人狼議事


14 学校であった怖い話 1夜目

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若者 テッドは、メモを貼った。

2010/07/20(Tue) 16時頃


【人】 先輩 パティ

― 保健室 ―

[白い男に追いつかれる寸前で保健室に飛び込む、そのまま薬瓶の棚に寄りかかり肩で息をしながら呼吸を整える]

吐いたばっかで……走るとか……本気できつ……

[テッドが見ている白衣とは別、ベッドの列を見るとそこには全てカーテンが引かれ誰かが横になっているかのようにベッドが膨らんでいる影が映っている]

……オスカー?それともマクベイン?
ここに来てたの?

[声を掛けてみても何の反応もない、それどころか耳を澄ませても保健室の中から呼吸音はおろか何の音もしてこない]

……テッド、前言撤回。
なんか、ここもやばそう……

(27) 2010/07/20(Tue) 17時頃

【人】 先輩 パティ

テッド?先生?

[入り口近くに立ったままのテッドを見ると何かを見つめているような視線、テッドの視線の先にあるものを見ようと薬棚の陰から顔を覗かせると白衣の男の姿]

……誰だ?
ウチの保険医は女のはずだよ……?

(28) 2010/07/20(Tue) 17時頃

【人】 若者 テッド

―保健室―

先輩、今一息つきましょうよ。
人がいるなら安全……

[白衣を見ながら言うものの、パティの声に反応のない室内。そういえば白衣の男も、返事をしない。ベッドのほうを見てから白衣を見ると、男が哂っていた。
あの、上半身だけの這いずり回っていたやつと同じように。]

……ちょ、っと、せんせい?

[やばくね? というのはさすがにわかる。白衣の男が一歩、歩くごとに肉がつぶれるような音がする。ちょうど半身だけが見えていたのだが、もう半身が目に入り始める。――なまなましい肉のあかい色。まるで標本のような。
外は静かだ。思わず後ずさり、扉に懐中電灯を持った手をかける。もう片手はパティのほうへ伸ばし、掴もうと**]

に、げましょか、パティ先輩…!

(29) 2010/07/20(Tue) 17時頃

テッドは、女だと聞いて、なおのことヤバイと感じたのだった**

2010/07/20(Tue) 17時頃


若者 テッドは、メモを貼った。

2010/07/20(Tue) 17時頃


【人】 食堂のおねいさん マリアンヌ

―部室→食堂―

[サイモンの亡骸にカーテンを被せて見えない様にしてから、部室を出る。

鬼は本気で私たちを殺そうとして来る。なら、少しは抵抗できる手段―つまりは…武器―を手に入れなければいけないと思ったからだ。]

ふぅ…。これでいいかね。

[そういって食堂から取り出したのは、かなり大きな出刃包丁。]

さすがに…これがあったら何とかなるだろうよ。

[とはいいつつも、本当にこれで鬼に立ち向かうことができるのだろうか。この程度の武器で立ち向かってくる相手など、鬼には造作ないことなのではないだろうか。

そんな恐怖に震えながらも、右手に大きな包丁を持ち、小走りで部室へ戻る。]

(30) 2010/07/20(Tue) 20時半頃

天のお告げ (村建て人)は、メモを貼った。

2010/07/20(Tue) 21時頃


【人】 帰宅部 ノックス

……!!

[いきなり鳴り響くチャイムに、反射的に身が強ばった。
先程部室で聞いた声。しかし、放送室には自分たち以外には誰も居ない。しかし、放送機器は存在感をアピールするかのように狂ったように灯りを明滅させていた。]

[周りを見渡しているうちに、近くのガラスに異変が起きていることに気付く。何かが映し出されて……まるでガラスがテレビになってしまったかのような。そんな感じ。]

………ッ

[歯を食いしばり、吐き気を我慢するかのように口を押さえた。
見たくはない。赤とも黒とも言い難い肉塊が黒髪の男の体から出てくる。見たくはない。けれど、その光景は簡単には視線を外させてはくれなかった。]

