206 “ J ” the Phantom thief
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[くつり、くつり。 零した笑みは、暗闇へ溶ける。]**
(114) ryusei_s 2017/01/13(Fri) 22時半頃
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莫迦なひと。怪盗という立場がなければ、 …… 何にも、できないのね。
[ わからない、できない、 して欲しかった、したかった。
其れ等はすべて、怪盗を軸にしたもの。 貴方も私も、怪盗なんかじゃあなくて。 唯の記者と、唯の探偵。 怪盗に僅か、指を伸ばすことさえ叶わなかった。 去り際にもうひとつ、音を残して。 ]
(115) ゆら 2017/01/13(Fri) 23時頃
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[ …… そうね、私たちには、 これがお似合いなのかもしれないわ。 温もりの残る毛先に軽く口付けを。 黒は、ひとつふたつ瞬いて、 …… ─── 空の星に祈るのは、 ]
………………… 。
[ 寂しがりやなのは、私の方だったのかしら? ひどいひと、意地悪なひと、莫迦なひと。 いつだって、薔薇に集る害虫駆除ばかり。 でも、偶にはカモミールも主役でいたいじゃない? 王子様の迎えを待っていることさえも、 脇役の私では、できないことなのね … ── ]
(116) ゆら 2017/01/13(Fri) 23時頃
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[ 棘が、刺さるみたいに。 彼の言葉を反芻し、最後の笑みを浮かべては、 最後に触れた筈の彼の心は、 掌の中を開いてみても見当たらなくて。 ]
(117) ゆら 2017/01/13(Fri) 23時頃
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[ 推理の基本は消去法。 言うのは簡単だが、実践はひどく難しい。
幾人かと会話を交わし、 どこか釈然としない想いを抱えながらも、 接触を図ったのは…キルリアだった。 理由はほぼ消去法。 怪盗として不自然な行動を除外した結果だ。
しかし彼の言動にもまた、 人の話を聞く…見極める態勢を感じた。 探偵や刑事などが怪盗を探しているのか、 逆に怪盗が、脅威になる者を探しているのか。
それを知りたかった、というのも、 理由の一つだった。
………しかし、 ]
(118) Ar_nelico 2017/01/13(Fri) 23時頃
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[ ─── バチン!
一瞬にして夜の帳が下りる。 照明に慣れた眸は、何も映してはくれない。
響くストラディバリウスの音色は、 むずがる子を宥めるような響きを伴うけれど。 そこに真実はなく、 求めた光明も、ありはしない。
…本業でもない一介の学者に、 探偵としての能力は不足している。 突き止めるだけの力量はないのだ。
再び明かりが灯った時には、全て終わった後。 赤の女王は、誇らしげに台座に鎮座していた。 ]
(119) Ar_nelico 2017/01/13(Fri) 23時頃
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…今のは、 “J" の仕業なのでしょうか…? そうだとすれば、盗みは失敗 私がここに留まる理由もあるまい
[ ミセス・ビアンカに挨拶をした後は、 絨毯を踏みしめ、場を辞そうと踵を返す。
…ひとつ。 知己の墓の場所を知りたくもあったが、 当の女中は取り込み中。 宴での出会いに、水を差すつもりもない。 ]
(120) Ar_nelico 2017/01/13(Fri) 23時頃
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[ 男は知らなかった。 “J” と薔薇の令嬢の、薔薇下の逢瀬など。 男は知らなかった。 刑事と、現場で顔を会わせる事はもうないと。
…男は、知らなかった。 知己の娘が、探偵になっていようとは。 再びここを訪れても、 果たして彼女はいるかどうか。 ]
(121) Ar_nelico 2017/01/13(Fri) 23時頃
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[ …数多の手掛かりを、真実を取り零しながらも、 男はまた事件の渦中へ足を運ぶのだろう。 恐らくは “J" の現場にも、時折。
追われる少女には迷惑極まりないだろうが、 男には知る由もない事だ。 ]
(122) Ar_nelico 2017/01/13(Fri) 23時頃
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[ ─── 男の求める真実は今も尚、
ロンドンの霧に隠れている。 ]
(123) Ar_nelico 2017/01/13(Fri) 23時頃
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[壁際で息を整えながら音楽へと耳を傾けている>>39。 いつも聞いていた音楽は酔っ払いの調子の外れた歌声か、子供の甲高い声だけで。
―――こんなにも美しい音楽があるなんて、知らなかった]
[そして、明かりが灯っていく>>80。明かりがついた直後では目が慣れなくて細めていたが、ぱちぱちと拍手がなる音が聞こえればそちらの方を向く。
ああ、そこには彼女がいた]
………
(124) syuo 2017/01/14(Sat) 00時頃
