219 The wonderful world -7days of SAIGAWARA
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― Before day ―
[脚を組みながらコインが中に弾かれるさまを興味なさげに見つめる。 カウントが無為に切り上げられたところで鼻を鳴らして、その顔を見つめた。
ふん、という生意気な声は驚くほどに高く。 組まれた脚は目の前の女の子と比べると短く。 向けている眼差しは純真さを残している。
少女が願い出る先は、紛れもなく幼女だった。]
(@0) 2017/06/08(Thu) 22時頃
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[機嫌の良さそうな表情と仕草に、こちらも微笑む。 そして紡がれる言葉は―――――]
よろしい。 戦果に対する報奨は約束しよう。 ただし、私のやり方は変わることはない。 その上で、伐て、絶やせ、滅ぼせ。 それができぬ愚か者に、未来はないと覚悟せよ。
[荘厳であり、才覚を持つものが放つような言葉が小さな口から吐き出された。その表情は微笑んだままだが、悪意のような色が濃く浮かんでいる。
しかしそれは、幼女の言葉に嘘がないことも表している。*]
(@1) 2017/06/08(Thu) 22時半頃
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[胸を張る彼女にふっと息を吐いてニヤリと微笑む。 当然、その功績は覚えている。 そう、吐き気を催すほどに印象深く根付いている。
だからこそ、受け入れる。 その上でどうなるか、眺めておくのだ。]
ああ、暇だ。 面白くなければ、途中で帰る。
[ひらりと舞うチケットを手に載せる。 するとチケットは手に吸い込まれるように消えた。
彼女が表舞台でも活躍しているのは知っているが、それに介入はしない。 もはやそこは自分の遊び場ではなく、誰かの畑なのだから。]
(@2) 2017/06/08(Thu) 22時半頃
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[姿を消した魔術師を見て、口角を上げた。
ああ、なんて間抜けな娘だ。 私などに関わらなければ、幸せをつかめたろうに。 人を殺す生活などもなかったろうに。
そう、管理者は彼女を慈しむ。
しかし、これが現実であるのだ。 非情なまでに凄惨な真実の世界であるのだ。 そこから誰も抜け出せはしないのだ。
だから、私の愉悦になればいい。 その身が果てるまで。
そう、管理者はほくそ笑んで。]
(@3) 2017/06/08(Thu) 22時半頃
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[歯をギシリと鳴らすと、憎悪に満ちた眼差しを虚空に向けた。**]
(@4) 2017/06/08(Thu) 22時半頃
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― Before day:十王マルチシアター・第4ホール ―
[スポットライトを浴びる彼女や、感嘆の声を上げる観客たちを、上から見下ろす。 照明を吊るす鉄骨に腰掛けた幼女は、微笑んだ。]
ははっ。 すごいじゃん。
金の卵は、未だ健在か。
[彼女の実力が本物であると、私は知っている。 でもそれを見て感傷なんてものはなく。
ただただ、見つめているだけで。 血が滲むほどに唇を噛みしめるのだ。]
(@5) 2017/06/08(Thu) 23時頃
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[万雷の拍手の上空。 湧き上がる完成に溶け込むように。
大きな瞳の幼女は、鉄骨の上から姿を消していた。*]
(@6) 2017/06/08(Thu) 23時頃
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――さァ、皆様方御立合い!
終わりを始まりと致しましょう 始まりを此処から紡ぎましょう
報せを合図に始まりますは
なんてことない、死神の遊戯に御座います。
(@7) 2017/06/09(Fri) 00時頃
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さて、お立合いにもご存知のお方はおられましょう 手元に届いた理不尽を 決まりは確認されましたな? 文を見りゃあ参加は強制と思われましょうが 一つだけ、それを逃れる手がありまして。
ほうれ、ほうれ 遊戯がお嫌いであれば、そこな蛙に身を任せんさい。 さすれば、隠れ道へと案内(あない)致しましょう。
(@8) 2017/06/09(Fri) 00時頃
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――――脆弱な魂の消滅を以て、ね。
(@9) 2017/06/09(Fri) 00時頃
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しかし、困ったことに、 小さな蛙の案内致します 隠れ道は狭いものでして。
いっぺん誰かと手ェ繋いでもうたら 蛙はそっぽ向いてまいますから
ええ、くれぐれもご注意を。 遊戯を降りられたいならば 誰とも、手を繋がぬよう。
参加者同士、契約交わせば 其れが、参加表明となってまいますので。
(@10) 2017/06/09(Fri) 00時頃
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小娘 ゾーイは、メモを貼った。
2017/06/09(Fri) 00時半頃
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[舞台を降りて早五年 観客席の最後列へ それを越して扉の向こうへ
大音に張り上げていました声は 未だ、衰えることを知りません。
もし、参加者が声を辿ったならば スクランブル交差点を見下ろすカタミ薬局 その屋根の上に、声の主を見つけることでしょう。
黒い羽根を揺らめかせ 扇子を片手に蝶を連れ にんまりと笑って見せますは 此の世ならざる、*死神の姿で御座います。*]
(@11) 2017/06/09(Fri) 00時半頃
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手妻師 華月斎は、メモを貼った。
2017/06/09(Fri) 00時半頃
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[スクランブル交差点の一角。 幼女は興味なさげに虚空を見つめる。
まだ面白いことなんて、何もない。 いきなり上司が介入しては部下の士気が下がる。 だからじっとしているしかなくて。]
……暇。
[年相応のつまらなさそうな声は、ぴょこんと来た影に溶け込む。 フログノイズが、自分を見つめていた。 自分がそちらを向いて首を傾げてみると、同じようにフログも首を傾げて、襲う素振りも見せない。
逆方向に首を傾ければ、フログもまた同じ方向に首を傾けて。]
(@12) 2017/06/09(Fri) 00時半頃
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[何度もそうやって遊んでいたのは、他でもない。 暇だからだ。
だが、参加者や死神には、そんな幼女はどう映るか?*]
(@13) 2017/06/09(Fri) 00時半頃
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手妻師 華月斎は、メモを貼った。
2017/06/09(Fri) 01時頃
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[思い出というものは重要なものだ。
他者と触れ合い、 貴重な体験を記憶することで ヒトとして成長していくのだーとか、 なんとか。うんぬんかんぬん。 ……まぁ、僕の自論なんだけどね、コレ。
要するに、アレだ。 得ることにも、失うことにも。 自分に与えられたことには、 何かしら意味があるんだよ、って話!]
(@14) 2017/06/09(Fri) 02時半頃
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―1st day:中央エリア/十王マルチシアター周辺―
流石だねぇ。仕事熱心だ。
[少し離れた場所から聴こえてくる高らかな同僚の声>>@7に、 鴉よろしく、電灯に腰掛けた青年は、ひとり、ちいさな拍手を送った。 スマートフォンの背中と薄い掌が、ぺちぺち、音を立てる。
その画面に表示されているのは、送られてきた>>15の文面だ。 こちらも全員に向けて、文章をひとつ。 『せんせー、回らない寿司はおっけーですか?』 返答があったなら、それによっては本気を出すかもしれないね。 出さないかもしれないけれど。
ゲームの始まりにも動じることなく、 弄っていた携帯を漸くポケットにしまって、伸びをひとつ。 面倒でも、仕事をすることが存在の対価として僕らに与えられた義務なのだ。]
(@15) 2017/06/09(Fri) 03時頃
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―スクランブル交差点―
[とん。軽い足音と羽音と共に、 信号機の上に降り立った死神は、ただただ穏やかに口元を緩めて。 黒い蛙を増やすでもなく、 ただ、目に止まった先――目立つ髪色をした少年>>51を見下ろした。]
早く、見つけた方がいいよ、パートナー。 そーしないと、何しても無駄だから。
[甘い、なんて誰かさんには言われそうだけれども、 問答無用で少年にけしかけたのは、ノイズじゃなくて助言。 初日だしね。 彼が何か問いたげなら、気が向いたなら答えて、 あとは推し量るように、蛙に翻弄される姿でも眺めていようか。**]
(@16) 2017/06/09(Fri) 03時頃
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[王の話をしよう―――
―――嘘です]
(@17) 2017/06/09(Fri) 06時半頃
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『はーーーーマッジで素材落ちねーー世知辛。マジこの世is世知辛。早くスキルマにしたいのにさーー蒸しパンと爪マジ落ちねーーお前らほんとは持ってんだろちょっとジャンプしてみろよおいこら。ついでな石も落とせこら。 あっやべあと1分でこっちの体力満タンなるじゃん。はーーー俺の担当今日も可愛さ爆発しすぎて辛い。いや担当以外も魅力的なのは分かるけど。このお澄まし顔ひたすら指でつつきたい読んでる本になりたいクッションになりたいなーにが山登りだやるなら目指すはテッペンだろわかってんだよ。 あーアイドルといえばこっちもプロデュースしないと。はーマジこの学園闇と絶望入り混じり新しい風が希望と愛を運ぶこの世の汚さと美しさを箱詰めした愛憎入り混じり学園。こんな高校ねーよ。なんで普通に自殺者弔う墓標あるんだよ学園に。闇だわ。 ていうか新しく始めようとしたこれまだメンテやってんの?長くね?メンテ記録更新目指してんの?頑張って??』
[以上、ビルの屋上に座り込み無心で携帯をタップする青年の、終始声には出さぬ残念な独り言である。 ――とどのつまりがこの男、ソシャカスであった]
(@18) 2017/06/09(Fri) 06時半頃
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[シャンシャンしていれば、無慈悲にもメッセージ>>15の着信を伝える通知が画面を支配する]
(ファーーーッライブ中の通知is大罪!!汝は竜罪ありき!!!)
[側から見ればびくりと小さく身体を揺らしただけだが、決して音にならない叫びを胸の中だけに木霊させてから致し方なく文面に目を通す]
『とりあえず十連分の詫び石希望』 『っても俺戦闘員じゃないからまぁ乞わないご期待』
[慣れた手つきで手早く打ち込み、ついでに諸々のアプリも終了して端末をしまう。 非戦闘員且つソシャカスにしては身軽な動きでひょいひょいと軽やかにビルとビルの間を飛び移り、適当なところで飛び降り着地。 下界ではカエルによる始めの参加者振い落としが既に始まっていた]
(マジ草生える)
[地獄絵図、とまではいかずともなかなかパンチの効いた光景を、フードを被った男が一人、呑気に壁に凭れながら眺めていた**]
(@19) 2017/06/09(Fri) 07時頃
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― スクランブル交差点 ―
[ スクランブル交差点。 倒れている人間の魂たちを、信号機の上から見下ろす。
命がどこから来て、どこへ行くのか。 今ここに倒れている人の姿をした魂たちが どこで何をしていたのか、 何を失ってここにいるのか。 ]
……。
[ 口に銜えた棒付き飴を音を立てて噛み砕く。 そろそろ開始の時間だ。 ]
(@20) 2017/06/09(Fri) 07時半頃
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[ メール音が手元の端末に届く>>15 送信元がどこかなど、確認するまでもない。 思い浮かべるは、今回のゲームマスター。 ケーンを手にした魔術師の少女。
あの女とはスコアを競い合うようになってそこそこ長い。 今回のゲームもきっと、楽しませてくれるだろう。 口の中に残る甘い欠片を舐め溶かしながら 小さく笑みを浮かべる。 ]
(@21) 2017/06/09(Fri) 07時半頃
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[ 少し離れた場所、 この交差点を見下ろす薬局の上から朗々とした声が響く>>@ 元は舞台役者だったか? 相変わらず派手な奴だ。
そこから更に少し離れた先にも見知った人影が見える>>@15>>@18]
(@22) 2017/06/09(Fri) 07時半頃
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『ようやっとかよ田舎娘。 あーいや、今回はゲームマスターか。悪いな笑』
[ 手にした端末で いつものように煽り半分の言葉を返してから、 顔を上げて交差点のほうへと視線を向ける。
そうしてふと顔を上げれば、 魂の誰かと目があったかもしれない。 そのときは、よおと軽く片手を挙げて挨拶をしてみせようか**]
(@23) 2017/06/09(Fri) 07時半頃
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いっけなーい! ちこく ちこくぅ!
