人狼議事


266 冷たい校舎村7

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【人】 R団 タカモト



  妹の体調が、ますます悪くなって。

  餓鬼の時分とはいえ
  店の手伝いをしなきゃいけなくなった。
  だから、公園には行けなくなった。

  言いたくなかった。家の暗い話なんて。
  それは、お前も同じだろ。

  離婚した、ってのは聞いてた。
  でもそこまでお前が悩んでるって
  俺なんにも聞いてない。

 

(210) 2019/06/17(Mon) 00時頃

【人】 R団 タカモト



  見下してたよ。
  なんで俺みたいな優秀な奴が大学に行けなくて
  お前みたいな奴が大学に行けるんだろって。

  馬鹿にしてたし、羨ましいし、悔しかった。

  ずるいじゃん。
  俺を置いて大学に行くだなんて。
  そんなの許せないじゃないか。

  そう思ってたのに、何だよ。
  大学も行かずに死ぬだなんて。

 

(211) 2019/06/17(Mon) 00時頃

【人】 R団 タカモト


[そこで、言葉を切った。
 瞳の涙を拭って、まっすぐに拓海を見つめる]


  いっぱい約束したろ。

  あの夕暮れの公園で。ずっと一緒だって。>>0:272
  雪の通学路で。悩みを聞いてくれるって。>>0:307
  この校舎から出たら、打ち上げするって。>>3:211

  全部、約束破る気かよ。
  ふざけんな。


[やっぱり素直になれない俺は、
 怒ることでしか自分の気持ちを伝えられない。
 分かってくれ、ってお前に甘えているんだ]
 

(212) 2019/06/17(Mon) 00時頃

【人】 R団 タカモト



  俺は最高に性格の悪い男だから、
  友達のことを見下すし、馬鹿にするし、嫉妬しちまう。
  
  けど、……けどな。


[先の、言葉が続かない。
 ここにきて、変なプライドが邪魔をして。
 本当に俺は自分という人間が嫌になる。

 沢山の逡巡のあと、ぽつりとひと言]
 

(213) 2019/06/17(Mon) 00時頃

【人】 R団 タカモト



  お前のことは、ずっとずっと
  大切な友達だと思ってるよ。


[その呟きを、漏らしたのだった]
 

(214) 2019/06/17(Mon) 00時頃

【人】 R団 タカモト



  死ぬなよ。馬鹿。

  朝からひとりで肉まん食わせる気かよ。
  誰のために毎日あれ買ってたと思ってるんだ。

  ……俺別に肉まん好きじゃねえし。  

  お前と一緒にいたかったから。だから。

 

(215) 2019/06/17(Mon) 00時頃

【人】 R団 タカモト

 

     ――――死なないでくれ。

 

(216) 2019/06/17(Mon) 00時頃

【人】 R団 タカモト


[今度こそ涙が止まらなくって。

 制服の袖で目元を拭いながら、
 消え入りそうな声で拓海に訴えたのだった]*
 

(217) 2019/06/17(Mon) 00時頃

R団 タカモトは、メモを貼った。

2019/06/17(Mon) 00時半頃


R団 タカモトは、メモを貼った。

2019/06/17(Mon) 01時半頃


【人】 R団 タカモト

―― 3年1組 ――


  行くぞ、葉子。


[駆けて教室を出て行った拓海の背を、
 京輔が追いかけてゆく。>>257
 
 待って、と呟き>>253
 呆然としている葉子の手を無理やり引っ掴み
 俺は廊下を駆け出した。

 かつて恋人だった時のエスコートは、
 もっと優しくしたものだけれど。
 今の俺にはそんな余裕はなくって。

 ただひたすらに、拓海と京輔の背を追う]
 

(267) 2019/06/17(Mon) 04時頃

【人】 R団 タカモト



  葉子。お前ほんと馬鹿だろ。
  自分の命を大事にしろよ。
  なにお前も勝手に死のうとしてるんだよ。


[先程の拓海と対峙しているときよりは
 幾分か角の取れた言い方で、思わずそう零しただろう]


