの男の姿を見るか]

(74) 2011/01/23(Sun) 21時半頃

漂白工 ピッパは、メモを貼った。

2011/01/23(Sun) 21時半頃


【人】 執事見習い ロビン

[私は石の森の奥の小さな樹に寄りかかり、舞い踊る蝶達をながめ、霧の中に感じる涼しさを感じ、暫し思考の海に浸りました。旦那様に、何と報告したものでしょう。旦那様は、死者と語らう事が出来ると言うこの場所を、最後の拠り所になさっておいでです。そんな場所はなかったなどと、私が申しましたならば]

 きっと、酷く落胆なさいましょう
 なぁ君達、どうしたら良いと思う?

[蝶はただ、ひらりひらり、舞い踊るので御座います。まったく、悩みなど無いので御座いましょう。ですが、確かに思い悩む事など無意味。今はもう少し、悪あがきを致しましょう。]

 もう少し、探す事に致しましょうか
 蝶々君、僕を案内してくれないかい?

(75) 2011/01/23(Sun) 21時半頃

【人】 肉屋 ニール

 むう、何か音がするではありませんか。
 これまでは私の声以外無音と認識しておりますが。

[もし音があったとしても、思案にふけていたためかきづかなかっただろう。]

 ややや、音の先を見ればなにやら姿が。しかもかの者は人の姿のような形ではありませんか。

[>>74杖を持つピッパの姿を見つける。霧がまだ晴れきっていないためか、ちゃんとした姿を見ることはできず。]

 長髪で背は低くない。見た感じ、女性か少年ってところでしょうかね。

(76) 2011/01/23(Sun) 22時頃

【人】 肉屋 ニール

 まあこんな場所ですし。

[いざとなれば鞄の得物を使うという選択肢も入れておき。]

 そこの方、そこの方。
 ここは―どこでしょう。

[人影に向かって声を出す。
ここは死者に逢える場所ですか?とは言わないよう、口に押し込めた。]

(77) 2011/01/23(Sun) 22時頃

【人】 水商売 ローズマリー

それ、知ってる。

[おかしそうにくすくす笑って、ありがと、と言った]

せんせい、せんせい。
知ってるけど。……知らない。

うん。大切だった。のに。

[言い聞かせるような言葉に、フィリップを見て
最近も使われた形跡のある小屋に、次の言葉に返事を返して
暖炉の側の椅子に座って、静かに過ごしていた]

(78) 2011/01/23(Sun) 22時頃

【人】 執事見習い ロビン

[ゆらゆらと輝く朧な蝶々達は、何処に行くともなく、石の森の中を縫い、戻り、また縫い、また舞い戻るので御座います。道案内をする気など、さらさらないので御座いましょう。いやむしろ、霧の中の奥深く、更に深い所へと、私を誘うようで御座いました。]

 まぁ、良いでしょう
 何もない、では戻るに戻る事が出来ません
 迷いましょうか、私も

[立ち上がり、コートに付いた土を払い、私は霧の向こうに目を凝らすと、確かに死者がそこに佇むような、雰囲気が御座いました。]

(79) 2011/01/23(Sun) 22時頃

【人】 漂白工 ピッパ

[霧の向こうからの問いかけに]

 ――…此処は死者に会える場所。
 普通ならば、足を踏み入れないような、墓地。

[男性の姿を薄ら視認して]

 貴方は何をしに、此処に?

[迷い込んだのか、目的があるのかと問うような言葉を向ける]

(80) 2011/01/23(Sun) 22時半頃

【人】 水商売 ローズマリー

せんせい。……せんせい、いる?

[空中に問うようにしながら、寝入ってしまったフィリップを見て。それから、そっと小屋の外へ出た]

返事。してほしい。な。

[相変わらずの霧の中、湖の前へしゃがみこんで
そう問いかけた]

(81) 2011/01/23(Sun) 22時半頃

【人】 鳥使い フィリップ

…う、ん。

[目覚めは緩慢に。少し埃っぽい絨毯の上から身を起こす。
胸元硬い感触にはっとして、探る。
眼鏡を潰していなかった事に安堵の息をついた]

…、…。

[暖炉の傍にあった姿は今は無い。
椅子のひとつを窓辺に寄せて腰を下ろした]

におい。…まだ。

[言葉なぞる間も小屋は静か]

誰も、いないか。

(82) 2011/01/23(Sun) 22時半頃

【人】 肉屋 ニール

 おー、本当ですか、ここは死者に逢える場所なのですね?
 よかった、ただの霧の深い墓地に迷い込んだかと思いましたよ。

[>>80女性から発せられた声に、まずは息を吐いた。続く質問に、確信を深めた。]

 いやあ、他界した両親にどうしても逢いたくて、こうやってうわさを聞きつけてきたのですよ。

[うわさの有無はいざ知らず。
自身に覚えはないが適当に口走った。]

(83) 2011/01/23(Sun) 22時半頃

【人】 鳥使い フィリップ

―― 霧の中/鮮やかな鳥 ――

[ロビンが霧の向こうに目を凝らす頃]

[蝶とは別の鮮やかな色彩が霧の中を横切った。
ゆったりとした羽ばたきは、頭上で一度くるりと旋回。
道案内でもするかのように、
追う気があれば追うのが可能な速度で湖畔の方へと飛んでいく]

(84) 2011/01/23(Sun) 22時半頃

【人】 執事見習い ロビン

[墓地と言う物は、どこも異様な雰囲気を持つ物で御座いましょうが、ここは更に特殊な様子。恐ろしい物が側にいる、と言うよりも、何かを段々と失うような、そんな感覚を覚えるので御座います。案外、この蝶達は本当に人の何かを吸い取るのかも、などと、思うのもやはりこの墓地の雰囲気なのでしょう。]

何処に行く、蝶々君
この霧じゃ、私のように目の悪い物は何も見えないんだ
もう少し、ゆっくり頼むよ

[さくり、さくり、草を踏む音が致します。左側から、だけ]

(85) 2011/01/23(Sun) 22時半頃

【人】 執事見習い ロビン

[ふと見ると、鮮やかな大きな色が、霧の中を舞い。私を導くように、ゆったりと舞うので御座います。]

よろしい、参りましょう
私は、霧に迷おうとする身にて
悪魔も怪化も、おそるるに足りず

[鮮やかな物は私を湖に導くと、くるり宙を舞いいずこかへ]

(86) 2011/01/23(Sun) 23時頃

フィリップは、鮮やかな鳥はロビンを案内した後、ローズマリーの脇をすり抜け湖面を滑るように霧の中へ。

2011/01/23(Sun) 23時頃


【人】 鳥使い フィリップ

[窓枠に並ぶもの。
スキットルにジッポ。それから台所より拝借した灰皿。
度の合わない眼鏡の上部から霧の奥眺めながら、
ぷかりとふかす煙草。どれも、失くしたもの形作っていた一部]

失いな。

[呟きに煙草の先が揺れる]

ない。

[煙吐き出す息。ため息混じる]

実感が、まるで無い…なぁ 逢えないよ…

[強く願えないまま。待ち人の姿は霧に浮かばず。
ここからはまだ、他の誰かの影も見えないけれど。
人より大きな建物の影は、鳥が案内した彼には見えるだろう]

(87) 2011/01/23(Sun) 23時頃

【人】 水商売 ローズマリー

……?

[ふと、振り返ると、小屋のほう、誰かが動いた気がした
そっと、小屋へと戻ろうとすると、鮮やかな鳥が脇をすり抜けていく]

……わぁ。

[この場には不釣合いなそれに、思わず声が漏れた
すぐに姿は見えなくなる。しばらくその消えた先を眺めていた]

(88) 2011/01/23(Sun) 23時頃

【人】 執事見習い ロビン

[あの色鮮やかな物は、魔物の使いで御座いましょうか。ならばこの湖には、魔物の類が存在するので御座いましょう。ラインの畔で歌う美しい魔物だったならば、旦那様にご報告した時いくらか気分も良くなりましょうか。]

何方かいらっしゃるのでしたら、御声を
魔性の者であろうとも、私は拒みませぬゆえに

[ああ、死者が本当に語るのならば、どんなに良いか。]

(89) 2011/01/23(Sun) 23時頃

【人】 肉屋 ニール

[発言のニュアンス的に、彼女はこの場所を知る人だと考え。]

 そういえば、かく言うあなたはどちらさまでしょう。
 先客と私は見ておりますが。

 そういえば名乗りがまだでしたね。このような特殊な場所であれば、必要ないのかもしれませんが、一応したいと思いますので。

[小さく会釈だけ行う。]

 私はエーシー=ニールセン、人様からニールと呼ばれております。以後お見知りおきを。

(90) 2011/01/23(Sun) 23時半頃

【人】 漂白工 ピッパ


 ご両親に。そう。
 あなたが強く願えば会えるでしょう。

 ……と謂いたいけれど、
 此処の処死者の姿を見ないの。

[門前払いといった風に口にするも、続ける言葉はそれを否定する]

 されど、貴方が此処に来た事実はもはや曲げられない。
 そしてすぐに此の場を後にすることは、不可能です。

 少し探してみて。死者が怯えているかもしれない。
 きっと愛息子さんとならば、会いたいでしょう。

[向かう男とその両親の関係を知らぬ女は
 そんな言葉を紡いでいた]

(91) 2011/01/23(Sun) 23時半頃

【人】 鳥使い フィリップ

[声。無音のそこに声が産まれる。
空けた窓より顔を覗かせる。
白い闇。距離感は相変わらずわからぬまま、
聞こえたのだから答えれば聞こえるのだろう]

はは、ずいぶん大げさだねぇ

[仰々しい声へとのんびりかえす。
煙草の香り。彼の元へと漂うかもしれない]

(92) 2011/01/23(Sun) 23時半頃

【人】 漂白工 ピッパ

 ――これは、失礼を。

 私はピッパ。姓は捨てたわ。
 妹と共に、この地の番人をしています。

 謂わばこの地に住まう、唯一……いえ、唯二の、人間の一人。

[こちらも軽く会釈をして]

 ニールさんね。
 この地に訪れたことで幸運が在りますよう。
 どうか不幸が訪れないことを祈ります。

(93) 2011/01/23(Sun) 23時半頃

【人】 肉屋 ニール

 >>93これはどうもご丁寧に。
 管理人のような存在が居るとは初耳ですが、こちらとしては状況も何もわからぬ身、とても有難いことです。感謝しますよ。

 そして―>>91死者はいるが姿を現さない、と。
 あなたが異常というなら、どうも奇怪の中にも奇怪があるようですね。

(94) 2011/01/23(Sun) 23時半頃

【人】 執事見習い ロビン

[霧に混じり、かすかな香りが致します、左側から。煙草、で御座いましょうか。死者や妖魔が煙草を吸うなどとは、聞かぬ話。ならば、生者なので御座いましょう。]

失礼致しました
こちらは、魔性の物の住む所と聞き及び参りましたゆえに

[生者に興味は御座いませんが、死者に会う場所を知ってらっしゃるかもしれません。出来るならば、話を聞きたいと思ったので御座います。]

死者に見る事の出来る場所と言うのは、こちらでしょうか

(95) 2011/01/23(Sun) 23時半頃

【人】 肉屋 ニール

 それよりも帰れないというのが些か気がかりですねえ。私自身も両親の仲間入り、は多少なり遠慮したいことですねので。

[探してみて、といわれると。]

 ふむ、そうしてみましょうか。
 手探りの場所に手探りで動くというのも趣がある気がします。

(96) 2011/01/23(Sun) 23時半頃

【人】 水商売 ローズマリー

声。

[振り返って、煙草の匂いのするほうへと歩いていく]

こんにちは。……起きたんだ。

[フィリップの姿を認めて、僅かに微笑んで、言って
二人の会話の傍らに、佇んでいる]

(97) 2011/01/23(Sun) 23時半頃

【人】 漂白工 ピッパ


 ええ。出来る限りの案内は私達が。

[感謝、という言葉に淡白に頷いて]

 そうね。
 異常なのでしょう。
 何が原因かは分からないけれど、
 最近になって空気が変わった、とだけ。

[そう告げた後、ニールをじっと見つめて。
 この地に来た代償について思案しながら]

 何か、変わったことはありませんか。
 身体か――ココロか。

(98) 2011/01/23(Sun) 23時半頃

【人】 肉屋 ニール

[足を上げようとして、少しとどめた。]

 あ、すいませんいくつか質問を。
 もう一人管理人いらっしゃるとのことですが、どのような方ですか?
 それと私のような存在がほかにも来ているのでしょうか。

[管理人のような存在と聞き、いろいろ訪ねてみることにした。

そのやりとりが終わり次第、よほどの理由のない限り霧の薄い〜無い場所へと散策へと向かうだろう。]**

(99) 2011/01/23(Sun) 23時半頃

【人】 鳥使い フィリップ

魔性…。

[こめかみほぐすように苦く笑う]

そうとも、言えるね。
魔性の姿もまだ見てはないけど。

良かったら少し、情報交換しようか。
急いでないなら中へどうぞ。ここは休憩所らしいよ。

(100) 2011/01/24(Mon) 00時頃

肉屋 ニールは、メモを貼った。

2011/01/24(Mon) 00時頃


【人】 肉屋 ニール

 >>98そんなこともありますか。
 
[多少思案して。]

 だとしたらココロ―、ですかね。
 私、性格が来る前と変わっているみたいなのですよ。
 なんでここへ来たとかの理由も、しょっぱな抜け落ちてましたし。

[ノートに書いてあるような負の感情は一切無い。それどころか、感情を理解しきれないような、言葉で形容できない状態の節があった。]

(101) 2011/01/24(Mon) 00時頃

【人】 鳥使い フィリップ

おはよう。

[霧の中からもうひとつ掛かる声]

おかえり。

[ぼやけた輪郭。なんとなく、微笑んでいるのは空気で伝う。
笑みを返して煙草を消して。度の合わない眼鏡は胸ポケットへ仕舞う]

(102) 2011/01/24(Mon) 00時頃

【人】 水商売 ローズマリー

おはよう。
さっき。鳥が飛んで行った。よ。

カラフルな鳥。……だと思う。

[一瞬の事だったので、少し言葉が濁る]

(103) 2011/01/24(Mon) 00時頃

【人】 漂白工 ピッパ

 性格が…… 成る程。
 心的に何か影響しているのかも知れない。
 苦しくなければ好いんです。
 そう、痛みはつらいものですから。

[こく、と頷いた。
 管理者について、他の客人について問われたことにも返答する]

 行き届いた管理とまで言えるかは分からないけれど、
 番人をしているのは、私と、私の双児の妹です。
 薄灰の髪色ですが、背丈も衣服も似ているので見れば分かると。

 他にも。何人かの訪れがあります。
 普段は静かな場所なのに、ニールさんも含め客人が多い。
 偶然で片付けていいか迷う所ですが――
 兎角、探索をしていれば会うこともあると思います。

[気をつけていってらっしゃい、とニールを見送った]

(104) 2011/01/24(Mon) 00時頃

【人】 執事見習い ロビン

[どうやら、魔性の者はおらぬ様子。ただ、情報はあると言う事で御座いましょう。情報交換をと、霧の向こうの人影は仰いました。私に、拒否する理由は御座いません。]

ならば、暫しお話を伺いとう御座います
私、主命によりその場所を探しております
魔性の物があったならば、マイロードも納得致しましょうから

[中・・・とは、何処でしょうか。私には、霧の中何かを探す視力は御座いませんから。]

(105) 2011/01/24(Mon) 00時頃

【人】 鳥使い フィリップ

なるほど。
その場所は此処で在っているよ。
ただ少し、事情は複雑みたいだから。

[後は中でと、暗に促す。
ロビンの足が建物へとすぐに寄らぬのに席を立つ]

鳥?

