35 星降る海岸に纏わるエトセトラ
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[いつものように夕飯の希望を尋ねられ、ふむと思い巡らす]
そうだなぁ、南瓜が食べたいかな。昨日の話を聞いていたら、とても美味しそうだったから。
[今までと同じ、変わらぬ遣り取り。そのことに、酷く安心している自分。いつもと同じように、その場で見送ろうとして。振り返った彼の言葉に、目を瞬く]
うん、……そう、だな。知られて困る相手でなければ、記憶を操る必要もなかろうし。 それならきっと、この家もこの村も、あの海岸も、今までの全てを知っているのだろうなぁ。
[悲しくないですから。そう言った一平太の瞳をじっと見返して。口許だけ、淡く、笑った]
(139) 2011/08/17(Wed) 22時頃
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[ひとりに戻った部屋で、文机の前に座ったまま、障子戸の隙間から青空を眺める]
どうして、そういうことを言うんだ。
[ぽつりと、零す音。眼鏡を外し、瞼をこする]
その方が悲しくない、なんて。「忘れられる側」の想いじゃないか。
[わななく唇を噛んで、じっと片手を握りしめる]
僕は……、僕は、
[部屋の片隅に置かれたからくり細工。羽衣を持つ青年が、じっと源蔵の背を見詰める]
いっそ、海の魚になってしまいたい。
[零れた声は、あまりにか細く。息を詰まらせ、途切れて、消えた]
(140) 2011/08/17(Wed) 22時頃
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船大工 団十郎は、メモを貼った。
2011/08/17(Wed) 22時頃
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[どれくらいの時間、座り込んでいたのだろうか。ふと、空き地の方から声が聞こえ、意識を引きもどされた]
――…おしの?
[思い浮かぶは昨日の講義と、その時彼女が見せた笑顔。 縁側に出て下駄をつっかけると、中庭に出て裏木戸を開ける]
……おや、勝丸だったか。こんにちは。 おしの先生なら今日はたぶん来られんぞ。怖いお偉方から、役員にされてしまったからな。
[それから今朝団十郎にしたのと同じように、長老の様子をおどろげたっぷりに話してみたのだが。多少の抑えにでもなるかと思ったが、さっぱり効き目はないらしい。あっさり話を変えられてしまい]
ん、あぁ、何か奇妙な設計図であったよ。研究のうちに拾ったのかなんなのか、ああいう図面は彼の専門ではなかろうし、僕に見解を求めにきたようだった。
[自分が直接応対したわけではないので、一平太からの報告を思い出しながら]
あぁ、なんでも、「星まで届く、空飛ぶ船」だそうだよ。
(141) 2011/08/17(Wed) 22時頃
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発明家 源蔵は、メモを貼った。
2011/08/17(Wed) 22時頃
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――神楽邸・縁側――
[明之進の部屋を、そっと覗き込む。
塀際の木に結わえ付けた、いつもの包み。 それは明之進と日向の、きっと大切な習慣で。 邪魔をしたくはないのだけれど。]
(142) 2011/08/17(Wed) 22時頃
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門下生 一平太は、メモを貼った。
2011/08/17(Wed) 22時頃
明之進は、私室で書簡を開いている。浮かんでいるのは、どこか、困ったような笑み。
2011/08/17(Wed) 22時頃
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―鳩渓堂の空き地―
ほ、星へ!?
[とてつもない言葉が出てきて ...は大声を出して驚く]
つーか、どんなところでそんなもん拾ってきたんだよあいつは…。
あ。
(143) 2011/08/17(Wed) 22時頃
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─ 神楽邸・私室 ─
[小鳥は止まり木に残したまま、私室へと戻り、開いた書簡。 綴られた文字を追ううち、自分でも気づかぬ内に浮かんだのは、どことなく苦いものを帯びた、困ったような笑み。 けれど、それは不愉快さを感じているようなものではなく。 純粋に、どうしたものか、と考えてしまっているような、そんな表情だった]
……星にかける願い……ですか。 今はこれ以上、何も望めぬというのに。
[零れ落ちるのは、こんな呟き]
星に望めば……もし赦されるなら、治るかも知れませんけれど、ね。
[小さく息を吐いて、僅かに目を伏せる。 部屋を覗き込む気配には、気づいていない。>>142 縁側の止まり木の小鳥は、『なにしてるの?』と言わんばかりに首を傾げているのだが]
(144) 2011/08/17(Wed) 22時頃
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落胤 明之進は、メモを貼った。
2011/08/17(Wed) 22時半頃
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あの。 朝ちゃんは、未来のことは聞かないで、っていったの。 だから聞けないの。
明さまも、答えられないことは、答えないでいいです。
ほんとは、あたしが朝ちゃんのことを知ってるのも、内緒にしなきゃいけないんだろうけど。 明さまは、きっと怒らないでくれそうだから。
[明之進の背中に、突然そう話しかけた。]
(145) 2011/08/17(Wed) 22時半頃
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―空き地―
本当になぁ。そこらに落ちているもんでもあるまいに……。
あ?
