206 “ J ” the Phantom thief
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……ミス・ノーラ。
[ 果たして、彼女に話しかけた時 明かりは戻っていただろうか。
それとも――闇の中だっただろうか。 ]
お別れを言いに来ましたよ。 …ただ、その前に。
あっしとした約束、覚えていますかい。
[ 持ち出すのは数刻前に交わした約束。 誘い文句が一夜の過ちと消えるか それとも待ちわびる約束と成るかは彼女次第。 ]
[ ノーリーン。…ノーラ。 その姓>>43すら未だ知ることのない彼女、次第。* ]
(55) kuu 2017/01/12(Thu) 03時頃
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[ さて、いつのことだったでしょうか。 恐らく、煌々と辺りは照らされて、 “ 女王の心臓 ”が、確かに鎮座する儘、 ビアンカの表情は、如何なものかと、 窺おうとしたときに、違いありません。
私の名が、喧騒たる空気に乗せられ、 耳朶を擽るのは。>>55 ]
…… あら、Mr.モスキート。 お仕事は、もうお終いになられたの?
[ 視界いっぱいに映るのは、怪しげなガスマスク。 お別れを告げる彼から続くのは、 あの約束のこと。>>0:123 口角が僅かに持ち上がれば、 ガスマスクの空気孔に指を添え、 ]
(56) ゆら 2017/01/12(Thu) 16時頃
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[ そっと、距離を再び取れば、 嫋やかな微笑みを浮かべて問うのです。 彼の今後のことなど、私には知り得ないこと。 そもそも、Jがいなければ、 出逢い、縁が繋がることもなかったようなもの。 ]
…… ねぇ、 貴方の素顔を知っているのは、 此処では、私だけなのかしら? 素顔の貴方と、お茶出来るのは私だけなのかしら?
[ 伸びていた指先は、 己のさくらいろの唇に添えられて、 同時に、ゆるく首を傾けます。 出生知らずの不確かな存在の彼。 この機会を逃せば、恐らく …… ── 。 ]
(57) ゆら 2017/01/12(Thu) 16時頃
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…… いつでも、此処に連絡して頂戴。
[ 差し出したのは、 探偵事務所の連絡先が共に印字されている、 ノーリーン・スナイダーの名刺。 ]*
(58) ゆら 2017/01/12(Thu) 16時頃
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エエ、ミス・ノーラ。 あっしが此処にやって来た目的は果たせましたからネ。
[ 辺りを照らす明かりを 黒い瞳を覆うレンズは全て弾き返してしまうので 彼女>>56の見る角度によっては この男の顔色を窺うのは難しかったかもしれない。 ]
…未練はありますが…ククッ
[ 尤も、憤懣遣る方ない気持ちを孕んだ声を零す口だの 細めた双眸だのは見られないに越したことはない。 ]
(59) kuu 2017/01/12(Thu) 19時頃
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[ 手を伸ばせば埋まってしまいそうな距離。 遠いようで近い囁き声の届く距離。
怪盗Jがいなかったとしたら 彼女のことを知ることもなければ この距離まで近づくことはなかったに違いない。 ]
あたしの顔を知っているのはアナタだけ。 此処でも、…それからこの街の多くの場所でもネ。
そして、あっしとお茶がしたいなんて口にする 命知らずな人間は、ミス・ノーラ。間違いなくアナタだけでさ。
[ 艷やかな唇のノーリーン。>>57 こんな怪しげな風体の男の誘いに乗るような奇矯なひと。 ]
(60) kuu 2017/01/12(Thu) 19時頃
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[ マスクに引っ掛けた指の下、 覗いた口で、にぃ、と笑ったら ]
[ 確りと差し出された名刺>>58を受け取った。 ]
コレはコレはご丁寧にドウモ。
お返しにこれを――どうぞ。
[ 渡すのは奇術師の彼から受け取った黒いカード。>>1:195 ただし、表面に黄色い字で男の連絡先だけが記されている フライデー・モスキートの名前のない唯一の名刺。 ]
奇術は奇術師の専売特許ってワケでもないんでさァ。 …何かご入り用の際はそこへ連絡をどうぞ。
"ブン屋"以外のシゴトも引き受けますよ。ヒヒッ
[ 言うだけ言えば、くるりとコートの裾を翻して ]
(61) kuu 2017/01/12(Thu) 19時頃
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それでは待ち合わせは金曜区画の街角で、 ……そうですねェ、次の『金曜日』にでも、如何です?
