219 The wonderful world -7days of SAIGAWARA
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[ 水しぶきの中、 蛇の頭を軸に、私自身を射出して。 ]
[ ── きっと、 あっという間に男の背にたどり着いた。 ……上手くいっても行かずとも、 私自身も重力に逆らえなくなるその一瞬で、 死神は 振り向いただろうか。 …目は 合っただろうか。
合ったなら きっと。 お嬢様のように 少女の様に、 たおやかに笑む私が、いたよ。 ]
(+37) 2017/06/21(Wed) 23時半頃
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── お ち て ?
(+38) 2017/06/21(Wed) 23時半頃
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[ 言った瞬間。 空中で死神の胴へ両の蛇を絡ませ、 その勢いのまま、地面へ振り下ろそうと** ]
(+39) 2017/06/21(Wed) 23時半頃
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[ ── と、無邪気に駆け寄る女の子。>>63
黒真珠ちゃんは目をすうと細め、 「無事でなにより」と微笑みます。
無事でなによりもなにも、 死神のお仕事はその魂を奪うことですが。
そして、ぶわーっと出て来る黒い何か。>>65 それについて話を聞けば、ああと事も無げに頷き。]
そこから湧いてるのかもしれないわね 精製陣から呼び出すんだとか、聞いたことあるもの
[ いつか遭遇した禁断ノイズ騒ぎの際には、 何のはたらきもしなかった死神ですが、 聞きかじっただけの情報をけろりと吐いた。*]
(@35) 2017/06/21(Wed) 23時半頃
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[さて、そんな感想はさておき、 また一組、残り少ない参加者たちが脱落したあたりで、 見覚えのある藤色の着物>>59が視界の端で揺れたものだから、]
あぁ、藤宮くん。 久しぶりだね。
[無事でよかったよ。壁に凭れたままに手を振り返した 死神の言葉は、本心からのもの。
だって、ねぇ。 理由あって、死神はここから動けない。 誰にも会えなかったら、それはとっても寂しいじゃないか。]
(@36) 2017/06/21(Wed) 23時半頃
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「蝶々みたいね。」
(@37) 2017/06/21(Wed) 23時半頃
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そう、サブミッション。 死神さんがころんだ、っていうゲームなんだけどね。
どう?挑戦してく?
[彼の様子は、先日と変わらない。敵意も殺意もない。 身構える様子もなく、 ゆるぅりと首を傾げる仕草に、死神は少しの安堵を覚えつつ、 手の中の青いバッジを、四つ、日の光に煌めかせた。*]
(@38) 2017/06/21(Wed) 23時半頃
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[ そう、笑った女は その時は、所謂、 “ファン”というものだと、思っておりました。
僕にとっての蝶々とは 人の手で、魂を吹き込む――紙のそれでしたから
そないに、弱そうかね。
なんて、冗談めかして笑った僕に 女は、ゆるり、首を振りました。]
(@39) 2017/06/21(Wed) 23時半頃
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それはどうも!
[ >>@28>>@29 サイキックを発動させながら、 宙を舞う死神を睨み付け続ける。
上昇する水の鮫は、黒の影を呑もうとするも、 振り下ろされる鉄パイプの先から、動けない ]
( あまり、長期戦にはしたくないわね ……! )
[ 生み出す水の量が多い程、 操る水の量が多い程、疲弊する。 だけど、省エネなんてしてられない ]
(+40) 2017/06/21(Wed) 23時半頃
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させないわ!
