158 Anotherday for "wolves"
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[こつり、こつり、鳴らす自分の靴音は軽く ジャムの話に浮かれる口元も軽く。]
苦いんです? 苦いのは…どうかしら。 でもサイラスの義父さんが作ったものなら、 少しいただいてみたいです。
わたしが住んでいた家にはね、花桃が咲いていたのよ。
[繋いだ手に伝わるあたたかさ。 あの日救ってくた背中のあたたかさ。 どっちもひどくやさしいけれど、ちがうもの。]
…わぁ、たのしみ!わたしも一緒にお願いにいきます。 それじゃあゼルダおばさまがご機嫌になるような 何かを考えておかないといけないわね。
[…といっても、わたしにできることといえば 小鳥のように唄うことくらいなのだけれど。]
(98) 2015/05/09(Sat) 23時頃
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―――…
[声にはならない程の、小さな呟き。 女の胸を占めるものは、―――… ]
(@4) 2015/05/09(Sat) 23時頃
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[診療所までの短いようで、そうでもない道程。 変わらぬ村の人たちは、今朝の”集会”の報せなんか まるでなかったかのようで。
うそよ、きっと。 そう。 繋いだ右手の優しい温度>>84と共に、診療所の戸をあける。
カラン カラン、
乾いたベルが いつものように出迎えてくれる。 サイラスに促されるまま>>87いつもの場所の扉を叩き]
せんせ、マーゴです。 いつものおくすり頂きにきました。 …サイラス、ありがとう。 いつものところで待っていてね。
[肩を軽く抱き寄せて、ぽんぽんと背を叩く。 くるりと踵を返せば、きっと先生が居る事だろう *]
(99) 2015/05/09(Sat) 23時頃
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[今朝、ごく近しい者の姿が、化け物に見えた。]
(@5) 2015/05/09(Sat) 23時頃
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オーレリアは、不安そうに聖像を見上げた後、教会をあとにするだろう。
2015/05/09(Sat) 23時頃
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先生、おくすりは 今日でさいごにしましょ。
[ぱっと見、問題なく輝く黒曜の両眼が瞼の下に眠っている。 しかしそれが脳に映像を届けることはないのだ。
もう人のままで視ることは、諦めたほうが良いのだろうと。
――変化われば、どうなのだろうか と。 まだ一度も”獣”になったことの無い少女は かわれるのかどうかにすら、不安を覚えつつ 同じ獣の先生に、身を預ける。 器官の欠損と言うよりは、もっと別のなにかが――。
窓の外を彩る小鳥の囀り>>93に応えるように 座った診療室の椅子が、キィ と乾いた音を立てた*]
(100) 2015/05/09(Sat) 23時頃
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―不在の家― [早足で辿りついた家は配送の得意先のひとつだ。 ドアを拳で叩いて鳴らして反応を待つけれども返事がない。 家の中から気配がしない、人と、それからその傍らの。]
ジョスラン? いないのかな、おーい、ジョスラン! 届けもの、注文してたパンとミルクとあと、ええと…
[家主はどうやら不在のようだ。 少し遅かったかと小さな溜息が零れる。]
遅かったか… てか、注文したのちゃんと覚えてんのかな…。
[眉を下げて紙袋の中のものを見る。 今この手の中にあるミルクはきっとシチューになるはずのもので チーズはパンに乗せられるはずで、今回は肉がない。]
(101) 2015/05/09(Sat) 23時頃
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肉買いに行ったかなー…? ちゃんと食えてんのかな…。
[食べれているのは知っている。 だから、言葉を変えた。]
ちゃんと足りてんのかな…。
[彼と、彼の"兄さん"共々。 見目よりもよく食べる得意先の1人のことはよく気に掛けている。 食事は注文分だけで足りているのか、 シチューにちゃんと定期的に火を通しているか、 "兄さん"にも食事は行きわたっているか、
何故あの黒犬のことを"兄さん"と呼ぶのか、 ……それは、訊けたことがないけれど。]
(102) 2015/05/09(Sat) 23時半頃
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……いないなら、しょうがないか。 ミルク、今日中に渡せるといいんだけど。 後回しで次だな、次―――…
[紙袋を抱え直しポケットから取り出したメモを見て… 微かに瞳を眇めると、 次の配送先…墓地に近い家へ向かった。]
(103) 2015/05/09(Sat) 23時半頃
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― 記憶 6歳のわたし ― [ ( どうして どうして おとうさま まで ) ]
あ……… っあ………、
[言葉など出ない。嗚咽のような空気だけが喉を揺らし、 目の前の ”おとな” たちが視界を埋め尽くす。]
「面倒臭いから こいつも殺しちゃわない?」 「親父はほっとけ、子供の肉のが美味いだろ」 「逃げられる方が面倒だ。殺そう。」
[その対象が自分だということは理解しつつ、それでも 目の前の光景すら、まともに嚥下できない。
( おとう さま )
蒼い絨毯に横たわって、私を見ている優しい目は すっかり瞳孔が開いてしまっていて。 嗅ぎ分けられる程の血と肉と獣の匂いが両肩にのしかかる。]
(104) 2015/05/09(Sat) 23時半頃
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[人と在りなさいと、母は言った。 獣である事を忘れなさいと、父は言った。
だからわたしは、変化(か)わり方を しらない。]
い、や…………! いやぁぁぁあああ!!!
