270 「 」に至る病
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[大好きなパパ。 いつまでもいつまでも元気でいてね。 しあわせでいてね。
それがあたしの願いです]**
(173) gurik0 2019/10/19(Sat) 03時頃
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俺の服は不服か? "吸血鬼"としては定番なのだぞ
[>>151それに恰好良いだろう。 見目だけは夜の貴公子として不足ないと自負している。
"素敵です"と言われればすぐに納得してしまうので 自分はチョロイ方なのだろう。 拗ねたように見えるメルヤの頬に口づけてやり、 手が重なれば今宵はきちんとエスコートしよう]
御主人様でも、旦那様でも構わない 勿論身体を重ね合う時、 甘く切ない声色でジャーディンと 呼んでくれるのも好きだ
[口元に笑みを浮かべて通路へと。 通路に出れば屋上へ向かう階段を上っていく]
(174) rusyi 2019/10/19(Sat) 08時頃
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緊張はしてはいないか
[後ろを振り返りながら階段をあがり、 黒曜石を見つめて投げかける質問。
間を埋めながら屋上に続く扉の前に到着すれば 魔法の言葉を唱えた]
(175) rusyi 2019/10/19(Sat) 08時頃
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"アレックス"、 世界で一番可愛いのは俺のメルヤだ
[唱えれば扉は開く。 扉の向こう側はヴィラドメア城の屋上で、 見上げるとリンディンの夜空が栄えている。
月もあれば星もある。 都市の明かりで全ては見えなくなっているが、 見えなくても星は変わらず瞬いているだろう。
屋上には祭壇を設けていた。 その前までメルヤを連れていき、 相対して両の手を取ろう]
(176) rusyi 2019/10/19(Sat) 08時頃
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夜空の星を見上げてごらん 小さな瞬きも大きな瞬きも その全てが俺たちを見つめている
見上げてごらん、夜天に輝く天上の真珠を 月はいつまでも俺たちの営みを見つめている
見つめてごらん、俺の瞳を 俺は生涯メルヤを愛そう
星よりも、月よりも見つめていよう 互いの生が終焉を迎えたとしても 生の終焉より先に世界が終焉を迎えても 俺は変わらずお前を愛し尽くしていよう
[目を細めてメルヤを見つめて、 自分の誓約だと伝えよう**]
(177) rusyi 2019/10/19(Sat) 08時頃
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ああ、全部……全部だよ。
[彼女の手を繋ぎなおす。 思うことを打ち明けて 黙ってしまった娘と、家に向かって歩いていく。
こつりこつりと革靴の底が地面を叩く。
頬につめたい感触が走った。 見上げれば、きら、と 糸がきらめくように雨が降ってくる。]
(178) さねきち 2019/10/19(Sat) 16時半頃
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……そうだね。 傘がないから、急いで帰ろうか。
体が冷えてしまう前に。
[雨に降られながらセイルズは手を伸ばす。 ミルフィの頭をそっとなでて、 彼女の目じりから頬までを一度だけ、 指の背でなぞった。
"泣かないで”と言おうとして 何も出ない、不器用な父親めいて。
頭に、顔に、広い背に、雨は降りしきる。]
(179) さねきち 2019/10/19(Sat) 16時半頃
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"I'm so happy to be your daddy, my love."
[浮かべるのは穏やかな微笑。 返した言葉は、いつもの決まり文句。
それ以上を語らずに二人だけの帰路を歩く。 大切に娘の手を握ったまま*]
(180) さねきち 2019/10/19(Sat) 16時半頃
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―― 独白 ――
[永遠のようで一瞬な 愛しい年月の中で、日に日に、娘を病が蝕んだ。 二重人格、あるいは依存症そのものが ミルフィを支配し、彼女の生活を塗り替えていく。
妻と同じ年嵩で見た目の年齢が止まり 大学の研究を手伝うようになって いつも、隣にいてくれるミルフィ。
僕は何をしてやれるだろう。 父親として、家族として、 そしてこんな僕の生に巻き込んでしまった償いとして どうしてあげられるだろう。
……考えて考えて、考えたあげくに、 僕はやはり、最初に出した結論しか選べなかった。]
(181) さねきち 2019/10/19(Sat) 16時半頃
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[起こる全てを、彼女の全てとして受け入れ、愛すること。]
(182) さねきち 2019/10/19(Sat) 16時半頃
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[蠱惑的に誘って、「愛して」と両手を広げてくる>>162 そんな彼女――依存症を愛しながら思う。 依存症に乗っ取られている時の娘は、 妻に似た表情を浮かべながら、いつも寂しそうにしている。
"You'll never ever, never ever, never be happy without me."
