160 東京村
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[――音楽が聞こえてきた。]
(55) 2015/06/08(Mon) 01時半頃
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[ むすんで ]
[ ひらいて ]
[ てをうって ]
[ むすんで** ]
(56) 2015/06/08(Mon) 01時半頃
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[得体の知れない焦燥感があった。だが、それでもトヨタは立ち止まる。 駅の構内を出口へ向かって歩いていく1組の男と少女。その少女の側にトヨタは見覚えがあった。]
……ひなこちゃん?
[勿論普段なら気にも留めなかっただろう。だが、少女のただならぬ様子と『何かが起こっているのではないか』という根拠のない恐怖感が、普段は絶対にしない行いをトヨタにさせた。 ゆっくりと、彼らの後を尾行する。自分でもその理由はわからない。こんなことをしている場合ではない気がした。だが、それならどうする? 商店街を抜け、街の隙間のような路地をくぐり、2人の背中を追いかけて歩く。 やがて街の裏側とでもいうべき薄汚れたビルの壁が並ぶ場所へ辿り着いて……そこで2人を見失った。]
[目の前には無機質な鉄の扉。 気のせいか、周囲から沢山の視線を感じる気がする。]
(57) 2015/06/08(Mon) 01時半頃
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[『さんかく』達はみていた。 『さんかく』を追った男を見ていた。 さかしたひなこと接触した最初のさんかくであるよれたスーツの男は、渋谷のどこかで丸めた体を前後に揺すりながら『追いかけられている』と繰り返している。
『追いかける』は 『追いかけなきゃいけない』理由になり得る。>>3:259
ダビデの星々の目は相手を見張ることに決めた。 ダビデの星々は互い囁きあい、連絡をとりあっている。>>57]
(58) 2015/06/08(Mon) 02時頃
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[完全に見失ってしまった。 けれど、知らない建物の扉を勝手に開けることまではトヨタにはできなかった。 違う。 見られているのだ。 ……扉に手をかければ、取り返しのつかないことになる気がする。
《相手がメリーさんなら、振り向くな。》 twitterで石動が警告する。振り向くな。振り向くと、どうなる? 元妻は振り向いたのだろうか。そうしてどうなったのだろう。 “元のお話”にその続きは存在しない。無数にある“派生形”は、そのどれもが悪戯に恐怖を煽る形で結ばれている。] ] [振り向く。なにも起こらない。見ているのはメリーさんではない。そこにはまだ、なにもいない。]
トヨタさん DM @toyoyota5 >> @ys_lougi こちらは渋谷。商店街の裏側を探索中。パラレル世界の力士探しって……一体なにを。食事は歓迎。
(59) 2015/06/08(Mon) 02時頃
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― 渋谷区 ―
[『女さんかく』と『さかしたひなこ』を追った眼鏡をかけたサラリーマン風の男は料理屋裏のスチール扉の周囲を気にしているようだった。そののち携帯電話を触り始める。 文字を打ち込む間の時間も、三角形の目は、ずっと見張り続けている。
その、少し後だ。 眼鏡のサラリーマンの背中に、声がかかった。 酒とたばこで潰れたような、男のガラガラ声だった。]
(60) 2015/06/08(Mon) 02時頃
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……。 やーあ、こんなところで何してるんだい?
