人狼議事


256 【R18-BL】もうじき聖夜だってのに!

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【人】 独尊隊 ツヅラ

[一見するとタバコ仲間を喫煙タイムに誘うような仕草だったが、彼が喫煙家でないことは知っている。
彼がタバコを咥える姿は似合うだろうが、健康に良くはないし、――冗談で誘ったこともなかった。

意図的に隠された香りに、
気付くことは、なく。]

 はい、これ。
 ……約束のもの。

[何かの取引みたいな台詞を笑いながら告げて。
差し出したのは、シンプルな包み紙。
自分から楠への1年分のクリスマスプレゼントだった。
なんだか気恥ずかしく、受け取ってもらえたならば、誤魔化すようにタバコを取り出すだろう。]

(78) saira 2018/12/30(Sun) 18時頃

【人】 独尊隊 ツヅラ



 メリークリスマス。


[包み紙の中に仕舞ったのは、
黒革のシンプルなブックカバー。
この1年、楠が本を読む姿を時折見かけていたから。

そして、二つ折りのそれの内側、
使おうとして開いて初めて気付くだろう。
印刷し本の形に仕立てた小冊子――手作りの為ほんの少し背表紙が曲がっている――が挟まれていることに。]

(79) saira 2018/12/30(Sun) 18時頃

【人】 独尊隊 ツヅラ

[数十ページの掌編。

黒髪に黒い瞳、社畜体質の主人公は、
毎日仕事に邁進する中、探偵でもないのに平和な猫探しの事件を依頼されることになる。
発展する隣人や近所の住人も巻き込んでの大騒動。
あまり関わって来なかったと思い込んでいたのに、意外と周りは彼を知っていて、話してみたいと思っていて――紆余曲折を経て事件は解決へと辿り着く。
その猫は主人公が昔一度だけ、深夜の帰り道で出会った猫で、ほんの少しの間だけ撫でた猫で。

主人公が探し回っている間、うっかり開けっ放しにしていた自室の窓から、するりと忍び込んでいて。
――クタクタで帰り着いた主人公を、部屋で出迎える。

彼を待っていたかのように。
あの日はありがとう、そう伝えるかのように。

そんな、劇的な展開も恋愛もない、物語。]

(80) saira 2018/12/30(Sun) 18時頃

【人】 独尊隊 ツヅラ

[最後のページには手書きの文字で。


『感謝を込めて。 葛籠 啓』


文体も何も普段と変えていないそれの署名は、本来の名だった。*]

(81) saira 2018/12/30(Sun) 18時頃

【人】 大太刀源流 タツミ

  − 1年がかりのXmas −

[冬になってから毎日巻いているマフラーは
葛籠さんがお年玉と言ってくれたものだ>>76
俺25ですけど、と呆れつつ、
お古ですがと彼へのお年玉は
ちゃんと洗ったぺかちゅうの着ぐるみだった。

寒さが増すたびに口元をマフラーで隠し、
彼を想う。

彼の残り香も、屋上で吸う煙草の香りも
何一つ残ってはないけれど。
あの夜の彼の手の温もりだけは覚えているから。
アパートに戻る前に、少しだけ目を閉じて浸って
帰るべき場所へ足を踏み入れる]

(82) pannda 2018/12/30(Sun) 20時半頃

【人】 大太刀源流 タツミ


 構いませんよ。俺参加しないので。

[声を掛けてくれた彼へ返す声もいつもの自分を
保てている、と冷静さを失わぬように、
結局参加させられたパーティーの間も努めていたが]

(83) pannda 2018/12/30(Sun) 20時半頃

【人】 大太刀源流 タツミ

 メリークリスマス。
 覚えてくれていたんですか。

[彼から呼び出された時>>79
ほんの少し期待していた自分に気付かされて
誤魔化す様に苦笑した]

 ありがとうございます。
 
[それでも口元は自然に綻んだ。
これを選んでくれる間、
数分でも彼の心の中に俺がいたなら、と
唇を綻ばせたまま俺も懐へと手を伸ばす。

相手が女性なら指輪かアクセサリーと思うだろうが、
そんな関係でもないし、俺の役割でもない]

(84) pannda 2018/12/30(Sun) 20時半頃

【人】 大太刀源流 タツミ


 色々色々考えたんですけど。
 取敢えずあなたに必要なのはこれな気がします。

[高級ホテルのビュッフェチケットが数枚]

 あなた痩せすぎですよ。
 人間ドックの健診チケットにしようかと思ったんですが、
 さすがにあれすぎるので、それはお正月にお渡しします。

 世間には幸せを感じるものがいっぱいあると思います。
 もっといっぱい幸せに、なって下さい。

[お正月のお年玉に関しても暴露したが別に構わないだろう。
もう一度ありがとうございます、と繰り返し、
プレゼントを交換すると、落ち着きを取り戻した
アパートへ戻り自分の部屋に戻る]

(85) pannda 2018/12/30(Sun) 20時半頃

【人】 大太刀源流 タツミ

 ……メリークリスマス、か。

[どうしても去年の事を思い出してしまうから
プレゼントの開封は躊躇われた。
それでも彼の気持ちが嬉しくて、ブックカバーだと
判ると今度は誰にも見られていない反動か、
自分の顔を歪むのが判った]

