191 The wonderful world -7 days of MORI-
情報
プロローグ
1日目
2日目
3日目
4日目
5日目
6日目
7日目
エピローグ
終了
/ 最新
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
13
14
15
16
17
18
19
20
21
[メモ/メモ履歴] / 発言欄へ
視点:
人
狼
墓
少
霊
全
全て表示
|
[ ── それが、その世界での記憶の、最後。*]
.
(215) nabe 2016/06/21(Tue) 01時頃
|
|
── 1st day @ RG ──
[ ── あのバスは、そう遠くへはたどり着かなかった。
事故はなかった。 目が覚めたとき、そこは、 おれがよくわからないまま選んだ、 オフシーズンの観光地で、
(ああ、なるほど。どうりでチケットが安かったわけだ)
なんて、頷くおれの隣には、きちんと、きみがいた。]
(216) nabe 2016/06/21(Tue) 01時頃
|
|
── ネル、
[ (おれは、きっと、おれのままだよ)]
……おかえり。
[ ほら、言ったじゃんか。
おれ、覚えてるよ。どうしてここにいるのか。 なんて言って、きみをここに連れてきたのか。
( 逃げよう、この街から。 なにも聞かないで、一緒に来てほしい >>2:321 )
……おれを、信じてくれて、ありがとう。
あとで、いくらでも怒っていいから、 今だけ、おれのお願いを聞いてほしい。]
(217) nabe 2016/06/21(Tue) 01時頃
|
|
[ 紀陸 類のエントリー料たる「諦め」を以てしても、 唯一、諦めきれなかった夜の続きが、ここにある。]
.
(218) nabe 2016/06/21(Tue) 01時頃
|
|
[ 結局のところ、遠くまで逃げる、なんて非現実的で、 おれたちは、早々にあの街に戻ることにした。
ちょっと寂れた空気さえあるその観光地の、 古ぼけたお店で、きみと、少し早めの昼食を取った。 行きのチケット代しか持っていなかったおれに、 きみは、少し呆れたような顔をして、財布を取り出す。
ごめん。とおれは言って、 結局、帰りのチケットもきみが買った。 オフシーズンだからか、本数も少なくて、 到着が翌朝になる便しかなくて、
明日の朝には帰るね、なんて、 きみは家に連絡を入れて、
また、ふたり並んで、帰りのバスに乗り込んだ。
その先で。 ただいま なんて、言う必要はなかった。]
(219) nabe 2016/06/21(Tue) 01時頃
|
|
── 2nd day @ RG ──
[ 久々の我が家は空っぽで、 それは、モノがない、って、 昔から変わらない意味でもそうなんだけど、 いつだって、ほんと、暇人みたいに、 (いや、事実、彼らは暇だった) 狭いアパートの一室に佇んでいた、両親さえ、
そこには、いなくて。
代わりに、なんにもない部屋に、 おんなじ服着た人間たちが、わらわら。
ほら。逃げて正解、じゃないか。]
(220) nabe 2016/06/21(Tue) 01時頃
|
|
── こんにちは。
[ ケーサツのひとだなあ、って、
なんとなく、焦りとかでもなんでもなく、
あの、死後の世界、ドラッグストアで見た、 最後の、白い部屋でも見た、元・警察官っぽい男とか、
それから、ケーサツのオシゴトって言った、 あの、赤毛の死神を、思い出した。]
(221) nabe 2016/06/21(Tue) 01時頃
|
|
[ 当然、別に、制服の大人たちは、 おれを逮捕しにきたんでもなんでもなくて、 ほんとに、役割を全うしてしまった、 両親のために、ここにいた。
彼らの幸福のために、他人が死んだ。
そう。ほんとにやっちゃったのだ。 ゲームマスター、いわく、RGって場所で。
ばかだよな。おれだって、 その世界のルールは守ったのに。
そんな状況の中、 決行の夜の翌朝、おれは帰宅した、らしく。 「どこに行っていたのだ」という問いかけに、 素直に、逃げていたのだと説明したおれは、 どうして警察に知らせなかったのか、 みたいなことで、説教を食らい、]
(222) nabe 2016/06/21(Tue) 01時頃
|
|
[ そんなこと 他人の命まで おれが知るかよ ]
.
(223) nabe 2016/06/21(Tue) 01時頃
|
|
[ とまでは、思わなかったけれど、
(なぜおれにそんなことを言うのか) みたいな顔をしていたおれに、 たぶん、ケーサツの人びとは、頭を抱えていた。
なるほど、”ふつう”に考えて、 どうやらそれは、おれの役割だったのだ。] .
