人狼議事


267 【突発】Sanatorium,2880【RP村】

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【人】 優等生 ヨリック

     

         *   *   *
     
 

(88) 2019/06/12(Wed) 12時頃

【人】 優等生 ヨリック


 それはすぐ隣で起きたことなのに、
 僕は呆然と、挨拶を交わしたばかりの女の子が
 砂になって崩れていくのを見ていました。
 春の陽気を遠くへ遮ってくれる曇り空は、
 天に煌めく星さえも阻んで、地に落としていく。

 僕の隣の席にぽっかりと
 白い床に夜空を描いたようにも見えました。
     

(89) 2019/06/12(Wed) 12時頃

【人】 優等生 ヨリック


 ざわめきの波がどっと寄せて、
 泣き声や、叫び声や、走る音が周りに溢れても
 僕は影ごと縫いとめられてしまったように
 女の子がかたちを失っていくのを見ていました。
 
 傍に来てくれたせんせいにその糸を切られて、
 ようやく僕は自分の隣で起きた出来事が
 どういったことかを理解しました。
 

(90) 2019/06/12(Wed) 12時頃

【人】 優等生 ヨリック




 「 ……ごめんなさい、せんせい
   せっかく包帯が取れたところなのに 」


 ────── …… カラン、と
 
 スプーンが床をたたく空虚の寸前、
 弾かれたスープの飛沫が白いガウンにかかって
 じくじくとした痛みとして染み込んでいました。
 汚れた袖を捲れば、少し融けた左腕が光沢を放ち
 歪になってしまった硝子のような有様だった。
 

(91) 2019/06/12(Wed) 12時頃

【人】 優等生 ヨリック

 
 ・・・・・
 こんな世界になってしまっているのに、
 それでもあんな言葉を零した理由は何でしょう。
 言葉ごと、もう星砂として散らばってしまって
 拾い集めて尋ね返すこともできません。
 
 … 僕は疵口の処置の為に
 医務室へ向かわなければいけなかったから。
 ガウンを汚したスープの染みが血に見えたけど
 あの子も、僕も、一滴たりとも流していない。
     

(92) 2019/06/12(Wed) 12時頃

【人】 優等生 ヨリック


     
 ──── ぴしり…、と

 ぶつかって出来たヒビが消えたばかりだったのに
 僕の身体は随分と脆くなってしまったようです。**
 

(93) 2019/06/12(Wed) 12時半頃

【人】 白菊会 ミサ


 [ 器を、ベンチに置き、
  仲良しの集う真白の花へ歩み寄った。

  ──── 此とはまるで似ていないけれど、
                  "わたし"、 ]
 

(94) 2019/06/12(Wed) 13時頃

【人】 白菊会 ミサ



       「 だって貴方がそう言った。 」

 

(95) 2019/06/12(Wed) 13時頃

【人】 白菊会 ミサ


 [ はじめてのとき
  "  "と 名乗った気はすれど、
  貴方 覚えてないでしょう。

  どうせ何処かに全部、
  いっそわたしより詳しい
  "わたし"の何かが管理されているのでしょうし、

  今更 なにを。 ]
 

(96) 2019/06/12(Wed) 13時頃

【人】 白菊会 ミサ


 [ アーチの下、また、笑った。
  ……嫌味ったらしい顔の自覚は、あって。 ]

  欲しいなら育てれば良いのに。
  白菊の意味を誰かに押し付ける前に、
  種でも見つけたら?

 [ せいたいけい、とか。
  そうでなくても他のなにか、とか。

  苗床しか知らないわたしだったから、
  難しいかもしれない何もかもを無視して。 ]
 

(97) 2019/06/12(Wed) 13時頃

【人】 白菊会 ミサ


  でも せんせい、
  ─── しらぎくってこんなに話すのかしら。
  黙って美しく咲く方がよっぽど、

 [ そう思わない?って
  ゆびさき、唇をなぞった。

  閉じてしまう 仕草。 ]**
 

(98) 2019/06/12(Wed) 13時頃

【人】 複眼レフ パラチーノ


[ アーチの向こうに散らばる其れ等は、
  何事もないよに にんげんの齎す風に揺れている。
  ちぃさな花を寄せ集め おんなじみたいに

  揃いの しろいろ。

  なかまはずれなんてひとつもない。 ]
 

