人狼議事


212 冷たい校舎村(突)

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【墓】 寡婦 パピヨン

[そんな思案が中断されたのは、
ついさっきまで居た場所を思い出したからでした。

冷え切り、時の止まった校舎。
誰かの、心のなか。

……そういえば。
先に消えた皆も、ちゃんと帰って来れたのでしょうか?
私が此処に居るのです、問題無いとは思いますが
それが確実とも思えず。

慌てた様子でスマホを取り出す私を、
怪訝そうに見る父にも構わずに、
ロックを解けば、一通のメールが目に入りました。

──── 水野つばさ。
ほっと息を吐くのは、まだ、早く]

(+6) 2017/03/18(Sat) 04時頃

【墓】 寡婦 パピヨン

 
 …………おとうさん、
 私、病院行かなきゃ。

 違うの、そっちの病院じゃなくって、
 友達が、学校の屋上から、飛び降りたって……

[彼女は帰ってきていたのだ と
喜びと共に開いたメールの内容に、
私の心はすぐに萎んでしまいました。

幸い、"彼"が運ばれた病院は、遠くありません。
徒歩でも充分、行ける距離。
だから私は、何にも考えず
着の身着のまま、泣き出したい気持ちで駆け出すのです*]

(+7) 2017/03/18(Sat) 04時頃

【墓】 寡婦 パピヨン

─ 外へ ─

[病院に向かって、歩きながら
考えるのは、"最悪の可能性"。

理一の状態だとか、
そういうの、書かれていませんでしたから。
この心配が、どの程度的を射ているのか
私には、解りません。

もしかしたら、病院に行けば
いつも通りの笑顔で迎えてくれるんじゃないかな?
……そんなの、流石に楽観が過ぎるでしょうか。

でも、ねえ。
貴方、いつも笑っていたじゃない。
どうして急に、死のうとなんてするの]

(+8) 2017/03/18(Sat) 04時半頃

【墓】 寡婦 パピヨン

[ぢりぢり、責めるみたいな思考。
吐き出せない悩みを抱え込む気持ち、解ってるつもりです。
だけど、あんな世界を作りあげる程辛いなら
死を選ぶ程、悩んでいたのなら
……遺書を遺す前に、する事があるじゃないですか]


 …………ッは、

["向こう"で、級友が一人一人居なくなった時より、
よっぽど心が重くなります。
早足で歩きながら、
悪い方悪い方に流れる思考を、持て余して。
進む一歩の、なんてもどかしい]

(+9) 2017/03/18(Sat) 04時半頃

【墓】 寡婦 パピヨン

[病院へ向かう、途中。
長い信号に捕まってしまい、
私は舌を打ちたい気持ちで立ち止りました。

焦っても、意味は無いと解っていますから
何度か深呼吸をして、息を整えます。
幾らか落ち着いてくれば、
手に持ったままのスマホを、ぼんやり見て。

……ふ と
先に此方に帰った筈の莉緒の連絡先を、呼び出しました。
かじかむ手で、簡素なメールを一通。
ああ、今朝もこんな事をした……って
あれは、何処から何処までが現実だったのでしょう?]

(+10) 2017/03/18(Sat) 04時半頃

【墓】 寡婦 パピヨン

[文末に付け足した一言は、本気なわけもなく。
けれど、"何処にも行かない"って約束を破って
彼女がそれを気に病んでしまっていたら、嫌ですから
フォローというか、気にしてないよって、ポーズのつもり。

いつか彼女に、彼女の"ヒーロー"の正体を
伝えねばなりませんね。
彼女の中の、文通相手への期待値が、
随分上がってしまっている様ですから。
正直に言うのは、心底、こわいのですけれど。

……でも、隠し事をしたままでは、いけませんね。
だって莉緒は、私の一番の親友なんですから]

(+11) 2017/03/18(Sat) 05時頃

【墓】 寡婦 パピヨン

[送信を押して、丁度、信号が青に変わります。
こうして身を縮こませて歩いていると、
本当に、今朝の通学途中を思い出して。

ああ、そういえば
"誰かが転んだら">>27 って、
そんな賭け事を、しましたっけ。
あれは、私の勝ちで良かったかしら?

