人狼議事


76 ─いつか、薔薇の木の下で。

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【人】 道案内 ノックス

― 自室 ―

[二人に支えられながらも何とか自分の部屋に辿りつけば、ほっと息をつく。
薔薇の香りは寮内に漂っていたが、一度窓を開けてしまった厨房よりはきっとましで。

中までついて来てくれた同輩にもお礼を言おうと、彼の方を向いて。]

…ありがと、助かっ

え…っ?

[彼を支える事も出来ず、二人とも寝台に沈み込む。
もぞもぞ動いて見上げれば、ロシェと至近距離で目が合い、瞠目する。
―無意識にこくり、と喉を鳴らした。]

(118) 2013/03/25(Mon) 22時半頃

【人】 道案内 ノックス

[けれど、肩越しに落ちたロシェの銀色の長い髪が襟から覗いた首筋をくすぐって。
―それすらも刺激となって身体がまた熱を帯び。
混乱しながらもぎゅっと両目を閉じる。]

〜っふ…。

[出した事のないような自分の声が耳に入れば、唇を噛み締めて懸命に抑えていたので、相手の動揺にまでは意識がいかなかった。]

(119) 2013/03/25(Mon) 22時半頃

【人】 道案内 ノックス

[暫くすれば落ち着いて来て、そっと安堵の息をつき。
もそもそと上体を起こせば、寝台の横に座り込んでしまった彼の背中が見えた。]

ロシェ…?
…ヴェスー?

[そっと手を伸ばし、彼の名前を呼びながら背中をつつけば、相手は何か反応しただろうか。]

(120) 2013/03/25(Mon) 22時半頃

【人】 薬屋 サイラス

ごめんヤニク。

[やっとあわせた碧眼は青い湖面のよう。
熱に揺れる。歪んだ表情は酷く複雑で。
自覚してしまった感情はやはり持て余したまま

詰められる距離に、もう拒絶ができない]

ご、め……

[触れたいと思ってごめん、ずっと一緒にいてくれたのに。
なのに、こんな感情を持つなんて。

近づく体温、無意識に引き寄せたくて手を伸ばす。
唇の感触に気が遠くなりそうな]

(121) 2013/03/25(Mon) 22時半頃

【人】 ランタン職人 ヴェスパタイン

ちゃ……、ちゃんと寝ろよ。
具合悪い、んだ、ろ!?

[何故か妙に気恥ずかしくて、視線を合わせられず。ぷいと背を向けて床にずり落ちるみたいに座ったら……]

……ひゃぅ!?
[背中つつかれて、変な声、でた]

(122) 2013/03/25(Mon) 22時半頃

【人】 さすらい人 ヤニク

どうして……謝るんですか?

[髪から唇を離し、しかし近い距離のままサイラスの顔を見つめる。
その瞳は自覚無く、しかし熱に浮かされいてた。
梳いていた手はそのまま後頭部に回されて、
優しく、存在を確かめるかのように何度も撫でる]

ああ、良かった。帰ってきてくれて。
私は、駄目なんです。
貴方がいないと、不安で不安で、駄目なんです……

[指が首筋を滑る。
どうして今日はこんなにも、強く触れたいと願うのか]

(123) 2013/03/25(Mon) 22時半頃

双生児 オスカーは、メモを貼った。

2013/03/25(Mon) 22時半頃


【人】 道案内 ノックス

分かってるって…。

[―多分。
熱は判断力を鈍らせていた。
部屋に着けばもう安心だと。若干ハイになっているのかもしれない。]

…え?

[相手の声を聞けば、つつく指を止めて。何となく気まずくて目を逸らしながら。]

……ごめん?

