人狼議事


270 「  」に至る病

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【人】 逃亡者 メルヤ

[僕というものは主人を置いて
 逃げてはいけないものらしい>>544
 人の命令に従って動くのは同じなのに
 その点だけは、今までとはだいぶ違う。

 今までは、何かがあれば
 仲間たちはこぞってその場から逃げていた
 稀に誰かをかばってとどまる者もいたけれど
 そうして捕まれば、馬鹿を見るだけ
 そういうものだとずっと思っていたから]

(552) 2019/10/07(Mon) 19時頃

【人】 独尊隊 ツヅラ

[紅茶に、小さな甘味を添えなかった時。
命の通りの茶葉を選ばなかった時。
こうなることを想像していたか?──さあ。知らない]



 気まぐれのおやつなら、少しにしておくんだね
 晩飯には早い時刻だ

[あと一歩、近寄られたら触れられる距離で待つ。

彼女の杖が持ち上がり、服に触れた。
脛から膝、腰へと輪郭を観る動きに瞼を閉じる。
胸の中心で心臓が弾んだのまで、読み取られはしまいと思っている。

これは弱視だからしていることだ
けれど直接眺め回されるよりもよほど]

 ……

(553) 2019/10/07(Mon) 19時頃

【人】 逃亡者 メルヤ

[けれどそれは"メルヤ"ではない自分のこと
 これからは違うのだから

 覚えていかなければいけないと
 与えられる知識を一つずつなぞり]


  ……うん、わかった。逃げない

  で。えーと、12〜15歳ぐらいがロリータ?
  でも、それなら……


[僕としての振る舞いも、常識も
 正直まだ、わからないことだらけ。
 教えてくれる知識のうち
 どれを覚えればいいのかもわからない。

 ただ、この知識は覚えなくていいらしいので
 こくこくと繰り返し頷くだけにして]

(554) 2019/10/07(Mon) 19時頃

【人】 独尊隊 ツヅラ

 希望?
   ……変なとこじゃなきゃ、
   どこでもいいんだがね


[好きにしろなどとは言わない。
起伏を確かめてくる白杖のセクハラをそのままにして、
一歩分の距離
腕を伸ばす。

笑みを湛えたヴェルヌイユの唇へ、中指の背を触れさせた]


 これでもしゃぶってな

[投げ出すような台詞を選び、ながら。
指はするりと、花弁を愛しむような淡さで主人の容良い唇を撫でる*]

(555) 2019/10/07(Mon) 19時頃

【人】 逃亡者 メルヤ

[そうして衣装へと手を伸ばそうとすれば
 他にも服があると言われ
 また少しきょとんとなるが>>545]
  
  他の服?
  ううん、いらない

  下着……えっと、ごめんなさい
  よくわからないから、適当でいい
  必要なものわからないから、なくていい


[いつもあるものを適当に着ていた。
 生理自体、ある時とない時が不規則で
 自分でも何が必要なのかがわからない。

 そもそも、全てを忘れたことにするならば
 それだけ知っているのも不自然というもの。
 全て知らないことにしてしまおうと
 問いに答えながら>>546衣装を頭から被り]

(556) 2019/10/07(Mon) 19時頃

【人】 逃亡者 メルヤ


  ──ん、と


[しばらくごそごそした後
 布地から、ぷはっと顔を出す。

 下着はつけないまま
 それでもどうにか衣装を身につけ]


  着れた。見て


[心なしか得意げに見せたふりふりの衣装は
 サイズは少しばかり大きいものの
 フリルのおかげで貧弱な胸が隠れ
 全体としてのバランスは取れていた*]

