229 観用少年
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お部屋で待つって約束はしてないものね。
[ぺろりと小さく舌を出して悪戯っぽく微笑んだ。 屁理屈を共にしたのなら、魔女のお城の探索の始まりだ。 この時はまだ、彼女の戻ってくる前には戻る心算は きちんとあったような、気がするのだけれど。**]
(27) 2017/10/14(Sat) 16時半頃
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……ぅ、ん
[辛うじて零した肯定が誰へかは言うまでもなく**]
(28) 2017/10/14(Sat) 19時半頃
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[綺麗な孔雀青の瞳が伏せられ、ひしゃげた残骸を映す。>>16 彼の質問を聞き流し、小さな肩を抱き寄せる]
ジョージは僕と家族でいたいと思ってくれるんだ。 ふふ……、本当に?
[肩を抱いた手は流れ、彼の後頭部に添わせ。そのまま力を込める。やっぱりお前は可愛いね。そんな風に嘯いて、ベクトルが向かう先は汚れた床板]
僕の為に食べられる?
[多少の抵抗は無視で、鼻先までクリーム濡れになればいいと圧を掛ける]
(29) 2017/10/14(Sat) 20時半頃
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[彼が兄の手から逃れようと、従順に床に舌を這わせようと。言いたい事は決まっていた]
お前と一緒なんて嫌だよ、何もかも。
[食事を共にする事以上に、──彼が「人間」になる事が。 彼が人間になってしまえば、両親の最愛はこの弟になるに違いなかった。……そう、思い込んでいる。自分自身の呪縛に雁字搦めになり、卑屈でいる心は無垢なものに対して無条件に苛立ち、残虐性を帯びる。どうして?と聞かれても、上手く答えられない事だった]
人間でも人形でも、他人が家族になれるもんか。 きっと血の繋がった人同士でも、難しいのに……
[安直さを否定し、ふっと息を吐いた。無表情が緩み、ほんの少し子供らしく微笑んだが。家族の形は想像には及ばない。他所の子供だ、その事実が壁を作り、頑なな感情を形成する]*
(30) 2017/10/14(Sat) 20時半頃
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―翌日―
[通常の起床時間にはまだはやい時間。 ケイイチはリビングで従者たちに囲まれていた。 彼等は皆一様に冷たい視線をケイイチに向けてくる。 乱れた部屋から、首元から覗く赤い花から、 何、が起きたかは一目瞭然であった。 それらをまっすぐ見つめ返し、 胸まで張っていっそ堂々と宣言した。]
僕が王だ! 僕が法だ!
[でも! ――続く言葉は、やや力を失って、]
……転職希望の者が居たら、言いなさい。 紹介状くらいは書くから。
[――そうして、従者たちの深い溜息に包まれて、 ケイイチの一日ははじまった。]*
(31) 2017/10/14(Sat) 21時頃
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― 妹ちゃん購入記 ―
[兄がとてもだらしないといらないことを自負している南方妹。 名を、沙羅という。 兄からはいつも妹ちゃんと呼ばれ、 名前で呼ばれたことはほとんどない。
人形を購入したきっかけは兄がどうしようもなくだらしがないので、 見かねて家政婦を雇おうと思ったことである。 兄が何に対してもだらしがないから、どうにかできないか。 そんな相談を同僚にすると、返ってきたのがこのセリフだ。
それなら、人形を買えばいいじゃない。
どうやらその人形は、自分の悩む問題を一気に解決してくれるらしい。 そんな夢のような人形だと聞いて、購入せずにはいられなかった。
元々はそういう用途ではないようだったけれど、 選べば大丈夫だと太鼓判を押され、その店へと向かったのであった]
(32) 2017/10/14(Sat) 21時頃
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[―――入ったときの店の様子は少し怖かったけれど。 家事ができるような子はいますかと恐る恐る聞けば、 勧められた子が一人。
陶器のように白い肌。黒曜石のような髪の毛。 とても綺麗だと思った。
きっとこの子なら気にいる!だって私好きだもん! ……なんて基準で選ばれた、などとは流石のオスカーも 分かるはずもなかっただろう。
そんなこんなで、彼は現在、南方の家にいるのである]**
(33) 2017/10/14(Sat) 21時頃