[鳥。ピッパも居たと言っていた鳥。
カラフル。鮮やかな色彩が脳裏に蘇る]

…うん、そっか。

[沈む声音]

何か喋ったりする鳥だったかな。

[尋ねて、一度窓辺を離れる。
中へ招き入れる為に扉を開ければ、見えずとも軋んだ音聞こえる筈]

(106) 2011/01/24(Mon) 00時頃

【人】 漂白工 ピッパ

[カツン――カツ、ン。
 杖を鳴らして、ニールとは別の方向へ霧の中を歩み始める。
 幻想色の蝶が眼前を舞ってもさして気に留めない。

 私の役割は此の地に訪れた生者を導くことでもある。
 妹ほど、匂い、に長けていない己は、
 この足で、迷い込んだ者がいないかと探し始める**]

(107) 2011/01/24(Mon) 00時頃

漂白工 ピッパは、メモを貼った。

2011/01/24(Mon) 00時頃


【人】 水商売 ローズマリー

一瞬だったから。

[喋る、と問われて、首をかしげた]

何も。

[言って、ロビンが中へと入るようなら、後から続く]

……ドンキホーテ?

[時代がかった口調にぽつんと呟いた]

(108) 2011/01/24(Mon) 00時半頃

【人】 執事見習い ロビン

然様で御座いますか
複雑な事情、とやら、窺いたいものだ

[ぎぃ、と扉の開く音が致します、左側から。音のした方向に足を進めますと、ぼんやり、扉は目に入ったので御座います。位置は、多少右側で御座いましたが。何はともあれ、私は扉を潜ったので御座います]

失礼致します

(109) 2011/01/24(Mon) 00時半頃

【人】 執事見習い ロビン

少なくとも、ドンキホーテでは御座いませんよ、私は
私は、一執事で御座います
騎士様よりも、身分は低う御座いましょう

[どうやら、もう一人外にいたようで御座います。注意がいき届かぬとは、まだまだ気配りが足りぬ証拠。まだ私は見習いの身、もっと努力が必要なので御座いましょう。]

(110) 2011/01/24(Mon) 00時半頃

【人】 鳥使い フィリップ

そっか。

[ローズマリーの返答に頷く。
霧を挟んで会話をしていた相手を迎える。
歳の頃は口調よりもずいぶんと若く見える]

こんにちわ。

[顔が見える位置で挨拶を。
そのまま暖炉の傍の椅子へと二人を促す]

僕はフィリップ・ヘイズ。
友人に逢いにここに来たんだ。
君はここの管理人の姉妹にはまだ逢えてなさそうだね。

僕らが聞いた話では――…

(111) 2011/01/24(Mon) 00時半頃

【人】 鳥使い フィリップ

[前置いて。姉妹の話を伝聞する。
強く願えば逢える事。
痛む部分の有無。それから代償について]

大抵は、帰れないし。
失くしたものは還らない見込みの方が大きい。

可能性は無いとは、言っていなかったな。

[異変については聞き及んでいなかったから触れず]

今までも何人か此処に居たらしい、という話なんだけどね。
ここ以外でそれらしい痕跡とか、人影とかは見かけなかったかな。

大抵は出れないのなら、その人たちは何処に行ったんだろう。

(112) 2011/01/24(Mon) 00時半頃

【人】 水商売 ローズマリー

そう。じゃあサンチョね。

[そういう意味で言ったんじゃないけど、と小さく言って。くすくす笑った]

無視されてるのかと思った。

[苦労して歩くかのような様子に見えて]

大丈夫?

[聞きながら、小屋へと戻る]

(113) 2011/01/24(Mon) 00時半頃

【人】 執事見習い ロビン

ヘイズ様、で御座いますね
私、ロバート・セバスチャン・ウォレンと申します
とあるお屋敷にて、執事の役職を賜っております
まだ見習いの身で御座いますので、至らぬ点はご容赦を

[礼を致すのも作法の一つ。私には、大事な事で御座います。]

姉妹?

[その後、簡単なお話を窺いました。この場所の事、姉妹の墓守が存在する事、痛みも事…――――]

右耳がおかしいのは、そのせいでしょうか

出られぬ墓地ならば、道は一つ
墓地の住人となった、と言うのが妥当かと存じます
元より、死者と見る場所が見つからぬのなら戻る意味もない
ここがそうだと言うのなら、死の住人たる者の姿を一目

(114) 2011/01/24(Mon) 01時頃

【人】 執事見習い ロビン

もしサンチョだとしたら、楽しゅう御座いましょう
あのような主を持った執事なら、退屈がなさそうに想います

無視・・・失礼致しました
霧の中視界が利かず、音も上手く聞き取る事が出来ません
お詫び致しますお嬢様、お許し下さい

[大丈夫かと声をかける様子に、真っ直ぐ歩く事が出来ないのだと気がつき、耳の異常の深刻さを知るに至ります。三半規管すら狂った、と言う事で御座いましょう。]

お気遣いありがとう御座います
大丈夫、だと想います、私自身は

(115) 2011/01/24(Mon) 01時頃

【人】 水商売 ローズマリー

そうなんだ? 面白くないの。サンチョも大変そうだけど。

……うん。なんだか大変そうだし。気にしてない。よ。

[二回も詫びる様子にゆっくりと首を振る]

……うん。だと、いい。ね。

[それから、フィリップが名乗れば自分もローズマリー。とだけ言った]

(116) 2011/01/24(Mon) 01時頃

【人】 鳥使い フィリップ

よろしく、――サンチョ。

[ゆるやかな会釈とにこやかな笑み。愛称を添えた]

道はひとつか。やっぱり、そう考えるのが自然だね。

[ロビンの見解に同意を示し頷く。
彼から聞ける事はそのくらいだろうか]

戻ることにも意味はあると思うよ。

視界も耳もでは、不用意に出歩くのは控えた方が良い
と、言っても聞きそうにないなぁ

姉妹を見かけたらまた話を聞いてこようと思うんだけど。
サンチョから聞いておきたい事はあるかな。
先に出会えるならついでに聞いておくよ。

(117) 2011/01/24(Mon) 01時頃

【人】 水商売 ローズマリー

死の住人?

[ロビンの言葉に目を見開く]

……そっか。死ねば死んだ人となら会える。かも、ね。

せんせい。

[少し天井を見た後]

天国と地獄で分かれちゃったらどうしよう。

[少し笑って言って]

まだ、生きてる…よね?

[そっと確かめるようにロビンに触れた]

(118) 2011/01/24(Mon) 01時頃

【人】 執事見習い ロビン

サンチョ・・・まぁ、よしと致しましょう
はい、私は出歩きます
その不思議な姉妹とやらに、話を聞く必要が御座いますから

もし出会ったなら、戻る道を窺いましょうか
まだ、旦那様にご報告申し上げると言う仕事が・・・ん?

[ふと、私の身に何かが触れ、側にあったローズマリーなるお嬢様が、不安そうに何かを呟きます。]

天国と地獄に別つと言うのなら、神はなんと慈悲のない者か

会いたい方がいらっしゃるのでしたら、祈りましょう
ここは死者と見る事の出来る地
なれば、お嬢様の望みもきっと叶いましょうから
生きたままだろうと、必ず

お嬢様はまだ、御存命で御座いますよ

[なんと弱弱しい事か。生者の希望が、死の河を渡った先にある時。私には、何をする事も出来ぬので御座います。身を支える手はあれど、心を支える手は持たぬ。なんと弱い事か、私という人間は。]

(119) 2011/01/24(Mon) 01時半頃

【人】 鳥使い フィリップ

ありがとう。

[受け入れられる愛称。
戻る道。同じ事を聞く心算であったと引き受けた]

サンチョが先に姉妹に会えたら
代償を取り戻した上で、逢えた人が居ないか尋ねておいて貰えるかな。

[ローズマリーの言葉。彼がどう答えるのか静かに聴いて。
最後の言葉、確りと頷いて同意を添えた]

(120) 2011/01/24(Mon) 02時頃

【人】 執事見習い ロビン

畏まりました
私が出会った時には、必ずやお伺い致します

[私自身ならば、代償など取るに足らぬ事で御座います。しかし、旦那様が足をお運びになるかもしれぬのです。代償が戻らぬような場所に、お呼びするわけには参りませんから。]

それにしても、サンチョ
私、太鼓腹で御座いましょうか

(121) 2011/01/24(Mon) 02時頃

【人】 鳥使い フィリップ

ギャップが面白くてね。
楽しいと良いなら、形から入るものまた一興かもしれない。

[平たい腹部見下ろして]

少なくともパンサではないね。

[太鼓腹意味するサンチョのセカンドネーム。肩を竦めてみせた]

(122) 2011/01/24(Mon) 02時頃

鳥使い フィリップは、メモを貼った。

2011/01/24(Mon) 02時半頃


水商売 ローズマリーは、メモを貼った。

2011/01/24(Mon) 02時半頃


水商売 ローズマリーは、メモを貼った。

2011/01/24(Mon) 02時半頃


【人】 漂白工 ピッパ

[―――カツ、カツン]

 ……。

[湖に程近い場所で、人影を見た。]

 待って。

[怯えた所作を見せる人物は、やがて先で転んで、
 此方を恐れるような双眸で見上げる]

(123) 2011/01/24(Mon) 03時半頃

【人】 漂白工 ピッパ


 私はピッパ。この墓地の番人をしています。
 貴方の名前は?

[出来うる限り優しい――其れでも矢張り何処か淡白な声色で問う。
 人物は、恐る恐るサイモンと名乗った。]

 大丈―――

[問いかけて、止まる。 
 彼は、片足を失っており、その辺で見繕ったのであろう太い木の枝で何とか己を支えて進もうとしていたようだった。]

 ――代償、ね。
 そこまでして貴方が会いたい人は誰ですか?

(124) 2011/01/24(Mon) 03時半頃

【人】 漂白工 ピッパ

[サイモンはおずおずと語る。
 失った幼馴染に会いに来た、と。
 しかし此の代償のことまでは知らなかった様で。
 何故、片足が無くなったのかと、狼狽する。

 確かに、その狼狽も理解できる。
 千切れただとか、そんなものではなく
 ぽっかりと、無い、のだ。
 血の一滴出ない状態で―――片足を失っている。]

 貴方は片足という代償を払った。
 故に、幼馴染に会わせてあげたい気持ちはあるの。

 ……あるのだけど。

[表情に僅か困惑の色が滲む]

 今はそれが難しいと謂うか―――

(125) 2011/01/24(Mon) 03時半頃

【人】 漂白工 ピッパ

[曖昧な女に対してサイモンの狼狽は激しくなった。
 そして終いにはこう言い出すのだ。

 足を失った僕に生きている価値などない。
 死んで幼馴染に会いに行く、と。

 …――女は、すぅ、と表情から色を消した]


 会えると思う?

[幾らか低い声色が、凛と響く]

(126) 2011/01/24(Mon) 03時半頃

【人】 漂白工 ピッパ


 会えたら苦労しないわよね。
 こんな地が在る理由もない。

 死の後に在るのは、それぞれが違う運命。
 ……死んでも貴方が会いたい人には、会えない。

[無慈悲に言い放つ]

 この墓地の、奥に、昔の教会がある。
 もう使われていない――けれど祭壇だけは手入れはしてあるわ。

 教会には神がいると謂う。
 ならば死者も或いは其処に。

 分からないけれどね。
 案内しましょうか。

(127) 2011/01/24(Mon) 03時半頃

【人】 漂白工 ピッパ

[サイモンに肩を貸し、教会への路を鈍足で進む。]

 痛みはないの?

[曰く、失っただけで痛みはない、と。]

 そう。ならいいの。
 
[それからは静かに、黙々と教会まで歩んでいった]

(128) 2011/01/24(Mon) 07時半頃

【人】 漂白工 ピッパ

[教会に着くと、サイモンを信徒席に腰掛けさせ]

 もし死者が現れたら――
 私が邪魔をしたらいけないから、
 此処で失礼するわ。

[足が不自由な男、ひとり。
 教会に置き去りにして、そろそろ妹に会いたいなと思う**]

(129) 2011/01/24(Mon) 07時半頃

漂白工 ピッパは、メモを貼った。

2011/01/24(Mon) 07時半頃


歌い手 コリーンが参加しました。


【人】 歌い手 コリーン

― 墓地 ―

[ゆっくりと瞳を開けると、そこは墓地でした。
 どうやら墓の一つに座っているようです。

 霧が立ち込めているのでしょうか。
 まるで何もかもが不安定な世界で、わたくしは靴を履いていない儚い脚を、所在なくふるりと揺らしました]

(130) 2011/01/24(Mon) 10時頃

【人】 歌い手 コリーン

 ――誰か。いませんか?

[乳白色の霧に包まれた世界に、わたくしの言葉が響きます。
 けれども、待てども答えは返りません]

 誰か、いませんか?