そういう言葉が彼女の口からこぼれるたびに、 「もちろん」と笑ってその唇を塞いだ。 彼女の望むまま愛して、血を啜った。 それは例えるなら、死ぬ前の晩餐に似ていた。
気を失うまで抱いて愛しているうちに、時々、 僕は自分が誰を愛して抱いているのか解らなくなってくる。 そういう時必ず、「ミルフィ」と彼女の名を呼んで、 頭を優しく撫でた。
僕自身が誰のためにそう在るのか、 そうすれば思い出せたから。]
(183) さねきち 2019/10/19(Sat) 16時半頃
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……ミルフィ。
[気絶してしまった彼女の髪を撫で梳いていると 時折、依存症が抜けた娘が目を覚ますことがあった。 そんなとき決まって、彼女は『あたしも』>>163と 僕にすがり付いてきた。]
ミルフィ。おかえり。 ……しょうがない子だ。
[僕は彼女を抱きしめて、その肌に鼻筋を寄せた。 心が少し入れ替わってしまっているだけで 同じ彼女。同じ体なのに 僕はそんなとき決まって、「おかえり」と口にする]
(184) さねきち 2019/10/19(Sat) 16時半頃
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[恋しさと苦さ、娘を失いたくないと叫ぶ心を 「しょうがない子だ」と 彼女を受け入れるふりをして誤魔化して、 怖がる娘に微笑みかける。
そういう時の僕がうまく笑えていたか、自信がない。
たぶん、読み聞かせするときのように 声を穏やかに繕っていても 彼女を抱きしめる腕の震えと強引さは、 誤魔化せなかっただろうが。]
(185) さねきち 2019/10/19(Sat) 16時半頃
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[カレンダーについた赤い丸を見る。 季節は巡る。今年も、あの日がやってくる。]
(186) さねきち 2019/10/19(Sat) 16時半頃
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―― 夢 ――
[最近、頻繁に夢を見る。
僕と君は、手を繋いで歩いている。 灰色の空の下を。
君の体には随分と噛み痕が増えて 君を彩る服も化粧も、随分君が好まないものになった。 『ママ』に寄せた格好で、ぎこちなく笑っている。
もう何日も、君は君ではなかったから 久々の外出になる。]
(187) さねきち 2019/10/19(Sat) 16時半頃
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今日は、好きなところに連れて行ってあげる。
[僕は笑ってそういう。――動物園、水族館、遊園地。 研究ばかりしていては息が詰まるから 史跡や図書館、博物館以外の場所を どこでもいいよ、と選択肢を示して 君の興味がある場所へ赴く。
少し大きくなりすぎた君を抱き上げることだって 甘いデザートがある店にも行って 弱ってきた胃腸に鞭を打つことだってする。]
沢山遊んだなあ、ミルフィ。
[そうしていくつも思い出を積み上げた後に、 夕暮れを見上げて帰路につく。 僕が作った夕食に、甘すぎる君のデザートを添えて 二人で食卓を囲んだら、 月が窓から覗く頃、僕らは眠る準備をする。]
(188) さねきち 2019/10/19(Sat) 16時半頃
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[夢の中の僕は、まだ君を抱かない。
ただ古びたアルバムを持ち出して 全てがデジタル化されたこの時代に わざわざ現像して、色の褪せた古い写真を―― 半透明のページに綴じられたそれらを、 君と一緒にたどっていく。 あんな事があったね。こんな事もあった。
そうしてアルバムが最後のページに差し掛かる頃 僕は君の服に手をかけて]
[初めての時のように愛して、]
[――首筋に、深く牙をつきたてた。]
(189) さねきち 2019/10/19(Sat) 16時半頃
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[真っ白だったシーツが真っ赤に染まっていく。 僕は止めずに尚君を腹に収める。
君の血。君の涙。君の全てを。 君が君でなくなってしまう前に。
君の体はどんどん冷たくなっていく。 かつて抱きかかえて町を歩いた体が 弛緩して、重くなっていく。
僕はずっと君の名前を呼んでいる。 口の中に広がる幸せの味に嗚咽しながら 君を最後まで食べつくして
その瞳を、優しく閉じてあげる。 その髪や頭を撫でてあげる。
愛している、と言いながら。 ――――……………君が狂う前に、]
(190) さねきち 2019/10/19(Sat) 16時半頃
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『お目出度い人ね。 ――そんな夢物語、あるわけないじゃない』
(191) さねきち 2019/10/19(Sat) 16時半頃
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[声が降る。
ざあざあと雨が降っている。 妻が死んだ日と同じ服を着て、 僕は夜のリンディンに立っている。
目の前には、白い幽霊が居る。 真っ白な顔をした妻が僕を見つめ、 妖艶に、そして恨めしげに微笑んでいる。 化けて出て尚、美しくも恐ろしい、白薔薇に似た僕の妻。
