35 星降る海岸に纏わるエトセトラ
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―木と木に吊るした紐を歩く催し物を、この村の人間で誰が出来るのか、少なからず私は聞いたことが無いぞ。
[反対に対し、そうだろうと言う声が上がる。
仁右衛門の役員振りは、良くも悪くも騒がしくなった。提案は任せろーというものの、提案の大半が実現出来るか分らないようなものばかりだった。]
私の住んでいた町で行われている催し物…。
[こちらにも時折案を振られる。]
派手な衣装を着て鳴り物を鳴らす一団とかありましたな。それはまるで仁右衛門のよう?まあ鳴り物のような奇声を発しますが…本人の前で其れは―。
(+3) 2011/08/17(Wed) 00時頃
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[地主の屋敷は村の外縁部にある。 そこからは村の中心部などよりも、神楽邸のほうが距離は近い。 少しだけ遠回りして、神楽邸のほうへ足を進めた。]
―神楽邸の庭(こっそり?)―
[神楽邸の塀の穴へ到達したのは、 笛の調べが止んだ後。
スイカを置き、勝手知ったる抜け穴から上半身だけを突っ込むと、小さな紙包みを懐から取り出す。
その紙包みを、傍の低木の枝へ 派手な色の組み紐で括りつけた。]
(84) 2011/08/17(Wed) 00時頃
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[大人になったなら、便利さや豊かさに、心を奪われて 未来の方が良かったとか、思うかもしれないけれど
子供の私には、どんな便利な生活より、豊かな人生より 心の温もりが、大事なの もしも許されるのならば、ずっとこの温もりの中にいたい
それを、決まりが許さないと言うのなら 何か、許される方法を考えよう
そう思いながら、眠った夜]
―― そして現在 神楽邸 ――
(85) 2011/08/17(Wed) 00時頃
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[『記憶』を『手繰ろう』とすると、何かに『邪魔』をされて。 連なる言葉に、相槌を打とうとするがぎこちなく]
そうだな、きっと歳だよ。僕もこのところ、とんと物忘れが激しくてね。
[そう言って笑い話にすり替えるも、視線がどうも定まらない]
そうさ、次呑む時は、思い出話を肴にしよう。きっと朧が、いろいろ話してくれる。
[団十郎の「手伝えることがあるなら何でも」という、常と変らぬ頼もしい言葉に、ほっと安堵したように息をほどいて。ありがとう、と呟いて、立ち去る背を見送った]
(86) 2011/08/17(Wed) 00時頃
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―― 縁側 ――
[夕ちゃんが、お手伝いをさせられている 私もやると、少し手伝ったけれど やればやるほど、無残な紫蘇の葉が出来あがって 葉っぱが可哀想になって、やめてしまった
すぐ隣では、明様が、少し昔の流行歌を吹いている あれ、少し昔のこの時代に、こんな曲があったんだっけ?]
明様…――――?
その歌は、なんと言う歌? 私、聞いた事があるのだけれど
[耐えられなくて、聞いてみた この時代の歌ならば、それで良いのだけれど]
(87) 2011/08/17(Wed) 00時頃
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―海岸― [ザバザバーっとふんどし一丁で泳ぐ姿が海岸に見える]
よっと。 ずいぶん涼んだし、これくらいにしておくかなー。
[海から上がると、置いておいた上着を羽織る。 この熱気なら、そのうち濡れた体も乾くだろう]
おっ、なんだい団十郎。 どっか出かけてたのか?
