41 アンデッドスクール・リローデッド
情報
プロローグ
1日目
2日目
3日目
4日目
5日目
6日目
7日目
エピローグ
終了
/ 最新
1
2
3
4
[メモ/メモ履歴] / 発言欄へ
視点:
人
狼
墓
少
霊
全
全て表示
|
…帰らへん。
[ローズマリーの言葉に、ただ首を横に振った。 顔を向けることは出来ない。 もし彼女の方を見てしまえば、惑いが生まれそうで]
だって。 …だって、セシルはここに居るのに。 喋れるのに、近づいたら、触る事も出来るのに。 なんで…置いていかな、あかんの?
ずっと。 …一緒に居てくれるって、言うて、くれたのに… …傍に居りたいのに。
(57) horse 2011/12/14(Wed) 01時半頃
|
|
…あほか…。
[頭を掻く、困ったように、イラつく様に…。]
うちかて、離れるのは嫌にきまっとるやろ。 本音で言えば、ローズちゃんとレティと一緒にいたいに決まってる。 二人とも愛しているからな…。 でも、2人とも愛しているからこそ前を見て、俺に出来なかったことをやって欲しい。 俺には二度と出来ない事を、代わりにやって欲しいんだ。 だから……。
[帰れとは言えずに、押し黙る。]
(58) りおん 2011/12/14(Wed) 01時半頃
|
セシルは、つらいのはお前だけじゃねぇよ…。と呟いて
りおん 2011/12/14(Wed) 01時半頃
|
帰るんです!……帰るの!
[レティーシャの姿はいつもより更に小さく見えた。毀れる涙が胸に響いて、苦しい。その気持ちが痛いほどわかるから、彼女の意のままにしたいとすら思えるのに。腕を離す手は緩まない。]
……レティさん。 セシルさんが、セシルさんでいられるうちに お願いします、あたしを、恨んでもいいから
[先の続かない沈黙>>58に、涙を堪えるので精一杯だった。]
さようなら、セシルさん。 私ね、
[レティーシャを引き摺ってでも部屋を出ようとするその前に、唇を動かして]
(59) oranje 2011/12/14(Wed) 01時半頃
|
|
[突如立ち上がり、二人にぐっと近づいた。 距離は一瞬で近くなる。]
レティー……ローズ…
[格子から手を伸ばして、二人の姿を探しながら]
(60) りおん 2011/12/14(Wed) 02時頃
|
|
…ッ 嫌…!
[ローズマリーに引きずられようとするが、それを振り切って]
そんなん、わかっとるわ…! でも、セシルかて私の気持ち分かってるやろ!?
大体…だいたい、あんたはいっつもいっつも。 意地悪やし、嘘吐きやし! 人のこと弄ぶ癖に、半端に優しくして期待させて! 堂々と二股宣言するし、挙句に勝手にこんな事になって…!
[ぽろぽろと涙が零れ落ちる。 けれど、セシルの姿が見えないのが嫌で、溢れるものをその都度拭い]
それでも、私は。 …傍に居りたい。
(61) horse 2011/12/14(Wed) 02時頃
|
|
[伏せた顔は上げない。視線は下を向いたまま…]
うん…離れたくない…。 でも、二人とも選べないんだ……。 ア イ シ テ ル でも…俺は君の事を……喰いたいんだ
[口を大きく開けて、その首筋に…]
(62) りおん 2011/12/14(Wed) 02時頃
|
|
っぁ……!
[手を振り払われ後方に転ぶ。その衝撃で一つ、涙が床に落ちた。]
レティさん、……レティさん! だって、セシルさんは!!
[立ち上がったセシル>>60にびくりと反応し、それでも弾かれたように立ち上がってレティーシャの横へと戻る。 ゾンビは、人の血肉を求める。それは学校内で見た光景。推測は当たっていた、それならばセシルは]
―――……
[声は出ず、ただセシル>>62の身体からレティーシャを守ろうと手を伸ばして]
(63) oranje 2011/12/14(Wed) 02時頃
|
|
―過去・二人の兄の死の直後―
[因子を持たぬ人間が、意思持つゾンビになることなどありえない。 彼の家族は因子を持っていたのだから、本来であれば因子を持っていたのだろう。 だから、きっと彼も因子を持って生まれたはずだった…。]
『セシル…この銃を使いなさい。 お兄ちゃん達を助けるには、これで一度眠ってもらって、おじい様が寝ているときに逃がすしかないの。 撃つ前にはこの紙を…いい?ちゃんと読むの。これで、あなたは実験の後継者になるわ…。 この銃は大きな音が鳴るだけ。だから大丈夫よ。迷わず撃ちなさい。』
[母の言葉を信じて撃った。血塗れの兄二人を見下ろして、不思議に思った。 本当に兄は生きているのだろうかと。 その夜、二人の兄の葬儀がひっそりと行われた。 二人が燃えていく様を見て、初めて納得した。 兄を殺したのは自分、そして、二人の命を無駄にしないために、その実験を完成させなければいけないと。
2人の兄は父と母の実の子で、フォロー家の正当な血筋。 セシルは…正当なフォローの血を持たぬゆえに、その血は因子を持たず…。]
(64) りおん 2011/12/14(Wed) 02時頃
|
|
…私の。 身も、心も、血も、肉も、魂も。 全部セシルにあげる。 全部セシルのものにして欲しい。
…あはは。 こんだけセシルを好きな人、私しか出てけぇへんかもしれんよ?
