278 冷たい校舎村8
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[ 礼一郎がどんな委員長だったかなんて、 君たちにしか判断のしようがないけれど、
少なくとも礼一郎は、 みんながやりたいことをやって、 楽しく文化祭を終えられればいいと思っていて、
クラスの和を乱してまで、 出来栄えや評価を追求する気もなかった。
文化祭に限らず、礼一郎のスタンスはそう。 みんな仲良くって、昔に習っただろう。]
(188) 2020/06/11(Thu) 15時半頃
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[ だから、役職決めの真っ最中、 最終的に割り振られた役職表の中、 思いがけないところに収まる名前>>161を見ても、 礼一郎が見せるのは挙手を受けたその瞬間、 戸惑ったように付け足した念押し>>187だけだ。*]
(189) 2020/06/11(Thu) 15時半頃
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なー!こんなに雪降るのなんてなかなかないし、やれる時にやっとかないと!
[ やりたくなるよね、と笑い返され>>98、うんうんと頷く。 流石の俺だって大人になっちゃったらこういうことするの躊躇うと思うが、だからこそまだ一応子供の今のうちにやっておかねば。 楽しいことは、出来る時にたくさんやっておきたい性質なのだ。悔いの残らないように。
うつ伏せで顔だけ上げてるのも疲れるので、ごろんと回転し仰向きになる。コートの前だけでなく背中側まで雪塗れになるが、どうせ大雪振ってるし。大して気にはならない。 そんで一旦眼鏡を外して、コートのなんとか濡れてない部分で水滴を拭ってから掛け直す。 ちょっと雑かもしれないが許してくれマイ眼鏡、後でちゃんと眼鏡拭きでお手入れするからな!]
(190) 2020/06/11(Thu) 15時半頃
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にゃははは!そうそう! 俺はカノジョとラブラブなのだ!! ……なーんて言えればよかったんだけどな!彼女なんていないいない!
単に、昔親に赤似合うねーって言われたしっていう、些細な理由だよお。
[ なんだかロマンチックな予想と共に赤い色が好きなことについて言われて>>99、一度ふざけて自慢げに肯定してからすぐに否定した。 嘘吐くのは別に苦手でもないけど、必要じゃないならあんまり吐きたいわけでもないし。
その後のホントの理由については、より正確に言うならば、死んだ父さんと片親になって忙しくなってあんまり構ってくれなくなった母さんが、ではあるけど、まあそこまで言わなくてもいいだろう]
(191) 2020/06/11(Thu) 15時半頃
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[ あ、そういえば、って。 ふと、とある噂話を思い出した。 友達は多いしおしゃべりも好きだから、普段から結構色んな噂話が耳に入ってくるのだ。
そのうちの一つに、葉野紫織と辰美幸俊が付き合っているらしい、というのがある>>104。 出所までは知らないし、それっぽい雰囲気もなかったから半信半疑ではあったけど。]
そういやさあ、なんか紫織ちゃんと幸くんが付き合ってるらしい、って噂聞いたんだけどあれってほんと?