[もう一度、繰り返します。
 けれども、乳白色の霧の中に空しく響くのみで]

(131) 2011/01/24(Mon) 10時頃

【人】 歌い手 コリーン


 は…ぁ…。

[と、溜息が唇をついて地へと落ちて行きます。
 まるで深い深い奈落の底へ落ちて行くように、*ゆっくりと*]

(132) 2011/01/24(Mon) 10時頃

歌い手 コリーンは、メモを貼った。

2011/01/24(Mon) 10時半頃


【人】 執事見習い ロビン

パンサであったならば、出歩くのが怖う御座います
執事の服装や体格も、主人の人格を写す者
旦那様がだらしないと思われるのは、困りますから

[そう、私の行動は旦那様の評価に繋がります。ですから私は、何処にいようと品格を保つ必要があるので御座います。]

お嬢様、もし御身体がすぐれぬようでしたらお休み下さい
どうか、黄泉の国に期待などされませぬよう
どんなに大事な者が、彼の岸に渡ったと致しましても
彼の岸より、貴女を呼ぶ事など御座いません

生者を誘うのは、亡者の類にて
耳を貸してはなりませんよ

[旦那様と同じように、何かを失い、死者の声に希望を見出した方々。放っておく、と言うのが正しい事だと、私にはわかっております。ですが、出来る事ならば元気付けたいと思うので御座います。生きる勇気を差し上げる事が出来たなら、きっと旦那様も私の言葉を聞いて下さる。そう感じ、そう信じたゆえで御座います]

(133) 2011/01/24(Mon) 12時頃

執事見習い ロビンは、メモを貼った。

2011/01/24(Mon) 12時頃


【人】 水商売 ローズマリー

ふふ、うん、せんせい。死んだわけじゃない……はずだもの。

[笑って、ふと外を見る]

せんせい。

[言って、ふらりと外へとで出た]

(134) 2011/01/24(Mon) 17時頃

水商売 ローズマリーは、メモを貼った。

2011/01/24(Mon) 17時頃


ローズマリーは、そのまま、湖か、森か。霧の中へと*

2011/01/24(Mon) 17時頃


水商売 ローズマリーがいたような気がしたが、気のせいだったようだ……(水商売 ローズマリーは村を出ました)


受付 アイリスが参加しました。


【人】 受付 アイリス

― 墓場 ―

[纏いつくような霧が緩く流れている。
 どこか静謐としていて、喧騒とは無縁のような場所。
 錆付いた柵や年経た墓石が霧の合間から見える。]

 此処――…
 あたし、生きているよね。

 夢、みてるのかな。
 
[周囲を伺うように、霧の中を歩き始めた――**]

(135) 2011/01/24(Mon) 18時頃

受付 アイリスは、メモを貼った。

2011/01/24(Mon) 18時頃


執事見習い ロビンは、メモを貼った。

2011/01/24(Mon) 19時半頃


肉屋 ニールは、メモを貼った。

2011/01/24(Mon) 20時頃


【人】 執事見習い ロビン

あ、もし…――――

[どうした事でしょう。ローズマリーなるお嬢様は、ふらりと霧の中に消えて行きました。私が何か、御気に障るような事を申したでしょうか。この霧の中、戻る事が出来なかったとしたら。早く御戻りになる事を、祈るしかないのでしょうか]

失礼 私、外を回って参ります
あのお嬢様が、迷われても困りますし
他に人がおらぬのかも、確認する必要が御座いましょう
何か御座いましたら、こちらで合流致しましょう

[ひとつ頭を下げ、私も霧の中に戻ります。ひらり舞う蝶は、今度は私を何処に誘うので御座いましょうか。]

(136) 2011/01/24(Mon) 20時頃

【人】 鳥使い フィリップ

確かに。
旦那様を知らない人は、君を通して彼の人を見るね。
僕には立派な執事に見えるなぁ

[ロビンの伸びた背筋を眺め、
芯のある言葉に耳を傾けていた>>133

[ふと、ローズマリーの声。
遅れて外を見るけれど、こちらからは霧しか見えず。
目を凝らす間に彼女は霧の中へ消えてしまっていた]

ローズマリー。

[掛ける声は霧に呑まれる]

(137) 2011/01/24(Mon) 21時頃

【人】 肉屋 ニール

―墓地―

[管理人の言うように、当ても無く歩く。
道中で霧の中、または墓場に居る人の中にはスキンヘッドの反射光がちかっと見えたかもしれない。
そして迷うこと、ひとつの建物を見つけた]

 ほお、これはどうやら>>128教会のようですな。
 死者とご対面の際には神様にお許しをもらう、といったところでしょうか。
 ともあれ、中に入ってみましょうかね。

(138) 2011/01/24(Mon) 21時頃

【人】 肉屋 ニール

―教会―

[教会の扉を開けた。]
 
 ふむ。
 何か死者蘇生の儀式のようなものがあるのではと考えてみましたが。
 私には大きな特徴の無い、一般的な教会のように見えますね。
 実は裏に秘密でもあるのでしょうか、とあらぬ想像をしますね。
 
[と感想を垂れ流しながらきょろきょろと見回していく。
少なからず今の自身には、教会は一般的な内装に見えていた。]
 
 おや、あの頭のようなものが上下しているのは何でしょうか。
 人の頭の形っぽいですが、人ですかねえ。
 実は頭だけ浮いていました、なんて話は勘弁ですよ。

[ヘアカラーから、両親ぽくはないと判断した。]

(139) 2011/01/24(Mon) 21時頃

【人】 肉屋 ニール

[警戒を怠らず遠巻きに正体を探れば、あっさり人形とわかった。
>>125そして片足を無いことも、すぐに判断できた。]
 
 そこの方、どうなされました?
 
[神戸を項垂れてた―それで上下していたようだ―男の名を聞けば、サイモンと返答があった。
幾つかを問うと、>>125>>126>>127事情を話してくれた。
対する自身も、この地に来た理由を軽く―両親に会いに来ましたくらいまで―話すだろう。]
 
 代償を払った、と言ったのですか。
 ふむ、管彼女の言葉にはそういった意図があったのですねえ。

[以前に投げられた>>98彼女の不思議な質問に、ひとつ納得をした。
そしてそのまま彼の切断された足に目を向ける。]
 
 いやあしかし、これは見事な断面だ。
 あ申し遅れました、私肉屋を営んでいまして。
 解体とかも行うのですが、ここまでの代物はできたことがありません。
 まるで切ったではなく斬った、いや、外れた…

(140) 2011/01/24(Mon) 21時頃

【人】 肉屋 ニール

[サイモンの表情に翳りと、苛立ちのようなものが向けられる。
向けられるや否やはっとして、あわてて一歩下がった。]

 いやこれは非常に失礼なことをいたしました。
 申し訳ない申し訳ない。職業柄の悪い癖でして…。
 
 管理人の彼女がそうおっしゃられるのであれば、私も席をはずすことにしましょう。
 ではご健闘を祈ります。
 
[ばつの悪そうな表情でそのままそそくさと教会を後にする。
と、扉を開ける直前に彼に向かい一言だけ。]

 いやあこれは悪い癖が出ちゃいましたね。
 非常に悪いことをしました。

[そして教会を離れ、再び墓地へと足を向けた。]

(141) 2011/01/24(Mon) 21時頃

【人】 鳥使い フィリップ

[ロビンに視線戻せば、外に行くというのに頷いた]

最初からすこし、不安定なところもあったからね。
僕も――同じことを言っていたよ。

[意思の元、紡いだ言葉に同意は要らないだろうけれど。
とん、と。ごく軽く。彼の肩に手を置いた]

また、ここで。戸に明かりを下げておく。

[ロビンを見送り、暖炉の火の始末をする。
小屋にあった古びた外套二つ埃払って鞄と共に腕に抱え、
入り口には目印になるよう灯したランタンを下げておいた]

[人気無くなった小屋には人の居た痕跡。
窓辺に吸殻残る灰皿置き忘れたまま、霧の中へ]

(142) 2011/01/24(Mon) 21時頃

鳥使い フィリップは、メモを貼った。

2011/01/24(Mon) 21時頃


フィリップは、視界が頼りにならない白い霧の中。耳を澄ませて歩いている。

2011/01/24(Mon) 21時頃


【人】 鳥使い フィリップ

―墓地―

[霧の中に浮かび上がるもの。
木立から徐々に人工物へと変わる。
石の森で何か物音か人の声が聞こえた気がした]

おーい、誰かいるのかな。

[人影捉えられないまま。
のんびりとした声音。霧の中へと投げてみた]

(143) 2011/01/24(Mon) 21時半頃

【人】 執事見習い ロビン

[見渡す限り霧、霧、霧。人間と言う物は、視力から得る情報を失った時、不自由するもので御座います。感覚の6割を視力に頼ると言う人間は、深い霧や暗闇に対し、異常に恐怖を覚えるので御座います。]

まったく 君達だけだな、見る事が出来るのは
蝶々君達、人のいる所に私を導いておくれ
死人だろうと生人だろうと、この際構わないから

(144) 2011/01/24(Mon) 22時頃

【人】 肉屋 ニール

―墓地―

 本当に人が居たとは驚きですねえ。
 どうやら病院みたく待合室みたいな場所はないようで。
 
 ということは、彼以外にも居るということでしょうかね。探すのも一興、でしょうか。
 両親を探すもほかの来訪者やもう一人の管理人さんを探すのも行為からすれば同じでしょう。

[頭のどこかでひとつ足りないものがあるような、そんな感触がよぎった。]

(145) 2011/01/24(Mon) 22時頃

【人】 肉屋 ニール

 >>143はて、人の声がしますかな。
 どう聞いても女性ではなさそうですが。

 しかしどちらから飛んできたか、些かつかめないですね。

[困っていない無表情で困ったと呟くと、息を小さく吸い込んだ。]

 はい!どなたかいらっしゃいますでしょうか?

[店先に出ているときのごとく、声量を幾ばくか上げた。]

(146) 2011/01/24(Mon) 22時頃

【人】 鳥使い フィリップ

[気のせいだったと落胆するほどの間を置かず返る声。
よく通る――男の声。眉が勝手に下がった]

いま、そっちに、行くよ。

[こちらも少し声量を上げて方向を知らせる。
霧の中歩を進めれば、やがて朧ながらも大柄な人影が浮かんで]

こんにちわ。

[顔が見える距離まで詰めれば、視線は自然と見上げる形に]

僕はフィリップ・ヘイズと言うんだ。君は?

(147) 2011/01/24(Mon) 22時半頃

【人】 肉屋 ニール

 はい肉屋は私です。
 ご用件は

[人影に色がつく頃には、自身と年が離れていないだろう人物と認識できた。が、吐き出した言葉はむしろ条件反射に近い類のものだった。]

 …これは違いましたね。
  改めまして、私はエーシー=ニールセン。
  人様は私のことをニールと呼んでおります。 

[小さくご挨拶]

(148) 2011/01/24(Mon) 22時半頃

【人】 鳥使い フィリップ

ベーコンを厚めに、…

[g数を告げるところで空いた間。小さく笑う]

肉屋なんだ。

[言われてみれば服装もそう見える]

よろしく、ニール。

人を探しているんだけど、誰か見かけなかったかな。
ここの管理人の姉妹とか、
年若い…こう、髪の毛がふわっとした感じの薄着の女の子とか。

カラフルな鳥。とか。

(149) 2011/01/24(Mon) 23時頃

【人】 肉屋 ニール

 こちらこそよろしくお願いします。
 とりあえず本業についてはお互い目的を達成し、ここから出てから、ということにしましょう。

[>>149管理人という単語で彼が事情をすべて知っていることを見越して。]

 ああ管理人の片割れ―ピッパと名乗ってましたね―には会いましたが、もう片方にはまだ会ったことはありませんね。どのようなお方でしょうかねえ。

(150) 2011/01/24(Mon) 23時頃

【人】 肉屋 ニール

 鳥ですか?ううーん見ておりませんね。
 後少女も見ておりません。

 私が出会ったのは後はサイモンという男性―代償で片足を失い身動きが取れない状態でピッパ殿に運ばれたとのこと。彼ならおそらく居るでしょうが…。

(151) 2011/01/24(Mon) 23時頃

ニールは、ああ、教会があってサイモン殿はそこ運ばれていました。と付け加えた。

2011/01/24(Mon) 23時半頃


【人】 鳥使い フィリップ

生還祝いならよく冷えたビールも。

[ひとつ冗談めかして付け加えてから
見かけぬ二つに、眉下げて頷いた]

もう一人の管理人は妹さんのヨーランダ。
ピッパによく似た風に見えるからすぐに判ると思うよ。

僕が逢ったのは、その女の子と管理人と、執事君だけだね。
サイモンという人は身動きが取れないのか…気の毒に。

[少し考え込む仕草。顔を上げて]

(152) 2011/01/24(Mon) 23時半頃

墓守 ヨーランダは、メモを貼った。

2011/01/24(Mon) 23時半頃


【人】 鳥使い フィリップ

君は随分落ち着いているように見えるけど。
代償の取り戻し方とか。出る為の糸口とか。何か聞けたのかな。

[彼から尋ねられれば、
大抵は出る事が叶わないらしき事。
代償も戻るか判らず、そのままの形では取り戻し難いことを答える]

(153) 2011/01/24(Mon) 23時半頃

【人】 執事見習い ロビン

[左側から、水音が致します。右側からは、何の音も致しません。空気を切る音すらも、感じる事が出来ないので御座います。目と耳、二つを失った私は、霧の中予想外の苦戦を強いられました。]

蝶々君、君を追うのも難しい
まっすぐ歩く事すらも、今の私には困難なんだ
もう少し、ゆっくり進まないか

(154) 2011/01/24(Mon) 23時半頃

【人】 墓守 ヨーランダ

―― 回想・湖の傍の小屋 ――

 此処。

[湖の傍に在る小屋まで二人を連れて歩む。
 辿り着けば声と目線で示した。]

 中はどうなってるか分からない。
 使った事が無いから。

[二人に視線を留めると
 抑揚無く告げてその場を後にしようと踏み出した]

 昔は誰か、居たみたいだけれど。

[背を向けたまま、最後の言の葉を残して。]

(155) 2011/01/24(Mon) 23時半頃

【人】 墓守 ヨーランダ

―― 回想・湖の傍の井戸 ――

 ……

[向かう先は湖の傍に在る古びた井戸。
 一本の縄がぶら下がっており、
 其れを引き上げると小さな桶が見えてくる。]

 ―――っ

[井戸の水を所持していた桶へ移していく。
 白闇の中、薄灰の髪が揺れる様は
 まるで幻想に彷徨う幽鬼のよう。]


[汲み終えた桶を抱えると緩慢な動作で
 元居た小屋へと歩んでいく。]

―― 回想・了 ――

(156) 2011/01/25(Tue) 00時頃

【人】 肉屋 ニール

 >>153もう一人の管理人さんはヨーランダ、と。覚えておきましょう。後は執事の方がいらっしゃるのですね。

[君という言い方から、男であることを想像して。]

 代償を取り戻す…ふむ。
 ここからの帰り方然りあまりそういった面が疎いですね。

 どうも私この地に来て少々記憶が抜けておりまして。
 冷静というか多分事態を把握し切れていないのではないかと思います。

(157) 2011/01/25(Tue) 00時頃

【人】 執事見習い ロビン

蝶々君、ちょっと待つんだ 少し休もう

[体に、酷い疲労感が御座います。人は、耳の奥の三半規管でバランスを取ります。ですが私は今、右耳の昨日を失っており、体に酷い負担がかかるので御座います。両方を失ったなら、まだマシだったでしょうに。]

いや、困るかな
人の話を聞かぬのは、失礼ですし
第一、本当に代償が戻らなかった時、執事が出来なくなる

[左側からする水音を頼りに、湖の方に歩き。水辺に腰を降ろしました。非常時なれど、こういう場所は安心致します]

(158) 2011/01/25(Tue) 00時半頃

【人】 墓守 ヨーランダ

―― 現在・湖周辺 ――

 ―――、誰?

[桶を抱え歩んでいけば、
 白闇の中に人影が見えた気がして問い掛ける。
 何をしているのかと目を凝らせど]

 ………

[何をしているのかまでは視認出来ない。
 其れは本当に人、だろうか。
 恐らく互いに、水音が聞こえる位置にいる筈で。]

(159) 2011/01/25(Tue) 00時半頃

【人】 執事見習い ロビン

ん・・・?
誰かと問うと言う事は、魔物の類ではなさそうだ

[霧の向こうから、自分よりも高い声が致しました。]

人に何かを問うならば、姿くらい見たい物です
貴方こそ、どなたか 人か、死霊か、魔物か
湖の主を名乗る者がいようと、私は驚きません

こちらにどうぞ 湖の畔に、私はおります

[歩くのは、正直億劫で御座います。真っ直ぐ歩くことすらも、今の私には一苦労なのに]

(160) 2011/01/25(Tue) 00時半頃

【人】 墓守 ヨーランダ


 ……

[向こう側から聞こえた声。
 緩やかに瞬いて影を頼りに其方へ歩む。
 やがて青年の姿形が視認できる位置まで寄れば]

 此処で何をしているの?

