268 オリュース・ロマンスは顔が良い
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[しばらく遊んで。 喉が渇いたのでビールを飲んで。ヒイラギが酒を飲まないなら、ノンアルコールの何かも買って。
なんだか子供に返ったみたいに遊んだ気がする。これもマーケットの魔力だろうか。 気がつけば一緒に居る緊張はゆるゆると解けて。 視線が合えば、最初に会った時よりも自然に笑みを浮かべられた…と思う。
やがて到着した舶来市。]
へーーーー いろいろあンな。
[装飾が凝っている万年筆。 複雑な色硝子のペンダント。 謎の亀の置物に、ヒトの形をした瓶の酒。 雑多な品物を無秩序に並べた店が、道の向こうまで連なっている。 だいぶ遅い時間になったので人通りは減っていたが、掘り出し物目当てのガチな客や冷やかしの観光客らで依然賑わいを見せていた。]
(+14) 2019/08/02(Fri) 17時頃
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…なンか気になるもんでも あった?
[隣の横顔を伺う。彼はどんなものに興味を示すんだろう。 ────商品よりも、寧ろそちらの方が気になった。**]
(+15) 2019/08/02(Fri) 17時頃
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―週末まで―
[次の週末が待ち遠しかった。 指折り数えるとはこの事だ、仕事中に空を見上げる回数が増えた。愉しみにしていると彼は言ってくれた。>>157シチューが好きだとも具たくさんのシチュー。今は夏野菜が旬だから、なすびやキノコを中心にしようか。それとも、名産の魚を中心にするか。
考えるのは彼の事。
酔っているのかと聞かれたとき>>156貴方と会うときはずっと酔っていると答えた心内は、彼という存在に酔っている事実に他ならない。仕事をしているとき家で古時計を見る時。 彼の事を考えている自分に気付く]
(163) 2019/08/02(Fri) 18時頃
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……さて。
[だが、そうやって気を抜いているときもあれば 仕事に向き合う事もある。グスタフに会えるのは何時か>>109今回は仕事の事も聞きたいから腰を据えて一杯とも考えているが、まあまだ時間はある。この月は皆空の星に夢中なのだから。]
(164) 2019/08/02(Fri) 18時頃
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[そう、友達といえば 気になるのは彼の初めての友達だ>>154 あのとき、時計屋にいた彼とは違うのだろう。詳しく聞きたかったけど、果たして踏み込んでいいものか。昔話をする彼の口許を見れば、もしかしたら――心を預けられる友だったのでは
そんな風にさえも思う。]
(165) 2019/08/02(Fri) 18時頃
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[見えない相手が気になっている。 自分の心は平静を保たない。仕事を多めに入れて、朝から晩まで働いた。電車で寝てしまう事もしばしばで、目を覚ますたびに慌てて辺りを見回したものだ。車掌室に人がいる事にほっとして。
そういえばハワードさんは其処に忍び込んだろうかと 妙な事を考えてしまうのも空想に飛ぶ証拠か。
指折り数えた日々。もちろんその日は、休暇を申請した。朝から市場にいって食材を買いそろえたかったのもある。落ち付かなくて
仕事が手に着かないだろうとも―――**]
(166) 2019/08/02(Fri) 18時頃
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― 路地 ―
[舶来市。 そうだ、大きな市はそれだった。 彼はどこか気が急いているようだ。 こちらの返事も待たずに行こうぜと言って歩き出す。>>+11
自分もええ、と返事を返し、彼の隣で歩き出そうとする。 と、そこで、彼からそっと手が差し出された。]
え?
