241 The wonderful world -7days of KYRIE-
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― 7th day ―
[>>7:@79目の前で繰り広げられる戦いを、じっと見ていた。 わたしには、何も分からなかった。
どうして。なんで。 ……疑問に思ったことは、なんでもホーイチ先生に聞いてきた。 だけど今、先生はいない。
先生は、わたしのために何かすごいことをしているということは分かっていて、 だからわたしはその手伝いを、何も分からないまま、言われるがままにしてきただけ。
それが、わたしの恩返しだったはずなのに。]
(@0) myu-ra 2018/05/27(Sun) 17時半頃
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[やがて、カンガルーの禁断ノイズが倒れたか、否か。
目の前が白い光に包まれて――]
(@1) myu-ra 2018/05/27(Sun) 17時半頃
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― Jadgement day ―
[そして、……先生が負けたことを、わたしは知る。*]
(@2) myu-ra 2018/05/27(Sun) 17時半頃
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── Judgement day ──
[──白い壁に背を預けて、立ち尽くしていた。
何せ最終日、状況もよく分からないまま、勢い余って陣を消したりしたものだから。 別に、死神としてルール違反をした訳じゃあないと思うけど──それでも、何かしら言及されやしないだろうか、と。 内心、妙な気まずさを抱いてはいたのだけれど、どうやらそれに関しては特に何も言われないで済みそうだった。
まあ、UGの最高権力者が、下っ端死神なんぞに向ける関心があると思う方が、思い上がりも甚だしいってものである。
だから、擦り切れた制服の、今にも外れそうな袖口のボタンをこっそりと、指先で弄りながら。 裁定の時間が終わるのを、ただ、他人事として待っていた。]
(@3) Tamaki_hina 2018/05/29(Tue) 00時頃
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[そうして。 それで、恙無く終わるはずだったのに。
急に、死神たちの名前に混じって、自分の名前が出てくるものだから──心底ギョッとして、顔を上げる。>>126
……馬鹿なんじゃないの、と。 声には出さなかったけれど、鬱陶しさを滲ませて笑った男と、全く同じ、言葉が過った。>>140]
(@4) Tamaki_hina 2018/05/29(Tue) 00時頃
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[壁に預けていた背を、離す。 相談はまだ、続いていただろうか。>>154>>160
そうであっても、なくても、御構い無しに、一歩。 たった一歩だけ、彼らの方へ歩み寄る。]
(@5) Tamaki_hina 2018/05/29(Tue) 00時半頃
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───要らないわ。
[発した声は、随分、硬かったと思う。
思いもかけない申し出に警戒しているのか、度を過ぎた人の良さに気分を害しているのか、はたまた、もっと別の何かか。 その硬さが何処から来ているんだか、全くもって、分からなかったけれど。
──私は、と。 よく分からぬままに、自分の声が続いたから、陰気な死神少女はそのまま言葉を紡ぐ。]
(@6) Tamaki_hina 2018/05/29(Tue) 00時半頃
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私は、自分が生きるための、 ……生きるためだった理由を、 他人の手で返してもらうなんて、真っ平御免よ。
[言ったら、少しだけ、鼻の奥がつんとした気がした。 いつか、スクランブル交差点の真ん中で泣き出してしまいそうだった時のことを、何故だか不意に、思い出す。>>4:@105
一度は、取り返せなかったもの。 嘗て、自分の手では、取り返せなかったものだから。]
(@7) Tamaki_hina 2018/05/29(Tue) 00時半頃
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……だから、私は、要らない。 その1ptは、違う何かに、使ってちょうだい。
[今度の声は、いっそ清々しく、きっぱりと。 言いたいことは言い切った、と思う。 他の死神が、彼らの話にどういう答えを返すのかは、取り立てて興味もない。
だから、もう一度、白い壁に背を預けて。 ここからはもう大人しく、彼らの選択を、見守っていよう**]
(@8) Tamaki_hina 2018/05/29(Tue) 00時半頃
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― Judgement day ―
[確かに獲物を噛み砕いた感触と同時に広がる眩いばかりの光。 耐え切れず閉じた目を開いてみれば、視界に入るのは真っ白な空間。
何て事はない、最後の審判の時がきたのだ。 確認すれば同じ場所に先程まで護ろうとした彼女もいるようで一先ず安心をする。
この場に居合わせた参加者は少ないもので その中に生き残る事を祈った彼の姿を見つければ小さく手を振ったでしょう。
同時に、同席している死神の少なさに驚きもした。 多少の被害は出ていると思っていたけど…これでは打ち上げ会どころではないだろうか。 …もっとも、奢ってくれる予定だったゲームマスターもすでにいないのだけれど。]
(@9) 彼岸花 2018/05/29(Tue) 02時頃
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[振っていた手を下げれば後は壁の花と徹し何もしない。 ただその場に存在し、短い間ながら関わりを持った参加者たちの結末を見守るだけ。 後の話は当人たちの問題であり、与えられた褒美をどうするか選ぶ権利の時間なのだから。
壁の花として微笑んでいるだけ…そのつもりだったはずなのだが。]
(………本気で言っているの?)