[小さな声で首を傾ぐ。
 問い掛けた折、一羽の蝶が何処からか舞い寄り
 ヨーランダの頭上にぴたりと、羽を休めた。]

(161) 2011/01/25(Tue) 00時半頃

【人】 肉屋 ニール

 その一部記憶の抜け落ちも、もしかすると代償の中に含まれていたかもしれませんね。何かいろいろこぼれている様な感じも受けましたので。

[ふーむと、困ってないような困ったような表情を浮かべて。]

 ところで先ほどのやり取りを行っていて、不思議なことに空腹やらトイレに対する欲が無いことを自覚しました。これも代償でしょうかね…。**

(162) 2011/01/25(Tue) 00時半頃

肉屋 ニールは、メモを貼った。

2011/01/25(Tue) 00時半頃


【人】 肉屋 ニール

 時にフィリップ殿…でしたかな。
 あなたの代償は、如何様なものなのでしょう。

[興味本位なので、無理にとは言いませんよ、と一言付け加えた。
外面身体的欠損は見られないようだし、会話に不十分がありそうな感じはしなかった。]

(163) 2011/01/25(Tue) 00時半頃

【人】 執事見習い ロビン

何を、か 探し物で御座います
人か、死霊か、どちらでも良かった
私はこの地にて、二つやる事が出来ましたから

[私に近寄った姿は、女性のようで御座いました。長い髪は霧のため、色すらもわからぬ私で御座いましたが。座ったままではと、立ち上がり礼を致しました。]

お嬢様は、こんな所で何を?
貴女も、死霊に魂を引かれる者で御座いますか?

…少なくとも、蝶々君のお友達なのは確かなようだ

[ひらり、私を案内する蝶々が舞い。私の右肩に乗ります。]

(164) 2011/01/25(Tue) 00時半頃

【人】 墓守 ヨーランダ

 二つ?

[青年を見つめる眸は薄灰の髪に近い色。
 白闇の中、ゆったりと桶を地へ降ろせば
 頭上の蝶は一度舞い上がり、
 桶から手を離す頃合に、再び羽を休めた。]

 そう。

[青年の言葉に深く問いを繋ぐ事はしなかった。
 問われれば一呼吸置いて]

 私を惹く死霊は居ないわ。
 蝶と、姉さんが在ればいいもの。

[初対面の相手にすら、素っ気無い返答をして]

 あなたも、好かれているみたいね。

[じ、と青年の右肩に乗る蝶を見た。]

(165) 2011/01/25(Tue) 01時頃

【人】 執事見習い ロビン

そう、二つ

[彼女が地に置いたのは、水桶で御座いましょうか。水浴び?もしや、覗きか何かと勘違いを?困った、旦那様の名に傷が付く・・・うん、誤魔化す事に致しましょう。]

惹く死霊がいないと言うのは、良き事にて
御姉様がいらっしゃるのですか
二人で、この地に?

[素っ気無い返答をしながらも、肩を見る女性。この蝶は、そんなに人に懐かないのだろうかと、思ったのでした。]

好かれているのとは、違います
好いているのですよ、私が
蝶には、礼を尽くす必要が御座いませんから
自分が好きになれば、相手も嫌う事はないでしょう
邪魔には、思うかもしれませんが

(166) 2011/01/25(Tue) 01時頃

【人】 墓守 ヨーランダ


 ええ。
 もう、どれくらいになるかしら。

[姉について問われれば緩慢に頷いた。
 ぴちゃりと傍の湖で何かが跳ねた。
 白闇は変わらず互いを包んでいる。]

 そう。
 蝶はとても素直だもの。
 危ない場所には近づこうとしない。

 何故、蝶が好きなの?

[ふと、気になった事をそのまま口にした。]

(167) 2011/01/25(Tue) 01時頃

【人】 漂白工 ピッパ

―― 湖のほとり ――

[霧の中を進んでいく内に、湖の方向へと至る。
 聞こえるは二つの声音。
 ひとつはよく耳に馴染んだ愛しい色。]

 ――ヨーランダ。

 そちらは?

[霧の合間から互いの顔が認識できる程度に距離を縮めた。]

(168) 2011/01/25(Tue) 01時頃

【人】 墓守 ヨーランダ


 ?

[姉の声が聞こえれば首を其方へ向けた。
 蝶は未だ、頭上で羽を休めたまま。]

 名前。

[そういえば、青年の名を知らない。
 人の名など、然程気にしないうえに
 変な所が抜けているせいか今、気付いたようだ。]

 あなたは?

[何でも無いように、問い掛けて。]

(169) 2011/01/25(Tue) 01時半頃

【人】 鳥使い フィリップ

そっか。…うん。

[糸口。期待していた分だけ僅かに肩が下がる。
抜けているという記憶。まじまじとニールを見つめる時間は長い]

なるほど。記憶が抜けているからなのかな。
こうして話をしていても
二ールのかたちが、よくわからないな。

[うーん。と、短く唸る困り顔。
話していても心の機微のようなものが感じられない]

(170) 2011/01/25(Tue) 01時半頃

【人】 鳥使い フィリップ

空腹に関しては、僕もそうだね。
なんとなく欲しくはあるけれど、飢えの類は感じないな。

[スキットルに持ち歩く程必要だったアルコール。
ここに来てから何口飲んだのだろう。
思い返しながら霧に湿る唇を指でなぞる]

20年分くらい、先に進んだ筈の時間が無いんだ。
思い返せても、自分のものだった実感が伴わない。

[まるで目の前にそれがある様に中空を掴んでみせるけれど、
掴めぬ霧。開いた手の中はからっぽだった。
途方に暮れた顔は、見かけの年齢に相応だったかもしれない]

(171) 2011/01/25(Tue) 01時半頃

【人】 鳥使い フィリップ

――ああ、そういえば。
管理人の小屋があるんだよ。

[気を取り直すようにそう言って]

墓地からそう遠くはないし、人が歩き固めた草を追えば着くかな。
近くに湖もある。湖の傍には僕らが休める小屋がもうひとつ。
ランタンを下げておいたから、多少は目印になるかもしれないね。

[この霧の中、宛てになるかは定かではないが]

執事君とも何かあればそこで落ち合う事にしているんだ。

僕はもう少し外を回ってみるよ。
何かなくても、また顔を見れると嬉しいよ。

[ニールへと軽く手を挙げれば、
小脇の外套抱え直して再び霧の中へと去っていった*]

(172) 2011/01/25(Tue) 01時半頃

鳥使い フィリップは、メモを貼った。

2011/01/25(Tue) 01時半頃


鳥使い フィリップは、メモを貼った。

2011/01/25(Tue) 01時半頃


【人】 執事見習い ロビン

ああ、噂の御姉様がいらしたようだ
御機嫌麗しく、お嬢様

[霧の合間から、新しい声が致します。今日は良き日だ、このように色々な人に出会う一日など、なかなか無い。]

蝶が好き、なのとは違います
人が好かぬ、と言うのが正しいのでしょう
相手が人ならば、私は執事である必要が御座います
しかし蝶ならば、私自身としてある事が出来る
それが少々、楽しゅう御座います

更に言うならば、私のこの悪い目に
この蝶の様に、色鮮やかに写る存在は御座いません
美しい者を愛するのは、普通の事で御座いましょう

(173) 2011/01/25(Tue) 01時半頃

【人】 執事見習い ロビン

ああ、名乗るのが遅くなりました
ロバート・セバスチャン・ウォレンと申します、お嬢様方
とあるお屋敷で、執事の役職を担う一族の者にて
どうぞ、お見知りおきを

よろしければ、恩名をお聞かせ頂けますか、お嬢様方?

[胸に右手をあて、頭を下げました]

(174) 2011/01/25(Tue) 01時半頃

【人】 漂白工 ピッパ

 ええ、御機嫌よう。

[淡白な声色で青年に挨拶を返し]

 ロバート、ね。ロビンと呼んでも好いかしら?

 私はピッパ。
 姉の方、と覚えて貰えれば。

[宜しく、と此方も軽く頭を下げた]

(175) 2011/01/25(Tue) 01時半頃

【人】 墓守 ヨーランダ


 執事は愉しいの?

[青年の言葉に双子の妹が感じた事。
 じ、と青年を見つめ率直に問う。]

 あなたにとって其処まで大切なもの?

[自分には理解の及ばぬ世界。
 白闇は湖と三人をそっと抱く。]

 ロバート。
 私はヨーランダ。

[自分の名乗りを終えると、
 ちら、と姉を一瞥した。]

(176) 2011/01/25(Tue) 01時半頃

【人】 執事見習い ロビン

どうぞ、ロビンとお呼びください
サンチョよりは随分とマシ・・・こほん

ピッパ様、で御座いますね
私職業柄、一度お会いした御方のお顔とお名前は忘れません
ピッパお嬢様と、記憶致しますよ

[どうやら、この姉妹に明るさを期待する事は出来そうにないようで御座います。私にはむしろ、そのくらいの方がやりやすく感じますが。他の人間相手では、随分と損をするのだろう、と感じたので御座います]

(177) 2011/01/25(Tue) 02時頃

【人】 執事見習い ロビン

執事は、私の生存理由で御座いますよ
産まれた日から、主家に仕える事が定まっております
楽しい、愉しくない、と言うのとは、また違いますよ

好きとか、嫌いとか、そんな世界は通り過ぎ
執事である事が、私である事と同義、なので御座います

ヨーランダお嬢様にとっての、ピッパお嬢様のような物
それが無い世界など、想いもよらぬでしょう?

[私も、たまには肩が凝ります。しかし、それ以外の生き方など知らぬし、知る事もなかろうかと想います。]

(178) 2011/01/25(Tue) 02時頃

【人】 漂白工 ピッパ

[サンチョ?と不思議そうに小首を傾ぐ]

 有難う。名前を覚えてくれることは嬉しいわ。

[お嬢様は似合わないけれどね、と微苦笑を浮かべた。
 妹に向き直ると、]

 ニールさんと、サイモンさんという人。
 この墓地に迷い込んでいるみたい。
 ニールさんは分からないけれど、
 サイモンさんは片足を代償に。
 今、教会にいるはずよ。

[と、別行動をしていた間に出会った人物の報告を]

(179) 2011/01/25(Tue) 02時頃

【人】 墓守 ヨーランダ


 そう。

[ロバートの声に頷くと、
 頭上の蝶へそっと手を伸ばした。
 蝶は手を避けるように舞い上がり、
 今度は鼻頭へと舞い降りた。]

 ……

[黒目が中央に寄る。
 数秒の沈黙。]

 姉さんの居ない世界。
 想像は………出来ないけれど。
 私は姉さんと居るのは、愉しいから。

[感情を言葉にするのが上手いほうでは無く。
 不器用ながらも訥々と語る。]

(180) 2011/01/25(Tue) 02時頃

【人】 執事見習い ロビン

[不思議そうなピッパお嬢様。ああ、失敗致しました。言わなきゃわからなかったろうに・・・私、案外しつこい男のよう]

いいえ、当前の事で御座います

代償…――――?

ああ、そうか
お嬢様方が、この墓地の人魚の守り手、という事か
なるほど、なるほど

(181) 2011/01/25(Tue) 02時頃

【人】 墓守 ヨーランダ


 ん。

[姉からの報告を聞いて、首を縦に振る。
 蝶は衝動で、舞い上がると
 そのまま何処かへと離れていった。]

 それで全て、かしら。

[くん、と鼻を鳴らすと]

 ………酷い人が居ないといいけれど。

[何が、とは言わず瞑目する。]

(182) 2011/01/25(Tue) 02時頃

【人】 漂白工 ピッパ

 人魚かどうかは分からないけれど、
 そうね。二人で番人をしています。

[ロビンの納得に、こく、と首肯して。
 ヨーランダが首を縦に振り蝶が舞う様を見れば小さく笑う]

 まだ全員かどうかは。
 ……酷い人、いないといいわね。

 只でさえ、普段は静かな墓地に人が集まっていることを思えば、
 何か、あるのかもしれないけれど…―― 

(183) 2011/01/25(Tue) 02時頃

【人】 執事見習い ロビン

左様で御座いますか
生を受けた時に定まった事柄を、愉しいと
そう思う事が出来るのは、幸福で御座いますな
羨ましゅう御座います、率直に

[黒目が中央に寄り、蝶を見る姿に微笑しながら。私は、彼女等も無感情なわけではなく、現し方を知らぬだけなのだと知りました。勿体無き事ながら、私には関わりの無い事なのかもしれぬ、と口に出す事は致しませんでした]

私は、肩が凝る事は嫌いで御座います
ですが、力を抜く事を体が許さず、矜持が恥を感じます
だから私は、他の道など想像出来ないので御座いますよ

(184) 2011/01/25(Tue) 02時頃

【人】 墓守 ヨーランダ


 ええ。
 辛くない事は幸いかもしれない。

[只一つ。
 字面のように道を違えば風向きも変わってしまう。
 言葉に合わせるように風に煽られて
 湖に微かな波が立った。]

 人が人である為に、きっと。
 意義は必要なもの。

 人に因っては其れが死にすら繋がってしまうから。

[淡々と語ると]

 ロバート。
 ………痛い所は、無い?

[先程出会った人間にも向けたものと同じ問いを向けた。]

(185) 2011/01/25(Tue) 02時半頃

【人】 執事見習い ロビン

人魚は、漁師をその歌声で誘い、海に引き込みます
死者は、生者を思い出で縛り、この墓地に誘います
同じ事で御座いましょう、逆らう事が出来ぬと言う意味で

[私には、わからぬ事ながら。私が探すのは、死者への想いを断ち切る剣、我が主を救う武器なので御座いますから。]

(186) 2011/01/25(Tue) 02時半頃

【人】 漂白工 ピッパ


 ある意味私達も死者に近しい存在――そう考えれば。
 間違いでもないかも知れない。
 逆らえずに此処に来た者は、
 時に死に、時に生きても帰りました。

 ロビンは、死者の思い出に引き摺られて此処に?

