266 冷たい校舎村7
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[ その場には他にも、 何人か集まっていただろうか。 誰がいても、宇井野は脚を引いて、 道を間違えたように、階上へと、駆けて行く。
三階から、離れたかった。 宮古がタオルを持ってきていたことも すっかり忘れて、適当な扉を開いた。 ]
……ッ
[ 途端に鼻をつく、 腐臭。 ]
(20) 2019/06/10(Mon) 00時半頃
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[ 机の形と配置を見て、 そこが家庭科質だと悟る。 此処なら、雑巾も多めに置いてたはずだから ああ、丁度良かった──── なんて、考えたのは。 目の前の光景を、現実としてとらえられずに、 逃避をしたがった結果なのだろう。
散らばった鋏、マチ針。 ひとつおかれたまな板に、 腐臭の源たる肉らしきもの。
流水音に、無意識に目をやれば、 蛇口から落ちる、これまた赤い色。 ]
(21) 2019/06/10(Mon) 00時半頃
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…………いい。 見つからなかったから。
[ 探し物。 静かに首を横に振る。視線は合わせられない ]
昇降口も校舎裏も閉まってるんだ。 完全に、閉じ込められてるよね。
こんなこと、普通あるのかな。 どうする?もしこのまま一生出られなかったら。 誰も助けに来ずに、みんなでこのまま────
[ 現実だとは思えない出来事は よくない妄想ばかり膨らませていく ]
(22) 2019/06/10(Mon) 00時半頃
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[ 汚すだけのさびた水は、 何の比喩なのだろう。
止めに行くつもりにもなれず、 畳みかけるような凄惨さに、 口を塞いだのは、思わずだ。 ]
う ぇ
[ のみこむ。飲み込む。呑み込む。 溢れそうになった悲鳴も、 逆流しかけたものもひっくるめて。
四階、家庭科室の扉付近。 膝をついて、背を丸めて。 両手で口を、塞ぐ。 ]
(23) 2019/06/10(Mon) 00時半頃
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[ もしも。 ここが、誰かの精神世界だとすれば。 主は、このような景色を見たのだろうか。 このような景色に繋がる経験を、したのだろうか。
ぐるぐる、ぐるぐる、考えたって。 答えはなにも、出てこない。 きもちわるい。きもちわるい。……こわい。
形を整えた器の中で、 相応しくないものが渦巻いている。 いらない、いらない、って。 空き缶みたいに、ごみ箱に詰められれば、 どれだけ どれだけ、 よかっただろう。 **]
(24) 2019/06/10(Mon) 00時半頃
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[ 時間ばかりは経過していく中でこだまする。
久しぶりに鳴り響いたチャイムの音と 誰かの悲鳴が……────── ]*
(25) 2019/06/10(Mon) 00時半頃
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──現在:1階廊下──
[ 高本悟の唇が言葉を紡いでいくのを見ていた。
それだけ頭の中身をきれいに整えて、 言葉に出力できるだけの人間が、 本人に選択のしようのないことについて、 諦めを選ぶ必要があるというなら、 やっぱり、僕はこの世を好きになれない。
……と思ったんだ。
彼の語り口は穏やかに思えた。 少なくとも僕みたいに唇を震わせたり、 まるで被害者面ってふうには見えず、]
(26) 2019/06/10(Mon) 00時半頃
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……高本くんは正しいよ。 高本くんの抱く感情は正しいと思う。
諦めを求められることがおかしい。 そうしないことを、性格が悪いとすることが。
……でも、こんなことを、 僕はいつまで考えるんだろう。 大人になってもこのまま? いつか平気になるんだって言われても、 平気になってしまうことも怖いよ。
僕はよくそういうことを考える。
(27) 2019/06/10(Mon) 00時半頃
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だから、いいよ。
[ 冗談めかしたって面白くないと言っただろ。 冗談なんかじゃないから、誰かの言う通り、 僕も進学校の生徒の例にもれず病人なのかも。]
だって、この世から連れ出してくれる上、 君のために死なせてくれるんでしょう。 それで少しでも高本くんの気が晴れるなら。 多分、僕はずいぶん気が楽になると思う。
……友人にこんなことを言うべきじゃない?
