281 緋桜奇譚−忌−
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緋桜は勿論咲く。 これから咲き開くと言った方が正しい。 150年前の時の様に。
でなければ僕は100話目に選んだりしない。
[百の怪談を語ると何かしら怪しき現象が起こるという。 それは青行燈という妖で現れるとも言われる。
どうであれ、青行燈が現れるという事は“なにかしら"が起きるのだ。]*
(59) 2020/09/30(Wed) 23時頃
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[ひいふうみい。百円玉が少ない。 期待はしちゃいないがこんなものかと手にした百円玉を着服する。 すると後ろから声が聞こえてきた。>>57 ため息をつく音すらこの耳は拾う。]
狗じゃねえ。
[ゆっくりと半身をよじるように振り返り、その姿を確認する。 なんだこの女は*]
(60) 2020/09/30(Wed) 23時頃
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―過去―
[150年前といったが、檀は別に当時の事をはっきり覚えているわけではない。
強く思い起こすのは、ただ事切れる前、胸のうちに抱いた忌々しさと煮えたぎるような憎悪の念、ただそれだけ。
この、京都の大学に通う大学院生としての肩書も、「小野 檀」という人間の名前も、仕事に当たって地獄の十王から与えられただけの偽物。]
(61) 2020/09/30(Wed) 23時半頃
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六道珍皇寺の桜が狂い咲き、人を喰らって冥府への扉が開くことを防ぐ… それが地獄での刑期を短くするために十王達から言い渡された勤め。
そのために必要な力と、行使するための最低限の記憶、人間としての知識。 他のものは全て奪い取られた。]
(62) 2020/09/30(Wed) 23時半頃
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[だから、この小野檀は何も覚えていない。
自分が大陸で修業した屍解仙道であった事も。 大陸からこの地にかつて渡ってきたことも。 以前、桜が狂い咲くのに乗じてこの地に悪しき企てを成した事も。
ただ、狂い咲く桜を見てその時抱いた無念と憎悪だけを思い出し、人ならざるものを狩る。
彼女の事をそれと知る者もいなければ、きっとただの京都の一学生にしか見えないのだろう。 その身に宿る、常ならぬ功夫の力には気づいたとしても*]
(63) 2020/09/30(Wed) 23時半頃
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えっ、アオちゃん? って、百物語の? うわー、俺知ってるよ! アオちゃん可愛いんだよなー!
[観察に徹していた青年が、思わず声を上げた。時々見ている動画の配信者にこんなところで会うなんて、しかも人間じゃないなんて思ってもみなかった。>>58
キラキラぺかぺか光る名刺に、おお…儲かってそう…などといらぬことを呟き。両手でしかと受け取った。]
……男だったのか。
[ぼそ。]
(64) 2020/09/30(Wed) 23時半頃
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[青年の中の鬼も、150年前の出来事に直接関わったわけではなく、そこまで詳しくはなかった。]
『色々ゴタゴタしたんだっけか』 『ま、久々に暴れられそうなら祭りに乗るかァ』
……は?
[何言ってんだこいつ、みたいな顔を青年がした。]
『そういや百話目を迎えたお前に遭遇したことねえやな』 『面白そうじゃねえか』
[何が起きるか知らない鬼は呑気なものだった。 青年の方は暴れるとか冗談じゃないぞって顔をしているぞ。*]
(65) 2020/09/30(Wed) 23時半頃
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狗じゃない?
