171 獣[せんせい]と少女
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[コリンはやっぱり、林檎のような味がした。 最初は、涙を流しながら食べていたのだけれど
長い時間をかけて食べ終わったときには その涙も、なんとかおさまって。]
―――ごちそうさま。 コリン。林檎が成る頃に、また………な。
[少女を喰らった後の獣の髪の色は 力が漲って、元々の金色に戻るはずだったのだが
どういうわけだか 茶色に、赤が少し混じったような
赤茶色になってしまっているのにその獣が気づくまでには もう少し………後の、話。]*
(543) kaomozi 2015/10/22(Thu) 00時頃
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―― 数年後 ――
[麒麟の獣が林檎を食べに来たとき
袋を開ければ、中からは色とりどりの花火が飛び出て 辺りを舞った。
それは大小さまざま、色んな色で。
コリンをびっくりさせようと 「雷の花火の種」をずっと作ろうとして 彼女の目を盗んでは練習し、失敗して]
まだ樹は、コリンみたいにちっちゃいけど 美味しいし………見てるか?
俺、こんなに綺麗な雷、出せるようになったんだ
(549) kaomozi 2015/10/22(Thu) 00時頃
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[空を見上げ、林檎を齧るのは一匹の獣。 これからこの獣は、故郷を恐れることもなく 能力を嫌うこともなく、獣の姿も好きになった。
それは…鈴のように笑い、話す 「コリン」という少女のお陰だということは この獣の心の中に、未来永劫、忘れずに残り続ける。
手紙を見れば、くすりと笑った。]
(550) kaomozi 2015/10/22(Thu) 00時頃
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