(@24) 2017/06/09(Fri) 08時半頃
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[ そんな声を上げて、内股気味に走る少女は、 黒一色に身を包み、首元をパールで彩った。
ワンピースから伸びる足まで、 黒いストッキングに覆われたその姿は、 賑やかな様相を呈するサイガワラ区では浮いており、
事実、彼女の足もまた、地からは少し浮いている。**]
(@25) 2017/06/09(Fri) 08時半頃
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―中央・カタミ薬局屋上―
[少し高いだけでも、ま、よぅ見えるモンでして。 目覚める魂が一つ、二つ。 目立つ黒羽が一つ、二つ。
ぴこり、報せ鳴らす端末を取り出しますと まぁなんと、腹の減る話題。>>15>>@15>>75
『寿司もええな。美味くて腹一杯なるんやったら何でもええわ。』
大食いの腹は、寿司程度じゃあ満たされませんが。 舌先くらいは満足しましょう。]
(@26) 2017/06/09(Fri) 11時半頃
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『赤頭巾には、魔法のカードのが良さそうやね?』 『まぁ頑張りましょうや。』
[スマホゲームとやらは、僕も手ェ出したことありますが。 なんせ、運が良すぎるモンでね それに没頭してはる赤頭巾さんは>>@19 密かに、応援はしてるんですよ、ええ。
喧嘩するほどとはよく言いまして 煽り言葉もいつものこと>>@23 ほんま、仲のええことで。微笑ましいわぁ。]
(@27) 2017/06/09(Fri) 11時半頃
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さて、と。
[端末を隠すように握りまして、手を開けば そこには愛用の扇子一つ。
死神は、無暗に参加者を始末するわけやありません。 決まりを確認する間くらいは待ちましょう。 震える端末を手に取りましたか?>>39 送られた文を読みましたか?>>52
それらが終わった様子ならば 僕からも、贈り物を致しましょうか。]
(@28) 2017/06/09(Fri) 12時頃
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[――――パシィン!]
跳梁、跳梁、呵々大笑 げこり笑うて飛び出しますは
[ パシィン!]
目下嘲る、雑音でございます。
(@29) 2017/06/09(Fri) 12時頃
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[閉ざした扇子 上手いこと腿に打ち付ければ そりゃあええ音がするもんで。
屋上から、蛙が次から次へと飛び降ります。 参加者たちへと降り注ぐよう あるいは、そこへと真っすぐに向かうよう。
遊戯のお約束と言えましょう。 都会に似つかわしくない蛙の輪唱
蛙に囲まれ潰されて 隠れ道へと案内されます参加者とて 僕らにとっちゃあ*見慣れたもの*]
(@30) 2017/06/09(Fri) 12時頃
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手妻師 華月斎は、メモを貼った。
2017/06/09(Fri) 12時頃
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[此方へ向く視線があれば>>110 にぃと笑うのは、癖のようなもの。 そうでなくとも、僕の顔というものは、 常、笑みの形をしておりますが。
叩き落された蛙ですが 文にもあります通り>>#6 未契約者の暴力は、雑音にゃあ響きませんで。
げこ、げこり げこげこり 地ィ這うような鳴き声が、僕の耳にまで。]
(@31) 2017/06/09(Fri) 14時頃
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[幼少より重ねた稽古は 刻みつけられた数多の癖は 何より、身体が覚えております。
乞われれば、教えることもやぶさかではありません。 とはいえ、僕の自論としましては 下手にかっこつけるより、その人自身を魅せるべき、と。
いつか、魔術師の子へと伝えたのも>>97 彼女自身と、その術を、最大限に魅せる最低限だけでございました。 それさえ差し出せば、自ずと技術を磨いてくれるでしょうと。
それと、もう一つ 楽しむことを忘れない、くらいで。]
(@32) 2017/06/09(Fri) 14時頃
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[ええ、ええ。 楽しむことを忘れられないのは、僕の性で御座いまして 少し乱暴なお誘いとて>>111 嗚、愉快で仕方ない。
からと鳴らします一本歯にて 屋上の縁へと踏み出しましょう。 くぅるり、彼女へと背を向ければ 派手な羽織が風に揺れます。
演目とするには地味ですが 公園とするには短すぎますが 降りる、その一つの動作にも 何かしら、面白さを求めてしまうのです。]
(@33) 2017/06/09(Fri) 14時頃
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[真横に差し出す腕。 左の指先までもぴんと伸ばし、右手には扇子を持ったままに ぐらり、揺らいだ身体。 屋上から、真っ逆さまに。
落ちる最中にも、少女へと蛙が飛び掛かるのが見えまして 次はどないしはるんやろ。 そんな好奇心さえ、湧いてまいります。
着地に、背中の羽根は必要ありません。 欲張りすぎた舞台人は、あれやこれや手ェ伸ばしてまして 運動神経は、人並み以上と自負しておりますから。]
(@34) 2017/06/09(Fri) 14時頃
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[地面まで身の丈一つ分。 薬局の壁を蹴りまして、 そのまんま、身をひねってしまえば ふわり広がる羽織に、蝶がひらり寄り付きます。
落下距離の割に、一本歯の鳴き声はえらく穏やかに。 膝を柔らかぁく曲げて、というのは、舞踊の基本でしたか。 着地の一瞬は、少女から目を離しておりましたから 三日月に細めた黒を、彼女のいた方向へと。
さて、さて その人は、演者たるに相応しいか、否か。 少し*見させてもらいましょ*]
(@35) 2017/06/09(Fri) 14時半頃
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手妻師 華月斎は、メモを貼った。
2017/06/09(Fri) 14時半頃
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あ〜〜ん 心配だわ かっこいいひといっぱい連れてきてねって めいりちゃんには頼んだのよ すてきなひとを集めてねって
でも、あの子、ひとの顔なんて 諭吉似か英世寄りかでしか見てないような そういうとこ、ある気がして……
ねえ、ヤニク ヤニクは、どうかしら? どんなきもち? わたし、どきどきしちゃって わくわくしちゃって きゅんきゅんしちゃって……
(@36) 2017/06/09(Fri) 18時半頃
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── 今回も、いーっぱい仲間を見つけましょうね!
(@37) 2017/06/09(Fri) 18時半頃
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── ジョードデンキ ──
[ 頬を当てて小首を傾げる。 ひかりを受けて淡色に輝く ヘーゼルの瞳が、うっとりと描いた三日月。
言葉を向ける先は、傍観者が如く赤ずきん>>@19。
返事があろうがなかろうが、 そんなことは問題じゃあないのだ。 あなたとつながっていたい!
── 話のきっかけになればって インストールしたソシャゲの数々だって スタミナ消費程度には遊んでるのよ
と、胸を張ることもあったか、 とにかく、女は喪われたものを取り戻したかった。]
(@38) 2017/06/09(Fri) 18時半頃
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……着替えてたら、出遅れちゃった
[ 下界を見下ろした死神は微笑んで、 同胞から一歩離れる。 死神のゲーム初日、必ず身にまとう、 フォーマルの裾をはためかせて一回転。] ── それじゃあ、わたしも、すこし弔ってくるわ ヤニクも、休憩は消えちゃわない程度にね!
[ 微笑みを浮かべたまま、背中から空中へ。 ダイブ! 地上へ向けて、"落ちる"。**]
(@39) 2017/06/09(Fri) 18時半頃
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[死んだということにも大きな動揺を見せることなく、 今の状況からは突拍子もないとも取れる呟き>>120に目を細めたのは、 少年の姿に、とある少女>>@13を思い出したからかもしれない。
その外見は、まぎれもなく子供である。 けれど、遥かに年を重ねているような、奇妙な違和感。 経緯はさておき、何度か対話したことはあったろうけれど、 僕はどうにも、その眼差しに晒されるのが苦手だった。
笑んだ三日月の奥に、何が眠っているのか。 生憎、平凡な下っ端―――ましてや、参加料を奪われたままの死神が、それを知る由もなく、 僕はただ、彼女と対面するたびに、強張った笑顔を浮かべることしか出来ないのだ。蛇ににらまれた蛙のように。]
(@40) 2017/06/09(Fri) 19時半頃
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[さて、話を戻そうか。 といっても、僕が少年の疑問に答えることはしなかった。 生きていくなら、いやでもわかることだろうからね。
代わりに、欠伸をひとつ。再度スマートフォンを取り出して眺めたのは、 先程よりもずっと増えた新規メッセージの数々。>>75>>@19>>@23 個性の殴り合いのような同僚たちのやり取りに、一通り目を通して、 その後、全員に向けて送ったのは、業務連絡。
『怪我したら早めに言ってね。治しに行く。』
戦闘が出来ない訳じゃあないけれど、自分の能力はそう言ったことの方が向いている。 そうして、スマートフォンを仕舞って、再び眼下の喧騒へと目を向けた。]
(@41) 2017/06/09(Fri) 19時半頃
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[ヒーリング、つまるところ、治癒能力。 他者の傷を治す力って、ゲームでは珍しくなさそうだけれど、ここではどうなんだろうね?