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……ほんとだよ。 そしたらずっといっしょにいられるでしょ? [抱き寄せられて、ぽつりとささやく。首肯しつつ頭部に手を添えられれば、撫でられたかと思い込んではにかむけれど。 綻びを見せたのも束の間──不意に重圧を感じたかと思えば、傾いた視線のすぐ先に、クリーム塗れの床板があった。 咄嗟のことに顔を上げようとする。けれど押さえつける手からは逃れられず、そのまま床との距離を縮められる。] や、っ…… [思わず首を振るが。食べられるかと聞かれれば、兄のためと言われれば、拒むことは出来ず。 床に落ちたものを食べてはいけないと、分かっているのに。 ちろりと舌先を覗かせ、押さえつけられた近距離のまま温んだクリームをそうっと舐めとる。]
(34) 2017/10/14(Sat) 22時半頃
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……ぅ…… [初めて口にした甘ったるさを感じる余裕はない。へたりと伏せた犬のような格好が、みじめで、みっともないことくらい知っていた。恥ずかしさが込み上げて、頬が熱くなるのがわかった。 ふわりと弾力のあるスポンジ生地を噛み締めて、埋まったイチゴを押し込んで、咀嚼する。解放されるまで一心に床へ舌を這わせたのは、そうすれば彼に受け入れられるものと思えばこそ。 ──けれど不意に掛けられた言葉に、少年の動きはぴたりと止む。>>30] ……へ? [顔を上げた口元はクリーム塗れ。 耳を疑いはしても、理解するには容易く。真意を聞くには頭が回らず、凍りついた声だけが漏れた。] どうして……、 シメオンは、ぼくのお兄ちゃんでしょう? [……ずっと、そう思っていたのに。 彼は大切な「家族」で、兄で。だから、少年だってちゃんと愛されているのだ、と、思っているのに。 否定を受ければ足場の崩れた不安感に襲われて。向き直り口元は汚したまま、縋るように問いかける。*]
(35) 2017/10/14(Sat) 22時半頃
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[彼の足が地についたと同時に、 男は腰に手を当てて、半ば蹲るような形になっただろう。 >>20手を引かれ、ベンチへ向かう。 二人並んで腰かける。人混みは未だに騒がしかった。]
……あぁ、大丈夫だよ。 少し休んでから、他の場所にも言ってみようか。
[見上げる眼差しに、頷いて。 男は腰を摩る。
真ん丸な双眸の中、未だ残る興奮の余韻に ふ、と男は頬を緩めた。]
君が、喜んでくれたなら良かった。
[出会った時のような、澱んだそれとは違う色。 それを宿した彼の表情に安堵を覚えた男は、 さて、次は何処に行こうか、と。 パンフレットに視線を落とす。*]
(36) 2017/10/14(Sat) 22時半頃
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[ ── 大丈夫、なら、良いのだけど。 ぱち。 瞳は半ば蹲っていた直円さんの柔い笑みを映し、 緩慢に瞬く。
……起ること、感じること、思うこと。 それを僕は他人事のように捉えていて、 僕にとってそれは主であって、 でも、…多分、きっと、 何かを"実感"したのは初めてだ。 パンフレットを覗き込みながら、また、ぱち。 もうひとつ 瞬きを落として。 ]
(37) 2017/10/14(Sat) 23時半頃
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……、うん。
[ 喜んでいる、という 感情を覚え。 次の場所を指差そうとして、
─── くぅ、と 腹の音。 ]
(38) 2017/10/14(Sat) 23時半頃
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…… ごめん、お腹が空いた。 もらっても、いい?
[ 生憎、動物園に売っているものを、 僕は食べることが出来ない。 …食べられない訳じゃあ無いけれど、 どうしたって好みはあって、 要は…食べたくない、から。
頼みながら、また ぽつ。 ]
(39) 2017/10/14(Sat) 23時半頃
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…そういえば、僕、枯れてない。 多分、髪も…変わってない気がする。
[ 指先で前髪を弄る。 ひとつ、ふたつ、必要なものは与えられている。 ── みっつめ。 僕の知らない"何か"のかたち。 これだ、と言われて貰ったことは、無いけれど。 枯れていないなあって ふと 思う* ]
(40) 2017/10/14(Sat) 23時半頃
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[掴んだ頭が揺れるが、拒絶とするには弱い。主人のため、兄のためという言葉に効力があると知っていて、あえて使う狡猾さ。圧を加え、体制を低くさせると共にしゃがんだ]
……そうそう、その調子。
ただの砂糖のまま食べるよりは、 こうやってクリームに入れた方が美味しいと思う。 弟なら僕の好物も知っていないとね?
