41 アンデッドスクール・リローデッド
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[携帯電話を握り締める手が震える。教室をぐるりと見渡せば、隅で震える数人の女生徒、興味深げに窓の外に身を乗り出す男子生徒、携帯で必死に誰かと連絡を取ろうとしている生徒がいる。 既に大半は教室から居なくなっていた。]
逃げなきゃ……
[でも、どうやって? 後先考えずに、ふらふらと教室から飛び出した。]
(86) 2011/12/01(Thu) 23時頃
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[教室に色々と置いてあるし、そも教室へ向かう途中だったのだからそう遠くはない。 教室にはカバンやその他、自分の道具も置いてあったから。
獲物になれば、と思って掃除用具箱からひっつかんだのは、柄の長いモップ。 金属で間合いの長いそれはある程度の助けになるだろう。
上から見た感じでわかる。あれは人を襲っているし、もしそうでなくてもジャンキーのようなものでもない。
校舎の中からも悲鳴が聞こえてくる。 近くなってきたのだろうか?]
(87) 2011/12/01(Thu) 23時頃
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[目の前の光景が、にわかに信じがたい。]
あれ…おかしいよな…
[ベネットの言葉にうなずいた瞬間、校内放送が流れる]
…おい、おかしいってレベルじゃねえぞ。
[男を止めようとした教師が、振りほどかれた。いや、違う。]
腕が、千切れてないか?
[血がどんどん下に下がっていく感覚。脳内で危険を告げるアラームが鳴る。 悲鳴は校舎の下のほうから徐々に上がってきているようだ。 しかしなぜか頭は冷静だった。]
おい、お前竹刀はどこおいてある?
(88) 2011/12/01(Thu) 23時頃
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[パソコンを点けて、画面に表示されるのは]
[---System error ---New program install
---Dead or alive---]
うっそ、クラックされちょる。
(89) 2011/12/01(Thu) 23時頃
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ベネットは、すれ違ったクロエにちょっとびっくり。「どこいくんだよ」
2011/12/01(Thu) 23時頃
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[自分の竹刀を手にとり、辺りを見回す 辺りを埋め尽くすほどのゾンビ、とは言わないが どこもかしこも、特殊メイクの様なゾンビがいる]
ふ、私の野望の為に痛い思いをしてもらうぞ ふふふ、ふははは…――――!
[どう聞いても悪役っぽい台詞を言いながら]
逃げ遅れた生徒を救うのも、お茶の間のヒーローへの道 一年生から、教室を回ってみるか
[ゆっくりと迫って来る、ゾンビ達 意思のない木偶人形のように、まっすぐ近寄って来るだけ こう言う時のために、剣道をやっていたのだ 有意義に、活用させてもらおう]
(90) 2011/12/01(Thu) 23時頃
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[ベネットがモップを手にしたのをみて、田原も無言でモップを取る]
さて、どうすっかね。
[オカルトの類は恐ろしくて仕方ないはずなのに、今なぜか恐怖心がないのは目の前の光景が余りに現実味がないからか、それとも「ソレ」たちは実体があるからか。 ベネットが女生徒に声をかけるのに気づいて顔を向けると、リンダが足早に駆けていった]
あっちは生物部の部室か。薬品を取りに行ったのか?
[とりあえず、目の前の生徒たちをどうすれば一人でも多く助けられるか。 頭はフル回転しているが答えは出ない。 悲鳴や破壊音はすでにすぐ下まで来ているようだ]
(91) 2011/12/01(Thu) 23時頃
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[セキュリティは完璧だった筈なのに、と 呆然と画面を見つめている少女の背後に ひた迫る影]
―――…!
[気配を感じ、たぁん、と振り向きざま翳した手には 異常に厭な冷たい感覚が残り、 指輪を嵌めたその勢いある拳に吹っ飛ばされたモノ。]
(92) 2011/12/01(Thu) 23時頃
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おい、とりあえず俺は教室回る。 腰抜かしてる奴と襲われかけてる奴は助けるぞ。
[ベネットはどうするだろうか。 ついてきても危険だが、一人でいても危険。 答えを得るべくベネットの顔を見つめた**]
(93) 2011/12/01(Thu) 23時頃
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生物学教室よ。 どうみても、あの集団から身を守るためには…、 か弱い私には何かの武器が必要だもの。
あそこなら、女の私でも武器になるものがね――。 沢山あるかなって思ったの。
でも、武器を既に持っている男の子も頼りになるわよね? [バーレーとすれ違えば、立ち止まる。 剣道部の彼が長いモップを持っているのを視線が捉えると、 にこっと悪戯っぽく目を細めた。]
(94) 2011/12/01(Thu) 23時頃
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…っ!?