  裏で最低なことしてる>>246とか
  何をやってるか知らないけど。

 

(268) 2019/06/17(Mon) 04時頃

【人】 R団 タカモト



  少なくとも、俺にとっては
  お前は消えた方がマシな人間じゃないから。

 

(269) 2019/06/17(Mon) 04時頃

【人】 R団 タカモト


[それきり、俺は黙り込んだ。

 恋人だった時はもっと
 スマートな言い方ができただろうに。
 俺の傍にいて欲しい、くらい言ってのけただろうに。

 素の高本悟はどうしようもならない男なので
 そんな不器用な言い方しか、できなかったのだ]
 

(270) 2019/06/17(Mon) 04時頃

【人】 R団 タカモト



[傲慢で高飛車で自分勝手な高本悟は、
 養拓海を失うことも、七月葉子を失うことにも
 耐えることができない。

 弱くて、愚かで、矮小で、馬鹿ないきもの。
 ――――それが俺だった]

 

(271) 2019/06/17(Mon) 04時頃

【人】 R団 タカモト

―― 3年7組 ――


[お化け屋敷の中を進む。
 段ボールとベニヤ板で作った
 廃病院を模した狭い通路を葉子と進む。

 そうして出口にある霊安室で、
 嗚咽を漏らし、ぐったりとする拓海の姿を
 見つけたのだった。>>236

 京輔が「生きて」>>263>>265
 繰り返し、拓海の手首を握るのが見えた]
 

(272) 2019/06/17(Mon) 04時頃

【人】 R団 タカモト


[俺は葉子の手を離し、その背をトンと押す。

 お前も何か拓海に
 言わなきゃいけないことがあるだろ、と。

 葉子に一瞥をくれると、拓海に向き直った]
 

(273) 2019/06/17(Mon) 04時頃

【人】 R団 タカモト



  生きろ。


[俺は京輔の言葉に、重ねる。
 制服のポケットに入れたガラス片を
 拓海に見えるようそっと床に置く。

 夕暮れの公園。約束の場所。

 でも俺は過去の思い出よりも、
 お前と過ごす未来が欲しい]
 

(274) 2019/06/17(Mon) 04時頃

【人】 R団 タカモト


[京輔が拓海の右の手首を掴むなら、
 俺は左の手首を掴もう。

 そうして、壁によりかかろうとする拓海を
 強引にこちら側へ引っ張ろうとする。

 まるで三途の川を渡ろうとする彼を、
 現世へ引っ張り上げるように]
    

(275) 2019/06/17(Mon) 04時頃

【人】 R団 タカモト



  生きろ、拓海。


[俺は京輔みたいにやさしい人間ではないから
 祈るような目なんてしてやらない。>>266

 溢れる涙を制服で拭って、
 俺と一緒に生きるのが当然だろ、という顔を
 平然としてやるんだ。

 ……いいや、できてたかな。
 何分、必死だったもので]
 

(276) 2019/06/17(Mon) 04時頃

【人】 R団 タカモト


[逃げていいときと、悪いときの
 区別もつかないのかって。>>3:288

 そう言ったのはお前じゃないか。

 なあ拓海。今は逃げるときじゃない。
 踏ん張りどころだぜ。

 俺もいる。みんなもいる。なにが不足だい?]**
 

(277) 2019/06/17(Mon) 04時頃

R団 タカモトは、メモを貼った。

2019/06/17(Mon) 04時頃


R団 タカモトは、メモを貼った。

2019/06/17(Mon) 04時頃


【人】 R団 タカモト



  拓海。
  俺もそんなお前の顔、初めて見たよ。


[嗚咽を零す拓海に、そう返してやるんだ。>>298

 いつも暢気で、陽気で、馬鹿してて、
 野良犬みたいに人懐っこくて。

 そんなお前しか知らなかった俺は、
 たくさんたくさん、
 この校舎でお前の知らない顔を見たよ。

 長い付き合いだったのに、
 いいや、長い付き合いだったことに甘えて
 見ようともしていなかった]
 