[ それもこの社会の規範といえるものだよね。 ──と、僕はそれに関しては冗談ぽく、 立ち去り際に言おうとしたんだ。言おうと、]
(28) 2019/06/10(Mon) 00時半頃
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[ 甲高い悲鳴>>#1が、それを遮った。]
(29) 2019/06/10(Mon) 00時半頃
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[ 僕は思わず天井を見上げる。 同時に、チャイムが鳴った>>#2。]
……今の、誰かの声?
[ 人間の声でしかありえない。 とはいえ、絶叫なんてそう聞く機会もない。
お化け屋敷でびっくりしたとか、 そういうんじゃない、その声はあまりに異様で、
先ほどまでの出口のない迷路みたいな感情や、 不条理な社会にまつわるやり取りが薄れ、 僕は躊躇いがちに、足を上階へと踏み出した。**]
(30) 2019/06/10(Mon) 00時半頃
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──→三階──
[ ばれていたらしい。>>14 バイト先の“お客さん”に鍛えられたのは、 作り笑いの練習だけだったようだ。 逆に気を使われているのは気のせいだろうか。 ]
……そう? ホストであってほしいわけじゃないのはわかる。 ── みんな違うといいけど。 そうだとこの世界の説明がつかなくなるから困るね。
[ 憂い気に息を吐く。 ]
(31) 2019/06/10(Mon) 01時頃
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報連相、大事。 賛成。
[ 肯定の言葉のままに、三階に到着。 そうして、チャイムと悲鳴が鼓膜を揺らす。>>#2 こちらを振り向いた拓海に頷いて、 怜奈は長い廊下を小走りに行く。
赤くて、白くて、それでいて、──……。 三年七組の前に転がるそれは、マネキンだ。 ]
(32) 2019/06/10(Mon) 01時頃
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[ 名を呼ぶ声がした。>>16 言われてみれば、愛子に見えなくもない。 また後ろから声がする。>>19 震えた声はどうにも頼りなかった。 ]
ついてく。
[ 大きな体を引きずるように階段へと向かう堅治に、 聞こえているのか聞こえていないのか。 わからないままに、背を追いかける。 ]*
(33) 2019/06/10(Mon) 01時頃
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私だけを、求めていなさい。
私の声を。手を。愛を。
(34) 2019/06/10(Mon) 01時頃
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─ 過去のペットにつきましては ─
[ 中学三年、塾の帰り道の事です。 夜、小学生が一人、公園に居た。 次の日も居た。その次の日も。
何か事情があるのでしょう、と分かり 近づきました。どんな子かしら、と。
私の他愛の無い話で喜ぶ彼の腕は細く、 痣を心許なく隠す服は、変わらなかった。 ええ、そう。紛うこと無く、虐待でしょう。
意地悪をしたり、甘やかしたりして、 丁度、タイミングが良かったので。 飼うことにしました。その寂しがりな子を。 ]
(35) 2019/06/10(Mon) 01時頃
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[ 彼は、親の呪縛から中々逃れられなくて、 ちょっぴり、苦労はしましたが。 ]
(36) 2019/06/10(Mon) 01時頃
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もう何も、考えなくていいの。 縛り付け、悩ませてきた全て。
貴方は私のペット。 ただ息を荒げて歩く犬のように。 身体をくねらせ媚びる猫のように。
私に、愛される事だけを考えて。 泣くのを止めなさい。ペットは泣かないでしょ?
