15 ラメトリー〜人間という機械が止まる時
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掃除夫 ラルフは、メモを貼った。
2010/07/23(Fri) 12時半頃
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―廊下―
[ラルフを寝かした部屋を出てすぐの事。 不意に現れた小さな異形、ついこの間の百目蛇を思い出す。
アンティークの腕時計、飛蝗鼠からヨナの手に移るのを。 マーゴに刃物を振り上げて、苦しんでいたのも思い出す。 ヨナがベネットに話し掛けるらしい様は、ラルフの時と似て。
……彼も死んだのか?
けれど何故、ヨナにはそれが解るのか。
手首に巻かれる時計はずっと大切にされて来たのだろう。 こんな世界でも歯車(しんぞう)が止まらずに動く。]
(30) 2010/07/23(Fri) 12時半頃
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>>30
[死んだのか?の問いに、言葉を瞬時編み出せない。 だけど、ゆっくり首を振って……。]
違うわ。この時計の中に、 半分、心臓は動いているもの…。
[そして、また始終を見守っていただろう魂のほうも見上げて…。]
ラルフには見えるよね…。
[そうつぶやいた。]
(31) 2010/07/23(Fri) 13時頃
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[泣かないで、とラルフは慰めてくれる。]
[泣いていいよ、とベネットは話しかけてくれる。]
[フィルを見つめる青色は、 右目からは涙を…………。 左目からは澄んだ泉の色を………。
それぞれに湛えて……。]
(32) 2010/07/23(Fri) 13時頃
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>>24>>25 [振り返ったヨナの眸は。]
…………――ん
[虚を突かれる位の透明さで。 狂気に濁っては見えないまま、今にも儚い。
生きてくれているなら、と、本当に願ってしまうのは。]
俺は ちゃんと生きてるし ……生きるよ
最後まで生きる、 覚悟をしたから
(33) 2010/07/23(Fri) 13時頃
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[その子も、今までの子と同じように。 内側から食われる、 恐ろしい感覚の中死んでいく、
はずでした。]
(34) 2010/07/23(Fri) 13時頃
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――……私は、彼らの を視るの。 それが、今の私の……できること。
フィルは、そんな私を………。
[その時、銃声が響いて……。 銀髪がはじかれるように揺らめいた……。
同時に、眸が大きく揺らめく。
それは、ともにしてた分、大きく通じた……異形の叫び]
(35) 2010/07/23(Fri) 13時頃
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>>31>>32 [思わず零れた『死』の言葉に、自分ではっとするけど。 彼女はそれも、静かに否定する。 ラルフの遺体を前にした時と違って、静かに。 左右でちぐはぐな眸を見る。]
ヨナにも、ラルフにも、ベネットにも、生きて
……――生きて、しあわせになって、欲しい
[願いは変わってない。]
(36) 2010/07/23(Fri) 13時頃
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フィリップは、銃声に弾かれたように顔を上げる。
2010/07/23(Fri) 13時頃
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[その日はいつもと違いました。 何がそれをもたらしたのかは分かりません。
――ひときわ紅い光の中、少女の半身は少しずつ形を変えていきました。
ついに成功したのです。 異形の力と、人の意思を持つ、戦争のための機械]
(37) 2010/07/23(Fri) 13時頃
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>>36
フィル……。あなたはやさしい。
[そして、銃声の方向へ足を向ける。 シィラの身に何かが起きたことを直感したから。**]
(38) 2010/07/23(Fri) 13時頃
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[亡霊は うん、見えるよ と頷いて、 泣かないで と囁きながら、その涙を慰める。
何かの言葉に、はじめてヨナ以外の者 ―――フィルへと目を向けかけたけれど、
それは銃声に妨げられた。 ヨナが足を向ける先、影は常に彼女と共に**]
(+24) 2010/07/23(Fri) 14時頃
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[紅の中から翡翠色が拾い上げられるのを、見る]
……持って行ってくれるの、かな?