(31) 2010/07/20(Tue) 21時頃

帰宅部 ノックスは、メモを貼った。

2010/07/20(Tue) 21時頃


【人】 食堂のおねいさん マリアンヌ

[部室にあった懐中電灯を片手に、部室への道をたどる。]

全く…夜の学校ってこんなに不気味だったかねぇ…。

[そう呟いた瞬間だった。彼女の肩を何かがつかみ、そのまま引き倒す。声を上げようとしたマリアンヌの口を押さえ、首を絞めようとする。]

ぐっ…。

[自らの首を絞めようとする者の顔を見て、血の気が引く。『目玉がない』のだ。その顔は、この世のものとは思えないほど青ざめ、無表情のままにマリアンヌの首を絞める。

マリアンヌは、首を絞めている者が、生徒でないと分かると、躊躇なく包丁を振り下ろした。]

『ぎゃっ!!』

[そんな悲鳴が聞こえた後、首を絞めていた者の姿は跡形もなく消え、何事もなかったかのような静寂が戻る。]

全く…。油断も隙もないねぇ…。

(32) 2010/07/20(Tue) 21時半頃

【人】 帰宅部 ノックス

くぅッ

[なんとか吐きそうになるのを抑えこむと、息を荒げ。
深呼吸をある程度落ち着くまで繰り返す。]

あれは、いったい……部室に……遺体が?

[そう思うと、部室には戻りたくなかった。
確認すらしたくない。もう散々見たのだから。]

……放送室には、誰もいない、か。後は……

[ちらと見やるは、鞘に収まる細身の剣。
アレが本物か玩具か。やはり、調べたほうがいいのだろうか。]

(33) 2010/07/20(Tue) 22時頃

受付 アイリスは、メモを貼った。

2010/07/20(Tue) 22時頃


【人】 双生児 ホリー

―渡り廊下入口前―

[映像が終わると視線は床に落ちる。
荒い呼吸に合わせて肩を上下させ]

ひ…っ、

[肩を抱く兄の手にすら、一瞬喉を引きつらせた。
優しく背を撫でる手に呼吸は少しずつだが、落ち着いて]

……う、ん。

[掛けられた言葉を深く吟味する様子もなく、こく、と頷いた。
これ程に弱った姿を見せるのは、普段は精々病気になった時くらい。
加えて身体は丈夫な方だから、血を分けた兄ですら、幼少期に数えるくらいしか見ていない筈だ]

(34) 2010/07/20(Tue) 22時半頃

【人】 双生児 ホリー

―渡り廊下前入口―

[美術室に行くというオスカーを追わないのも、普段なら考えられなかったこと。
扉を勢いよく開く音がし、彼の姿が見えなくなって、ひやりとした壁に背中をつけた]

あいつ……、わらって、た?

[手足を失くしたサイモンの表情。
ガラスの映像では一瞬見えただけだったが、赤い目の奥に焼き付いたそれが、何故か離れない]

……もう、ほんと、何なのよ。
わけ分かんな……っ!?

[何かの揺れる音、落ちる音、響いた破砕音に、目を瞠り顔を上げた。
それがオスカーが入っていった美術室からのものだとは、想像に難くない]

(35) 2010/07/20(Tue) 22時半頃

【人】 食堂のおねいさん マリアンヌ

[部室に入ろうとドアに手をかけるが…開ける勇気が出てこない。

サイモンの死体があることを思い出してしまったからだ。

かといって、他にいられる場所といっても…。]


仕方ない。食堂まで戻るとするかねぇ。

[そのまま、踵を返して食堂まで歩く。

…当然、さっき襲われた場所は避けて。包丁を右手できつく握り締めて。]

(36) 2010/07/20(Tue) 22時半頃

【人】 受付 アイリス

―回想・4階廊下―

[迷いながらも、双子のエディソンが
 走り去る靴音が背後に聞こえる]

……そうだよ、早くいって…

[今では高笑いに変わった笑い声が、
 近づくにつれ早くなる扉の動きと一緒に
 迫る。懐中電灯の狭い灯りの範囲に、持ち主の
 見えない足形が侵略した。迫ってきた。
 いま、迫る。追いつかれる]

…いや…!