(224) nabe 2016/06/21(Tue) 01時頃
|
|
……なんか、すみません。
[ なにも分からず口にした謝罪は、 ぽつん、と、宙ぶらりんに浮かび、 ケーサツのひとは、話を聞かせて、 みたいなことを言うから、おれは頷いた。
……頷きながら、おれは、 きみが無事でよかった、と、ただ安堵する。
── きみは、向坂音流は、生き返った。 今は、ただ、それだけでいいって、おれは思う。 やっぱり、思ってしまうんだよ、ネル。]
(225) nabe 2016/06/21(Tue) 01時頃
|
|
[ ── 今日も、すばらしきこの世界は、歪な幸福に満ち満ちている。*]
.
(226) nabe 2016/06/21(Tue) 01時頃
|
|
― 或る少女の 死の間際 ―
(227) mayam 2016/06/21(Tue) 01時頃
|
|
[ ―― 苦しい な。
息が出来なくて 心臓が うるさくて かと思ったら とても静かになって 頭の中が ぼうっと して
しぬ って こんなに 痛くて苦しい ことだったんだって。 まだちっとも生きていない十七歳のこどもは、 文字通り 息も絶え絶え 思うわけで。
率君 が いるのは わかるのに 見えなくなりそう だ 繋いだ手の感覚も もうわからなくて 預けている身も どんどん冷たくなる ]
(228) mayam 2016/06/21(Tue) 01時半頃
|
|
[ ―― ねえ どうして きみは そんな悲しそうな顔をしているのかな ]
(229) mayam 2016/06/21(Tue) 01時半頃
|
|
[ …あのね 率君。 もう何年の おつきあいってやつでしょうか。 私がちっとも泣き顔見せなかったみたいに、 私にそんなかお 初めて見せた きみ。 私 間違ってた。 一緒に死のうというきみに、 私は頷くべきじゃあ なかった。 だって "死のう"って言われたときより、 とても 悲しそうな顔してるから。 ]
(230) mayam 2016/06/21(Tue) 01時半頃
|
|
[ だから 思うよ。 一緒にいるべきは このやるせない世界だったって。 きみに追いつくことに疲れちゃった私を隠して、 きみの言葉を 卑怯にも利用して、 逃げるための、死ぬための理由にしちゃった。 なにより 遠いきみが縋ってくれた。 それが嬉しくて そればっかり で。
ばか だなあ。 私は、一緒に生きようって 言うべきだった。 …もう 遅い な。 ]
(231) mayam 2016/06/21(Tue) 01時半頃
|
|
[ ごめんね。 私 いつまでも逃げてばかりだ。 私の理由であったきみが、一番大切だったって。 その事実はいつまでたっても 揺らがない けれど。 私も きみを 守りたかったんだ。 遠い きみに 追いつきたかったんだ。 本当の意味で 正しく 守ってみせるって。 本当の意味で ちゃんと 隣に立つって。 そう 思ったの 今。 今度 いつかがあるのなら、 きみを絶対 生きる理由にするって。 ]
(232) mayam 2016/06/21(Tue) 01時半頃
|
|
"おやすみ なさい"
[ ―― ああ。 最初に言った 率くん、って ちゃんと 伝わった かな。
りつ くん。 (わたしの いちばん たいせつなきみ)
■ くん、
……? ]
(233) mayam 2016/06/21(Tue) 01時半頃
|
|
[ ―― きみは だれ?* ]
(234) mayam 2016/06/21(Tue) 01時半頃
|
|
― awakening to the dead. ―
…………
[ ―― 死を 選んだ部屋だった。 闇の中、走って行ったいつかの記憶と、 全く同じ部屋 だった。
絶対に違うところは、 もうあんなに苦しくないって ところと。 抱かれた腕の中が、 あたたかい と いうところ>>203。 髪に通る指を感じて、瞬きを ひとつ。 ゆっくり起き上がって、己の名を呼ぶ人を 見る。
多分 きょとん と した表情。 "こんなところにいたの?"って 顔。 ]
(235) mayam 2016/06/21(Tue) 01時半頃
|
|
…きりはらくん、…? りつくん ?