とはいっても、世界は等価交換が原則だ。少なくとも、僕にとっては。 対価に差し出すのは、ゲームのようなマジックポイントなどではなく―――。 薄手のフードの下、きつくまかれた包帯が、少し冷たくなるのを感じた。**]
(@42) 2017/06/09(Fri) 19時半頃
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手妻師 華月斎は、メモを貼った。
2017/06/09(Fri) 19時半頃
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[ 端末から顔を上げた、その先に見えたのは 黒髪の青年、いや、少年か?>>89]
お、気づいた。
[ ひらと手を振る此方に気づいたか。 どことなく訝しげな表情を浮かべて見上げる彼に、 笑いかけてみる。 自分で言うのもなんだが人並み以上に整ったこの顔は 特に若い女の子からの受けがいい。
――尤も。 眼前の彼が勘の良い人物であるならば 微笑むように細められたその目が、 少しばかり冷ややかな色を宿していることに あるいは気づいたかもしれない。 目の前の相手を値踏みするような、そんな眼差しに。 ]
(@43) 2017/06/09(Fri) 21時頃
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『今月セブン・トゥエルブで魔法のカード買うと10%分のオマケつくのでお買い得ぅ!』 『寿司に10%のオマケはつかない』 『だがしかし食べるなら穴子』
『べべべべつに今月まだピックアップ回してないから爆死してないし。爆死とかしてないし』
[追加されたメッセージ>>@27>>95が来た頃はまだ、ジョードデンキの屋上にいた。 通知が鳴れば鍛え抜かれたフリック操作で即座に返信を打ち込んでいく。キッカケが自分なのか否かは分からないが、この死神仲間達は同じソシャゲを取り敢えず触れてみるという寛大な心を持ってくれているので嬉しい限りだ。その後続けるも辞めるも各々の好きなように、選択の自由こそソシャゲの良いところ。よいこのみんな、課金は家賃までだ。
一通り終えてから一切のツッコミがないメッセージ>>@41には相変わらずの真面目さに感心したりして]
『そっちも怪我には気をつけて』 『まず回復役を狙うのはセオリーだから』
[そんな言葉を送った直後、聞こえたのはなんとも楽しげな女性の声>>@36]
(@44) 2017/06/09(Fri) 21時頃
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[顔を上げたところで視線は交わらない。 熱烈な視線は下界で蠢く魂達に夢中のご様子だ。 黙したまま、手にしていた端末を彼女へと向ける]
『その基準の可能性は十分ワンチャンあると思うけど、 仮にその基準で連れてこられた女の子がいたら、わりと可哀相な気がするのは俺だけカナー???』
[口は横一文字に引き結んだまま開かない。 その代わり、向けた端末からやけに陽気な男の、機械染みたノイズ交じりの声が彼女に答えている。 指で文字を打ち込むこともなく、ただ手にしているだけで男の言葉を代弁していた――サイキックによる現象の、ほんの一端である]
『オーレリアは今回も戦闘服キマってるねぇ、500イイネ!』 『相変わらずフレンド申請にお熱なようで何よりだけど』 『良いフレンド見つかるといいね?』
[何の躊躇いもなく空中ダイブする彼女をお見送り。 彼女もまた新しいソシャゲを始めれば食いついてくれる一人だが、課金兵にはならずともそれなりに頻繁なログインを繰り返してくれているようで好感が持てる。 そのうち推しが出来れば変わるかもしれないとは思うが、魂達に向けるあの恍惚な眼差しに、まだ遠い未来だろうと確信]
(@45) 2017/06/09(Fri) 21時頃
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Exactly!(おっしゃるとおりでございます) お察しのとおり、死神だ。 どうやらちゃんとメールに目を通しているようだな。
[ 彼から投げられた問いかけに>>90 感心感心と、頬杖つきつつ頷きながら、 彼が蛙に襲われている様子を眺めている。 ]
そいつはノイズ<フログ>#7 このゲームの序盤でおなじみのノイズって魔物だ。 まーどっかのゲームでいうスライムみたいなもんだな。
[ ポケットから新しい飴を取り出すと、 そいつを舌先で転がしながら ]
そいつはノイズたちの中では一番弱いが、 まだ契約をすませてない魂をしつこく襲う習性があってな。 契約をすませずにいるとそのへんうろうろしてると、 あっという間にそいつに嬲り殺されちまう。 そいつがいやならとっとと契約をすますこった。
(@46) 2017/06/09(Fri) 21時頃
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あ? 契約の方法だァ? とりあえず相手の手でも握って、 双方契約に同意すれば成立すんじゃねーの? 俺のときはそうだったからな。
大雑把に過ぎるって? 知るか、魂の契約なんてなあ要するに 心と心が通じ合った瞬間に結ばれる“絆”みてえなもんだ。
[ 聞かれる前に説明してしまうのは、 繰り返し繰り返し立ち会ったこのゲームの中で 身体に染みついた習慣のようなもの。 ]
(@47) 2017/06/09(Fri) 21時頃
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言っとくが魂の絆ってなぁ面倒なもんだ、 手前が命を落とせば、手前の片割れも死んじまう。 逆もまた然りだ。 それをどれほど望んでいなくても、な。
[ パートナー契約を結んだ相手とは一連托生。 とはいえこんな混沌とした状況では、 相手を選ぶことだってままならない。
そうして結ばれた相手と、命をかけた遊戯に挑む。 大切だったはずの、何かと引き換えに]
それが嫌なら死んじまいなァ。 だが、それでも生きることを望むんなら、 精々頑張ってもがいてみるこったな。
[ さて、お前はどうする? と。 信号機の上で頬杖ついた体勢を崩さぬまま、 彼の選択と飴の味を楽しむとしようか。 ]*
(@48) 2017/06/09(Fri) 21時頃
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[オーレリアがフレンド申請にお熱なようなら自分の出番はないかとも思うのだけれど、彼女の言った通り休憩は消えない程度にしておかねばならない。 消えたらソシャゲ出来ないからね!
とはいえ、まだ初日も初日だ。 ジョードデンキの正面、ガードレールにひょいと腰掛ける。 端末をひっ繰り返し画面を空に向ければ、光ったディスプレイがプロジェクターのように宙に画像をでかでかと映し出した]
『ログインボーナス! 諸々は手元の端末で確認しよう!
デイリーミッション、その1! パートナーと契約しよう!』
[どこぞのお知らせ画面のようなものは、遠目でも文章を読み取れる程度の大きさだ。 そのままいそいそとソシャゲの一つを立ち上げ体力消費に勤しむことにする。勤務中?いやいや仕事してるって。 全滅目的でも、初めは多く残った方が倒し甲斐があるって偉い人が言ってたもん。タブンネ**]
(@49) 2017/06/09(Fri) 21時半頃
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── ジョードデンキ屋上 ──
そうね……わかった もし、そんなかわいそうなおんなのこを見つけたら、 わたしがめいりちゃんにちゃーんと言っておくわ そこは樋口似をさがしなさいって
[ 確かに、そんな女の子はかわいそうね。
どこか味気ないつくりものの音声による もっともな指摘>>@45に、神妙な顔で頷いた。
続く賛辞>@45に振り返り、 ワンピースの裾を摘んで優雅に一礼。
照れる様子もなく、にっこりと微笑む。]
(@50) 2017/06/09(Fri) 21時半頃
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ありがとう、光栄だわ ヤニクは褒め上手ね
[ 世界で一番喪服の似合う美少女(自薦)は、 心地よい落下の中で、手を振った。
── 尚、墓標とアイドルが共存する学園で、 きらきらかっこいい男の子たちに出会ったときの、 ☆すてきな仲間大募集中☆な死神の感想はこうだった。
みんなまとめて死んでくれないかしら。*]
(@51) 2017/06/09(Fri) 21時半頃
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[視線の先は少女へと それでも、人の視界は広いものですから 目立つ色が揺れるのも>>160 ええ、きちんと見えておりまして。
それでも、割り入ってくれた参加者さんですから 驚いたように、目を見開いて見せましょう。 ぱちくり、瞬きをいくつかと
やはり、愉悦隠しきれん笑みを。]
(@52) 2017/06/09(Fri) 22時頃
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僕かて、こないなかいらしい嬢ちゃんに意地悪したくありませんわ。 でもま、お仕事でしてね。 あんたはんは、参加希望者かね?
[くるり、扇子の先で円を描けば お二人を蛙が取り囲みます。 輪唱が邪魔をしまして、小さい声こそ聞こえませんでしたが その視線見りゃあ>>162 何したいんか、手に取るように。]
呵々、 さァて、どないしましょ?
[ちんたらしてたら、異形共は大喜びで襲い掛かります。 扇子開けば口許へ。 笑う瞳が、お二人をじぃと見守ります。]
(@53) 2017/06/09(Fri) 22時頃
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[あちらこちらで断末魔 篩掛けは、未だ終わらぬようで。 三年も死神やってれば、 そんな声にも慣れたもの。
――――ま、生き返りを拒んだ時点でね 手離したままのエントリー料は そんなあれそれへ対する嫌悪も すっかり持ってったままでして
この心に湧き出ますんは いつだって、楽しいやら愉しいやら 変わり映えのないもので御座います。]
(@54) 2017/06/09(Fri) 22時半頃
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手妻師 華月斎は、メモを貼った。
2017/06/09(Fri) 22時半頃
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── 北上:スクランブル交差点へ ──
わーあ……大変そうね、ゾンビちゃんたち
[ ── 着地。そして、地上を闊歩している今。
死神はぶるぶる震えっぱなしだったスマホを開き、 同胞たちのやり取りに目を通す。
別に、スコアを競う性分ではないし、 なんでも金勘定というのは、 味気なくって、いただけない。
わたしがゲームのたびにサイガワラを駆けるのは、 そんなもののためじゃないもの と、女は笑んで、]
(@55) 2017/06/09(Fri) 22時半頃
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『 わたしはいくらがすきです♡ 』 『 だけどみんなのことはもーっとすきです♡ 』 『 縁になおしてもらえるのはうれしいけど♡ 』 『 ケガしないようにがんばるね♡ 』 『 イケメンは消す前にスカウトしといてね♡ 』
[ ハートが乱舞するメッセージをひと通り送れば、 ふいと顔を上げて、断末魔絶えぬ周囲を見回す。 瞳に浮かぶのはやわらかな慈悲の色。]
(@56) 2017/06/09(Fri) 22時半頃
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── ちゃーんと、考えるのよ
あなたたち。一度は死んだ、あなたたち 生きたいのなら、情だけじゃなくって、考えなきゃ 誰と組めば、勝てるのか 最初の選択って、肝心なんだから 他人を蹴落としてでも、生き返りたいなら、 ちゃんと、考えたほうがいいわよう
……ま、そんな余裕があればだけど
[ ひとりごとにしては大きめの声は、 またどこかで上がる、恐怖に震えた悲鳴に呑まれた。
あっけなく、ちっぽけな蛙に嬲り殺される者もいる。 それはいつだって同じことで、 影に呑まれてゆくような哀れな姿に、 死神は小さく肩をすくめて、それを見送る。]
(@57) 2017/06/09(Fri) 22時半頃
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死神のことより、 まずは手前のことをどうにかしたほうがいいんじゃねぇの? そら、足元がお留守になってんぞ。
[ >>149言いながら、つぃと指さした先に ゲコココと鳴き声を発しながらフログが跳んでゆく。
いや、ただ跳んできているわけではない。 腹を向けた不自然な体勢といい、 どこか嫌がっているようにも聞こえる鳴き声といい、 それはさながら、何か目に見えない力で 彼の元へと吹き飛ばされているよう。 ]
(@58) 2017/06/09(Fri) 22時半頃
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メールにも書いてあっただろう? 『ゲーム中は死神があらゆる形で介入します』と。>>#4 その中には「参加者の命を奪うこと」も含まれてんだぜ?
[ だから死神が悪く無いもんだなんて>>149 もしもそんな甘い気持ちを持ってるのなら 今すぐここで捨てちまえ。 少なくとも大半の死神にとって、参加者の魂なんてものは お一人様300円の価値しかない代物だ。>>15
――男も女も、老いも若きも その人間の、その人生の在り方等一切関係ない。 『命はみんな平等』だとは、 ほんと、よく言ったもんだよなァ? ]
(@59) 2017/06/09(Fri) 22時半頃
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リュウセイだ。戸隠 流生(とがくれ りゅうせい)。
ああ、精々頑張って生き残んな。 そして俺を楽しませろ。
[ 去りゆく少年の背>>150を見送る。 事実をストレートに言い捨てていくその姿勢、 俺としては嫌いじゃない。 俺の顔がいいのは、客観的に明らかな事実だからな。 ]
さて、と。
[ あの少年は生きることを選んだ。 無為に消えていくよりも、 何かを為すために生きることを選んだ。
一体、彼とそのパートナーは何日生き残ることか。 願わくば、あの魂を屠るのは己でありたいもんだが、 それは縁次第といったところだろう。 ]
(@60) 2017/06/09(Fri) 23時頃
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[ふあ、と一つあくびをする。 未だにカエルは横にいて、一緒に様子を見学している。
狩られ続ける参加者の殆どは、有象無象としてもうこのアンダーグラウンドにさえ存在していないのだろう。 そんなものに一々興味を持っていても仕方ない。 手元におもちゃのない子どものような表情をあくびとともに噛み殺す。
けれどもし。 死んでなお、ここにおいてあの世とこの世の境目のその先に一歩でも踏み出してなお。 もし、消滅を免れる魂がいれば。
それはそれは、面白いことができそうだ。]
(@61) 2017/06/09(Fri) 23時頃
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そんなん滅多にいないけどな。 使える人間いたら死神にスカウトして遊んだほうが面白いもんにゃあ、現実問題として。
[隣のフログをちらりと見ると、首を傾げている。 死神のように不明なものを感じ取る心や、恐怖を判断する理性のないノイズでは自分の言葉の意味もわからないだろうが。 それだけに、死神のような不快感も、面白さもない。
ぐっとフログの背中を押して地面に伏せさせると、その背中に頭を載せて寝そべった。]
立つなよー? 少し枕にするから。
[参加者が惨劇から反撃に転じる前に、一度目を閉じる。 さて、今回活躍するのは誰かな?]
