人狼議事


158 Anotherday for "wolves"

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【人】 花売り メアリー


 おねぇちゃ…声……。

[この人は、初めから喋れたのか。
それとも声が戻ったのか。

それすら、推し量ることもできないくらい
少女は彼女を知らない。]
 

(98) 2015/05/20(Wed) 11時頃

小悪党 ドナルドは、メモを貼った。

2015/05/20(Wed) 11時頃


【人】 逃亡者 メルヤ

[昨日伝えた騒ぎ>>91さえも、
  なにも、なかったように。

  ふかく ふかく、
  海の底に沈んで。
  いままでの浅いねむりを
  一気に取り戻すよに、溺れていたなか。

  波が、かるうく、揺らめきを起こす>>93。]

  …… ―― ん、
 
  [賑やかしい、黒鴉の聲と。
   妨げる、赤鴉の声と。

   …… 疎ましげに、瞼をとじたまま  
      ひらひら 手を振った。 ]
   

(99) 2015/05/20(Wed) 11時頃

【人】 花売り メアリー

[口許には笑みを。
瞳の中には殺意を。>>70]

 …ッ!!

[殺される。]

[本能がそう告げて、わたしの瞳は瞠目。
それから眉をしかめて、少女はゆっくりと瞼を閉じた。]

(100) 2015/05/20(Wed) 11時頃

【人】 逃亡者 メルヤ


 …… 揺するなって、わかったから。
    もーちょい、寝かせてくれよ。

[表を揺らがせるひとみは、おおわれたまま。
 だからか、寝起きだからか。

 猫よりは狗に近い、
 それでもどっちつかずの『素』が表に零れた。
 (さして 狗のこころと、
  そう変わるものでもないだろうけれど。)
 
 一度、寝付けばまるで牙城のように
 家主の声と言えども、動じる気もなく。

 他人の家といえど、気にも留めることはないのは
 診療所で飼われた時からそう変わらない。]

(101) 2015/05/20(Wed) 11時半頃

【人】 小悪党 ドナルド

─ ジョスランの家 ─

[そろそろ日が昇り、文句なしの朝
空は晴れ、雲は白く流れて行く
昨日の騒ぎが嘘の様
そんな気が全く起きなかったのは

幼馴染みの家の屋根上
そして、その上空を鴉の群れが
舞い飛び止まり、カァとやけによく通る
甲高い声で鳴いていたから]


 …ジョス、いるのか?


[恐る恐る扉を開けて、中に入る──]

(102) 2015/05/20(Wed) 11時半頃

【人】 逃亡者 メルヤ

[床に伏せったまま、
 着いてゆく気もなく。

  ――― 警戒していた相手だというのに
   まったくの無防備を晒したままで、
   耳だけを立て、戸が閉じるのを聞いただろうか。

   そのまま 数分。
   ばたり、糸が切れたようにまた、沈んで。
   
   …… 今度は、深く水面に鎮めぬまま、
      ちょっと機嫌悪そうに むすり。 ]

  … 鴉が喚くから、目が冴えたじゃないか。

(103) 2015/05/20(Wed) 11時半頃

【人】 花売り メアリー

[諦観か現実逃避か。

瞳は閉じたまま
心臓だけが早く、駆けて…――]

[能弁な彼女が語る声を聞く>>78>>79

オーレリアを、マーゴットを、スティーブンを。
語る彼女の声色は朗らかで高らかで。

何故とか、どうしてとか、

胸にわく気持ちに蓋をして。]

(104) 2015/05/20(Wed) 11時半頃

【人】 逃亡者 メルヤ

[蒼の明滅を、繰り返し。
  窓硝子に、ぱちり。
   
   エンジェル・ブルーを添わせれば、
   二日ぶりに 明で止まる。 

   この『儀式』も。
    ―― もう、ほとんど、
       意味を成していなかったけれど。]

