88 めざせリア充村3
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琴弾き 志乃は、メモを貼った。
2013/06/28(Fri) 00時頃
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[後ずされば、崖っぷち。 大きな音を聞いて、兵士が数名駆け寄ってくる。 さすがに無防備になるので、護衛位はつけていたのだが
まさか、地中から敵が現れるとは思わなかった。 警戒し、鉄扇を構えながら見つめていると、懐かしい声。]
……オスカー、さん?
[噂と実物ではやはり違う。記憶の彼との違いに驚きの声。 そして、情報で得ていた巨躯の男は、やはり彼なのだろう。]
やっぱり、あれは……ソフィとヤニクさんなのね
[遠目で見ていたから分かっていたけど。 突きつけられると、やはり辛い。
それでも、戦わなければいけない。]
(230) 2013/06/28(Fri) 00時頃
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"触るな"
[伸びて来た手を素手で弾く。同時に言葉を放つ。 耳栓と鉄で覆われているせいで、効力は弱いだろうけど]
(231) 2013/06/28(Fri) 00時頃
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琴弾き 志乃は、メモを貼った。
2013/06/28(Fri) 00時頃
琴弾き 志乃は、メモを貼った。
2013/06/28(Fri) 00時頃
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[やはり役に立たないか。 護衛の兵士たちの様子を見て、ため息ひとつ。
オスカーの言葉の意味は分かる。 鉄扇を飲み込まれてしまっては困るのは確か。
そして、音の力も上手く効いていない様子。 一瞬鈍った腕が、さらに伸びてくる。]
っ、……"お願いよ、私に触らないで"
[どうしたらいいのか。 一瞬でも、隙ができればいい。
そう思い、かつてのような優しい声を出してみる。 懐柔できるかどうかの、一種の賭け]
(239) 2013/06/28(Fri) 00時半頃
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[優しく囁きながら、微笑む。
優しい音と笑顔。
どれ程効果が分からないが、 オスカーの様子を伺いながら、隙を伺っていた。**]
(245) 2013/06/28(Fri) 00時半頃
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……キィ? ……っ、
[悲しんでいると言われれば、僅かに胸の奥が揺らめく。 逆にその隙を突かれてしまった。
伸びてくる手が顔を覆う。 口を押さえられれば、息ができない。
嫌な記憶を思い出す。 思い出しながら――しゃらん、と一振り。
鳴り響いた音色は、助けを求めるもの。 どこまで届くかは分からないけれど。
そして、そのまま意識を失った**]
(249) 2013/06/28(Fri) 00時半頃
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琴弾き 志乃は、メモを貼った。
2013/06/28(Fri) 00時半頃
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[>>280懐かしい気持ちと、嫌な記憶の狭間。 深い闇を揺蕩っていると、自分を呼ぶ声が聞こえた。
その声に導かれる様に、意識が浮上する。 頬に温もりを感じて、薄く目を開けると、 自分を見つめるナユタが見えた。
最初に見えたのが、仲間の顔でほっとする。]
……だい、じょうぶ
[まだ息苦しさが残っているけれど、声を出せだ。 安心させるように微笑んで、触れる温もりに手を重ねた。]
(337) 2013/06/28(Fri) 08時半頃
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[体を起こせば、近くにいた兵士たちも傍に駆け寄ってきて 黒い巨躯の男と槍を飲み込んだ話を報告してきただろう。
それを聞きながら、傍らに落ちた鉄扇を見つめる。 つけていた鈴が一つなくなっていた。
オスカーが持って行ったのだろうか。
オスカーに会った事等をナユタに告げながら、 体を起こそうとしていた。**]
(338) 2013/06/28(Fri) 08時半頃
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琴弾き 志乃は、メモを貼った。
2013/06/28(Fri) 08時半頃