都合がつかなければ…電話でもしてくだせぇや。
[ 至って普通の待ち合わせのように場所を伝えたら ]
そろそろ、魔法が解ける時間だ。 またお会いしましょう、ミス・ノーラ。
[ 喧騒が行き交う人々の中へ紛れて――、 ひいては闇に包まれた屋敷の外へ歩み去る* ]
(62) kuu 2017/01/12(Thu) 19時頃
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[記者には、やらなければならないことがあった。
其れは、クイーンハートを盗むこと。 其れは、世を賑わしている怪盗を捕まえること。 そんなつまらないことをやりに こんなパーティに赴いた訳では無い。
俺がやるべきこと。 其れは、 ――― ]
( 真実も嘘も関係なく、 誰かの目に留まる記事を書くこと )
[とでもしておこうか。 だから、足早に向かう先は、
(63) かの 2017/01/12(Thu) 21時頃
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パチン
色の失せた煌びやかな広間の中を、記者は軽やかに駆ける。 ぶつからぬように、足を踏まぬように。 記者がこんな所にやってきたのは、 怪盗を捕まえるためではないのだから。
言の葉を交わしたなかの、 一番怪しいと思えるあなたの元から。
逃げるように、距離を取ろう。 あなたがそうならば、邪魔をしないように。]
(64) かの 2017/01/12(Thu) 21時頃
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( ミズ。 あなたが怪盗なら、俺は )
[塗りつぶした黒の下に書いた言葉を思い出しながら。 それが真実ではないと、未だ知らずに。 距離を取っているはずのあなたが、 記者の傍に寄ってきているなんて、気付かずに。
記者は記事を書くためにここにいるのだから。 怪盗を捕まえるためでも、 宝石を守るためでもないのだから。]
(65) かの 2017/01/12(Thu) 21時頃
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[そうして、突如広間に鳴り響いた音は。>>19 彼女は生きていると、 確かに言い放った演奏家の紡ぐ甘美な旋律は。 彼のなかのもうひとりが弾いている、それは。 どうしてこんなにも、こころを揺さぶるのだろう。
どうして、泣きそうになってしまうんだろう。]
(66) かの 2017/01/12(Thu) 21時頃
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( 寂しがりやな怪盗さん。 どうかあなたにも、聴こえていますように。 )
[寂しがりやで、莫迦な記者は。 泣き方すら忘れてしまった哀れなうさぎは。 あなたの舌と足が無くなってしまう前に、>>1:-70 迎えに行けることは決してないのだろう。
壁に凭れかかり、 明かりのない天井を見上げては深い溜息を吐いた。 嗚呼、誰もの目に留まる良い記事など、 今宵の出来事を面白おかしく記すなど。 記者には出来るはずがない。*]
(67) かの 2017/01/12(Thu) 21時頃
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[ 黒い硝子を隔てた奥の眸には、>>59 どんな色が浮かんでいるのかしらね? お顔が分からなくとも、 指先に伝わる吐息は確かに届いて。 近く顔を寄せた儘、眸を細めましょう。 ]
…… 貴女の未練は、 美しい花と踊れなかったことかしら? それとも、 ……
…… ──── いいえ、やっぱりいいわ。
[ ゆると、小さく首を左右に振り。 己の唇に触れる指先を、其の儘胸元へと下ろし、 エプロンの隙間を軽く引っ掛けましょうか。 ニィと、口端を持ち上げて、 ]
(68) ゆら 2017/01/12(Thu) 21時頃
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[ “ J ”の正体は掴めぬ儘でした。 “ J ”は私の心を盗むことはできませんでした。 けれど、 女王の心の行方が分からぬように、 逃してしまった貴方では、 私の心の行く先も分からないのではなくって? ]
此処に来ていた怪盗は、 “ J ”だけでは、なかったようよ?