(@62) 2017/06/09(Fri) 23時頃
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[……ああ、そういえば、非戦闘員もいるっけ。 彼だけは、少し甘めの査定をしている。>>@40 一つはもちろん、サイキックの都合上。 その分、ゲーム外での頼み事も多いので。
もう一つは……。]
使いやすいんだよねぇ。 怖がってくれる人ってさ。
[描かれた三日月が、怪しく光った。*]
(@63) 2017/06/09(Fri) 23時頃
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[ さっきはああ言ったが、 死神とて別に無為に命を刈り取るだけが仕事じゃあない。 生きる価値が在る魂は、健やかに魂の統合が 行われたところで収穫するに越したことはない。
羊飼いたちが、なぜ羊を飼っているかわかるか?
彼らが羊たちを導くのは、 羊たちの血肉と毛を己の糧とするためだ。 彼らは決して己の羊たちを 慈悲深く憐れんでいるわけじゃあない。 ]
(@64) 2017/06/09(Fri) 23時頃
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ま、んなこたぁどうでもいいか。 そんなことより、生き残れよ。
[ こんなところで、 フログ程度で死んでしまうようなら 所詮その程度の魂でしかない。 だが……。
ほんの少し、この胸を温めている感情は、 いつか自分を楽しませてくれるかもしれないという あの少年に対する、ほんの微かな“期待”じみた思い。 ]*
(@65) 2017/06/09(Fri) 23時頃
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……もー、だらしないんだから イマドキの死人って、そそっかしいのね
[ おっとりと頬に手を当て、さらに歩く。 フレンド申請に入れ込んで早何年かはさておき。 誰でも彼でも拾う神ありってわけじゃないのだ。 事前調査と直感をもとに、吟味だってするのだ。
ネットニュースや、TMITTERをチェックしながら、 お眼鏡にかなう死人がいないか、 そして、そのひとがゲームに参加しやしないか! ”もふくちゃん”はそこのとこ、チェックを怠らない。]
(@66) 2017/06/09(Fri) 23時頃
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[ いつだったかしら。
日本人離れしたスタイルとか、 すうっときれいに通った鼻筋とか、 すずやかなのに、どこか優しげな眼差しとか、
とにかく、すてきなおとこのこが死んだって、 ファンの女の子の阿鼻叫喚。
わたしはそのニュースを知って、 そわそわしながら、ゲームの開始を待っていて、 参加者の中に、彼を見つけたときといったら!
「ねえあなた! 死神にならない?」
── なーんて、 彼がモデルをしてたときのテイストを研究して、 スカウトに出向いたゲーム二日目。]
(@67) 2017/06/09(Fri) 23時頃
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[ ゲーム開幕に欠かさない礼服とは違う、 街にだってきっと溶け込める様相で、 死神は軽やかな足取りで駆け寄る。
「もちろん、生き返れなかったら でいいのよ」 なんて、ヘーゼルの瞳を淡く輝かせて、 「あなたには、ゲームに挑戦する権利があるんだもの」 なんて、口元はきゅうっと弧を描いて、 「そうだ、記念に、バッジをひとつ差し上げましょうか」
笑った。
そんな記憶ばかりが、 そんな、”ともだち申請”ばかりが、 とある死神の生である。]
(@68) 2017/06/09(Fri) 23時頃
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[ ── と、それは今も同じこと。
ここ最近の死者が出たニュースだとか、 TMITTERで、サイガワラ区、検索。
そしたら、あら! と死神を喜ばせた、 人気美容師の急逝を悼む、匿名の誰かのコトバ。
これは要チェックね、なーんて、 スクリーンショットを保存しながら、
喪服のおんなは、人混みをすり抜け街を闊歩する。]
(@69) 2017/06/09(Fri) 23時頃
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[ ……そして、その足を止めた。
なぜか? 答えは簡単。
なんだか、とーっても賑やかなおんなのこ>>183が、 諭吉にも英世にも樋口にも似ず、 とってもかわいいおんなのこが、
悲鳴をあげるダメゾンビともまた違い、 パワフルに疾走してきたから。
死神、びっくりしちゃったんです。]
(@70) 2017/06/09(Fri) 23時半頃
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逃げたって無駄よー そういうふうにできてるんだもの
[ 「おーい」と呼びかけるみたいに、 両手をメガホンの形にして口元へ。
走り去ろうとする背中>>183に向けて、呼びかける。]
はやく、頼れる仲間を見つけなきゃ、 ずーっと、ずーっと、ついてくんだからー!
[ あんまり、大きい声を出す性分でもないし、 声が通るほうでもないから、届いたかしら。
思わず投げかけた言葉は、 スクランブル交差点の雑踏に吸い込まれていく。*]
(@71) 2017/06/09(Fri) 23時半頃
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――――はい、大正解。
[しかと握られた手、二つ>>174 >>190 示した一つの選択肢を 間違うことなく進まれたならば また一つ、褒美を与えましょうか。
蛙程度、契約者の前には風の塵。 潰す、と仰るならば、相応の自信もありましょう。
蛙の包囲網は崩れつつありまして 果敢にも、お二方へ挑みますのは、ほんの一部でございますから。]
(@72) 2017/06/09(Fri) 23時半頃
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[開いた末広、口許より胸元へ。 そこから、連れた蝶を一頭、ふわり扇ぎます。 すれば、それは翅をはらひら動かしまして 僕の周りをくるくるり。]
一対の羽根はやがて二対へ 御一人ぼっちは番へと
[蝶を扇子に隠しましょう。 一頭の蝶は、二頭へと。 はらり、はらりら、夫婦蝶 僕の背後へと導きますれば]
番はやがて、子を為しまして
[――ぱちん 扇子の閉ざす音。]
(@73) 2017/06/09(Fri) 23時半頃
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命つなぎます、千羽胡蝶
[二頭の蝶のいた場所から ぶわり広がる紙吹雪 風に舞う様は蝶めいて
紙の群れを、獣の咆哮が引き裂きます。 命は、他の命をつなぐものですから ほれ、この千羽胡蝶の中にも。]
(@74) 2017/06/09(Fri) 23時半頃
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[僕の背後に立ちますは、狼の形をした異形でございます。 素早く駆け回りますれば 獲物を定め、噛みつく雑音。 それが、お二人の元へと歩み寄ります。
蛙よりは強いものですから
肩慣らしには、良いでしょう?*]
(@75) 2017/06/09(Fri) 23時半頃
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[モリ区の四方八方の隅、他の区との境界線の至る所に、 防護服で身を固めた重装の人影が立っている。
通称『壁死神』。 彼らはゲームの移動範囲を区切るために設置され、見えない壁を張り巡らす。 また、もしゲームに異常事態が発生したらすぐさま報告をするための、監視役。
言葉は発さず、ただそこに突っ立って壁を作り、 後は交代の時間まで退屈そうに立ち尽くしているだけ。 しかし鉄壁の防御力を誇る彼らは、参加者からの如何なる攻撃も受け付けることはない。 仮に誰かが行動不能になったとしても、すぐさま無尽蔵の応援が駆け付ける。
UGにおいてモリ区の外へ出ることは、不可能なのである。]
(@76) 2017/06/09(Fri) 23時半頃
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[見下ろした雑踏の中には、ひとつ、ふたつ。 顔見知りか、或いは、なし崩し的にか。 少しずつ、相棒を見つける動きが出来てきたものだから、 ビル街からそれを見下ろした死神は、へにゃりと緩い笑みを浮かべた。
この数日間が、君たちにとって良い思い出となったらいいね。
頭を過るのは、自分が参加者だったときのこと。 まだ、パートナーと一蓮托生の関係で、 まだ、半袖の腕に、じゃらじゃらとアクセサリーをぶら下げていたころの話。]
(@77) 2017/06/10(Sat) 00時頃
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[「遠慮します」なんて、すっぱりとした拒否にも、 センスのいい女性>>@67>>@68は動じた様子もなかった。 ただ、にこやかに、死神が持つというバッジをちらつかされたものだから、 もらっておけよ、なんてパートナーの言葉に押されて、 僕は、彼女からの“ともだち申請”を受け取ったのだったっけ。
それは、今となっては、苦々しい感情が付きまとうことのない貴重な思い出だ。 彼女からバッジを受け取った、その数日後。 一蓮托生であったパートナーを殺した僕は、彼女の言葉に誘われるようにして、死神となって。 そうして、今、この場所で生きながらえている。*]
(@78) 2017/06/10(Sat) 00時頃
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[長袖の薄手のフードと、だぼっとしたサルエルパンツ。 三度、携帯の画面>>@44>>@56に目を通した死神は、 『ありがとう。気を付けるよ』 二重の意味を含んだ言葉を送って、
ふと、思いだした。 そういえば、僕は中トロが食べたいなぁ。 メッセージにして送るには今更すぎるので、それは心の中に留めておく。]
(@79) 2017/06/10(Sat) 00時頃
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[さて、参加者にノイズをけしかけるでもなし、 或いは、デイリーミッション>>@49で誘導するでもなし、 ましてや、手練れのものが怪我を負うことなど殆どないのだから、 救護班など在って無いに等しい。特に、序盤のこういった日には。
未だ、死神らしいことをしていない自分がこうも生き残れているのは、 偏に、見えない大きな力>>@63のお陰だろう。 ゲーム外で時折呼び出されることはあれど、命に比べたらなんのその。 どこか楽し気な、蛇を思わせるような視線に表情をこわばらせながら、 睨まれた蛙は今日も生きながらえている訳だ。
尤も、それにも限度はあるだろうから、 多少は“らしい”ことをしなければならないだろう。 はぁ、とため息と共に見下ろした雑踏に、死神は適当な姿を探す。**]
(@80) 2017/06/10(Sat) 00時頃
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[ピリリリリ、と味気ない着信音に目を開く。 不機嫌そうに起き上がれば、枕にしていたフログは何事かとこちらを見上げたようだが、介せず携帯を取る。]
人の安眠邪魔するやつは馬に蹴られてUGに落ちろ。 ……ん?ヨハネ?冗談にならないからやめろ? しったこっちゃないね。
……モリ区の壁死神が一人こっちに紛れ込んでる?(>>@76) いや、知らんがな。 何?こき使っていいの?ゲーム始まったから出せないよ?
……ああ、はい。 じゃあ特別手当こっちで出しとくから。 経費で落ちないよ。後で払えバカ。
うん、うん。じゃあね。
[気怠げな対話は、別地区のコンポーザーと。 末端の管理くらいちゃんとしろよ、思いつつも自分もおざなりにしている部分ではあるし、文句を言葉に出さずに通話を切る。]
(@81) 2017/06/10(Sat) 00時半頃
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[コンポーザーか。 ふと昔のことを思い出した。
死神が、リアルグラウンドの人間を大量虐殺して、ゲームを盛り上げたことがあった。>>166
普段姿を表さないコンポーザーが、その死神への『おしおき』を切欠にして、表に出てくるようになった。 それが 猪野々 装花 と名乗る、この幼女だ。
ニタリと三日月が口元に浮かぶと、その表情は子供とはかけ離れた何かになって。]
楽しかったなぁ……アレは。
[くっくっくと喉を鳴らして、フログを枕に再び寝転がる。 あれ以来、誰かが人を無闇に連れてくることはなくなったが。 不思議なもので、見た目が良い人を好むものもいるらしい。>>@36 最低限選りすぐる程度はしておいたが……さて、今回は死神のお眼鏡に叶う人はいるだろうか?
