41 アンデッドスクール・リローデッド
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…――――
いくぞ、会長、ローズマリー
[竹刀片手に、幽霊屋敷と呼ばれた建物に近寄っていく ゾンビの気配はないが、油断は出来ない ここは、人間はいそうにないが 動物なら、いくらでもいそうだ
ネズミ、イタチ、犬、猫、鳥…――――
何がいたって、皆叩き伏せれば良い 私は今、少しだけイライラしているのだ]
(201) 2011/12/04(Sun) 00時頃
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[隣に並んだロ―ズマリーの頭に手を伸ばして ぽん、と軽く、手を置こうとした たぶん、ショックだったはずだし 自分がいつああなるかと思うと、嫌な気分になるだろう]
私から離れるな
[それだけ、言って ゆっくりと、屋敷のドアを開いた]
―― 幽霊屋敷・内部 ――
(212) 2011/12/04(Sun) 00時頃
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―― 幽霊屋敷 ――
[屋敷、と言うだけあって、結構な広さのある邸宅のようだ 幽霊屋敷と言うには、案外手入れが行き届いているように感じる 不潔感も特にないし、埃がたまっていると言う感じもない 誰かが、定期的に出入りしていたのだろうか]
まずはライフラインの確認だな あとは、個室を順に見ていくぞ 自分達の就寝スペースくらいは、確保したい
(215) 2011/12/04(Sun) 00時半頃
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付けてみるか? ここに人がいるよと、教えるようなものだがな
[会長にそう言いながら、台所を探す この屋敷に武器弾薬が保管されている事を知るのは、まだ後の話 それを見れば、痛んでいなかった理由にも納得がいくだろうが 今はただ、ありのままを受け入れるのみ]
(221) 2011/12/04(Sun) 00時半頃
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ゾンビは目が見えないのなら、大丈夫かもな 目の見えるゾンビがいた時に、困るくらいだ
[まぁ、そうなるとボスゾンビなんだろうけれど 懐中電灯とか、持ってくればよかったな
一階の廊下を歩き、扉をゆっくりと開く 床に肉片等が落ちていないし、ゾンビがいないと判断した まぁ、ここにいた所で、喰う人間がいないだろうし]
…――――
[使用人の部屋のようだ 粗末な家具が申し訳なさげに並んでいる]
メイド服とか、あるかもよ?
(230) 2011/12/04(Sun) 00時半頃
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さっきまでのが嘘なら、どれだけ楽だろうな
[弱音を吐く、生徒会長 彼女の頭も撫でようと、手を伸ばして]
私の趣味は、面白いものだ メイド服より、気ぐるみとかの方が面白い
だが、体操服よりは、マシじゃないのか?
[真面目に、そう言いつつ ここなら、懐中電灯とか、あるかもしれない 少し、探してみるか]
(235) 2011/12/04(Sun) 01時頃
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[引き出しを漁ってみると、懐中電灯が見つかった スイッチを入れてみると、どうやら使えそうである]
ほら、会長さん 使うといい
[体操服の会長に、懐中電灯を渡して 私は、その部屋を出ようとする 使用人の部屋がここにあるなら、近くに炊事場があるはずだ]
―― 使用人の部屋→台所 ――
(239) 2011/12/04(Sun) 01時頃
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―― 台所 ――
[水道から、水が出る事を確認していた所で 外から、声が聞こえた]
あれは…――――
[ゾンビがいるかも、とは考えないのか 竹刀を握って、台所から出て 入口付近で、声を出した]
いるが、女性陣は今着替え中だ 覗いたら、斬る
(247) 2011/12/04(Sun) 01時半頃
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…――――
[声がした方に歩いて行くと、そこに居たのは]
なにしてるんだ、主将
[なんで寝てるんだ、この馬鹿主将は 命の危機とか、感じないのだろうか すぐそばで、生徒会の男子生徒がメモを書いている]
こいつらは…――――
[探索しようとか、そういった気持ちはないのか]
(256) 2011/12/04(Sun) 02時頃
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疲れたぁ? こいつは、うちの主将だぞ 剣道馬鹿、と言っても過言ではない その馬鹿が、疲れるものか
いや、だから寝たのか
[緊張とか、あまりしない男だからな 異常事態で、精神疲労を感じたのだろう 普段から、もっと頭を使っていればこうはならんのに]
まったく、使えない主将め
[学生服の上着を脱いで、彼にかけておいた 毛布はあるだろうが、こいつの為に探すのは癪だ]
で、何をしてるんだ、貴様は
(259) 2011/12/04(Sun) 02時頃