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[起き上り、ナユタと同じように 先程まで見ていた場所に視線を向けて、耳を澄ませた。
叫び声、焼ける音。 悲痛な音が耳に届いて、痛い。
目で見るだけでは、何が起きているかは はっきりわからない。不安が押し寄せてきて、 でもやらなければいけない。
ふいに、さらに離れた位置から、懐かしいねじ巻きの音。 聞えてしまったそれに、さらに表情を歪めた。]
(348) 2013/06/28(Fri) 12時半頃
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ナユタ、さん……あっちから……
[言いかけて、迷う。 モニカたちがいる場所とは、また別の場所を指差して その腕は、力なく落ちた。]
…………ケイトさんたちを、援護しないと
[ぽつり呟いて、ナユタが向かうと言うのなら ライジが撤退する援助をしに共に向かうだろう。**]
(349) 2013/06/28(Fri) 12時半頃
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琴弾き 志乃は、メモを貼った。
2013/06/28(Fri) 12時半頃
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[>>356肯定が返ってくれば、共に行くと告げようとして 微かに聞こえた言葉に驚き、目をぱちくりさせる。
少しの躊躇い。聞えた音からして、戦況は不利。 あそこに自分が行って何ができるか。
だけど、――確かめたい、でも会いたくない。
二つの想いがせめぎ合って……]
新しい情報が、入ってきそうなの だから……調べてくるわ
[気になるという思いの方が勝った。]
助けに来てくれて、ありがとう
[ナユタの瞳を覗き込んで、微笑えむ。 それは、ここで別れましょうと言う意味。]
(365) 2013/06/28(Fri) 18時頃
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……皆を、宜しくね
[あちらの戦場は、既にすべてが終わった。 そんなことは、知らずに告げて。
軽く飛ぶようにしてナユタから離れる。
そして、幾人かの兵士と共に 先ほどの音の元へと走り出した。
ナユタが共に来ると言うのなら、複雑そうにしながらも 一緒に向かうことにしただろう。**]
(366) 2013/06/28(Fri) 18時頃
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琴弾き 志乃は、メモを貼った。
2013/06/28(Fri) 18時頃
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[ナユタの声に、否定も肯定もしない。 ただ複雑そうに、瞳を伏せれば、そのまま駆け出した。
守らせて。
その言葉が、胸に刺さる。 心露の奥底が、揺らめていたが、覚悟を決めれば 駆けてゆく先は、今にも落とされそうな赤の陣地。]
(375) 2013/06/28(Fri) 20時頃
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― 悪夢が拡がる場所 ― [悲鳴混じりに勇敢に、 首無しトランプ兵たちと戦う兵士たちの声。
近付いてきたその音に眉を寄せた。 拡がる悪夢。
これが、チアキに能力なのは一目瞭然。 だが、昔の様に可愛らしいとは思えない。
戦場へ躍り出る前に、近くの兵士たちの耳元で、 いくつか言葉を囁く。
死を恐れないように、痛みを感じないように、 暗示をかけた。]
ナユタさんも、こちらに……
[ナユタの耳元にも唇を寄せれば、 兵士とは、違う言葉を囁いて]
(376) 2013/06/28(Fri) 20時頃
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これは気休めです 加減はしないので、自衛して下さい……
[申し訳なさそう告げれば、ゆっくりと瞳を閉じて深呼吸。 次に開いた時は、仕事の顔をしていた。]
"お前たちは、不死身。痛みも苦しみも感じない
だから、私を守りなさい"
[鉄扇を振るい、鈴を鳴らす。 言霊と音色。二つで、生者の心を奪う。
心を奪って操る。 そして、盾にする、武器にする。
それが、自分の戦い方。 付き従う兵士を連れて、トランプ兵に溢れた戦場に駆けていく。
そして、風使いともう一人――予想通りの人物を見つけた。]
(377) 2013/06/28(Fri) 20時頃
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お久しぶりですね、リッキィさん それに――…アキ兄様?