[廊下の角を曲がると、そこには既に例のゾンビ達、目の前にいるソレと目を合わせれば、思わず死を覚悟して…。]
『う、うわぁ!!』
[目を閉じるのとほぼ同時、悲鳴が聞こえた。 そちらに視線を向けると、自分の目の前にいたゾンビも含めてそちらに視線を移し、ゆっくりと向かい始めた。 そして、悲鳴を上げた生徒は瞬く間に囲まれて、噛まれて…。 自分は、それを酷く冷静に見つめながら…。]
(何で俺じゃなくて彼を…?彼を食べた後襲ってくる様子もない。 お腹が膨れた…?いや、違う、もしかして…。)
[自分の持っていた携帯電話を取り出す。 最近買い換えたばかりでもったいないが、そんなことを言っている場合じゃない。 音楽を鳴らして、自分とは別の方向にわざと音がなるように飛ばした。]
(95) 2011/12/01(Thu) 23時頃
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ビンゴ…。
[小声でつぶやく。自分が予測したとおり、ゾンビは携帯のほうに向かっていった。]
目は見えないけど、耳は聞こえるわけか。そして音のするほうに襲撃…ただの馬鹿だな。
[ソレがわかれば、あえて慌てる必要はない。 極力音を立てぬように、再び歩き始めた。]
(96) 2011/12/01(Thu) 23時頃
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センセー冷静ね。 とりあえず…思ったより動きは遅いみたいだね。 走れば逃げられる。
[信じられない光景だ。死んだような顔色の人間や、 皮膚がめくれ上がったり、脳みそが露出し、腐敗したような者すらいる。 それが、動いているのだから。
メイクじゃない。なぜなら目がホンモノだからだ]
薬品ね。濃硫酸もってきてくれたらいいねっ…!
[ばきり、とゾンビ一人。喉元に突きを入れて倒れさせつつ]
(97) 2011/12/01(Thu) 23時頃
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― 廊下 ―
――っ!!
[廊下には既にゾンビが徘徊していた。思わず悲鳴を上げそうになって口元を覆う。何か身を守るものをと探しても、廊下に使えるものは見当たらない。]
あっち……
[ゾンビの居ない逆方向へと走りかけて、隣の教室から姿を現した別のゾンビに腰を抜かしそうになる。ポケットには飴玉しか入っていない。これは武器にもならない。
それでも逃げなければと、そろそろとそちらを伺いながら逃げる。]
(98) 2011/12/01(Thu) 23時頃
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悪いけど俺は皆助けにいくとかはできないぜ。 道すがら手助けはできるかもだけどね。 助けるやつは自分で選ぶよ
クロエ、お前薬品使えンのか? 行くまで付き添い、必要?