欠陥だらけの人間社会のことなんて、 ペットなんだから、考えなくていいのよ。
(37) 2019/06/10(Mon) 01時頃
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考えなくていいくらい、 いっぱいに愛してあげる。
(38) 2019/06/10(Mon) 01時頃
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[ その子は、一度首輪をつけると酷く健気でした。
彼の親は何日も家に帰らないことも多かったので 彼の家は私たちの城になりました。
帰って来ることもあったわ。もちろん。 親の存在は、その子の情緒が不安定にしたの。
ですから、追い出しました。 寂しがり屋のあの子を、私だけに依存させようと。
こころが弱くて、虐待をするタイプの親でしたから 掻き乱して、抉り取って、二度と私に会いたくない と思わせることは出来たでしょう。
事実、その子に首輪をつけていた間、 もう来ることは、ありませんでした。 ]
(39) 2019/06/10(Mon) 01時頃
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[ 半年……も、持ちませんでしたが、 その子は結構、長い間飽きることは無かったわ。
でも。 ああ、飽きたな。と、ある日思って、
宿題をしたり、折紙をしたり、食事を置いた、 小さな、唯一まともな家具である机の上に 部屋の鍵を置いて、二度と行きませんでした。
私の居なくなった家であの子は 泣いたかもしれないし、 怒ったかもしれないし、
でももう、その子の性格もちゃんと 私は覚えていないのよ。 ]**
(40) 2019/06/10(Mon) 01時頃
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必要としていない子には、 手を上げないように、しているの。
別に暴力が好きな訳じゃないし。
(41) 2019/06/10(Mon) 01時頃
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私に、依存してくれればどうでも良いし。**
(42) 2019/06/10(Mon) 01時頃
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──回想:繁華街──
[ 挨拶だけをして歩き去るつもりだったのに、 色のない声が丁寧に状況説明をしてくれるらしい。 速度を緩めて、少し立ち止まる。>>1:500 隣から飛ばされた言葉にすこし苛立つ。 わざとらしく見えない飛び切りの作り笑みを、 学年主任へと向ける。 彼は真顔がちの生徒に急に笑顔を向けられ、 戸惑っていたように思う。 ]
勿論すぐ帰ります。 先生と七月さんもすぐに帰ったほうがいいですよ。 この道、あと10分もしたら、 警察が補導や職質を過剰にするので。
[ さらりと嘘をつく。あと30分は余裕がある。 ]
(43) 2019/06/10(Mon) 01時頃
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それじゃあ。 七月さん、また明日。 悩み解決するといいね。
[ 怜奈は笑みを顔面に張り付ける。 会釈をして、繁華街から抜けていく。
向けられた視線には、気が付けない。>>1:501 ]*
(44) 2019/06/10(Mon) 01時頃
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―― 4階廊下 ――
[察しがよくて助かる……というよりむしろ、 宇井野も同じことを考えていたのだろう。イロハと。>>10
世界については一応の説明はついた。 でもわからないことばかりだ。 世界を作り出した人が誰かはわからない。 そのひとの現状も、推測はできるが確証は持たない。
ただ、”出られると思う”ということはわかった。>>11 出られるかぁ、と相変わらず淡々とした口調で頷いた]
(45) 2019/06/10(Mon) 01時頃
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[それは、―――いいことなのだろうか。 必要なことなのだろうか。
たとえ本能がそれを望んだって。 それを上回る感情に支配されてしまえば、 イロハなんてきっと、すぐ、身動きがとれなくなってしまう]
(46) 2019/06/10(Mon) 01時頃
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えっ。何それこわっ。
[だが、今はまだ動ける。 宇井野からその話を聞けば、なんとなく、 教室へ戻ってみようと思えた。>>12 もしかしたらあちこちに散らばったクラスメイト達が、 何か情報を得て戻ってきてるかもしれないし。 だが、唐突に悲鳴じみた声が聞こえれば足は止まる>>#1]
え、誰……? なにごと!?
[それは少女の悲鳴のようだった、と、 背筋につめたさを感じながら振り返る]
(47) 2019/06/10(Mon) 01時頃
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[ そして二度目のチャイムが鳴る――― >>#2 ]
(48) 2019/06/10(Mon) 01時頃
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あ、―――っ!
[駆けだしたのは宇井野の方が早かったし、 一度駆けだされてしまえばイロハごときじゃ追いつくことはできないように思った。 確かに宇井野の視線は受け取ったのだけれど、>>12 その意を受けてすぐ走り出すことはできなかった。
―――悲鳴。もしかしたら、アイちゃんの。
もちろんアイちゃんは無事で、 お化けとか、……黒いアレを見て悲鳴を上げた可能性もあるにはあるんだけど、 だからって怖いと思ってしまったものはしかたないのだ]
(49) 2019/06/10(Mon) 01時頃
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