4 監獄病淫 -医師達の狩場-
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…――
[剃刀を持っている彼に、抗うのは危険過ぎる。 下手に暴れれば傷つくのは自分だ。 今更怪我なんてどうってことはないのだけれど]
……っ、は
[熱い息を吐いて、自ら足を開く体勢になる。 抗わないのは、怪我してもいい癖に抗わないのは キモチイイを求めているから、か]
あ、ぁ…… は、ぁんッ
[男に触られている嫌悪感と謂う理性。 男に触られて気持ちいいという本能。]
ぁ、ぁ……
[抗う声も弱く、彼の滑らかな指先に、感じて、しまう]
(+17) 2010/03/07(Sun) 12時半頃
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―回想―
[裕福な家に産まれてしまったのが俺の不運。
子供の頃から全てのレールが敷かれていた。 誰も彼も、自分の私利私欲のためにしか動かない、仮面をつけた上辺だけの感情が支配する世界。 その世界にに放り込まれる未来しかない。
その道しか知らない俺でも、未来に見える世界は歪に見え。
俺はずっと、そこから逃げ出したかった。]
(38) 2010/03/07(Sun) 12時半頃
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[俺は、見えるものの奥にある物を見たくないと思い目をふさぎ、 それでもどこか、そこに綺麗なものがあるのかのしれないと期待して、 見たいと思う、矛盾した心を抱えて。
俺の世界とは正反対の世界にいるのが君だった。
君は俺には見えない何かをいつも見ていた。 君の澄んだ瞳に映る景色は、俺にはきらきらと眩しい星のかけらみたいで。
俺は驚くほど簡単に、恋に落ちた。
どうして? そう問いたい行動もいくつもあったけれど、それも全て、君が俺に見せてくれる繕っていない君自身だから。 全てがただ、愛しくて。 全てを全身で受け止めて。 全てで君を抱きしめたくて。]
(39) 2010/03/07(Sun) 12時半頃
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[何度目かの逢引を、父に見つかったとき。
『成績が落ちたらしいな?』 『あの女がいるからお前は…!』
完璧を求める父。 その言葉は『彼女がいなくなればお前は現実に目を向けるのか』――そういう意味で。
会いたい。会えない。忘れたい。忘れられない。 いくつもの感情が絡み合い、胸の奥に複雑な模様を描いていく。
――拙い感情と深い愛情を強く抱きしめて。俺は、彼女と逃げようと思った――
二人きりなら、どこまでも。]
(40) 2010/03/07(Sun) 12時半頃
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―3階病室―
[ふ、と、目を覚ます。 長い夢を見ていた。それは、自分の過去の出来事。]
…逃避行は、失敗。
[夢の結果を口にして既に明るい窓の外を見やる。 どうやら少し寝坊したらしい。]
(41) 2010/03/07(Sun) 12時半頃
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―3階病室―
[体を起こすのと同時に、部屋のドアのノックが聞こえた。 振り返ると、そこに立っていたのは昨日会った看護師。]
…マーゴお姉ちゃん?
[寝起きの頭で何でここに?とぼんやり疑問符を浮かべる。 寝起きの髪は少しはねていた。]
(42) 2010/03/07(Sun) 13時頃
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[ここは廊下。誰の耳に聞かれるかも分からない。 小首を傾げると、あくまで普通の女医を装う。]
悪戯って? 何のことかしら。
[剣呑な雰囲気から発せられる言葉に、だいたい何の事を言っているかは察しはつく。誰のことを言っているのかは、心当たりが多すぎてわからないが。 しかしほぼ面識もないこの看護師が、何故ここへやって来るのだろうかと疑問は浮かんだ。]
(43) 2010/03/07(Sun) 13時頃
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[名前を呼ばれると、ああ…と、声を上げて]
フレックスさんって、君だったんだね。 おはよう。髪、寝癖がついてるよ。
[くすくすと笑うと、閉じたままのカーテンを開き、窓を開ける。]
(44) 2010/03/07(Sun) 13時頃
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長老の孫 マーゴは、×フレックス ○フレッカー 名前と苗字がごっちゃになっちゃった。ノックス君、ごめん><
2010/03/07(Sun) 13時頃
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おねがいします、先生。
――あ、ああああっ!?
[ゲイルの口元に笑みが過った。そして次の瞬間、身の内を突き破る圧倒的な質量と、避けようの無い痛みが。 絶叫する。 思わず手は宙を掻くが、それでも中に突かれればその叫びはやがて艶を増したものになるだろうか]
……あ、はじめて、せんせい、に…… きぶん――ぁ、やあ、なにこれ、
[前髪を撫でる指も、囁かれる言葉も、傍らのイリスも、全てが遠い。 必死にゲイルにしがみつき、感覚の暴流を受け止めようと]
(+18) 2010/03/07(Sun) 13時頃
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はっ…はぁ……
[乱れる吐息。 見られている、それだけで、身体がきゅんとする。]
ひあっ!あ、ぁ、ぁ……
[淫核を弾かれて軽くイきそうになるのを堪える。 もっと、と謂われれば、ぼんやりした頭が判断する。
足を開いて、もっとこの男に見て、欲しい。 シて、欲しい。
――本能が、そう囁いて、羞恥に顔を逸らしながら足を開く]
(+19) 2010/03/07(Sun) 13時頃
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―3階病室―
ああ…そういえば名前言ってなかったっけ。
[と今更気付き、名前程度の自己紹介をする。]
寝癖?え、どこ?