[勝丸の漏らした声を、首を傾げて反復する]
どうした勝丸。何か心当たりでもあるんじゃないだろな。
[首傾げたまま、真顔で、笑っているようなそうでもないような声で問いかけた]
(146) 2011/08/17(Wed) 22時半頃
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[...が思い当たる場所は一つしかなかった。 既に禁を侵して侵入していても不思議じゃない]
もしかして星降る海岸か?
[けれど、その発想は ただの子供らしくない、あるいは一度そこに行ったことがあるからのものと目の前の人物には気付かれただろうか]
(147) 2011/08/17(Wed) 22時半頃
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未来からは、何人も来てる人がいるのかな。 皆。ううん。ええっと。 たいていの人は、帰りたいんだよね。きっと。
お祭りの満月の日の海岸からしか、行ったり来たりできないんだよね。
朝ちゃんが帰りたくないなら、帰らなければいいと思ったの。 ここでは誰も、朝ちゃんが帰らなくても、いなくならなくても、困らないし。 あたしは朝ちゃんがいてくれたほうが。嬉しいから。
(148) 2011/08/17(Wed) 22時半頃
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それでもし、今年帰らなきゃいけないんだとしたら。 どうしてもうまく帰れない言い訳があればいいんじゃないかと思ったの。 例えば、お祭りの『役』があるでしょ。 あの、お燈火運びの子とかは、お祭りの夜までずっとお篭もりして『潔斎』しなきゃいけないよね。 もしそういう役に選ばれたら、どうしても抜け出せませんでしたって。 帰れなかった理由になるでしょう。
そうじゃなければ、うんと大勢の人が星を見に海岸に行くように誘ったら。 きおくそーさがうまくできないくらい、大勢ね。 そしたら、やっぱり帰れないよね。
(149) 2011/08/17(Wed) 22時半頃
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……ほう。
[眼鏡の奥の瞳が、かすかに細まる]
面白い意見だね。どうしてそう思った。
[日頃私塾で子供らに意見を促すのと、さほど変わらぬ口調のままで]
(150) 2011/08/17(Wed) 22時半頃
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あっはっはっは…。
[急に声を張り上げて笑い出す。 しかしその声質は、どこか固い]
(151) 2011/08/17(Wed) 22時半頃
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―海岸― [どれ程の間、そうしてぼんやりと佇んでいただろう]
…えっ?
[掛かる声>>137にはっとして振り返ったが、急に体勢を変えたのが良くなかった]
わ、わわっ、ッ!
[ぐらりとよろめいて、海の方へ、一歩、二歩と後ずさり]
――――――――――ばしゃあん。
[大きな水しぶきを上げて、海の浅瀬に尻もちを付いた。 張り子の円盤を濡らさないように、慌てて頭上に掲げたので、何とも不格好な対面となってしまった]
……………………。 え、ええと。少し涼しくなりました。
[真顔のまま、しかし何処か転んだことへ照れ隠しするように小首を傾げた]
(152) 2011/08/17(Wed) 22時半頃
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お騒がせしまして、すみません。 こんにちは、団十郎様。
[水から、ゆっくりと立ち上がる]
そういえば、源蔵様の所にまたいらっしゃったそうですね。 お志乃様の傘、上手く完成しそうですか?