面白ければいいけれど、と瞼を下ろした。*]
(@82) 2017/06/10(Sat) 00時半頃
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小娘 ゾーイは、メモを貼った。
2017/06/10(Sat) 00時半頃
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おお、こりゃあ
[しゃらり 真っ赤な宝石が、獰猛な爬虫類の瞳のよう。 蛇に睨まれた蛙は まぁあっさりとやられるモンで。>>211
この様子なら、期待出来そうやありません? 女の子が気づいてなくても>>212 一蓮托生、二人で一人 二対の瞳があるのですから、ま、どうにでもなるでしょう。]
(@83) 2017/06/10(Sat) 00時半頃
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[ならば、もうここに居る理由もありません。 かつと一本歯が鳴けば も一度、紙吹雪が広がります。 丁度良い風が来たものですから それは、僕の背中を隠してくれることでしょう。
派手と形容されることは多々あれど 隠れんぼも、得意だったりするのです。 人を隠すなら人の中と言うでしょう?
紙の群れが落ち切るころには 翼持ちの死神さんは お二方の視界の外。]
(@84) 2017/06/10(Sat) 00時半頃
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|
[混凝土を埋める紙 もし、誰かがそこに目を向けたならば 一枚だけ、吹雪とするには大きなものを見つけることでしょう。
細い筆文字がつづりますは 短い短い、一つの問いかけ。]
(@85) 2017/06/10(Sat) 00時半頃
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『それは転んだ。 そして死んだ。
状況を説明せよ。』**
(@86) 2017/06/10(Sat) 00時半頃
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手妻師 華月斎は、メモを貼った。
2017/06/10(Sat) 00時半頃
小娘 ゾーイは、メモを貼った。
2017/06/10(Sat) 00時半頃
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[ふ、と、目に留まったのは、またも目を引く出で立ちをした参加者だった。 日本人離れしているとはいえ、日本人に他ならない自分とは違う容姿。 整った鼻筋に、日を受けて煌めく髪。 異国の者らしき女性>>287の姿に、死神は翼をはためかせ、 彼女の近くにあったであろう看板の上へと降り立った。]
そう、ゲーム。 メールは読んだ?なら、その通りだ。
[夢なんかじゃない。君は、死んだんだ。 それを突き付けたら、彼女はどんな反応をしただろう。 “在るはずだった”何かを探すように、 後ろに下げられた手>>288は空を切る。 どちらにせよ、僕のやることは変わらない。]
(@87) 2017/06/10(Sat) 09時半頃
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パートナーを探すんだ。 君が生きるために命を預けられる者、守る相手を。
[必要なことは伝えただろう。何にせよ、メールにすべて書いてある。 言葉を紡ぎ終われば、空間に影をにじませるようにして、 黒い影が現れる。 自身が消滅するまで、相手を追い続けることを命じられた、 蛙のノイズが、ひい、ふう、みい。 もう契約を済ませた人間なら、今となっては脅威ではないだろう。 けれど、まだ契約を済ませていない者にとっては、さて、どうなのだろうね?**]
(@88) 2017/06/10(Sat) 09時半頃
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[ 少年を見送った後、 軽やかな通知音を鳴らす携帯端末へと目を向ければ ずらりと並ぶ文字に内心圧倒される。 ]
相変わらずだなァおい?
[ 回らない寿司が食べたいだとか、 十連詫び石(?)を寄越せとか、 お仲間を増やそうだとか。 命を刈り取る作業の水面下で交わされる、 いつもと変わらぬ遣り取り。 普段はグループには既読だけつけているのだが>>96 ]
(@89) 2017/06/10(Sat) 10時頃
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『 アンタが仕切るゲームだ。 勿論楽しみにしてたに決まってんだろォ?』 『 それに、アンタにゃ前回勝ち越されてるからなァ? 勝ち逃げされちゃ、叶わん。 』
『 まだまだアンタとは遊び足りねえんだ。 』
[ 彼女がゲームマスターとして このゲームの参加者を全滅させた暁には、 死神としての地位が保障されることだろう>>3
ゲームマスターの制限を考えると、 全く不自由極まりないというか、 よくもそんな面倒を引き受けたもんだと思うが。 元々、女心の機微というのはよくわからん。 たぶん、このへんは生前から変わらないんだろう。 (その意味合いは大きく違うだろうが) 昔、最初にパートナーに組んだ“あいつ”も そうやってよく泣かせていたっけな。 ]
(@90) 2017/06/10(Sat) 10時頃
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[ 目には目を、歯には歯を。 二倍速返信>>96には二倍速で…は無理だが、 それなりに早めの返信は心がける。 ]
『 美少女はともかく、サイガワラ生まれって((・・; お前は何を(AA略 』
[ 内容は例によってろくなものではないが。
素のときの彼女の口調は サイガワラやその周辺で聞くようなものではないが、 それでも彼女は自称サイガワラ生まれを主張する。 ]
(……記憶、なァ?)
(@91) 2017/06/10(Sat) 10時頃
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[ UG――この界隈で生きていると、 時折、不文律(おやくそく)のようなものにぶち当たる。
そのうちのひとつが 「記憶というものはあてにならない」ということだ。 このへんは、死神も参加者もたいして変わらない。
失ったことにすら気づけないなんて、 この界隈ではざらにある。 『エントリー料』として失ったものが、 「記憶」ではないとわかっている俺ですら 時々、己の記憶を疑うようなことは多々ある。
魔術師の少女がそういう類のものかは、 ついぞ深く追求したことがないのでわからないが。 ]
(@92) 2017/06/10(Sat) 10時頃
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……まァ、いいか。
[ 縁があれば、知れるときもあるだろう。 一先ずは、今日という日を生き抜くことだ。 それがこのゲームを生きるコツのようなもの。
参加者と戦い破れたゲームマスターの末路を、 知らないわけじゃあない。 だが、田舎娘と呼んではいるがあの女の実力は確かだ。 そうおいそれとくたばるようなことはないだろう。
『生き残れよ』とは言わない。 それはあくまでも参加者に向ける言葉だ。 ]
『 お互い、いいゲームにしようぜ。 』
(@93) 2017/06/10(Sat) 10時頃
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[ 慣れない返信に疲れた指を揉み解してから、 ひょい、と信号機の上から飛び降りる。 ]
[ トン、と存外軽い音と共に コンクリートの地面に降り立つ。 その背には、黒い骨のような蝶のような、 紋様じみた翼が一対。
さて、少しは真面目に作業をしますか。 魂の下生えを、刈り取る作業を。 ]*
(@94) 2017/06/10(Sat) 10時頃
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[早速、問題を見つけた参加者がいはるなんて>>223 今の僕は露知らず。 狼の末路を知るつもりも無く>>237 気分屋の脚は気紛れですから
掲示板にやら、壁にやら はたまた、誰かさんの足元に “あちらさん”には見えへん紙を 適当にばら撒きながら、歩くのです。]
(@95) 2017/06/10(Sat) 11時頃
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『あるところに、雨の止まない国がありました。 おまじないをしても、祈りをささげても、 何をしても空は晴れません。
ある日、とある男がその国にやってきました。 そして、男は殺されました。
なぜでしょう?』
(@96) 2017/06/10(Sat) 11時頃
|
|
『「私、綺麗にお化粧してもらいたいの。」
女は言った。 それを聞いて、男は頷いた。
男は、とある化粧師を呼んだ。 化粧師は、女に化粧を施した。
しかし、完成した女の顔を見て、男は激怒した。 理由を答えよ。』
(@97) 2017/06/10(Sat) 11時頃
|
|
『女は、咳き込みながらスイッチを押した。 そして死んだ。
状況を説明せよ。』
(@98) 2017/06/10(Sat) 11時頃
|
|
[回収されたものを含め>>223 計八枚の紙。 同じ問の紙を二枚ずつ。
運も実力のうちや言いまして それを見つけられるかどうか
多くは、雑踏やら他の広告やらに紛れてしまうでしょうから ある意味、視野の広さや観察眼も問われるかもしれませんね。 あとは、そうやね。ちょっとした知識。]
(@99) 2017/06/10(Sat) 11時頃
|
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[これが“何”か
それがわかるだけの、知識。]
(@100) 2017/06/10(Sat) 11時頃
|
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[問をばら撒いて何するつもりかて いつぞや尋ねられたこともありました。
何やて、そらぁ、死神のやることなんざ決まってますやろ。
毎回毎回、ちゃぁんと考えてますんよ、これ。 これを、今の段階で差し出すのかて 問を理解するだけの時間を与えてるにすぎません。
それが何か 目的は何か
わからん人は、まぁ ぽいって捨ててしまいですが。*]
(@101) 2017/06/10(Sat) 11時頃
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手妻師 華月斎は、メモを貼った。
2017/06/10(Sat) 11時頃
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── スクランブル交差点 ──
[ 元気なかわいいお転婆ちゃん。
死神は、内心でその参加者をそう呼んだ。 自分に向けて、注意を促して、礼を言い、 走り去った>>192その子のことを。
あらあらまあまあ。 ご親切な忠告に、目をぱちくり。
顔もよし、礼儀もよし。 だけど、警戒心ったらないのね。]
(@102) 2017/06/10(Sat) 11時半頃
|
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……心配だわあ
[ 人の悪意を知らない者が、 そう簡単に生き残れるゲームじゃないのよね。 ほら、純真無垢の権化たるわたしが、 こうして翼を生やしてるみたいに。えへ。
死神は、のほほんと口元に手を当てて、 そっと手を振り返す。]
── 死神の気まぐれには気をつけるのよう
[ びゅーんと走り去ってく華奢な背中は、 現実を生きるものたちに溶け込んでいく。*]
(@103) 2017/06/10(Sat) 11時半頃
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― 中央エリア内 ―
[ 交差点から離れた中央エリア界隈。
色のない灰色の人混みでごった返す通りを、 必死の形相で逃げる魂を追いかける。 交差点のノイズたちの襲撃を逃れ、 サイガワラからの脱出を図る魂たち。 そいつらを刈り取るのも、実はいいポイントになる。 ]
諦めが悪いなァ、おい。
[ つかず離れずの距離を保ちながら、 逃げる魂のひとつに声をかける。
どのみち、ここに逃げ場なんてものはない。 如何にノイズたちの襲撃から逃れようが、 俺がこの追跡を諦めようが、 残念ながら、この区の外へ逃げること等かなわない。 ]
(@104) 2017/06/10(Sat) 11時半頃
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死にたくない、生きたい、大切なものを取り戻したい。 だけどこんなゲームには参加したくない。
んな理屈が通らないことくらい、 アンタもいい大人ならわかるだろォ?
