244 【R18】ミゼリコルディアの宴【魔女村】
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[まほうは、そんなに、べんりじゃ、ない その言葉に、がっかりすると同時に 酷く納得してしまう自分がいます。
今までの短い人生でさえ 世の中は都合よくできてはいませんでした だから『やだ』なんていうのはただのわがまま
優しいのはドリベルではなく ガストンの方だと思うのです]
(28) 2018/06/13(Wed) 02時頃
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―回想:彼方の海―
[黒い森の住人となったばかりのペラジーに、 知識を分け与える術として。 先ずは、文字を教えることから始めることにした。
机に向かうペラジーの前に置いた石版に 白墨で ”Pelagie”と、手本を書いてみせる]
貴女の名前は、こう綴るの。 書いて御覧なさい。
[彼女の名前だけではなく、魔女や使い魔たち ――狼のイグナーツや黒猫のアナベルの名前など ペラジーが興味を持ちそうな単語を 幾つか選んで綴らせながら]
(29) 2018/06/13(Wed) 02時頃
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貴女の名前は”海”を意味するのだけれど、
……海については、知っているかしら?
[そんなことを尋ねると。
海は湖よりも広く、どこまでも水面が続いているだとか。 水の塩辛さや、其処に棲む生き物たちのこと、 波や潮の満ち引きと言った現象にまで、話を広げながら。
いつか、彼女の世界が、 遥か彼方の海にまで届くことを願うのだ**]
(30) 2018/06/13(Wed) 02時頃
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ボクは、優しくないよ ガストンよりずっと優しくない
でも、ちゃんとお手伝いする ……怪我したらさ、すぐに薬つけないと バイキン入ったら大変だもん
[先に薬を持ってこよう。と、そう思うのに 大きな腕の中が心地よくて、なかなか動けません。
思えば誰かに抱きしめられたのは、もう随分と昔のこと 気がつけば、誰かに抱きしめてもらうより 妹たちを抱きしめる役割になっていましたから]
……うん。ここにいたら、だめ わかってる。わかってる
[わかってる。なんて嘘 それでも、自分に言い聞かせなければと なんども同じ言葉を繰り返して]
(31) 2018/06/13(Wed) 02時頃
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[やがて、約束の薬を持ってきたなら 今度は椅子に座らずに彼の前へ
人差し指に牙を立てる姿と 生まれた赤色を、逸らさずにじっと見つめて]
……あんまり、おいしくない
あー、でもさ おんなじ味。お揃い
[自分の血の味と同じ そんな当たり前のことが新鮮で 少しだけ、悲しい気持ちが引っ込んでいきます。
お揃いだね。なんて笑いながら 約束通り薬を塗り、慣れない包帯をぐるぐる そうして一通りの手当てを済ませたなら]
(32) 2018/06/13(Wed) 02時頃
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[再びちょこりと椅子の上 ぱらり、ぱらりと図鑑のページをめくります。
まだ自分が何に変わるのか、想像もできません そもそも、いつ頃変わるのかもわかりません。
今変わるか、今変わるか。と図鑑をめくって 気がつけば本を抱えたまま、眠りこけておりました**]
(33) 2018/06/13(Wed) 02時半頃
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あはは、マジック。確かにね。 そうだったら楽しいかもな。 腹減ってるときにバターって美味いっしょ。
[少女のいうマジックは、きっと手品の類。 これが本物だとは思わないだろう。
僕の魔法って大体こんなのばかりだから、 時折集会で見かける魔女や魔法使いたちより 随分と人間臭いのだと思う。]
(34) 2018/06/13(Wed) 03時頃
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[少女の表情が和らいだのを確認して、 ハンバーグの支度。 これは、魔法を使わない。 フライパンに乗せて肉が焼ける音と匂いが 食欲をそそるし、やっぱり火の通り加減とかは 魔法じゃうまく調整できない。]
──…あ。
[自分の分と二つ分のタネをフライパンに入れ、 蓋をしてふと、思い出す。]
(もうすぐ、10年だ)
[この土地に店を構えて、約10年が経とうとしていた。]
(35) 2018/06/13(Wed) 03時頃
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[思案して、少女へと顔を向ける。 カウンター越しといっても狭い店内。 大声でなくとも聞こえるだろう。]
ねぇ。君おうち探すんでしょ? 僕もちょうど引っ越し考えてたんだった。 …どうする?一緒に次の街まで行く?