降る長雨の中、シャツが体に張り付く。髪が体に張り付く。 ……体が冷えていく。
彼女は雨に打たれながら僕を見据えると、 すっと暗闇の中に姿を消した。 僕は思わず手を伸ばして、一歩、二歩と石畳を踏む。]
(192) さねきち 2019/10/19(Sat) 16時半頃
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[雨が降っている。
濡れた革靴が黒い水溜りを踏んだ。
雨が降っている。
遠く、サイレンの音を聞いた。
雨が降っている。
散らばり、ひしゃげた、――の体を覗き込んだ。]
(193) さねきち 2019/10/19(Sat) 16時半頃
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[膝をついて君の名を呼ぶ。 答えは返らない。誰も応えない。 ただ、雨の音だけが聞こえている。
僕はただただ首を横に振って、 眠り姫のように目を瞑る君の赤くなった髪を撫でる。]
…………ねぼすけな子だなあ……
[白く冷たい頬に手を伸ばす。 目覚めのキスになんかならなくとも 笑いながら泣いて君の体を抱き上げた。]
(194) さねきち 2019/10/19(Sat) 16時半頃
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解って、いるよ。 許されないことだと。 救いなどないほうが自然だと。
けれど、どうあっても…… 僕は、この子の最期までを
…………すまない
[妻か、君か、誰に謝りたいのかわからなかった。 解らないまま、もう息をしない君の唇を塞ぐ。
――――甘い匂いが鼻をついて、]
(195) さねきち 2019/10/19(Sat) 16時半頃
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"... I'm so happy to be your ... ."
(196) さねきち 2019/10/19(Sat) 16時半頃
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―― ある誕生日に ――
[――――……]
[今日は仕事がない日だからと、 ベッドに埋もれて惰眠を貪っていると 隣で起き上がる気配がして、少しだけ手を伸ばした。
さらり、流れる髪の柔らかさだけを感じてまた眠る。
なんだか酷い夢>>187をみて再び目を覚ます頃合には、 甘い匂いが階下から立ち込めていて、 僕は例年、行われたそれにひどく安堵しながら、 一定のリズムで階段を降りていった。
投げかけられる言葉に僕は目を見開いて>>169
笑顔を咲かせた愛しい娘と、 精一杯の努力の証が見えるケーキを見て 本当に嬉しくなってしまって、微笑む。]
(197) さねきち 2019/10/19(Sat) 16時半頃
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お祝いしてくれるのかい? はは……ありがとう、僕の可愛い娘。
[神に感謝など捧げないが、 いつもどおりの砂糖の多いケーキを 僕は大層喜んで
共に過ごした年だけ増えたロウソクが ケーキを埋め尽くしていくのを 圧巻だな、と思い見つめていた。
覚悟を決めてブラック珈琲を淹れる。 それから、切り分けられたケーキを食べる前に 彼女の名を呼んだ。
顎に指先を添えて、 唇を寄せるのは首元……ではなく、頬。 ついたクリームを思わず舐めたのは さっき見た酷い夢のせいだろう。]
(198) さねきち 2019/10/19(Sat) 16時半頃
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クリームがついているから間違えたよ。 [笑って冗談を吐き肩をすくめた。 それから食卓につく。]
……ミルフィ。 今回は砂糖をどれくらい使ったんだい?
[僕は律儀にそんな事を聞く。 もちろん、その後の言葉に繋げるために。]
食べ終わったら、買出しに行こう。 君の紅茶にいれる砂糖がないだろう?
[言いながらちらりと窓の外を見た。 蒼い空。きらきらと差し込む朝日に目を細める。]
(199) さねきち 2019/10/19(Sat) 16時半頃
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[いずれ終わりがくるとしても いずれ地獄に落ちるとしても……
君がいるなら、きっといつまでも僕は幸せだ。
だから――どうか、 限りある生で、君の命がはじまりから終わりまで 「しあわせでした」と言えますように。
最早祈る神も何もないけれど それだけを願って、甘すぎるケーキを咀嚼した。**]
(200) さねきち 2019/10/19(Sat) 16時半頃
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――時は流れ――
[寝室を共にしてくれ、と頼んだ。]
(201) Ellie 2019/10/19(Sat) 17時頃
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[隣で目覚める朝の心地よさに、ジョギングを日課から外した。]
(202) Ellie 2019/10/19(Sat) 17時頃
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