[敗者たちの交渉については別段驚きもしなかった。 再び与えられたチャンスから這い上がる為、有利にする為の交渉な以上思いつく限りの手段は試すべきなのだから。
問題はせっかくの褒美を他人に捧げようとする勝者の方で。>>126]
(@10) 彼岸花 2018/05/29(Tue) 02時頃
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[確かにMs,碧衣の今後の幸せを思えばMr,奉一の復活はかかせないでしょう。 死神へのエントリー料の返還だって、ずっと諦め切れなかった私にとって願ってもないチャンスである。>>127
チャンスがあればすがりたかったし その為にはプライドなんてないものだから、ジャパニーズ土下座で乞う事もありだったでしょう。
ただ、それでも微動だにせず、喜ぶ素振りも見せず壁の花状態だったのは単純なもので。 何故そんな事を考えられるのか、信じられなかったから。
私の見た、都合の良い夢なんじゃないかって。]
(@11) 彼岸花 2018/05/29(Tue) 02時頃
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[そっと握りこんだ拳の中で爪を立てて、感じる痛みからこれが夢じゃない事を確認する。
ずっと取り返したかったエントリー料。 手を伸ばすなら今しかない。
けど、あくまで施される側である以上こちらも相応の対価を提供できなければ彼女の気分次第でなかった事にされてしまうだろう。 もっと取りたい選択肢ができてしまえば。
硬直していれば、隣に立つMs,奈津美が一歩前へ踏み出す。>>@5 その様子を見守っていれば、どうやら彼女は他人からの施しを拒む選択を選んだようだ。>>@6>>@7>>@8
取り返す形に信念があるというならそれもいいでしょう。 何よりそれはプライドのある彼女らしい選択ではある。]
(@12) 彼岸花 2018/05/29(Tue) 02時頃
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[となればそろそろ私もだんまりを決め込むのはおしまいにしましょうか。 考えてみたけれど、私から彼女たちに提供できるものなんてひとつしかない。
一度深く息を吸って、吐いて。 後はいつもの調子で伝えるだけ]
(@13) 彼岸花 2018/05/29(Tue) 02時頃
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エントリー料を返してもらえるというのなら、私は是非お願いしたいわ。 その為だけに今まで死神を続けてきたんだもの。
生憎、取り戻す形式に対するプライドも存在はしないし。
[横目で先に断った彼女へ一度視線を向け、今度はその眼差しを小柄な少女に向ける。]
ただし、一度提案しておいてやっぱりなしなんて言われたら残酷な話よね? だから私からの交渉よ
(@14) 彼岸花 2018/05/29(Tue) 02時頃
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もし、私のエントリー料を取り返してくれるなら 今回の参加者たちが次にゲームへ参加する際、私の配るバッジを融通してあげる。 もちろん彼、彼女たちへ危害も加えないと約束するわ。
…他人の事を考えられるあなたにとって悪い提案ではないでしょう?
[コンポーザーを前にしながら爆弾発言である事は承知の上。 他死神からの妬みやっかみ?そんなのは知った事じゃない。
だって、再び味覚のある世界が取り戻せるのならそれでよかった。 いくらデートをしても相手と同じように食事を味わえないなんて悲しいじゃない? 大事な人と同じ物を味わって、心からおいしいって共有できる幸せ以上のものなんてないでしょう?
だから、死神である自分が提供できる条件を手段にする。 後は相手が乗ってくれるか次第かしらね。*]
(@15) 彼岸花 2018/05/29(Tue) 02時頃
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[白い壁に、背を預けていれば。 目の前でいともあっさりとたらい回されるイタリア旅行券に、ぐ、と呻き声が漏れた。>>192
大したものではないと言わんばかりに! これ見よがしに目の前で! ────この男!!
……という憎々しげな視線を送っておいたが、ワレンチナがそれに気づいたかどうかは別の話だ。 けれど、彼が蒼衣の元へ向かうのならば、視線の色を僅かばかりの驚きに変えてその背を眺めて。>>202
追従──というわけじゃあないけれど。 思うところはあったから、ぽつりと、蒼衣に向けて口を開く。]
(@16) Tamaki_hina 2018/05/29(Tue) 12時半頃
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……自分の口で、言いなさいな。 嫌だでも、ありがとうでも、 放っておけでも、くそったれでも、何でも。
少なくとも、此処にいる人たちは、 貴女の言葉に耳を傾けようとする人たちだと思うわ。
[少なからず、多くの者が魅力的に感じるであろう取引を、空気も読まずにきっぱりと跳ね除けた死神少女は、言う。]
(@17) Tamaki_hina 2018/05/29(Tue) 12時半頃
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[黒牧と蒼衣の、多くは知らない。 これまで殆ど知ろうともしなかったから、参加者たちよりも、むしろ知らないぐらいのものだったけれど。
ただ、ゲームマスター代行を務めていた彼女のこと。いつだって彼女が、黒牧の隣にいたこと。 そのぐらいは、人とろくろく関わりもしない、この陰気な死神少女さえ、知っていたから。]
──だって、貴女。 心までは、お人形さんではないのでしょう?
[余計な言葉は、この程度にしておこうか。 それだけ言えば、また壁に背を預けて、裁定の時間の終わりを待つとしよう**]
(@18) Tamaki_hina 2018/05/29(Tue) 12時半頃
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[そもそも――どうしてこのひとたちは、わたしのことで言い争っているの?]
(@19) myu-ra 2018/05/29(Tue) 23時頃
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[>>112傍らに置かれたバッジに触れる気もしなくて、 ただ俯きながら、話の行方を見守っていた。
何もかもに興味が無い。 誰かがわたしに話しかけてきても。 返事をすることは、何もない。]
(@20) myu-ra 2018/05/29(Tue) 23時頃
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[>>201そのとき、男の人に問いを投げられた。 先生の企みを知っていたか、と。
わたしは、ゆっくりと首を縦に振る。]
してった よ。
[先生の目的は知っていた。 ただし、その手法の詳細はわからなかった。
……わたしは、自分で考えようとしなかった。 その結果が、今……この現実。]
(@21) myu-ra 2018/05/29(Tue) 23時頃
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[>>202疲れたなら、わたしを死なせてくれるとお兄さんは言う。 それでもいいか、と思った。死神はノイズとは違うから、サイキックでは殺されないけれど。 正直、もう何も考えたくなかったから。
――けど。
>>@17>>@18瀬尾さんが、言った。 わたしの心までが、お人形さんかどうか。
……わたしは、わたし。 わたしにだって、言いたいことはあるんだ。
歪んだ言葉しか出てこない、この口でも。]
(@22) myu-ra 2018/05/29(Tue) 23時頃
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[>>206再び、付け足すようにお兄さんが告白する。 それに対し、わたしは表情を動かさない。]
してっる。 ゲムーの しうょり おでとめう ごいまざす。
[……死神だもん。ゲームの大原則は、言われなくとも知ってる。 先生は負けた。ここにいる参加者に殺された。 先生は全力で立ち向かって、そして、競り負けたんだ。
悔しい気持ちはこの空洞の胸に滾っている。 でもね、そう、わたしはやっぱり死神なんだ。
ルールの上で決着がついた勝負に、異論などあるものか。
わたしは死神だ。 ……わたしは、死神であることに誇りを持てている。]
(@23) myu-ra 2018/05/29(Tue) 23時頃
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[わたしがわたしになれたのは、先生と、UGという世界のおかげだから。*]
(@24) myu-ra 2018/05/29(Tue) 23時頃
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(妬けてしまうわ…なんて)
[冗談でも言ってられる状況でもないだろう。 それにしても今回は死神相手に優しい人が多すぎるんじゃないかしら。
素直にこちらの交渉に応じた者。>>197 当人の幸せの為に尊重するという者。>>202 そして…。>>246
これが過ぎた厚意は鋭い刃物になるというものか。 困ったように溜息をひとつ吐き、彼へ向かって踏み出す。]
(@25) 彼岸花 2018/05/29(Tue) 23時半頃
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…ねぇ、シュンタロ。 昨日私が言った事を憶えている?