[小さく呟く。 お揃いの翡翠色は、今となっては彼女と彼女が存在していた唯一の名残り。 紅の羽は、いずれ、とけて消えうせるはずだから]
『ボク』のいた証が残るなら……ソフィを生かしてあげられた事になるから。 ……それで、いいんだけど……。
[元々、願いはひとつだけ。 ただ、『うしなわれぬこと』。 生きたい、と願っていた『妹』が]
(+25) 2010/07/23(Fri) 14時頃
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─追憶─
[その異形がいつからいたのかは覚えていなかった。 気がついた時、少女の背には翼があって。
それでも、両親も幼友達も妹も、少女を生かそうとしてくれた。 小さな隠れ里。 そこでは、平穏に時間が流れていた。
けれど、その平穏さは、仮初。
異形は、周囲に大きく害を為す事はなかったけれど。 数年に一度、少女の大切なものを『糧』として喰らっていた。
最初は父。次は母。それから、幼友達。
最後に残ったのは、妹。 けれど、妹は、異形が害するより先に、病に倒れた]
(+26) 2010/07/23(Fri) 14時頃
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[最後に残った大切なもの。 心の拠り所の喪失は、狂気を招く。
狂った少女は、異形の囁くまま、妹を喰らった。 食べてひとつになればいいよ、という、コエのままに。
血肉、記憶も。 そこにあったもの、全てを。
そして、残滓のような思念を。 「いきたい」という願いを。 知って。
ひとつになっても、否、ひとつになったことで。 その存在に触れられなくなった事が、狂気を加速して]
(+27) 2010/07/23(Fri) 14時頃
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[その中から、選び取ったのは、喪失の否定。
本来の自分は、行方知れずとして。
自分が、妹として生きる、という選択肢。
消えたのは『姉』で、『妹』は生きている。
そうして、異形が次の『糧』を求めるまで──即ち、寿命が訪れるまで。
見つかるはずもない、『姉』という『探し物』をしながら、世界を彷徨い続けて、そして──]
(+28) 2010/07/23(Fri) 14時半頃
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……でも、最後の最後で、私に戻っちゃった。 けれど、ここにいたのが『ソフィア』だった、て。
そう、覚えていてもらえるなら、ソフィの事はどこかに残るよね。
[訪れた最後の瞬間、その直前に、本来の自分を取り戻してしまった、と。 ほんの少し、苦笑した、時]
……っ!?
[ふわふわとした意識は、響いた銃声によって、現の世界へと向けられる**]
(+29) 2010/07/23(Fri) 14時半頃
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[手帳の中に残された、そのページを読む者は居るだろうか?]
「僕の命はもうすぐ尽きるから、許されるなら支えの必要な人のために生きたいんです。 傍にいてくれた大切な人は、僕が居なくても大丈夫な、強い人だと思うから…─」
(+30) 2010/07/23(Fri) 14時半頃
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― シィラが撃たれた場所 ―
[そして、シィラが泣いている場所に向かう。
辿りついた先、 その大きな紅い眼を撃たれて、そこからやはり真紅の血を噴き上げるシィラをヨナは見て……]
ひぅ――……シィラ……
[真っ青に青ざめた。 だけど、母の影をそこに視ていた少女は、それでもよろりと、その怪物の元に向かう……。]
シィラ………
[それはラルフの身体を壊したもの、もちろんわかっている。 だけど、シィラもヨナにとっては大事な、生きていてほしいもの。]
(39) 2010/07/23(Fri) 15時頃
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ああああ こ ろ さ な い で
[そして、シィラ駆け寄り、縋りついた。
真っ赤な体液がヨナを浸していく。]
(40) 2010/07/23(Fri) 15時頃
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あ………
[そして、ヨナもその中で沈んでいく。 そう、異形の体液はときに、ひとを蝕んでいく……。
種類によれば、大丈夫なものもいるかもしれないが……。
ヨナの知らない場所で、また別の異形を喰らい、生きていたシィラの身体は、その体液は………。]
(41) 2010/07/23(Fri) 15時頃
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ギィィイイイイ!!!!