だってあの直後に、
転んだらしい那由多が通ったんだものね。

どうでも良いと思っていた、勝ち負けですけれど。
この状況になると、逆に、
意地でも取り立ててやらねば と、思うのです]

(+12) 2017/03/18(Sat) 05時頃

【墓】 寡婦 パピヨン

[何故って?
そりゃあ、勿論。

……通も含めて、全員が、
幸せに帰ってくる確証が、無いからでしょう。

だからこれは、願掛けみたいなもの。
"滑らないように"
そうやって、願掛けするのと同じで]

(+13) 2017/03/18(Sat) 05時頃

【墓】 寡婦 パピヨン

To:通
From:ちよ
───────────────

通は、此方に居ますか?
今居ないなら、
それはそれで良いけど

私が賭けに買ったんだから
早く此方に帰ってきて、
ちゃんとお汁粉、奢ってよね

───────────────

(+14) 2017/03/18(Sat) 05時頃

【墓】 寡婦 パピヨン

[私にお汁粉を奢る為に帰ってきて って
かなり、がめつい様に見えますけれど
大事なのはお汁粉でなくって、彼自身の安否です。

正直、ちゃんと帰ってきてくれるのなら
お汁粉なんて、どうでも良いんですよ。

長いその前髪を指差して、
"切らないと駄目でしょ"。
そんな風に言えるのなら、それで。

……実際、就職するにしても、進学するにしても
長い前髪って、不利だと思うんですよね。
おでこに傷のある私が言うのも、難ですけれど]

(+15) 2017/03/18(Sat) 05時頃

【墓】 寡婦 パピヨン

[信号がまた赤に変わらない内に、歩き出します。
"向こう"の世界への心残りは、まだまだ、あるのです。

あの世界で、最後にした会話。
それは、悠>>37と交わしたものでしたね。
どうして私は、あの時、
彼女の話をちゃんと聞いてあげなかったのでしょう。

言いかけて飲み込まれた言葉は、
今となれば、想像すら難しく。
彼女は、手を差し伸べなければいけない存在だと、
そう思っていた筈なのに。

要らぬ心配までさせて、
その上、自分の都合を優先させてしまって]

(+16) 2017/03/18(Sat) 05時頃

【墓】 寡婦 パピヨン

[代わりとばかりに吐き出された謝罪>>39には、
"私は大丈夫"って繰り返す事しか出来なくて。
何処か消耗した様子の彼女に対して、
逆に気を遣わせてしまうという、体たらく。

ごめんって言わなきゃいけないのは、私です。
貰った髪飾りは、まだ、確かに私の手の中にあるのに
広がってしまった心の距離は、
どうやったら、埋める事が出来るのでしょう。

折角"また明日"って、言ってくれたのに
私、勝手に帰ってきてしまいました。
彼女に対しても、きっと、謝る機会が出来ると信じて、
結局私は、待つ事しか出来ないのです]

(+17) 2017/03/18(Sat) 05時頃

【墓】 寡婦 パピヨン

[何だか、泣き出したい気分。
すん、と小さく鼻を鳴らしながら歩きます。
やがて見えてきたのは、病院の入口。

そこに、健士郎とつばさ>>+4:35の姿も、
あったでしょうか。
あ、と 私は小さく口を開けて
ほんの少し、気不味げに、健士郎を見るのです。
だって、"母"の事、ずっと、引っかかったままで。

それに、帽子の下だから解りにくいでしょうが、
私の目、今、少し赤くなっていると思うんです]


 あの……、理一、どうだって?