[ゾンビの動きは遅いがいかんせん混乱極めた生徒と、 誰がどっちなのかがわからない。 混乱にぐらぐらする頭をいったん落ち着けようとして深呼吸一つ]
(99) 2011/12/01(Thu) 23時頃
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ええ、正解。
[タハラの薬品の言葉が耳に届けば、 落ち着いた音色で返事をして。]
タハラ先生――。 今無秩序に外に逃げるのは危険。
何処か安全なベースを確保した方がいいと思います。
[普通の女生徒ならパニックを起こしそうなのに、 そう二人に提案をして。]
(100) 2011/12/01(Thu) 23時頃
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― 午後・体育館 ―
[昼休み、返信を見たあと、携帯はパタンと閉じられた。 メールに対して返事を返す事はしない。 基本的に筆不精な方なので、本当に気が向いた時、暇な時にしかメールはしない事にしている。
午後の授業は体育だった為、体操着に着替えて体育館へ移動する。 授業内容は、バスケットボール。 これでも中学の頃はバスケ部で活躍していたのだが、余りやる気は起きなかった。 バスケが嫌いになった訳ではない。 でも、身長が伸び悩んだ所為もあり、どうしても一番になれなくて、逃げ出してしまって。 だから何と無く、後ろめたくなる。 そんなこんなでやや気だるげな午後を過ごしていた所――唐突に日常が破られた]
(101) 2011/12/01(Thu) 23時頃
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―― 廊下 ――
[竹刀片手に、ゆっくりと余裕を持って歩いている 何故か、ゾンビ達は襲ってこない なんだ、面白くない]
…――――
[元々無口であるからか、悲鳴を上げてないからか それとも、ゆっくり歩いているからか 走り回る生徒達は、ゾンビに追いかけられている様子なのに 私は、まったく襲われない]
…――――
[まぁ、いいか メインイベントは、また後と言う事かもしれないしな]
(102) 2011/12/01(Thu) 23時頃
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こいつらもゲームと一緒で頭狙い撃てば死んだりすんのかな? あぁ、でも銃がないか。 銃があればこのくらいのステージ楽勝なのにな。
[あくまでもゲームの話ではあるが、ふと視線を向けた先にローズマリーの姿を見つけて>>98]
お、ローズちゃんみっけ。
[とはいえ、大声を出すわけにはいかないので、そっと近づくしかないわけだが。]
(103) 2011/12/01(Thu) 23時頃
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気持ち悪ぅ
[真白な肌に浮き上がる血管に爛れたカラダ。 鈍速なようだが、こっちに向かって来られると困る。 こちとら先程は勢いとは言え、常素手で戦える訳じゃない]
ったく、なんなんだよ
[廃品のマウスを手に取り其れに投げつける。 寸での所で、回避した――いや違う、単に軌道が逸れたのだ。 其れの傍を通り過ぎ、部屋の隅にカツンと落ちたマウス。 其れは、そのカツン、と謂う音に反応した様子で 此方から向きを変え、マウスが落ちた方へゆらゆら歩く。]
(104) 2011/12/01(Thu) 23時頃
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うお、来たか。
[逆側からきたゾンビをモップでなぎ倒す]
現実味がなさ過ぎて今よくわからん。 テンパってんだよこれでもな…!
[なぎ倒したゾンビがゆっくり起き上がろうとしたのを見てあわててもう一撃]
こういう映画ほとんど見たことないんだけど、こういうときってどうすりゃいいんだ?
[オカルトに乏しい知識の自分でもわかる。噛まれたらアウトだ。 ベネット>>99の言葉を聞いて]
確かにな。けど俺はこれでも先生だからなー。 生徒は助けないとだろ?
[リンダ>>100の言葉に頷く]
あぁ、外のほうが奴らが多いみたいだしな。
(105) 2011/12/01(Thu) 23時頃
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ええ、保管場所は知っているもの。 濃硫酸も確かあったはずよ。
……付き添い、必要そうよね。 お願いできるかしら。
[緩慢な動きのゾンビを、 バーレーが突きで倒した様を見詰めつつ。]
(106) 2011/12/01(Thu) 23時頃
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―― 一年・廊下 ――
[襲ってこない、ゾンビ達 そのゾンビを後目に、私は廊下を進む 一年生の廊下にさしかかった所で、教室内を覗き見て 探し人がいないか、確認する]
…――――
[一つ目の教室には、人間の姿をした者はいなかった 逃げ出したか、襲われたか どっちにしろ、ドッキリの仕掛け人側と言う事だな]
(107) 2011/12/01(Thu) 23時頃
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?
[物に反応する、というわけではないと思う。 ならば何故あちらへ向かっているのか。 もしかして、マウスが落ちた音に反応した?]
!