[躊躇いがちに伸ばされた舌が、白色を舐め、掬う。残飯を口にする様を側で観察しながら、美味しい?と問いかけるが。抑えた手は緩めるどころか、一層押さえ付け、言葉を紡ぎ難いよう仕向ける。 味を知れとは言うものの、過剰に食物を与えるのは避けたい。崩れた山が半分も減らない内に、栗色の髪を鷲掴み、引き上げる]
……よく出来ました。いい子だね、ジョージ。
(41) 2017/10/14(Sat) 23時半頃
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どうしてって、そんなの……
[答えられない問い掛けには、眉を潜める。>>35 兎に角気に入らない──、その明確な理由を、或いは心の内に巣食うものを、自分自身で理解出来ずにいる。僅かに狼狽し、瞳を揺らしたが。己以上に不安げで、危うい彼の様子に直ぐに立ち直る]
お前のお兄ちゃん、らしいね。僕は。
[縋る先を与えず、曖昧に言葉を躱す。兄という体でいるけれど、家族だとは毛頭思っていない]
(42) 2017/10/14(Sat) 23時半頃
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[ほんのり苺色に染まった頬は、果汁の所為ではないだろう。クリームに塗れた、汚れた顔と向かい合う。堪らず口端が歪み、くつ、と喉奥で笑う]
床とキスをして食事をするなんて、人間よりも犬みたいだな。
[そう言って、不意に距離を詰める。彼の口許を汚す白色を食み、ぺろりと舌舐めずり。親愛のキスをするような軽さで微かに触れたが、少年にとっては眠る前に贈るキスよりも、特別ではないものだった。生温く蕩けたクリームは、甘ったるさが舌に纏わり付きただただ不味い]
こんな不味いモノ、よく食べられたね。
[感心するというよりは、軽蔑した、そんな理不尽な視線を送った]
(43) 2017/10/14(Sat) 23時半頃
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片付けはもういいや。 それより──、そんな汚い格好でいられると家が汚れる。
[後片付けは他に任せることにして、彼を風呂場に連れて行こうと考える。トレーに置いてあったナプキンで、彼の顔を拭い、遊びの残骸を拭き取ると、浴場に向かって手を引くだろう]*
(44) 2017/10/14(Sat) 23時半頃
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貴女はいいわ。 あの子を見てて。
[芙蓉にはそう告げて、 ギリアンと共に商談に向かう。 その仕事の中身は、大っぴらには出来ない。
たまたまそういう生まれだった。 たまたまそういうことが出来た。 選択することをやめたのはいつからだろう。 少し頭の痛む気がして、こめかみを抑える。 仕事の交渉は決裂目前だ]
なら、仕方ありませんわね、 この件は父に預けることにしましょう。
[優雅な微笑みが脅迫であることは、自明の理だ。 提示されたジョーカーに商談相手がどうでたかは、さて]
(45) 2017/10/14(Sat) 23時半頃
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[気苦労の多い仕事をようやく終えた。 ナナの相手を頼んだ友人が何をしていたかというと。 なにやらバーカウンターに身を乗り出していた]
『貴女、綺麗な指をしてるわね。……触れてもいい?』
[芙蓉はそれは楽しそうに、 店のバーテンダーの女の子を口説いていた。 差し出された手などやんわり握ってご満悦なようだけれど、 友人の頼みはすっかり忘却の彼方のようだ]
……知ってた。
[呆れるままに放っておいて、部屋へと向かう。 仕事は少しばかり長引いてしまったから、退屈しているだろうか。 人を待たずに、急いて重い扉を開ける]
(46) 2017/10/14(Sat) 23時半頃
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ナナ、 ……ナナ?
[部屋の中は、ソファの上はもぬけの空だ。 窓の外に宝石箱をぶちまけたような夜景が静かに広がるばかり。 毛布が無造作に床に落ちていた]
ナナ、どこにいるの? 隠れているの?