[彼の目的を知らぬ己は、彼が此処に来た理由を問いかける。]

(187) 2011/01/25(Tue) 02時半頃

【人】 執事見習い ロビン

幸福な事は、続くと良い そう想います
生きる意味、生きた証、死後の保証
まったく、人はなんでも欲しがるものですな
意義は無くとも人は死に、保証は無くとも生きると言うのに

[私には、そんな物御座いません。ざわりと波立つ湖に、水鳥の羽音はせずに。ただ蝶がひらりと舞い、また私の肩に降り立つ。ああ、なんと無機質な事。ここにもし、太陽が差す日が来たならば、きっと美しい場所だろうに。]

私の代償で御座いますか?
右耳を、失いました
形はあるかもしれませんが、音は無く
真っ直ぐ進む事も困難ですから、機能が全く無くなったよう
まぁ、なんの問題も御座いませんが

私は、死者の花園を踏み荒らす不届き者
片耳くらいなら、安いもので御座いますよ

(188) 2011/01/25(Tue) 02時半頃

【人】 墓守 ヨーランダ


 同じかしら。
 ――――、分からない。
 でも、そうなのかもしれない。

[人魚に例えるのならば。
 そっと薄灰の髪先を一房、摘むと]

 引き摺り込まれる人生は幸せ?
 愉しい、かしら。

 ………少しでも愉しいといいけれど。

[願う言の葉を紡ぐ割には
 一房を見つめる眸は何処か寂しげで。]

(189) 2011/01/25(Tue) 02時半頃

【人】 執事見習い ロビン

いいえ、私は死者に興味は御座いません
興味があるのは、死者に惹かれる者を救う手段にて

お嬢様方が、彼の岸の安息を守る番人とするならば
私は、彼の岸に渡ろうとする者を攫う盗人で御座いましょう

[旦那様が、彼の岸に渡ろうとなさるより早く。現に留まろうとする力を、私は持ち帰る必要が御座いますから。]

戻る者がいたと言うのなら、出口はあるのですね
安心致しました、戻り方を聞こうと想いましたので

ああ、今すぐである必要は御座いませんが
時が来ましたら、どうかご教授を ピッパお嬢様

(190) 2011/01/25(Tue) 02時半頃

【人】 墓守 ヨーランダ


 そう。

[ロバートの言葉に小さな頷き。
 視線を何処かへと遣ると]

 少しだけ、待っていて。

[言い残し、一度視線の方角へと消えていく。]

(191) 2011/01/25(Tue) 02時半頃

【人】 漂白工 ピッパ

 そう……。
 死者に救いを求めることは、
 この地の番人である以上否定はしないけれど、
 決して肯定も出来ない、危うい願い。

[ロビンが救おうとしている者を思い、
 緩く瞑目した後]

 ええ。
 それは簡単かもしれないし――難しいかも知れない。
 兎角、時が来れば教えましょう。

(192) 2011/01/25(Tue) 02時半頃

【人】 執事見習い ロビン

ヨーランダお嬢様は、お優しい方だ

引きずり込まれる死に、幸福は御座いませんよ
あるのは幻、あるのは逃避、あるのは影
生きようとするから、生物なので御座います

他人の力に頼る事なく、自分の足と意思で歩んだ先にこそ
幸福な死と生があると、私は想います

[寂しげな表情は、この霧の中に詳しく写る事は御座いません。ですが私は、元来近眼で御座います。見る事は出来ずとも、多少は感じる事が出来ると自負しておりますよ。]

はい、お待ち致します 待つようにと仰るのならば
それが私の、歩き方で御座いますから

(193) 2011/01/25(Tue) 03時頃

【人】 墓守 ヨーランダ


 ……

[白闇の中。
 ロバートの声を背に聞いた。
 一寸立ち止まり、首だけ振り向かせる。]

 そう。

[表情はきっと、二人には見えない距離。
 緩やかな頷きと共に森林へと消える。]

(194) 2011/01/25(Tue) 03時頃

【人】 墓守 ヨーランダ

[森林へ踏み入ると白闇の中で目を凝らす。
 一所で立ち止まると地へ手を伸ばし、
 古いが、太く眺めの枝を手に取った。]

 ……

[そして二人の下へと戻る。
 ロバートへ寄れば]

 ロバート。

[そ、と枝を差し出した。]

(195) 2011/01/25(Tue) 03時頃

【人】 執事見習い ロビン

然り 死者は救いません ただあるのみにて
この場にいる以上、死霊の存在は疑いませんが
死者が生者の味方だと、思う事はありません
死者と生者は、違う物に御座いますから

[時が来たら、戻り方がわかる。それで良い、私にはまだやる事が御座いますから。何を成したわけでもなく、戻る事は出来ません。だから、今は方法を知る必要もないので御座います。]

困難など、覚悟が御座いますゆえに
戻ります、私を待つ主がいらっしゃる場所に

(196) 2011/01/25(Tue) 03時頃

【人】 執事見習い ロビン

ん・・・?

[お戻りになったヨーランダお嬢様が、私に枝を差し出します。どういう意味で御座いましょう?薬?いや、そえ木?骨を折ったわけじゃ・・・いや、頂きますよ。お優しい方の、厚意なのですから。]

ありがとう御座います、ヨーランダお嬢様
これは、どのように使用するのですか?

[受領した枝を、まじまじと見ます。うん、枝で御座いますな]

(197) 2011/01/25(Tue) 03時頃

【人】 墓守 ヨーランダ


 ?

[問われて首を傾ぐ。]

 ?

[そ、と姉へ視線を移した。]

(198) 2011/01/25(Tue) 03時頃

【人】 漂白工 ピッパ

 死者は味方でも敵でもない。
 唯、――在るだけ。

[違う物、という言に頷いた]

 ロビンは強いのね。
 貴方ならば或いはこの場所を出られると――…

 迷い込んだ者とは違う、
 真摯な信念を感じます。

 どうか、この先どんな困難が訪れても、
 ……生きて。

[死を希うなど、頭に欠片もない。
 死は平等に降り注ぐものだけれど、
 出来ることならば――此の死に近い場処での生者にも
 生きて欲しいのだ。]

(199) 2011/01/25(Tue) 03時頃

【人】 漂白工 ピッパ

[ロビンが枝を受け取って迷う様と、
 ヨーランダの不思議そうな双眸を見て
 少し思案する。]

 ……。

[枝だ。]

 耳をやられていると聴いたけど、それなら三半規管も――バランスも取れないんじゃないかしら。
 杖がわりに、いいと思うのだけど……

(200) 2011/01/25(Tue) 03時頃

【人】 墓守 ヨーランダ


 ん。

[姉の言葉にあわせ頷くと
 じ、とロバートを見た。]

 思うのだけど。

[言葉尻は姉と同じ、もの。]

(201) 2011/01/25(Tue) 03時頃

【人】 執事見習い ロビン

[まさか、その表情は、よくわからない?ピッパお嬢様が、他の人の手当てに使うの見たからとか?な、な、なんとかこの枝を使用しないと。ヨーランダお嬢様のお気持ちを、無駄にしてしまう。いかん、いかんぞ。頭を使うんだ私、お嬢様を落胆させてはならない。]

・・・

[とりあえず、首に差しました。くびをこてい、いたしました、よ。はぁ、恥ずかしい]

(202) 2011/01/25(Tue) 03時半頃

【人】 執事見習い ロビン

強いと言うよりも、私は無情なので御座います

死者に心惹かれる方々は、皆一様にお優しい
お優しいから、忘却の彼方に大事な人が去る事に悲しみ
死者の姿を求め、ここに至るので御座いましょう

私は、違いますから

[首に差した枝を抜き、杖にしました。なんだろう、恥ずかしい、凄く恥ずかしい。杖を使うと言うのもですが、なんだか異常に顔が赤いような気が致します。]

・・・ありがとう御座います
良い物を頂きました

(203) 2011/01/25(Tue) 03時半頃

【人】 墓守 ヨーランダ


 ……

[首を固定するロバートを見た。
 まじまじと。]

 そうつかうの、ね。

[感心したように。]

(204) 2011/01/25(Tue) 03時半頃

【人】 執事見習い ロビン

いや、違います、きっと違います

杖になる程長い枝を首に差したら、背筋ぴーん!になります
背中にぴったりららんらん、になります
肩が凝るどころの話では、なくなりましょう

[ああ、ちくちくする。もっと上手く使う必要がありました。次はもっと上手くやりましょう、うん。しかし、お嬢様はご満足の様子。良かった、良かった]

(205) 2011/01/25(Tue) 03時半頃

【人】 漂白工 ピッパ

 そうとも謂うかもしれないけれど、
 物は言いようね。
 死者に縋る者は弱いとでも、何とでも言える。

[無情である、という言を否定はしない。
 私はまだ彼の人となりをよく知らないのだから。]

 そうつかうの、ね。

[妹と同様に感心したようにロビンを見るが、
 杖に変えれば、其れはそれでいいというように頷いた。]

(206) 2011/01/25(Tue) 03時半頃

【人】 執事見習い ロビン

少なくとも、自らを強者だと自負する程
私の自尊心は、大きくありません
他者を弱者と見下す程、高慢でも御座いませんよ
短所は長所であり、特技は弱点なのですから

互いを知る時間は、まだ御座いましょう
少なくとも、私の目標をこなすまではここにいます
評価は、最初に下す物では御座いませんよ

[だから、私の今の失態は忘れてください]

(207) 2011/01/25(Tue) 03時半頃

【人】 墓守 ヨーランダ


 そう……

[杖へと変えたロバートを
 頷きながら見遣る眸は常と変わらない。
 只、頷きには含みのようなものが在ったが。]

 ららんらん、なのね。
 執事も大変だと、思うわ。

[杖が少しでも役に立つのなら良い。
 じ、と顔の紅いロバートをやや心配げに見た。]

(208) 2011/01/25(Tue) 03時半頃

【人】 漂白工 ピッパ

 分析的で良いことだわ。
 そういう客観視は嫌いじゃない。

[ロビンにほんの微かに笑みを見せ、
 評価はのちに、と頷いた。]

 ……私は、この辺で

[歩き通して少し疲れた。
 すぅ、とその場を去ろうとする。
 妹には、どうするか、と謂うニュアンスを含めた視線だけ*遣って*]

(209) 2011/01/25(Tue) 04時頃

【人】 執事見習い ロビン

私が ららんらん だったら、何か違うでしょう?
たまには良いですが、毎日だと苦しいかと存じます

執事も然り、毎日だと苦しいですが、無いと物足りぬ
そう言う物で御座いますよ

[ああ、じっと見ていらっしゃる。そんなに見たら・・・泣きたくなるでしょう、ちくしょぅ、ぐすん。仕方ない、気を逸らさねばならない。さもないと、恥ずかし死ぬ。右手に巻いた、紫色のミサンガを解き、ヨーランダお嬢様とピッパお嬢様に差し出しました。]

杖に対する感謝を篭め、これをどうぞ
遠い国の呪いで、巻いていると希望が叶うそうで御座います
私は、ここにたどり着きましたから、もう必要ありませんし

(210) 2011/01/25(Tue) 04時頃

【人】 墓守 ヨーランダ


 正直に言うと。
 ………少し吃驚したけれど。

[たまには、と零す彼に小さく頷いた。
 ほんの少しだけ口許が笑みで歪む。]

 ?

[ミサンガを差し出されると
 恐る恐るという具合に受け取って]

 ―――、ありがとう。

[まじまじと、手の中の其れを見つめた。]

(211) 2011/01/25(Tue) 04時頃

【人】 墓守 ヨーランダ


 ………

[姉の視線に視線を合わせた。
 言葉は無い。]

 ロバート。

[姉にはそれだけでも伝わる、と思っているから。
 ロバートの名を、ぽつりと呼んだ。]

(212) 2011/01/25(Tue) 04時頃

【人】 執事見習い ロビン

で、御座いましょうな

執事たる者、御婦人を笑顔に出来ずにどうします?
・・・と、父に

ですから、こういう事も出来るので御座いますよ

[ミサンガを受け取る事も、お嬢様が小さく笑った事も。私は、驚きは致しませんよ。私は知ったのですから、彼女達の奥には、豊かな感情が存在すると。]

はい、なんで御座いましょうか

[名を呼ぶヨーランダお嬢様に、出来るだけ柔らかい表情を作り、話を聞こうと致します。]

(213) 2011/01/25(Tue) 04時頃

【人】 墓守 ヨーランダ


 此れから。

[柔らかな表情に向ける面は
 また何時も通りの無表情になる。
 白闇の中で深く息を吸うと]

 必ず誰しもが願いを成し得る訳じゃないの。

[そのまま一つ零し、背を見せる。]

 此の場所で辛い事が在っても。
 笑顔を忘れないで居て。

[抑揚の無い声が
 若干、らしくない言葉を残し何処かへ*去って行く*。]

(214) 2011/01/25(Tue) 04時半頃

ヨーランダは、ミサンガを襟から衣服の中へしまうと桶を抱えて*行った*

2011/01/25(Tue) 04時半頃


墓守 ヨーランダは、メモを貼った。

2011/01/25(Tue) 04時半頃


【人】 執事見習い ロビン

ご忠告、感謝致します

[深く頭を下げた後、去る姿を見送ります。ああ、今わかりました。彼女等は、長らくこの地にいるのだから。人の死も、苦しみも悲しみも、他者のそれより多く感じ。だからこそ、今の彼女達のように。]

問題は、御座いません
元より死すら覚悟の上、苦痛など最早抗体が御座います
お嬢様方が、そうお望みになるのならば

私は、笑顔を絶やさぬよう
私は、笑顔を忘れぬように 必ず、致します

それが、執事ですから

(215) 2011/01/25(Tue) 04時半頃

【人】 歌い手 コリーン

― 墓地 ―

[乳白色の霧の中。
 わたくしは動く事も出来ずに、そこにぼんやりと座っていました。

 いえ、足は在るのですから動く事は出来るのです。
 ただ、この場を離れるのが怖かった。それだけなのです]

 ………人の気配は、感じるのだけれど。

[目を凝らしても、その先には何も見えません。
 この濃い乳白色の霧が、全てを覆い隠してしまって。
 夢も現も、全て白く霞んでしまっているのです]

(216) 2011/01/25(Tue) 11時頃

【人】 歌い手 コリーン

[長い事此処に座っているのに。
 不思議な事に空腹等は感じませんでした。

 感じるのは……虚無感と、一人で在ることの寂寥感でしょうか。
 一人で在る事はとてもとても寂しくて、誰かに会いたいと思ってしまいます]

 誰か……?
 いいえ、違うわ。

[誰かじゃない。
 この乳白色の霧にかすむ記憶の向こうに、求めてやまない人の輪郭がぼんやりと浮かんで]

(217) 2011/01/25(Tue) 11時頃

【人】 歌い手 コリーン

 わたくしはあの人に、逢いに来たの。
 あの人に逢うために、此処に、来たの。

[そう言葉にすれば、それは強い想いとなってわたくしの胸に燈ります]

 どこ……。
 どこにいるの……?

[乳白色の霧の向こうへと呼びかけます。

 愛しいあなた。
 あなたは何処にいるの、と――…**]

(218) 2011/01/25(Tue) 11時頃

歌い手 コリーンは、メモを貼った。

2011/01/25(Tue) 14時頃


執事見習い ロビンは、メモを貼った。

2011/01/25(Tue) 15時半頃


【人】 執事見習い ロビン

[二つの影が、霧の向こうに消えた頃。私は杖を握ったまま、深く息を吐いたので御座います。どうした物だろう、この歳で杖をつきながら歩く事になろうとは。]

しかし、ヨーランダお嬢様の厚意を無にする事は出来ません
しばらく、お借り致しましょう

さぁ蝶々君、次に行こうか?
新しい人を探して

声でもしたなら、そちらに歩く事も出来るのだがね

(219) 2011/01/25(Tue) 15時半頃

天のお告げ (村建て人)は、メモを貼った。

2011/01/25(Tue) 16時半頃


執事見習い ロビンは、メモを貼った。

2011/01/25(Tue) 19時頃


【人】 執事見習い ロビン

蝶々君、教会と言うのはどちらだね?
足の無い人がここにいると、お嬢様方が話をしていた

一応、見学しようよ
手を貸すかどうかは、相手を見て考えよう
赤の他人を必死に救助するほど、私は優しくない

[肩に乗った蝶は、ひらりひらり、私の周りを舞い。暫くすると、一方に私を導きはじめたので御座います。いや、やはり迷い込ませるつもりなのかも。まぁ構う事はない、と思います。私は、何かを見る事が出来るなら良いので御座いますから。]

(220) 2011/01/25(Tue) 19時半頃

【人】 鳥使い フィリップ

―― 墓地/鮮やかな鳥 ――

[最初に届くのは羽ばたき。
徐々に近づいて、コリーンの傍の墓石へと降り立つ]

[チャチャチャ…]
[爪音立てて墓石の上を行ったり来たり。
コリーンを眺めて首を傾げる]

 コン…、コンニチワ ドコニイルノ…?