[ というわけで、本人に直接真偽について聞いてみた。 根も葉もないただの噂なら、あの噂ガセらしいよーってそれとなく広めとこっかな、なんてちょっとした親切心と共に。
余談だがクラスの男子はだいたいあだ名で呼んでいる。 そこまで親しくない女子だと馴れ馴れしいって嫌がられるかもだけど、まあ男子なら多分大丈夫かな、という楽観的な思考から。 まあ名前にちゃん付けも大分馴れ馴れしいけども*]
(192) 2020/06/11(Thu) 15時半頃
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──通学路──
[ ネイビーのダッフルコートの前は全部閉じ、 もちろん足元は分厚い黒のタイツを履いている。 生足、なんてだせたものじゃない。 デニールの厚い黒タイツでさえも、 ふくらはぎやふとももは薄らと肌がみえるのだ。 見せられるようなものでもないのだし。 そして、白いマフラーと白のミトンで完全防備中。
……さくり、と踏み出してゆけば、 絨毯のように降り積もった雪の上には、 女子にしては大きめな靴跡が残されてゆく。 大きなブルーの水玉の傘を広げてはみたものの なんだか思うように雪からは守ってくれなくて コートには傘と同じような水玉模様が浮かび上がる。
( といっても、すぐ消えちゃうんだけどね ) ]
(193) 2020/06/11(Thu) 15時半頃
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……大雪だからかな、
[ 傘の下から周りを見る。 女の子にしては高い視界からは、 よく周りが見えていたものだ。
いつも であれば。 重たい荷物を抱えたおばあさんが歩いてたり 親とはぐれてしまった小さな子が泣いていたり 母猫を探す子猫がウロウロしていたり 凍った地面に足を滑らせた誰かがいたり ]
(194) 2020/06/11(Thu) 15時半頃
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[help≠求めるだれかが存在している筈なのに。 ]
(195) 2020/06/11(Thu) 15時半頃
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だあれもいない、のね
[ 声に出せば、途端に不安になる。 同じ制服を着た生徒の姿もあまり見当たらない。 本当は休校なのかも、なんて。 道の端に立ち止まり、スマートフォンを開いてみる。 ……連絡は、来ていない。
私よりも小さな委員長、阿東くんを思い浮かべるが、 連絡があれば既に届いている筈だ。 ]
(196) 2020/06/11(Thu) 15時半頃
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……送ってもらえばよかったな、
[ ──こんなに、心細くなるんなら。 そんな矢先、ぼとりと落ちる音が聞こえた。>>113 ]
まなちゃん、おはよう ……大丈夫?寒くない?
[ テレパシー、受信しました! って、知った顔を見つけてゆるんだ顔で、 くるくると回る傘の隣へと足並みを揃えて並ぶ。 そうして、ちらりとみえる寒そうな足元を心配し、 覗き込むように小首を傾けるのだった。 *]
(197) 2020/06/11(Thu) 15時半頃
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嘘をついてはいけない。 他人様に迷惑をかけてはいけない。
わかりやすい線引きばかりなら、 礼一郎が踏み違えることもない。
(198) 2020/06/11(Thu) 16時頃
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──回想/噂話──
そ、葉野。葉野紫織。 うちのクラスのな。 ……は? 何その反応。
[ 突然足元の地面が崩れでもしたんだろうか。 普段表情を変えない辰美が目を丸くする>>171ので、 礼一郎はなにかがおかしいなあと思った。
返ってきた反応が、期待してたのとまるで違う。 辰美の顔が驚きから思案するような表情に変わり、 腕を引かれて廊下に引っ張り出されたあたりで、
何かしら踏んづけちゃいけないものを、 ものの見事に踏み抜いた気がするなあと考える。]
(199) 2020/06/11(Thu) 16時頃
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[ ──しかしまあ、廊下で告げられた>>173のは、 予想とはやや異なった角度からの言葉で、]
カオ? カオ……顔? あ、何。顔はわりと好みなわけ?
……って違くて、ええ、何だよそれ。 付き合ってないのに付き合ってるって、 葉野が嘘ついてるってことかよ。
[ はあ? と言う礼一郎の眉間にも皺が寄った。 不可解な行動としか言いようがなかった。
あいにくそうするメリットのひとつも、 礼一郎には思いつきそうになかったし、
嘘をついて他人に迷惑をかける。 という行為は、褒められたことではないはずだ。]
(200) 2020/06/11(Thu) 16時頃
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俺から聞くって、おまえさー。 いいけど、俺もうまく聞けるかわかんねーからな。