[ どっち で 言えば良いのかなって。 言ってから気付いたけれど、 今まで何年も呼んでいた名前じゃなくて、 あの七日間で呼んでいた名字の方が、 自然と出てきて、しっくりきて、しまって。
…今までどれだけ距離を取ってたんだと、 そう 思う。 ]
(236) mayam 2016/06/21(Tue) 01時半頃
|
|
[ 覚えてる。 きみが突然冷たくなったり、 おまえ とか 呼んだり。 かと思えば私も、 遠慮してばっかりだったし、 どうしようもないことで 突っぱねちゃったり。
挙げていけば色々あった 七日間。 生き抜いて、ようやくきみと隣に立てた、あのせかい。 死にかけて、生き抜いて、あがいて。 無謀なこと、いっぱいしたね。
絶対に見せたくない泣き顔さらして、 きみに縋り付いて…みっともなかった なあ。
ねえ だからさ。 ちゃんと 思い出してるよ。 ]
(237) mayam 2016/06/21(Tue) 01時半頃
|
|
……ここにいたんだ。 ずっと いてくれたんだ。
[ ああ もう。 言い出したらまた 視界が滲んで。 頬を細く 涙が伝っていく。
戦いなんて無かったかのよう。 綺麗な制服の袖口でぬぐいながら、 彼に 微笑んだ* ]
(238) mayam 2016/06/21(Tue) 01時半頃
|
|
コンポーザーに次ぐ位置となると、死神の指揮者という者がおります。 さすがに現役で働いている彼を無下にすることはできませんので、残念ですが。
……。 ええ、そうですね、彼には残念ですが。 指揮者を交代させてみるのも一興ですかね。
[>>109少年の言葉に、ふと思いついたように意地悪く笑います。 あまり思いつきで物事を決めては、振り回してしまう申し訳なさは少なからずありましたが。 それも今更、こうなってしまっては瑣末なこと。
少しでも面白いせかいにするために。 変化を望むのは悪いことではないでしょう。
そのために誰かに犠牲を強いることは、喜ばれないらしいですが。]
(239) myu-ra 2016/06/21(Tue) 01時半頃
|
|
はい、努力しましょう。
[>>111そう返事をして、不敵な笑みを浮かべる、とでも言うのでしょうか。 どちらとも取れるような笑みを返しましょう。
先がどうなるかは分かりません。 分かりませんので、少しでも面白いほうを選びたいものです。
少なくとも、貴方は存分に謳歌してください。 一度は手放してしまった、生の権利を。]
(240) myu-ra 2016/06/21(Tue) 01時半頃
|
|
[君は、俺の苗字を呼ぶ。>>236 そして、僕の名前を呼ぶ。
その姿に、ふっと微笑んでしまう。 ああ、あの時は、意味もわからず守りたいと思ってた。 本当に、ただそれだけだった。
君は、距離に悩んでいるのかもしれないけど。 僕にはもう、そんなものは関係ないんだ。]
(241) pepaki 2016/06/21(Tue) 01時半頃
|
|
[拭われた涙を見て、その後を指先でなぞる。 未だ瞳が潤えば、その涙を指先で拭うだろう。]
ごめんよ。 心まで、一緒にいてあげられなくて。 君に、悲しい思いをさせて。
[微笑みに返すように、額を合わせた。 目を閉じて、懺悔するように。 これからを誓うように、語りかける。]
(242) pepaki 2016/06/21(Tue) 01時半頃
|
|
もう、寂しい思いはさせない。 君を死なせるなんてこともしない。 僕が君を守るから。
一緒に、いてくれないか。 僕の、伴侶として。
[未来の、だけどね。 なんて軽く笑って。 自分の守った愛しいぬくもりを、感じていた。*]
(243) pepaki 2016/06/21(Tue) 01時半頃
|
|
[>>124残っていた刑事さんの願い事にも、すぐに頷きます。]
ええ、もちろん。 貴方の願い事が、一番想定しやすいものでしたよ。
[というのは別に、馬鹿にする意味ではありませんが。 前のお三方の願い事が意外だったことへの反動があっただけです。]
朝比奈卯月さんの手癖の悪さを直す。 かしこまりました。
[オーダーが入れば一礼。 今までもこれからも、僕はそうしていくしかありませんので。
どうか、貴方がたにとって幸福な世界に。 そして、すばらしき人生となりますように。]
(244) myu-ra 2016/06/21(Tue) 01時半頃
|
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
13
14
15
16
17
18
19
20
21
[メモ/メモ履歴] / 発言欄へ
情報
プロローグ
1日目
2日目
3日目
4日目
5日目
6日目
7日目
エピローグ
終了
/ 最新
視点:
人
狼
墓
少
霊
全
トップページに戻る