[震えそうになる声を律しながら、問いかけます。
慌てたみたいに、"私、帰ってきたばっかりで"
って、そうやって、付け足しながら]

(+18) 2017/03/18(Sat) 05時頃

【墓】 寡婦 パピヨン


 ……ていうか
 健士郎、もう帰ってきてたんだ ね。

[つばさは兎も角
彼のマネキンを、私は見過ごしていましたから。
少しだけ無理をして、戯けた調子で
誤魔化すみたいに、首を傾げて*みせました*]

(+19) 2017/03/18(Sat) 05時頃

寡婦 パピヨンは、メモを貼った。

2017/03/18(Sat) 05時頃


【人】 保安技師 ナユタ

 ── 現在:2階 ──

[ 肩掴んで、振り返らせたとき、
 古辺、おまえ なんつー顔してんだよ。

 おまえの祈り>>67 なんて、知らないまま。
 俺、戸惑って、数度まばたきをした。

 前髪の奥、覗き込むみたいに。

 ── おまえ、怒ってんのか な。

 古辺が、スマホの画面を差し出しても、
 そこに 魔法みたいに あらわれた名前、見ても、

 保田那由多の胸の裡にこみ上げるのは、
 なんていうかさ、
 痛み にも似た、いき苦しさ である。]
 

(76) 2017/03/18(Sat) 11時半頃

【人】 保安技師 ナユタ


 ── うん 残った なあ

 でも、俺らさ
 もう、ここにはいられねえんだな

[ かるうく 見上げた先で、
 前髪のカーテン越しに透けて見える眸は、
 物騒 というか、なにかを 決めた 人間のソレだ。

 だから、俺も前を向いて、
 ちかちか 暗闇と光が交互にやってくる廊下を、
 なんだか、さみしく 思いながら、口を開く。]

 見つける に、決まってんだろ どこにいても

[ 最後まで、めちゃくちゃで、はちゃめちゃなのは、
 確かに、ちょっと、おまえっぽい とか。
 床で、きらめく光の破片を見て、思うよ。]
 

(77) 2017/03/18(Sat) 11時半頃

【人】 保安技師 ナユタ


[ 時間がないなら、走ろうか。
 というか、駆け抜けたほうが、ダメージ低そう。

 そう思った矢先、視界がかげって>>72
 俺は、その意味を察したとき、

 あほか と思って、それから、
 なんかさ、くつくつと、笑っていた。]

 ── じゃあ、ほら
 おまえがこっち使え って、

 これじゃ、ただの貸しあいっこじゃんか

[ 自分のブレザー、被せるみたいに、押し付けて、
 ああ、でも、ポケットの飴玉落としたら、しばく。]
 

(78) 2017/03/18(Sat) 12時頃

【人】 保安技師 ナユタ


[ 降ってくる破片 よりもさ、
 靴下で、踏み抜く廊下に散るかけら。

 この世界の断片 と思うと、
 砕けてくそれも、なんか少し悲しいと、

 うつむいた先で、俺は見つける。
 細かく砕けた 世界のかけら。>>15

 ── みちしるべ の、ようだと。

 顔を、上げた 先。

 横たわるマネキン>>4:244と、
 その先に続く階段 割れたガラス片。]
 

(79) 2017/03/18(Sat) 12時頃

【人】 保安技師 ナユタ



[ ── どこまでつづくのだろう なんて、 ]

 

(80) 2017/03/18(Sat) 12時頃

【人】 保安技師 ナユタ


[ あまりにナンセンスな考えが過ぎって、

 そのとき、古辺、おまえまだ隣にいたかな。

 なんにも、言わない 言えないまま、
 俺、黙って、勢い良く、滑りやすい廊下を蹴った。
 階段、二段飛ばしで、駆け上がってく。

 砕けた光 を、みちしるべ として。**]
 

(81) 2017/03/18(Sat) 12時頃

【人】 ろくでなし リー


[スイッチ押してもずっと明るいままの電灯も、
場違いなくらい煩く輝く電飾も、きっと俺の事だった。

「出力:笑い」

何があってもそれしかできねェんだ。
翳る事なんか、全然なかったろ?