[息を止めて、己の芯であるかのように
 懐中電灯を硬く胸に抱きこんでしまう。
 それが唯一の武器であるのに、...の足はすくみ
 筋肉は内へ内へと瞬間的にこわばってしまった]

(37) 2010/07/20(Tue) 22時半頃

【人】 受付 アイリス

(エディソン君…ホリー…!)

[握りこんだ両手に、祈るような言葉が封じ込まれた。
 ふいに笑い声が止まって、闇の足音も止まる
 周囲の闇がぬるい水になって、耳に目に
 肌に服の間に入り込んできて、溺れる。
 そんな幻想に、乾いた布を絞るように強く目を閉じた。
 見なければ、聞こえなければ、近くを拒絶すれば
 何も存在さえしないと強く信じるように、逃避した]

(やるなら…早くして…

[そんな願いが自分の身の内から出たのが意外で、
 はっとして目を開けたとき、そこにいたのは]

(38) 2010/07/20(Tue) 22時半頃

【人】 受付 アイリス

にんぎょう…

[目の前には美術室に置かれた小さなデザイン人形が、
 まるで命を与えられた小さな人間のように、
 こちらに向かって両手を掲げていた]

キャーーーーーーーーーーーーー!

[窓には凄惨なシーンが無声映画のように流れる
 ...は膝から力が抜け、その場に吐き出した]

(39) 2010/07/20(Tue) 22時半頃

受付 アイリスは、メモを貼った。

2010/07/20(Tue) 22時半頃


【人】 双生児 ホリー

― →美術室前―

[一度座り込んでしまった身体は、なかなか動かなかった。
半ば這うようにして、やっとのことで美術室の前まで辿り着く。
閉める音は聞かなかった気がするが、部屋の扉はいつの間にかぴたりと閉じていて]

オスカー、……大丈夫、オスカー!?

[半ば悲鳴のような声を上げながら、がたがたと扉を揺らす。
手が震えていた為か、それとも別の力が掛かっているのか、なかなか開かない。
やっとの思いで開いた時、半ば転がり出るようにして片割れが廊下へ。
その背後で、闇に浮かぶような白い貌がす、と消えた]

(40) 2010/07/20(Tue) 22時半頃

【人】 帰宅部 ノックス

[ラルフとメアリーの方をちらと見て。
剣の方に近づいた。あたりを見回し、深呼吸一回。]

……。

[ガッと鞘と剣のもち手を持って、抜けないように。]

……。

[何も起こらない。
恐る恐る剣を抜いてみて、刃の部分をそっと撫でる。]

なんだ、偽物。か。

[大きく息を吐いて。
体中からブワッと汗が吹き出したような気がした。]

(41) 2010/07/20(Tue) 23時頃

【人】 帰宅部 ノックス

……で、これからどうします?
ここに篭っていれば、"人間"には殺されないとは思いますけど。

[鬼には殺されるかもしれない、と。参ったように頭を掻いた。]

歩きまわるのも、ちょっと危ないような気もしますけど……
でも、動かないと逆に危ないのかなぁ。

[顎に手を当て、悩む素振りを見せる。]

隣の教官室……にでも。行ってみますか?

[そう提案してみて、二人の返事を待つだろう。]

(42) 2010/07/20(Tue) 23時頃

【人】 双生児 ホリー

―美術室前―

[一瞬だけ見えたそれにホリーは少し身を強張らせたけれど、勢いよく扉を閉めた。
後に残るのは静寂と、オスカーの荒い呼吸音]

何があったの、オス……、

[尋ねようと振り返りかけて、はっとしてその顔を見た。
頬に走る一筋の赤い線]

怪我してるじゃない!
手当しなきゃ……。

[不意にサイモンの声が蘇って、口を噤む。
彼の言っていた通り、保健室だってどうなっているか分からない。
少し俯いて、はっとしたように顔を上げた]

(43) 2010/07/20(Tue) 23時頃

【人】 双生児 ホリー

……あ、
教室に、鞄あるかも。

[絆創膏ならいつも持ち歩いている。
それだってこの世界にはないかも知れないけれど、窺うようにオスカーを見る。
承諾が得られるなら、後で1年棟に向かうつもりで]