…。
[ 振り向けば、交差点から随分と距離が離れている。 ここまで来てしまえば、 もう他の魂との契約しに戻ることもできないだろう。 ]
さて、と。
(@105) 2017/06/10(Sat) 11時半頃
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[ 逃げる魂の前方、距離にして数メートルのところに ノイズを召喚する。 建物の影から、灰色の人混みのその足元から、 ゲコ、ゲコ と喉を鳴らして迫ってくる蛙の群れに、 ひぃと小さな悲鳴を上げて魂が腰を抜かす。 その背中をつい、と指さして ]
……死んじまいなァ。
[ そう声をかけた刹那、 グシャリと、人の身体の潰れた音が周囲に響いた。 尤も、その音に反応するものは、 俺より他には見当たらなかったが。
――もしもその光景を目撃する奴がいたとしたら、 そいつはなんとも、不運なことだ。 ]
(@106) 2017/06/10(Sat) 11時半頃
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悪いなァ? 俺は潰すか刺すか弾くくらいしか能がなくてな。 それ以外の殺し方はわからねえんだわ。
[ 参加者候補だった、その“肉塊”に声をかける。 人としての“ソンゲン”って奴を考慮するなら、 ハンバーグにしちまうよりもいっそ、 心臓を射抜いてやったほうがよかっただろうか? まあ、今となっては詮無いことではあるか。 ]
(@107) 2017/06/10(Sat) 12時頃
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なんにせよ、これで5人目っと。 少しは回らない寿司の足しになるかねぇ?
[ 指折り数えてひとりごちながら、 中央エリアのほうへと戻れば、 どうやらちらほらと契約が成立している様子。
さて、次はどこに行こうか。 そんなことを考えながら歩いていれば、 見知った幼女が一人、 蛙を枕に横になっているのを見かける>>@82 思わず二度見したのは、まあ仕方のないことだよな。 ]
(@108) 2017/06/10(Sat) 12時頃
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……。
[ 少し考えたあと、 ポケットから棒付き飴をひとつ手に取ると。 それで彼女の如何にも柔らかそうな頬を ツンツンと小突いてみた。 ]*
(@109) 2017/06/10(Sat) 12時頃
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── 中央エリア ──
[ そして、死神はお仕事に取り掛かる。]
ふふ、今回は豊作ね よりどりみどりって感じで、 わたし、とーってもうれしいわあ 今度めいりちゃんにお礼をしなくちゃ
[ そこにもっとエライ何かの力が関わってるとは、 気づくこともなく、死神はご機嫌だった。
ゲコゲコ跳ねてる蛙くん。 タトゥーみたいな模様はちょっとオシャレで、 ワカメ呼ばわりしちゃあ、かわいそうとも思うけど。
未だそれに追われ、叫び逃げ惑う男の後を歩み、 やっぱり、蛙って好きじゃないのよねえ。と、 呟いた死神の掌からは、幾本もの赤い糸が垂れる。]
(@110) 2017/06/10(Sat) 15時半頃
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[ 死神が追いかけ回しているのは、 顔立ちこそは整った、派手な身なりの男で、 自分の死さえ、たったひとつの事実さえ、 受け入れられない愚かなひと。]
── わたし、すてきなおじさまって好きよ
ナイスミドルって言うのかしら おとなの魅力って、いいわよね
[ 頬に片手を添えれば、地面に垂れた糸から、 引きずり出されるように地中から、 ずるり と、頭を出した"モノ"。
蛙に気を取られた男は、 パートナーを見つけられず、 罵声を浴びせる相手もわからずにいる男は、 そんなことに気付く様子もないけど。]
(@111) 2017/06/10(Sat) 16時頃
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[ 死神は一歩、また一歩と距離を詰め、 赤い糸を引き連れて、微笑みをさし向ける。 瞳をきゅうっと細めて、ヘーゼルの三日月。]
── だけど、品がないのはよくないわ
喚いてばかりのあなたは醜いし、 おともだちになっても楽しくなさそうね
生き返りの椅子だって、 もっとふさわしいひとがいるはずよ
[ 死神の声は軽やかに、歌うような調子で告げる。 生きても死んでも、世界なんて理不尽なものよ。]
(@112) 2017/06/10(Sat) 16時頃
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[ えへ と死神は少女然と笑って、 糸の生えた掌をすっと挙げた。
赤色の垂れた地面から、ずるりと土色が生まれる。
ひとの姿形をしたそれは、 背に翼の生えた男を象って、 爪先までをかたちづくったそのとき、 意志を持つかのように、垂れていた頭をあげた。]
すてきでしょう、わたしの"力"よ おじさまにも紹介するわね この子は、わたしのパートナーだった──、
[ 死神の言葉の最中に、土色のマリオネットは、 すうっと弓を引いた。男を射抜く。
最後まで足掻きながらも崩れ落ちた、 元・参加者候補を見下ろして、 死神はぽつんとつぶやいた。]
(@113) 2017/06/10(Sat) 16時頃
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── まあ、ただの土くれなんだけれど
[ ふつり と、赤い糸が立ち消え、 土人形は、形を失って、地へと還る。*]
(@114) 2017/06/10(Sat) 16時頃
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[ ── そんなことを繰り返して、しばらく。
紹介する相手も土くれも、その都度違えど、 6人ほどを死すべき運命に還して、 休憩してもいい頃合いだと、死神は足を止める。
ゲーム開始当初震えっぱなしだったスマホも、 少しは落ち着き、珍しいひとのお返事>>@89を最後に、 新たな通知は浮かび上がってこない。]
きっとみんなまじめにお仕事してるのね
[ 呟き、頷き、 それなら自分が休憩しようと許されるだろうと、 導き出された結論ひとつ。]
(@115) 2017/06/10(Sat) 16時頃
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[ サイガワラ区の中心、スクランブル交差点にて。 黒い靴に覆われたつま先で、 とん、とん、とん。地面をかるうく叩く。]
どーちーらーに、しよーうかな てーんのー、かーみーさーまーの、いうとーおり
[ だって、期間限定味のアイスクレープも、 新作のデザートも、どっちも捨てがたいから。
随分と悲鳴の減った街の真ん中で、 死神は運命を天の神さまに委ねることにした。
2*]
(@116) 2017/06/10(Sat) 16時頃
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袖触れ合うも多生の縁、っていうじゃないか。 きっと、見つかるはずだよ。
[ほら、がんばれがんばれ。 悪態を吐き捨てて駆け出した背>>295を空から眺める。 少し大人びて見える彼女、けれど、きっと歳は同じ位だろうから、立場が違えば仲良くなれたかもしれないね。 けれども、あったかもしれない話をしていても仕方ない。 運命の女神は彼女に微笑むか、或いは。
そうして、逃げる背中をビルの屋上から見下ろしていた死神は、ふ、と、視線を彼女から逸らした。]
(@117) 2017/06/10(Sat) 16時半頃
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[少し離れた場所。ひっきりなしに聞こえるノイズの悲鳴に、死神は少しだけ目を伏せて。
とん、と、軽い調子で屋上を蹴った。]
(@118) 2017/06/10(Sat) 16時半頃
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[音の中心にいたのは、大量の蛙と、1人だけの男。 スポーツマン、或いは武闘家だったのかな。筋のついた身体と身のこなしに阻まれて、ノイズは少々難儀しているようだ。
とはいえ、時間の問題だろう。 所詮は未契約者と無限に湧き出るノイズ。この世界において、どちらが勝者かは火を見るより明らかだ。けれども――]
死にたくないのは、僕も同じなんだよね。
[ポケットから取り出したのは、小型のナイフ。抜群の切れ味をウリにしていたその刃先が向けられたのは、――自身の足。 滲んだ赤と、鈍い痛みに呻いて、傾いた身体は重力に従って落下。 目指す先は、契約しそこなった男の頭上。
ナイフを向けるでもなく、ただ、その肩に、指先が触れた。それだけ、なのだけれど。]
(@119) 2017/06/10(Sat) 16時半頃
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[神話で、たった一本の矢が英雄を殺したように。 たった一つの傷は、ときに致命傷にもなりうる。
男が、足を押さえて呻いた。動きを止めたその身体にノイズが群がっていく。 黒一色の塊を見下ろして、僕は安堵の溜息をひとつ吐き出した。 刃先を足をさする。そこに、数分前まではあった傷は、影も形もない。
医療班、治癒能力。それは間違った肩書きでもない。けれど、魔法のように便利な力でもない。 自身の傷を与えるか、他者の傷をもらうか。それだけの、単純な能力。**]
(@120) 2017/06/10(Sat) 16時半頃
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[掲げ続けた電光掲示板はある程度人の目に留まったか。 それを見つけた者達>>303>>315には、向こうから来ない限りは反応もしないのだけれど。シャンシャンしてるし。
だが、体力消費も落ち着いた。 いい加減猶予は十分に与えただろう。 最後のアプリをスライドで終了させ、反動をつけてガードレールから身軽に降りる。
戸惑いばかりの喧騒はいくらか静まっていた。 契約したか、あるいは消されたか。 それでもまだ見渡した視界にもぽつぽつと、逃げ回る者、受け入れられず立ち尽くす者、それから契約したのだろうが呑気に逃げも隠れもしない者が散らばっている。
確かにこれは理不尽の権化だ。 いくら生き返りの特権があろうと、一度死んだ者たちをあたかもまだ生きてるかのように意識を保たせ、勝手にエントリー料を取り、しかもソロプレイじゃクリア出来ないなんて不親切極まりない。
それでも、これだけ時間を与えても理解出来ない、順応出来ない、理解しようとしないというのも、なんというか――]
(@121) 2017/06/10(Sat) 17時頃
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『マジ草生えるwwwwwwwwwwwww』
[端末から突然辺りに響いた、小馬鹿にしきった大音量。 盛大に草を生やしまくったその声が聞こえた者達は驚いたように顔を上げ――そうして、もう一度驚く羽目になる。 あたたかみのないコンクリートの地面。 いままで当たり前のように踏みしめていた足元に、突然、『草が生え始めた』のだから。
長さはおよそ成人男性の膝あたりまで。 兎角歩行が困難になり慌てふためく群れを前に、端末からは絶えず声が発せられる]
『F外から失礼します、今の発言は配慮に欠けており〜』 『はぁ?何様だよ アカウント消せ』 『そういうこと言うのどうかと思います、人の気持ちは〜』 『出、出〜〜!クソリプ奴〜〜〜〜!』 『すみません、このツイートが流れてくるのが不快なので消してください』
[呟きが一つ生まれるごとに、茂みのなかに黒くて丸い物体がごろりと転がっていくことに誰か気付いただろうか 一つ、また一つと絶えず積み重なり荒れ狂う波の如く襲い掛かり止まないそれは、いつしか当然である帰結を迎え、やがて最果てへと至る。
端末を持った右手を、高々と突き上げた]
(@122) 2017/06/10(Sat) 17時頃
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『 炎 上 k t k r !! 』
[ごうっ。 澱みを孕んだような黒い塊が爆ぜ、辺りの草に引火し、瞬く間に音を立てて燃え上がる。 あくまでも燃えているのは草であり、周りに飛び火する様子もないので茂みの外にいたのなら焼かれることはないだろう。 中にいた者達、は。一斉にバーベキューだ]
(アッやべ、電池少ない)
[炎の中から聞こえる阿鼻叫喚を前に、ソシャカスはぐんと減った電池のゲージにしか関心は無い。 とりあえずそこそこの数は稼げただろうしと、ジョードデンキの充電コーナーへさっさと駆けていく。
死神 HN.ヤニク 自称非戦闘員。 (――ただし、戦闘が出来ないとは言ってない)*]
(@123) 2017/06/10(Sat) 17時頃
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まぁ、派手にやってはるなぁ。
[多分、赤頭巾だけやありませんな、これ。 死神とて、生きるためには刈らなあかんから。 あちらこちら、とぎれとぎれではありますが 慟哭の、なんと賑やかなこと。
僕はと言えば、 特に誰かを傷つけることもせず ふらりふらり歩きながら、時折扇子揺らしてたくらいで。
彼らほどは、目立たないでしょうが (目を引くサイキック代表>>@113>>@123)
それでも、お仕事はちゃあんとしてますのや。]
(@124) 2017/06/10(Sat) 17時半頃
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[ですから、お散歩したってね 咎められることはありません。
丁度、震える幼子が目につきましたから>>336 あの子は、この遊戯に相応しいのか そんな興味のままに、近づいてみましょか。]
(@125) 2017/06/10(Sat) 17時半頃
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[文字通り、“息絶えた”脱落者を通り過ぎて。]
(@126) 2017/06/10(Sat) 17時半頃
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どないしたん?坊や。 わからへんことでもあったのん。
[から、かつ 声掛ける前に、普通の靴とは違う音が、接近者の存在を知らせましょうか。 気付いてても、そうでなくとも 話しかけることには変わり在りませんが。
もし、僕の方を見たなら その幼い瞳は>>336 僕の足元に蠢く、数多の蛙も見つけることになるでしょう。
げこり、げろり まんまるい蛙の瞳が、いくつもいくつも、少年を見つめまして。 にんまり笑うかの如く、その口元に弧を描いております。]
(@127) 2017/06/10(Sat) 17時半頃
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手妻師 華月斎は、メモを貼った。
2017/06/10(Sat) 17時半頃
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おや、おや。
[走り出したところで>>347 未契約である限り、蛙はどこまでも追いかけるというのに。
――未契約の参加者は、粗方、死神が片づけてしまいましたが。
走り去るならば、僕は追いかけるつもりも無く 蛙をいくらか追わせて、そんでおしまいに致しましょう。]
(@128) 2017/06/10(Sat) 18時頃
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手妻師 華月斎は、メモを貼った。
2017/06/10(Sat) 18時頃
手妻師 華月斎は、メモを貼った。
2017/06/10(Sat) 18時頃
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[少年の逃げた先 其方を見ていれば、もう一人の姿も見えたのでしょうが>>350 僕は、丁度端末を取り出したところでしたから 其方よりは、意識は画面の中へ。
とはいえ、返事するでもなく、 一通り、文字を眺めてから、端末を袖の中へと。]
(@129) 2017/06/10(Sat) 18時半頃
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[くるり、扇子にて円を描けば ひゅるり、渦巻く風がございます。 連れた蝶の内の一つが、それへと身を乗せまして。
風が止むころ 蝶の舞い降りた方向は――4]**
(@130) 2017/06/10(Sat) 18時半頃
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|
[よくある化け物じみた人間と言えば。 立って目を開けたまま寝るだとか。 一度も傷ついたことがないとか。
このコンポーザーはそんなことはなく、比較的人間である。]
がぅ……すぅ……。
[目を閉じて、気持ちのいい(?)枕があれば寝れる程度には、人間の感性を持っている。 日差しがどうだの、地面が硬いだのは気にしない。 寝る子は育つのだ。]
(@131) 2017/06/10(Sat) 18時半頃
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[それでも、ほっぺたをつんつんされれば、流石に安眠したままとはならないのも、人間的で。>>@109]
んー……んーっ!
