112 ――密猟区――
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おーいタバサ、いるかー
[店の方に顔を出して、そう声をかけてみる。 彼女がいるなら、厨房を貸せと言うだろうし。 いなければ、厨房借りるというメモを残して勝手に使おう。 厨房が貸せないと言われたら、じゃ作ってとお願いする。]
…―――
[何故か手が伸びる、自分自身の唇。 やっぱり少し、口寂しい。]
(117) 2014/02/20(Thu) 21時半頃
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あ、ううん。気になるって言っても体調のこととか、後は下世話な話ですよ。大丈夫。
[昨夜の話をしても仕方がない。ここはきっとそういう場所だと思うから。それより今は目の前の相手の事を気にかけるべきか]
あ、大丈夫ですか?一気は良くないですよ。
(118) 2014/02/20(Thu) 21時半頃
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………?大丈夫ならいいけれど…。
[下世話な話と言われても、いまいちぴんと来ないのか、何度か瞬きをしてしまう]
大丈夫よ。少しむせただけだから。
(119) 2014/02/20(Thu) 21時半頃
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よかった。急に体調を崩したら大変ですからね。
[立ち上がり、氷とカクテルを空のグラス2つに注ぎ込んでテーブルに置き直した]
無理しなくていいですよ。ゆっくり、飲めるなら。
(120) 2014/02/20(Thu) 22時頃
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[なにかふわふわしたつっかえを残して、 気怠さにのろのろした動作で身なりを整える。]
………はふ…。
[緩い欠伸ひとつ。 宵の口に飲みまくったお酒のせいか、 足りない頭で考え過ぎたせいか、 それとも―――、
センセがなんか言ってる気がするけど、 ぽすん、と顔からシーツに突っ伏して。]
――んゆぁ〜。
[口からは不明瞭な音が零れるだけ。 何を言おうとしたのか自分でもよくわかってないけど。
ややあって、センセが部屋を出る物音を聞いた気がする――。]
(121) 2014/02/20(Thu) 22時頃
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こ、これくらいは、大丈夫よ。
[安心させようと微笑みかけ、新たに注がれるカクテルを見つめている]
ありがとう。なら私のペースで飲むわね。
(122) 2014/02/20(Thu) 22時頃
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[普段なら、食材の調達に出歩く所だけれど。 あいにくの雪、外には出られそうにない。 といって、手の込んだものを作るわけにもいかないし。 自分で作る事になったら、炒飯でも作ろう。 料理は得意かって? 苦手じゃないよ、面倒だからしないけどな。]
…―――
[結局口寂しさに負けて、咥えた二本目の煙草。 そういや、最後に料理を作ったのっていつだったか。 妹と二人で暮らしていた頃は、作っていた気がする。 同じ場所で、同じ時間まで働くのに。 家事全般を任せるのは狡い、と妹に言われた。 そういうもんかと、料理は自分の担当になった。 毎日メニューを考えるのは、意外としんどい。 似たような物を作ると、またかと言われてしまうし。 嫌いな物を出すと、やだやだと駄々をこねるし。 家族だから、それでも許せるけれど。 恋人に手料理、なんて女はすごいと思う。]
(123) 2014/02/20(Thu) 22時頃
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よかった。自分のペースでいいですよ。 まだ先は長いですからね。
[ゆっくりこの時間を楽しもうと話しかけ、ソファーに座り直して口を開いた]
(124) 2014/02/20(Thu) 22時半頃
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ケイトは、カルヴィン[こくっと頷くだけで返事とする]
2014/02/20(Thu) 22時半頃
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[にぃちゃんの炒飯、醤油辛い。 妹がいつもそう言っていた。 じゃぁお前が作れ、と言ってやると。 やだ、と答えてまた食べ始める。
我侭な奴だ、今思えば。 子供の頃から、にいちゃんにいちゃん煩くて。 友達と遊びに行くときも、大抵ついて来たがった。 邪魔だと言うと、泣きやがるし。 連れて行ったら行ったで、遊びに混ざれなくて泣く。 それでも翌日には、またついてくると言い出すんだ。