  [ 膝を立てるように、身を起こして。
    家主が居なくなったあと、

    ぎゃあぎゃあ 啼く、
    不吉な鳥たちを窓越しにみあげた。 ]

(105) 2015/05/20(Wed) 11時半頃

【人】 花売り メアリー


[死にたくない。

でも、もう生きていたくもない。]


[その二つの天秤が
  ぐらり   ぐらりと
その吊り棒を揺らす。]
 

(106) 2015/05/20(Wed) 11時半頃

【人】 花売り メアリー


[ドキドキと大きな鼓動に触れるように
その冷えた手を添えられたのはその時で>>79

思わず視界を開いて、彼女を映す。]


[そのいびつな微笑みを捉える。]


 

(107) 2015/05/20(Wed) 11時半頃

【人】 花売り メアリー

[重さを増した天秤が均衡を崩して、大きく吊り棒が傾く。]

 たっ…助けて…ッ!!!
 誰か…誰かぁっ!!!!

[弱り切ったわたしの声を
聞いてくれる人はいたのでしょうか。]

(108) 2015/05/20(Wed) 11時半頃

【墓】 宿屋 ルパート

─ 4日目・宿屋裏手 ─

[暗い森をスティーブンと抜けて後、
男の姿は、淡く生前の姿を模した形で見慣れた宿の傍にある。
裂かれた喉から滴っていた血は、今は止まっている。

ただ、男の輪郭は淡々としたまま、
短い間昔日の姿を戻していた頭髪も再び白く薄くなっている。
どうやら、この場に在るにはそれが相応しいようだった。
心を映すということなのだろう]

メアリー、…グレッグ。

[村に入った男が真っ先に探したのは、この二人だ。
もっとも気がかりな名を求め、生前の我が家へ向かう。
そこには幾つかの人の気配があるようだった。
ゆらり、幽霊はそちらへと漂う]

(+49) 2015/05/20(Wed) 11時半頃

【墓】 宿屋 ルパート

グレッグ………!?

[そこで目にしたものは、
獣の姿でクラリッサに襲い掛かる甥の姿だ>>4:315
それに、男は信じられないといった様子で目を見開いた。

愛娘の悲鳴が響く>>4:321
咄嗟に、甥に向かって腕を伸ばした]



            ────…グレッグ!

(+50) 2015/05/20(Wed) 11時半頃

【墓】 宿屋 ルパート

[必死に伸ばした腕も指先も、彼を通り抜けて行く。
分かっている。
分かっていて尚、手を伸ばさずにはいられなかった。

すり抜けると同時、耳が彼の唸りを間近に聞いた。
甥の瞳を、そこだけは姿変わっても変わらぬものを間近に見る。
必死に、懸命な目をその場に見た]


              ( …ああ、)


[その瞬間、分かったと思った。
この”息子”の想いを、確かに聞いたと思った]

(+51) 2015/05/20(Wed) 11時半頃

【墓】 宿屋 ルパート

やめろ、グレッグ…!

[それでも尚、訴えてしまうのは、
彼もまた”大切なもの”であったから。
大切な家族、かわいい子どもであったから]



  やめろ………!

(+52) 2015/05/20(Wed) 11時半頃

【墓】 宿屋 ルパート

[彼の耳に訴えが届くことはない。
獣の低い悲鳴、そして衝撃があって振り返った。
小さな狼が、グレッグの足に噛り付いている>>4:342

娘だった。
必死に彼を引き止めようとする姿に、男の顔が歪んだ。
大切なもの。大切な子どもたち。
二人を、二人とも守ってやりたかったのに]

(+53) 2015/05/20(Wed) 11時半頃

【人】 逃亡者 メルヤ

  ――― … あーァ、

  やっぱり 鴉のところなんざ
  泊まるもんじゃあ、ないねえ。

[ 嘲るよう、
  
  ―― 寂寞から逃げるみたいに、
     苦手な相手のうちでさえ泊まりこんで。

  からから 烏にわらうよで、
  とおい響きが返ってくるのは、

    猫自身に、だった。  ]

(109) 2015/05/20(Wed) 11時半頃

【墓】 宿屋 ルパート

[顔を上げれば、立ち竦む娘の姿が見えている>>+24
先に言葉交わした彼女に今は声を掛けることなく、
ただ視線が交わる一瞬に、男の顔はくしゃりと歪む]

 グレッグ…!