[ 礼一郎だって困惑していた>>173。
けれど、この友人よりは礼一郎のほうが、 愛想のかけらくらいはあるのでマシかもしれない。 友人が困っているというなら助けにもなりたい。 それに、礼一郎は少し興味を持ってしまう。 一体どうして、何のためにそんなことを。 そいつがどんな顔をして嘘を吐いたのか。**]
(201) 2020/06/11(Thu) 16時頃
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―― 回想:文化祭出し物決め ――
[ 授業中にこんな風に手を挙げたら、 きっとその情熱を褒められるのだろう。 それくらいびしっと、確固たる意志を持って、 誠香はまっすぐに手を挙げて、宣伝班を主張した。 氷室の手が、黒板の宣伝という文字の下に、 福住と綴るのを確認して、一息つく。
その時、思わぬ声が飛んできた。>>187 誠香はぱちりと一つ瞬きをして、 黒板に向けていた視線を、 どこか戸惑ったような様子の委員長に移した ]
宣伝最高。僕のやる気はみなぎっている。
[ 相も変わらず愛想のない顔で、 この上なく棒読みで頷いてみせた。 どう見ても本心を言っているようには見えないだろうが、 平坦な表情で、サービスとばかりに親指を立ててみせた ]
(202) 2020/06/11(Thu) 16時頃
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[ 委員長の阿東は、温厚そうな男子生徒だった。 少なくとも誠香は、阿東が声を荒げているところを 見た記憶がない。
まじめで穏やかそうな人柄。 落ち着いた表情。
別に、顔が似ているわけではない。 けれど、阿東の醸し出す雰囲気は、 少し……ほんの少し、誠香に兄を思い出させた。
だから、誠香は阿東が、ほんの少し、苦手だった* ]
(203) 2020/06/11(Thu) 16時頃
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-- 回想/サイン --
[ 呼び留めて、誠香がこちらに向く。 さ、と本を差し出して、軽く俯いた。>>182 そうして言い切った言葉。>>169 たっぷり待って返ってきた言葉に、 千夏はそうっと顔を上げた。>>183 見上げた誠香の顔は青白くて、 何をしてしまったのだろうと後悔する。 サインは確かに欲しかったけど、 そんな表情をさせたかったわけじゃない。
千夏は眉を下げて、誠香を見詰める。 ]
(204) 2020/06/11(Thu) 16時頃
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[ クラス替え早々で、まだ誠香の事はよく知らない。 事情があるのだろう。踏み入らないほうが賢明だ。 と千夏は判断した。 踏み入るほど、親しくはない。 本を胸に抱えて、袖の下で拳を握った。 ]
うん。そうなの。 ……次回作、楽しみにしてるね。
[ ありがとうと言われて、困ったように笑む。 誠香のほうが戸惑っているのかもしれないけれど、 千夏もまた戸惑っていた。
この時名前は呼べなかったけれど、 その後福住さんではなく、誠香ちゃんと呼びかける。 作家の話も、文化祭での脚本の話も、 千夏からはもう、触れることなく。* ]
(205) 2020/06/11(Thu) 16時頃
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――回想:文化祭準備――
[ 文化祭の取り組みは、正直どれでもよかった。 みんなでワイワイ楽しめればそれでよかった。 一応料理はできるから、屋台や喫茶店での調理も楽しそうだし、ウエイターも楽しそうだし、お化け屋敷でお化け役するのだって楽しそう。
そして投票の結果、我がクラスの出し物は演劇に決定したようだ>>160。 演劇かあ。そこそこ力あるし、そこそこ器用だから、大道具や小道具なんかでもいいけど――]
うーむ……
[ やりたいな、と思ってから、手を上げるまで、2、3秒迷ったけど。]
(206) 2020/06/11(Thu) 16時頃
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はーい!いいんちょー! 俺役者やりたいっ!楽しそうだし!
[ 立候補者を募っている委員長>>186達に、勢いよく手を上げて笑顔で主張する。 演劇なんて文化祭くらいでしかやらないし。もう3年生だし。 悔いの残らないように、思いっきり楽しみたかった。
本当は、万が一を考えれば、大道具や小道具にした方がいい。 懸念していることが当日の本番中に起これば、大失敗になる可能性だってある。 だから今まで、部活には入らず助っ人に止め、女子からの告白だって断ってきたのだ。 でも、まあ、高校最後の文化祭だし。1度くらい我慢とかせずに楽しんじゃっても、いいかなって。]
(207) 2020/06/11(Thu) 16時頃
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別に主役じゃなくてもいいけど、そこそこセリフのある役がいいなー! というわけで脚本さんは、どっかに赤い眼鏡の役用意しておいてくれ!頼んだ! いや1日だけコンタクトとかでもいいけどぶっちゃけコンタクトって眼に入れるの怖いんだもん!