(557) 2019/10/07(Mon) 19時頃

【人】 蝋燭職人 フェルゼ

[すべてが理解の範疇を越えていた。

何事か訴えかけるグスタフの声は耳に遠く、
潤んだ視界が闇に落ちる刹那。
頚筋に、まるで焼印を押されたかのような熱が触れ
鋭い痛みが頸動脈から脳髄へと走った。

反射で身を竦ませるも、あとはされるがまま。
強い吸引と、鎖骨に触れる咽喉骨が上下する度
壊死していた臓器が修復し、細胞が活性していく。

皮膚を深く貫かれたとて、感じる痛みははじめだけ、
あとは痺れに似た疼痛が創の周りに残るものの
不思議と、暫くすれば溢れる血も止まってしまう。]

(558) 2019/10/07(Mon) 20時頃

【人】 刻字座 ヴェルヌイユ

 
 つれないのね
 
 
[唇への感触に、くつりと喉を鳴らし]
 
 
 でもいいわ。許してあげる
 ……少しだけ、ね。
 
 
[よくできましたのご褒美は与えてやるのが主の務め
 
 胸の鼓動は知ってか知らずか>>553
 少しの間彼女のデコルテをやわやわと漂っていた杖を下ろす]

(559) 2019/10/07(Mon) 20時頃

【人】 蝋燭職人 フェルゼ

[ざあ、と、遠くで雨音と雷鳴が響く中、
窓に浮かぶ影はふたつからひとつに、やがて闇に溶け。

200年の時を経て覚醒した吸血鬼の衝動に応えるべく
生まれ変わった心臓は、赤く、甘い血を運ぶ。]

(560) 2019/10/07(Mon) 20時頃

【人】 蝋燭職人 フェルゼ

[取返しのつかないことをしてしまった。
────させてしまったと知るのは、翌朝のこと。]*

(561) 2019/10/07(Mon) 20時頃

【人】 蝋燭職人 フェルゼ

── それから ──

[あの日から、何もかもが変わった。
失くしたのは家族と、初めてで唯一だった友。
得たのは先の見えぬ命と、血の契を交わした主。

はじめこそ途方に暮れたり絶望したりもしたが
悲観して過ごすには余命が長すぎる。
元より彼は、死の淵から救ってくれたのだ。
──往生際の悪さを詰ってさえいた癖に。

何故、の問いに答えは返ったか。
何故、あれほど頑なに拒んでいた眷属を得たのか。

それがフェルゼであったのは、何故か。]

(562) 2019/10/07(Mon) 20時頃

【人】 蝋燭職人 フェルゼ

[理由がどうあれ変わらないのは、
変わらず傍にある存在。

白亜に包まれた二階の窓に浮かぶ影は、
ひとつからふたつに増え、時折、大きなひとつの影に。]**

(563) 2019/10/07(Mon) 20時頃

【人】 弁務官 ジャーディン

[メルヤが着替えている間にジャーディンも
 己の身体をタオルで拭いた。

 使ったタオルやシャツはまとめて洗濯機に放り込む]

  "アレックス"、洗っておけ

[昨今そうして命じればAIが勝手にやってくれる。
 便利な世の中になったものであるが、
 絶望的な世界であることに変わりはない]

  衣装は沢山あるから毎日着まわせよ
  脱いだら今やったみたいに洗濯機に
  放り込んで命じればいい

[>>556他の服は要らないというが、
 毎日同じ服を着ていたら垢臭くなるし
 汗臭くもなっていく。
 それは改めさせなければならないことだった]

(564) 2019/10/07(Mon) 20時頃

【人】 弁務官 ジャーディン

[それにしてもが続くが、
 メルヤは己の身体のことも理解していないようである]


  よし、よく着れたな、偉いぞ
  ……サイズもぴったりだな

[何故か服を着ただけで得意げな眷属の頭を撫でる。
 撫でた後で肩の位置などを直してやったが
 胸が大きいと似合わない衣装なので丁度良いようであった]

(565) 2019/10/07(Mon) 20時頃

【人】 弁務官 ジャーディン


  さっきは昨日までのお前は云々言ったが、
  日常的な記憶くらいは覚えておけ

  これから通信教育を頼んでやるから学べ
  仕事のやり方も教えるからそれもするように

  家事とかは代行を頼むから気にしなくていいが……
  次はこっちだ

[そう告げるとメルヤの手を掴みキッチンまで案内する。
 電灯は近づけば勝手に点き、
 離れると勝手に消えるようにしてあった。
 ほぼ全自動の家の中、ほぼ使わないキッチンで鍋に水を入れて火にかけた]