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いや、メモ帳って なんで、一番最初にする事がメモなんだ
[はぁ、と大きく息を吐きながら]
死ぬって事は、ゾンビになるって事だろう ゾンビになった者のポケットを弄るのは、御免こうむる
[コンビニに買い出し、と言われても まだ、この屋敷が安全かどうか、わかっていないんだが ボスゾンビがいたら、どうするのだ]
コンビニに行くなら、荷物持ちを一人連れて行け
(263) 2011/12/04(Sun) 02時頃
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人間に殺されると言うのは、良い響きではないな 真面目ならくだらんし、冗談なら一層くだらん
[人を殺せるような人間は、今の所…―――― 私だって、手を出されなければ積極的に何かする気はない 皆、そう言うものだろう 自分から汚れたい人間なんて、いやしないだろうに]
種類、ねぇ ボスゾンビが出て来た時に、弱点をメモするか?
[それが出来る為には、生還しないといけないわけだが]
貴様、また私に護衛を押しつける気か
…――――
会長が、泣きそうな顔をしていたぞ 荷物持ちに、連れて行け 異常事態なのだ、心の平穏は大事だぞ
(268) 2011/12/04(Sun) 02時半頃
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ん…―――
似合うじゃないか、会長 ローズマリーは、着替えなかったのか? 残念、目の保養になったろうに
[真顔でそんな冗談を言う辺り、私はまだ正常である]
(272) 2011/12/04(Sun) 02時半頃
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食糧一つで殺し合うより、二人で食糧調達に行きたいね 狂った人間を出さない為に、お互いに心を支えあうんだ 敵も味方も殺して、最後に生き残って何が残るか
[こちらは、しごく真面目な顔でそう言いながら]
ま、期待しないでおこう 体を守る自信はあるが、精神は専門外だ
[ついさっき、衝撃的なシーンを見たばかりだし 出来る事なら…――――]
どうせ死ぬなら女性の腕の中、が男のロマンだろう どうしてもと言うなら、会長と少し遊んでからいけ
(278) 2011/12/04(Sun) 02時半頃
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そぉだ、ローズマリー 台所を見つけたから、調理器具を探そうー こっちだよー
[ものすっごく演技くさいセリフを、ローズマリーに投げた せっかくだし、会長をあの男と一緒にいさせてやろう 彼女は、ずっとあいつの心配をしていたようだったし]
(280) 2011/12/04(Sun) 02時半頃
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台所は、こっちだよぉー
[演技くさいセリフを言ったテンションが抜けずに 台所の方を、指さしてしまった]
は、いかん せっかく、会長を元気づけようとしたのにっ
[教えてしまっては、いかんではないか 堕ち込んでみた、ずーん、と]
(282) 2011/12/04(Sun) 02時半頃
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わかった…―――
[落ち込みモードのまま、とぼとぼと食料と水を取りに行く はぁ、せっかく気をきかせようとおもったのに これじゃ、ダメダメだな]
飯、食うか…―――
[せめて腹を膨らませて、少し休んでおこう]
(287) 2011/12/04(Sun) 02時半頃
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はい、すみません…――――
[ローズマリーに肩を叩かれて、振り向いた所で想った 情け、ないじゃないか…――――
缶詰を取り出して、食べようとした所で思った 箸が、ないじゃないか…――――
ダブルパンチだ]
(290) 2011/12/04(Sun) 03時頃
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[なんだか、違う方向で何かが始まったようだ>>292 私は、背中を向けていよう 背中を向けて、手で缶詰を食べよう]
もぐもぐ
[ああ、あんまり美味しくない]
(293) 2011/12/04(Sun) 03時頃
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ありがと、ローズマリー
[お箸をバケツから取り出して、缶詰をつつく すべったお笑い芸人は、ネガティブになる物なのだ]
…――――
[次こそは、笑いをとってみせるっ]
(295) 2011/12/04(Sun) 03時頃
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じゃ、三つにしてくれ、大きなプリン
[缶詰を頬張りながら、背中を向けたまま]
私が暴れたら、怖いぞ
[色々な意味で、な 甘い物、苦手なんだけれど]
(301) 2011/12/04(Sun) 03時半頃
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私は、生徒会ではない 言ってみれば、部外者だ 部外者に、自分の仲間を預けるのが気に喰わなかっただけさ
[サバ缶を、箸でとって ローズマリーに、差し出してみた]
喰うか?
