266 冷たい校舎村7
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……って、考えてしまうことが、 身勝手だってこともわかってるよ……
(22) nabe 2019/06/18(Tue) 03時半頃
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姉さんは何も悪くないよ。 僕も悪いことなんてしてないよ。 だから、全部この社会のせいにするしかなかった。
(23) nabe 2019/06/18(Tue) 03時半頃
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醜いからと気味悪がられたり、 怖がられて、石を投げられることも、 その弟として見られることも、 醜い子には似合わない服があることも、 それよりマシに着飾れたって、 性別が合致しなければ正しくないことも、 醜いとされる自分を隠したまま、 他人に褒めそやされて喜べることも、
(24) nabe 2019/06/18(Tue) 03時半頃
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こんなに間近で見なければ、 きっと違和感なんて覚えずに済んで、 僕は、僕なんかじゃなくって、 こんなばかみたいに斜に構えて、 自分の生きる社会を嫌わずに済んで、
(25) nabe 2019/06/18(Tue) 03時半頃
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全部どうでもいいことだなんて、 くだらない価値観に基づいて営まれている、 この世が悪いだなんて唱える必要もなかった。
(26) nabe 2019/06/18(Tue) 03時半頃
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……って、考えてしまう自分が嫌だよ。 どう考えたって、間違ってるのは社会の方なのに、 これじゃあまるで、 僕がその一員になりたいみたいじゃないか……
(27) nabe 2019/06/18(Tue) 03時半頃
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だからせめて、僕として生きさせてよ。 こんな、どうしようもない僕のまま生きる理由を、 姉さんは僕に与えるべきだよ…………
(28) nabe 2019/06/18(Tue) 03時半頃
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……実のところこの話は、 永遠にループするので、一旦やめようか。
(29) nabe 2019/06/18(Tue) 03時半頃
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[ 姉さんは、姉さんのベッドの上にいる。 俯いてゆらゆらと揺れている。
親指の爪をきつく噛んでいて、 変形したその爪が、すごく痛そうなんだけど、 姉さんは、何も言わないでいつもそうしてる。
それが僕の姉さんだから、 僕はふらふらと立ち上がって、 その目の前まで歩いて行って言うのだ。]
(30) nabe 2019/06/18(Tue) 03時半頃
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姉さん。 姉さん、僕、まだ死ねない……
(31) nabe 2019/06/18(Tue) 03時半頃
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[ 僕を見上げる姉さんの胡乱な目は、 きっと、だから何? とか、そういう、 意味のわからないものを見る色をしていて、
でも、それだけなんだ。それだけなんだよ……
早く死んで。って、 言ったのは姉さんのくせに、 僕がおかしいみたいな目をするのも、ずるいよ。]
(32) nabe 2019/06/18(Tue) 03時半頃
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姉さんはずるい。 僕よりずっと当事者でいるくせに、 この世の価値観に染まるだなんて。
(33) nabe 2019/06/18(Tue) 03時半頃
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……ああ、だから永遠にループするって。 僕は僕が思うよりずっと幼稚で頭が悪いから、 考えたって仕方のないことに囚われて、 もうここから一歩たりとも動けやしないんだ。
(34) nabe 2019/06/18(Tue) 03時半頃
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だから、何も考えずに済むように、 ただ姉さんのために。姉さんの望みだって。 姉さんはそれで喜んでくれて、 少しでも満たされてくれるからって。 そのために生きていることにしたいよ。
(35) nabe 2019/06/18(Tue) 03時半頃
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[ そんな目をされたらもう何も言えないよ。
姉さんが何も言ってくれないから、 僕は何をするべきなのかもわからないのに。
決別したいわけでもなんでもなくて、 変わらないままでいられたほうが、 姉さんのままごと遊びの人形でいられたほうが、 僕は、ずっとずっと楽だったと思う。]
(36) nabe 2019/06/18(Tue) 03時半頃
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[ 僕たちの部屋はいつも静かで、 今も変わらずそうだった。
静かな部屋で、僕らは少しの間見つめあって、 先に目をそらしたのは僕の方だった。
上を向いて。の言いつけに背いたから、 じっと待ち続けられなかったから、 こうなっちゃったのかもしれないのに、]
……あのね、少し出かけてくる。 [ 僕はそう言って、この箱を出て行く。
あれは夢なんかじゃなかったって知ってるから。 向かうべき場所を教えてくれる友人もいるはずって、 スマートフォンと財布を握りしめて、 ひどく冷たい夜へと繰り出した。*]
(37) nabe 2019/06/18(Tue) 03時半頃
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拝啓。 帰ってきてくれて早々ごめんね。 この世なんてやっぱり地獄です。 でも、この地獄で、君に生きててほしかった。
(38) nabe 2019/06/18(Tue) 03時半頃
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それだけは本当だったんだ。 僕自身も気づかずにいた僕の意思だった。 だから、ごめんね。ありがとう。 …………おかえり。**
(39) nabe 2019/06/18(Tue) 03時半頃
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ふーん。 まあ、堅治の自由だけど。それは。
ニコチンに依存してっから、仕方ない 悪いって分かっててもやめらんねえもん っての、あるじゃん?