(566) 2019/10/07(Mon) 20時頃

【人】 弁務官 ジャーディン


  火の扱いには気をつけろよ
  流石に火事は普通に死ぬはずだからな……死ぬよな

[死ぬようなことは試していないのでわからないが、
 "吸血鬼"であれ眷属であれ死ぬだろう、多分。

 湯が沸けば火を消して備蓄しているカップ麺を並べていく]

  塩、シーフード、カレー、トマト……
  どの味が好みだ?

[問いかけながら自分用に焼きそばを用意しはじめた*]

(567) 2019/10/07(Mon) 20時頃

【人】 刻字座 ヴェルヌイユ

[かわりにもう一方の手を伸ばし
 彼女の指に己の指をそっと這わす
 
 その柔らかさを、その滑らかさを、
 ぬくもりを確かめるような手つきで]
 
 
[いちど爪の先を、唇で食んでから
 
 彼女の中指の腹に犬歯を立てる*]

(568) 2019/10/07(Mon) 20時頃

蝋燭職人 フェルゼは、メモを貼った。

2019/10/07(Mon) 20時頃


蝋燭職人 フェルゼは、メモを貼った。

2019/10/07(Mon) 20時頃


【人】 独尊隊 ツヅラ

[主人はこうして気紛れに、寛容を示してみせたりもする。
それが見透かされているよう、だろうか]

 ……ん


[指先に灯る体温
絡めとるごとき吸血鬼の指に眉を寄せた。

犬歯の硬い感触に漏らす吐息は、ほとんどため息の長さ]

(569) 2019/10/07(Mon) 21時頃

【人】 独尊隊 ツヅラ


[餌で味が変わる家畜のように、普段の食餌によってこの血の味も変わるのだろうか?──さあ。知らない]


[眷属の依存衝動が深まるほど、その血は甘く、美味しくなるらしい。
今の私の血は?──さあね。知らない]



[初めての夜から変わらずあればいい。
いっそ少しほろ苦いくらいならばいい。

まだこの病が
深くなければ。いい]

(570) 2019/10/07(Mon) 21時頃

【人】 逃亡者 メルヤ

[そうしてジャーディンの言葉を待てば
 予想通りまた髪を撫でてもらえ>>565
 自分の行動が正しかったのだと理解する。

 たくさんある服は着回せば良い
 脱いだらそこの四角い箱──洗濯機
 そこに入れて、彼のように話しかければ>>564

 そこまで頭に入れたところで
 洗濯機を突こうとすれば手を引かれ>>566]

(571) 2019/10/07(Mon) 21時頃

【人】 逃亡者 メルヤ


  日常的な記憶?
  でもそれは、これから覚えるものじゃ……


[記憶がないふりをしているけれど
 それ以前に、彼のいう日常が自分の中にはない

 自動で灯る明かりなど見たこともなかったし
 着回せるほどに服のある環境も初めて
 特に日常部分に関しては
 今までを参考にできるとは思えない]

(572) 2019/10/07(Mon) 21時頃

【人】 逃亡者 メルヤ

[あまりにも今までとかけ離れている場所。

 いっそ本当に記憶がなくなってしまったなら
 どんなにか、楽だったのに。
 そんなことを思いながら、台所の前に立つ。

 並べられたカップ麺は知っている
 けれど、その質問への答えは
 どれほど探しても、自分の中にはやはりない]