[ >>@33 鮫の頭が、見えない力でひしゃげる。 しかし、更にサイキックを使い、 下から上に押し上げる水の力を上げる。
―――― おそらく、長くは持たないけど、 それで問題ない。
あの死神の注意を逸らすことが出来れば、 あとは、]
(+41) 2017/06/21(Wed) 23時半頃
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[ >>+34 聞こえた声に、嫋やかに笑んだ ]*
(+42) 2017/06/21(Wed) 23時半頃
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[そうして、危うく被せる事になるところだったそれに、暫し黙してから。
『…いや、一つとは思えない。 東にあったなら、四方四神の如くだろうか。
…………、 既に壊したのか、 疵のないようで何よりだが、気は付けて。』
見たまま、の、その話を聞けば、恐らく最低でも東西南北にはあるだろうと憶測を述べる。 少なくとも、そこ一つにしては雑音の数が多過ぎるものだから、推測ばかりでもない。
…尤も。 忠告した矢先、いきなり妙な事をしているとは、生憎意識下の話では分かろう筈もなかった。>>59]*
(69) 2017/06/21(Wed) 23時半頃
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「捕まえたくても、捕まえられない。 たくさんの花に寄り添って、愛して そのくせに、どの花も、見てはいないの。
本当、あなたみたい。 観客を愛しているというけども あなた、誰も、みていないもの。」
(@40) 2017/06/21(Wed) 23時半頃
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「ねぇ、―――さん。」
(@41) 2017/06/21(Wed) 23時半頃
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[ そう、笑った女は、 その時は、既に、 ただの“ファン”ではなかったのでしょう。
僕にとっての名前とは 親しい人にのみ呼ばせるものでしたから。
なんで、知ってますの。
なんて、苦く笑った僕に 女は、細長い人差し指を、唇へと添えました。 ]
(@42) 2017/06/21(Wed) 23時半頃
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「また、会いましょう。―――さん。」*
(@43) 2017/06/21(Wed) 23時半頃
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『そう、わかった。会えたらそうしようか』
[>>51詳しい事を訊かないまま返事をしてしまう。 ナオなりに思う所があるのだろう、と。 これは信頼と、言えるのだろうか。
例えば、陽菜さんや林口さんなら、 話を聞いてくれたりするかもしれない。 思い浮かぶ相手が居たからこそ、 直ぐに返事を返せたわけで]
(70) 2017/06/21(Wed) 23時半頃
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座敷守 亀吉は、メモを貼った。
2017/06/22(Thu) 00時頃
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>>@35 うん。昨日は真っ黒蛙から逃げてたから、 なかなか合流できなかったのよね。
そういえば、熊さんもうあの 超カワイイ格好じゃなくなってる…!
[意識が飛ぶ直前は、確かに着ぐるみだったのに。 本人の気持ちは知らず>>14、残念そうな顔になった。]
せいせーじん… なんか、すごそう。 黒い生き物って召還生物だったんだ。
あれって、黒真珠ちゃんは大丈夫なの? 昨日ボコボコに蹴られてる人とか、いたけど。 超凶暴だったよ!
[自分達は基本は二人行動だが、目の前の少女は普段は多分単独行動。 心配そうな顔になった。*]
(71) 2017/06/22(Thu) 00時頃
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『僕ちゃうよー』 『作り方とかも知りませんし。』 『誰なんやろね、これ。』
[こてり、首を傾げる狐スタンプを添えまして>>@19 端末を落とさぬよう握りこみます。
死神歴三年。 長い方なのかどうか、知りませんが 名前だけ聞いて、さほど興味も抱かなかったもので御座います。
――まぁ、僕ならね 知ってたら、最初っから呼びかねませんが。
理由?
そら、おもろそうやし。]*
(@44) 2017/06/22(Thu) 00時頃
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[と、 余裕の顔をして、スタンプなんぞ送っておりますが 今いる場所と言えば ゆったりと落ち着けるような部屋でなければ 子供らの駆ける声に賑わう公園でもなく。]
なんや、えらい増えてますなぁ。
[ぐるりと唸り 羽音の響く
黒染めの群れの中に御座います。]
(@45) 2017/06/22(Thu) 00時頃
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── ──
『……ほら。 僕ひとりの用事に誰かを付き合わせるってのも、 迷惑でしょうから。』
[>>64 複雑を浮かべたかれの気持ちも知れない儘、 言葉を選んで、当たり障りの無い答を華として。 水面に そう、と載せる心地で、手放した。 ]
( ……臆。 何故、そんな事を聞くのだろう。 ” きみには、関係のないことだろうに。 ” 湧いた不思議は、其処からであった。 )
(72) 2017/06/22(Thu) 00時頃
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── → ホテルサティー ── [リツから居場所を聞けば、そこを目指す 12回程『跳んだ』あたりで
異変>>#4とその行く末に>>20遭遇する あまりの素早さにクマ殺しの異名をつけて ハッと気づいた時には姿は東へ向かっていた
声をかければ、どこへ向かうか聞けただろうか]
ねえ、藤宮さん… 後で、みんなで作戦会議しない?
