266 冷たい校舎村7
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……ずっと友達だ。拓海。
(768) gurik0 2019/06/22(Sat) 22時半頃
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[きっと浮かべた俺の笑顔は、 餓鬼みたいに無邪気なもので。
あのな、俺がこういう表情を見せてやるのは お前が友達だからなんだぞ。 そんな傲慢なことを、心中で思っていたりする]
(769) gurik0 2019/06/22(Sat) 22時半頃
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[真っ白なカーテン。 真っ白な病室。真っ白なベッド。
まだ無垢だった子供の頃を思い出しながら、 泣いて縋りつくお前の背をさすっていた。
お前が泣き止むまで。 お前の気が済むまで。
いつまでも、いつまでも――……]*
(770) gurik0 2019/06/22(Sat) 22時半頃
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―― 病室 ――
やっちゃった、じゃない。
[こつん、と軽く拳を 葉子の額に当ててやる。
その余裕ある口振りに安堵して、 ふっと相好を崩した。
それから、葉子の語る言葉に耳を傾ける]
(771) gurik0 2019/06/22(Sat) 23時半頃
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……今更それ聞く?
[お前馬鹿か、と言わんとばかりの 傲慢な態度で笑ってやろう。 俺って、性格の悪い男だから。
幻滅したか、と問われても>>672 もうとっくのとう。葉子と付き合って 彼女が成績を落としたその日に、幻滅していただなんて さすがに今の場面じゃあ言えないな]
(772) gurik0 2019/06/22(Sat) 23時半頃
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[成績の良いお前に興味を持って、 成績の悪くなったお前に幻滅した。
お前が成績を良くするために何をやっていたか。 その噂が本当だったとして、 今更それで幻滅するなんてありゃあしないよ]
(773) gurik0 2019/06/22(Sat) 23時半頃
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[俺よりも頭が悪くて、可愛げがなくて。 だけど危なっかしくて放っておけない。
そんなお前と一緒にいたいと願ったから、 今ここに俺がいるんだろう?]
(774) gurik0 2019/06/22(Sat) 23時半頃
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[俺は、葉子に手を差し出した]
……教えてくれよ。 付き合ってくれ、に対するお前の答えを。
[頭の良い俺が 誰かに問題の答え合わせを要求するだなんて 中々ない機会だぞ]
(775) gurik0 2019/06/22(Sat) 23時半頃
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[俺の手を取るか、取らないか。 お前の答えを聞かせて欲しい]*
(776) gurik0 2019/06/22(Sat) 23時半頃
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──3月:美術室──
[ 美術部の顧問である教師に声をかけ、 準備室につながる扉をくぐる。 卒業式を目前に控えたころだった。
伝言>>763が伝わってから、 少し時間が経っていたからか、 教師は何かを言いたそうにして、やめた。
ええと、すみません。 僕は扱いづらい生徒だったでしょうか。 ……とも言えず、僕は笑みと会釈を返すばかり。]
(777) nabe 2019/06/22(Sat) 23時半頃
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[ 美術準備室のあちらこちらに、 作り手が置き去りにした卒業生の作品が、 放り出されているのを知っている。]
(778) nabe 2019/06/22(Sat) 23時半頃
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[ あのとき>>743、 言葉を濁しながらも引き取ると言ったのは、 そこに、混ざる姿を想像して、なんとなく、 ……なんとなくなのに強く、拒否感があったからで、]
(779) nabe 2019/06/22(Sat) 23時半頃
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[ ……まだ、放り出されてはいなかった、 赤黒い、人の頭ほどの大きさの塊の前に僕は立ち、 あの、どこか遠いような、今と地続きのような、 不思議な世界でしたように、指を伸ばす。
あのときと違い、指の腹に力を込めることも、 爪を立てることもなく、指先だけでそうっと、 瞼に触れ、頬を撫ぜ、口角をたどる。]
(780) nabe 2019/06/22(Sat) 23時半頃
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本当は。 考えたりもしたのだ。 例えば手を加えて美しくしてやろうとか、 せめて表情だけでも、笑みを象ろうとか、 この淡々と時を刻む校舎に置き去りにしようとか、 いっそどこかで燃やしてしまって、 そのあとの灰をひとつまみだけ持ち帰ろうとか。
(781) nabe 2019/06/22(Sat) 23時半頃
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[ そのどれも実行せずに、僕はここにいる。]
(782) nabe 2019/06/22(Sat) 23時半頃
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これが僕の姉だ。 僕の知る姉の姿だ。 僕の望んだ形とひとつも重ならなくても。 僕の、たったひとりの姉なのだ。
(783) nabe 2019/06/22(Sat) 23時半頃