(124) 2013/03/25(Mon) 22時半頃

【人】 薬屋 サイラス

[髪を撫ぜる手に体を強張らせ、
首筋に触れられる手にびくりとする。

ヤニクの眼を見ればその熱色を知る。
自身も熱で湖面のように潤んだ青から水滴が一つ、二つ零れ落ち。
耐えているのに。懸命に耐えているのにもう限界で]

不安にさせて、ごめん。

[ほろほろと零れた雫は持て余した薔薇の香り。
もう一度手を伸ばして、その髪にふれ、ゆっくり引き寄せて]

一緒に、いるよ。離れない。

[こばまれなければ触れ合わせるのはそのくちびるで]

(125) 2013/03/25(Mon) 23時頃

【人】 双生児 オスカー

 ― シルヴァの部屋 ―

 ……俺は、どうでもいーの

[返された問いから逃げるように、視線を逸らせば、晒されたままのシルヴァの上半身が目に入り思わず瞼を閉じた。
疼く、という言葉。瞼の裏に白い肌がちらついて、ふるりと首を振った。冷静ではいられない。声が二重になっていることにも気づけずにいた]

 あやまるな ……何も悪いことしてないだろ、シルヴァは

[瞼を開いて、常どおりの笑みを浮かべて見せる]

 何か着たほうがいい
 風邪をひくから ……寝たほうがいいんじゃないか

[誤魔化すようにまくしたて、部屋の中を探そうと腰掛けていた寝台から立ち上がった]

(126) 2013/03/25(Mon) 23時頃

ブレンダは、目を伏せ、項垂れた。

2013/03/25(Mon) 23時頃


【人】 妻 ブレンダ

 ――…はい

[何か着たほうが、というオスカーの言葉に頷いて、クローゼットに視線を向ける。]

 大人しく寝てます。

[オスカーが上着をとってくれたならそれを羽織って、寝台に上半身を埋める。]

 というか、悪いこと、かもしれません。
 欲望を持つということ、
 神は、それを美しいとは思わないでしょう。

 リンチ先輩のように、気高く、優しくはなれない…。

[寮で、何かといいながら、みんなの面倒見がよかったオスカーのこと、
 比べるべきではなくても、日陰者には眩しかった。]

(127) 2013/03/25(Mon) 23時頃

【人】 病人 エリアス

そういえば、部屋の換気がどうとかって言ってたな。
外から来てる、ってことか…?

[ノックスの様子は傍目に見てもおかしかった。
すん、と鼻を鳴らしてみる。
薔薇の香りを、食堂に居た頃よりも更に生々しいものに感じた。
少し調子が悪かったら、あっさりあてられてしまいそうな程だ。

呑みこまれそうだと恐怖している筈なのに、
どこか冷えた調子で状況を分析している自分がいて]

仕方ないさ。
俺はいつも一歩遅れている。

[がらんとした廊下の中、立ち止まり、呟く。
自分がこぼした言葉の癖に、ひどく驚いてしまった]

(128) 2013/03/25(Mon) 23時頃

【人】 さすらい人 ヤニク

嗚呼……そんな顔、しないでください。

[目元に唇を寄せ、雫を舌で掬う。
塩気のある水滴。
なのに何故か、甘さが脳を満たす]

嬉しい……
離れないで、ください。
ずっと、貴方のお傍に……

[同じように髪に触れ、引き寄せて。
唇が重ねられるままにその熱を貪った。
このまま溶け合ってしまえれば、
もう何の不安も無いのに]

(129) 2013/03/25(Mon) 23時頃

【人】 双生児 オスカー

[目に付いた上着をシルヴァの背にかけた。潜り込むようにする彼の傍を、離れることはできず、艶やかな金糸に惹かれるよう、手を伸ばした]

 気高い、ってなんだよ
 俺は ……嫌われたくないだけ、だよ
 元は薄汚い欲だ

 美しい人間なんて……

[細い髪。言葉の激しさとは裏腹に触れる手つきは優しく]

 ……ごめん ゆっくり、おやすみ

[何をしにきたのだったか。
何かできることがあると思い上がってたのかもしれない。
結局何も、できなかった。
かがめていた背を伸ばし、逃げるように瀬を向けようと]

(130) 2013/03/25(Mon) 23時頃

【人】 ランタン職人 ヴェスパタイン

や、やめろよ……。

[どきどきする。

自分からこんな声が出るなんて、思いも寄らなかった。]

くすぐったい、だろ。
……変な気分になったら、どうしてくれる。

[そっちを肩越しに様子を伺うも、赤くなってそうで振り向けない。
膝に顔埋めて、丸まってしまった]

(131) 2013/03/25(Mon) 23時半頃

【人】 妻 ブレンダ


 そんなことはないです。
 ああ……。

[上着をかけてくれて、
 髪を撫でてくれる。その仕草に、ため息がでる。

 だけど、行ってしまう、その言葉に、自身の見をぎゅっと掻き毟るように寄せた。]