[サイラスの足が、甥の首目掛けて蹴り込まれた>>4:349
庇っても、邪魔のしようはなかった。
男の蹴りは何の抵抗もなく、狼の首元に突き刺さる。
痛みを受ける顔で、鋭い獣の悲鳴>>4:352を近く聞く]

(+54) 2015/05/20(Wed) 11時半頃

【墓】 宿屋 ルパート


…──お前は、

[どうして。を、男は紡がない。
そんなことは痛いほどに分かっていた。
彼がこのようなことをする理由は一つしか浮かばない]

(+55) 2015/05/20(Wed) 11時半頃

【墓】 宿屋 ルパート

っ、ばかな……

[俯いて、それ以上の言葉は出なかった。
ベネットの、サイラスの声が聞こえる。
グレッグがサイラスの下に押さえつけられる。

やめてくれと叫びだしたかった。
実体があるならば、彼を殴り倒してでも甥を逃がしたかった。
彼らは決して見逃しはしないだろう。


 ”怪しきは罰せよ”と。


自らの例を引くまでもなく、投票を始めた時──いや、
族長が教会に皆を集めた時から、決まっていたのだから]

(+56) 2015/05/20(Wed) 11時半頃

【墓】 宿屋 ルパート

グレッグ、

[獣姿を解こうとしない甥の傍らに幽霊が座り込む。
サイラスを突き飛ばし駆け来た娘>>4:358に目を向けた]

メアリー、

[必死に敵意を剥き出す娘の姿に、辛い表情で眉が寄る]


 二人とも………

               ( … すまない。 )


[守ってやれない子どもたちに頭を垂れ、
共に抱き寄せるように一瞬二人へと額を寄せて]

(+57) 2015/05/20(Wed) 11時半頃

【墓】 宿屋 ルパート

[そうして、無残に連れて行かれる甥を見送るのだ。
それを止める力は、命を落とした男にはない。

愚かしい話じゃないか。
結局、旧い友を苦しめその手を汚させ我侭に、
けれど少しは彼らの守りの為にと死を望んだ先がこの有様だ。

とはいえ仮に生きてこの場にいたとしても、
恐らくグレッグに加勢しただろうなという程度で、
たかが一人一匹の力で抗ったとて、何も変わらなかったかも知れないけれど]

(+58) 2015/05/20(Wed) 11時半頃

【墓】 宿屋 ルパート

[甥の命が奪われる場に、男は立ち会うことはしなかった。
その代わりに、彼が傍に居れない代わりに、
意識を失い地に崩れ落ちた娘の傍>>4:373に寄り添った。

大丈夫と言ってやる声も、撫でる手も持たないけど。
涙で濡れた頬を見つめて傍らに居た]


 …────、


[命のまたひとつ消える気配>>18
それを命なき者の鋭敏さで感じて、男は顔を持ち上げる。
遠く虚空に人狼の、音なき悲痛な声が*木霊する*]

(+59) 2015/05/20(Wed) 11時半頃

【人】 逃亡者 メルヤ

[ 指と、指を、重ね合わせ。
  ――― 背伸び、ひとつ。

   弾けるように、
    外円をなぞるよに、

     腕を、振り下ろす。 ]

 [ まだ、すこし眠気ののこるまなこで。
    濡れ羽色の睫毛の湿りを拭って、

    がらり。

  硝子を開けたなら、
  玄関からじゃあなく、
  また 猫のよに 窓から抜け出て。
  ぴたん と 最初からなにもいなかったよに。

     ――― 外へ、 逃げてゆく。 ]