(99) 2019/06/12(Wed) 16時頃

【人】 複眼レフ パラチーノ


[ 数字 で呼ばれる子等であったが、
  その中には本来の なまえ を 持っている者が殆どで、

                 identity
    ( いくつかまで親が居た、確かな証拠 。 )

  呼名、というものに関して、
  なまえを求める声も少なくなかった。

  のろいは いわいである。
  この世に産み落とされた証である  と、 ]
 

(100) 2019/06/12(Wed) 16時頃

【人】 複眼レフ パラチーノ



[ のろいを持たない子は しあわせなのか、
  いわいを持たない子は ふしあわせなのか、

  Tredici
  持たざる者には わからない。
  無くしものを探すよに、 迷い子の囁き。]

 

(101) 2019/06/12(Wed) 16時頃

【人】 複眼レフ パラチーノ



     「 だれにも■われたことなんて、 」

 

(102) 2019/06/12(Wed) 16時頃

【人】 複眼レフ パラチーノ


[ ──── 一度、Karteを見直さないといけない。
  先ほどのアイリスさんが 誰、だったのか。
  そう、 覚えちゃいないから。
  そのひとの何もかも、そのひとより詳しいのに、

  今更、何なのだか。 

  花言葉の図鑑と照らし合わせて見てやろう。 ]
 

(103) 2019/06/12(Wed) 16時頃

【人】 複眼レフ パラチーノ



  ほしいタイプの菊は種から育てるのがたいへんなの。


[ うつくしく咲かせるにはそれなりの労力が…と、
  アーチまで付き合うままにぺちゃくちゃ、
  騒々しく告げるも、 納得させるつもりもない。

  結局この中庭の、庭師みたいな仕事をして居るのは、
  仕事をしないせんせい たったひとりなので。

  せいたいけい も 諸々のbalanceも、
  大体はこの男がどうするか ではある から。 ]
 

(104) 2019/06/12(Wed) 16時頃

【人】 複眼レフ パラチーノ



  花だって喋るのかもしれないじゃない。
  視力はなくても 光は みえる んだし。


[ 人工の光降り注ぐ中、真上を向いて誇る、
  スプレーマムを見下ろして、

  己の唇を、逆になぞってみたりして。
  chuckを開ける 仕草。]
 

(105) 2019/06/12(Wed) 16時頃

【人】 複眼レフ パラチーノ



  ・・・
  みんなきこえなくなっちゃったなら、
       流石のおれでも さみしいのかな。


[ 無頓着で 無責任な男であれ。

       風もなく うごくもののない庭は
       きっと おれのものじゃあ ないだろう。**]
 

(106) 2019/06/12(Wed) 16時頃

代執筆 レックスは、メモを貼った。

2019/06/12(Wed) 17時半頃


複眼レフ パラチーノは、メモを貼った。

2019/06/12(Wed) 21時頃


【人】 白菊会 ミサ




    ===================================================

          「ミサ と、言います」

    ===================================================


 

(107) 2019/06/12(Wed) 22時頃

【人】 白菊会 ミサ


    ===================================================

      「父が遠くの国から来たみたいで」
      「分からない言葉が今でも多いです」
      「……発音、合ってますか」
      「でも、きっと死ぬまで此処に居ると思うので」
      「これから覚えるのだと思います」
      「今、XX歳で、───知っていますよね」

      「せんせいたちは、頭が良くて偉いのでしょう」

      「……これ以上何を話せば良いのでしょうか」
      「わたしとおなじ名前の妹の話でもしますか」
      「病気のことなんて、いきなり言われたから」
      「わたしだってなにが悪いのかわからないんです」

    ===================================================
 

(108) 2019/06/12(Wed) 22時頃

【人】 白菊会 ミサ



    ===================================================

      「サインですか?ここに?」
      「LastName、きらいなんです、花の名前」
      「……なんできらいか忘れちゃったんですけど」
      「……でも、だから、明日のわたしは忘れてます」
      「"そう"みたいです、わたし」