[――彼の名前はなんと言ったろう。 ワタヌキは、スーツを着た背中に、声をかけた。]
奇遇だねえ、こんな所であうなんて。
[掠れた笑い声を立てていたのは、朝新宿で会った男だ。 昨日の昼にホームレスと見紛うような姿だった男だ。 サンダルで地べたを踏みながら近寄ってくる。 互いの距離は数メートル。 男はぴたりと足を止めた。]
(61) 2015/06/08(Mon) 02時半頃
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[坂下ひなこは自分の知る限りこんな場所をうろつくような子ではない。 あの尋常ではない様子からみて、なにかに巻き込まれていることは間違いないとそう思う。 その考えは、ここにきて確信へと変わる。]
……笠井さんこそ、こんなところで何をしてるんですか。
[自分で言っておきながら違和感が拭えない。 この男が『笠井先輩』であるという事実はあまり信じたくなかった。]
[偶然、にしては出来すぎているな。]
(62) 2015/06/08(Mon) 02時半頃
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― 昨晩・目白『たまらん屋』 ―
[眼鏡の女の子が座っていた席の前。 器を下げようとした堀川が見つけたのは、 『大平あいり』と彫り込まれたコンパクトミラーだった。
あいり。あいり……、あいりす。 否応無しに脳内に浮かび上がってくるその名前。]
(もうほんと嫌)
[堀川はほとんど涙目になりながら、 しばらく器を下げることもその鏡を手に取ることもできず、 青ざめた顔でその場に立ち尽くしていた。]
(63) 2015/06/08(Mon) 02時半頃
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ボリスは、昨晩眠れず、目の下にクマができてしまった。**
2015/06/08(Mon) 02時半頃
石工 ボリスは、メモを貼った。
2015/06/08(Mon) 02時半頃
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んん? 人違いだよ。 きみだって自分で言っておきながら 何だかしっくり来てないみたいじゃない? 君のいう笠井先輩のことを、 おれは誰だかしらないけれど。 少なくとも、こんなじゃなかった。顔に書いてあるよ。 なら、おれは君の言う笠井先輩じゃあないんだ。 安心して自信を持つといい。
[そうだろう?と首を軽くかしげてみせる。]
気ままなホームレスだもん。 追い出されて寝所を転々とすることだってあるさ。 今夜の寝床探しかもね。 で、君はこの辺りに用事があるのかい?
(64) 2015/06/08(Mon) 03時頃
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[何をしている、と彼は言った。そんなことは彼はとっくにわかっているような気がした。 何が起こっているのかを理解していないのはこちらだけなのだ。そんな感覚。 男は更にのらりくらりとはぐらかすように言葉を重ねる。こんな軽薄な言葉、信用しろというのは無理がある]
ひなこちゃんをどこへ連れていったんです? ……彼女になにか良からぬ事をしてるんじゃないでしょうね、先輩。
[問いながら、仮にそうだとしてもそれを正直に説明してくれることはないだろうなと考える。 だとしたら自分には何ができるだろう。 この『自称ホームレス』がどんな人物なのか、自分にはまったくわからない。 彼女に危害を加えているかどうかすらわからない。けれど、もしも危害を加えようとしていたなら?]
(65) 2015/06/08(Mon) 03時頃
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俺、見ましたからね。 彼女の身になにかあったら、真っ先にあなたを疑いますよ。
[言いながら自分で自分に失望を感じる。 これが精一杯なのか? けれど、それ以上は何も言葉がでてこない。]
(66) 2015/06/08(Mon) 03時頃
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トヨタは、相手を睨みつけその場を立ち去る。**
2015/06/08(Mon) 03時頃
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―新宿警察署前・夜―
[警察が解放してくれるまで、夜までかかった。何度同じ話をしただろうか。
中華料理店「香港小吃」に行こうとしたら、女の子の悲鳴が聞こえた。その声に呼ばれるまま向かったら、階段から二人が落ちた。
しかし、『リーク』を警察が解決できるとは思わない。 結局警察も、今朝の新宿駅の騒動にちなんだ悪戯だということで、智恵美を散々説教した後、退散を命じた]
でも、それも手なのかもしれない。 その道があるとすればその道を辿ることが出来るように、その死がなかったことにすれば、その死はなかったかのように出来るのかもしれない。
[そうであるならば、二人が無事生きていれば、と心から願う。もう、誰かが死ぬのはまっぴらだ]
(67) 2015/06/08(Mon) 06時頃