[君が想像してるより、 すごく遠いところになると思うけれどね。 そう付け足した。
自分から関わっていくのは面倒臭い。 けれど、まぁ、干渉するでなく、 ただ連れてくだけなら。]
(36) 2018/06/13(Wed) 03時頃
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[この子も淡々とした風だけれど、僕も大概か。 人間と魔法使い。 さらには他人と自分で線を引いて、 距離を保つことに慣れて、 長年過ごしてきたせいかもしれない。]
やっぱり怖くなった、っていうなら 街までの道のり教えるから。 食べ終わるまでに結論出してねー
[フライパンの蓋をあけると ジュゥと肉汁が空気に触れて弾ける音。 ひっくり返してもう一度蓋をする。
焼けるまではハンバーグのソースでも作っとこう。]**
(37) 2018/06/13(Wed) 03時頃
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― 深夜 自室 ―
[湖岸の崖上に建つこの館、構えで言えばまさに難攻不落で。 崖を登る道や石段を誰かが通れば感知できるような仕掛けがあれば侵入者に対しての備えは充分と言えた。 その一方で自室はと言えば鍵もかけず、主はほぼ無警戒で眠りこけるのが可能で――] ……ふが [それでも普段であれば声をかけられれば目を覚ますぐらいに寝起きは良かったのだが、酒のせいかメルヤの声(>>22)は届かず――静かな侵入を妨げなかった、ぺちっ、と音は鳴ったが。**]
(38) 2018/06/13(Wed) 05時頃
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…………はい。
[ だって、それは大人になってからなのだと 子どもは信じていた。>>16 大人になったら本当の名前を教えてもらえる。 だからそれまではラルフなんだって。
混乱しているところに更に告げられたのは 男は最初から生えている、と言うこと。>>17 更に混乱して、それなら両親は嘘を? 何のためにかは思い至らない。
この国では貴族の娘が宗教を維持するための 生贄にされているとは知らないのだから、ら。
だから混乱して。 ]
(39) 2018/06/13(Wed) 06時半頃
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生えてきます……。
[ 不満そうに伝えたのもつかの間。
魔女の胸は育たない。 だって、と教えられて。>>18 ]
えええっ?!?! えっ、だって、魔女………??? 魔女って、女の人………??? こんなに可愛いのに………?????
(40) 2018/06/13(Wed) 06時半頃
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[ 目を見開き声を上げて。 疑問符が今まで以上に沸き起こる。
でも、どっちだって良いのだと>>19 そう言われれば瑣末な問題なのかと 疑問符に塗れたまま不承不承頷いて
て招かれるままに寝台へ。 背中を向け、刻印が刻まれる瞬間は びくりと身体が震えた。 痛みよりも熱さを感じて。 自分では見えぬ位置に刻まれたその刻印。
自分が、魔女のものである証。 ]
(41) 2018/06/13(Wed) 06時半頃
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[ もう戻れないのだと言う少しの諦めと けれど生きていけるのだと言う安堵と
一緒にいてくれる人がいる幸福。
それらを胸に抱きながら、 子どもは魔女を振り返った。 ]
………はい! よろしくお願いします、フローラさま。 色々教えてくださいね?