[ もう郁斗が脚本に立候補してたらそちらに向けて、まだ決まっていなかったらクラスを見回しながら、そんなお願いをしてみる。いやほんと無理ならコンタクトでいいんだけど。べ、別にびびってないし。
誠香ちゃんってそういやなんか文学で賞取ってたんだっけ?脚本やんないんだなあ、って、委員長とのやり取り>>187>>202を横目で見て思ったけど。 まあ本人がやりたいことをやるのが一番だし、宣伝へのやる気はとっても漲ってるらしいので、わざわざ口を挟みはしなかった*]
(208) 2020/06/11(Thu) 16時半頃
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架空惑星 レンは、メモを貼った。
2020/06/11(Thu) 16時半頃
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―― 回想:高3の春 ――
[ 次回作という応援の言葉が、ずしりと誠香に圧し掛かる。 その言葉も、冷やかし半分に投げかけられれば、 袈裟切りにしてやりたいような言葉だった。 けれど、本を胸に抱えた千夏には>>205 やっぱりそんな対応ができるわけがなかった ]
……ありがとう。
[ やっとのことで、絞り出せたのは感謝の言葉をもう一つ。 楽しみにしててとも、がんばるとも、誠香には言えない。 言えるはずがない。
その日以降、 千夏が作家業について触れてくることはなかった。 そのことにひとり安堵して、 千夏が誠香ちゃんと名前で呼んでくれることに、 勝手に許された気になって、 あの日のことはまるでなかったかのように振舞っている ]
(209) 2020/06/11(Thu) 16時半頃
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[ “次回作”は夏に一冊出版された。 それ以降、次の書籍の話は出ていない。 大学受験に集中する、ということになっている* ]
(210) 2020/06/11(Thu) 16時半頃
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-- 回想/夏 --
[ 今から3年以上前のこと。 千夏は走るのが好きだった。 中学時代の自己紹介では、 陸上部です!リレー走ってます!だなんて。 言っていた気がする。きっとそうだ。
日本や都道府県、地区、学校を背負うほど、 足が速かったわけじゃないけれど、 走るのがただただ楽しかった。 走っていれば気分が爽快で、 流れゆく汗や高くなる体温は気にならなかった。 ]
あれ、タイム、落ちた?
[ たしかあれは夏のはじめだった。 測ってもらったタイムはいつもよりも遅くて、 なんでかなあと首を傾げた。 ]
(211) 2020/06/11(Thu) 17時頃
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[ どんどんタイムは落ちてゆく。 ]
[ なんだか身体がだるくて。 ]
[ 喉がどうにも乾く。 ]
(212) 2020/06/11(Thu) 17時頃
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[ ただの風邪だと思っていた。 ]
(213) 2020/06/11(Thu) 17時頃
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[ 母に何度も病院にいくように言われても、 適当に返事をするばかりで行かなかった。 予防注射のときに泣き叫んでいたものね。 と呆れたように母は言った。千夏は病院が怖い。
しまいには寝込んでしまう。 ちょうど夏休みだったから、授業には支障なかった。 ただ千夏は走りたくて、泣いた。結構泣いた。 大会も近いのに、練習もできない。 他の子は練習しているのに、 こんなに休んでたら絶対に早く走れない。 ]
(214) 2020/06/11(Thu) 17時頃
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[ 体中の水分がなくなってしまうようで、 2Lのペットボトルを部屋に持ち込んで、 ひたすらに飲む。 甘いのがよくて、普段飲まないあまぁいやつ。
千夏はなんにも正解を選べなかった。 ]
(215) 2020/06/11(Thu) 17時頃
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[ 新しいペットボトルを部屋に持ち込もうと ぼうっとしながら自宅の階段を上っていたら、 世界が急に消えた。
あ。と思ったのが最後。
気が付いたら、病院にいた。 二日ほど時がたっていたよう。 母が泣きながら縋りついてくる。 縛ってでも病院に連れて行くんだったと、泣いていた。 行かないという選択をしたのは千夏である。 ] ……ごめんなさい。
[ 取り返しのことをしたらしいと察して謝罪をする。 千夏は悪くないと母はまた泣いた。 足に走る痛みのことを聞きたかったけど、 それはできずに千夏は母の背を撫でる。 ]
(216) 2020/06/11(Thu) 17時頃
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[ その後医師から告げられた病名に、 千夏の大事な世界は静かに終わりを迎える。 ]
(217) 2020/06/11(Thu) 17時頃
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