[枕(フログの背中)にうつ伏せになる形で頬を隠す。 いくらゲーム中にやることがなくて暇だとは言え、不測の事態もあるのだから、起こされれば起きるべきだが。]
やだー、まだねるー。
[威厳など全くない反応を返すのはある意味では見た目相応であるのだろうが、普段の面影はないだろう。 なお、枕にされているフログはこそばゆいのかプルプルと小刻みに震えているようだ。*]
(@132) 2017/06/10(Sat) 18時半頃
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手妻師 華月斎は、メモを貼った。
2017/06/10(Sat) 18時半頃
小娘 ゾーイは、メモを貼った。
2017/06/10(Sat) 18時半頃
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[ 暫く幼女の頬をつついて遊んでいたが、 残念、幼女は目を覚まさない!>>@132 ]
三秒以内に起きなかったらちゅーしちまうぞー…? なんてな。
[ 流石にそれはゾッとしない。
見た目こそ愛らしい幼い少女だが、 何しろ相手は天下のコンポーザー様だ。 あと、此方のエントリー料を知られている(であろう) 身としては なんかこう、はっきりいって気まずい。
今更死ぬこと自体は恐ろしくもなんともないが、 ただ、こいつには『エントリー料』含め、 色々と弱味を握られているわけで。 ……そのへんはまぁ、色々と厄介だと思う。 ]
(@133) 2017/06/10(Sat) 19時頃
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|
[ まあ、それはそれとして。 ]
……死神って、風邪、引くんかねェ?
[ 超常の力を持つとはいえ、 戦えば常人と同じように傷つきもするし死にもする。 だからこそ、戦闘要員以外の回復役>>@41なんかも、 このゲームには存在するわけで。 ]
(……寝ている時は、 そこいらのガキとたいして変わらないんだがなァ。)
[ 参ったな、とポリポリ頭を掻いてから、 着ていたライダースジャケットを脱いで そっと彼女の身体にかける。
少し固い生地でできているそれは あまり寝心地の良いものではないだろうが、 それでもないよりはマシだろう。 ]
(@134) 2017/06/10(Sat) 19時頃
|
|
ま、これでもアンタには感謝してるんだぜ? 恨み言が全くないと言えばそりゃ嘘になるがね。
[ 幼女の枕元(蛙?)に棒付き飴を置く。 ゲコ、と鳴く蛙に少しだけ目を細めてから 別の飴をポケットから取り出して口に銜えると 彼女の近くに腰を下ろして一休み。
それから、気分転換に携帯端末を取り出せば、 ポチポチと此方は手慣れた仕草で操作して音楽を鳴らす。]
『Let’s have a party there’s a full moon in the sky It’s the hour of the wolf and I don’t want to die 』
[ 古い、どこかハロウィンを連想させるような 陰鬱さを伴う洋楽が、端末に繋がれたイヤホンから 小さく漏れ聞こえてくるかもしれない。 ]*
(@135) 2017/06/10(Sat) 19時頃
|
|
おー、派手にやってら。
[ スクランブル交差点の電子掲示板>>@123を眺めながら ひゅうと口笛ひとつ。 こちとらああいう派手な能力には縁がないんで、 あの手の能力持ちを少し羨ましく思うときもある。]
あ、カモみっけ。
[ 此方へと駆け寄ってくる魂が、ひとつ、ふたつ。 どうやらあちらの炎上騒動から逃れてきたようだ。
やれやれ悪運の強い奴らだよなァ? けどまぁ、こっちに逃げてきたのが ほんと、運の尽きって感じだなァ……ご愁傷様。 ]
(@136) 2017/06/10(Sat) 19時半頃
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|
[ ピピッと指先を弾いて見せれば、 此方に駆け寄ってきた魂たちがぱたぱたと倒れていく。
正確には『動けなくなる』というのが、正しい。 まるでコンクリートに貼り付けられたかのように 指先一つ、動かせやしない。 知ってるか? 人間は死ぬ瞬間、体重が7グラムほど軽くなるらしい。 つまり人間の魂の重さというのは たったの7グラム程度しかないということだ。 ]
(@137) 2017/06/10(Sat) 19時半頃
|
|
[ その7グラムの自重に押し潰される、というのは 一体、どんな気分なんだろうなァ?
…身体を押し潰される、その痛みや苦しみは、 確かに覚えているはずなんだが。 既往の中のそれは、妙に現実感がなくて、 いまいちピンとこねぇときてる。
そしてなにより、やっぱこの力。 そのまま使うとやっぱ地味だよなァ? せめて応用が利くのが幸いっちゃあ幸いか。 ]
(@138) 2017/06/10(Sat) 19時半頃
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|
[ ――グシャリ。
人の形をしたそれが、 潰れて形を無くしたのを見計らって 新しい飴を取り出すとぱくり、口に銜えた。 ]*
(@139) 2017/06/10(Sat) 19時半頃
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|
[顔の悪くない年頃の青年。>>@133 こんなことを言われたら普通の女の子であれば、きゅん♡なんてしそうなものだが。]
んー……べつに。
[それを欲しがるような性格でもなければ、睡眠欲の方が大事だというスタンスで起きる素振りは見せない。
万が一そういうことをされたとしても、多分エントリー料だのなんだので脅すことはしないだろう。 面白いならするかもしれないが。
大抵の場合、ボーナスを減らした方が反応が面白い。]
(@140) 2017/06/10(Sat) 20時頃
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|
[微かに意識は戻っているが、ほぼほぼ微睡んでいる状態で、眠りたいという感情が第一な以上、それ以上に興味は働かない。 それでも、ライダースジャケットを被せられると少しだけくすっと息を漏らしたかもしれない。 その瞬間、背中がくすぐったいフログもピクンと跳ねた。]
(少なくとも、私は風引かないなぁ)
[それも異常なことは理解しているのだが。 だからといって、それがどうだということもない。]
(@141) 2017/06/10(Sat) 20時頃
|
|
[それでも、言葉を考えるなら。]
(恨まれる覚えしかないんだけどなー。 ま、いいや)
[そーっと前足を飴に伸ばすフログの気配を感じれば、素早く手を飴に伸ばして懐にしまい込む。 フログが顔をこちらに向けている気がするが、知らんがな。
甘味を確保すれば、本格的に再び眠りにつこうと、顔の向きをうつ伏せから変えて息を吐いた。 僅かに聞こえる陰鬱な音楽も、子守唄にはちょうどいい。 ……うつ伏せ、地味に苦しいのだ。*]
(@142) 2017/06/10(Sat) 20時頃
|
小娘 ゾーイは、メモを貼った。
2017/06/10(Sat) 20時頃
|
── 南エリア:純喫茶くさかげ ──
[ カランコロンとかわいらしい音。 それは純喫茶くさかげの扉の開閉に伴って。
喪服姿のわたしを見ても、 店員さんは「いらっしゃいませ」と言うだけで、 動揺する素振りもなく、仕事に戻った。
── やけに喪服を着ている女 って。 きっと、そんなおかしな客だと思われているのね。 お仕事中の自主休憩は積極的にとっているから。
だからわたしも、平然と店内を見回して……、 淡色の頭>>360は、とても目立っていたの。
わたし、すぐに気づいたわ。写真を見たから。 だけど、動揺を悟られないように、スマートに、 角ばったヒールで、床を叩いて歩み寄って──、]
(@143) 2017/06/10(Sat) 20時半頃
|
|
[ ああ、ああ。 懐かしいわ。それに、うれしいわ。 契約成立をふたりでお祝いしているのかしら。 それって、とってもすてきなことでしょう。
自然と、死神の表情は綻んで、 パートナー会議中と思しきふたり>>361に、 悠然と席の傍らに立ち、微笑みかける。]
── なんだか楽しそうな話してるのね ずいぶん昔のこと、思い出しちゃう
[ 深い漆黒の髪と、淡く輝く白銀。 その対比が、なんだかきれいだったから、 「まあ」なんて感嘆の声をあげ、 店員の案内を片手で制して、椅子を一脚引き寄せた。]
(@144) 2017/06/10(Sat) 20時半頃
|
|
[ 当然、RGで食事をせんとするその背に、 死神の証ともいえる翼はなく、]
わたしもご一緒させていただける?