死神は人の形こそしているけれど人間じゃない。 私たちは人間の魂を糧に生きる存在だって。
[元は彼が躊躇する事なくMr,奉一を倒せるように伝えた言葉。>>7:@42 だけど彼はそこに含まれたもうひとつの…本当の意味をわかってないらしい。
リボンの咲く人差し指で、トン…と彼の胸を軽く突き。]
(@26) 彼岸花 2018/05/29(Tue) 23時半頃
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…あなたは一体その命を繋ぐ為にどれだけの物を食らい続けてきたの?
[数度突けば指だけでなく、右手全部を彼の心臓があるであろう場所へ当て女は問いかける。]
私は…そうね、もう憶えていない。 8年分の命を繋ぐ為の魂だもの。
…あぁ、でも最初のひとりは憶えているわ。 まだ抵抗手段のない、私と年も変わらない位の女の子だった。
[目を伏せながら語る死神として犯した記憶。
だけどそれは決して懺悔ではない。 罪の意識もなければ後悔はしていないのだから。]
(@27) 彼岸花 2018/05/29(Tue) 23時半頃
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[あぁ、こちらの言わんとしている事は伝わっているだろうか。 もし抵抗されないのなら、心音を確かめるように彼の胸へ顔を寄せながら。]
―生きるっていうのはね、他の命を奪い、食らい続ける事なの。
それは人間であろうと死神であろうと同じ。 生きる為に他の命を奪うのは変わらないの。
ただ、その対象が人間なのかそれ以外の生物なのかだけ。
[人間が人間を殺してはいけない理由なんてひとつ。 滞りなく社会を回す為、秩序を守る為だ。
だけどそれは人間以外に糧のあるRGのお話。 魂以外を喰らえない死神にとって、UGの世界においては成立しない。]
(@28) 彼岸花 2018/05/29(Tue) 23時半頃
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[人間とそれ以外で魂の価値が違うとすれば それはなんとも身勝手で傲慢な話ではないだろうか。
己から望んで喰われたいなんてものはこの世界に存在しないのに。
いただきますの言葉だって、 自分の命を繋ぐ為、あなたの命をいただきますだっていうのに。
この辺りは美食を楽しむ上での、女にとっての持論だ。 今は置いておこう。大事なのは、]
(@29) 彼岸花 2018/05/29(Tue) 23時半頃
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だから死神の…Ms,碧衣のこれまで繋いできた生を否定しないで。
人間であるあなたに肯定までは求めない。 けれど、これもひとつの形である事は理解してちょうだい。
[もちろん彼なりに思っているだろう事は理解できる。 何を選ぶかは彼女次第である事も。
だけど
だけど、死神として歩んだ全てを否定するのはあまりに寂しい事じゃない。*]
(@30) 彼岸花 2018/05/29(Tue) 23時半頃
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あたなは わしたの ことを なにも しならい。
[>>207歩み寄られたそのお兄さんに、キッパリと言い返す。 昨日から、根本的に勘違いをしたままなのだろう。 そしてこれからも。
だからごめんね。わたしはあなたのことを好きになれそうにない。]
たけすんなて いならい。
[勝手に、わたしを“かわいそうな子”にしないでほしい。 ……泣いていたわたしが悪いのかもしれないけど。
わたしのことをかわいそうだと決めつけて、死神を否定して、 そんな、狭い世界しか見えていないひとに、見せてもらえるものは何もない。 たぶん……ね。]
(@31) myu-ra 2018/05/30(Wed) 00時頃
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[その後の、お兄さんとしょうやちゃんの話は、 わたしは遠くで眺めていたから、内容はよく分からない。
だけど、聞こえていたならきっと。 しょうやちゃんにも、頬を膨らませて怒った気がする。
確かに、わたしはわたし自身の意志で死神をやってきた。 魂を刈って、死神らしく過ごしてきた。 ……それに救われたのは、事実だ。
しょうやちゃんはわたしの気持ちに寄り添おうとしてくれている。 でも、ひとつだけ違う。
わたしは、わたしは……。]
(@32) myu-ra 2018/05/30(Wed) 00時頃
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わたし そなんに よくわない !!
(@33) myu-ra 2018/05/30(Wed) 00時頃
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[つい叫んだ言葉は、いつも通りぐちゃぐちゃで。 だけど、肩を震わせながら発したそれは、 わたしの、心からの一言。]
せせんい いくてなも わたし だじょいうぶ だもん
[わたしは、みんなが思うほど弱くない。 ずっとそう心に思ってやってきたのだ。>>4:@128
誰にも言わないけれど。 先生の言う通りとはいえ、先生の胸に迷い無く鎌を振り下ろした経験もある、 このわたしだから!>>4:@127]
(@34) myu-ra 2018/05/30(Wed) 00時頃
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[請け負ったゲームマスター代行は失敗したけど、失敗と同時に死ぬ覚悟でいた。 だけど、何故か参加者が手厚く保護してくれて。 それから何故か、“かわいそうな子”だと思われて。 そして今も何故か、わたしを救うだの救わないだのと、話をしている。
生殺与奪を全て握られた上で、哀れまれなければならない? これが屈辱でなくて、なんなのか?