[ だって自分一人では何もできないから。 先ずは生活のことを少しずつ、 一人でできるようにしなければ。 そしていつか生えたら自慢してやるのだ。
ほら?自分は男の子なんだって。 ]*
(42) 2018/06/13(Wed) 06時半頃
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[ それでも。それから十年の月日の中で。
それは生えることは無かったし、 むしろ、とある日に魔女に泣きついた。
やっぱり自分はもうだめだ、 体のこんな所から血が出るなんて! 禁忌に触れたから……とさめざめと泣いて 死を覚悟した時の魔女の顔はどうだったか。
その日を境に、子どもの体は 女性らしい丸みを帯びて成長を始めていた。 腰回りに肉が付き、胸が豊かに膨らんで 手で掴んでも余る程になってしまった。 その成長を見せる前から、胸にはいつも キツめに布を巻いていた。 そうしないと擦れて痛かった成長の時期。 今はそうしていないと邪魔という理由で 未だに常に胸をつぶすようにして巻いている。 髪も似たような理由で伸ばさぬまま。 ]
(43) 2018/06/13(Wed) 06時半頃
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[ 矢張り自分は女の子だったのだと そう認めるのは少し難しい。 仕方が無しに理解はしているものの、 一人称も出で立ちも簡単には変えられず ほぼ昔のまま暮らしている。
だからもし魔女の着せ替え人形にされたとしても それは魔女の前だからだし、 それも少々嫌な顔をしていたかもしれない。 何より、着方が分からなければ 魔女にそれを教えてもらわねばならない。 それは魔女に肌を晒すことになるのだから 今となってはもう、それも恥ずかしい。 故にさまざまな衣服の着脱を自分でするべく マスターしていたかもしれないが さて、着せ替え人形の案件はどうだったか。]
(44) 2018/06/13(Wed) 06時半頃
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[ 身の回りのこと、 お金のこと、計算、着替えに料理、 様々なことをゆっくりとだが学んでいき 今は魔女と自分の生活の様々なことは 一通りできるようになっていた。 買い出しも、一人で行くことも あったかもしれない。 相変わらず男の服を着て、 背ばかりはひょろりと伸びてしまったから 行った先では大抵男扱いされるが。 ]
(45) 2018/06/13(Wed) 06時半頃
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フローラさま。 そろそろ朝ごはんができますよ。
[ 紫色に染まる部屋。 流石に朝日の頃にその灯火が消えるなら 朝日の白に染まる部屋で スープとパン、それに卵を焼いた朝食を用意し 自分の主人へと声をかけた。
彼女は今何をしていたか。 すっかり平和になった生活の中で テーブルに食事を並べてから 魔女の元へと向かう。 ]**
(46) 2018/06/13(Wed) 06時半頃
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掃除夫 ラルフは、メモを貼った。
2018/06/13(Wed) 06時半頃
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[背を追い越した時>>25 ──…わたしはどんな気持ちを抱いたか。
彼女は知らない。
( わたしはいつかこの優しいひとを置いていくのかな )
大人になっても心の臓の病は完全には治らなかったが 子どもの頃よりずっと発作が減ったのは彼女の医術のおかげだ。
───…いつしかわたしは 黒い森の魔女に様々な想いを抱くようになった。
一体どれぐらい気づかれているかなどは、知らない。]
(47) 2018/06/13(Wed) 15時頃
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[カリュクスがいつかその内人の世に還すつもりでいることは わたしは気づいていない。
いいや、気づきたくないだけかもしれなかった。
わたしは彼女といる時間を ───…とても大切に想っていたから。]
(48) 2018/06/13(Wed) 15時頃
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[人中に出るのでカリュクスは目立たない格好へ着替える。>>27
わたしはそれをしょうがないと受け止めるほど成長はしていたけれど 普段の格好の彼女のほうが慣れているためか 好きだった。
赤色の瞳が、好きだったけど。我が儘は言わずに。 わたしも倣うように白いローブから、深緑のチュニックとズボンに着替えた。]
アナベル、留守をよろしくね。
[はじめてこの家に来た時に見守っていた黒猫はカリュクスの使い魔だ。
森の動物すべては魔女の使い魔と村では恐れられていたが。 実際に彼女の使い魔は森の動物全体どころか両手にも満たない。
( ────…あの村は、どうなったのだろう。 )]
(49) 2018/06/13(Wed) 15時頃
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[物思いに耽かけて頭を振る。 荷物を運ぶためのロバをひいているカリュクスに慌てて並ぶ。
並べばいくつか年下にしか 見えなくなってしまった彼女を眩しそうに見つめる。 ]
カリュクス先生は…欲しいものとか…ない…の?
[ 敬語だったりため口だったりするのは意識的なものではない。 緊張している時や顔色を窺う時が 敬語になっていることをわたしは気づいていない。
森の木漏れ日を感じながら、尋ねた。]*
(50) 2018/06/13(Wed) 15時頃
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―回想:近郊の幸―
[わたしがカリュクス先生のところで世話になった時 まず教わったのは文字だった。
石版に書かれた ”Pelagie”は最初はただの意味のない羅列だった。]
(51) 2018/06/13(Wed) 15時半頃
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[五歳のわたしは、きょとり、と不安そうに彼女を見上げたものだ。]
わたし、の…なまえ? あなたの、カリュクス……さん…のなまえは?