[それが彼自身の意に沿うものでなくとも。 彼の居ない世界に生きていくには、大切なものを貰いすぎた。 手を伸ばすローズマリーを押しのけるように、セシルの方へと身を近づける]
ごめん、マリーちゃん。 …せめて…そこの、毒薬を…
[最後の最後に、勝手を押し付けようとする。 自分が居なくなれば、それを出来るのはローズマリーしか居ないだろうから]
(65) horse 2011/12/14(Wed) 02時頃
|
|
レティー?愛シテル…イッパイ、アイシテル…。
俺ノ腹デ、一緒ニ…ズット、永遠ニ……。
[ケラケラと、笑いながら、泣きながら、満足そうに、不満そうに 幸せそうに、後悔ばかりの……そんな表情で。
貪る、喰らう、抉る、舌で、目で、命を堪能する。
因子を持たぬ彼が、ゾンビのまま意思を持つことはありえない。 伝えたい言葉を伝えられるなどありえない。 でも、それが起きたのなら、それはきっと…愛の奇跡。 彼ならそんな風に笑ってみせる…。 これが幸せなハッピーエンドだったのなら…**]
(66) りおん 2011/12/14(Wed) 02時半頃
|
|
[首から肉を貪りながら、真っ赤な瞳はローズマリーを捉える。 一度だけ笑みを向ければ、軽く手で招くように呼び掛け。]
同ジクライ…ローズヲ愛シテル…一緒ハ…イヤ? 君ノ道、希望、救イ、アルノ?
[がじり、むしゃり、ローズマリーを見つめて、 今はもう、ただ嬉しそうに、求めるように笑いかけ**]
(67) りおん 2011/12/14(Wed) 02時半頃
|
|
[レティーシャに、己の言葉は届かない。 置いていかれそうになっている彼女を引き止めることで、一粒でも涙が増えてしまうのか。 その迷いは、一つ身体の反応を鈍らせて]
―――……っ!
[セシルに吸い寄せられるように、その身体は離れていった。もうこちらを振り返ることもきっとない。
羨ましい、悲しい、辛い、悔しい。 ――それでも、]
(置いていかれるのは、あたしだけでいい)
(68) oranje 2011/12/14(Wed) 02時半頃
|
|
…うん。
[涙がこぼれ落ちる。 それは身を引き裂く痛みからか、一つになれる幸せか、あるいは他の何かか。 力が抜けつつある腕をなんとか伸ばして、抱きしめようとする。 まるで赤子をあやすように、もう泣かないで欲しくて]
私…も、愛…して……
[ずっと言おうと思って、でも恥ずかしくて、大切すぎて言えなかった言葉を、やっと口にする。 身を抉る鋭い痛みに、どうしても身体が反応する。 声をあげないように必死で耐えてるうちに、段々とその痛覚もぼやけてくる。 この身体がゾンビの仲間入りする事と、食われつくす事と、どちらの方が早いのだろうか? もう既に視界はかすんでいて、セシルの顔が良く分からない事だけが、寂しかった]
… ……
[何かを言おうと口を動かすが、声にならない。 周囲の事も、よく分からなくなってきた。ただ、自分を食む音だけは妙に耳について。 愛しい人と一つになれる喜びを抱いたまま、レティーシャの意識は闇へと落ちた**]
(69) horse 2011/12/14(Wed) 02時半頃
|
|
[背後にあった毒薬の壜に手を伸ばす。これ以上置いていかれる人が増えてはいけない。自分が死ぬのは、この毒薬で屋敷の周辺にいるゾンビを葬ってからでも遅くはない。
今すぐにでも会いたい人がいる。大好きで、どうしようもなく愛している人がいる。飛び込めばすぐに楽になれるのに、そこから手を招く死の誘惑>>67から、敢えて目を逸らして。]
あたしは貴方なんか、あなたなんか――!!