[それに気が付いて、思わず間の抜けた声を上げて彼の顔を見る。 彼は、はぐれたら嫌だから、とか何とか、ぽつぽつと呟いている。 次の瞬間、彼が自分の手を掴むように握った。]
(+16) 2019/08/02(Fri) 20時半頃
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…
[声にならない。 思わずこっちも彼から目を反らし、そのままひたすら早足で市へ向かって歩き続ける。 でも、暫くのあと、やっと早鐘をうつ心臓の動悸が落ち着いてくると、思わず苦笑して隣を歩く彼に言った。]
シーシャさん。 他の人から見たら、これじゃまるで、僕ら付き合ってるようにしか見えませんよ。
(+17) 2019/08/02(Fri) 20時半頃
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行きましょう。
[改めて、シーシャに微笑むと、2人で夜道を市場へと向かった。]
(+18) 2019/08/02(Fri) 20時半頃
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― 道中 ―
[しかし、である。 彼が魚の入った袋を持っているからだけだとは思えない。 道中、猫を見かけると、ほとんどの猫がシーシャに挨拶するように鳴き、そして中にはあのぶち猫のように足元にすり寄ってくる猫もいる。 彼も魚をあげていただろうか。]
シーシャさん… 猫友めちゃくちゃ多いですね。
[こんなに野良猫に懐かれている人間は、少なくとも自分は初めて見た。 一体普段、どんなふうに、何をしてここで過ごしているのだろう。 不思議に思いながらも、歩みを進めた。]
(+19) 2019/08/02(Fri) 20時半頃
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― マーケット中心部 ―
あ、まだそこそこやってますね。
[もう1時も過ぎようかという時間のはずだが、マーケットの中心部にはまだかなりの明かりが灯っていた。 その中でも縁日の遊戯に興味を持ったらしき彼が、駆けだすように向かって行く。>>+12 離された手を少し残念に思いながらも、自分も彼の後を追っていった。
まず彼が目を付けたのは射的だ。 しかし勢い虚しく彼の弾は的には全く当たらず、店主に笑われながらラムネを貰って嫌がらせのようにがりがり食べている。 その姿に思わず声を出して笑ってしまった。]
シーシャさん、凄い勢いで駆けてったのに、残念でしたね。 射的はこうやるんですよ…!
[と、中々遊戯にしては高い金を払い、銃を構えた。]
(+20) 2019/08/02(Fri) 20時半頃
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えっこれおかしくないですか?
[数分後、同じく笑われながらラムネを貰っている自分がいた。
シーシャはさらに、輪投げへと歩を進める。>>+13 彼が本当に夢中で、楽しそうで、思わずその姿を見ながら笑みがこぼれる。
と、彼は輪投げに成功し、何かを貰ったようだ。 無言で自分に近づくと、ぎゅっと何かを押し付けてきた。 小さなクマのぬいぐるみだ。 完全に要らないものを押し付けられている。]
はいはい
[もはや子どもの相手をする母親の気分である。 ぬいぐるみを受け取ると、自分のリュックへとしまった。]
(+21) 2019/08/02(Fri) 20時半頃
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[彼は疲れたのか、ビールを飲もうと言う。 自分も付き合って、缶ビールを開けた。 飲みながらも、辺りを見回しながら市を歩き続ける。]
シーシャさん。
[缶ビールを飲みながら、どこかの店をぼんやり眺めていた彼の名前を呼んだ。]
(+22) 2019/08/02(Fri) 20時半頃
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もう、舶来市ですよ。
[彼に微笑むと、少し灯りが多くなっている道の先を指さした。]
(+23) 2019/08/02(Fri) 20時半頃
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[ここにいる>>147] [聞こえて、口元が弧を描く]
痛いとこ……あんまない。
[喧嘩の最中、どこをぶつけたかなんて] [全然覚えていないけど…] [不思議と痛いところはない] [鎮痛剤が効いているのだろう]
[痛くはないけれど] [脇腹がどくどくと脈打ってて] [まだ血が出てる感じはする] [それがどうにも気持ち悪くて]
[痛くないという割には辛そうに顔を歪めた]
(167) 2019/08/02(Fri) 20時半頃
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[気持ち悪さに抗おうとして] [背中をすこしもぞもぞとさせる] [―と、不意に手を握られた>>149]
―――?
[1週間前は手袋越しだったそれ] [かえってこっちが緊張して身を固くした]
[素手だけど、いいの?] [見上げて、黙って首をかしげれば] [もう1段階、握る力が強くなる]
…へーきなの?