[どう書くの?>>29 ──そう尋ねれば彼女は嫌な顔ひとつせずに教えてくれた。
梟のニンナナンナに烏のアルトゥール
彼女の名であるCalyx≠ヘ
少しでもキレイに書きたくて 何度も何度も書きたがった。]
(52) 2018/06/13(Wed) 15時半頃
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[そうしてわたしは初めて知る。わたしの名前は”海”を意味するのだと]
……うみ? 名前、だけは……しってる
[無知を披露したわたしに、ゆっくりとゆっくりと教えてくれた。
どこまでも続く、空のように美しい海のこと。
波に揺られる海の生きものたち。潮の満ち引きで浮かぶ洞窟。]
いつか見て見たい……。
[黒い瞳を輝かせながら、口にした。 ───…わたしは、彼女と一緒に海が見たかった。]*
(53) 2018/06/13(Wed) 15時半頃
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[噛んだ傷にぷっくり浮いた血の滴は、さして痛みを伴わなかったのですが、薬を塗られて丁寧に包帯をくるくる巻かれるとなんだかくすぐったくなります。]
……これでもう、いたくない。 ありが、と。
[こうしてお礼を誰かに言うのは本当に久しぶりで照れくさい。 でもきちんとお手伝いをしてもらったのだから、きちんと目を見て言いましょう。
やがて図鑑に突っ伏してしまったドリベルをみつけたなら、新しい藁が敷いてある寝床に運んでおきましょう。 お揃いの味の血……男もかつては人間だったのです。だけれど男の血を飲んだことで、ゆっくり、確実に、ドリベルの身体は変わっていくのでしょう。
来たる時まで、見守る他はありません。]
(54) 2018/06/13(Wed) 16時頃
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[その夜、大きな熊が一人、山の中を歩き回っていました。 山はドリベルが来てから静寂を貫いていましたが 朝に聞こえた銃声の事がどうしても気がかりだったのです。
そうしてやがて、一頭の鹿を見つけました。 きっと立派な牡鹿だったのでしょう。 倒れた身体に連なるはずの、頭が何処にもありません。
熊は包帯を巻いていない方の手で冷たい鹿の背を撫でると 怒りのやり場を求めるように真っ青な月をひと睨み。 やがて踵を返したら塒に戻っていくでしょう。
寝息を立てる少年を起こさぬように変身の魔法を解いたら 男はそっと寝床で身体を丸くして、夜が明けるのをじっと待つのでした。]
(55) 2018/06/13(Wed) 16時頃
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[そうして、身体に力が馴染むまで、山の中の時間はゆっくり過ぎていくでしょう。
図鑑に載っている動物の名前の読み方から始めて 読めるようになったなら羊皮紙に書いてみましょうか。 もう少し字が読めるようになったなら 家にある他の本を開いてみましょうか。 図鑑以外に、薬の本や料理の本、物語や伝記…… どれも埃を被っていますが、価値ある本はあったでしょうか。
変身の力は、子どもの歯が抜けるようなもの。 身体の小さな違和感が、やがて大きな変化になる。 おまえが小さかった頃は、身体が毛でぼうぼうになっていくのに 酷く怯えて泣いたものだよ、と記憶の中でカッコウが言いました。 説明の苦手な男も、毎日毎日しゃべるようになれば、 少しは口が回るようになった……かもしれません。 勇気を出してかたたたきをお願いする日もあったでしょう。
目まぐるしい日付きの流れの中、変化は随所に顕れます。 しかし一つ相も変わらず、男は必ず夜は熊の姿で山に出かけていくのでした。]
(56) 2018/06/13(Wed) 16時頃
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[桑の実の時期が過ぎ、無花果の実が熟れ始める頃のある日…… 珍しく早起きした男は何やらがさがさと書棚を漁っていました。 ドリベルがお手伝いしてくれたなら、さして棚は埃塗れではないでしょうが、それでもそのうち家ごとひっくり返しそうな程です。]
………………ないっ。
[男が探しているのは、羊皮紙の束でした。 書き取りの練習にと納屋から取り出してきたはずのものが何処にもありません。
目覚めたドリベルに新しいことを教えてびっくりさせようという試みは早くも挫折の予感がしていて、男はちょっと泣きそうになりました。
ドリベルが騒々しい物音に目を覚ましてしまったならば、書棚の前に蹲る大男が嫌でも目に入るでしょう。
そしてテーブルの上には、珍しく男が早起きして作った胡桃を練り込んだパンのトーストの皿が二枚と……
……少年の椅子の上に置きっぱなしの紙の束が。]**
(57) 2018/06/13(Wed) 17時頃
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