[ククルゥ、喉を鳴らして。眠たげな眼がゆるゆる瞬いた]

(221) 2011/01/25(Tue) 20時頃

【人】 鳥使い フィリップ

[鳥とは離れた霧の中]

[古びた外套のひとつを纏い、人の姿を探して歩く]

…、…。

[澄ます耳は、自分の足音ばかりを捉える。
視界には濃い霧とひらひらと漂うもの。

触れる為か、掴む為か、自分でも判らぬまま手を伸ばしてみる。
微かに指先を掠めた羽に手を引っ込めた。

くすぐったい。

解れた表情に、知らぬうちに強張っていた事を知る]

(222) 2011/01/25(Tue) 20時頃

【人】 受付 アイリス

― 墓所 ―

 此処、どうみても病院じゃないよね。
 入院していた時に、窓からみた殺風景な街の光景にこんな場所ないし。

[自らの衣服を改めてチェックする。
 入院していた時に来ていた病衣とは違い
 街に出ても平気な服装に緩く首を傾げ。]

 服も……。
 どうしちゃったんだろ……。

 夢にしては、ほんと実感ありすぎるし。

[試しに地面に触れれば硬く確りとしている。
 木々に触れれば
 柔らかだけど硬い幹独特の感覚が手から伝わる。]

(223) 2011/01/25(Tue) 20時頃

受付 アイリスは、メモを貼った。

2011/01/25(Tue) 20時頃


鳥使い フィリップは、メモを貼った。

2011/01/25(Tue) 20時半頃


【人】 鳥使い フィリップ

しっかりしないとな。

[ひとりごちて、自分の頬を軽く叩く。
ただ美しい風景の一部だったもの、
得たいの知れないそれらがすこしだけかたちを持った]

教会の場所とか、知ってる?

[なんとはなし、尋ねてみる。
ひらひら、漂う蝶。探しものはあっても行く宛ては無く。
道すがら人影や声がなければ蝶の軌跡を追ってみる心算で]

(224) 2011/01/25(Tue) 20時半頃

【人】 執事見習い ロビン

―― 教会 ――

ああ、ここが教会かい?
ここが墓地だと言うのなら、協会があるは当前だ
だが、違和感を感じるのはどうしてだろうね

[死者が立ち上がる地に、神の住居があるとは。もし神がこの地におわすのならば、死者の地に生者が立ち入る事などお許しになるまい。逆も然り、生者の世界に死者が立ち入る事も許さぬはずで御座いましょう?]

まぁよい、覗きましょうか
蝶々君、見つからないように、そっとね

(225) 2011/01/25(Tue) 20時半頃

【人】 受付 アイリス

 まさか、死後の世界だなんて――…。
 ……ないよね。

 手術の予定……。
 そういえば何時だったかな。

[不思議そうに周囲を見渡しゆるく小首を捻る。
 手術を近いうちにとの記憶はあるも
 何時に関しての記憶は曖昧で。]

(226) 2011/01/25(Tue) 20時半頃

【人】 受付 アイリス

 あれ、人の影かしら。
 先生や看護師さん、入院患者には見えないけど。

[霞みの中、見えた人影の方向に足を向けた――**]

(227) 2011/01/25(Tue) 20時半頃

【人】 執事見習い ロビン

[そっと中を覗くと、中には一人の男性がいらっしゃいます。何か、一人でぶつぶつと呟ております。]

蝶々君、ああ言うタイプには近寄らない方が良い

[なんだか、死霊より恐ろしく感じました。]

(228) 2011/01/25(Tue) 20時半頃

【人】 鳥使い フィリップ

[霧の中で微かな声を聞き取った。
何を言っているかまでは判らなかったけれど、女の子の声。
少し早くなる歩調、霧の先にうっすらと見えた人影。

手首のあたりを捕まえようと手を伸ばした]

良かった、心配して――…

[見えた顔に、安堵の笑みのまま止まる]

っ、…ごめん。人違い。

[見知らぬ顔に両手を肩まで上げて、後ろへ数歩下がる]

驚かせたね、申し訳ない。

(229) 2011/01/25(Tue) 20時半頃

【人】 受付 アイリス

[霧の中歩めば、見えた影から伸ばされた手。
 安堵の笑みと心配したの声を感じるも。]

 ――、お医者様?

[びく、っとしつつ。
 そうは見えないけど、反応して出たのはそれ。]

 えっ、あ、うん……。
 大丈夫だけど、大丈夫じゃないような……。

[数歩下がる様子に、医者では無いと悟る。
 未だ現実なのか夢なのかさえ定かでなく、
 申し訳ないの言葉が続くも現状が認識できないまま
 困った顔を浮かべた。]

(230) 2011/01/25(Tue) 21時半頃

聖歌隊員 レティーシャが参加しました。


【人】 聖歌隊員 レティーシャ

どうして…?

私、平気だよ、どんなことだって…─

たとえ、神様にそむく、ことだって、良いの。


だから─…だから、置いていかないで。


独りに、しないで。

              …───。

(231) 2011/01/25(Tue) 21時半頃

【人】 聖歌隊員 レティーシャ

………?



…、…?

……っ ………ぁ…っ…

[気がついたら、見覚えの無い場所。
此処は何処だろう、そんな顔をして辺りを見回して。

誰かいないかと声を出そうとして、出ないことに気付いた。
かろうじて出せたのは、掠れた呻きだけ。]

(232) 2011/01/25(Tue) 21時半頃

聖歌隊員 レティーシャは、メモを貼った。

2011/01/25(Tue) 22時頃


【人】 鳥使い フィリップ

え。

[医者。墓地にそぐわぬ単語に面食らう]

医者を探しているの?
どこか具合が…、痛むところとかあるのかな。

[曖昧な大丈夫に、代償を思い出し心配そうに首を傾げた]

(233) 2011/01/25(Tue) 22時頃

【人】 執事見習い ロビン

と、言っても
このまま放置、と言うのは流石に非情かな

蝶々君、一応さっきの小屋につれて行こうか
あそこなら、だれか来るだろう

[ヨーランダお嬢様に頂いた杖、役に立ちそうで御座いますよ。私より、足のない男性の方が必要でしょうから。教会の中に入ると、ぶつぶつと何かを呟く男性の側に寄りました。]

もし そこの方
何を気としてそちらにいらっしゃるのか存じませんが
そんな所では、体を壊します
こちらにどうぞ 人のいる場所にご案内いたしましょう

(234) 2011/01/25(Tue) 22時頃

【人】 執事見習い ロビン

[まったく、お人よしな事。内心頭が痛くなる思いでしたが、仕方ありません。人を見殺しにしたとあっては、旦那様の名誉が傷つく事になりますから。]

どうぞ、私にお摑まり下さい

[男性を半分引きずりながら、私は霧の中に戻りました。もし近くに人がいたとしたら、何かを引きずる音がするかもしれません。逆に何か音がしたりするのなら、移動中に私が気がつく事もあるでしょう]

(235) 2011/01/25(Tue) 22時頃

【人】 聖歌隊員 レティーシャ

………、……っ…。


…………、…─。

[何度か声を出そうとしたものの、喉が痛くなるばかりで言葉を発するまでに至らず。

ともかく、この場が何なのかを知る為に誰かを探そうと歩き始めた。]

(236) 2011/01/25(Tue) 22時頃

【人】 聖歌隊員 レティーシャ

───…っ…

…ぁ…っ、…ぅ…

[音が聞こえた。
何かを引き摺るような音。

誰かいるのだろうか、そう思い呼びかけようとして。
やっぱり、呻きしか出なかった。]

(237) 2011/01/25(Tue) 22時頃

【人】 受付 アイリス

 ――… 探しているのかな。
 うん、あたし……入院していたはずなんだけど。

 気がついたら、病院でなくて此処にいて。

[面食らった顔を見て。
 現状を確認するように言葉を紡ぐ。]

 此処ね、手術する予定なんだけど。
 今は落ち着いているの。

 でも、いったいどうなっちゃったんだろ……。

[心配そうに首を傾げるのを見て。
 静かに目を閉じ、そっと胸に手をあてて。
 其処が具合の悪いところというように。]

(238) 2011/01/25(Tue) 22時頃

【人】 執事見習い ロビン

ん・・・?

[霧の奥、近い場所から音が致しました。かすれた声のような、不思議な声。魔物の声だと言おうとも、私は驚かない。]

どなたかいらっしゃる?
こちらにどうぞ 魔物だろうと死霊だろうと構わない

[音のした方に進み、何があるのか探したので御座います。朧な影を確認した時、少女のようだと感じました。]

…――――

私のお屋敷にも、お嬢様がいらっしゃいますが
このような所にいらっしゃったとしたら、悲しかろう
御両親の心情、察して余りある物がある

(239) 2011/01/25(Tue) 22時頃

【人】 聖歌隊員 レティーシャ

……ぁ…、っ、………ぅ…

[聞こえた声は、落ち着いた少年…青年?の声。

見えた姿は、その声のままの人だった。
大きな男の人を引き摺るように連れているのはどうしてだろう、そんな顔で彼を見て。

もしかして、足が悪いのだろうか、そう、思って。
近付いて、少し躊躇した後、引き摺られている男の人の、空いている方の腕を自分の肩にかけた。

これで、少しは、楽に歩けるかな。
そんな顔で、彼を見て首を傾げた。]

(240) 2011/01/25(Tue) 22時半頃

【人】 鳥使い フィリップ

う、ん………。なるほど。

[彼女の状況は概ね理解はしたものの、
こめかみに手を宛てしばらく考え込む]

元々、胸が悪いのかな。
驚かないで聞いて欲しいんだけど、大丈夫?

[ワンクッション置いて、
彼女の心の準備が出来るまでは待ってから話を切り出す]

ここは、死者に逢える場所なんだ。
色々と不思議なこともあるけど、
僕は現実の続きでここに居ると自覚しているよ。

(241) 2011/01/25(Tue) 22時半頃

【人】 執事見習い ロビン

おっと

[自分よりも随分と若い女性が、私の引きずる男性に肩を貸し、私を見上げております。随分と、お優しい方のよう。]

ありがとう御座います、お嬢様
このまま、湖の畔の小屋に参ります
よろしければ、ご一緒に

喉が、お悪いので?

[声を出そうとする少女を見、先ほどの声と繋がったような気が致しました。持病なのか、何か要因があるのか。私は存じませんが、放っておくのも無情と言うもの]

(242) 2011/01/25(Tue) 22時半頃

【人】 聖歌隊員 レティーシャ

[ありがとう、と言われてふるふると首を横に振った。

移動する先を説明されると、解ったという代わりに頷いて。
続いて問われたことには、ふっと表情を翳らせて。


ふる、と弱く頭を振った後。

『声が、でないの。』と、口を動かした。]

(243) 2011/01/25(Tue) 22時半頃

【人】 受付 アイリス

 ――、元々?
 先天性といえばそうなんだけど……。

 驚かないでって……。
 夢の中だと思っていたんだけど。
 
 やっぱりそうなんだ。
 
[驚かないでの言葉に、ワンクッション置かれた言葉に。
 手術を受けて死んでしまい、
 此処に迷ったのかと諦めのような感情が湧く。]

(244) 2011/01/25(Tue) 22時半頃

【人】 受付 アイリス

 ……。

[続く言葉のニュアンスに眼瞼を数度瞬かせた。]

 あなたは現実の続きで此処に?
 えっと、どういうことなの。

 死者と逢える場所――…。
 そんな雰囲気はするけど……冗談、よね。

[予期していなかった言葉に手を唇に当てて。
 霧に煙る墓所の風景を眼を開いて見渡す。]

(245) 2011/01/25(Tue) 22時半頃

【人】 執事見習い ロビン

声が出ない、と言うのはわかりました

[唇を読む事が出来る、などと言うスキルは執事に必要ないと想いますし、そんなスキル私にはありません。小屋に着いたら、私の手帳とペンを渡しましょう。]

小屋は、ランプがドアにかかっておりますから
霧の中でも、すぐに見つかりますよ
見つからなかったら、蝶々君に聞きましょう

[ひらり、ひらり、舞う蝶は湖の方に飛び。私は、ゆっくりそれを追うので御座います]

(246) 2011/01/25(Tue) 22時半頃

【人】 鳥使い フィリップ

僕はこういう場所があると聞いてね。
きちんと生きてるうちに、
死んでしまった友人に逢いたくて、ここに来たんだ。

[生きているうちに。そこをはっきりと強調する]

鼓動は?

[周囲を見回す彼女へと、
自分の胸に手を置き、尋ねてみる。
少なくとも、自分の指先には鼓動を感じる]

(247) 2011/01/25(Tue) 22時半頃

【人】 聖歌隊員 レティーシャ

…ぅ、。

[伝わるかどうか解らなかったけれど、話せないことは伝わったみたい。
随分丁寧な話し方をする男の人だ、と思いながら歩を合わせて男性を彼の言う小屋へと連れていく。

見つからなかったら蝶々君に聞く、という言葉に首を傾げ。
そこでようやく、少し前をひらひらと舞う蝶に気付いた。

あぁ、本当に、湖だ。

そんなことを思いながら、蝶の後を追うように、ゆっくりと歩を進めて。**]

(248) 2011/01/25(Tue) 22時半頃

聖歌隊員 レティーシャは、メモを貼った。

2011/01/25(Tue) 22時半頃


【人】 受付 アイリス

 死んでしまった友人に逢いたくて……。
 生きて、此処に来たんだ。

[現実にそんな場所があるのかはわからないけど。
 強調された言葉と生きていると証明するような動きに
 冗談や担ぐような様子は不思議と感じなかった。]

 ――…。
 うん、まだあるみたい。

[意識と手は時に不規則に音を鳴らす器官の上に。
 確かに、鼓動を感じるけど僅かに違和感が。]

 でも、わたしどうして。
 逢いたい人……。

[いたような、でも、その記憶が抜けているような。
 鳴る鼓動は何時もよりも規則正しく感じる。]

(249) 2011/01/25(Tue) 23時頃

【人】 執事見習い ロビン

蝶々君は、私を道案内して下さるので御座いますよ
ほら、美しいでしょう?

[少女の身長に合わせるように、少し腰を折ったまま。私は、ゆっくりゆっくり、歩くので御座います。正直疲労致しますが、御厚意を無にするのも申しわけない]

ああ、あそこです
ぼんやり光るあそこが、入り口
霧の中だと、光が乱反射して美しゅう御座いますな

[息を切らすわけにも参りません。ああ、早く辿り着きたい]

(250) 2011/01/25(Tue) 23時頃

【人】 鳥使い フィリップ

うん、良かった。

[在るという鼓動。安堵にふっと笑う]

…君はどうしたい?