[問いかけて] [恐る恐る、彼の手に自分の指を絡めた]
(168) 2019/08/02(Fri) 20時半頃
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― 舶来市 ―
ほんと、結構色々ありますね。
[高いものからがらくたのようなものまで、市にはいろんな舶来品が展示されていた。 まだこれから祭りも長いからだろうか、市として開かれるのは今日だが、暫くは出店で売り続けるのだろう、物も結構たくさん残っているようだ。
見て回っている折、シーシャに気になるもの、を聞かれて、少し考えた。 そして、少しだけ来た道を戻り、少し高級な布製品を売っている出店へと向かった。]
(+24) 2019/08/02(Fri) 20時半頃
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[血の気が失せて体温の下がった体に] [彼の体温が伝わってくる]
[誰かに触れるのは心地いい] [それが、好みの顔なら尚更だ]
……ん、すげー落ち着く。
[また口元が弧を描いて]
ありがとね、ザーゴさん。 もう死ぬかもと思ったら、 どうしても顔が見たくなっちゃってさ…
[でも死なないらしい] [情けねえし恥ずかしいしで苦笑した*]
(169) 2019/08/02(Fri) 20時半頃
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これ。 僕がまだ小さいころに育ったあたりで織られたショールです。 僕、両親居なくなっちゃったんで、母方の祖父と祖母に育てられたんですよね。 内陸の山岳地帯で、川に沿って生える緑を山羊や羊が食む、とてもきれいな場所だった。
でも、今は結構紛争でごたごたしちゃって、別にそこで戦闘が起こってるわけじゃないんですけど、元々いた人のほとんどが街に降りてしまいました。 だから高くなっちゃったっていうのもあるんでしょうけどね。
[布を見ながら呟いた。]
ばあちゃんが昔織っていたのとよく似てる。
(+25) 2019/08/02(Fri) 20時半頃
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[と、何となくしんみりしてしまったので話題を明るい方へと持っていく。]
って言って、まあばあちゃんはもう死んじゃいましたけど、じいちゃんは今も街で元気にやってますよ。 自分も、就職したら国に戻るんで、高校大学と離れてたけど、また会う機会も増えるかな、と思います。
シーシャさんは、何か面白そうなもの見つけましたか?
[思わず人にはあまり話をしないようなことを話してしまった。 彼はどんなものが気になったのだろうか。 彼の顔を軽く覗くように小首を傾げた。]
(+26) 2019/08/02(Fri) 20時半頃
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― 朝方 ―
[そして、そんな時間を過ごすうちに、辺りは明るくなってきた。 もう、夜明けが近い。 さすがに、ほとんどの店の明かりが落ちようとしている。
一応流星群の祭りなのに、びっくりするほど星見てないな。と思わず自分で苦笑してしまう。]
シーシャさん。
[彼は何をしていただろうか。 名前を呼んだ。]
今日、ありがとうございます。 楽しかった。
(+27) 2019/08/02(Fri) 20時半頃
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でも、ほんとはこのお祭り、流星群のお祭りなんですよ。 それで、来週も、マーケットが立つんです。
来週、また、一緒に行ってみませんか。 それで、今度はちゃんと星見ましょう。 ちゃんと祭りを楽しまないと、ですよね。
来週も、こんなに夜遅くて大丈夫なら、ですけど。
[やっぱり気になるのは、彼の生活への影響だった。 自分は学生だからいいが…彼は大丈夫なのだろうか。 街の猫にやけに懐かれている彼、かといって、お金を持っていないわけではない彼。 いつもの彼が、何をしているのか。 それだけが、喉に刺さった小骨のように気にかかった。]**
(+28) 2019/08/02(Fri) 20時半頃
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[しがない鉄道員の金銭感覚からしてみれば一月の給与を一晩で使うのは豪遊だ。趣味に金は惜しまぬ方だが、思い切った自覚はある。 ただ、勿体ないだとか、高いだとか。 そういったネガティブな思考は浮かなかった。 彼の時間が安価であったら、それこそ解釈違いと言う奴だ。 彼の積み上げてきた経験も、才腕も、研鑽も、広く評価されていて欲しい。金で彼を買うのは躊躇われたが、買うのなら、自身も正しい金額を支払いたかった。