 ……ひどいなぁ。

[そして間に挟まれた存在>>79>>80
一瞬、意味が判らぬままページを広げ。
数行で作者が誰か理解した。
そして綴られている相手が誰かも、最後に
記された名前の意味も、感謝にも]

(86) pannda 2018/12/30(Sun) 20時半頃

【人】 大太刀源流 タツミ

[そしてそのブックカバーは、
『終着点の向こう側』を包み込み。

正月のお年玉として人間ドック健診券に
一枚の栞が紛れ込む。

『ありがとうございます』

たった一言書かれた、青の細いリボンが付いただけの
無地の栞が**]

(87) pannda 2018/12/30(Sun) 20時半頃

ツヅラは、ピュレグミ美味しそう…!?

saira 2018/12/30(Sun) 22時半頃


【人】 常世倶楽部 アオ

[散々盛り上がって、泥のように眠った聖夜。
恐ろしくすっきりした代わりに、関節やらあらぬ場所やらが軋んでいたのは記憶に新しい。新年の目標は筋トレ柔軟である。

夢じゃないんだな、と実感して未だにふわふわしている。

撮った写真。美味しい食事。綺麗な何か。
捲った頁のなかで一喜一憂する誰かを見てさえ、それをネットの混沌にそっと投じるより先に、知らせたいと思い浮かぶ。

あのひとはどんな顔をして、どんな言葉を紡ぐだろう?

じわりと熱くなる胸のうちに、新しい自分を発見する。日常の風景にさりげなく寄り添って目が離せなかった彼の内側に近付けることが嬉しいと思う]

(88) atrum 2018/12/30(Sun) 23時頃

【人】 常世倶楽部 アオ

 お土産、何にしよう。

[目新しくもない郷里の品をじっくり検分する。
いつか、共に訪れられるといい。
いつか、酒の席で聞いた彼の話を深く聞けるといい。

ベネット・アップルトンを知り、己を知ってもらえたらいい。分け合う熱が、消えないように。

雪の白さは動き始めたばかりの関係に似て。
つけられる足跡を待って何処までも広がっていた]

(89) atrum 2018/12/30(Sun) 23時頃

【人】 公安部 カガ

─1年後のX'mas─

 いっ、てぇ〜…

[甲高い肌を打つ音が喫茶店に響き渡る。
頬への痛みは追って後から。
目の前の女性は振りかぶったでもってそのままに、此方を睨んでいた。

ビンタを食らったのは今年で何度にのぼるだろう。
時には頭からオレンジジュースを被ったこともある。
今までのことを思えばそれらは当たり前のことで
寧ろ夜道で後ろから刺されたりしてないのが奇跡だったとさえ思う。
大袈裟かもしれないが、本当に。]

 最低な男だったよね。
 ごめん。

[こんなことで過去が清算できるとも、思ってやいないけれど。]

(90) anbito 2018/12/30(Sun) 23時頃

【人】 公安部 カガ

 君にも嘘ついてた。
 好きだ、も。愛してる、も。
 与えられたから返してただけ。

[そこに笑顔はない。
ヘラヘラとした仮面はもう、被れなくなった。
初恋が実ったこのときに奪われ壊されてしまったから。]

 瑠璃ちゃん、気付いてたんだよね。
 なのに俺が聞かなかったし、気付かなかった。
 君のこと傷付けて、ごめん。

[今も、こんな男に平手打ちする優しさを持つ彼女の手のひらは
慣れないことをしてきっと痛いだろう。]

(91) anbito 2018/12/30(Sun) 23時頃

【人】 公安部 カガ

 ……ごめんね。

[その細い手に触れることも、しない。
その手に触れるべき男は、俺じゃないから。
机に頭がつくほどに頭を下げた。

やがて聞こえてくるのは溜め息。
そして、何か憑き物が落ちたような、笑い声。
叩いてごめんなさい、と。
心優しき彼女はそんなことまで、告げて。]

(92) anbito 2018/12/30(Sun) 23時頃

【人】 公安部 カガ

 
 ───えっ!?

 あ、あーー、ぁ、……ま、ぁ。
 そうだね、………う、うん。

 わかってるよ。
 離すわけないだろ。
 

(93) anbito 2018/12/30(Sun) 23時半頃

【人】 公安部 カガ

[「好きな人ができたんでしょ。
ヤスユキくんにそんな顔させられるなんてすごい人ね。
でも、最低なヤスユキくんのこと見ててくれる人なんだったら
ちゃんと大切にしなきゃだめだよ?」

涙を浮かべながらそう言ってくれた彼女に、
本当に本当に、ほんとうに、頭が上がらなかった。

こんな人を傷つけた俺は最低な男だけど
彼女の幸せを願うくらいは、赦して欲しい。

もうきっと、本屋に足を運んでも睨まれることはないだろう。
代わりに消えない痛みは、ずっと心の内に。]

(94) anbito 2018/12/30(Sun) 23時半頃

【人】 公安部 カガ

 さってと………。

[ぐっと背を伸ばすと、寒空を見上げた。
今年もオンボロアパートは、野郎だらけのクリスマスパーティーが行われる。
今回の発案者は俺じゃない。
外国語禁止だというパーティーに赴く前に、メールを一通だけ送る。]

(95) anbito 2018/12/30(Sun) 23時半頃

【人】 公安部 カガ

 
 
[ふ、と微笑んで。
高く済んだ、眩しい空の青を見上げた───]**
 
 

(96) anbito 2018/12/30(Sun) 23時半頃

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