(44) 2010/07/20(Tue) 23時頃

【人】 双生児 ホリー

アイリス先輩は……、まだ、来てないわ。
連絡もまだ。

[彼に倣って薄青の携帯を確認し、首を横に振ったのはその後。
彼女を迎えに行く提案に、少し躊躇するように間が空いて]

……そうね。

[やがて決心したように口を引き結び、頷いた。
目は闇を見つめていたから、聞こえない呟きに気がつく筈もなかった]

(45) 2010/07/20(Tue) 23時頃

帰宅部 ノックスは、メモを貼った。

2010/07/20(Tue) 23時頃


【人】 帰宅部 ノックス

……。

[震えるラルフを見る限り大丈夫ではないのは分かっている。
大丈夫か、と声を掛けるのは意味が無いような気がして。
どこか安全な場所があるのならいいのだが。]

他の皆は大丈夫かな……
もし、安全な場所があるならそこに行きたいけれど。

[無いんだろうなぁ。と息をついた。]

……やっぱり、その剣。偽物、ですね。
これくらいなら、なんかモップとか。そういう長い棒みたいなモノの方が役に立ちそうです。

[今の状況を淡々と整理するように。
そうでもしないと間が持たなかった。黙ってしまっては恐怖に押しつぶされそうで。]

(46) 2010/07/20(Tue) 23時半頃

生徒会執行部 ラルフは、メモを貼った。

2010/07/20(Tue) 23時半頃


双生児 ホリーは、メモを貼った。

2010/07/20(Tue) 23時半頃


【人】 双生児 ホリー

― →4階廊下―

[オスカーのポケットに隠れたパレットナイフの存在にも、また気がつかなかった。
立ち上がる時には彼の手を借りたかも知れない。
来た時と違って、アイリスと別れた場所へ戻る足はなかなか進まなかった]

どうしよう、先輩に何かあったら。
さっきのだって、まだいるかも知れないし……。

[常になく弱気な発言の中には、これを悪戯だと言い張る気概はもう残されていなかった。
目を伏せて、とぼとぼと歩いて行く]

(47) 2010/07/20(Tue) 23時半頃

【人】 若者 テッド

―保健室→廊下―

[保健室の中の奴らは動きがのんびりしていたのが良かった。とりあえず自分が後なのは、ちゃんとパティを逃がすため。白いベッドに寝る何かが動き出すのを認めつつ、外に出たならすぐに扉を閉める。
悠長にしていることは出来ないと、外に出るなり左右に懐中電灯を照らし、周りに何かがいないかをチェックする。保健室の扉ががたがたゆれる。内側からゆすられているようだ]

包帯とか取ってくりゃよかったけどアレ無理だし…!
先輩とりあえず誰かと合流しよう!安全な場所があるかもだし!
ちょっと聞いてみます!

[足で扉を押さえつつ、携帯で連絡先をチェックする。パティがどこか行く場所をみつけたなら、隙を見て保健室から離れはするけれども。
確かノックスたちは放送室、2階に行くと言っていたかと思い出し、一番近いことだし、親しいことだし、一応色々あったしとノックスの電話番号を呼び出し、電話をかける。

相手のタイミングなんて知ったことではないのだった。]

(48) 2010/07/20(Tue) 23時半頃

若者 テッドは、メモを貼った。

2010/07/20(Tue) 23時半頃


受付 アイリスは、メモを貼った。

2010/07/21(Wed) 00時頃


【人】 帰宅部 ノックス

んおっと!?

[いきなり自身のポケットから振動し、身体に伝わり。思わず飛び上がりそうになる。同時に携帯のバイブ音が廊下に響き渡る。
ポケットから携帯を取り出せば、開いて通話ボタンを押した。]

もしもし、テッドか。無事か?

(49) 2010/07/21(Wed) 00時頃

【人】 若者 テッド

[ドアをガシガシするのを足で感じつつ、パティの様子を見つつ、電話の相手を待つ。
と、すぐに出て、ほっとした声になった。]

おう、無事。色々危なかったけど。そっちは平気か?