ああ、志乃のボロ傘の事か。 早く直して届けてやんなよ。
あれがないって言い訳して、働けない。 なんて言い出しそうだからな。
(88) 2011/08/17(Wed) 00時頃
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―海岸― [その後軽く雑談してて、色々団十郎から聞かされただろうか]
んー、ないない。ただ人手が足りな過ぎて呼ばれただけだろ。 俺は、遊ぶのと畑仕事で忙しいから、遠慮しとくぜ。
さーて、どこに遊びに行くかな。 [別れ際に一平太の事も聞かれただろうか。]
あ? 既に酔ってるのかい。 それとももうジジィになっちまったか。くっくっく。
[悪態ついた後に駆け抜けて逃げていった]
(89) 2011/08/17(Wed) 00時頃
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勝丸は、全力で駆けているうちに、鳩渓堂の傍まで来ていた。
2011/08/17(Wed) 00時頃
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―鳩渓堂―
おっと、いけねえ。 見つからないうちに、逃げなきゃな。
[とは言ったものの、空き地に誰かいないか見に行ってからだ。 遊び相手が居るほうが楽しい]
そっかー、志乃は今いねえしなあ。
[空き地には、いつも志乃の質問に答えている連中がいたが 指定席にいる主の姿は見えず]
(90) 2011/08/17(Wed) 00時頃
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[紙包みの中身は、 兄のようにも想うひとへ宛てての手紙。
習い事などで色々と生活が忙しくなって後には、明之進には、 これまで何度となく、こうして手紙を送ってきた、 と、記憶している。
この庭木のこの枝に結ぶ、 それも、二人の決めごと。]
(91) 2011/08/17(Wed) 00時頃
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─ 神楽邸・縁側 ─
……え?
[朝顔の問いかけに、手を止める。思わず上がった声は、呆けたもの。>>87]
今まで、この曲を聴かせた事、ありましたっけ?
[誰かがいた時に奏でた事は、今まではなかったはず。 風に乗った調べを聴いたのか、とも思うのだけれど。 それなら、何故、曲名を聞いてくるのかという疑問も生じる]
……曲名は、忘れてしまったのだけれど。 私が、『以前にいた場所』で。 一時期、流行っていたものですよ。
[とはいえ、今の疑問が思い違いであったなら、不用意な答えはできぬから。 慎重に、言葉を選びながら、こう返した]
(92) 2011/08/17(Wed) 00時頃
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[しばらくその場に立ち尽くした後、黙りこんだまま書斎へ戻る。本棚の中、古びた一冊を取りだして]
……、
[何度も読み返したその手記の、目当ての頁はすぐわかる。 紙の上に並ぶは舶来文字。その並びは、手元に多くある学術書と同じ阿蘭陀語ではなく。この国には未だほとんど知られる余地無い英吉利語]
あった。記憶を、手繰る者。
[記憶操作を、ふとした拍子に自力で外してしまう人間が、ごく稀に存在すると]
まさか、団十郎が……?
[ただの物忘れと、思えないこともない。 けれど。あの装置が、働いたようにしか思えないのだ]
これは、少し、困ったな。
[手記を閉じて文机に置くと、天井仰いでため息*ついた*]
(93) 2011/08/17(Wed) 00時頃
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発明家 源蔵は、メモを貼った。
2011/08/17(Wed) 00時半頃
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少し昔、流行った歌だと記憶してます その頃私は、更に子供だったから あまり覚えていないし、聞いたことがあるくらいだけど
[何処かで聞いたのか、と言うから 私は、そう答えた]
以前いた場所…――――
明様・・・?
[慎重な態度を、感じ取ったけれど 夕ちゃんは事情を知っているし 他の人は、少なくとも姿が見えていなかったから]
明様、貴方…――――
(94) 2011/08/17(Wed) 00時半頃
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[そっと、傍に歩み寄って 誰にも聞かれないように、耳元で]
貴方は、何処から来たのですか?
私と、同じ場所ですか?
[こちらにいる未来人の情報など、貰っていない 通信が繋がる相手すら、つい最近まで知らなかった]
(95) 2011/08/17(Wed) 00時半頃
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[庭木の影に居た頃、もしも縁側に人影があったとしても そのひとらの話声は耳に届かない。]
[手紙の文面は。]
『明之進さん。
お身体の調子は如何ですか。 とっても暑い日が続いてますから、くれぐれもご自愛下さいませ、ね。
もうすぐ、お祭りの日ね。 楽しみだわ。 あの、祭りの折りには、明之進さんも一緒に屋台を巡って欲しいです。
お祭りの日は海岸に星が降る日でもありますね。 星が降るのみたことはないけれど、一つ二つでなく たくさん降るなら、さぞや壮観な光景でしょうね。 もし、自分がそんな光景に遭遇したら、 御先祖様よりも、流れ星に願をかけると叶うという伝承が真っ先に頭に浮かんで、必死になって願いごとを唱えてしまいそう。
(96) 2011/08/17(Wed) 00時半頃
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[朝顔の返答は、ごく自然なもの。>>94 考えすぎか、とも思うのだが]
そう、ここに来る以前に、ね。
[もう一度、繰り返す。 関わりなき者であれば、それは『都』での事、と受け止めて流すだろうと。 そう、思っていたのだけれど]
…………。
[耳元に落ちた、小声の問い。>>95 浮かんだのは、困ったような笑みだった]
ここで……そうですよ、と言ったら。 ……あさは、どうしますか?