(305) 2011/12/04(Sun) 03時半頃
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冷たくはないつもりだ
[手を差し出されて、首をかしげた そこに乗せたら、汚れるだろう、手が]
あーん
[口の前に箸を差し出して、そう言った]
こう言うのは、ノリとタイミングだ
(307) 2011/12/04(Sun) 03時半頃
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そうさ、ノリとタイミングだ 真剣に考えるから、恥ずかしいんだ
[と、言っては見たものの 落ちつきの無い様子に、失敗したかと苦笑い それでも、食べてくれたので、まぁ良しとしようか 私としては、そんなに意味はない行為だったのだが]
そうか? 熱でもあるのか、顔が紅いぞ
[風邪でもひかれると、厄介かなとか そう言う事を、考えていて]
(311) 2011/12/04(Sun) 04時頃
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[ローズマリーをからかっていると、主将が目を覚ました そのまま、どこかに行く様子を眺めて まぁ、体は大丈夫なのだろうと判断する]
…―――
[彼は、そのまま探索に出かけたようだ 彼の場合、心配はいらないだろう 一応、うちの主将だ]
(362) 2011/12/04(Sun) 16時頃
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…――――
よし、腹も膨れたことだし、寝室でも確保するか ローズマリー、お前はどうする? 掃除、手伝うか?
[竹刀片手に、立ち上がる 一階の部屋で、どこか使えそうな場所を探しておこう 出来るなら窓のない部屋がいい、外から侵入される危険がない]
どうする
(373) 2011/12/04(Sun) 18時頃
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そうか、じゃぁ頼む 正直、掃除は苦手なんだ
[ローズマリーは、一緒に来ると言う 比較的安全そうな場所ではあるが、出来るだけ離れない方がいい
テレビのロケ…――― と言うには、街中がゾンビだらけだった 規模がでかすぎる 何かあったら、本当にやばいかもしれない]
行こうか
[とりあえず、客間から始めよう]
―― 一階・客間へ ――
(392) 2011/12/04(Sun) 21時頃
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―― 客間 ――
[客間は、すぐに見つかった と言うか、殆どの部屋は客間みたいなものだ ベットだけ、使えるようにすればそれでいい]
始めるか、掃除
[竹刀で、ベットを叩いてみる ぼふ、と言う音がして、埃が舞った]
(393) 2011/12/04(Sun) 21時半頃
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ああ、悪い、大丈夫か?
[ローズマリーが、咳こんだようだ ちょっと、これは厄介かもしれない]
少し、我慢してくれ
[ベットを、入口付近まで移動させて ばん、ばん、と叩く ある程度埃を落としたら、あとは床だけ掃除しよう]
(397) 2011/12/04(Sun) 22時頃
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そうか、モップか そうだな、探してくればよかった
[服が、真っ白になってしまった 彼女の髪にも、大きな埃が乗っている 彼女が私の髪を払うなら、それにまかせて お返しに、私も彼女の髪を払おう]
流石に、この埃の中で眠ったら病気になりそうだな 一人じゃ、掃除が終わらない所だった
手伝ってくれて、礼を言う
(403) 2011/12/04(Sun) 22時頃
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