29 Sixth Heaven
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―台所― 私たちが貴女がたのように既知の間であったなら もう少し違う現状になっていたのでしょう 他人同士ですから うまくお互いの心が伝わらない 荒い方法ではありますが、私は私の気持ちを優先させてしまった
[>>366振り返り]
そのとおりですよ、マーガレット。 私は臆病で、偽善者なんです。
[少女にはそれだけ告げて >>369少年が、>>370少女がペラジーへ問いかけるのを幸いに、 自らは紙を探しに行こうとすれ違うように戸口へ]
(371) 2011/04/21(Thu) 00時半頃
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……私一人の慾なら、まだしも。 本来あるべきでない色欲に値するものを 世の全てから引き受けるのでしょう?
最悪の想定はしておくべきかと。
[>>372頭をかく少年には、肩をすくめて振り返った。 それ以上自身の性癖を暴露する気は無い]
(374) 2011/04/21(Thu) 01時頃
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―台所入り口― [すれ違うつもりのペラジーが指差したのは男だった]
帰っていない……逆……?
[足が止まる]
まさか、先にあちらへ向かったわけではないでしょうね?
[嗚呼、と短く呻いた。 斜めに向かっているとは未だ知らず]
(377) 2011/04/21(Thu) 01時頃
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―台所入り口―
明日、私はあちらへ行くのですが 彼女を連れてゆきたくないので、一人で帰って頂こうと ベルナデットとそういうお話をしていたんですよ。
[>>380見上げるあお。 頷き、そう応えたがさて理解してもらえたのか。 彷徨った瞳がまたこちらへ向いて]
……ラルフと会話して、はあ……ご一緒に部屋へ? それをわざわざ伝えに此処まで お一人で来られたのですね。
何故ですか?
[言いたい事を正しく理解できていない。 斜めな思考が予想もつかなかった故に。 寧ろペラジーの怠惰が薄れていることに、意識が傾いている現状]
(383) 2011/04/21(Thu) 01時頃
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チャールズは、マーゴの視線を受けて目元がはれているような気がするなと今更気づいた。
2011/04/21(Thu) 01時頃
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―台所入り口―
……思い出せませんか。
[思考の過程は忘れてしまったのか ペラジーの様子に吐息が漏れた]
大事な事なら覚えていたでしょうか 惜しかったですね。
[子供をほめるように、少し笑みが浮かぶ。 混乱している様子のマーゴに気づけば台所内を振り返り]
ラルフには確かリンダと言う管理者が居ますよ。
[と、告げたところでなにやら思い出したらしい>>388声]
(390) 2011/04/21(Thu) 01時半頃
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対等になりたくて 帰りたくない…… ラルフと、ベルナデット 強欲と純潔、ですか
[眉を寄せる。 少ない言葉から繋ぎ合わせた 脳裏に過ぎる有り得ない結論は、しかし無視する事も出来ず]
殴られるのは、おそらく私でしょうね。 失礼 行ってきます。
[レモンが床を転がる。 男は短く告げると、個室並ぶ廊下へと足早に向かった]
(391) 2011/04/21(Thu) 01時半頃
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チャールズは、個室の扉を一つ一つノックして回る予定。何しろ部屋の場所を知らないので。
2011/04/21(Thu) 01時半頃
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―個室前―
[廊下を歩む足取りは、荒い。 冷たい床に響く乱雑な音。 個室の前で立ち止まって、ノックをして 少女の名を呼んでは反応がなければ次へ]
――ベルナデット、其処にいますか?
[いくつめの扉だろう。 ノックして、名を呼ぶ。 応えはあるか、否か]
(396) 2011/04/21(Thu) 01時半頃
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―個室前―
[扉越しに聞こえた僅かな声音。 廊下が静かな分、女性特有の高い音は男の耳にも届く。 眉間に皺を寄せて、コツンと扉を一度たたいた]
失礼 少しお時間を頂きますよ。
[そう声をかけたのは中に居るだろうもう一人へ]
……ベルナデット 貴女の今の行動を、理由を説明出来ますか
[閉まった扉ごしに、低く地を這うような声音を送る。 苛立ちを抑えた其れ]
彼を想っての事であれば 私は其の侭去りますが。
(401) 2011/04/21(Thu) 02時頃
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―個室前― [三分。 青年から短い時間を告げられて、軽く吐息を漏らす]
その行為が情によって成されたのでなければ 今すぐ扉を開きますよ。
[そして、聞こえる少女の声。 唇を歪め、不快感を露に扉を開け放った] 関係ない? ペラジーから、対等になりたいと聞きました。 戻る心算はなく、管理者として相応しくなる為に其処に居ると言うのであれば、関係してくるのは私でしょう。
貴女の行動の愚かさには眩暈を覚えますよ。
情の伴わない行為を押し付けられる彼の立場も省みず しようとしている行動の先に、何が得られるというのです。 答えられますか、ベルナデット。
(410) 2011/04/21(Thu) 02時半頃
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愚かな……契約として差し出すものではないでしょう 貴女は今まで本当に、そう謂う行為とも 結びつく感情とも無縁であったのでしょうか
[頭を押さえた。 怒りよりも湧き上がるのは]
優越と言うよりも、今私の身に満ちているのは 途方も無い疲労感、徒労感ですよ。 軽蔑は……しませんがね。 それはあなたなりの覚悟だったのでしょう?
(413) 2011/04/21(Thu) 03時頃
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[つかつかと大股で歩み寄り、細い腕を取る]
貴女の覚悟だけは、よく解りました。
……共に行きますよ。 貴女が管理者にならなくてはならないと、思うのならば。 この先、私が理性手放しそうになったら 拘束するための物はあるそうです。 無体な真似はせずに済ませますから、安心なさい。
[彼女がどうあっても戻らないというのなら、共に行くしかないのだろうと覚悟を決めた。戻れないのも、己と似た心境はあったのかもしれない。彼女との間には基本的に会話が足りていない。 足りていないまま、接続を受けるべく向かおうとする前に一度ラルフを振り返る]
世話になりました。 ペラジーの言う殴る云々は、貴方からでしょうか あちらでお会いする事があるなら、その時にでも。
[深く頭を下げて、それからパタンと扉を閉めた**]
(414) 2011/04/21(Thu) 03時頃
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