[戦慄く唇を噛んで、少女は一人、地下から逃げ出した**]
(70) oranje 2011/12/14(Wed) 02時半頃
|
|
[バリ、ボリ、ガリ、それは、彼の意思がそうさせているのか、 黙々と、涙をこぼしながら食み続ける。] ア イ シ テ ル レティー…骨マデ、美味しい…。
[もう笑みなんか、わからない。でも、ローズマリーの否定する言葉にガンッと牢屋を叩いて。 でも、物欲しそうに見つめて…。] ア イ シ テ ル ン ダ 待ッテ、喰ベタインダ……。
[縋るように伸ばした手は空を切った。]
(71) りおん 2011/12/14(Wed) 08時半頃
|
|
ケ、クケケ……
[セシル達のやりとりが聞こえる。 消え失せそうな意識と、塗り潰していくもう一つの鈍い朱い意識と。
そして、腹が減るような咀嚼音]
……始まっタカナ。 クケケ、下行くカァ。
[えげつない笑みを浮かべてネルへと促す。 セシルがレティを食う場面に遭遇できるか否か]
(72) 香菱 2011/12/14(Wed) 20時頃
|
|
[何やら外は騒がしい。 ゾンビの音ではなく、それは生きた人が立てる音。
軍が、救出……という割には何故ピンポでここに来るかは知らないが、 どうやらここの惨劇もこれまでらしい]
次、行くカ。その前に持っテクモン、忘れネェヨウニネ。
サーテこのカラダは何処マデモツカナー。
(73) 香菱 2011/12/14(Wed) 20時頃
|
|
オレのシュミはサイコーにヨロシイヨ? 涙デルゼ、お前。センス良い悪趣味サ。
セシルはハンパな感染シヤガッタカラナ、 オレのウイルスシカツイテナイお前ナラヘーキヘーキ。
[ヘラヘラ笑ってコーネリアに返す>>44 そして彼を伴いニオイの元…セシルの地下牢へと向かうつもり]
(74) 香菱 2011/12/14(Wed) 20時半頃
|
|
[脳で反響する赤い音だけでは、大体の出来事を想像するしかできない。それでも、地下でのことを想像するのには十分だった。 屋敷の外からは騒然とした気配が伝わってきた。恐らく外からしてみたら、屋敷は静まり返っているように思えるのだろう。玄関へと一度だけ視線を向けた。あの扉から出ても保護はされない。排除はされる。最後に頭を振った]
……出来るだけ、持たせてよ。からだ。 いろはとベネットが同化してるって聞いても、 その外見はベネットのもんだから。
うん、地下、だっけ。いく。
[>>74軽く保証されてもその軽さゆえに信じきれないが、確かめる方法も何もなく。 曖昧に頷いておいた。別に自分が倒れても、改めて死んでも、なにもないだろう。それが少し、心を楽にさせた。
>>70地下から逃げた女の子とは、道が重なることがあったのだろうか。]
(75) birdman 2011/12/14(Wed) 20時半頃
|
|
―屋敷の中で・決着のついた後―
[不確かとなってゆく体>>7:+36のままで、斬り捨てられた田原>>13を見つめる。 どれほど時間が経ったのだろう。 行き交う人々もいただろうが、今、この場には誰もいない。 「いろは」も、コーネリアも、ローズマリーも、レティーシャも。 命あるものは……いや、実体として動けるものは、誰もいない。 この時はすでに各々が辿る運命を、終えた後のことだったのかもしれない。 やがて、彼を見下ろしている事に咎めを感じ、男はその場に座り込んだ]
……悔しい、ですよね。
[生徒に見殺しにされたことではなくて。 教え子を守りたいという教師の意思>>7:80を、貫き通せなかったことが。 男は、幽界の煙草とライター>>4:+12を、田原の傍にそっと添えた。 彼が喫煙者か否かはともかく、何かを供えずにはいられなかった。 散った男に冥福を。弔辞の代わりに、己の決意を]
(76) ginlime 2011/12/14(Wed) 21時半頃
|
|
……俺は、一度学園に戻るつもりです。 もしかしたら、生き残っている生徒がいるかもしれませんから。 それに……俺の居場所は、そこだけですしね。
[この屋敷へと向かう時。 リスクと計りをかける>>2:298ことで、目を瞑ってしまった生徒たち。 戻らなければ。例え実体のない体であっても。消えつつある存在であっても。 男を、今の男へと、導いてくれたあの場所へ]