[沈黙の添えられた言葉。
内側へ尋ねているような素振りへ、
思考の邪魔にならぬ程度の間を見計らい尋ねてみる]

管理人の姉妹なら、僕が知らないことも知っているだろうから
何か聞きたいのなら彼女たちの小屋まで案内するし、
少し落ち着きたいなら、休める場所もあるよ。

(251) 2011/01/25(Tue) 23時頃

流浪者 ペラジーが参加しました。


【人】 流浪者 ペラジー

―霧の中―

…ココ、どこ、デス?

[霧深い中で、少女はこてん、と首を傾げる。]

…ナニも、見エない、デス。
……水ノ匂イ……。
霧、の中、デス?

[何かを探すように周りに手を伸ばして歩くも木の根に躓いてしまう。
その拍子に袖から少女の腕には、
大きい水晶球のブレスレットが覗かせた。]

………兄サン。

[震える声で呟いた。]

(252) 2011/01/25(Tue) 23時頃

流浪者 ペラジーは、メモを貼った。

2011/01/25(Tue) 23時頃


流浪者 ペラジーは、メモを貼った。

2011/01/25(Tue) 23時頃


【人】 受付 アイリス

[尋ねる声に緩く顔を上げる。]

 管理人さんがいるんだ……。

[この場所を管理する姉妹がいる。
 その言葉に関心を寄せるように眸を向けた。]

 どうしてあたしが此処に迷い込んだのか。
 もしかしたら管理人さん?
 知っているかもしれないよね。

 案内してくれるのなら嬉しいかも。

[死者と逢える場所にただ迷い込んだとは思えなくて。
 男に案内を請うた。
 案内してくれるのなら、
 道中、名を名乗り彼に名を尋ねる心算**]

(253) 2011/01/25(Tue) 23時半頃

ペラジーは、もう一度歩き出そうとするが再び躓いて転んだ。

2011/01/25(Tue) 23時半頃


流浪者 ペラジーは、メモを貼った。

2011/01/25(Tue) 23時半頃


受付 アイリスは、メモを貼った。

2011/01/25(Tue) 23時半頃


【人】 執事見習い ロビン

―― 湖の畔 小屋 ――

お嬢様、暖炉の側に
今、火を入れましょう

[片足を失った男性を暖炉の側に降ろし、私は暖炉に火を入れようとマッチを探したので御座います。こういう時、煙草を吸う人間は良い。自分の火があるのですから。]

少々お待ち下さい、じきに暖かくなります
それまでは、このコートをどうぞ
少々埃っぽいでしょうが、お許し下さい

[自分のコートを金髪のお嬢様に渡し、ついでに手帳とペンも差し出しました。名前くらいは、知りとう御座いますから。]

お嬢様、よろしかったらお名前を

私はロバートと申します ロビンとお呼び下さい

(254) 2011/01/25(Tue) 23時半頃

【人】 執事見習い ロビン

ん・・・?

[湖の方で、何か音が致します。転んだような、何かにぶつかるような、鈍い音。今度こそ、死霊でしょうか。]

お嬢様、少々お待ちを
何かいるようです、私が確認して参ります

[そう言うと、私は入り口の方に歩きました。入り口から、声を出すつもりだからで御座います。]

どなたか、いらっしゃるのか?

(255) 2011/01/25(Tue) 23時半頃

執事見習い ロビンは、メモを貼った。

2011/01/25(Tue) 23時半頃


【人】 流浪者 ペラジー

あ、あぅ…?

[聞こえた声にムクリ、と起き上がる。
恐らく、洋服やらなにやら汚れているだろうが、
自分の姿を見ることができないので頓着することなく。]

……誰、デス?

[立ち上がって歩くと危ないと理解して、
ペチペチと周りを触ったりして声が聞こえた方へと前進した。]

(256) 2011/01/25(Tue) 23時半頃

ペラジーは、その姿が、俗に言う「ハイハイ」になっているがソレも気にしていなかった。

2011/01/25(Tue) 23時半頃


ロビンは、這いずる物が目に入った。

2011/01/25(Tue) 23時半頃


【人】 鳥使い フィリップ

そうだね。
他にも何人か今までも見てきたようだし…行こうか。

[墓地を抜けて注意深く足元を見ながら先へ進む]

アイリスだね。僕はフィリップ・ヘイズ。
本当はもうすこし年をとっていたんだけどね――

[道すがら、ぽつぽつと代償の話をする。
大抵は出れないと、伝えるか迷ったけれども。
結局は先に伝えておくことにした]

出れないことは無いと思うんだ。
噂が出回るということは、ここを知って外に帰った人が居る筈だからね。

…、一度に色々喋り過ぎたかな。大丈夫?

(257) 2011/01/25(Tue) 23時半頃

【人】 執事見習い ロビン

誰か、で御座いますか
私は、執事で御座います

[片足の無い方、声を出せない方の次は、ハイハイする方で御座いますか。私、片耳で幸運で御座いますな。]

お手をどうぞ

[這いずる方の側に歩み寄り、私は手を差し出します。どうやら、目、で御座いましょうか。手の位置がわからぬようなら、私から手を取りますが。]

(258) 2011/01/25(Tue) 23時半頃

道案内 ノックスが参加しました。


【人】 道案内 ノックス

―霧の中―

あれ?また迷ったかな。

[のんびりと言って、辺りを見回す。手のひらには一枚の地図。
 古い、とても古いもの。
 
 確か自分は森に入ったはずだ。ここを抜ければ隣町に着いた。
 それは不確かな、「予定」だけれど。]

困ったなぁ。
夕刻までに届けないと、だんな様に叱られるのだけど。

[少しも困った様子もなく呟いて。
 はたと、もう一方の手のひらが空なことに気づく。
 首を傾げて、宙に掲げ。虚空で2,3度空を握る仕草。]

ああ、もしかして、「アレ」もなくしてしまった。

(259) 2011/01/26(Wed) 00時頃

執事見習い ロビンは、メモを貼った。

2011/01/26(Wed) 00時頃


【人】 道案内 ノックス

いやぁ、うっかりうっかり。

[へらへらと笑いながら、頭を撫でる。
 触れた髪は服と同じ、薄くくすんだ砂の色。
 その時強い風が吹き、ふわりと地図を飛ばしてしまった。
 全く、自分はどこまでぼんやりとしているのだろう。]

困ったな。
これでは本格的に辿り着けない。

[さすがに眉を顰め、うーん、と考える仕草。
 仕草だけで思考は解決に至らない。
 ふわり、ふわりと先ほどから、周囲を飛んでいる蝶に手を伸ばし、
 柔らかく掴もうとする仕草だけした。]

代わりに君を届けても、きっと叱られてしまうだろうね。
とにかく、ここはどこだろう。

(260) 2011/01/26(Wed) 00時頃

【人】 流浪者 ペラジー

うー…?
シツ、ジ…?

[聞こえた声にその場に動きを止めると、不思議そうに首を傾げる。
何かを前に差し出されたようなので、
それを取ろうとするも空を掻いて。

そのうち、相手から手を取られた。]

…ア、リガ、ト?

[相手に何かをされた時は礼を言う。
そう教わっていた。]

(261) 2011/01/26(Wed) 00時頃

【人】 執事見習い ロビン

そう、執事で御座います
人のお手伝いをする、お仕事で御座いますよ
ロバートと申します ロビンとお呼び下さい

[空を切る手を取り、私は立ち上がるよう促がします。小屋に案内する必要が御座いますから。歩くのが辛いようなら、背負う事に致しますが、いかがでしょうか]

はい、どういたしまして

(262) 2011/01/26(Wed) 00時頃

道案内 ノックスは、メモを貼った。

2011/01/26(Wed) 00時頃


靴磨き トニーが参加しました。


【人】 靴磨き トニー



  やあやあ やあ!

  いったい どうしたっていうのさ。
  そーんな湿気った顔しちゃってさ?

 

(263) 2011/01/26(Wed) 00時頃

【人】 靴磨き トニー

─教会─

[幼馴染を探しに来て足の欠けた男の顔、
無遠慮に不躾に覗き込むのは
酷く軽装な小柄な少年の笑顔。]

(264) 2011/01/26(Wed) 00時頃

トニーは、サイモンの足元、彼が知らぬ間にしゃがみこみ、その顔を見上げて

2011/01/26(Wed) 00時頃


【人】 靴磨き トニー



   にひ。

[歯を見せて笑う。]

(265) 2011/01/26(Wed) 00時頃

【人】 靴磨き トニー


 あー、
 あー

 あー。

[小柄な体躯、教会の信者席に座る男の足元にしゃがみこむ。
コートも何も着ておらず服は小汚く、
同じに小汚い布のかばん、
ひとつを肩からかけるきりの寒そうな格好。]

 ひっどいなあ!
 足無くなっちゃったんだね!

[すぱん。と無くなった足、躊躇もなく指摘して]

(266) 2011/01/26(Wed) 00時頃

【人】 靴磨き トニー


 あーあ。これじゃおいらでも靴を磨いてはあげらんないや。

 あ。えーと、おじさん?
 おにいさん?

 どっち?

[足元しゃがみこんだまま見上げて首傾げて]

 うーん? ううん。
 ま、いーかな。いっか?
 いっか。おじさんで。

[顔見て、返答求めないような話し方、喋る声は立て板に水。
うんうん。と、少年は、一人手前勝手に男の前で頷く。]

(267) 2011/01/26(Wed) 00時頃

【人】 鳥使い フィリップ

ここは、死者と逢える森だね。

[アイリスと連れ立って歩く霧の中。
行く先に人の声。歩を進めれば、
最後の独り言だけ聞き取れた]

君も迷い込んだ方かな?

[そのまま近寄り、人影へと尋ねる]

(268) 2011/01/26(Wed) 00時頃

【人】 流浪者 ペラジー

…ロビ、ン。
私、ペラジーって言うノ。

[促されてゆっくりと立ち上がりながら、名を反芻する。
此方の名を告げるのも忘れない。

二度ほど転んで学習したのか、素直に背負われただろう。]

ココ、死者ニ会エル、森…?

[小屋へと向かう途中、首を傾げながらロビンへとたずねた。]

(269) 2011/01/26(Wed) 00時頃

【人】 道案内 ノックス

[声をかけられ>>268振り返る。
 そこに立っていたのは、自分と変わらぬ年の風貌の少年。
 一緒にいる少女は彼の友人だろうか、それとも。
 へらりと笑って、首を傾げる。]

迷い込んだ、というのかな。
そんな大げさなものではないかもしれないけれど。
うん、迷ったことは、確かだね。

ここはどこだか君は知ってる?

(270) 2011/01/26(Wed) 00時半頃

【人】 執事見習い ロビン

ペラジー様で御座いますね
乗り心地は悪いでしょうが、ご容赦下さい

[よいしょ、ペラジー様を背負い、小屋に向かいます。途中、この場所の事を問う様子に、私は無感情に回答致します。]

そう、ここは死者に会う事の出来る森で御座います
会いたい方が、いらっしゃるのですか?
ですが、目とは高い代償でしたな

[小屋はすぐそこで御座いますから、落とす事はないでしょう。まったく、今日は肉体労働の多い日で御座いますな]

(271) 2011/01/26(Wed) 00時半頃

【人】 聖歌隊員 レティーシャ

─湖畔 小屋の中─

[幻惑的な蝶に導かれ、着いた小屋の中。

暖炉の前に片足が無い男性を座らせると、敬語の男の人は暖炉の火を点けようとした。
私は何か手伝えることあるかな、と問おうとして、やっぱり声が出なくて。

どうして声が出ないんだろう、と思案しかけた所に差し出されたコートに気付いて顔をあげた。
寒いだろうと渡されたのだと解れば、ふるふると顔を横に振って遠慮したものの結局受け取って。
更には手帳とペンも渡されて、彼の意図に気付いておずおずとそれも受け取った。

そして、手帳を開いてレティーシャ、と名を綴って。]

ぁ、ぁ、ぃ。 ぇ、ぃ、ぃ。

[ゆっくりと、レティという愛称が伝わるように、声を出したが伝わったろうか。]

(272) 2011/01/26(Wed) 00時半頃

【人】 鳥使い フィリップ

迷ってこことは、難儀だね。

[首を傾げる彼へと眉を下げる]

死者と逢える森。
代償になにかを失う場所。
大抵は出れないけど、出口はあるかもしれない。

僕がここに来たルートは――

[噂を追った自分の足取りを教えるが、
必ずしも彼の地図や足取りとは一致するかは判らず]

(273) 2011/01/26(Wed) 00時半頃

靴磨き トニーは、メモを貼った。

2011/01/26(Wed) 00時半頃


【人】 聖歌隊員 レティーシャ

[とにかく名前は伝わった。
彼の名がロビンというのも知って、此処は何処、と問おうとした時に外から物音が聞こえ。

確認してくる、と言われれば大丈夫かな、と不安げな表情を浮かべたものの、引き止める術もなく出ていくロビンを見送った。

暖炉の火はついていたけれど、彼から手渡されたコートを羽織り。
戻ってくるのを待った。**]

(274) 2011/01/26(Wed) 00時半頃

聖歌隊員 レティーシャは、メモを貼った。

2011/01/26(Wed) 00時半頃


【人】 流浪者 ペラジー

…大、丈夫。
馬ヨリ、楽。

[ポツリ、と冗談とも本音とも取れない呟きを言いながら、
回答された事には]

……兄サン。
ペラジーの、目ノ前デ、居ナくなったノ。

…ダカラ、かナ?
[どこか諦めにも当たり前にも聞こえる言葉は紡がれた。
背負ってくれているロビンが肉体労働が多い日とは少女は知らない。]

(275) 2011/01/26(Wed) 00時半頃

【人】 道案内 ノックス

死者と逢える森。

[幻想的な響きにきょとりと目を丸くして。
 落ち着いて夢のような言葉を紡ぐ少年を食い入るように見る。]

そんな素晴らしい所に迷い込んだなんて、
何か理由でもあるのかな?
でも僕には、逢いたい人なんていない筈だけど。

[続いて説明された道には眉を下げて。]

うん、ごめんね。
僕が来た道とは違うみたいだ。

(276) 2011/01/26(Wed) 00時半頃

【人】 道案内 ノックス

ところで、代償ってなんだろう。
僕は失うものもないはずなんだけど。

[元より砂色を纏う男が持つものなど何もない。
 初めから何も持っていない筈なのだ。]

…あ。

そういえば、おつかいってなんだっけ。

[ぼんやりと、紡いだ言葉は虚ろ。]

(277) 2011/01/26(Wed) 00時半頃

【人】 靴磨き トニー

 まあまあ、おじさん!
 そんなに落ち込まないでさー。

 靴、磨いてあげらんないのは
 おいらもちょっと残念だけどさー。

 くっらい顔してると、悪いやつらにおどかされちゃうんだってさ!


 ほらほら、元気出して!

[ぽんぽん!と、小ぶりな手が、男の肩を叩く。
軽すぎる慰めに陰鬱な男の顔から影が晴れることが無くても、少年浮かべたままの笑みはなんら変わることなく。]

(278) 2011/01/26(Wed) 00時半頃

【人】 靴磨き トニー

 そーれで、ねえねえ。
 おじさん。

[ぴょこん、と立つ少年の体の動きは機敏。
こてん。と肩につきそうなくらいにかしぐ首、]

 おいら、死人に会えるって噂を聞いて、
 ここにきたんだけどさー
 え? あー、うん。会いたい?会いたい。
 会いたい? 会いたい。うん?
 