─── …… スキャンダルは、嫌なの
[ マスクの彼の胸元を、軽く突いて見せましょうか。 其れでは、此処に在るだろう心は、 一体全体どこへゆこうとしているのかしら。 ]
(69) ゆら 2017/01/12(Thu) 21時頃
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[ 覗く唇の貌に、同じくして、 受け取る黒のカードに刻まれし黄文字を、 ちらと一瞥だけしましょうか。>>61 かの奇術師が配っていたものね。 結局、どんな意味があったのかなんて、 私には分からぬものでしたけれど。 ]
そう、“ 何でも ”やってくださるのかしら? なにをお願いするか、次の金曜日までに 考えておかなくちゃいけないわね。
[ カードに軽く口づけを。 命知らずなのかしら、可笑しな女なのかしら。 …… あら、お茶でも飲みながら、 お仕事のお話をするのではなくって? まだ、誰も、なにも、言ってはいないじゃない? ]
(70) ゆら 2017/01/12(Thu) 21時頃
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[ 魔法が解けてしまったならば、 此れは、ただの一夜の過ちになるかもしれません。 翻るマントをただ、見送るのは、 “ 女中 ”のノーリーンでした。
彼女の心の行く末は、 ……… **]
(71) ゆら 2017/01/12(Thu) 21時頃
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[ ガスマスクの彼の姿が、喧騒に紛れては 私の視界から見えなくなってしまえば、 するりとエプロンを外しましょう。 もう、女中の真似事などする必要もないのですから。 私が、どれだけ宴を愉しんでいようとも、 奥様によって足や舌が切られることは、 決して、あり得なかったのです。 ]
…… それにしても、 昔を憶い出して、楽しかったわ。
[ くすりと笑みを零しては、 髪を結い上げていた飾りを外すと、 はらりと腰ほどまで髪が落ちるでしょう。
─── 魔法の世界は、もうおしまい。 ]
(72) ゆら 2017/01/12(Thu) 21時半頃
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[ 魔法の解けた私は、女中のノーリーンではなく、 漆黒のドレスを身に纏う、一人の探偵。 …… ノーリーン・スナイダー。
胸元に着けていた襟をも外し、 手近にいた女中に、いらなくなった其れ等を、 全て渡してしまいましょう。 一歩。脚を進めて仕舞えば、 こつんと、床を鳴らすヒールの音が響きます。 耳に届く音に、僅か掌の温もりを憶い出して、 軽く、握り締めてしまうのは。 ]
(73) ゆら 2017/01/12(Thu) 21時半頃
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…… あら。Mr. 眸からお星さまが零れ落ちそうよ?
[ まだ、壁の花になっている、>>67 寂しがり屋の兎さんは、居ましたでしょうか? 目許に光るものが見えた気がしましたけれど、 私の見間違いだったのかしら? 胸許からハンカチーフを取り出して、 そっと、差し出しました。 そして、 …… ]
(74) ゆら 2017/01/12(Thu) 21時半頃
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[ 鎮座する女王を一瞥した後、 彼の耳許に唇を寄せて、囁きましょう。 どうしたら、迎えに来ていただけるのかしら?