  どれが好きかわからないから、端っこの

  あのね、私。
  自分がいくつなのかわからない
  だから、これから育つかどうかも……

(573) 2019/10/07(Mon) 21時頃

【人】 逃亡者 メルヤ

[過去の記憶があるかと問われたら
 覚えていないと嘘をつこう
 シャワーがわからないと嘘をついたように。

 けれど、このわからないは本当
 好きな味も、服の好みも
 自分の誕生日さえ忘れてしまったから
 今までいくど季節が巡ったかも覚えていない。

 育たなかったらごめんなさいと告げて
 目を閉じて隅っこのカップ麺を一つ手に取った*]
 

(574) 2019/10/07(Mon) 21時頃

【人】 公証人 セイルズ

[妖精のような声をあげて抱き上げられたミルフィに
セイルズは明るく笑って、青空の下を歩いていく。]

 そうかい。
 これからきっと、もっともっと重くなるぞ。
 
[はにかむ娘の言葉を喜んで、
彼女の数年後の姿を思い描く。>>464>>466

今はこんなに小さくとも
いつか成長期が来てしまうのだろう。
それが惜しくもあり、待ち遠しくもあり――――
セイルズは人知れず娘の可能性に目を細める。]

(575) 2019/10/07(Mon) 21時頃

【人】 公証人 セイルズ


[きっとその時は、二人とも紛う事なく父娘であった。]
 

(576) 2019/10/07(Mon) 21時頃

【人】 公証人 セイルズ


 ああ。ずいぶん沢山の言葉を読めるようになったね。
 えらいぞ、ミルフィ。

[橙色の灯りをともして、ミルフィの朗読を
その髪を梳きながら聴いていたセイルズは、
得意げに笑う少女の言葉を肯定して頷いた。>>467

最初は文字もわからなかったのに
このごろのミルフィの成長は目覚しいものがある。

きっと好奇心が旺盛だからだろう、と
微笑ましく思っていると
終わりを迎えてしまった絵本を脇において
娘が頬に口付けをくれるものだから]

(577) 2019/10/07(Mon) 21時頃

【人】 公証人 セイルズ


 ……本当に、今日は最高の誕生日だったよ。
 
[照れるように笑って、
布団に潜り込もうとする彼女の額にキスを落とした。
成長段階の子供独特の、あいらしい頭の形を眺めて
布団にもぐりこんでしまった彼女の頭を撫でて]

 おやすみ、ミルフィ。

[暖かで幸せな色で光るテーブルランプを消せば
静かな夜がそこには横たわっている。]

(578) 2019/10/07(Mon) 21時頃

【人】 公証人 セイルズ


 "I'm so happy to be your daddy, my love."
 

(579) 2019/10/07(Mon) 21時頃

【人】 公証人 セイルズ

[布団の上からいくらか、少女の背をとんとんと叩いて
セイルズは窓の外を見つめる。

星も月も見えないベッドの中で、
静かに、祈るように手を組んだ。*]

(580) 2019/10/07(Mon) 21時頃

【人】 公証人 セイルズ

―― 曇天の日 ――

[このところ学会の準備が続いている。
セイルズ・ウォルフォードは疲れた目を癒すように
眼鏡をはずし眉間を揉んだ。

大陸に横たわる歴史を読み解くのも苦労するが
それをまとめ論文という形で発表するのも一苦労だ。

どうにか学会までに一通りまとまりそうではあるものの
ミルフィの学校の話を今週は聞けていないことを
申し訳なく思いながら、セイルズは家路を急ぐ。

気がふさぐような、寒い、灰色の日だった。
こういう日は決まって昔を思い出す。]

(581) 2019/10/07(Mon) 21時頃

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ジャーディン
11回 注目
メルヤ
11回 注目
グスタフ
7回 注目
ツヅラ
9回 注目
ミルフィ
85回 注目
フェルゼ
9回 注目
ソウスケ
30回 注目
アオ
21回 注目
ヴェルヌイユ
3回 注目
チトフ
1回 注目
ケイト
1回 注目

犠牲者 (1人)

アイリス
0回 (2d)

処刑者 (2人)

アイリス
0回 (3d) 注目
ドリベル
0回 (4d) 注目

突然死 (0人)

舞台に (0人)

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