そうか…賽銭箱なんて漁っているからてっきりただの狗に見えてしまった。許せ。
[大学、あるいは人気のある場所でなら年相応の女らしさを取り繕うこともできるが、夜の人外の場でそんな取り繕いはしない。 仏頂面のまま、実に面倒くさそうに耳元のもみ上げを撫で、弄りながら呟いた。 普通の女でないことも、真っ当な人間の生気を持たない事も、見ればすぐに感じ取れるだろう。]
(66) 2020/09/30(Wed) 23時半頃
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用が済んだら早く行け。 桜が咲きそうなこの時に妖が集まってくると、後々面倒だ。
私は何事もなく務めを終わらせたい。
[心底面倒臭そうな顔をして、いずれかの獣の妖と思われる相手に向けてぼそりと呟いた*]
(67) 2020/09/30(Wed) 23時半頃
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ケッ 狗じゃねえよ。 どちらかっつうとイタチ。
脚と尾が2対づつあるけどな。
[ここでどろんど元の姿に戻って見せつけてやりたいが、人間の姿を解除するとまた同じ人間の顔にするのがとても面倒なのだ。 簡素な物言い。正気のない顔立ち。>>66 妖かどうかと考えると、どちらかといえば死体そのものが立っているように思えた。]
咲きそうって緋桜の。 やっぱ珍しいんだ。
どっかいけって、やーだよ。 なんか面白そうじゃん。 俺が見学してると務めとかいうの果たせないわけえ?
[その面倒くさそうな顔で俺を追い払うのだろうか。 それほどの務めなのかも測るようにそう告げる。俺は女から少し離れたところで見物しようと佇む*]
(68) 2020/10/01(Thu) 00時頃
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あ、見ててくれた?ありがとう。 一昔前ならば鬼女だなんだと言われるのに。 可愛いと評判なのは嬉しい誤算でね。
[口元と語調だけはにこやかに。 突然声を上げた人間の方>>64が名刺を受け取るのを見やる。]
僕が……『男だなんて言ってないぞー』
[ぼそりと聞こえた言葉。 それに返す言葉の途中からは機械も何も使わずに『アオちゃん』の声に変わる。]
(69) 2020/10/01(Thu) 00時頃
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[鞄からタブレットを一枚取り出す。 自身の男の顔を青年から隠すように顔の前へとその板を翳す。 途端に青色の妖気の光が発生し、勝手に電源がついて映るのは青年が可愛いと言った白い少女。]
そーそー、ゴタ、ゴタ。 暴れるのいいね〜。 SHINOちゃんも来てくれるからさ。 閲覧数稼げるように派手にやろうよ〜。
[画面の中の『アオちゃん』が話す。 顔を隠していたタブレットを不意に降ろすと、そこには男の顔ではなく『アオちゃん』の顔が現実にある。 そして、再び隠して、戻せば。]
(70) 2020/10/01(Thu) 00時頃
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別に僕は大したことしないけれど……ね?
[元通りの男の顔がそこにあった。]*
(71) 2020/10/01(Thu) 00時頃
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人間、というか日本人、何でも萌え化させるからな……
[いやはや同じ人間だが怖い怖い、と他人事のように呟き。>>69]
おっ……おお……?
[怪異というよりは七色の声を持つ声優さんと、映像マジックに遭遇したような気分。アオちゃんの声と映像の変化に感嘆の声をあげ。]
おおう。
[思わず拍手をするのであった。]
(72) 2020/10/01(Thu) 00時半頃
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『……なんつーか、妖怪の在り方も変わったよなァ』
[閲覧数?とか、今の奇妙な術とか、 四角い画面の中の存在とか。
それもまた時代の変化であろうが。 最近はその変化の速さが激しくて、少々置いていかれ気味の鬼である。]
都市伝説なんかも、流行り廃りってあるからねー。
いや大したことあるね、今のはスゴいぞ。
[人間の青年の方は素直に、謙遜する男を持ち上げた。>>71*]
(73) 2020/10/01(Thu) 00時半頃