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[目を凝らしながら、彼女の一挙一動をよく見てみる。 この拍手は彼の演奏>>19への、そしてこんな“演出”をしてみせた女主人への賛辞のものだと彼女は語る>>81]
…ぇ
[微かな違和感。だけどすぐに消えてしまう。
様々なピースが合わさって、巧妙に真実は隠された。 私はそれを拾い上げることも、つなぎ合わせることもできない。
それだけは、心のどこかでわかったのだ]
(125) syuo 2017/01/14(Sat) 00時頃
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―epiloge―
[かさり、と紙がこすれる音がする。
それに伴い、ひそひそこそこそ、声も聞こえて]
「ねえ、聞いた?最近の話なのだけど―」
「あそこの屋敷って―」
[いつもどおり、私はメガネをかけ直し。ふう、と息をはいて席を立つ。
さあ、いつもどおりいつもの声で、いつものセリフを]
(126) syuo 2017/01/14(Sat) 00時頃
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[図書館は、神聖なる場所だ。 そこは誰にだって開かれているし、誰だって来ることができる。
あの時あった人たちも、いつかここで会うこともあるのだろうか。
それとも、もうないのだろうか]
(まあ、それでも)
[いったことは、無駄じゃなかったと思う。いくつもの謎は隠されたままだったけど。
それはそれ、だ]
あなたたち―…
[凍える鉄槌は、今日も振り落とされる**]
(127) syuo 2017/01/14(Sat) 00時頃
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[ 会場が闇に包まれたのは、かの男性と別れてそう時間も経たない頃。 何かの余興か、と考えてから、脳裏によぎるのは"J"の存在。 なんだかんだとずっと話題だった人物。 本当に現れるのだろうか、なんて僅かな期待。 しかしパーティの片隅で佇む自分には
かの人物が女王に手を伸ばしていることなど その手を その口を塞ぐ者がいることなど
気づく術など持っていない。 ただぼんやりと闇に慣れていく目を女王の鎮座するであろう方へ向ける ]
(128) k_382 2017/01/14(Sat) 01時頃
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[ けれど、当然というべきか ]
…………賭けは持ち越しだな
[ 彼か、彼女か、 真っ赤な女王がそこに在り続ける、それは全貌不明のJが 現れなかったことに他ならない。 そう見える。何も知らない舞台の観客程度の自分には。 だって彼女らの物語になんて気づきようがないだろう。
土産話は女王の赤だけだなぁなんて呑気なことを考えて。 きっとパーティのこと、宝石のこと、Jのこと、根掘り葉掘り聞いてくるだろう姪に何を話そうかなんて考えながら。
"平和な"パーティを 僅かに心の奥に湧く何かを抑えながら、 それを楽しむ観客の一人のように笑って過ごしただろう ]
(129) k_382 2017/01/14(Sat) 01時頃
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[ さて、ここにはもう用はありません。 険しい表情のマダムへ別れの言葉を告げたなら 娘はかつかつとヒールを響かせ 〈 クイーンハート 〉から遠ざかってゆきます。 娘が望んでいたのは、宝石への謁見ではなく “ J ”の登場でしたから。 何も、思い残すことなどないのです。 けれど────… ]
…………、
[ かつり、足を止めました。 青い瞳が映すのは、触れ合う男女の姿。>>91>>93 一人は、白を取り払ったカモミールの彼女、 もう一人は、その彼女と手を取り踊っていた 名も知らぬ、彼。 目の届く先に、彼らはいるのに それはどこか遠い世界の出来事のようでした。 娘の瞳に、薄っすらと影が落ちました。 ]
(130) choro 2017/01/14(Sat) 01時頃
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[ ──── … 其れは、叶わぬ願いでした。
朧げな記憶の中、手を引くのは白い彼女。 その温もりも、名を呼ぶ声も、 どれもあの時と同じもの。>>0:218>>0:219
友人だと思っていました。 薔薇に寄り添い咲くカモミールのように ずっと側にあると思っていました。
けれど、彼女は去ったのです。 薔薇の咲き乱れる屋敷から、いつの間にか。 ]
(131) choro 2017/01/14(Sat) 01時頃
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[ 私は、
ノーラが、羨ましかった
太く、長く、引かれた線。>>87 どんなに望もうと、越えることは許されない。 娘は、血の荊に囚われているのですから。
薔薇の花咲く首輪にきつく絞められるように 娘は息苦しさを覚えました。
ここにいてはいけません。 いる必要もないのです。 さあ、行きましょう。 白い花に、手を伸ばしてしまう前に。 ]
(132) choro 2017/01/14(Sat) 01時頃
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……やっぱり、好きになれませんわね
[ 娘は、ため息と共に笑みを浮かべました。
真っ白な皿に描かれた、 美しい真紅の薔薇の花。>>0:115 棘の無い花は、娘には似合いません。
There is no rose without a thorn .