齢12の死神歴5年。 惣城 碧衣は、自らの中に“プライド”の存在を認識する。]
(@35) myu-ra 2018/05/30(Wed) 00時頃
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[……なんて、別に今に限った話じゃない。
生前、RGにいた時からそうだった。 「こいつは弱い奴だ」とクラスの皆から認識されたが最後。 わたしは皆の玩具になった。
今はもう、違う。 戦うための力を、先生とUGが与えてくれた。 それさえあれば、なにもいらない。
先生がいなくなった今だからこそ……寂しい気持ちは強いけれど。
わたしは、弱くなんかないんだ。]
(@36) myu-ra 2018/05/30(Wed) 00時頃
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……っぐっ……え、うっ……。 う、うぅ……。
[……それでも。 心の中とは裏腹に、涙が溢れて、嗚咽が零れる。
悔しい。言いたいことはたくさんあるのに。 ……言葉が、うまく紡げない。
こんな思いは、もうたくさんだ。]
(@37) myu-ra 2018/05/30(Wed) 00時頃
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「アオイ。寂しくなったら、友達を作るといい」 「もうお前を苦しめる奴はいない。この街のどこにもな」
「僕が教えた言葉さえあれば、……作れるよ、本当の友達を」 「僕は、お前の声を聴くことはできない。けれど」
「――お前の言葉は、僕が教えたんだからな」
(@38) myu-ra 2018/05/30(Wed) 00時頃
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うっ、ううぅ、うー……ぅっ……。
[涙で濡れる声を、必死で耐えながら。 “お友達料”としてもらったスケッチブックを、引っ張りだして、 空色、黄緑色、青紫色。様々な鉛筆を掴んで、荒々しく線を引く。
ぽたり、ぽたり、何かで濡れて行くスケッチブック。 滲みができたけど、書き上がった文字はどうにか鮮明だ。
それを、しょうやちゃんと、お兄さん、ええと、あと、名前も知らないお兄さん…… とにかく、近くにいるみんなに見えるように、提示した。]
(@39) myu-ra 2018/05/30(Wed) 00時頃
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『わたしのことば、エントリー料を、返してください』
『先生は、いなくても、もう平気』 『でも、代わりのお願いがあります』
(@40) myu-ra 2018/05/30(Wed) 00時頃
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『みなさん わたしと、友達になってください』*
(@41) myu-ra 2018/05/30(Wed) 00時頃
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[抵抗を見せない彼の胸に頭を預けながら>>286 スケッチブックに描かれた文字を眺め女は微笑む。>>@40>>@41
あぁ、彼女はもう大丈夫だろう。 自分の進むべき道を選べたのだから。]
確かに彼女は本来庇護されるべき子供よ。 だけど、それと同時に自分の意思を持つひとりのレディなの。
[そして、死神でもある。 だからUGのルールに従って生きる分には正そうと思わない。 その上で、彼が言うRGの常識も理解をした上で。]
…えぇ、そうね。あなたはそれでいいわ。 それだけ聞ければ充分だから、だから…ありがとう。
[世界を生きる上で、 必ずしも互いを肯定しあう必要はない。 否定をせず、そっとしてもらえれば救われるものだってある。]
(@42) 彼岸花 2018/05/30(Wed) 01時半頃
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[となれば打ち上げ会改め親睦会の段取りでも考えようかと思った時。 思わぬ…いえ、本当はいつかくるだろうと思った言葉で現実に引き戻される。>>289]
(あぁ、ここらが潮時でしょうね…)
[今後も彼と付き合い続けるのなら、いつかは伝えねばならないと思っていただろう。
何かのきっかけでばれてしまうから。 いつまでも欺き通せるものではないから。]
(@43) 彼岸花 2018/05/30(Wed) 01時半頃
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[そっと彼から体をはなして向き直り。]
…シュンタロ、あなたの気持ちは嬉しいわ。 だけどね…私、ひとつ隠していた事があるの。
[爪先立ちをしながら、内緒話をするように彼の耳へ口を寄せて。]
(@44) 彼岸花 2018/05/30(Wed) 02時頃
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だからずっと… エントリー料を取り戻す為だけに生きてきたの。
私が死神であり続けた理由はそれだけ。
[彼とは違うもうひとペアの方へ目を向ける。 もし私がここで人間になる事を選択すればエントリー料の返却はなかった話になるでしょう。
そして、人間になったところで…現代医療を持ってしても戻ってこない事もわかっている。]
(@45) 彼岸花 2018/05/30(Wed) 02時頃
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私からの問いかけはひとつ。
一時の感情だけではなく、一生の話として。 あなたはそんな女の生涯を面倒見切れると約束できる?
以前言ったように、シュンタロと一緒なら楽しめそうって言葉に嘘はないわ。 だけどそれは、あなたに見捨てられれば終わってしまうお話だから。
だから…
[声が震えているのは気のせいだろうか。 それでも伝えなければならない。]
(@46) 彼岸花 2018/05/30(Wed) 02時頃
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無理だというなら、私は人間になんてなりたくないわ。 私の為に願いを使おうなんて考えないで。
[初めて彼に向けたであろう拒絶。 だってそうだ、希望の後に控える絶望の味は誰よりも知っているのだから。*]
(@47) 彼岸花 2018/05/30(Wed) 02時頃
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[こうなる事はわかりきっていた。 特に彼は優しい人なのだから。
困惑する様子の彼を見つめ女は思う。>>309
だからこそ、一生をかけられないというならその優しさを受けるべき他の人を探して欲しい。 彼自身の為にこそ願いを使って欲しい。 元よりこの7日間は私にとってすぎた幸せだったのだから。
それ以上を望む事はしない。 幸せの向こう側、絶望なんていらない。]
(@48) 彼岸花 2018/05/30(Wed) 03時半頃
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[だからきっと、ここでお別れ。 そう覚悟を決め彼の言葉を待つ。>>311]
お願いは…?