(132) 2013/03/25(Mon) 23時半頃

【人】 妻 ブレンダ




  ……卒業、おめでとうございます。



[華やかな、お別れパーティの日。
 遠くから、行ってしまう彼らを見ていた。
 皺の目立つ肌を晒したくないと、必要以上に着膨れをして……。

 その中でも、とくに、輝いてみえたオスカーの姿。
 そう憧れの中に…。]

(133) 2013/03/25(Mon) 23時半頃

【人】 妻 ブレンダ




 ありがとうございます。



[薔薇の香りは、彼の背を引きとめようと、香るだろう。
 だから必死にそのあとは、息を止め、唇を噛み締めて、布団の中、潜り込む。
 その唇に血が滲み、きれても、

 まだ、そこに理性はあった。]

(134) 2013/03/25(Mon) 23時半頃

ブレンダは、新緑の眸を隠すように、目をぎゅっと閉じた。*

2013/03/25(Mon) 23時半頃


妻 ブレンダは、メモを貼った。

2013/03/25(Mon) 23時半頃


【人】 薬屋 サイラス

[ずるずると床に沈みこみながら
抱きこんだ髪をかき乱すようにけれどキスを求める最中も零れる涙が止まらない。
触れてはいけないものだったのに。
あのままでいたかったのに。
なんで、こんなことになってしまったのだろう]

(135) 2013/03/25(Mon) 23時半頃

【人】 薬屋 サイラス

ヤ  ニ、ク……

[時折唇が僅か離れる刹那に名前を紡ぐ。
ようやっとそれが離れた時、肩で息をしながら]

……。甘かった。

[赤くなった目元。彼と目を合わせた
やんわり、その身を離して]

ありがとう。俺も、嬉しい。
好きだよ、ヤニク。

[その肩口に顔を埋めると小さく伝える。
やんわりヤニクの体を押しやって]

顔洗ってくる。

[彼がついてこようとしてもやんわり断って。
少し困った顔をして、部屋を出た*]

(136) 2013/03/25(Mon) 23時半頃

【人】 双生児 オスカー

 ありがとう

[扉に手をかける。確かに背を向けたはずなのに、シルヴァの傍で香っていた薔薇の香りは、ここにきてより濃くなり、ふりきろうと扉をあけた]

 また、後で来るよ
 次はちゃんと、笑顔が見れたらいい

[して欲しいことを言ってくれたほうが楽だった。
してあげたいことは、よくわからないから。

背中で閉じた扉。
会話した、あの艶やかな髪を持つ彼が本当にシルヴァなのか、少しの疑問がわいてきたけれど]

 あれは シルヴァだった

[おめでとうと、ありがとうと言ってくれたのは、彼に違いない。それは、間違えない]

(137) 2013/03/25(Mon) 23時半頃

薬屋 サイラスは、メモを貼った。

2013/03/25(Mon) 23時半頃


【人】 病人 エリアス

[無人の廊下、中庭の見える位置。
窓枠に身を預け、月と眼下の薔薇の木をぼんやりと。

違和感に焦燥を覚えながら、
それをどこか別の自分が、冷めたような瞳で値踏みしている。

『皆は、そう思ってるんだね』
何気なく言ったら。
『エリアスは違うの』―と。
変なものを見るような瞳で見返されたのはいつのことだったろう]

…何でこんな感傷に浸らなきゃならないんだよ。
満月はこれだから嫌いなんだ。多分。

[胸の内に燻るのは、間違いのない不安だった]

(138) 2013/03/25(Mon) 23時半頃

【人】 道案内 ノックス

…だから、ごめんってば。

[此方を見ない相手に少なからず気落ちしている自分がいた。
またぼうっとしてきたので壁に凭れながら相手の背中、銀色の髪を見つめる。
触れてみたいと思うが、今は手を伸ばせない。]

…変な気分?

[相手の言葉には、きょとり、と目を瞬かせ。

―それは薔薇の香りで?