[屋敷に響く子供の悲鳴。 それみたことか面倒だ、と、ひとつの黒い影が揺れ 目の前にひたり、ひたりと、黒光りする爪が並べられる]
「ママとパパのとこ、行きたいだろ?」 「逝かせてやるよ。 …なぁに、すぐそこさ。」
[絨毯の海に埋まったままの膝は、笑うばかりで 立ち上がる事すら赦してくれない。
尤も、父を殺した成獣達の前で、変化わる事すらできぬ自分が 立ったとしても 未来は変わらないのだろうけれど。]
(105) 2015/05/09(Sat) 23時半頃
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…………嫌よ、 いや、 いや。 いや。
……返して…… わたし、の、かぞくを……
[ 昏い部屋の中で浮かび上がる牙が、紫色に濡れて 大きな黒い獣の体躯、その背後 月光が差す窓ガラスのむこうで揺れる 庭の桃花。
そこにひとつの 見たこともない 焔が立った。]
(106) 2015/05/09(Sat) 23時半頃
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―――――― バリィ ――ン… ――――!!!
[引き裂くような巨大な音と共に散る硝子 自分から外された 光る獣の眼
そして目の前を覆った 赤い鬣。]
………!?!?!?
[ だれ? 問いは、言葉にならぬまま。
赤い獣を飛び越えて 襲い来る牙と爪に眼を見開いて… 切り裂かれたはずのわたしはまだ、生きている。]
(107) 2015/05/09(Sat) 23時半頃
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[ そこから先で覚えているのは、くらい くらい 闇の中で わたしを睨みつけていたやつらの声と だれかの 短く上がったくぐもった…呻くような声 そして、ふわりと持ち上がった わたしのからだ。 ]
…………あなたは、だあれ?
[ 返事はあったか 意識を手放すのが先だったか。 本能が握り締めた、あたたかい背の鬣に身を預け 体が感じるのは夜を駆ける跳躍。
…………それにしても。 よるってこんなに 暗かったかしら。 **]
(108) 2015/05/09(Sat) 23時半頃
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─ 現在、診療所/待合室 ─
[声が聞ければすぐ迎えられるようにと、男は椅子に座らず壁際にもたれてこの時間を過ごすのが常だった。
診察室へと送り出したマーゴが軽く抱き寄せてくる様、ぽんぽんと背を叩かれた感触>>99を思い返せば、あたたかくて苦くて、そうした血の色で終わる記憶が引っ張り出されて、男は情けない顔を隠すように片手で前髪をかき毟った]
なぁ、『 』。 あれから十年以上も経ってて、俺は穏やかにやれてんのに、忘れられねえんだ。 お前の声は、とっくに忘れちまってるのによ。
(109) 2015/05/09(Sat) 23時半頃
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[ 飼い犬だった。 とある幸せな、ごく普通の家。 仲のいい両親と、その間に出来たひとりの女の子。その後ろをひっついて歩く、狼とよく似た姿の犬として通していた、人狼の飼い犬。
今でこそ人の姿を模して生きてはいるが、男自身は物心ついた頃、狼の姿を犬と通して、人に飼われて生きていたのだ。
サイラスが人の姿も持つことを知るのは、その家の女の子だけ。 どうしてバレてしまったのか忘れるくらい、ずっと一緒にいて。 その女の子をどこかへ送り届け、淋しそうに背を見るのを感づかれれば、マーゴがしてくれたみたいに抱き寄せられ、背中を叩かれた]
……まもれなかったよな。
[気狂いの男が振り回した刃物で、幼い頃から一緒にいた少女が、目の前で何度か刺され、視界が血で染まる瞬間がフラッシュバックし、苦い独り言が落ちる]
(110) 2015/05/09(Sat) 23時半頃
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― 少し前/マーゴットとサイラスと ―
うーん、やーっぱり? 分かっちゃうかしら。
[>>72緩んだ口許、 花のように微笑む彼女に 『おーはよーう』と間延びした挨拶を返す。
衣に残る、 なかなか消えてくれない 染みついた匂いに また すん、と。
黒に鼻を埋めて、 あっけらかんと 『酒のにおい』に否定はしない。]
[ っはは、 ]
(111) 2015/05/09(Sat) 23時半頃
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ちょうど、マーゴくらいか……。