もし、学園にいらした際は、また一杯やりましょう。 俺たちが飲める酒があって……お互いその時まで、「存在」を保てていたら。
[逝人としての感性ゆえか。 屋敷で行われている――――もしくは、すでに行われた出来事は、男はきっと把握していたことだろう。 その上で、自身の居場所はここではないと、屋敷を後にしたのだった。 なぜかやたらと懐かれた、実体のない熊を従えて]
(77) ginlime 2011/12/14(Wed) 21時半頃
|
|
―屋敷から出て・変わり果てたこの街で―
[死者のたむろする車道を歩く。 右も、左も、この街の全てが、生を失ったものばかり。 無残と化した歩く躯か、未来を奪われた逝人か。
死んだ。死んだ。死に絶えた。 誰も、彼も、男も……そして、この街で生を営んでいた、あなたの大切な人達、も。 笑い、泣き、ささやかな会話を交わし、時には孤独を、時には誰かを愛おしく感じさせてくれたこの街は、今は全てが失われ、『悲しみ』さえもが残ることを許されず。 ただ、時折上る光の柱>>4:+13>>4:+14>>4:+15が、新たな消滅を示すのみ……。
……いや、違う。 代わりに聞こえるのは機械音。外部からの侵入者。 バラバラバラと聞こえてくるのは、上空を舞うヘリ>>27の音か。 ならば、タタタタタッと響くのは、一体何の音なのだろう]
(78) ginlime 2011/12/14(Wed) 21時半頃
|
|
……止めてください。
[その光景を目の当たりにし、力なく、立ち止まる。 遠く、遠くの道路の先で、赤い花が、散っている。 砕かれ、飛び散り、咲き散っていく亡者の抜け殻。 街に踏み込んだ者達が放つ自動小銃の弾丸により。 タタタタタッ。タタタタタッ。 タタタタタッ。タタタタタッ]
これ以上は、もう、止めてください……。
[進軍する歩兵。兵士達を乗せ死者を踏み砕き近づくバン。 彼らの歩むその後ろには、累々と積み重なる躯の山。 見るも、無残な姿となって。 彼らの登場が、何かの引き金となったのだろうか。逝人達が光と化す。 次から次に。無数に連なり、光となって消えていく魂。 全てを根こそぎ食らう救出者の群れに、絶叫した]
(79) ginlime 2011/12/14(Wed) 21時半頃
|
|
――――俺達の街を、これ以上!!
[耐えられなかった。 ウイルスに虐殺された者たちが、新たに蹂躙されていく姿に。 耐えられなかった。 救いだとは分かっていても、全てが一掃されてゆく喪失に。 けれど、男の叫びはいつだって空しいもの。 目の前にいた、街人だった者達が、粉みじんとなり赤く散る。 男と熊を素通りし、一路この道を突き進む、勇猛なる兵士達。 そんな彼らの1人から、すれ違い際に傍受した通信]
『こちらβ! 意思保有型と接触。戦闘を開始する!』
[きっと、男のようにウイルスに半端な耐性を持つ者が、他にも存在していたのだろう。 『意思保有型』そうか、己はかつてそう呼ばれる存在だったのか。 リンダの父が知っているなら、その存在は、当然彼らも知っているはず。 対策も、知っている。壁を作ったものならば。 おそらく、白いプロテクターで完全防備を固めているのも、感染者の返り血を明確に視認するため――――]
(80) ginlime 2011/12/14(Wed) 21時半頃
|
|
[兵士達の一群が抜けた後。残されたのは、動くもののない荒野。 砕かれた死者はもう、動かない。この世に残された魂達も、見捨てたように消え絶えた。 背後ではまだ、続いている。 タタタタタッ。タタタタタッと音がする。 この街を救うために――――この街を、破壊する。 ここでないどこかに大切な人がいるであろう、彼らもきっと、命を賭して]
これが、現実なんですか。なんて、救いのない……。
[男は、空を見上げて喘ぐ。 その脳裏には、神に挑んだ教え子の声が。 そうだ。彼は言っていたのだ。男の半分も生きていない彼が。 『俺が世界の理をかえてやる』>>5:+23……と。 挑もうとしたのだ。勇敢に]
神様…………。
[ヘリが、編隊を組んで飛んでいく。男をすり抜けた軍人達が、道路を通じ、一路屋敷へと突き進む。 それがいつかは分からない。 けれど……やがて彼らはその歩みのまま、屋敷へと踏み入っていくことだろう]