[閃いた様に足音を忍ばせ出口に向かいつつ、 ちらちら其れの様子を見ているが、矢張り此方を見ることはなく]
――…
[なるほど、と内心頷きつつ、そっとコンピ研を後にし 一年生の教室の方へ向かって急いだ。]
(108) 2011/12/01(Thu) 23時頃
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[隣の教室から現れたゾンビは、逃げる方向とは反対に歩んでいった。こちらが見えていないのだろうか。]
はぁ……
[ひとまずの危機は脱したのかもしれない。ため息とも嗚咽とも取れる息を吐いた。携帯へ何度も視線を向けながら、廊下を見渡す。 セシルに気がついたのも、そのときか>>103]
あ、セシル、さん
[連絡の取れなかったセシルの姿を見れば、短く息を吐いた。]
(109) 2011/12/01(Thu) 23時頃
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いいよ。クロエに付き合う。 あとセンセー、お約束どおりならこういうのって大体頭つぶせばいいんだよ。
でも……
[どうみても形は人間なのだ。 中には半分頭の皮がはがれていたり、あごを食いちぎられていたりと、戦争中の負傷兵のようなものもいたけれど]
…あの人達、治るのかな。 俺ら、あの人達に何かしたら、ヒトゴロシになったりすんのかな…
[動きが遅い人の形をしたそれら。 人なのだ。どうみても。そしてよく見れば生徒だって混じっている。 昨日まで普通に通っていた連中がこんな風になって、 なんでこの女や先公はさも冷静にいるんだろう]
(110) 2011/12/01(Thu) 23時頃
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[リンダ>>106とベネット>>110の言葉を聞いて小さく息を吐く]
よし、じゃあバーレーとクロエさんは生物部の部室にこもっててくれ。 バリケード作って窓はふさいで、音はできるだけ立てるな。 俺は教室回って、逃げ遅れた奴がいないか確認したら、そっちに行く。 俺がついたら、他の奴らを入れてやって、できる限りじっとしといてくれ。 あと何かあったら絶対に逃げろ。
[ゾンビたちの動きは緩慢だ。この廊下にも何体か現れてはいるが、まだ少ない。 一人でも何とかかわしきれるだろう。 そう言って、教室に向かって進みだす]
俺は先生だからな…!
[そう言って田原は自分自身を叱咤したのだろうか。]
(111) 2011/12/01(Thu) 23時半頃
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[場所が場所な為、騒ぎに気付いたのは校内でも最も遅い方だっただろう。 校内放送>>#1によって、何かが起きた事は知れたが、行動よりも先に周囲にはざわざわと不安を助長するような話し声が広がる]
…どないしたんやろ?
[隣に居たクラスメイトに声をかけるものの、相手も分かる筈もなく。 ただ二人で首を傾げあった。 やがて、一人の生徒が体育館の外へと様子を見に行き、直後、悲鳴が起きた]
(112) 2011/12/01(Thu) 23時半頃
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え、な、な、なに!?
[生徒は言葉にならぬ言葉を発し、錯乱してる様子だった。 不安にかられて自分も外へと飛び出し、そこで絶句する。 校内には、何人もの異様な人たち。 いや、きっとあれは人ではないのだろう。 そう、たとえば]
…ゾンビ?
[そう認識したのとほぼ同時。 体育館の中に残っていた生徒たちにもパニックが伝染してゆく。 叫びだすもの、とにかく走り始めるもの、教師が何か叫んでいるが誰も聴いては居ないようだった]
(113) 2011/12/01(Thu) 23時半頃
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しっ…。
[ローズマリーがこちらに気がついて声を出せば、口元に人差し指を持ってきて、にっと笑いかける。 近づけば、辺りを見回しながら、ゾンビが周辺にいないのを確認した。]
こいつら、音に反応してるみたい。 ゾンビ系のパニックゲームにはありきたりだけど、耳を頼りにしているだけなんだよ。
頭ぶっ壊して止まったらまさにゲームと一緒。なんてね。 大丈夫?
[いつもと同じように、動揺が見えないように笑いかけながら首を傾げた。]
(114) 2011/12/01(Thu) 23時半頃
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[何か武器になるものは、と相変わらず廊下を探す。 隅に置かれたバケツをとりあえず持ち上げたものの、あまり武器になるとは思えない。
ふと、顔を上げたその先。 教室に入っていく誰かの姿>>107]
ヴェスパタイン、さん?
[長髪と、その手にある竹刀が視界に入った。]
(115) 2011/12/01(Thu) 23時半頃
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