[その前に、彼も自分も探しびとに会う方が 大事だと思ったから、声をかけて手を振った*]
(73) 2017/06/22(Thu) 00時頃
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―十王ストリート―
よ、 と
[此の世ならざる絶叫を背に 跳ねる足は、東へと。 此方側の人らには 狼やら、熊やら、狐やら、何やら まぁっくろな群れの大行進が、見られることでしょう。
先頭におりますのは、 こらまた、黒い羽根の死神が一人。]
(@46) 2017/06/22(Thu) 00時頃
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[雑音に、人のような情があるならば 僕の背には、数多の殺意が突き刺さっていることでしょう。 伸ばされる爪を、牙を躱しながらも 突き放すわけでなければ、撒くわけでもなく。 僕としましては、遊びでしかない。
そんな、下手すりゃ終いの追いかけっこ。
とはいえ、雑音と言いますのは 妙に移り気なものらしく 途中、参加者の姿を見たならば
其方へと、走り出すことでしょうが。]**
(@47) 2017/06/22(Thu) 00時頃
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(思うに、 怖かったのだ。 日の輝く時のみぞ咲ける華は、 日が隠れてしまう事を、日に厭われる事を。 その日こそが、 その日と云うものこそが、 益々と華の影を濃くしてゆくと言うのに。)
(74) 2017/06/22(Thu) 00時頃
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[何時か、庭先に埋えられていた椿があった。 日本の薔薇とも称される事の或るその花が、 ぽと、と目の前で首を落とした。
の首が落ちたようで、 ───なんとも言えずに目を逸らしたものだった。 翌年、稽古場の椿は咲かなかった。 全て刈り取らせたからだった。]
(あれも亦、女花でもあり、 けれども、古来から武士にも親しまれた花でもある。 何故なのだろう。陥ちる首、そのもののようだろう。 ……椿は好かない。)
(75) 2017/06/22(Thu) 00時頃
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[ なかなか合流できなかった、なんて、 ヒナちゃんが言うものですから、 死神はその危なっかしさに「まあ」と眉を顰めて、]
ほんとに、気持悪くて困っちゃう ふつうのノイズと違って、死神にも見境なしなのよね 一体誰がこんな面倒なことしたんだか
わたしも昨日はあの蛙たちにげんなりして、 なーんにもする気にならなかったもの
[ 軽く頬を膨らませ、そんな不平を漏らしてみれば、 目の前の女の子>>71は心配げな顔をしていて、
なんというか、やはり、 その気の良さは表彰レベルというか。]
(@48) 2017/06/22(Thu) 00時頃
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(”かれ”の名も亦、 花のあしらいがあると気付いたのは きみが亡くなってから。 その由来のほどは終ぞ、聴けなかった。)
[ ───密やかに。 迷惑を掛けず、散ってゆこうとする孤独花為れば >>66ふたつめの由為らず、ひとつめの由さえも、 伸ばされた枷に気づくには、蕾を硬く閉ざしていた。]
(…… 縛られている、と思い込んだのは 疲れて仕舞ったのは、 ─── 己の。 )*
(76) 2017/06/22(Thu) 00時頃
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手妻師 華月斎は、メモを貼った。
2017/06/22(Thu) 00時頃
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そうねえ、死神の子たちも、 結構やられちゃったみたいだし
はやく元凶を絶つなり、 ミッションこなしてきてちょうだいな
[ 3つめ。 思い浮かんだ「参加者が全滅するなり」は、 口にすること無く、死神はまた、 土くれ人形を思いのままに、 真っ黒な蝙蝠>>#4を土色の矢で射抜く。]
(@49) 2017/06/22(Thu) 00時頃
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(現在より、少し前の事。 >>73熊殺し──なんて、殺せちゃあ居ないんだが。
その異名を識った為ら、 随分と微妙な顔をしたろうが 知らぬが花、とも謂う話。)
……臆、奈直生君。 作戦会議とは、また改まったもんだが──…。 ……何処でやる気だい?
[ゆる、と首を傾げる序で。 その時は片割れを連れてなかったろう彼にそうと 話掛けてから、───、ひとつ。]
(77) 2017/06/22(Thu) 00時頃
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