(50) 2010/07/21(Wed) 00時頃

【人】 帰宅部 ノックス

そうか、無事ならいいんだが。
こっちも……まぁ、無事、だな。一応。

[後ろ頭を掻きつつ。これはどうもお互い危なかったようだ。
しかし、相手が元気そうでよかった、と思い直し。]

放送室なんだが、セシルとやらは居なかったよ。
怪奇現象、って奴なんだろうなぁ。今は中にあった剣っぽいものを取っちまったせいで、入るのはやばそうだけどな。

[だから、今どうしようか悩んでる、と付け加え。
そっちはどうなんだよ、と近況を聞こうとする。]

(51) 2010/07/21(Wed) 00時頃

【人】 生徒会執行部 ラルフ

っ……。

[ひとしきり震えた後、なんとか呼吸を整えようと深呼吸をする。
まだ体が上手く動かなくて、先ほど入手した剣を杖がわりにしながらゆっくりと立ち上がった。
声が震えないよう注意しながら、自分に話しかけるノックスに返答する]

…ああ、確かに偽物だ。まあ本物があったところでそうそうまともに扱えないだろうけど…

[手の中にある剣は軽く、その気になれば女子でも振り回せる程度のもの。
確かに少々頼りない面はある]

(52) 2010/07/21(Wed) 00時頃

【人】 双生児 ホリー

―4階廊下―

[その後も幾らか言葉を交わしたか。
やがて元の場所まで戻ってくると]

あ、アイリス先輩。

[アイリスの姿が見えて、オスカーと顔を見合わせる。
ここからでは、彼女が今どのような状態にあるかは分からない。
近くまで行こうと、少しだけ足を速めた]

(53) 2010/07/21(Wed) 00時頃

【人】 若者 テッド

一応っつーことは、そっちもなんか出たか。

[げんなりした様子である。背後ではがたがたの三重奏だ。]

何、そんなもんあったのか。玄関とこにも置き傘があったとは思うけど…ちゃんと見なかったなぁ。

まぁ、ドアは開けられなかった。あとトイレがやばい。廊下を何かやばいのが這ってた。保健室がやばすぎる。とりあえず保健室前にいるんだけどな…ドア破られないからまだいいっちゃいいんだけど…

[尋ねられると、おきたことを指折り数えつつ。最後に、聞け、と言って保健室の扉に通話口を押し当てる。がたがた、という音。なんだかうめくような声が届くだろう。]

こんな状況。

(54) 2010/07/21(Wed) 00時頃

【人】 帰宅部 ノックス

うぅん、まぁ本物でもそれはそれで怖いですけれどね。
ポルターガイスト、とか。よく映画では剣とかそんな危ないものが飛んでくるイメージありますよ。

[しかし、案外耐久性はありそうだな、と。
ラルフが杖がわりにして立ち上がるのを見て思うのだった。]

っと、すまん。あぁ、そっちみたいに変なもんのオンパレードではないけどな。一階はヤベェんじゃねぇの?

[聞け、と言われた言葉のあとに続く"音"には、うわっ、と思わず受話器を離して。]

……おいおい、さっさとそこを離れたほうがいいんじゃねぇの?なんか机とかで塞ぐか、一気に走って逃げるか。

(55) 2010/07/21(Wed) 00時頃

【人】 受付 アイリス

―回想・4階廊下―

[視界の端で、サイモンの死が
 終わらない長い夢みたいに演じられていた。
 映画より黒くて水っぽい血が赤くにじみながら
 ...のまぶたの内側に広がっていった]

うう…
[自分の吐しゃ物の脇に膝をつき、壁にもたれて気を喪う。
 ずるずると髪の毛から床に着き、次に頬についた
 冷たい床が少し気持ちよかった。
 耳の内側で熱く煮える血の拍動を聞きながら、
 ホワイトアウトしてゆく視界にデッサン人形が]

「アイリス先輩」

[誰かに、しっかりとした声で呼ばれた気がした。
 意識の糸が少しずつ手繰り寄せられて、
 どうにか起き上がると情けない自分の汚物が見えて
 強く唇を噛んだ。少し涙がにじんだ]

(56) 2010/07/21(Wed) 00時頃

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