それがさ、今は、
電灯は、細かく瞬きながら、
ジジ……って死に掛けの蝉みたいに鳴いて、
目に煩い電飾はバラバラに砕け散った。

つまりは、そーいうことだろ?
この世界は、もう長くは持たねェってサ]
 

(82) 2017/03/18(Sat) 13時半頃

【人】 ろくでなし リー

[ タン、タン ]

[屋上へ繋がる階段にもガラス片は散る。
そうそう、実はここな、抜け道があったんだよ。

屋上に面する擦りガラス。
ゴツイ鍵が掛かってるけど、この鍵壊れかかってて
コツはあるけど、開けられるンだよなァ。
通には教えてねェけどサ。

あの日はそうやって屋上に忍び込んだ。
でも今は、屋上に通じる扉は、
その窓を通る必要もなく開いた。

重い扉を押し開けると、
冬の冷たい風が雪と共に吹き込んでくる。

扉はそのままにして、風に逆らって前へ進む。
屋上になら絶対にある柵とフェンスは無くなってて、
屋上の淵へ進んで、見下ろす]

(83) 2017/03/18(Sat) 13時半頃

【人】 ろくでなし リー

[下が、見えない。
雪に隠されたように、地面が見えない。

びゅうびゅう、下から吹く風は、
髪を無造作に舞い上がらせる。

落ちたら死にそー。
そう思ったのは、二回目。
でも、一応死んでなかったみたい。今は、まだ。


この世界はもうすぐ閉じるだろう。
何となく、分かるンだよ。主、だから。

でも、その前にやらなきゃならねェ事がある。
アイツら帰してやらねェとな]

(84) 2017/03/18(Sat) 13時半頃

【人】 ろくでなし リー





    [ それが、俺が出来る最後の事だ ]*



 

(85) 2017/03/18(Sat) 13時半頃

【人】 酸味探し ドリベル


 [ 怒ってた なあ。

  誰にって訳でも無く、ふつふつ、と。
  いや目つきと比較すると
  ふつふつなんて 可愛すぎる表現だけどさ。

  こんな所に閉じ込めやがって、とか
  なんでおまえ あんな平気な顔しといて、とか
  なんで俺、此処に来たばっかりの時に
  …橘に あんなこと言っちまったんだろう、とか

  …友達 だったんじゃあ なかったのか とか、
  
  喩えるなら、置いて行かれたこどもみたいな、
  そういう気持ち。
  多分 きっと…英語で言うならめいびー。
  先生 あってますか。 ]
 

(86) 2017/03/18(Sat) 13時半頃

【人】 酸味探し ドリベル


 [ 此処にはいられない。
  終わりかけの世界を走ろうとして、
  ―― ちょっと 思わず笑ってしまった。
  くつくつ、俺も似たような笑い。
  いつも通りじゃあない よな。
  
  保田のブレザーを借りて、
  ポケットの中に何か入っている 重みに触れた。
  …大丈夫だって、"落ちないように"しますから。 ]
 

(87) 2017/03/18(Sat) 13時半頃

【人】 酸味探し ドリベル


 [ 上から降ってくるものよりは、
  下に落ちている欠片の方が目立っていた、廊下。
  
  …踏みつけるのに一瞬躊躇ったけれど、
  他にどうしようもなくて、ぱきり。
  足元、気をつけないと
  自然と視線は 下の方へ向いて 一歩。

  あいつ何処に行ったんだ って
  考えてはいたけれど きっと、
  先に気付いたのは保田だった>>79>>80

  つられるように ふ、と顔を上げて
  ―― 気付いた。 ]
 

(88) 2017/03/18(Sat) 13時半頃

【人】 酸味探し ドリベル


 [ なあ、橘。
  お前もしかして いつか行ったあの先に ]
 

(89) 2017/03/18(Sat) 13時半頃

【人】 酸味探し ドリベル

  ―― 保田、…屋上!

 [ 叫ぶ。
  保田を導くのが落ちる欠片なら、
  ただ場所を示す声は、その背を押すように。 ]
 

(90) 2017/03/18(Sat) 13時半頃

【人】 酸味探し ドリベル


   絶対、後で 行くから、
   あいつ、死なせないでくれ、
  
   ……、頼む

 [ 続いた声は ああこれも、きっと珍しく
  …震えていたんじゃあ ないかな。 ]
 

(91) 2017/03/18(Sat) 13時半頃

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