戦々恐々と送ったメールは案外あっさり受理されて、その日のうちに手続きと支払いを済ませた。勿論、入金をしてしまえば企業側から断るのは難しくなると打算を働かせた上で。
希望は全て空欄、場所と時間だけを埋めて返した。 己からしてみれば構えられたくない一心だったが、内容としては冷やかしと紙一重。―――― 人を雇ったことのない人種が遣りがちの悪手だった。*]
(170) 2019/08/02(Fri) 21時頃
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― 移動遊園地広場 ―
[待ち合わせ場所に表れた彼を見つめること43(0..100)x1秒。 碧の眼を瞠ってから再起動までの間は決して短くない。]
……っ、 此方こそ、依頼を受けてくれて有難うございます。
[ハッと眩い世界から帰還すれば、最初に頭を下げた。 高級使用人ともなれば、何か月も前から予定を組んでおかしくない。ほんの数日前に入った飛び入りの依頼で、本来捕まる彼で無かろう。]
……………、
[そうして、ある程度覚悟していた声色がくるりと巻いた旋毛に降ってくる。>>132 軽く眉間に皺を寄せ。頭を下げたまま瞼を下すと重い空気に一拍耐え。]
(171) 2019/08/02(Fri) 21時頃
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………先週と、先々週と。 ご迷惑をかけたことを、謝りたくて。
[細く吐き出すのは、何度も己に言い訳し、見ない振りをして、先送りにし続けた謝罪。その為だけに大金を積んだ訳ではないが、有耶無耶にし続けた非礼を詫びたかった。 時を経れば経るほどに話題にし難く、魚の小骨のように咽喉に引っ掛かったまま。やがて時薬が溶かして流すまで待つか、野暮を承知で頭を下げるか。己は後者を選んだ。大人の対応ではないと理解しながらも。]
―――― 発車前の電車は本当に危ないんですが、 だからと言って、あんな突き飛ばすみたいな。 先週も謝ろうと思ったんですけど、タイミングが無くて。 ……いや、それも言い訳で。
[幼子にやきもちを妬く余裕も暇もあったのだから。]
(172) 2019/08/02(Fri) 21時頃
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ごめんなさい、ハワードさん。
[彼に厭わしく思われるのが恐ろしく。 避け続けた言葉を漸く吐き出した。
自己満足と思われて仕方ないが、上手く言葉を吐けない微妙な空気を払拭したい。警戒されるのも、意識されるのも確かに喜びであったが、己の慾は留まることを知らない。
祭りの浮かれた空気に似合わぬ細い呼気が自然と零れ。 ふと瞼を起こすと、彼の手元が見えた。
己が長らく憂いていた理由。 日焼けを知らぬ手背にポツリと落ちた痣。]
(173) 2019/08/02(Fri) 21時半頃
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…………、 …………………、
っ、やっぱり怪我になってるじゃないか!
[悲鳴に近い指摘。 思わず踏み込み、両手で彼の手首を捕まえようか。
目敏い反応は、さて。 彼の予想と当たっていたか、外れていたか。>>49*]
(174) 2019/08/02(Fri) 21時半頃
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―三週目―
[空は日々を増す事に星を拡げていくようだった。 星の落ちる頃、自分と彼は別れ、そしてまた瞬く頃に再会する。好きなのは青だ。夏の暑い日を思っているからこそ、足取りは夕暮れが近づくにつれて早くなった。>>153一歩が踏み込む距離のよう。
少しずつ繋がっていく、握り込む拳のように まだ何処か頑なな、>>155けど。]
(175) 2019/08/02(Fri) 21時半頃
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─ 病室 ─
[指が絡む>>169 感触は冷たい。なのに熱い]
へーき……かな。なんだか…… むずむずするけど
[落ち着く、という音が病室に滴って、]
(176) 2019/08/02(Fri) 21時半頃
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俺も ヤニクが怪我したと聞いて
もしかして君は死ぬのかもと思ったら どうして、触れないままで別れたんだろうと思った
[二度とその機会がないかもと思ったら、 苦しくて喉が詰まって、なのに頭だけは冷えたままだった]
[握り合った手の上にもう一方の掌を重ねて置いた]
(177) 2019/08/02(Fri) 21時半頃
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