(153) 2011/08/17(Wed) 22時半頃
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源蔵は、急に勝丸が笑い出したのを見て、ぎょっと目を見開いた。
2011/08/17(Wed) 22時半頃
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いやー、そんな変なものが落ちてるなんて この村じゃあ、行ったことの無い星降る海岸くらいしかないと思ったんですよ。
行ったことの無い星降る海岸には、村人は入ったりしないから、いっぱい何かが落ちてたりするのかなー
……って。 [急に立て直そうとしてパッとここまで出たのは我ながらあっぱれだ。 だが、行ったことの無いを二回言ってくどいのは、気付いていない]
(154) 2011/08/17(Wed) 22時半頃
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勝丸は、ごまかすためもあって、大ぶりでなぜそう思ったかを説明した。
2011/08/17(Wed) 22時半頃
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[眼鏡の鼻あてをくいと押し上げて、ずれた眼鏡を戻す。ぱちぱちと瞬きしつつ、勝丸の演説に耳を傾けて]
そうか。うん。
ではここで問題だ。「行ったことのない」「村人は入ったりしない」海岸で、「設計図」や「いっぱい何か」を落としたのは、いったい「誰」だろう。
[いつもの私塾と変わらぬ、淡々と穏やかな声で問いかけた]
(155) 2011/08/17(Wed) 22時半頃
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─ 神楽邸・私室 ─
[さて、返事をどうしようか、と。 そんな事を考えながら文机に向かおうとして。 気づかぬ相手からの呼びかけは余りにも唐突で。>>145]
……え?
[知らず、上がったのは、惚けきった声。 振り返った先にいたのは]
……ゆう? どうしたんですか、いきなり……。
[唐突な内容が頭に浸透するまで、少し時間がかかるが。 朝顔が、夕顔に事情を話していた事には、理解が追いついた]
……なるほど。 ゆうがいるのに、あんな話ができたのは、それでですか。
[小さく息を吐いて、連ねられる言葉を聞く]
(156) 2011/08/17(Wed) 22時半頃
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え、あ、おおい!?
[急に声を掛けたのがいけなかったか、一平太はよろけて浅瀬で尻餅をついてしまったようだ]
大丈夫かよ、おい。
[駆け寄るよりも、一平太が自分で立ち上がる方が早く]
……あいかわらずだなあ。
[いつも通りの真顔へ、苦笑を見せた]
お騒がせってこたあねえが…… ま、この陽気なら、着物の方はすぐに乾くだろ。
(157) 2011/08/17(Wed) 22時半頃
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ああ、傘はあらかた仕上がったよ。 源蔵先生のおかげだな。 ちょっと見ただけで、こう、図面へさらさらーっと。
[書き込みをする源蔵の手つきと、真面目な顔つきを真似てみせ]
ところで、ずいぶん大事そうなもんだな、そりゃ何だい。
[転ぶ自分の身よりも庇っていた、張り子らしきものへ視線をやった]
(158) 2011/08/17(Wed) 22時半頃
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……何人来ているのかは、私にもわかりませんね。 元々、私は九年前に『帰る』のを拒絶してから……向こうとの関わりは、断っていましたから。 ですから、今、ここにいる他の『彼ら』がどうしたいのかは、全くわかりません。
[探そうとも思わなかったし、余計な詮索をされたくもないから、記憶操作も甘んじて受け入れていた。 もしかしたら、向こうは違和感を覚えていたかも知れないが]
ん……あさがそれを望むなら、この村の皆は、そのまま受け入れてくれるでしょうね。 私の時と、同じように。
……問題は、どのように、『その時』をやり過ごすか……ですか。 確かに、『役』につくか、それとも『戻る事』自体を叶わぬものにするか、の二択ですが……。 他の『彼ら』が、戻りたいと願っている場合、後者は難しいでしょうね……。
(159) 2011/08/17(Wed) 22時半頃
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うん。 帰りたい人が、もし――いるなら。 そういう人の邪魔は、しないほうがいいよね。
でもね――。
[ほんとうに悩んでいること。 それは――。]
朝ちゃんは、ほんとに帰りたくないのかな――?
ほんとにほんとうに、どうしても帰りたくないなら。 あたしに言わないで、ずっとあたしの妹のままで。 ここにいてもよかったんだもの。
(160) 2011/08/17(Wed) 23時頃
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それは俺もわかんねえよ…。
うーん。 [その設計図を見てみない事には、なんとも言えねえ。 いや見たって子供にはわからない事だらけだろう。]
そうだなあ。 星の住人とか?