(110) 2015/05/20(Wed) 11時半頃

【人】 小悪党 ドナルド

[扉から差し込む光に照らされた幼馴染みは
無言で紅い池の上に横たわっていた]


 おい、何だよ…これ


[白い肌の喉元に咬み傷
胸から腹まで裂けた肉は潰れた石榴
金の髪は血に塗れ赤黒く

だが、鉄の臭いが混じる生臭さに
やはり肉なのだと理解する

心の臓がある位置は肉が抉られ
そこだけ、ぽっかりと空いた状態
四肢や頭部が無傷な分
その空がやけに目に止まって痛々しい

暫く言葉が出ず、どれ程立ち尽くしていたか]

(111) 2015/05/20(Wed) 11時半頃

花売り メアリーは、メモを貼った。

2015/05/20(Wed) 11時半頃


宿屋 ルパートは、メモを貼った。

2015/05/20(Wed) 11時半頃


【人】 逃亡者 メルヤ

 ― → 宿 ―

[起きた場所に、
 足跡代わりの、銀の刃ひとつ残し。

 逃げゆく先は、
 墓場参りに、でも無く。
   …… 診療所に、でも無く。

  ぶらり、

   足取りは、 

   ―― 花屋を避けるよう、
   (どうしても、八つ当たりの感情が
     ふつり と 湧き出てしまうんだ )

  疑いの矛先、
 (猫は、聞かなかったから、未だ知らないけれど)
  もう一人しか残っていない宿屋の、方へ。 ]

(112) 2015/05/20(Wed) 12時頃

【人】 小悪党 ドナルド

[辺りに誰かの気配があるか
そこに思考が行ったのは

一頭の鴉が入り込み
カァと一声、鳴いたから

耳を澄ませど気になる気配や音もない
少なくとも、この家の中には誰もいないだろう]


 ああ、このままじゃ可哀想だな


[寝台から布団を剥いで、さっと被せるが
それも見る見る紅く染まって行って
どうしようかと考える]

(113) 2015/05/20(Wed) 12時頃

【墓】 見習い医師 スティーブン

[からかわれたので、じろりと睨んでやった。
父の晩年を思い出した。
輝かしい光を頭に頂いていた。
ああなる前に死んでよかったと少し思った。

月は煌々と照っている。
残酷なまでに生前と同じく美しい月が。]

 ───。

[語られる言葉に静かに耳を傾けている。
「あの子らの声を聞く余地は
なかっただろうか」……そう言われて、
空を見ながら考える。

「過ちは一族の手で正さねばならない」
そういう前に話を聞くべきだっただろうか。]

(+60) 2015/05/20(Wed) 12時頃

【墓】 見習い医師 スティーブン

…わからない。

[見えぬSOSに手は差し伸べられなかった。

水平を保っていた両の天秤で
生ぬるさの中、気づけなかったことに
ルパートは気づいていたのだろうか。

向けられた視線に、ゆっくりとそちらを見る。
>>+42
昔と変わらぬ柔らかい口調と、
年長者としての
少し固い口調が混ざり合っているようだ。

助けたかったという言葉は本当なのだろう。
同族を殺したいと思ったことがないというのも
彼の口ぶりから、実行犯ではなく理解者だったのだろうかというのも]

(+61) 2015/05/20(Wed) 12時頃

【墓】 見習い医師 スティーブン

(──……君は、
わかってて、あんな、)

[誤解させるような言葉の意図を理解して
苦いものを飲み込んだ。
馬鹿、という言葉は内心に留めておく。]

 ……そうかい。

 僕は──。

[言葉を止める。首を振る。

死んだ人間の娘を思って絞り出された嗚咽に
何より突き動かされていた。
あれは悪手だったのか。
手負いの獣を更に追い詰めることだったのか。
そもそも───……。

今となっては、考えても詮無きことだ。]

(+62) 2015/05/20(Wed) 12時頃

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