      「もう両親の顔もわすれてしまいました」
      「つい昨日お別れしたばかりなのに」

      「……"これ"がそうなんですか?」

    ===================================================

 

(109) 2019/06/12(Wed) 22時頃

【人】 白菊会 ミサ


    ===================================================

      「だったらきっと、わたしの名前は」
      「もうここにしか無いんですね」
      「明日のわたしは言ったことすら覚えてないです」
      「なんの記録か、わからないですけど」
      「一言一言記載して、何か面白いんですか?」
      「こんなことが世の中のためなんでしょうか」
   
      「わたしにはよくわからないですけど」
      「そういう時には こう言えって聞きました」

            おばかさんね!      
         " You are being silly! "

             ─── Misa Shiragiku*

    ===================================================
 

(110) 2019/06/12(Wed) 22時頃

【人】 白菊会 ミサ


 [ とじた くちびるが、
  はんたいから 開いてしまったので、
  空気を吸った、その隙間から、吐き出した。

  "─── 喋る花って御伽噺じゃああるまいし、"

  人工のそらを向く、花を見下ろして。
  残念、"しらぎく"らしい"わたし"は、
  空にとんと興味が無かったわ、と また、呟き。

  うつくしさも、なにもかも。
  やっぱり興味が無いので無視してしまった。
  一番お喋りなのはにんげんさんじゃあないかしら。
  そう 思う。 ]
 

(111) 2019/06/12(Wed) 22時頃

【人】 白菊会 ミサ


 [ 日除けの花を 気まぐれに回し、
  わたしの両目は陰から、声を見遣った。 ]


     ─── 誰かしらは居るでしょう。
     ひとりぐらいは 人数だって多いんだから。

 

(112) 2019/06/12(Wed) 22時半頃

【人】 白菊会 ミサ


 [ 無責任な返事で終わった。

  あなた の言う"みんな"が誰かも知らないし、
  ……"誰か"の中にわたしが居るかどうかなんて、
  客観的に見て保証できる話でも無いし。
  抑、此処に歩むこと自体珍しい話だった。

  何もかも曖昧だ と、思う。


      わたしも、貴方も。 ]
 

(113) 2019/06/12(Wed) 22時半頃

【人】 白菊会 ミサ


 [ 暫く 黙って、
  人工の ひかりを 静かに受ける。

  正面、白衣のいちぶが煌めくから、
  わたしの 黒は、……花たちとは違って、
  眩しい って 細める表情。

  花の下に隠れていたものだから、
  きっと、つられて札を摘まんだ顔なんて、
  わたしにも 貴方にも、
  わかっちゃいなかったでしょう。 ]
 

(114) 2019/06/12(Wed) 22時半頃

【人】 白菊会 ミサ



 [ ……ほんとうにそうだか、分からないけれど、
  只読み上げただけの、発し慣れない音。

  Tの後ろも知らないわたしは、たった其れだけ。

  のろいなんだか、しあわせなんだか、いわいなのか。
  全く、気にも留めて無く。

  花の下で、なまえ を 見詰めている。 ]

 

(115) 2019/06/12(Wed) 22時半頃

白菊会 ミサは、メモを貼った。

2019/06/12(Wed) 22時半頃


ミサは、黒瞳が緩やかに*瞬き*

2019/06/13(Thu) 00時頃


【人】 代執筆 レックス

  
   崇められて
       信じられて
          預けられて
             頼りにされて
 
 せんせい≠ニいう肩書ひとつで
 ひとびとの視線の色が変わるのを
 よくよく身に染みて感じていた僕は
 時に悪い白昼夢を目にしたりもする。
 
        >>47
   ──── 彼に、海の生き物の体温を
        丁度、教えた頃だったろう。
 

(116) 2019/06/13(Thu) 16時半頃

【人】 代執筆 レックス

  
 被検体が増えてから、幾つの季節が巡ったか。
 >>49彼の小さかった背丈がもっと低くなり、
 肘掛にするにも心許無くなるまでに、
 そう時間は掛からなかったかもしれないが。
  

(117) 2019/06/13(Thu) 16時半頃

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