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[もしそれなら、私が『リーク』なんてものを信じなければ、アイツだって本当は生きていたのかもしれない]
(68) 2015/06/08(Mon) 06時頃
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[智恵美は、エリにLINEでメッセージを送る。スタンプや顔文字などの装飾のないメッセージに、余裕のない印象を与えるだろう]
『リーク』みちゃった。人が階段から落ちたから、警察を呼んだんだけど、何も出なくて怒られた。新宿西口の方面の警察署の前にいるんだけれど、近いとこいる? いるなら落ち合いたいな。
ちょっと、一人でいるの、怖い。
[そういって、とりあえず新宿駅の方まで、歩く**]
(69) 2015/06/08(Mon) 06時頃
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店番 ソフィアは、メモを貼った。
2015/06/08(Mon) 06時頃
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ひなこちゃん。
[復唱する。つまりは知り合いだから追いかけていたのか。矢鱈に心配している風だ。『さんかく』からみても『酔ってた』ようなので、そのせいかもしれない。>>65]
あらら。睨まれてもしらないよ。 人探ししてたの?ふーん、てつだう? 彼女?同僚?キャバ嬢?援交? 何かってなーに。
[良からぬことをしているのじゃないか、真っ先に疑うぞ。 そう睨まれると、これもまた「昔はこんなじゃなかった」わけだが、黄色っぽい歯を見せて喉の奥で笑う。]
ずいぶんじゃあないか。
(70) 2015/06/08(Mon) 08時頃
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[睨んでいるのは向こう側であるのに、引っかき傷でもつけられたような顔に見える。かわいそうに。 彼は立ち去っていく。背中に「あ」と声がかかった。]
……そうそう。そうだ。 『豊田』くん。 だ。
元気でね。
[豊田の後ろ姿を見送っている。ある意味、助かった。 『消えてしまった、さかしたひなこちゃん』探しのために『ミサ』を開く事にしたはいいが、『さんかく』達には、新参者の『さかしたひなこ』は見分けがつきにくい。 渋谷のさんかくの目撃情報が『アタリ』だったのだ。]
(71) 2015/06/08(Mon) 08時半頃
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>>3:279
[しばらく待ってみても、返事はなかった。糾弾のような、不安を吐き出しただけのような呟きだけがネットの海に落ちて、なんの波紋も起こさずに、すっと沈んでいった]
俺は、もしかしたら俺の呟きで痣女が電車に飛び込んだんじゃないかと怯えていた。俺の呟きが直接、彼女を追い詰めたわけではないだろう、だけど、ネットに拡散した無数の好奇心と糾弾が、痣女を追い詰めたのじゃないかと思ってしまった。
こんなつもりじゃなかった。
ただ、自分は今進行しているなにかに選ばれたのだと、浮かれてしまっていたにすぎなかった。 大体、『痣女』なんてどこの誰とも知れない『33番』となにがちがう? そんなののせいで、今朝、人が二人消えた。
インターネットの海に呟く]
『誰か、今、東京で何が起きてるのか、知っている人はいますか? それとも、なにも起きていないんですか?』
(72) 2015/06/08(Mon) 09時頃
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[突然、ケータイが鳴った。 見慣れた番号だった。会社からだ。どうせ、呼び出しの電話だろうと手に取り、「はい」と答えると、上司は天気の話でもするかのように軽快な声で、 「お前、明日から来なくていいから」 と告げ、こちらの返事も待たずに電話を切った。
不意に、42番と書かれた俺のデスクが頭に浮かんだ。私物もなにもおいてない、仕事のためだけのデスク。33という数字ももうどこにもない。
「ああ」
知らず呻いて、洗面台に立つ。 突然、ソイツが口を開いた。
「お前は誰だ?」
……今から考えるよ。 鏡の中のソイツは、もう俺の真似をしなくなっていた]
(73) 2015/06/08(Mon) 09時頃
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[下に、下に、下に、下に。 どこまで潜るのかわからなくなった。その後。
うたが、きこえた。(>>56)
やさしい、と思った。 大丈夫だ、さみしくないと寄り添うだけの、あの穏やかな声とは違う。 もっとも今の私はもうそれをおぼえていないけれど。
受け入れてくれる気がする。呑み込むように迎え入れてくれる。 そこにいていい、と言われるような、うた。]
……むーすーんーでー……ひーらーいーてー
[自然、合わせて口ずさんでいた。]
(74) 2015/06/08(Mon) 10時頃
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[ヴヴ、と短く2回スマホが震える。LINEのメッセージ受信だ>>69。 スマホを取り出し、確認する。書かれていたのは――]
え?