何するにしても、俺の真似をしたがって。 中学も、高校も、同じところに行くと言い張る。 自分のレベルに合わせろと言っても、聞かずに。 結局入学して、落ちこぼれてたな。]
…―――
(125) 2014/02/20(Thu) 22時半頃
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[仲がいいね、なんて友人たちは言ったけれど。 なんの事はない、俺が屈んで、妹が背伸びして。 それで、釣り合いが取れてただけだ。]
はーらーへったー
[いつもいつも、後ろを追っかけてきて。 たまに振り向いてやらないと、迷子になって。 結局探し出して、手をひいて歩く。 ずっとそんなもんだったはずなのに。]
なにかーくわせろー
[最後の最後だけ、俺を追い越して。 また、迷子になりやがった。]
(126) 2014/02/20(Thu) 22時半頃
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[ふと携帯を探り出し、ツイッターを開いて、 特に意味の無い呟きを落としたら、ぼんやりとTLを眺める。]
(127) 2014/02/20(Thu) 23時頃
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………………………。
―――カシャン。 ふあっ
[手から携帯が落ちる音で、ぱち、と眼を開ける。 眠気も一気に飛んで。]
む〜〜……寝てましたがな〜〜〜
[携帯を拾い上げながら、画面を覗く。 どれくらい寝ていただろう。
前のツイートを確認して、ほんの10数分くらいか、と。]
(128) 2014/02/20(Thu) 23時頃
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[ベッドの上に胡坐になって、 きょろ、と首を振って。かしかしと頭を掻いて。]
んー。
[指は携帯を弾く。]
(129) 2014/02/20(Thu) 23時頃
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[俺の言うことなんて、何一つ聞きやしない。 さっさと嫁に行けと言っても、彼氏を連れてきた事もなく。 好き嫌いするなと怒っても、結局ピーマンは食べなかった。]
よし
[一人にしないでくれと、泣いた夜も。 結局、目を覚まさなかった。]
部屋で食うか
[好きか嫌いかと聞かれたら。 俺は嫌いだと言うだろう。 愛していたかと聞かれたら。 俺は勿論と言うだろう。]
(130) 2014/02/20(Thu) 23時頃
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[そんなもんなんだろう。 魂に刻まれた絆というやつだ。
傍目に見て、どんなダメな奴だって。 傍目に見て、どんな欠点があったって。
それを失った後の悲しみも。 それを失う事への恐怖も。 あいつを知らない人生を思えば、如何程の物だろう。 今だからわかる、俺は幸せだったのだと。]
ふぅー
[煙草を消して、炒飯片手に部屋に戻ろう。 そろそろ、逃げる事はやめにして。 もう一度だけ、真面目に考えてみよう。 離したくない手は、どこにあるのか。]
(131) 2014/02/20(Thu) 23時頃
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[ツイッターに呟きを落とせば携帯を鞄に放り込み、 とことことバーの方へ足を運ぶ。 そういえば、人がいれば止まる事無くしゃべり続けるが、 一人になるとツイッターが口代わりになっているような気がした。]
便利なSNSの弊害ですな〜。
[なんて呟きながら、個室の並ぶ廊下を抜けてバーを覗き込む。 マスター居るかな?]
(132) 2014/02/20(Thu) 23時頃
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ん?
[部屋に戻ろうと思った所で>>132 マドカが出てきた。]
なんだ、お前さんも出てきたのか
(133) 2014/02/20(Thu) 23時頃
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[再び目を覚ました時、彼女はまだそこにいた。]
……。
[上体を起こして、眠るジェニファーに手を伸ばそうとし 起こしたら悪い、との思いから手を引っ込める。]
…調子、狂うな。
[微苦笑を浮かべ、頭が回らないまま、 ジェニファーの寝顔を眺める。]
(134) 2014/02/20(Thu) 23時頃
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[覗けばばったり出くわす人影>>133]
yes!お夜食探検隊〜
[にへら、と笑いながらも視線は既に、センセの持ってるお皿に注がれて。]
お夜食ゲットだぜ〜?