…… ねぇ、いじわるなひと。 ]*
(75) ゆら 2017/01/12(Thu) 21時半頃
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Easy come, easy go. …… ─── 簡単に手に入るものは簡単に失う
(76) choro 2017/01/12(Thu) 21時半頃
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[ だからこそ、 手にしたいものほど 手放すのです。 ]
えぇ、必ず
…………待っていますわ
[ 離れゆく指先、>>36 娘は寂しく笑いますが、きっとそれも闇の中 誰の目にも映ることはないでしょう。
消えていく夜の少女の背を見送って、 小さな囁きを落とした唇で 星の髪飾りへ、キスをひとつ。 誓いが守られるよう、閉じ込めてしまいましょう。 ]
(77) choro 2017/01/12(Thu) 21時半頃
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── Méditation de Thais ── [いつからでしょう、 娘が気がついた時 優雅な弦の音が、 広間に響いておりました。>>19
────〈 タイスの瞑想曲 〉
歩くように、ゆったりと奏でられるその音は 甘く、美しく、そして 熱を持った響きだったでしょう。
空虚な生を送る娘タイスが 神の導きにより生まれ変わるまでの一夜を描くその曲。
夜のようなこの闇が終わり、 朝のように輝く明かりが戻った時 娼婦の身から信仰へと心を変えたタイスのように 歪な笑みを浮かべていた彼女──…“ J ”にも 何か、僅かでも変化が訪れていればと 娘はささやかに願いました。 ]
(78) choro 2017/01/12(Thu) 22時頃
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Roses are red. Violets are blue. Sugar is sweet.And so are you.
…… ── 薔薇は赤く 菫は青い 砂糖は甘く そしてあなたも
(79) choro 2017/01/12(Thu) 22時頃
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[ パチン、 弾けるように、再び明かりが灯ります。 眩しさに目を細める人々の中 娘はぱちぱちと手を打ちます。 賞賛の拍手は、もちろん 奏者の彼へ。 目が合うことはあったでしょうか。 もしあったとしても、娘の視線は すぐに別のところへ向いてしまうのですが。 ]
素晴らしい演出ですのね、マダム
[ ………ぱち。 手を止めながら、娘は夫人へ微笑みました。 ]
(80) choro 2017/01/12(Thu) 22時頃
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てっきり“ また ”怪盗でも現れたのかと…… ふふ、ごめんなさい そう易々と屋敷に入らせるわけがありませんものね
こんな素敵な演奏が聴けるだなんて
…………驚きましたわ?
[ 戯けたように肩を竦め、ちらりと視線を落とします。 そこには、数刻前と変わらぬ『 女王 』の姿。 鮮やかな赤は、再び妖しい輝きを取り戻していました。]
(81) choro 2017/01/12(Thu) 22時頃
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[ “ J ”が盗みに失敗をするなど あってはならぬことなのです。 ……例えそれが、自分の所為であったとしても Jが、彼女が、失望されることは 娘の望むことでもありませんでしたから。
さて、周囲の反応はどうだったでしょう。 娘の言葉に納得する者もいれば 何者かの仕業だと口にする者もいたかもしれません。
けれど、目の前の夫人は 自身の体裁を守るためにも 頷くことしかできないでしょう。 娘はまた、にこりと微笑みました。 *]
(82) choro 2017/01/12(Thu) 22時頃
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[闇の中を駆けてたどり着いた家は、出た時のまま明かり1つ灯っていない。一人暮らしなのだから当然だ。家へ入り鍵をかける。ほっと一息つけば、ドレスのファスナーを下ろしおもむろに床へ青を広げる。]
あー…つかれた
[落とす言葉は小さく、こぼすため息は深い。 しかし、その口元に浮かぶのは三日月]
ねぇ、お父様 私見つけてしまったの
[自室へ戻ると、引き出しを開け、ベッドの下から木箱を取り出し。クローゼットの扉を開けて、石ころを掻き回す。 部屋が散らかろうとも気にせずに。赤々としたものを見つけては、机へ1つずつ並べていく。憎い憎い、その色を眺めて映り込む私の顔。 憎しみを抱いているなんて思えないほどに、緩んだ頬]
あんな石ころなんかより もっともっと、素敵なものを
(83) ryusei_s 2017/01/12(Thu) 23時半頃
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