[もう、前置きなんていらないの。 ここで優しくされたって、後が辛いだけ。
あぁ、それでも 願いの内容が何であれ、その先に待つものが 彼にとって今後を素敵にするものでありますように――]
(@49) 彼岸花 2018/05/30(Wed) 03時半頃
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[―なんて感傷をぶち壊すような声が聞こえた。>>304]
…えぇ、当然わかってるわ。 こちらとしても無償で叶えてもらえるなんて思ってないもの。
[話を聞けば、先程交わした取引に関する内容だ。 当然の反応だろう。 だってあれは私が死神であるからこそ成立する前提だから。 想定内の事にすぎない。]
(@50) 彼岸花 2018/05/30(Wed) 03時半頃
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[けれど、その後に続く話を予想する事はできただろうか。>>305 いえ、できないからこうしてぽかんと口を開け茫然としているのだろう。
人間になるタイミングをずらす事で味覚を取り戻す事ができる? 慌てて彼に顔を向ければ同じように驚いた様子で。>>312
でも、後の苦笑する様子から恐らく考えている同じなんだろうと行き着いて。 …どうやら決定権は私にあるようだ。]
(@51) 彼岸花 2018/05/30(Wed) 03時半頃
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もちろん、私はそれでも構わないわ。
あぁ、それと取引とは別だけどMs,碧衣… いえ、碧衣と遠出をするなら声はかけなさいよ。
…お弁当位は用意してあげるから。
[味覚を取り戻すという事は自分の作った料理を振る舞う機会を得るという事でもある。 それを友人に与えたいと思うのはきっと、自然な事じゃないかしら?*]
(@52) 彼岸花 2018/05/30(Wed) 03時半頃
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[こちらを呼ぶ声に反応し顔をあげれば。>>320 そんな事をすれば人間になれないのに、共に歩めないとわかっているのに。
それでも貴重な願いを使いたいと思ったなんて言われたら どんな顔をすればいいっていうの?]
……ほんっと、あなたみたいな人…初めてだわ。
[勝手に溢れてくる涙を隠すように両手で顔を覆って。 でも、声の調子や震える肩はごまかせなかったかもしれない。]
(@53) 彼岸花 2018/05/30(Wed) 04時頃
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…えぇ、待ってる。 だからシュンタロも、それまで待っていてちょうだい。
[するべき顔はわからない。 けれど、一生と言われれば、返事は決まっていた。>>321**]
(@54) 彼岸花 2018/05/30(Wed) 04時頃
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― NEW GAME ―
はぁい、御機嫌よう!
[味覚を取り戻してからというもの、女は実に機嫌が良かった。 ようやく世界に希望の光が戻ったのだ。
あの後無事にエントリー料の返還をしてもらい、 帰り道に買った苺大福の味に感涙したり。 死神女子会(無論主催は女である)で優雅なティータイムを堪能したり。 以前おすすめされたおいしいお店巡りをしたり。
それはもう、食というものを楽しんでいる。]
(@55) 彼岸花 2018/05/30(Wed) 04時半頃
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[そしてもうひとつ。 以前まではできなかった事に挑戦する楽しみを見出していた。]
はい、今日のサブミッションね。 このチェリーパイを食べてくれたらバッジを2つあげるわ。
[それはお手製の料理。 ある日はパイ、またある日はパウンドケーキと配る物に違いはあるがそれらは全て女の手作りである。 味見ができるようになった事で人様に出せる物を作れるようになったのだ。
これも全ては味覚を取り戻したおかげ。 あの少女…いえ、翔也たちのおかげだろう。**]
(@56) 彼岸花 2018/05/30(Wed) 04時半頃
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― After days/戻るべき過去へ ―
[翔也との約束を全て果たし、月日も経ったある日の事。
下級死神である女はコンポーザー直々に呼び出された。 何事かと思えば、ようやく人間に戻る時がきたらしい。
とはいえ女は本来8年…いや、もう11年前か。 過去に死んだ人間なのであの頃に戻って再スタートという事になるのだろうか。
そこから11年越しの告白を待つ…なんとも気の長い話ではある。]
(@57) 彼岸花 2018/05/30(Wed) 20時半頃
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[けど、濡羽色の… いいえ、圭の計らいで最低限の記憶を保持したまま戻る事はできただろう。>>323
自分がどうやって亡くなったのか、最期は憶えている。 あの運命がどう変わるのか、どこから分岐するのか疑問でもあるが…まぁあれより悪くはならないのだろう。
何より、味覚を持った状態で。 待っていてくれる人がいる状態で。 もう一度人生をやり直せるのだから後はどうにだってしてみせる。
それ位の気持ちはあった。]
(@58) 彼岸花 2018/05/30(Wed) 20時半頃
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[そして意識は暗転し
目覚めてみれば見慣れない天井が目に入る。]
(@59) 彼岸花 2018/05/30(Wed) 20時半頃
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[結論から言えば
売り飛ばされた事、その後ママが死んだ事は覆らなかった。 けれど私は辛うじて買い主の目を盗み逃走、その後保護され施設に入れられたらしい。
運命が変わったとしても再び家族を失う事ばかりは避けられなかったようだ。 叶えられた望みは味覚を取り戻す事。 そして、あくまで“私が”人間として生き返る事のみなのだから。
だから私はこの事実を背負って生きていくしかない。]
(@60) 彼岸花 2018/05/30(Wed) 20時半頃
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― After days/そして時は巡り ―
[――マルグリート お菓子の家に迷い込んだ少女、グレーテルの別名。
その名を持つ洋菓子店に女はいた。 常連客の少女ではなく、看板娘である大人の女性として。
何故女が洋菓子店に勤める事を選んだか、理由は2つ。 1つはかつてお世話になったお店だった事。
そしてもう1つ。 それはママのようなおいしいパイを作ってみたかったから。 たくさんの人に、自分の作るお菓子で食の時間を楽しんで欲しかったからだ。
人に振る舞い満たす事もまた、 美食家として在り方の1つじゃないかしら?*]
(@61) 彼岸花 2018/05/30(Wed) 20時半頃
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― NEW GAME/麗しの妹様たちと ―
口にあうようならよかったわ。 安心してちょうだい、私は死神であっても悪い魔女じゃないから。