[ まるでいつからかの友人に会ったかのように、 親しげな笑みを浮かべた死神は、
パンケーキを前にした男に視線を向けて、 「知ってるのよ」とやわらかく囁く。]
── シーシャ あなた、死んじゃったんですってね
[ 「ご愁傷様」と「ようこそ」を入り混ぜて、 眉尻を下げつつも、結局死神は笑っていた。*]
(@145) 2017/06/10(Sat) 20時半頃
|
|
……はは、可愛くねェ。
[ 聞こえてきた声に笑って返す>>@140 此方としてはこういう反応のほうが却って気安い。
そっと手を伸ばせば、 少しばかり不器用な仕草で、 その色の薄い髪を梳くようにして撫でる。
――確か、あいつはこんなふうにしていたな、と 遠ざかった、あの頃の記憶を辿りながら。 ]
[ いつのまにか枕元から消えた飴>>@142 さてはこいつ、起きてるな? そうは思っても、特に言及することなく、 頭を撫でる手はそのままだ。 ]
(@146) 2017/06/10(Sat) 21時頃
|
|
…なんだ、お前も食うか? ケロ太郎。
[ なんとなく目があったフログに声を変えてから ポケットからもうひとつ飴を取り出す。 いくつ飴が入っているのかって? そいつはあれだ、“企業秘密”って奴だ。
グレープ味のそれをフログに銜えさせてやってから ]
少なくとも、俺はアンタにゃ恩がある。 アイツを……パートナーを生き返らせて貰ったからな。
(@147) 2017/06/10(Sat) 21時頃
|
手妻師 華月斎は、メモを貼った。
2017/06/10(Sat) 21時頃
|
[ ――あのとき。 サイガワラ区で近年稀に見る凶悪犯罪が起こった その直後に開催された死神のゲーム。>>166
そのゲームの参加者の中に、俺もあいつもいた。 そして最終日、目の前にいる彼女と交わした取引で、 あいつはRGに復活した。 ]
その代わり、 俺はアンタに飼われることになったけれど。 そのことを後悔したことはねェからさ。
(@148) 2017/06/10(Sat) 21時頃
|
|
[ 代償は、それなりに。 元から徴収されたエントリー料以外にも 幾つか支払うことになった。
だが今の生活は俺にとっては随分と気楽なものだ。
少なくとも、あいつに泣かれることはない。 「こんなの貴方じゃない」と悲しまれることもない。 ――それだけで、十分だろう?]
…ま、今のはデカい独り言だ。 長々とすまねえなァ?
[ ガリっと、銜えていた飴を一齧り。 ]
(@149) 2017/06/10(Sat) 21時頃
|
|
そろそろ最初のミッションがはじまる。 んじゃ、風邪引くなよなァ?
[ 頭を撫でていた手を離すと、立ち上がる。 ジャケットは…いいか、 あとで返してもらうとしよう。
黒いハイカットブーツが地面を蹴る。 トン、と重さを感じさせない音を鳴らして、 そのまま交差点の向こうへと消えていった。 ]*
(@150) 2017/06/10(Sat) 21時頃
|
|
[ どこか戸惑いつつも、拒絶はしないふたりに、 死神は、微笑みを湛えたまま、 スカートを摘んで、すとんと腰をおろした。
さしむけられた言葉>>412に、 再び白銀色をまとった男に顔を向け、]
── いいえ、初対面だと思うわ
だけど、ほら お兄さん、ちょっと有名だったでしょう 一度お話してみたいと思って
死人のチェックは死神の嗜みよ
[ ふふ、と微笑みを浮かべて、 軽く手を挙げて店員を呼びつける。]
(@151) 2017/06/10(Sat) 23時頃
|
|
紅茶と── 、 あと、このお兄さんと同じパンケーキを
[ にっこりとオーダーを済ませたら、 ふたりに向き直って、さらに問いかける。]
ねえ、ふたりは契約したのよね シーシャさんと── えーっと、 なんてお呼びすればいいかしら
[ 至って平和なティータイムみたいに、 死神は世間話を続ける姿勢で、 少女に視線をさしむけて小首を傾げた。*]
(@152) 2017/06/10(Sat) 23時頃
|
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[死神は、見ていた。ビルの屋上から。 女性らしい細い脚が、その見た目とは考えられない力を伴って、 カエルの頭部を砕いたことを。>>367 力任せというわけではない。慣れた動きだ。 相手の動きを読むこと、自分の間合いを把握すること。 そういうのって、一朝一夕で出来るもんじゃない、と思う。
綺麗なバラには棘があるというのは強ち間違いではないのだろう。 頭を過ったのは、一人の同僚の姿>>@106 顔はいい。けれど、彼も、どこか得体のしれない何かがある。どこかの幼女と同じように。そう思う。
顔と治癒能力程度しか取り柄がない野郎とは大違いだ。えぇ、僕のことなんですけれどね。]
(@153) 2017/06/10(Sat) 23時頃
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[さて、視線を移したのは、その傍ら。 彼女が魂を預けたらしいパートナーの姿に目を遣る。 黒を塗りつぶすように芽吹いた、少し特徴的な形をした赤い花。>>388 その鮮やかさとは裏腹に、根を張られた影たちは命を吸われたように萎びていく。
綺麗な赤―サルビアの花と、醜い姿となり果てた黒いノイズ。 それらの姿が掻き消えるようになくなった>>403なら、 死神は、ひゅう、と口笛を吹いて、ビルの上から小さな拍手を送っただろう。 彼らに届いたとは思わないし、届けるつもりもない。 ゲームは始まったばかりだ。 どうせ、どこかでまた会うことになるだろうからね。]
(@154) 2017/06/10(Sat) 23時頃
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[さて、と、伸びをひとつ。ポケットから携帯を取り出して、 特段重要な連絡はないようだったので、既読だけ付けて、画面を閉じた。 今日のお仕事は、これで終わりでいいだろう。 勝手ながらそう見切りをつけて、雑踏に紛れて向かう先は、Mey-Fのとある店。 目的は、たったひとつ。
そう、今現在、元モデル(一応)として、忌々しき事態が発生していたのだ。 ――刃を突き立て、裾に穴が開いたサルエルパンツ。 力を使った代償とはいえ、それを履き続けるというのは、なけなしのプライドが許さなかった。**]
(@155) 2017/06/10(Sat) 23時半頃
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[頭を撫でられると、少しざわざわと体が喚く。 あ、これ慣れないやつだ。 とか思いながら、まぁいいか、と目は閉じたまま。
声が聞えると、フログも飴をもらったのだろうと想像がつく。>>@147 それをとるほど意地汚くもないし、その後の言葉に得心できるほど殊勝な心がけもしていない。
裏切られるのだけは面倒だから、まぁそうじゃないならいいだろう、と。その程度のものだ。]
(@156) 2017/06/10(Sat) 23時半頃
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[――――そう。 まさに、彼が感謝しているそのこと。 事実とは人が想像しているより酷いもので。 彼の死因こそ知らないが、あの裁定は自分にとっても転機だ。
アレが、コンポーザーとしての『初仕事』なのだから。]
(言えん。これは口が裂けても言えんよ。 立場というものを手に入れたからにゃあな)
[死神とて死ぬ。 富豪とて、コンポーザーとて、分け隔てなく死ぬ。 それが分かっているからこそ、忌々しいながらも自身の立場を多少は大事にするのだ。]
(@157) 2017/06/10(Sat) 23時半頃
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[裏切られるなぞ、一度で満足した。 だからこそ、悦楽のために必要なものは保持する。 我ながら、変わったものだと臍を噬むが。]
んー……うん。
[風邪をひくなと言われても、出番もない以上寝るしかなく。 腹の中とは全く違う声音で返答をした。
どちらにせよ、もう一眠りと。 座って眠っているときのように、こくり、こくりと頭を揺らしながら、微睡みへと落ちて……。]
(@158) 2017/06/10(Sat) 23時半頃
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[いや、おかしいな? 寝転んでるのに、頭が上下はしないよな?
それに気づいたのは、きっと彼が過ぎ去った後だろう。 思い出したかのように起き上がれば、手を振り上げて。]
枕が咀嚼で動いてんじゃない!クソァ!
[消滅しない程度。 速度だけ込めて、力は込めない拳でフログの背を叩いた。]
……眠気覚めた。
[懐からさっきもらった飴を取り出して、口に運ぶ。 棒の部分を咥えて、不思議な味の飴を舐めた。]
(@159) 2017/06/10(Sat) 23時半頃
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暇なことには変わりないんだよねー。
[横を見ると、フログは何が起こったかわかってないような表情でアメを舐めながらこちらを見ていた。 物言わぬノイズの背を撫でたのは、気圧されたからではない。
ただ、暇だからである。*]
(@160) 2017/06/10(Sat) 23時半頃
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小娘 ゾーイは、メモを貼った。
2017/06/10(Sat) 23時半頃
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リョウちゃんね、すてきな名前 どういう漢字を書くの?
[ なんて、女はその話題>>442に食いついて、 ナプキンスタンドから、メモ代わりに一枚拝借。 ペンを構えてみたりもしたものだけれど。
質問がこちらに飛んできたとなれば、 湛えた笑みはそのままに、すうっと視線をあげた。]
── ああ、ごめんなさい、うっかりしてたわ
[ 弧を描いたままの唇を薄く開いて、 囁くように、告げる。]
(@161) 2017/06/11(Sun) 00時頃
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── 名乗れないの、とられちゃったから
[ ないしょの話でもするみたいに、 死神はどこか照れくさそうに囁く。]
(@162) 2017/06/11(Sun) 00時頃
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ねえ、知ってた? 名前は、そのひとのためだけの、美しい祈り
だからね、お好きに呼んで頂戴 あなたたちが、わたしのために祈って どんなわたしでいてほしいのか
そしたら──、 ねえ、理想のおんなのこでいてあげる
[ かもね? なんて、悪戯っぽい笑み。 或いは、オーレリアとでも呼んで、と。
”名付け”への反応が鈍い者に対して、 いつもそうするように、小首を傾げた。*]
(@163) 2017/06/11(Sun) 00時頃
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[ その囁きは、少女に向けてのみならず、 視線はするりと、男>>447にも向けて。
呈された疑問に、死神は瞳を輝かせ、 「和服の死神に襲われた」>>448という言葉に、 愉快な冗談を聞いたみたいに、ころころと笑う。]
ふふ、華月斎に会ったのね えらいわあ、お仕事熱心で感心ね
そうそう、参加者を間引くのも、 わたしたちのお仕事だから
[ きっと、参加者からすれば迷惑極まりなかろうが、 死神だって、所詮は職業なのです。えへ。
或いは、生き物としての種類がちがうから、 感覚が違うってだけのことなのよ。]
(@164) 2017/06/11(Sun) 00時半頃
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── でも、わたしは違うわよ
[ やってきたパンケーキに、 すうっとナイフを入れながら、 死神はそのやわらかい感触に目を細めた。]
わたしはね、あなたたちに知ってほしいだけなの 死神として生きる選択や、それが楽しいってこと
わたしはね、つながっていたいだけ もっとたくさんのひとと 仲間と
だから──、
[ ナイフとフォークの扱いはお手の物。 食事の作法は身体に染み付いていて、 死神はパンケーキの小さな一切れを口に運び、 「おいしい」と、顔をほころばせてから、言う。]
(@165) 2017/06/11(Sun) 00時半頃
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あなたみたいなすてきなひとには、 わたし、いつもお誘いしてるの
── ねえ、シーシャ あなた死神になる気はなあい?*
(@166) 2017/06/11(Sun) 00時半頃
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── はるかとおく
[ 死神は、ナプキンに記された文字を、 白い指先でなぞりながら、目を細めた。]
壮大ですてきな字ね どこまでも歩んでいけそうな 大きな願いだって、成し遂げられそうな
[ 祈りはそしてそのひととなる と、 死神はいつか見た言葉を思って、 また呼びかける。「りょうちゃん」**]
(@167) 2017/06/11(Sun) 01時頃
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小娘 ゾーイは、メモを貼った。
2017/06/11(Sun) 02時半頃
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