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イタチ? なんだ… イタチか。 猫でも狐でも狸でも、千年生きれば天地の精を吸って人の形を取り、変化の術を使えるようになるという。 お前もその類か。
[そういう妖怪ならば、現代ゆえに見かける事は珍しくとも、在り方自体はそう珍しくはない…はずだ。 どちらにせよあまり害にはならないだろうと、面倒臭そうな表情を幾分解いた。 といっても、表情筋にはあまり動きは見られなかっただろうけれど]
(74) 2020/10/01(Thu) 00時半頃
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桜か。珍しい。 前に見たのは…150年くらい前だった。 といってもほとんど覚えてはいないが… そう、随分乱れ咲いた。 紅に染まり… 冥府の門を開けるために、随分人の血を吸ったそうだ。
私は… あの時何をしていたのだったか、ろくすっぽ思い出せない。 まあ、こうして十王に使役されるぐらいだ、随分悪事を働いたんだろう。
今となっては何もかも恨めしい。 願わくは桜が咲こうと何もなく、地獄の刑期を務めあげられんことを…
[そう言うと溜息一つ、ふらりと境内に入り、寺の灯篭を一つ一つ灯しては 符印を革製の鞄から取り出して燃やしはじめる]
(75) 2020/10/01(Thu) 00時半頃
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お前が眺めているくらいで果たせない行ではない。 そこで見ていたいなら、邪魔せずにそうすればいい。
[言うと灯された灯篭の中で印の描かれた符を取り出し、一つ一つ燃やしながら歩罡斗を踏み、礼拝する。見るからに仏教のやり方ではないが、そこは問題ではない。仏教も仙道も根は似たようなものなのだから。
獣の妖がその場に留まるならば、しばしそうして大陸の道術風の儀礼が寺の境内の中で執り行われるのを見る事ができただろう**]
(76) 2020/10/01(Thu) 00時半頃
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[ぽちぽちとスマホを弄る。 調べる事は動画配信のやり方とついでに最近のニュース。 今、ここ京都で話題のニュースは六道珍皇寺の紅い桜。 それから新オープンしたという古民家を改造した隠れ家的なカフェ。 そのカフェでは拘りの紅茶とスコーン、それからレモンドリズルケーキにアップルクランブルケーキなどなど。 イギリスの伝統的な焼き菓子をメインに出しているという。 京都と言えば和風で抹茶がイメージされる中では少し風変わりだ。 寡黙少女はその店をお気に入りに入れた。
それから次に出てきた情報は京都を走る電車の萌キャラ化。 こちらは和風の女の子が可愛らしく描かれている。 着物というのも可愛くて着てみたいと思った。 だからこれもお気に入りに入れた。]
(@15) 2020/10/01(Thu) 01時頃
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[最後に見たのはオカルトの話題が豊富な匿名掲示板。 そこで話題になっていたのはSHINOちゃんねる。 あれは触れてはいけないらしい。 実際に動いて喋って生きているらしいのに人間ではないような事を書かれている。 確かアオちゃんとコラボをしていたはずだ。 アオちゃんは壊れてしまったからもうコラボは出来ない。 同じ声が聞こえたから同じ顔の別の何かとコラボするかもしれないけど。
そこまで考えて思い立つ。 もしかしたらその別の何かが100話目を話してくれるかもしれない。 それはとても楽しみだ。 いつ配信されてもいいようにスマホは常にチェックしよう。 そう決めてゆるゆると歩き始めた**]
(@16) 2020/10/01(Thu) 01時頃
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これが…私のスマートフォン…!!
(77) 2020/10/01(Thu) 01時頃
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バイト頑張ってよかったーーーーー!!
[つるりとした外観の薄く冷たいそれに頬ずりをして喜ぶ女子学生。]
『それではこれにて契約完了ということで。』 『それにしても…学生ではなく、成人といえばバイトの時給も上がってもっと早くにお目当ての機種を手に入れただろうに』
…は!!そういえば学生バイトは正規バイトの100円引きだった…! そもそも、未成年の戸籍にされなければ基本給をもらえたんですけど!?