─── 美しい薔薇には、棘があるものですから。 ]
(133) choro 2017/01/14(Sat) 01時頃
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[ ノーリーン・スナイダーは 薔薇の園に帰らない。
カモミールが薔薇の隣に在る必要なんてないのです。 娘はひとりでも、棘を纏い生きていけるのですから。
素朴で可憐な 白い花は、 何にも染まらぬ、純粋な白と共に>>107 並んで在るべきでしょう。 愛でられるべきでしょう。 ]
(134) choro 2017/01/14(Sat) 01時頃
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[ 屋敷を出たとき、 空には星々が輝いていました。 娘が手にした髪飾りが、シャラリと音を立てます。 ]
………約束の“ 星 ”は、 私が逃してしまいましたわね
[ 冷たい息を吐きながら、 想うのはマスクの彼のこと。 自称・刑事の彼は、 自称・ローズの娘と ある約束をしておりました。>>1:-82 ]
(135) choro 2017/01/14(Sat) 04時半頃
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フライデー・モスキート
貴方は何色の瞳に私を映し どんな唇で、私の名を呼んだのかしら
[ 「 ごめんなさい 」 空を見上げる娘は、懺悔の言葉を口にします。 彼の素顔を望んだのは娘でした。>>1:-74 “ホシを見つけたら”と約束したのも娘でした。>>1:-90
そして、その言葉を破ったのも、娘でした。 ]
(136) choro 2017/01/14(Sat) 04時半頃
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[ 夜の散歩、二人見上げるはずだった星々を 娘はひとり、見つめます。 星とは手の届かないところにあるべきなのです。 それなのに、届いてしまった。>>9 見つけてしまった。
ねえ、ミスター もしまたどこかで出会う時は 今度こそ、お顔を見せてもらえるのかしら
“ レディ・グロリア ”と 私を呼んで頂戴ね
たった一つ、偽らなかった あの日と同じ、貴方の声で。 ]
(137) choro 2017/01/14(Sat) 04時半頃
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[ “ その時は、この世で最も美しい薔薇を 花園から盗んで見せましょう ”
良家の娘、グロリア・ローズは “ J ”のいつかの言葉を 夢見る子どものように大切に仕舞い 今日も美しく咲き誇ります。
この世で最も美しい薔薇でないと 盗んではくれないようですから。 ]
(138) choro 2017/01/14(Sat) 05時頃
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[ そうしてある日届いた一通の手紙 差出人は、怪盗J。
娘はくすりと、笑みを溶かしました。 ]
(139) choro 2017/01/14(Sat) 05時頃
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[ 星の降る夜、現れた美しき少女。 手を伸ばしたなら、その透き通る頬に触れ 宵闇のようなその髪に 薔薇の姫は、口付けを。
差し出された手を重ね、 きっと二人は、自由を手にしたことでしょう。 血の荊から、愛の檻から、解き放たれて。 ]
(140) choro 2017/01/14(Sat) 05時頃
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[ 部屋にひとつ残されたのは 赤い薔薇のチョーカーだけでした。]
(141) choro 2017/01/14(Sat) 05時頃
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ねえミーシャ、 あの日、貴女が盗んだのは ───…**
(142) choro 2017/01/14(Sat) 05時頃
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[ ─── Jack is as good as his master.
私も、貴方も、同じ人間なのです。 どんなに異なる花を咲かせようとも、 どんなに異なる身分であろうとも、 この指先で触れたのは、確かに … 。
紡いだ糸は、細く長く繋がることは 決して、ないのでしょうか? ]
(143) ゆら 2017/01/14(Sat) 05時頃
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