[跳ねた場所をさがし髪を手で整えようとする。 カーテンと窓を開くと、新鮮な空気が部屋に満ちる。 眩しさに僅かに目を細め]
あ…そうだ、プリシラさんは?
(45) 2010/03/07(Sun) 13時頃
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道案内 ノックスは、長老の孫 マーゴ気にしない気にしない♪
2010/03/07(Sun) 13時頃
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[とぼける女の様子に思わず頭に血が上る 思わず白衣の襟元を絞るようにつかんで壁に押し付ける だんっという大きめの音が響いて]
あんた!患者に何したかわかってんの!?
[思わずつかんだ腕に力が入り女医はぐっと一瞬苦しそうな声を上げたか。 自分よりも身長の高い女の首元を絞めながらにらみ付ける]
(46) 2010/03/07(Sun) 13時頃
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[部屋の換気をすると、手櫛で髪を整える少年の様子を見ながら]
もう少し右かな。うん、そこ。 ぴょこんって跳ねてるの、判る?
[プリシラさんは?という問いには、首を振って。]
プリシラ先輩? 先輩は昨日夜勤だったから、今日はもう上がりじゃないかしら。 ……ひょっとして、君。まさかプリシラ先生に?
[少年とプリシラの事情を知らない女は、プリシラを気にする様子を恋?と、勘違いしている。]
(47) 2010/03/07(Sun) 13時頃
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ぐっ…
[いきなり壁に身体を叩きつけられると、思わず声が出てしまう。 完全に怒りに目がくらんでいるようなプリシラをたしなめるように]
ちょっと……いきなり何するの。 他の患者さんの迷惑になるわよ。
[首を締め上げる腕を軽く叩いて、緩めるように言い聞かすが、彼女は素直に聞き入れるかは微妙に思えた。]
話が見えないわ。 ここじゃ迷惑になるから、場所を移しましょう。 人のいないところがいいわね。 その方が、その患者さんのためだわ。
[ここで大声を出せば、傷つくのは患者の名誉だと表情で語りながら、プリシラに提案する。]
(48) 2010/03/07(Sun) 13時頃
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きゃ、ぁ!
[蜜壷に指が入り込む感覚に高い声を上げる。 嗚呼、このまま、 指で掻き回して欲しい、と、そんな情欲が加速する]
恥ずか、しい……
[指を突きつけられ、ぼぅやりと見つめる瞳は快楽に堕ちつつ在る]
……あぁ、……私は…
[私は淫乱な女なんだ、と、 その自覚に諦観と絶望と、そして――欲望]
……シて、くださ……もっと、して……
(+20) 2010/03/07(Sun) 13時頃
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[マーゴの示す方に手を移動させ、髪が跳ねているのを触れれば、直るかなと押さえつけ。 それでもぴょこんと跳ねたまま]
そっか。いや、てっきりプリシラさんが来るって思ってたから… …え…何?
[この場所に自分がいることを知っているのはプリシラだけだから、という意味で言ったのだが、プリシラが来ることを期待していたように聞こえるだろうか。 マーゴの勘違いには気付かずに、続く言葉にはきょとんと目を丸くした]
(49) 2010/03/07(Sun) 13時半頃
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ううん、良いの。 プリシラ先輩も美人だものね。 フレッカーくんの気持ち、判るよ。うん♪
[きょとんとした顔をする少年を余所に、女は一人で盛り上がっている。]
あ、そうだった。プリシラ先輩じゃなくて申し訳ないんだけど、検温してもらっていいかな?
[と、体温計を差し出した。]
(50) 2010/03/07(Sun) 13時半頃
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[話が見えない、の言葉にこの女まだとぼける気かとさらに怒りがわく]
いいえ、ここで結構よ。 私はあんたよりずっと長くここに勤めてるのよ。 この時間帯にあまり人が来ないことぐらい知ってんのよ。
[――そして、あんたがノックスに薬を使ったこともね だから完全に二人きりになるような場所に行くわけがない。 その言葉は言わないまま女医の提案をアッサリ却下する]
話が見えない?そんな筈ないね。 心当たりがないか、自分の心に聞いてみたら!?
今度そんな話を聞いたらただじゃ済まさないから、覚悟しなさい!!