[戸籍も健康保険もない存在に、現代日本は昔と別の意味で厳しい。 スマホショップで保護者役をしてくれた仲介業者の妖の女性に言われて目を大きくした後反論する]
(78) 2020/10/01(Thu) 01時頃
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はい、ありがとう。
[上がる拍手>>73に。 『アオちゃん』ほど感情豊かにではないけれど、感謝を伝え、タブレットを鞄へと戻す。]
僕の場合は丁度具合がよかったというだけです。 ネット上で日々語られる怪談は。 百や二百ではきかないのだから。
そういう明星さんも。 結構、変化を満喫しているように見えますよ。
[どうして人間の中にいるのかは知らないが。 仲良く、共存できているように見える。]
(79) 2020/10/01(Thu) 01時頃
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ええ、流行り廃りがあるから。 消えないように、語らなければ。 人のあなたにスゴいと言って貰えるなら。 これからのことの、自信になるね。ありがとう。
うん。 それじゃあ、下見もあるからそろそろ。
[肩掛け鞄をヨイショと担ぎ直し。 立ち去ろうかと、歩き始め、足を止めた。]
(80) 2020/10/01(Thu) 01時頃
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あなた、人のあなた、名前は?
あの緋桜。 是非、最前列で見に来てください。
[鬼ではなく人の方の名前を聞いて。 答えてもらえようとも、貰えずとも、再び青行燈は歩き始める。]**
(81) 2020/10/01(Thu) 01時頃
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『まあまあ、その童顔と中身で成人は無茶だぜ?もちっと社会知って成長したらまた戸籍作ってやるよ。それに月々の契約料の支払いはそれを使い続ける限り続くよ。頑張り給え。 また困ったことが呼んでくれナツミ。』
もうー、今日は付き合ってくれてありがとうございました! 次に会うときはあまりの大人っぷりに驚かせてやりますからね!
[きっちりとお礼を言うのは、依頼料を払っているとはいえなんだかんだ頼ってしまうし、答えてくれる彼女への信頼ゆえ。そしてやけくそ気味に今後の展望を語る。なんせスマホがあるんですから人間社会の勉強もおしゃれもおもいのままだと意気込むナツミの頭をひと撫でして、唐傘を差した女性は雑踏に紛れて消えてしまった。]
(82) 2020/10/01(Thu) 01時半頃
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むーーー、手のひらの上…いや下…
[妖の女性を見送った一抹の寂しさのあと、苦節数か月の成果の戦利品をみてへらっと表情を崩すと、暗い画面だったスマホがポーンと音を立てたのに驚き、わたわた。ホーム画面には基本アプリのニュース速報が京都の話題を表示した。]
へー。六堂珍妙寺で桜かあ。時季外れだけど、あ、そうだ! スマホ、写真撮れるんだよね!せっかくだからきれいなものを撮りたいもんね。
[人間や妖怪の友が見せてくれた綺麗な花や食べ物の写真を思い出してくふふと笑う。 るんるんとポニーテールを揺らして京都の町を凱旋することにした*]
(83) 2020/10/01(Thu) 01時半頃
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[明星も、インターネットなる物は京助を通じて見たことはあるが、自由に見れてはいないので、そこまで怪談が集まってることは知らなかった。>>79]
『不自由な変化だがよォ……』 『こんな機会はまずねえから、堪能するしかねえだろ』
[どことなく不機嫌そうなのは、思い通りにならない身を歯がゆく感じているのだろうと青年は推測する。だからといって、己の身体を簡単に差し出す気はないが。
多数の退魔師たちに狙われ、あまりの数の多さに下手を打って退治されかけ、弱って消えかけていた為に通りがかった人間の小僧に取り憑いた……とは、言い辛い鬼である。
そんな噂が流れれば、馬鹿にしてくる奴に心当たりがありすぎた。]
(84) 2020/10/01(Thu) 01時半頃
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青行燈って百物語すると出てくる妖怪だっけ。 なんか大変だな。頑張れー。
[素直に褒めただけなのにこちらが礼を言われてしまい、何だかくすぐったいような感情を抱きつつ。>>80
妖怪も頑張ってんだなとか、人にしか見えないよなーとか考えていると、去りかけたアオちゃんが振り返った。]
俺? えっと、京助。丹生、京助だ。 赤い桜か、うん、見物しよう。
[こう見えて、怪談は割と好きなのだ。ただし自分が巻き込まれないものに限るが。不思議な桜の現象には興味があって、機会作って見に行こうと決めた。そうして青行燈を見送ってから。]
(85) 2020/10/01(Thu) 01時半頃
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