[アタシ何もしてないけど。 上目遣いに、小首を傾げて見せただろうか。]
(135) 2014/02/20(Thu) 23時頃
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おう、ゲットだ
[上目遣いを、真顔で受けきる。>>135 おっさんにはそんな攻撃、き、きかないんだからな。 あ、あげないぞ、俺の夜食なんだから!]
お前も食うか?
[いかん、負けてしまったか。 修行が足りないな。]
(136) 2014/02/20(Thu) 23時頃
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やったー!
[バンザーイと仕草に、声に喜びを素直に乗せる。 ふと視線を巡らせて、マスターが居ない事を確認すると、]
センセが作ったの?
(137) 2014/02/20(Thu) 23時半頃
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[奥の一部屋から出てくると、そのままバーの方までかけてくる。 そのまま外まで駆け出したいものの、雪では外に出る事を諦め、人がいるようなら、避けるように隅の席に座ってしまう]
………。
[どうしうか、つい頭を抱え込んでしまう]
(138) 2014/02/20(Thu) 23時半頃
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なんだ、俺が料理をしたらおかしいか?
[タバサがいないんだから、まぁ、仕方ないよね。 たまにはこういうのもいいさ。]
せっかくだ、カウンターで食うか? 部屋でもいいが、食器返すのが面倒だし
[部屋でも問題ないが、なんとなく。]
(139) 2014/02/20(Thu) 23時半頃
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おっと…――――
[かけてくる女性>>138を軽やかに回避した。 炒飯ぶちまけなくて、助かった。 隅の席に座る様子に、首をかしげて。]
どうした、お前さんも腹空かしたのか?
[そんな的はずれな質問を投げた。]
(140) 2014/02/20(Thu) 23時半頃
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――……、みかん?
[>>134いつの間にか眠っていたよう。夢の中でみたものの名を口にして。寝ぼけ眼のまま呟いて、数十秒。]
あ、お、おはよう。 …………。
[寝顔を覗かれていた事に耳まで赤くなってしまう。おはようの時間なのかは分からないけど、もしかしたらまだ夜中かもしれない。でも、目覚めたらおはようって、しみ込んでいる習慣で。]
その、何か食べたいものとかある? あったら、言って作ってきてあげるから。
[誤魔化すように告げてみた。それに食欲があるのなら少しは食べた方が体力もとの思いもあって**]
(141) 2014/02/20(Thu) 23時半頃
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ん。オッケ〜 カウンターでいいよ。
[ニコニコしながら頷いてから、あ、と小走りに部屋に戻り、 携帯をポケットに突っ込んで戻ってくる。]
センセが料理とかちょ〜意外。
[笑いながら戻ってくれば、新しい人影を認めたか>>138]
(142) 2014/02/20(Thu) 23時半頃
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[小走りに部屋に戻る>>142様子を尻目に。 カウンターに、炒飯を置いた。 家なら、もう少し手の込んだものも作れるが。 人の店で、食材をできる限り使わずだと、ね。]
妹がまだ生きてた頃は、俺が食事当番だったんだよ 今は、一人で作ると逆に高くつくし 外食ばっかりになっちまったけどな
[戻ってきた娘に、そう答えて。]
(143) 2014/02/21(Fri) 00時頃
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ん、ありがとう。 俺は感染させたらまずいから、部屋に篭るけど ジェニファーは向こうで食事とってきても構わないよ。
そうだな、うどんとかおじやとか出来るのかな――
[まだ身体がカッカと熱い。 しばしの休息は最悪雪が静まるまで続くかもしれず――**]
(144) 2014/02/21(Fri) 00時頃
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――え?
[かけていくとき、ぶつかりそうになるので>>140 座った後に顔を上げて]
い、いえ…おかまいなく。 お邪魔したようで、すいません。
[声がわずかばかり上ずっているのは、先ほどのこりが。 楽しげな様子に、もうわけなさから、二人に対し、頭を下げる]
(145) 2014/02/21(Fri) 00時頃
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……ふう。
[部屋で一人、カクテルを注ぎ直したグラスを手に取る。天井を眺めながらくい、と無言のままあおって飲み干した。 少し小腹が空かないでもないけれど、さすがに今出ていくのは少々気まずい。]
(146) 2014/02/21(Fri) 00時頃
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