[呼びかける声に返事はなくて、酷く胸の鼓動が乱れた。
いつかこんなことがあった気がする。 大事にしていたのに勝手に処分されてしまった。 わたしはそれが悲しくて――悲しくて]
(47) 2017/10/15(Sun) 00時頃
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……っ、ナナ、
[部屋を出る。 探して見つけてあげないと。
迷子を捜すようにして、 店内の物陰を覗きながら、何度も名前を呼ぶ。
時間が遅くなったから、眠ってしまっているかもしれない。 出入口にはカメラがある。 連れ出されることはないと思うけれど。 心配で、不安で、涙ぐみそうになるほどに駄目だった**]
(48) 2017/10/15(Sun) 00時頃
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[聞かれたところで味の感想など答えられたはずもなく。>>41息苦しいほど甘さばかりが纏わりついて、無理に床から引き離されれば、けほ、と少しだけむせたように咳き込んだ。 目を伏せて視線は床に落としたまま、日頃は喜ぶに違いな1褒め言葉にも反応はせず、きゅっと唇を噛みしめる。] ……うん。 [肯きつつ、内心では「そうだよ」と返事があるのを期待していた。>>42曖昧な言葉に不安は拭いきれず、けれど否定をくらうよりはいくらかましで。──ほら、だいじょうぶ。彼はぼくの兄だ、とか、無意識に心のうちで言い聞かせもしてみたか。]
(49) 2017/10/15(Sun) 00時半頃
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[そろりと視線をあげて、彼を見る。しゃがんだ背丈とさして変わらない高さで目が合った。様相を笑われたとすぐには気付けず、ただただ間の抜けた顔で。] ひゃぅ…… [汚れた口元を掠める感触に肩を震わせた。クリームを舐め取ったそれを理解したのはすぐ。向けられた視線に気づけば、きまり悪さを露わに目をそらした。 稚拙さの中にも少なからず自尊心は備わっている。 蔑まれたと気付いたこの時ばかりは、不満げな顔を浮かべて。]
(50) 2017/10/15(Sun) 00時半頃
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あ……ご、ごめん。
[それでも、謝罪はすぐ口にした。現状に至った原因など、とうに記憶の端ではあったけど。“兄らしい”彼の振る舞いに、どこかで安堵を覚えつつ、大人しく世話される。そのまま手を引かれれば、従順に後をついて歩いただろう。*]
(51) 2017/10/15(Sun) 00時半頃
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― 翌日 ― [ふわふわとした意識が上向いて、 瞼を上げて、呆然と周囲を見渡す。
隣にいるべきはずの存在は留守だった。 時計を見れば朝の7時ちょっと前、 起きる時間を間違ったりはしていない。
不安に襲われ、寝台に掌を沈ませた。 軋む音すらないやわらかな寝台から身を起こし、 滑り落ちようとしてぺたりと床へ座り込む]
(52) 2017/10/15(Sun) 08時頃
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あ、れ……
[眩暈がしたわけでもなく、 空腹なだけで身体は至って健康のはずだ。 だから、脚に力が入らない理由が分からない。
小首を傾げ、寝台を頼りに何とか立ち上がる。 傍に落ちたパジャマを羽織ってふらりと扉へ、 そこを開いて、顔を出せば]
(53) 2017/10/15(Sun) 08時頃
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ケイイチ、どこ?
[昨夜の脱走の反省か、見張りは一応いたらしい。 扉の外に立つ従者の一人に訴える眼差しと、 有無を言わさぬ泣く寸前の表情が功を奏した。
つまりは、慌ててリビングへと走って行く。
そこについてゆこうとして、また転がった。 力のは要らない身体は言うことを聞かず、 だから仕方なく――そこでケイイチを待つことに。
素肌にパジャマの上だけを羽織るとんでもない姿で**]
(54) 2017/10/15(Sun) 08時頃
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[ばたばたと慌てた足音がして、見れば見張りを任せたうちの一人が掛けてきていた。]
どうした?転職希望か?
[あまりに際どい転職ギャグに、賢い従者は首を横に振るのみで応えた。 そして、ガーディの状況を告げると、]
……それじゃあ皆戻って、僕はガーディのところへ行く。
[言うが早いか、ケイイチは早足で寝室へと向かった。]
(55) 2017/10/15(Sun) 13時頃
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ガーディ!
[従者に言われたそのままの姿で、ガーディはそこに居た>>54 ケイイチは倒れた身体を抱き起すと、そのまま横抱きにし寝室へと戻る。 情事の名残が色濃く残る肌に、投げ出された素足に、 なるべく目をやらないよう心がけながら。]
あー、おはよう。 ……身体、痛む?上手く歩けなかった?
[移動しながら、尋ねるのはそんなこと。
ベッドにガーディを下ろしたのなら、 パジャマのボタンをはめ下着とズボンを履かせる。 額に唇を落として髪を撫でると、目を細め]
今日はゆっくり過ごそう。
[瞳にも声にも触れる手にも、 どこもかしこも甘さが宿るままに、ケイイチは告げた。]**
(56) 2017/10/15(Sun) 13時頃
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