 そうだね! 

 お化けに会えるなんてちょっと格好いいから
 会ってみたいなあ!

[明るく──同時に、軽く。
思慮などまるで存在しないように少年が笑う。]

(279) 2011/01/26(Wed) 00時半頃

ペラジーは、小屋に着けば、おとなしく椅子に座る。**

2011/01/26(Wed) 00時半頃


流浪者 ペラジーは、メモを貼った。

2011/01/26(Wed) 00時半頃


【人】 執事見習い ロビン

然様で御座いますか
馬は人が乗る物だと言うのに、可哀想で御座いますな

[馬と比較されるのは、どうかとも想いますが。小屋に辿り着くと、彼女を椅子に降ろします。暖炉の側にありますから、きっと暖かいと想いますよ。]

お兄様も、貴女が風邪を引くのは嫌で御座いましょうから
暖かくして下さいな

レティお嬢様、貴女もお聞き下さい
ここは、死者に会う事の出来る場所で御座います
しかし、ここに来る者は皆、代償を支払います
そこの男性が足を失ったように、私も右耳を失いました

何かを得るには、何かを失う
世の中、そういう物で御座いましょう

(280) 2011/01/26(Wed) 00時半頃

【人】 鳥使い フィリップ

[向けられる視線にゆるく首を傾ぐ]

迷い込んだ理由は僕には判らないな。
自分で選んで此処に来たから。

そっか。少し、不思議な場所なんだ。
どうやら彼女も別のところから迷い込んだようだしね。

[傍に居るアイリスへと同意求めるように視線を送る]

(281) 2011/01/26(Wed) 00時半頃

【人】 靴磨き トニー

 うん、それでさー。
 おじさん、ここのこと、なんか他に知ってる?

 地図とかはあるんだけど、
 迷っちゃってさー。

[尋ね、男から聴きだせるのはいかばかりの情報か。
双子の番人の話を聴ければ、へーえ。と面白がるように相槌を打って]

 へえー。へええ。そっか、じゃーこんどは
 そっちにいってみようかな!

[ぱちん!と手、打ち合わせ]


 じゃ、またね、おじさん!

[肩からずれかける鞄の紐よいしょとなおして、
少年は教会に男をひとり、置き去りにして出て行く。]

(282) 2011/01/26(Wed) 01時頃

【人】 鳥使い フィリップ

うん? おつかいは誰かの用事を――…

[なんだっけ。
ついこの間も聞いた言葉脳裏に蘇り]

って、それは知ってるかな。

[眉下げたまま曖昧な笑み]

代償になってしまうほど、
大事なことだったんじゃないかな。きっと。

彼女も迷い込んだ理由がよく判らないらしくてね。
ちょうど管理人の小屋へと向かう途中なんだ。君も来る?

(283) 2011/01/26(Wed) 01時頃

【人】 道案内 ノックス

管理人がいるんだ。

うん、行こうかな。どうせ僕は、

[そこで、言葉を切る。
 何を言おうとしたのかは、忘れてしまった。
 しばらく考えあぐねてまた口を開く。一番適切な言葉を、当てはめて。]

そうだな、僕は急ぐ理由を失くしてしまったし。
君はここにしばらくいるの?なら付いていても面白いかもしれないな。

僕は、ノックス。
たぶん、ファミリーネームだと思う。ノックスと、呼ばれていた気がする。
名前、ファーストネームのほうは…

(284) 2011/01/26(Wed) 01時頃

【人】 道案内 ノックス

…うん、これも思い出せない。

[にへら、と笑って。
 さて自分が払った代償があるのなら、どちらなのだろう。
 預かった荷物か、それとも名前か。
 確認する術もなく、今は目の前の少年に身をゆだねることにした。
 彼が小屋に向かうなら、自分も付いていくだろう。]

(285) 2011/01/26(Wed) 01時頃

靴磨き トニーは、メモを貼った。

2011/01/26(Wed) 01時頃


【人】 歌い手 コリーン

― 墓地 ―

[乳白色の霧の向こうで、誰かの話し声が聞えた様な気がしました。
 初めて聞いた人の声に、わたくしも声を掛けようと口を開きます]

 ――……っ?

[どういう、事なのでしょう。
 わたくしの唇から洩れるのは、無声の音。

 ひゅーひゅーと、まるで風のような音が喉を震わせます]

(286) 2011/01/26(Wed) 01時頃

執事見習い ロビンは、メモを貼った。

2011/01/26(Wed) 01時頃


【人】 歌い手 コリーン

[突然声を失ってしまい、思わず喉を押さえました。
 あ…と声を出そうとして]

 ――…あ。

[唇から漏れる、声]

 どうし、て……?

[さっきは全然出なかったのに、どういう事なのでしょう?
 この不思議な現象に、数度眸を瞬かせました]

(287) 2011/01/26(Wed) 01時頃

【人】 歌い手 コリーン

[突然声が出なくなると言う不思議な現象に首を傾げているうちに、
 どうやら話し声の主たちは何処か遠くへと行ってしまったのでしょう。
 墓地にはまた静寂が残りました]

 …………。

[寂寥感に、眸の端には涙の粒が浮かびます。
 ぐすっと鼻を鳴らして。誰もいない墓地に残るのは、
 啜り泣く女が一人――]

(288) 2011/01/26(Wed) 01時頃

歌い手 コリーンは、メモを貼った。

2011/01/26(Wed) 01時頃


【人】 鳥使い フィリップ

よろしく、ノックス。
僕はフィリップ・ヘイズ。

[名乗り返せばアイリスも名乗るだろうか]

代償は痛みがあるらしいよ。

[途切れた言葉と、おつかいと。思い出せないらしき名前。
そのうち思い出すと安易にも言えず、知ることを伝えるだけ]

顔を見せたら軽く酒でも飲んで帰る予定だったんだけどね。

[視線で向かう先を示して、歩き始める前に彼の顔を見た]

どうせ。なんて、言ったらだめだよ。

(289) 2011/01/26(Wed) 01時頃

【人】 執事見習い ロビン

帰り道は、墓守の姉妹が教えて下さると言う事です
会いたい方に会い、やるべき事が終ったら
早いうちに、ここから出る事をおすすめ致します

もっと大事な物を、失うよりも早く

死者の安眠の邪魔をすると、怒られてしまいそうでしょう?

[私がそう語ると、外からすすり泣く声が反響し、響きます]

ほら、死者も泣いていらっしゃる

[冗談のようにそう言った後、霧の向こうを見。深く息を吐きました。まったく、私は…――――]

怖い死霊だと困ります、確認に参りますから
すぐ戻ります、ここを動かないように

(290) 2011/01/26(Wed) 01時頃

執事見習い ロビンは、メモを貼った。

2011/01/26(Wed) 01時頃


【人】 鳥使い フィリップ

―― 墓地/鮮やかな鳥 ――

[コリーンは声のする方に気を取られているようだ。
こちらに気づかぬ様子に鳥はくるくる首を傾げる>>221

[チャチャチャ…]
[微かな爪音立てて墓石の上をうろうろとしながら、
すすり泣いてしまった彼女の近くに居ていいのか、
鳥は鳥なりに迷っているようだった]

(291) 2011/01/26(Wed) 01時頃

【人】 道案内 ノックス

[ちらりと咎められた言葉に、きょとり。
 目を瞬かせてから、緩くにへらと笑って。]

そうだね。
卑屈な言葉はよくない。

[自分の立場のせいだろう、普段使いがちではあるけれど。]

痛みなら、大丈夫。
僕、鈍いってよく言われるんだ。

[笑いながらそう言って。
 彼が続けた『つもり"だった"』という言葉には気づかない。**]

(292) 2011/01/26(Wed) 01時半頃

道案内 ノックスは、メモを貼った。

2011/01/26(Wed) 01時半頃


【人】 歌い手 コリーン

[何かが擦れるようなそんな音に、泣いた顔を上げます。
 薄紅色の眸が捉えるのは、鮮やかな彩をした一羽の鳥]

 きみ、心配して、くれているの……?

[濡れた声で話しかけます。
 今度はちゃんと声が出た事にほっとして、そっとその鳥へと手を差しだしました]

(293) 2011/01/26(Wed) 01時半頃

漂白工 ピッパは、メモを貼った。

2011/01/26(Wed) 01時半頃


鳥使い フィリップは、メモを貼った。

2011/01/26(Wed) 01時半頃


【人】 鳥使い フィリップ

―― 墓地/鮮やかな鳥 ――

コンニチワ、 ゲンキ ゲンキ。

[くるくる首傾げ鳥はかたことに喋る。
差し伸べられた手、くちばしで軽くつついて
それから額をぐりぐり押し付けた]

(294) 2011/01/26(Wed) 01時半頃

天のお告げ (村建て人)は、メモを貼った。

2011/01/26(Wed) 01時半頃


【人】 靴磨き トニー

──墓地──

[たったか、たったかと、足音だけが霧の中を横切る。]

[静寂の中に増えた足音はぐるぐる。
霧の深い墓地を回る。]

[ぺちぺち。ぺたぺた。

 ときどきに足音、立ち止まっては、
  冷たい墓石を、手のひらが叩く音。]

(295) 2011/01/26(Wed) 01時半頃

【人】 靴磨き トニー


 お?

[少年が物珍しげに指で確認していた墓石の名前から
はたり。と鳥の爪音に気づくか顔を上げて]

 
 ねえねえ、誰? 誰かいるの?

[霧にまぎれて泣く声の方。
風景に似合わず、泣く声に似合わぬ子どもの声が尋ねかけ
たかたか、軽い足音そちらに近づいていく。]

(296) 2011/01/26(Wed) 01時半頃

【人】 歌い手 コリーン

[押し当てる鳥の額をそっと撫でます。
 此処に気が付いてから、初めて感じる温もりに、またじわりと涙が出そうになって、わたくしは慌ててぐすっと鼻を啜りました]

 元気……。ええ、君がいてくれるから、元気よ。
 ありがとう……。

[そう微笑もうとして、何かを叩くような。
 そんな音が聞こえて、ふるりと身体を震わせました。

 鳥が嫌がらないのであれば、ぎゅっとその身体を抱きしめようとするでしょう]

(297) 2011/01/26(Wed) 01時半頃

【人】 鳥使い フィリップ

この状況で面白いと言えるのは中々才能だと思うよ。

[皮肉の色込めずそう言って苦笑する]

そっか。
痛くないほうが、逆に心配ではあるんだけどね。
苦しくないならそれに越したことはないなぁ

[行こうか。二人へ先を促して。
ひとまずは姉妹の小屋へと向かうも間が悪く不在のようだった]

待っていれば、戻るだろうけど…そうだな。
その前にもうひとつ小屋があるからそっちへ寄ってみようか。
僕の他にも何人か居てね。君らは他に誰かと会ったかな?

[まだ誰もと聞けば、落ちかける視線留めて頷く]

彼らが戻っているかもしれないし、
途中で彼女らに会うかもしれないし、一度案内しておくよ。

(298) 2011/01/26(Wed) 01時半頃

【人】 歌い手 コリーン

[子供の高く軽い声が聞こえます。
 なんだ、子供か…と胸を撫で下ろし、そちらへと視線を投げました。

 ええ、居るわ。
 あなたは、だぁれ――?

 そう尋ねようとして口を開くけれども、
 唇から洩れるのは、またひゅーひゅーと言う風の音だけ……]

(299) 2011/01/26(Wed) 01時半頃

【人】 執事見習い ロビン

―― 墓地付近 ――

死者の泣き声が止まってしまった

[すすり泣く声を頼りに、墓地の近くに参りました。ですが片耳の身、正しい位置はわからずに。しかも、声が止まり、辿り着く事その物が困難で御座います。]

まったく、私とした事が 失態だ

蝶々君、また案内を頼むよ

[蝶は、ひらひら、舞い踊ります。もし相手に蝶が見えたなら、私が近くにいると言う事で御座います。]

(300) 2011/01/26(Wed) 01時半頃

靴磨き トニーは、メモを貼った。

2011/01/26(Wed) 01時半頃


【人】 鳥使い フィリップ

―― 墓地/鮮やかな鳥 ――

[撫でられうっとりする鳥の目。
軽い撫で方で物足りないのか、小さな温もりでぐいぐいと手を押し返した]

ゲンキ ゲンキ アリガトウ コンニチワ

[鳥も物音に気づき小首を傾げる]

ルスデス ルスデスヨ …グェ

[答える声。不意に抱きしめられて喘いだ。
嫌がらないというよりは人の力に抵抗できずなすがまま]

(301) 2011/01/26(Wed) 01時半頃

【人】 漂白工 ピッパ

―― 回想・湖のほとり ――

[去り際、ロビンから差し出された紫のミサンガ。
 不思議そうに瞬いた。
 昔――未だ妹と出会う前、若かった町娘だった頃に
 ミサンガのおまじないは聞いたことがある。]

 ありがとう…――

[ロビンに僅かに目を細めて見せ、それを受け取った。
 小屋に戻ろうかと思ったが、
 空気がいつになくざわめく。
 もう一寸、人を探しにこの足を動かすべきかと思案した。]

(302) 2011/01/26(Wed) 01時半頃

【人】 歌い手 コリーン

[さっきまではちゃんと音になっていたのに。
 声はまた無声となって、唇はただ風を運びます]

 …………。

[どうして、と。
 腕の中の鳥を抱きしめて、じわりと浮かぶ涙と共に、心まで泣き濡れてしまうのでした]

(303) 2011/01/26(Wed) 02時頃

【人】 靴磨き トニー

 風?

[耳は悪くないのか、聞こえる声にこてん。と首を傾げる。
足は止めずに歩いていけば、そのうち、
喋れぬ霧の向こうの人の目にも、
くすんだ赤錆色の髪が霧の向こうに見えるだろうか。]


 ありゃん。風── じゃないっか、
 だって、おいらにも見えるみたい。

[色を持った鳥と、女の姿、見つけられば、
ぱあ。っと嬉しそうに笑顔を浮かべる。
──相手の表情が、たとえ、どんなものでも。]

(304) 2011/01/26(Wed) 02時頃

村の設定が変更されました。


【人】 歌い手 コリーン

[鳥を両手に抱いたまま、乳白色の霧の向こうから現れる子供の姿。
 常ならば、きっとあの嬉しそうに笑う笑顔につられるようにわたくしも微笑んでいたでしょう。
 でも、今は突然声が出なくなると言う現象に心はすっかりと打ちひしがれて。
 ぐす…っと、涙が一つ。薄紅色の眸から零れ落ちました]

(305) 2011/01/26(Wed) 02時頃

【人】 墓守 ヨーランダ

──回想・古びた花壇──

 ……

[姉やロビンらと別れ一人向かった先は
 姉妹が住まう小屋からやや離れた位置に在る花壇。
 白闇の中に佇む幽鬼は]

 ―――、こんにちは

[一つとして咲く華の無い古びた花壇に向かい、
 微笑を浮かべながら挨拶した。

 桶から手で水を掬い、長い時間を使って
 桶の半分程の水を土にかけていく]

──回想・了──

(306) 2011/01/26(Wed) 02時頃

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