ちゃんと、約束は守るわ。
[目の前の妹様がパイを頬張る様子を嬉しそうに眺めながら女は笑う。>>340>>341 何故女がバッジを渡すのか、ニーナは憶えてない様子だったが約束は約束だ。 あの時の参加者全員が参加する全てのゲームが終わるまでこの行為は続けられる。
…そしてこれは取引外の内容ではあるが、 彼女たちを生き残らせる為、裏で消えた顔も知らない参加者はいたのかもしれない。
理由も単純で、ゲーム勝者の枠に限りがある事。 彼の願いが叶うまで、寿命を確保する必要があったからだ。 その模様は…ここでは重要な事でもないので置いておきましょう。]
(@62) 彼岸花 2018/05/30(Wed) 21時半頃
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うぅう……うぇ……えぇっ……、う、ひっく……。
[嗚咽を収めることができず、ただ頷くだけだった。 >>282>>283>>284>>290>>291>>292わたしに対する、全ての言葉に。 今は何も返すことができない。 ただ、渡された葵の花を握り締めて――
わたしをわたしとして見てくれる、大切な何かと巡り会えた。 これが嘘じゃないのなら。 明日からも、続いていくのなら……。]
(@63) myu-ra 2018/05/30(Wed) 22時頃
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[わたしはこれからも死神として生きていく。 先生のいない世界で、生きていく。 先生から貰った言葉を取り戻して、生きていく。
時々はRGに顔を出して。 お洒落をしたり、美味しいものを食べたり。 マブスラをしたり、知らない遊びを教えてもらったり。 勉強をしたり、叱られたり、泣いたり、笑ったり。
お人形さんとは違った生き方が、続いていくのなら。
今回、出会えたすべてのひとたちに。 もし、また何かの機会で、巡り会えたのなら――]
(@64) myu-ra 2018/05/30(Wed) 22時頃
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ありがとう ございました。
[――正しく紡ぐことができた言葉で、感謝を。*]
(@65) myu-ra 2018/05/30(Wed) 22時頃
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── >>@16の、少し前 ──
[断りの言葉>>@6を口にすれば、割にあっさりとした了解の返答。>>196 少しばかり拍子抜けしたように翔也を眺める。 けれど、続く言葉に。]
ええ、そうね。 私も、貴方との会話は、……悪くはなかったわ。
[それと、と、少しばかり言い淀む。]
(@66) Tamaki_hina 2018/05/30(Wed) 22時半頃
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[いつか、スクランブル交差点の真ん中で、泣いてしまいそうだった。>>4:@105
ただただ、陰気で、意地っ張りで、皮肉っぽくて。 勉強以外に頑張れることなんて何もなかったはずの、 ひとりのつまらない少女の生を、惜しんで。
あの時、確かに。 ──死にたくなんかなかった、と、思ったのだ。
失った生と、支払った、たったひとつのエントリー料。 それらを惜しいと思ったからこそ、死神のゲームに参加した。 その末路は、結局のところ、望んだものではなかったけれど。]
(@67) Tamaki_hina 2018/05/30(Wed) 22時半頃
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[どうにもならないものを、どうにか取り返すために、 自分なりに足掻いた事実は、無くならない。 だからもう、──満足だ。
翔也に提示された取引>>177は、 残念ながら、自分にとっては既に成立しなかった。
瀬尾 奈津美は、失ったエントリー料の返還を、望まない。 エントリー料と引き換えに得たものが、既に在る。
失った"知識"のせいなのか、 いや、そうじゃなかったとしても、 恐らくそれを言葉でうまく言い表すことは難しかったけれど。]
(@68) Tamaki_hina 2018/05/30(Wed) 22時半頃
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[だけど、──そうね。
嘗て好きだと思った物語>>2:@81に準えて言うならば、 それはきっと、"勇氣"というものだった。]
(@69) Tamaki_hina 2018/05/30(Wed) 22時半頃
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……最初に出会った時、 見かけだけで侮っていて、ごめんなさい。
[少しの間、迷ってから。 口にしたのは、ゲームの2日目、言わなかった言葉。>>2:@64]
それから、お礼を言っておくわ。 ──ありがとう。
それとね、そちらこそ、折角の勝利なんだから。 せいぜい早死にしないように、元気に生きてちょうだい。
[お礼の言葉は、2日目の礼と、──あとは、何かしらね。 嘗て執着したものに、漸く"要らない"と告げることの出来た、その礼だったのかもしれない。
何にせよ、慣れない素直をひけらかした分。 締めくくる言葉だけは、きっと、存分に"らしい"ものだった*]
(@70) Tamaki_hina 2018/05/30(Wed) 22時半頃
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― 再会へ ―
いらっしゃいませ…え……?
[午後のレジチェックを行っていれば来客を告げるベルが店内に鳴り響く。 反射的に顔を向け、挨拶をしようとした女の声は途中で疑問形へとなっただろう。]
シュ…ンタロ… シュンタロ…よね……?
[だってそこにいたのは11年待った、 ずっと会いたかった人物だったのだから。>>350>>351]
(@71) 彼岸花 2018/05/30(Wed) 23時頃
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[どうやら彼の方が混乱して見えて、 人が慌てるとかえって自分は冷静になってくるというか。
とにかく状況を頭の中で整理してみる。 そして気づいたのだ。
彼にとってはあれから3年の時しか過ぎていない。 そして16歳の姿だったスージーしか知らない。 久々に再会したと思ったら相手が27歳になっていた。
あぁ、それは混乱する。 私が死んだ頃、本当の16歳からやり直したと知らないのなら。]
(@72) 彼岸花 2018/05/30(Wed) 23時頃
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[それにしても本物か、とはおかしなものである。]
ふふ…そちらは相変わらずね 本物よ、私は本物のスザンナ・マイヤーズ。 …すっかりおばさんになってしまったけどね。
あなたに苺大福やみつ豆をご馳走になって キャンディーの指輪や薔薇の花をプレゼントしてもらったスージーよ。
[それでも彼が混乱しているようなら、 あれからの出来事とこの11年の話を掻い摘んで説明したでしょう。*]
(@73) 彼岸花 2018/05/30(Wed) 23時頃
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― After Game ―
それじゃあ、わたしとあそびましょう! 右手と左手。バッジが入っていると思うほうを、開けてみて?