[血まみれになった少女の、地べたに落ちたら身体を思い出し。 あの時ちょうど、彼女とマーゴは同い年くいだったかと。 記憶のままに男は呟き、痛みと苦さの混じった溜息をこぼしていた。
どうしても忘れられない、人の身体から噴き出した血の色を思い出しながら**]
(112) 2015/05/09(Sat) 23時半頃
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[バレるのが分かってたように >>76何か言いたげに見えるサイにゃ、 三日月を吊り上げて笑みに誤魔化そうね。
(誤魔化しきれてない? …… へへ、まあまあ、おいとこうよ )]
[万華の煌めき、 それよりもずぅっと曇った、 カレイドの筒は影の中だけで反射しあう。
見上げた彼に、猫扱いされてるなんて知らず。 繋がれた掌>>72が、力籠るのを端に見るも
蒼玉の石を、 エンジェルブルーは鏡のように 写し返したまま。 ]
(113) 2015/05/09(Sat) 23時半頃
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[ 染みついた幼き頃のことばが、 つい 口走るのを
『ごめんごめん』っと 手首をふらりふらり 振るう。]
…… どこだっけえ。 ああ でもねー。 極東のコトバさ、 挨拶挨拶。
…… って、やだよ〜 それ、ワタシの真似じゃないだろうねえ?
[くすくす]
[>>76酔っぱらったみたいな ノリで返すサイにゃ、睨めつけるよーで 口はにたり、緩んでるからイマイチ締まらない。 噫 ノリのいいのは、嫌いじゃあない。 ワタシがワタシで、明るいままで居られるからね。]
(114) 2015/05/09(Sat) 23時半頃
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[>>73にぃ と、
からかえば もごもご、 茶を濁す少女は 年相応の可憐さで、 やっぱりからかい甲斐のあるお姫様だ。
その対の『騎士様』は、 特に黒猫の耳に触れた訳では無かったけれど
ふたりがまるでそう見えたのは 汚れものみたいなロクデナシの集まり ――― 傭兵から見た騎士像が、重なったからかもしれない。]
なーんでだろうねえ。 特に、意味はないんだよ?
うーん、そーだ。 『酔っ払い』の悪酔いと流すがよいよ〜
(115) 2015/05/09(Sat) 23時半頃
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[都合のいい時だけ『酔っ払い』に戻り。] [>>77慌てたように裏返り、 見開く双眸にゃ 満足げにうなずいた。 おそらく年上の人間にも (黒は正確な年を覚えていない) へーきでからかうから、争いのもとだけれど。 生憎性分、やめられないんだよね。]
[けれど。 その頼り無さそうな挙動とは裏腹、 力強い御言葉に、
茶化しでない ふ と、柔らかな笑みが浮かんで。 もひとつ、節介を投げようかと 思ったけども ――― 、
村のざわめきが 星のざわめきが ほんとうのものなんて、わからない。]
(116) 2015/05/09(Sat) 23時半頃
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薬屋 サイラスは、メモを貼った。
2015/05/09(Sat) 23時半頃
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[ だから。 すう と 吸って、音になりかけたことばは そのまま空気となって消えて。
見送りに振られた手と、 呆けたままの面を 『忘れぬよう』刻んで。
猫は硬い音を不規則に鳴らしゃ、 ふたりの姿に 過剰に呼応する前に カレイドが (他の『ワタシ』が) 実像を持つ前に 早足で逃げ去った。 *]
(117) 2015/05/09(Sat) 23時半頃
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[見ぬふりをしてすれ違えば穏便に済むのは理解しているけれど そうもいかないのがこの感情の難しいところである。 自分でもわかっている。]
…………チッ。
野良猫風情が、人間に話しかけるな。
[二度目の舌打ちのち、暴言。 こうなるから通り過ぎれば良かったのだ、俺は。 同じ種族だとしても合わないものは合わない。
>>71近寄ってくる姿に視線は流さないまま 眉を寄せると素知らぬ顔をしている獣を撫でた。]
(118) 2015/05/09(Sat) 23時半頃
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[村の中ではそれなりに大きな家は広場にほど近い場所にある。 その家の隣には、離れのような建物があり、 それは村の本屋として親しまれていた。