(321) 2019/06/17(Mon) 12時半頃

【人】 R団 タカモト


[真面目な話して、言い争って、説教されて、
 いま強引にお前を説得してる。

 この校舎に来てから、
 チョモランマのような俺のプライドは
 すっかりへし折られてしまって
 泣いたり、凹んだり、怒鳴ったり、叫んだり
 もう散々の有様だ]
 

(322) 2019/06/17(Mon) 12時半頃

【人】 R団 タカモト


[みんなを馬鹿って見下して
 マウントを取ることで精神を保っていた
 とても性格の悪い俺は、
 きっとこの校舎で死んでしまった。

 どう責任取ってくれるんだよ、って思う。

 だから拓海の腕を、強く強く引く]
 

(323) 2019/06/17(Mon) 12時半頃

【人】 R団 タカモト



  道連れにしてやるって、最初から言ってるだろ。
  ……ばか。

 

(324) 2019/06/17(Mon) 12時半頃

【人】 R団 タカモト


[くしゃりとみっともなく顔を崩して、
 やっぱり俺は、泣いていたんだと思う。

 それから葉子が被せたブランケットに包まれて>>288
 京輔に縋って泣く拓海を>>317
 俺は呆けたような、気の抜けたような表情で
 穏やかに見つめていたんだ。

 ――大切な友達を、失うところだった。

 その事実がようやく俺の背にどかっと
 のしかかってきて、安堵に、少し胸が軽くなった]
 

(325) 2019/06/17(Mon) 12時半頃

【人】 R団 タカモト



  どういたしまして。


[きっとふらりと立ち上がった拓海が
 礼を言う頃>>311には、
 俺は毛布お化けを軽く小突くくらいには
 元気を取り戻していたと思う]
 

(326) 2019/06/17(Mon) 12時半頃

【人】 R団 タカモト



  ……行こう。


[もういないとは分かっていても、
 級友たちを模したマネキンをそのままにしておくのは
 やっぱりしのびなくて。

 俺らは、彼女と彼を運んで弔う旅に出る]**
  

(327) 2019/06/17(Mon) 12時半頃

R団 タカモトは、メモを貼った。

2019/06/17(Mon) 13時頃


【人】 R団 タカモト


[冷たい校舎を、マネキンを抱えて歩く。

 明滅して、消えていく蛍光灯。
 文化祭の飾りに彩られたそのリノリウムの廊下を
 足音を響かせながら進んでいく。

 まるで葬列のようだ、と俺は思う。

 校舎を見回しながら
 すっかり懐かしい思い出となった
 文化祭のことを思い返す。

 この景色を忘れないように。
 心の中でシャッターを切った]
 

(335) 2019/06/17(Mon) 17時頃

【人】 R団 タカモト


[うどん屋の冴えないおっさんになっても
 きっときっと、忘れない。  

 委員長と副委員長で、
 肩を並べて音頭を取って準備したお化け屋敷を。

 お化け屋敷の受付で、
 京輔と語り合ったあの時間を。

 文化祭の打ち上げのあと、
 ふざけながら拓海と片付けをした帰り道を。 

 マネキンを運ぶ間、きっと俺は
 拓海と京輔と葉子の顔を交互に見つめて
 そして小さく微笑んでいた]
 

(336) 2019/06/17(Mon) 17時頃

【人】 R団 タカモト



  (なあ、拓海。

   無事に帰れたら、
   きっと思いの丈をぶつけよう。

   そのときは、うどんの1杯でも奢ってやるよ。

   俺のくだらない身の上話を聞いてくれ)

 

(337) 2019/06/17(Mon) 17時頃

【人】 R団 タカモト



  (まだ話していないことが。
   今まで言えなかったことが。

   たくさんたくさん、あったんだ)

 

(338) 2019/06/17(Mon) 17時頃

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