[ 吸えもしない煙草を再び口許へ寄せる仕草に、>>8 軽く鼻を鳴らして、あーあとため息を吐く。
合わせてやってるってだけだとしても、 サマになってる姿を見て羨む気持ちが生まれる。 それが、これまでの彼の努力の結晶ありきだと もしも知っていたって同じことを思う。 こうしてちゃんと形になるなんて、ずるい。 ]
(40) ゆら 2019/06/18(Tue) 12時頃
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[ だのに、向けられるのはへたくそな笑顔だ。 なぜだか既視感を覚えるけれども、>>:671 どこで見たんだったか思い出すには至らない。 ]
……完璧超人の弱点かと思ったのに、 それだけかよ、ちぇ
[ だから、けらって笑う笑顔に騙されて 突っつかれる手を受け入れて、 なんにもない地面を削るように爪先で蹴った。
───その直後。 ]
(41) ゆら 2019/06/18(Tue) 12時頃
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[ ガクン、と落ちる頭。 顔をあげることを許されないで、 彼の力の強さを思い知る。 ]
ん、……うおっ!? おい、堅治。やめろ、って
……もしかして、照れてんの?
[ それなりに、抵抗はした。 押し付ける腕を叩いたり、身体を押したり。 ふざけすぎたか、と少しだけ心配になる。 他人との距離の取り方はやっぱり難しい。
ただ、ちらと目線だけ上に向けた時、 堅治の耳朶が赤く染まっているのが見えて 抵抗する力はすこしだけ弱まっていたと思う。 ]
(42) ゆら 2019/06/18(Tue) 12時頃
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[ でも、病院の自動扉を潜り抜けた頃に ようやく顔をあげた時にはいつもの堅治の顔だ。 ]
悪ぃ、ふざけすぎた
[ いつもの顔、っていうのが逆に、 身に染みたのかもしんないな。 頬を掻きながら、堅治の顔から視線を逸らす。 謝り慣れてはいないので、素っ気無い。
本気にされるとまでは思っていなかった。それに、 守るつったって、結局なんにもできないんだから、 自身の技量の範囲くらい理解しているつもりだ。 ]
(43) ゆら 2019/06/18(Tue) 12時頃
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[ 病院内へ着いてそんなやりとりをした後、だった。 3年7組の担任が、向こう側からやってきて>>7 拓海が目を覚ましたことを伝えられた。
肝心の可哀そうな担任サマは、 俺をみてなんでお前がって顔をしてたけど。
ちゃんと、帰ってきたんだという事実だけで ほっ、と胸を撫でおろすことができた。 ようやく、肩の力を抜くことができそうだ。 ……心配してたなんて、口が裂けても 本人には言ってやんねえけど、な。 ]
(44) ゆら 2019/06/18(Tue) 12時半頃
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[ 傍にいた堅治の耳朶を軽く抓って、 ]
じゃ、俺は今日は帰るわ
[ 火、もないし? 安否が確認できれば上々。 今日はゆっくり休みたいだろうから、と。
寝起きに俺の顔なんて見たくもねえだろうし、 ポケットに手を突っ込んで、病院を離れる。 ]*
(45) ゆら 2019/06/18(Tue) 12時半頃
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──現在:病院へ──
[ あの天変地異みたいな大雪は嘘だった。
だから、レインコートを着る必要もないし、 僕の家から病院も少し距離があるから、 マフラーをきつく巻いて自転車に跨った。
通知のきていたスマートフォン。 僕にも連絡を寄越してくれる相原さんは親切だ。 でも、あのときのメールはどこにもなくて、 僕はそれが、ちょっとだけ寂しい。
マフラーで覆い切れなかった鼻や瞼が、 びゅんと冷たい風を切るから痛かった。]
(46) nabe 2019/06/18(Tue) 17時半頃
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[ そこにたどり着いた頃、 僕の頬や鼻が赤くなってるのは、 寒さのせいかもしれないし、急いだからかも。
駐輪場を探して自転車を停めて、 ぐるぐる巻いてたマフラーを外しながら、 僕は待合室へと、歩みを進めてって、]
……た、拓海くん、目を覚ました?
[ って、道中見つけた顔>>2に、いきなり。 問いかける僕は珍しくも笑っていない。
……けれど、ああ、でも、 灰谷彩華を呼ぶときに限っていえば、 普段から、僕はどうしたらいいのかしらって、 だいたいそういう顔をしている僕かもしれない。*]
(47) nabe 2019/06/18(Tue) 17時半頃
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―― 夢 ――
[やわらかな光の中で、やさしい夢を見た。
傍らには小さな犬がいて 小学生の男子がふたり、無邪気に遊んでいる。
猫の額のほどの大きさの公園は、 あの頃は無限大に大きく感じられて。
これは夢なんだ、と俺は気付いたんだ]
(48) gurik0 2019/06/18(Tue) 19時半頃
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つかまえた。
[俺は無邪気に笑っていて、 君は俺をあたたかく抱きしめてくれる>>5:401]
(49) gurik0 2019/06/18(Tue) 19時半頃
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[大好き、と君が言ってくれるから>>5:404 俺ははにかみながらこう答えた]
うん、俺も大好きだよ。
[素直なところが俺の長所なんだよ。 知ってた?
君をやさしく抱きしめ返す]
(50) gurik0 2019/06/18(Tue) 19時半頃
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[人は変わっていく。 その流れを止めることなどできない]
(51) gurik0 2019/06/18(Tue) 19時半頃
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