[一呼吸分、間をあけて。小声で向けるのは、問い返し]
(97) 2011/08/17(Wed) 00時半頃
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『流れ星に。願いを叶えてもらうとしたら。 明之進さんなら、どんな願いをかけますか。
わたしの願いは、決まっています。 「明之進さんの身体が丈夫になりますように。」 これ、よ。
なんだか妙なことを書いてしまったかしら。 ごめんなさい。
そうそう、星降る海岸で思い出したけれど、 仁右衛門さんが、明之進さんにまで例の見張りを頼んだそうね。 悪い人ではないのでしょうけれど、困ったものね……。
日向』
(98) 2011/08/17(Wed) 00時半頃
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[文のあとには、露草の押し花が添えられている。]
[抜け穴から道へと戻ると、 スイカを片手に、神楽邸を後にした。**]
(99) 2011/08/17(Wed) 00時半頃
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そうですよ、と言ったなら そうだなぁ・・・安心します
なんだか、星降る場所を見に行くと言う人が多くて どうしたらいいか、わからなくなってて 明様なら大人だし、色々詳しいんじゃないかなぁって
[私は、何かをするつもりなんてないんだ ただ、不安なだけなんだ 私も、通信機の先の相手も]
私、事情があって、相談相手がなかなかいなくって
(100) 2011/08/17(Wed) 00時半頃
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子守り 日向は、メモを貼った。
2011/08/17(Wed) 01時頃
子守り 日向は、メモを貼った。
2011/08/17(Wed) 01時頃
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……安心、できますか。
[返された言葉に、小さく息を吐く。>>100 疑問はどうやら、正解であったか、と。 吐息に乗るのは、そんな想い]
確かに、皆さん興味を持たれていて。 ……私も、これはよくないのでは、と思っていたのですよ。 何事もなく、穏やかに『その時』は廻るべき、と。 ずっと、そう思っていますしね。
[やはり、仁右衛門の頼み事は『彼ら』を困らせていたのか、と。 そんな事を考えて]
……まあ、確かに相談などし難い事ではありますよねぇ……。
(101) 2011/08/17(Wed) 01時頃
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ええ、安心、出来ます 私、誰かに危害を加えるつもり、ないし 出来る事なら、誰にも、何もしたくないの
ありのままの世界に、ありのまま在りたいの
[正確には、私自身 このままずっと、ここにありたいとも思っているのだけれど]
ねぇ、明様 明様は、元居た場所に、帰りたい?
[そう、問うてみるのは、自分の心の在り方を 他と、比べてみたいと思う、好奇心なのだけれど]
相談、出来ないでしょ 私子供だし、難しい事よくわからなくて
(102) 2011/08/17(Wed) 01時頃
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―鳩渓堂・空き地→村の道― [何やら音が、鳩渓堂のほうからして、ビクッと身構える。 様子を見に表に出てきたのだろうか]
あ、せんせー…。こ、こんにちわー。 志乃がいないと、ここもなんだかボケが足りませんね。
[なんと話していたら、源蔵から志乃が役員になった話でもされただろうか]
へえー、長も大変だ。 血眼になって人手確保か。 うちも稲の収穫の時には、博史や春松にも手伝って貰わないとなあ。
[団十郎のように怖がりはしなかった。]
そういえば、せんせーは仁右衛門からなんか貰ったんでしたっけ。 わかる事、書いてましたか?