[こてりと首を傾げて、声を響かせる。 騒がしい戦場であっても、この声はまっすぐに届けたい人へ。
攻撃を加えられたならば、トランプ兵と戦うものよりも 迷いのない動きをする兵士がその攻撃を退けたか、受けたか。 肉壁となって、この身を守るだろう。]
(378) 2013/06/28(Fri) 20時頃
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琴弾き 志乃は、メモを貼った。
2013/06/28(Fri) 20時半頃
琴弾き 志乃は、メモを貼った。
2013/06/28(Fri) 21時頃
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[――しゃらん]
[――しゃらん]
[トランプ兵の海をゆく。 舞うように扇を翳し、鈴の音が響き渡る。
死者を操る言葉はない。 だから、代わりに大気を震わせ、僅かでも動きを 鈍らせようとした。]
死者を操る兄に、生者を操る妹……素敵じゃない?
[くすりと笑んで、足を進めた。 ナユタの様子をちらりと見ながら、それでも足は止めず。 今の姿を、彼はどう見ているだろう。
兄は、リッキィは、どう思うだろう。 過る想いはあるけれど、今はここを退けなければ、 拠点が危なくなる。それだけは、避けなければいけない。]
(385) 2013/06/28(Fri) 22時半頃
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琴弾き 志乃は、メモを貼った。
2013/06/28(Fri) 22時半頃
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[銃撃音。 鉛玉は、傍らの兵士の肩を貫く。
だけど、倒れない止まらない。 彼らは痛みを感じない。怯まない。恐れない。]
"戦う必要はないわ"
"貴方たちは。これ以上進めない"
[ふわりと笑う。 常人ならいざ知らず、自分の音をよく聞いていた彼らに どれ程聞くかはわからないが、言い聞かせるように言葉を放つ。]
(396) 2013/06/28(Fri) 23時頃
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"大丈夫よ?"
[チアキに強い心理的負担がかかっている様子に あやすような言葉を掛ける。]
私たちは、元気よ……兄様は……どうかしら?
[しゃらん。 昔の様に、柔らかな笑みを浮かべながら、なお進む。 ナユタの水が、すぐ近くまで来ていたトランプ兵を 倒す気配を感じても、まっすぐにチアキを見つめて、進む。]
(397) 2013/06/28(Fri) 23時頃
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[銃を握る彼女をちらり。
3年前、借りると約束して読めなかった本がある。 実験が苛烈を極めて、本を読むと言う気力すらなかったから
あぁ、あの本の内容は何だったかしら。 水晶を探す。少年と少女の……。 あの二人は、願いを叶えられたのだっけ――思い出せない。
懐かしい記憶に、寂しさを覚えながらも、笑う。]
(403) 2013/06/28(Fri) 23時半頃
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[放たれた風の鎌。 それは、ナユタの水壁で阻まれた。 こちらを気遣う声に、こくりと頷いた無事を伝えれば、 昔のようなチアキの声が聞こえる。
寂しかったと言う声に、優しい笑みを 動揺はしない。覚悟は決めていたから、
だけど、握られた銃がこちらに向けられて、]
(418) 2013/06/28(Fri) 23時半頃
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――っ!
[兵の隙間を縫った弾丸が、頬を掠った。 痛みと熱さが走り、眉を寄せる。]
"……寂しかったのでしょう?"
[それでも、足は止めなかった。 代わりに腕を拡げて、しゃらん。とまた鈴を鳴らす。]
(419) 2013/06/28(Fri) 23時半頃
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[増えた赤の増援。>>394 後方で交戦しているトランプ兵の海で、爆発が起きていた。
その音に混じる、悲痛な叫びに僅かに眉を寄せて。
しゃらん。
恐れも、痛みも、苦しみも感じないようする音色を響かせた。 後方にだけ響く音色。
だけど、一瞬、チアキから意識を逸らしてしまった。]
(425) 2013/06/29(Sat) 00時頃
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