男は広間のテーブルでゆったりと紅茶を楽しむ。 微か波打つ琥珀の水面から漂う香りは忙しさを忘れさせてくれる。 癒しのような時間はベネットにとって大事な一時でもあった。 少しでも長く続けばよいと思うのにそれはその直後破られる。]
「ベネ、交代の時間!」
[自分と良く似た、少年の声が己の名を呼ぶ。 末の弟の声だ、とベネットはすぐに思い至った。 末の弟は少しだけ気短かな性格だった。 実際、時計の針は、交代の時間の前を示している。]
(119) 2015/05/09(Sat) 23時半頃
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[一回りほど離れた年の離れた弟は早く早くとベネットの袖を引く。 手にあるカップを満たす琥珀が揺れて、男は困ったように眉を寄せた。]
すぐに行くから休んでおいで。
[柔和な笑みでそう言うとベネットは残りの紅茶を飲み干す。 弟が此処に居るということは、今、本屋に店番はいない。 あまり悠長にはしていられないだろうと男は重い腰をあげた。 袖つかむ少年の手がゆるむ。 元気良く頷く彼に小さく笑い、カップを片付け店番へと赴く。]
(120) 2015/05/09(Sat) 23時半頃
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[そよそよと、立木が噂話を続けています。 どこかの協会で捧げられる祈りのような。 ともすればそれは、怯えのような。
誰かの足音はやがて私達の側へとやってきたでしょうか。>>103 近づいてきたのなら、そちらを振り返り 閉ざすように覆い被さった前髪の奥、何色か判らない瞳を向けて そっと、お辞儀をしてみせるのです。]
…………。
[声を出すことは叶いませんから。 せめて挨拶は判りやすいように、ゆるやかに微笑みを携えて。]
(121) 2015/05/09(Sat) 23時半頃
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―墓地― [次の配送先もまた不在だった。 ジョスランの時ほど大きな声で呼びかけることもなく 出直そうかと袋を抱え直したところで小さな鳴き声が聴こえた。 声のした方―――墓地の方へと、足を向ける。 がさり、と袋の中の品が歩みに合わせて音を立てた。 その先にいたのは、2人の村人と一匹の猫。]
……ドナルド。
[―――ドナ兄。 そう呼んでいたのは彼が村を出るまでだ。 不在だった届け先の主に声を掛ける。]
…届けもの、持ってきたよ。 林檎が2つと、小麦粉も…かな。
[ドナルドから目を逸らすように視線はメモに落ちて ぽつぽつと用件を告げる。 それからラディスラヴァの方を見て]
(122) 2015/05/10(Sun) 00時頃
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ラーラも…、
[―――ラーラ。 ドナルドの傍にいるラディスラヴァのことを、 幼い頃から男はそう呼んでいた。 この村に来たばかりの頃はやんちゃなドナルドの後を 小さなラディスラヴァの手を引いてよくついてまわって、 2人は男にとってそんな、幼馴染とも呼べる存在で。]
なんか注文があったらメモ書いて 渡してくれればいいから。 重い荷物は配送にした方が便利だと思うし。
[ドナルドの方は見ないまま、こちらに笑みを見せる>>121 ラディスラヴァに笑いかけて一歩後ろへと引く。 何か2人で話をしているようだったから、 そんな言い訳を自分に向けて。2人と距離を取る。]
(123) 2015/05/10(Sun) 00時頃
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[ドナルドとの距離が離れてしまったのはいつからだったか。 ドナルドが村を離れて、そして戻ってきたその再会の時からだ。
「勝手に離れて、なんで今更戻ってきたりしたんだ…!!」
帰ってきたドナルドに激昂してそう告げてしまってから。 以前のように彼を愛称で呼ぶこともなくなり、 ついて回ることもなくなって。 距離は縮まらないまま、今の状態だ。]
…じゃ、荷物…。 玄関のところに、置いておくから。
[ドナルドにそう告げると 微苦笑のままラディスラヴァに小さく手を振って。 足早に不在の家の前へと戻る。 その玄関先に砂ほこりがつかないように林檎と小麦粉を置いて、 墓地の方を振り返らずに男は足早に次の配送場所へと向かった。*]
(124) 2015/05/10(Sun) 00時頃
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