(81) ginlime 2011/12/14(Wed) 21時半頃
|
親方 ダンは、メモを貼った。
ginlime 2011/12/14(Wed) 21時半頃
ベネットは、帰り道。また戻ったら**
香菱 2011/12/14(Wed) 22時頃
ベネットは、家の鍵忘れた。寒い。
香菱 2011/12/14(Wed) 22時半頃
ソフィアは、ジョヴァンニって誰ぞ。序盤に、ね。
bloody 2011/12/14(Wed) 23時半頃
|
― 玄関ホール ―
[どさり、と鈍く何かが床に倒れる音が響く。 あと少し、あと一歩で玄関の扉に手が掛かるその前で、振るわれたゾンビの腕に身体は斃れた。 そこに群がるように、動きの鈍いゾンビたちが襲い掛かってくる。]
(もうすこし、だったのに)
[横たわる床の振動で、何か大きなものが近づいてきていることはわかっていた。それは新たなゾンビの襲来か、或いは誰かの助けか――
少女の胸にしっかりと抱かれたのは、地下から持ち出した壜。ゾンビに全て喰われてしまう前に、その壜を誰かに託すために。 首筋に走った痛みはやがて、血が逆流するように身体の中を駆け巡る。ぞわりと、己の中に這入って来たのは、ナニモノなのだろう。]
(82) oranje 2011/12/15(Thu) 00時半頃
|
|
―――……ぁ……
[遠く、ゾンビでない誰かが屋敷の中を歩いている。淡い金色の髪――コーネリアと、もう一人。田原の背中の向こうに見えた]
(ばーれー、さん)
[田原が叫んだ、彼の名前。こちらからはその後姿しか見えない。やはり彼がと、気がついたそれはあまりにも遅すぎた。]
(あなたが、あなたが――!!)
[首元から滴り落ちるのは、何だろう。最早痛覚も意思も、殆ど存在しない。今、屍となりかけた少女はゾンビを振り切るように上半身を起こすと、その手の中の壜を思い切り彼らに向かって投げる。
その軌跡を追うその前に、その双眸は光を失った**]
(83) oranje 2011/12/15(Thu) 00時半頃
|
|
―屋敷から離れ・再び蹂躙されるこの街で―
[男は、空を見上げている>>81。 光と化した無数の命を、無限に飲み込む天を仰ぐ。 周囲は一面赤い花。アスファルトに散る、砕けた人と未来の残骸。 屋敷を遠く背にしたまま、一面に広がる光景が、壁に描かれた絵を想起させる。 そうだ。男はあの絵を見ていた。あれは、屋敷を出る>>77直前のこと。 虚ろな視界が、抜け殻となった暁が散らばる2階の一室に向けられて。 そこには、壁に描かれた赤い絵が>>6:95>>6:101>>6:104。
男には、それが何を描いたものなのかまでは、分からなかった。 まして、平穏な時に約束した>>1:-38、コーネリアが描いた『白血球』の絵>>7:*28などとは。 ただ、悲しいモチーフだとは、感じたはずだ。 救いの断たれた、先のない、男にとっては絶望を暗示させる未来図。 死体の折り重なるこの街の風景が、かつて見た赤一色で築かれた世界と同化して。 慈悲を求めた哀願の瞳が、感情の炎に焼かれて崩れ。 男は、天のさらに奥へと向かって、怒声を放ったのだった]
(84) ginlime 2011/12/15(Thu) 21時頃
|
|
神がぁっ!! これが貴様の決めた結末か!!
[指を突き立て、目を見開き。怒りをたぎらせ天に問う。 だとしたら、なんと非情で、なんと理不尽。 認めない。認めない。そんな運命など受け入れない。 かつて教え子が放った決意>>5:+23が、男の胸に伝播する。 セシルは、神を殺そうとした。大切な人の未来を望み。 ならば、己は一体どうする? この無情な現実が、神の定めた道だとするならば]
俺は絶対に認めはしない。神がぁ!! 俺と勝負しろ!!
[自身でも何を口にしているのか分からないまま、男は感情のままに戦いを挑む。 いるかどうかも分からぬ神に、逆らうことを決意する。 世界の理に対する挑戦。無知で、無謀で、罪深い挑発]
(85) ginlime 2011/12/15(Thu) 21時頃
|
1
2
3
4
[メモ/メモ履歴] / 発言欄へ
情報
プロローグ
1日目
2日目
3日目
4日目
5日目
6日目
7日目
エピローグ
終了
/ 最新
視点:
人
狼
墓
少
霊
全
トップページに戻る