[何かを渡した、という事は誰かとの話に聞いていたが何かは知らなかった。 それがなんだったのかは、興味が惹いた]
(103) 2011/08/17(Wed) 01時半頃
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……ああ、うん。わかります。 ……私も、かつてはそうでしたから。
[かつて、と過去を語る際には、少しだけ、声に苦いものが混ざる]
ありのままに、在るというのは、。 とても、大切な事ですしね……。
[それはここでの暮らしで思い知った事。 以前は、得られなかったもので、だから]
……そう思うなら、もう、とっくに帰っていますよ。 帰りたくないからこそ、何年もここにいるのですから。
[昨日、伊綱と話した時と同じく、それを告げるに躊躇いはない。 そしてこの言葉から、自身が『時が来たなら帰る』というルールに逆らい、長くここにいる事は伝わるか]
(104) 2011/08/17(Wed) 01時半頃
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……ん……どれだけ力になれるかは、わかりませんが。 私に力になれるなら、出来る限りはしますよ。
少しばかり……いえ。 かなり、頼りないとは思いますけれど。
[冗談めかした口調で言って、微かに笑む。 いつもなら、ぴぃ、と鳴いて同意しそうな小鳥はその時、抜け穴の方を見て小首を傾げていたから。 合いの手は、入らなかった。**]
(105) 2011/08/17(Wed) 01時半頃
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餓鬼大将 勝丸は、メモを貼った。
2011/08/17(Wed) 01時半頃
落胤 明之進は、メモを貼った。
2011/08/17(Wed) 01時半頃
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…――――
そう、明様…――――
[彼は、今の私のように悩み そして、私の望む決断をし、ここに残ったのだろう 色々な障害も、きっとあって 色々な葛藤も、きっとあって そして、今ここに、こうしているのだろう]
明様、今度、暇な時でいいから ゆっくりお話、聞きたいな
私もね、帰りたくないんだ
[明様ならきっと、わかるかも知れない 事情を理解したうえで、話をしてくれるかもしれない]
(106) 2011/08/17(Wed) 01時半頃
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――神社――
[全ての用事を済ませれば、風呂敷の中は勝丸の着物を作る為の材料だけになった。 抱いていた真昼をそっと下ろし、自分も木陰に腰掛ける。
誰も居ない。 この時が、やっぱり一番心が安らぐ。
ふぅっと息を吐いて、女は針仕事を始めた。
まんまる兎は楽しそうにあちこち跳ねて回っている。]
(107) 2011/08/17(Wed) 01時半頃
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だから、明様 今日からは、お世話、ちゃんとするね 明様のお手伝いも、ちゃんとするから その代わり、たまに、お話聞いてね
[一応使用人なのだから、当たり前の事なのだけれど あまりに不器用だから、仕事はさせてもらえないのだ]
頼りない事、全然ないよ 私よりも、色々な事、出来るよ
だから、これからも宜しくお願いします
[ぺこり、と頭を下げて それから、夕ちゃんのお手伝いを始めた 一生懸命、やってみるけれど やはり、可哀想な紫蘇が量産されているようだ]
(108) 2011/08/17(Wed) 01時半頃
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―――…
…やっぱり。かっちん何処か変だった…よね…
[ぽそり、寂しそうに呟く。 先刻の会話。 感じた違和感。
何かを誤魔化しているようだった勝丸の姿を思い出す。]
まぁ…例え何かを抱えていたとしても… 僕に話す気になんて誰も…なる訳ないけれど…
[そう、期待なんて、しない。 鳩渓堂で見た朝顔や夕顔のような絆は自分には無縁のもの。 どんなに望んでも得られないのだから。]
(109) 2011/08/17(Wed) 01時半頃
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あー。駄目だー。
[谷底に落ちていくような思考に首を振る。 袖縫いの作業を一時中断して、高く澄んだ空を見上げた。]
遠いよね…遠すぎるんだ、*僕には*
(110) 2011/08/17(Wed) 01時半頃
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[あんまり可哀想な紫蘇を量産するから 母さんに、怒られてしまった 食べ物を粗末にするんじゃありません、って言うけれど 粗末になんか、してないのに
罰として、お買いものに行って来なさいって、言われちゃった 私にお買いものをさせるなんて、正気かしら、母さん]
夕ちゃん、一緒に行く?
[そう、夕ちゃんに声をかけて どちらにしても、私は買い物かご片手に外に出た]
(111) 2011/08/17(Wed) 01時半頃
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女中 おみつは、メモを貼った。
2011/08/17(Wed) 02時頃
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[話し合いの合間に、多少の荷造り等も行っていく。 一言で言えば雑用なのだが、気分転換には丁度良かった。その最中問われるのは案外普段の生活もあったことだろう。]
んーどうでしょう。 私も余り祭りには疎い方でして―。
人並みであれ、この通り意外と体が強くありません。畑に暮らしてみて、それをよく理解しました。
(+4) 2011/08/17(Wed) 02時半頃
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