けれど、膝に顔埋めている相手に問いかける事も出来ずに。]

……。

[何となくもやもやした気分を抱えつつ、布団を引き寄せて自分の身体に掛けると、相手には手近な毛布をぽすりと投げる。]

…風邪ひくぞ。
別に隣で寝ていっても構わないけど。

(139) 2013/03/25(Mon) 23時半頃

【人】 妻 ブレンダ

[扉が閉まる。
 同時に、心の中のシルヴァの部分が悲しげに窓を閉めたよう。

 美しさを手に入れても、
 薔薇の芳香を香らせても、

 寂しさは消えず……そう、本当は寂しくてたまらないこと、告げられず……。
 閉じこもる心に、薔薇は微笑む。]

 ああ、そう、眠っておいで。
 君は眠っておいで。

[薔薇は笑う。]

(140) 2013/03/26(Tue) 00時頃

【人】 ランタン職人 ヴェスパタイン

…や、その……


なんでもない。

[鸚鵡返しに問い返されて、ぎくりとした。
ぎこちなくごまかそうとしながらも、自分の中で持て余しているものの異常さに戸惑うばかり。

月明かり。薔薇の香り。
どうにかなってしまいそう。]

わ、っ。

[毛布投げつけられて、驚いた声。
もそもそっとそのまま、そこで包まって。

人の気配は、何よりも安眠を誘うもの。
一人の部屋で寝れずにいたせいか、うつらうつらとしはじめた。

白い横顔は、とても無防備。]

(141) 2013/03/26(Tue) 00時頃

ブレンダは、むくり、身体を起こすと、羽織った上着、袖を通して…。

2013/03/26(Tue) 00時頃


妻 ブレンダは、メモを貼った。

2013/03/26(Tue) 00時頃


【人】 妻 ブレンダ

 君は眠っておいで。
 大丈夫、甘い快楽だけは君に届けてあげる。

 そう、君は、それがいいだろう?
 枯れて、誰にも振り向いてもらえないより…。

 枯れる前に、花を咲かせて、
 そして、僕のかわりに散っていくんだよ。

[金色の髪は月明かりにまた輝きを増す。
 そして、白いシャツ、にスラックス、靴は履かずにまた軽やかに。]

(142) 2013/03/26(Tue) 00時頃

【人】 妻 ブレンダ

― 薔薇の木の下 ―

[軽やかに踊るようにたどり着いたのは、
さっき組み敷かれた薔薇の木の下。
 そこで、唇をぺろりと舐めて、薔薇の木に口付ける。]

 ―――……ああ

[そのまま、佇んでいると、影がよぎる。
 それが、誰か、薔薇は知っている。

 端正な文字は誰でもよかった。]

(143) 2013/03/26(Tue) 00時頃

【人】 妻 ブレンダ

 ――……サイモン……。

[そして、その名を読んで、また細い手首、指を伸ばす…。]

(144) 2013/03/26(Tue) 00時頃

【人】 さすらい人 ヤニク

ん……っ、ふ……ぅ……

[薔薇の香りに狂わされ、
本能のままに互いを求める。
刹那の間に、荒い吐息を零して。
それは一瞬であり、永遠であり。
どちらとも無く離れたのはいつだったか。
唇の間に、一筋の銀の糸]

……サイラスさん。
私も。
私も、貴方が……

[肩に感じる温もり。
告げられる言葉が、また思考を溶かす]

(145) 2013/03/26(Tue) 00時頃

【人】 さすらい人 ヤニク

[好き、という言葉を唇だけで紡いで。
押しやられれば、名残惜しそうにその身を起こした。
顔を洗いに、という彼についていきたかったけれど
断られれば儚く微笑みそれを見送る事にする。
待つのは、もう慣れている。
慣れていることは、寂しくない事とは違うけれど**]

(146) 2013/03/26(Tue) 00時頃

さすらい人 ヤニクは、メモを貼った。

2013/03/26(Tue) 00時頃


【人】 道案内 ノックス

[何でもない、という言葉には拗ねたように唇をすぼめたまま、何も言わず。

驚いた声の後、投げた毛布に大人しく包まった相手を黙って見ていた。]

ロシェ…?
……。

ヴェス?

[暫くして、うつらうつらとする後ろ姿。
声を掛けて、反応はあったかどうか。

もしあまり反応がないようであれば、そろそろと音を立てないように距離を詰めて様子を窺う。
無防備な横顔が其処にあっただろうか。]

(147) 2013/03/26(Tue) 00時頃

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