星は降りてくるけれど 戻っていくそぶりはねーだろ。
[流星の事を表すように 右手の人差し指をめいっぱい高く上げて 海岸のほうへと流れるように指先を動かす]
だから、帰るために そういう星まで届く船を作ろうとしたんじゃないかなあ。
[ぐぅ。と真面目に考えた事もあって、腹の虫が鳴く]
(161) 2011/08/17(Wed) 23時頃
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……ええ。
[自分の時も、帰るのを是とする者と色々と揉めて。 結局、最後は『こちらで死んだ事にしろ』と叩きつけた。 その方が都合のいい者が多かった事を知っていたから。
そんな事を考えていた所に、零された疑問。>>160 緩く首を傾いで、一つ瞬いた]
ん……確かに、そうですね。 何も言わずに、そのままでい続ける、という事もできたはずです。
でも……ね、ゆう。
本当は帰りたい、というなら、それこそ何も言わなければいい。 そうは、思いませんか? 何も言わず、記憶を書き換えて、消えてしまえばいい……わざわざ、禁を犯す必要はない……と、私は思いますけれど。
(162) 2011/08/17(Wed) 23時頃
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[明之進の言葉に、こくりと頷いて。]
うん。 朝ちゃん。あたしのほんとうの妹になりたいんだって。 だからあたしに話したんだって。 そう言ったの。 それで、あたしが許すなら、帰りたくないって。
でも、朝ちゃんも、帰りたくないだけじゃないんだと。思うの。
未来の人にも、きっと父様とか、母様とか、きょうだいとか。 友達とか。 いるんだよね。 それともお話の天人みたいに、そういう人たちがいなくて生まれてくるのかな。
それでも。きっと。 やりたいこととか。 いろいろあるよね。
(163) 2011/08/17(Wed) 23時頃
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鍛錬が足りませんね。 こんなことでは、勝丸様に笑われてしまいます。
[大丈夫かとの問いにこくりと頷きながら、少しだけ楽しげに呟いて。 着物の裾を絞りつつ、一度だけ太陽を見上げた]
ええ。今回ばかりは、お日様に感謝しなくては。
―――…転んで着物を濡らしたなんて、まるで子供みたいなこと。 ふふ、源蔵様や兄様には内緒ですよ?
[そっと人差し指を口元にあてる]
(164) 2011/08/17(Wed) 23時頃
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朝ちゃんは、未来のこと。 何だかあんまり好きじゃないみたいな言いかたするんだけど――。
朝ちゃんは、自分のこと。 すごく駄目な子だと思っているみたいだけど――。 そんなことないと思うの。
未来にいたら、駄目な子だから。 だからここにいたいっていうのは。 何だか――つまらないと思うの。
(165) 2011/08/17(Wed) 23時頃
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源蔵様の頭の中は、 どうしてあんなに沢山の知識と知恵が詰まっているのでしょう。 それを形にできる団十郎様の腕も揃えば、鬼に金棒ですね。
お志乃様の傘が仕上がりそうで良かったです。 役員さんをするにしても、この暑さの中では大変そうですから。
[源蔵のまねをする様子には数度瞬いた後、「似ている」と言うかのように小さく肩を揺らした]
――――――…嗚呼、これですか?
[問われ、張り子の円盤を相手へと掲げて見せる]
源蔵様が作ってくださった、宇宙船の模型です。
仁右衛門様が持って来た「設計図」を元にした、 『星まで届く空を飛ぶ船』だそうですよ。
(166) 2011/08/17(Wed) 23時頃
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双子 朝顔は、メモを貼った。
2011/08/17(Wed) 23時頃
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―定吉の店―
スイカ、 …おもい、なぁ。
………おも い な あ
[スイカの包みを片手では支えきれなくなって、 ついには、真っ赤な顔して両手で抱える格好となって、息も絶え絶え、辿りついたのだった。
定吉へスイカをあずけ、肩で大きく大きく息をする。]
(167) 2011/08/17(Wed) 23時頃
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[勝丸の言う説に、ふむと顎に手を当てて唸る]
それは僕も気になる。降りて来た「御先祖」たちがどのように帰るのか、伝承には記述がない。
[だんだん勝丸そっちのけで、頭の中が考えで埋まりそうになって。 聞こえた腹の虫に、それは遮られた]
……ふふ。上がっていくか?貰い物のせんべいがあるぞ。 興味があるなら、設計図も見せてやろう。見せずにおいて、拾いにいかれてもかなわんしなぁ。
[そう言って、小さく笑った]
(168) 2011/08/17(Wed) 23時頃
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