[そうして、わたしは今日もゲームで魂を刈る。 参加者たちと、楽しく遊びながら。
宙に浮かぶ両方の手。 片方にはバッジ、片方にはノイズ。 さあ、あなたが引くのはどっち?]
(@74) myu-ra 2018/05/30(Wed) 23時頃
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[言葉が話せるようになって、とても楽だなと思った。 わたし自身の感情をストレートに吐き出すことができる。 曲解も、されなくなった。
今までは、高確率で訳の分からない子供だと思われていたけれど。 一人の死神として、出会う人々には認められていっている。
おとなになるってこういうこと――とは、ちょっと違うか。
UGで参加者の魂を刈る。 それは、RGからしたら人殺しに見えるかもしれない。けど。 でもこの仕事は、質の良い魂を正しく導くための、誇りのある役割なんだ。
わたしは、今、とても充実した時間を生きている。*]
(@75) myu-ra 2018/05/30(Wed) 23時頃
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[突然の大声に思わずびくっとして。>>381
実際彼にしてみれば高校生程の少女がいきなり成人を飛び越す程に年を重ねていて。 こればかりは詐欺と思われてもしょうがないだろう。
そう思っていたのだが…それでも彼は自分を綺麗だと言ってくれた。 そして、彼の口から会いたかったと聞けば。>>381]
私もね、ずっと会いたかった… この11年…ずっと、ずっと待っていた…
(@76) 彼岸花 2018/05/30(Wed) 23時頃
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[人間に戻ったところで身寄りもなく。 まともに勉学を積み重ねられなかった故の苦労もあった。
それでも、何があっても耐えてこられたのは 全ては再び彼に会う為。
もし、彼の気持ちに変わりがないのなら… 女はやがて、言葉を待っただろう。*]
(@77) 彼岸花 2018/05/30(Wed) 23時半頃
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[それからの死神少女といえば、場にちょっと言葉を向けた程度。>>@18 ────だったけど。
惣城 碧衣の口から、 ぐちゃぐちゃの真っ直ぐに、放たれた言葉。>>@33
それが、思いがけない程の強さを持っていたから、少しばかり瞠目した。
泣きながらも、鮮やかに綴られた言葉に、>>@41 沢山の言葉が向けられたことには、内心ほっとしつつ。 その場で自分が、何かを彼女に言うことはなかったけれど。]
(@78) Tamaki_hina 2018/05/30(Wed) 23時半頃
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[──可愛くて、淑やかで、強い、 素敵なレディになるための方法。>>2:@19
そんな問答を、彼女が参加者の誰かと 交わしていたこと>>2:124は、全くもって知りやしないし、 そもそも、レディなんて言葉は、 陰気な死神少女には縁遠いものであったけど。
それでも、瀬尾 奈津美に言えることといえば。
"プライド"というものは、 この、条理で不条理なすばらしき世界を生き抜くために、 なかなかどうして、必要なもののひとつだとは、思うのだ*]
(@79) Tamaki_hina 2018/05/30(Wed) 23時半頃
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[あぁ、今の自分を受け入れてもらえるのだろうか。 あの時の言葉を、改めて聞く事はできるのだろうか。
わかっていた事ではあるが、あの時はお互い なんとも重たい約束を願ったのだなと今更に思う。
その約束を彼が忘れていないようであれば>>389 言葉を待つ間、やや伏せがちになっていた顔を上げて。
まさか渡されると思っていなかった指輪を目にすれば 何だか急に視界が歪んたような気がしたけれど。]
(@80) 彼岸花 2018/05/31(Thu) 00時頃
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こちらこそ、これから一生…よろしくね。 もう、ひとりにしないでよ?
[返事なんて、とっくの昔に決まっていた。 3年前、そして11年経った今だって。
私はずっとずっと、この時を待ち続けていたのだから。*]
(@81) 彼岸花 2018/05/31(Thu) 00時頃
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(ねぇ、ママ……私、今とても幸せよ…)
[零れそうになる涙を拭って。 彼の言葉に何度も首を縦に振る。>>421
もしママが生きていればきっと祝福してくれただろう。 そのかわりというのか、先程から裏でこちらの様子を見守る店長の視線から
式はいつだい?ケーキの手配は任せな!