[『リーク』を見た。人が階段から落ちた。何処かに消えた。 昨日の智恵美の様子なら、見つけた『リーク』に、我先飛び込んでいきそうに思えて、合流したいとの言葉に意外さを覚える。実際目にしたら怖くなる、そういうものだろうか。 けれど、友達が階段から自主的にダイブしなくてよかったとも言える。 歩きつつ、返信を送る。]
(75) 2015/06/08(Mon) 12時半頃
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『いまルミネエストの屋上に向かってる。まだ外』 『こっちに来れる?』
[スタンプはこちらも送らなかった。緊張感みたいなものが智恵美のメッセージからひしひしと伝わってきて、送れる気持ちにならなかった**]
(76) 2015/06/08(Mon) 12時半頃
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[むすんでひらいての歌が、ゆるい上り坂のトンネルの向こう側から聞こえてくる。>>74 トンネルの突き当りには、扉がついていた。 扉につきあたると、誰かが内側から鍵をあけてくれる。
扉が開く。
どこから電気をひいているのかもわからない。 黄ばんだ蛍光灯が、時折ぱかぱかと光量を変えながら中を照らしていた。 夕日や白熱灯のあかみがかった色合いとは質の違う、陰気な黄みがかった白い光。影が濃く落ちている。 足元は古びたタイルや不格好に古びて割れたコンクリート。 いつの時代のものかわからないような赤錆びた鉄や木材も使われている。天井や壁では、パイプやコードが絡み合っている。
ここは、地下商店街。 どこか祭りの縁日にも似ていた。]
(77) 2015/06/08(Mon) 13時半頃
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― 地下商店街 ―
[てんでばらばらの趣味の服がハンガーにかかっている。 古着屋だろうか。棚に置かれたバッグが身を寄せ合って、土埃だらけになっている。 それらの奥のカウンターで、誰かが煙をふかしている。顔は蛍光灯の無遠慮な光のせいで、影になってみえなかった。
……てをうって むすんで
日もないのにパラソル代わりの日傘の下、椅子に腰掛けた老婆が毛玉だらけの服を着て膝に置いたぬいぐるみを撫でている。 煮崩れしたかのような平和のなかにいる笑み。ふくふくと頬を緩ませていた。]
(78) 2015/06/08(Mon) 13時半頃
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[ ……またひらいて、てをうって
古い靴屋に黒や茶色の革靴と、変色したスポンジのビーチサンダル。傍に誰かが、倒れている。けれど目を開いて何か話している。むずかしそうな宇宙の話をしている。
奥ではホームレスのような髭面が濡れてかぴかぴになった古新聞を読んでいた。
「茶」と書かれたのれんの前にござがひいてある。 石のように座った人が、茶碗を前に、時折思い出したように、みじろぎする。]
(79) 2015/06/08(Mon) 13時半頃
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[外国語が書かれた品物を扱っている場所も多い。 たばこ屋はなかでは繁盛しているのか、あちこち煙を吸う人がいる。甘い煙のにおいが漂っている。
詩を売る露店。占い。マッサージ。 壁には時折、水がちょろちょろ伝い、その周りが石のように盛り上がって変色していた。 パイプからぴとんぴとんとしずくが落ちている。]
(80) 2015/06/08(Mon) 13時半頃
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[ ……その手をうえに……
地下商店街を奥に進むと、妙な器械だけが置いてあるぼろ机があった。100円をいれるところがついている。 商店街に入った時に流れていた『むすんでひらいて』がふつりと止まる。 100円を入れればまた鳴り出すのかもしれない。]
(81) 2015/06/08(Mon) 13時半頃
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[突き当りで通りは右へ曲がっていた。 張り紙を何度も貼っては剥がされした形跡のある通路。誰かのラクガキ。残った黄土色のセロテープ。
奥は上り階段になっていた。 向こう側には、ここよりも、もっと沢山の人が居そうだ。**]
(82) 2015/06/08(Mon) 14時頃
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― 渋谷→? ―
[張寧生からは、『さかしたひなこ』に関して『危険』と連絡を貰っている。何がどう危険なのかの説明はなかった。そしてその事情を少しでもきく前に、張寧生と連絡がとれないままになっている。 何かあったと思うのだが、未だ連絡はつかない。厄日にもっと早く気付き、早々に『こちら側』から切り離してやるべきだったのかもしれない。
そして『あいりちゃん』でも『ひなこちゃん』でも、名前は構わなかった彼女。 どうやら割符だけ手元に渡ったようだが、その気があるのなら、彼女も『さんかく』になってしまえばいい、そうなるつもりがあればその手をとって誘ってやるべきだと、今もなお、考えている。**]
(83) 2015/06/08(Mon) 14時頃
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[トンネルの先にある扉を越えれば、そこはがちゃがちゃとした街だった。 国と言ってもいい。 子どもになった大人が作ったおもちゃ箱の国。そんな感じ。
雑多なものばかりの通りを歩きながら、それを異様だとは思っていた。 だけど、それで良かった。それが良かった。 私はその異様さに落ち着き……安心してる。
ぷつりと途切れたうたを、私は自分で口ずさみ続けた。 そのてをうえに むすんで ひらいて てをうって むすんで……]
(84) 2015/06/08(Mon) 15時頃
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