[それだけ言うと手を離し踵を返した]
(51) 2010/03/07(Sun) 13時半頃
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うぅ……
[白々しい返答に、切なげな声を漏らし。 菊座を刺激する指に、ぴくんぴくんと身体を震わせながら]
其処、じゃな……あぁ、ぁ
[後ろで感じるなんて厭だし、前は求めて、いるし されどまだ、場所を指定する言葉を吐くのは恥ずかしくて]
ん、くんっ……嗚呼…
はぁ …きもち、いい……
[恍惚とした、声が零れた。 ふ、と我に返れば、後ろですら感じる自分に気付き 羞恥に顔を赤く、*染める*]
(+21) 2010/03/07(Sun) 13時半頃
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漂白工 ピッパは、メモを貼った。
2010/03/07(Sun) 13時半頃
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あら。 [問い返す間もなく、ずんずんと赤毛の看護師は背を向けてしまったようだ。 乱されてしまった白衣の襟を整えると、眉を寄せて頬に手を当て]
困ったわねぇ…… 本当に話が見えないわ。
――だって心当たりなんて、多すぎるんだもの。
[呟くように一人ごちる。]
(52) 2010/03/07(Sun) 13時半頃
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[盛り上がる内容が分からずに、 楽しそうなマーゴには「はあ…」と曖昧な返事しか返せない]
ああ、検温ね。 はいはい。
[深く追求せずに、体温計をセットした]
(53) 2010/03/07(Sun) 13時半頃
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[後ろは振り返らず、これでよかったんだろうかとふと考える
パーフェクトでなくとも、少しは効果はあるだろう。
そんなことを考えながら夕方の再出勤に備えて休息をとるため 着替えをしに更衣室へ向かった。
...はこの時点では女医が組織的にフォローされているなどとは考えが及んでいないのだった。]
(54) 2010/03/07(Sun) 13時半頃
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[体温計をセットする様子をチェックすると、電子音が鳴るまでの間、一人で盛り上がっている。]
恋って本当に素敵だよね。 私もその気持ち、判るよ。
[頬を薔薇色に染めて、幸せそうにうっとりと呟いた。
体温計が検温終了の電子音を鳴れば、手を差し出して]
えっと……うん。平熱だね。
[と、看護師の顔に戻り、スコアシートに体温を書き込んだ。]
(55) 2010/03/07(Sun) 13時半頃
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きもちいい? きもち――あぁ、や、いあああ!
[中でそれが律動するたびに、掻きまわされるたびに意識が白くなる。 何を言っているのか、何を叫んでいるのかもよく分からなくなってくる]
あ、――ぁあ、んああ、
[ただ喘ぎながら、絶頂への予感に身を震わせて]
(+22) 2010/03/07(Sun) 13時半頃
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[彼女の背が完全に消えた後、その背の影を追うようにすいと目を細めて]
話を聞いたら、許さない……ね。 じゃあ当事者になるなら、別にいいのかしら。
[そんな都合のいい事を呟いたりもするも]
……いたた。 それにしても、男勝りな子ねぇ……
[壁に叩きつけられた背中が僅かに痛む。 小さく溜息をつくと、腕を軽く回して調子を見ながら、自分の診察室へと戻って行った。**]
(56) 2010/03/07(Sun) 13時半頃
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はいどうもー。
[検温を終え、なにやら盛り上がっているマーゴの様子で、ようやくああ、と思いつき]
…つまり、 マーゴお姉ちゃんには、今、恋してる人がいるんだ?
(57) 2010/03/07(Sun) 13時半頃
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聖歌隊員 レティーシャは、やがて絶頂に導かれれば、意識を失って倒れ込むだろう。**
2010/03/07(Sun) 13時半頃
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[スコアシートから顔を覗かせて]
……う、うん。 私だってお年頃だもの。好きな人ぐらい、いる、よ?
[気恥ずかしいのか、照れくさそうに小声でごにょごにょ。]
フレッカー君もプリシラ先輩が相手じゃ大変だろうけど…頑張ってね! 応援するから!!
[と、励ますように、少年の肩をぽんっと叩いた。]
(58) 2010/03/07(Sun) 14時頃
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へえ…
[声全部は聞き取れなかったが図星らしい。 何だか微笑ましいな、と苦笑いし]
マーゴおねえちゃんの好きな人ねえ、もしかして病院にいる?
…は?…俺?はい??? ど、どうも…?
[続いた励ましの言葉に驚き目を瞬かせ、よく分からないまま頷いた]
(59) 2010/03/07(Sun) 14時頃
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[私服になってからふと気がつき 帰る前にノックスの病室による。
コンコンとノックしてから中を覗くと マーゴが検診を終えるところのようだ。
やぁ、調子はどう?と二人に話しかけた]
(60) 2010/03/07(Sun) 14時頃
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助手 ゲイルは、メモを貼った。
2010/03/07(Sun) 14時頃
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[病院に…と問われると、ますます赤くなって]
うん……。 お仕事が忙しいから、ずっと一緒にはいられないんだけどね。
[はにかみながらそう謂って]
…って、私の事は良いのー! フレッカーくんこそ、プリシラ先輩とはどうなのー? うまく行きそう?
(61) 2010/03/07(Sun) 14時頃
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