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受け入れるべきなのだと思う。 あの爛れた指先ではなく、些細な事実を。
(784) nabe 2019/06/22(Sat) 23時半頃
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笑って。と言われて笑ったって、 絵の中の痩せたおんなのこのように、 僕の姉が穏やかに笑うことなんてない。 姉は幸福ではなく、僕は無力である。
(785) nabe 2019/06/22(Sat) 23時半頃
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……その上で、僕は、 姉の幸福の糧になれないから。ではなく、 僕自身がもう少しうまく呼吸ができるよう、 ひとつの箱を出ていくのだと。
(786) nabe 2019/06/22(Sat) 23時半頃
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[ 両腕に、家族の頭を抱いた。 壊さないようにそうっと。
こういうふうにしていれば何か違ったかな。 と、未練がましく思う僕はやっぱり僕で、 そう簡単に踏ん切りはつかないし、
それでも、そんな自分を思わず笑ったので、 笑えてしまったので、これは小さな変化です。
突然ちいさく笑い出した僕に、 先生がギョッとした顔をしたとしても、 悪くはないな。と、僕は思う。]
(787) nabe 2019/06/22(Sat) 23時半頃
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それでも、 僕らの関係が歪でも、醜悪でも、 どんなに世間一般に受け入れがたいものであっても、 僕にとってそれが大切であったことは変わりはなく、
(788) nabe 2019/06/22(Sat) 23時半頃
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僕は、僕の家族のことが好きで、 それとは関係なく、新たな道を歩きだす。
(789) nabe 2019/06/22(Sat) 23時半頃
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……それだけのこと。
(790) nabe 2019/06/22(Sat) 23時半頃
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……先生、お世話になりました。
[ 大切な荷物を抱える。 程度の手つきで、僕はそれを携えて、 3年間お世話になった教師と教室に、 ひとまず別れの挨拶を告げて、頭を下げた。
その返事の代わりに、言いにくそうに、 紙袋をやるからそれに入れてはどうかと言われ、
ぼんやりとした僕は、 なるほど盲点であった。と頷く。]
……どうにも抜けていて。いけないですね。
[ いただいた袋に家族の頭、 …………のようなものを入れ、 僕は朗らかに笑い、恥じるように首を傾げた。*]
(791) nabe 2019/06/22(Sat) 23時半頃
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―― お見舞い:宮古へ ――
[曖昧な微笑みから、 読み取ろうとしてたこと、ちょっと違うかな、って 思考を修正しながら>>744
「呪い」と形容したそれが、 あなたにどう響いたのか、>>745わからないまま 俺は閉じられる瞼と、長い睫を見ている。
愛も呪いもおんなじ、って言ってしまえば 随分と悲しい話になってしまう。 だからきっと、似ているだけの違うものだよ。
……あなたの内心が聞こえていればそう思うけど 聞こえていないので あなたに伝える術も、ないのだけれど。]
(792) さねきち 2019/06/22(Sat) 23時半頃
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そーなの。
[って、俺はまどろむように話をしてる。
引いてくれる? ってちょっと傲慢に聞くのは やっぱりちょっとペットらしくもないかな。
選んで、って両手を差し出すようなけなげさとか めちゃくちゃ携帯に連絡するマメさは あんまり持ちえていないけど]
(793) さねきち 2019/06/22(Sat) 23時半頃
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なかなか難題。 そうだな。 ……おともだちから、はじめよっか。 ていうと傲慢かなあ。
(794) さねきち 2019/06/22(Sat) 23時半頃
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[眠そうに笑って、小さく肩を竦めた。
崇拝したいわけでも 献身したいわけでも、 掌握されたいわけでもなくて
ただ、友達らしく 冷たい手のひらを、あなたが欲した時に暖めるだけ。
どちらかの熱が高すぎないように 少しは互いに踏み込まないところがあるように けれど決して、寒くはないように。
それだったら、もう誰かの首輪がついたいぬでも できることかな、って思うので そういう関係を、提案いたしまして]
(795) さねきち 2019/06/22(Sat) 23時半頃
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[眠たそうなあなたに、 「寝ちゃっていいよ」、と笑う。>>748
靴を脱いで勉強を忘れたって構わない。 俺は男だけども、ぼろぼろのいぬ、に近いので 隣で女の子が眠りだしたら、多分一緒に寝るだけだ。 ……まあ、難しいかもしれないけど。
ぽつり、と寝言のように降ってきた言葉に首を傾げて 「なに?」って尋ねる。
尋ねてから――。]
(796) さねきち 2019/06/22(Sat) 23時半頃
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ありがとう、瑠璃さん。 …………あのさ。
ただいま。
(797) さねきち 2019/06/22(Sat) 23時半頃
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