160 東京村
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(+38) 2015/06/11(Thu) 05時頃
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[歩けば、一時間弱はかかる道。 どれだけの速さで走っているのか、時計を見る目が見えないから、わからない。 ただ、一種の帰巣本能のようなものに任せて走って、走って、家の目の前についたとき。]
『おかえり』
[頭の上から、やさしい声がした。]
(+39) 2015/06/11(Thu) 05時頃
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『何をやってるんだ、駄目だろう、こんな遅くに出歩いたりしたら』 『パパ驚いて、今から探しに行こうとしていたんだぞ』
[知っている。この声を知っている。 最近は怒った声ばかり聞いていたから気持ち悪いけれど、知っている。 どうして。なんで。外を電車が行く音がした。終電には早すぎる。 僅かに残った人間の部分が混乱して、ただ呆然と立ち尽くす。 唯一わかること。声は、怒っていなかった。]
『ほら、入るぞ』
[ドアの開く音に誘われるように、ふらり、足が動く。 水が欲しい。そうだ水が欲しかった。家に入るのは当たり前だ。]
(+40) 2015/06/11(Thu) 05時頃
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『まったく……心配させないでくれ』
[コップに水が注がれる音がする。 両手で受け取って、それを飲んだ。全身に冷えた水が染み渡る思いだった。 冷えた水だけじゃない。耳から入る声のひとつひとつが、じんと染み込んでいく。 こんなにやさしい声を、いつからだろう聞いたことはない。 わたしがいなくなっただけで、こんなにパパは心配してくれていた。 それなのに頭ごなしに怒ったりしないで、帰ってきたわたしにほんとうに安心したように迎え入れてくれた。]
(+41) 2015/06/11(Thu) 05時頃
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