という心の声が聞こえたのは気のせいか。]
(@82) 彼岸花 2018/05/31(Thu) 00時半頃
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ん……
[手を貸すように言われそっと左手を差し出す。>>422 指輪を嵌めてみれば…どうやらサイズが大きすぎたようだ。 一緒に買いに行かなかったのだ、しかたない。
彼が笑えば思わずこちらも笑ってしまって。]
そうね、もちろんおぼえているわ。 私ね、あん屋に行きたいな。
今度こそ、ちゃんと味がわかる状態でシュンタロと一緒にみつ豆を食べたいの。
[他には映画館に水族館、というチョイスもあったが 大体食道楽を中心とした希望を述べて。
それらはとても、 一日で回りきれる数ではなかったけれど。]
(@83) 彼岸花 2018/05/31(Thu) 00時半頃
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[なんといっても一生分。 彼と過ごせる時間はこれからたくさんあるのだから。
いつか死がふたりを別つその時まで。 一緒に笑って、時に泣いて、おいしい物を食べて そして、幸せに生きていきたい。
死神と参加者ではなく人間同士として。 限りある生を、これからの長い人生を。 彼と過ごせればいいと思ったのだから。*]
(@84) 彼岸花 2018/05/31(Thu) 00時半頃
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― Ending ―
[わたしは死神として、生き続けました。 魂を刈って、成績を稼いで、長く永く、生きました。
たくさんできた友達。 楽しく過ごせた日々。 語り尽くせない、思い出。
出会いもあれば、別れもあって。 時には、わたし自身の手で刈り取った命にひどく落ち込んで。
それでも、ずっと落ち込んでいるほどわたしは弱くないから、 わたしなりに胸を張って、生きていけたと思う。]
(@85) myu-ra 2018/05/31(Thu) 01時頃
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[――人々の行き交う雑踏の中心に、わたしは寝転んでいる。
右手の感触がない。 左手の感触がない。 右脚も、左脚も、……もう、動かせる感触は、何一つない。 かろうじて、目を開けているだけ。
わたしの四肢も、からだも、全て飛び散って、……粉々にされて。 もう、戻すことはできないと悟る。]
(@86) myu-ra 2018/05/31(Thu) 01時頃
|
|
[残るわたしの頭部を、誰かが見下ろした。 そして、大きな大きなハンマーが、空からこちらに迫ってくる。
……とうとう、終わりの時が来たんだなあ、と。 予想していたより呆気無くて、つい笑ってしまった。
死神としての、敗北。 バラバラになって、塵に帰るお人形さん。 それで、後には何も残らない。
全部、わかっていたこと。]
(@87) myu-ra 2018/05/31(Thu) 01時頃
|
|
[でも。
どうせ消えるにしても、今は……心残りは何もない。
先生を失ったあの時のゲームで、 自暴自棄になって自殺してしまったなら、きっとこんな感覚にもなれなかっただろう。
空っぽだったわたしの中を、埋めてくれたたくさんのお友達がいた。 ……本当に、ありがとう。
わたしを愛してくれない世界なんて、消えてしまえと思っていた。 だけど、わたし、……違う世界に辿り着けていたんだね。
目を、閉じる。]
(@88) myu-ra 2018/05/31(Thu) 01時頃
|
|
[わたしのすばらしきせかいに、さようなら。**]
(@89) myu-ra 2018/05/31(Thu) 01時頃
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── そして、幕間 ──
[さて、ここまでを総括して。
もう、頑張るつもりはない、とも言っていられなかった。 啖呵を切ったからには、きちんと自分の手で取り返さねばなるまい。>>@7
失ったものを、もう一度──ではなくて。
新しく、この世界にて。 UGにて死神として生きてゆくための、その理由を。]
(@90) Tamaki_hina 2018/05/31(Thu) 01時頃
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[──ただ、其れにしたって、
"プライドと勇氣だけが、友だちさ!"
……と、いうんじゃあ、 どうにもバランスが悪かろう、というもので。
だからつまるところ、足らないのは、──"愛"。 そう、もしかしたら、愛なのではないかと。
そんな思考に行き着いた、ひとりの陰気な死神少女。 ボロボロの制服のままで向かったのは、ファッションビル JUN-Shockに、兄間薬品だった*]
(@91) Tamaki_hina 2018/05/31(Thu) 01時頃
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── NEW GAME XX day:イザナタワー99 ──
[──そびえたつ、99階建ての摩天楼。 その最上階に、鮮やかなピンクの髪をした死神がいた。
いつかの重いお下げは解かれていて、緩やかなウェーブの髪を高くツインテールに縛り上げている。 それに負けず劣らずカラフルな、黄、緑、青──ごっちゃりとしたピン止めだらけの髪。 前髪に止まる、一際大きな赤色のハートのピンがチャームポイントである。
身に纏うのは、どこか上品な、けれど、少女の陰気な空気を更に重く見せていた制服ではなく、だぼっとしたショッキングピンク色のカーディガン。 中に着た黒シャツに、ハートを形どる煌めくスタッズがよく映えていた。]
(@92) Tamaki_hina 2018/05/31(Thu) 01時頃
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[解説しよう。
髪色は、兄間薬品で買ったカラートリートメントで派手に染めた。 メイクは、今時流行りのカラーマスカラを中心に、これまた鮮やかに彩って。
服は、JUN-Shockで買った横文字のお店の、……何だったかしら? とりあえず、何かお洒落なブランドの可愛い服かな♡
──ラブはそう、形から。 愛とプライドと勇氣で、世界をデコレーション!]
(@93) Tamaki_hina 2018/05/31(Thu) 01時頃
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[──瀬尾 奈津美さん。頭、大丈夫ですか? と、聞きたくなった、そこの貴方。
気持ちは分かる、大丈夫。 心配しないでほしい、至って正気だ。 決して、気が触れた、わけじゃあないのだ。
そりゃあ、楽しく優雅な死神女子会に>>@55、この容姿で颯爽とお邪魔した時には、きっと何かしらの反応は食らったに違いないし。
碧衣を捕まえて、唐突に「そうだ碧衣ちゃん、良かったらマブスラ教えてちょうだい!」とかお願いした時には、一体全体、何と思われたものだか分からないけれど。]
(@94) Tamaki_hina 2018/05/31(Thu) 01時頃
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[ただ、思ったのだ。
今まで、自分には縁がない筈だと背を向け続けたものに、少しぐらいは触れてみたっていいかもしれない、と。
──そう思いたくなるぐらいには、いつかのゲームには様々な出会いがあったから。]
(@95) Tamaki_hina 2018/05/31(Thu) 01時頃
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|
……さぁて。 いい加減、参加者も減ってきた頃合いかしら。
[遠く、地上を眺める。 RGとUGの人間の区別もろくにつかない、忙しなく行き交う人混みを。 そこで茫然とへたり込んでいた、嘗ての自分を思い返して、小さく目を細めた。]
それじゃあ、そろそろ、 ──愛あるプレゼントの時間、かしらね!
[威勢のいい言葉と共に、──ぱちん。 指を鳴らせば、頭上から幾匹ものノイズが降る。
それと同時に、愛と勇氣とプライドを、友にして。 *死神少女は、羽根を広げて、力強く跳び下りた*]
(@96) Tamaki_hina 2018/05/31(Thu) 01時頃
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