[そして、シィラが一際大きな、城中に響きわたる発狂音を出した時、
きっと、まだ生きているものの耳はしばし、使い物にならなくなるだろう。
それから、彼らにとっては音のない世界で……。]
(42) 2010/07/23(Fri) 15時頃
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[シィラはヨナの身体に触手を巻きつけると、 そのまま反転し、入ってきた城の窓から、飛び立つ。
その眼からは赤い体液を噴出させながら……。 灰色の暗い暗い空へと、
ああ、そう、いつのまにか夜の時間が訪れていて……。]
――………ッ
[少女はシィラに抱かれ、空へと飛んだ。]
(43) 2010/07/23(Fri) 15時頃
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[その姿を追いかけるものがあれば、見えるだろう。 傷ついたシィラが見張り塔の方面に向かうのを。
その赤い点滅が、見張り塔のてっぺんで、ふ、と消えるのを…。**]
(44) 2010/07/23(Fri) 15時頃
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本屋 ベネットは、メモを貼った。
2010/07/23(Fri) 15時半頃
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[撃ち放った銃弾は、狙いを逸れることはなかった。 紅い硝子のような異形の眼、割れたそこから ピュゥ、ボタボタっと壊れた場所と同じ色が吹き出る。 更に立て続けに数発、引き金を引いた。
その度散るその紅の雫の幾つかが、チャールズの額を濡らす。]
――……ヨーランダさん。
[銃に込めた最後の1発を放とうとした瞬間 現れた姿に、あやうく引きかけた引き金から力を抜く。
その女性の名を呼ぶ表情は、不可思議なほど穏やか。]
(45) 2010/07/23(Fri) 15時半頃
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>>38
……そうでもない
[いつかのように、存外さらりと首を振った。
今も生きてしあわせになって欲しい、これは本当。 同時に、彼らは死んだのだろう、と思っているのも事実。 両方そのまま抱えている。
ふと、誰かがこちらを見たような、気もしたけど。
シィラの危機に反応するのはヨナの方が早かったか。 追って自分も向かい、目を撃たれた異形を見付けるだろう**]
(46) 2010/07/23(Fri) 15時半頃
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[>>28突然の銃声に、窓に駆け寄り、半身で外を見た。 ほんのわずかにでも、シィラから噴出した血が見えただろう。]
銃声…シィラを―誰かが攻撃した―?
[銃声の度、宙で蠢くシィラが見えた。 それを城の壁の穴を見ながら、直下に向かっていく。]
(47) 2010/07/23(Fri) 15時半頃
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[何か言葉を紡ごうとしたその矢先。 (>>42)木霊するのは、シィラの発狂音。 耳を劈くようなその音に チャールズは暫しの間、音を失う。]
撃たなければ、此方が殺されていたでしょう。 けれど、それは私視点だけの話。
[無音――……その発狂しそうな静寂の世界で ヨーランダと、彼女を絡めとり空へと逃れる異形を見送りながら 男は懺悔のような独り語を紡ぐ。]
(48) 2010/07/23(Fri) 15時半頃
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恨むならば、恨んでくださって構わないのです。 その先、私を殺したいと思い、実行されても構いません。
近くを護るための殺生が 結局、より自らの寿命を縮めることは、よくある話です。
――……私が、過去、そうした人たちを赦せずに 殺してしまったように。
[異形の血を受けた額が疼いた。 紅く腫れあがる文様は、まるで茨の冠のよう。
男にとっての無音の世界で その呟きを拾ったものがあるやなしや。]
(49) 2010/07/23(Fri) 16時頃
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[施設の大人たちは大喜び。 これで戦争に勝てる。 私たちが支配者だ、と。
ゆらり立ち上がる少女の瞳。 左目は虚ろのまま、 右目に宿るはヒトへの怒り。
舞い上がる人々は、それに気付くことはない]
(50) 2010/07/23(Fri) 16時頃
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[
――町は、一夜のうちに廃墟になりました。 ]
(51) 2010/07/23(Fri) 16時頃
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― シィラが飛び立つ瞬間 ―
[シィラに絡めとられてぐるりと視界は回る。 そして、ヨナ自身も耳は聴こえなくなり……
>>48>>49ただ、銃口を下ろすチャールズが何かを云っているようだったが、聴くことはできなかった。
それでも目を見開いたのは、その表情が穏やかであったこと……。]
――……いのちを、壊すのに、 穏やかにいれるひと…………。
異形も、ただ、生きているだけ……なのに。
[それは、いつしか、ホリーと呼ばれる少女が影で紡いだ言の葉のよう……。]
(52) 2010/07/23(Fri) 16時頃
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