171 獣[せんせい]と少女
情報
プロローグ
1日目
2日目
3日目
エピローグ
終了
/ 最新
1
2
[メモ/メモ履歴] / 発言欄へ
視点:
人
狼
墓
少
霊
全
|
−現在・食堂前−
[指先に、灯した焔、は。 ミツボシの、まだ小さな手に、渡り。
心に、火を灯す…ように。 少女の胸へ、消えた。>>248]
………私も……、だ。 私も…、君たちの事…が、いとおしい。
[今までも。幾度もそう、願ったよう……に。 ミツボシの…。今、ここにいる、少女たち…の。
旅立つ、先に。 光りと…希望が…、ある、ように…。]
(252) 2015/10/09(Fri) 22時半頃
|
|
そう…だな。 そろそろ…、朝食の支度が…出来ている…だろう。
[空腹を主張、する。 ミツボシのお腹に、小さく笑う。>>250]
腹ペコ…だな。
[再びドアノブに、手を、伸ばし。 押した扉の、先には…。
温かなスープと、紅茶と、甘いシロップとフルーツの…。 朝食と言うには、少しばかり、豪華な香りがした。*]
………豪勢……、だな。
[見渡した、食堂。既に手伝いは…不要だった、だろうか。*]
(256) 2015/10/09(Fri) 22時半頃
|
|
−食堂−
[手伝うことは、あるかと。 せわしなく動く、少女たちとせんせいを見て、いたら。]
………?
……ブローリン…?
[目が、あったが…。>>279 皿を持ったまま、何も言わないのを不思議に思い、名前を呼んで。]
…配れば、いいのか?
[手に持った、皿を指さして、尋ねる。]
(362) 2015/10/10(Sat) 20時半頃
|
|
[皿を渡される時。 彼がつぶやいた言葉を、自分の中で一度、咀嚼して。
こくりとひとつ、頷いた。]
…そう、……だな。
[昔。 命の尊さを学ぶために、料理本を探しに来た若い獣は。 料理の腕を磨くと共に。 なにかを、学ぶことはできただろうか…?
その答えが、決してひとつではないと、知っているから。 どれだけ時間をかけようと。 私は黙して、彼が自分の答えを見つけるのを、待つのだろう。*]
(363) 2015/10/10(Sat) 20時半頃
|
|
−一年前の巨大書庫−
[期待のこもる、眼差し>>318 応えることは、簡単だ。 ただ、そこに不快意味を考えてしまうのは…
その時を、間近に迎えているから…か。]
それを…アヤワスカたちが、望んで。 私にしか、出来ない事であれば…
だが…
[アヤワスカから、視線を外し。見つめた窓の、向こう側。 風を操って駆ける、二頭の獣を見て。]
ドレスなら、きっと。 パティシアの方が、趣味は良い。
[そんな、一年前の。午後のひととき*]
(364) 2015/10/10(Sat) 20時半頃
|
|
−いつかの回想−
[卵から孵った、黄色いヒヨコを見て。 「私たちも、こんな感じで生まれたのかな」>>360と。 初めて見た、命の生まれる瞬間に。 無垢な瞳を、キラキラと輝かせて。無邪気に言った、ヒナコの笑み。]
そう……だな…
[命の、生まれる瞬間も。命が、終わる瞬間も。 長い、永い時間を過ごした分だけ、記憶の器から、零れ落ちそうなほど見て来た。
その中でも… 神木が、その枝にいくつかの実を、結び。 一抱えほどの実の、中から。 少女たちが生まれいづる瞬間ほど、胸を打つ、生命の誕生は。
未だ、私の記憶には…ない。*]
(368) 2015/10/10(Sat) 21時頃
|
|
−朝食とフルーツポンチ−
[いつも思うが。 やはり、今日という日は特別…なのだろう。
テーブルの上に並べられた、いつもよりも豪華な朝食。
その中で、色とりどりの果物が泳ぐ、甘いシロップの海に。 浮かぶ一羽の、赤い鳥>>297]
器用…だな…
[自分にはない、器用さを持つ、ユージンに。 聞こえたかどうかは、分からないが…。
繊細、という言葉が似合う、果物の鳥に。]
食べるのが、勿体ないな…
[そう、呟いた。*]
(375) 2015/10/10(Sat) 21時頃
|
|
−まなびやの夜−
[太陽が沈み。 暗い空に、宝石をばら撒いたように星々が輝くのを、待って。 まなびや前の、広い場所へと足を、運ぶ。
去年までは、ヴェラと共に。 昼間に見せていた、幻想の舞台を。
10年目の今日、夜にやろうと決めたのは。]
あぁ…。いい、夜だ…。
[有るはずのない、瞼を閉じて。 視界を闇に閉ざし、意識の奥底から、幻想を手繰り寄せる。]
(414) 2015/10/10(Sat) 23時頃
|
|
[暗闇の中。 現実の木の根元に、濃い影が浮かびあがる。
それは、静かに木陰からこちらへと姿を現した。 黒と白銀の毛並みが美しい、四足の獣。 背に羽のあるそれは、私の記憶にある、かつてのヴェスの姿。
ゆっくりと歩み出た獣は…]
ヴェスパタイン…
[呼んでも。もう答えない、友の名を呼ぶ。 両手を広げ、招くように腕を上げれば…。
獣は、3mもの巨体とは、思えないほどの身軽さと、跳躍力を示して。 獲物に飛びかかるように、私へ向けて飛びかかってきた。]
(415) 2015/10/10(Sat) 23時頃
|
|
[胸に飛び込んできた獣は、私の身体にぶつかり。 無数の駒かな光の波へと、砕け散って。
宙を漂い、流れた粒子は。 クジラに似た鱗を持つ、巨大な魚の姿に、変わり。
青白い光の残像を、水面のように揺らめかせながら。 少し肌寒さを感じさせる、夜の空気の、中を悠々と泳いで。
静かな瞳に、穏やかに世界を写し取ってゆく。
そうして広場を一周した後。 それはぐるり、…と。 身体をひねり、空へと向かって、羽ばたいた。]
(417) 2015/10/10(Sat) 23時頃
|
|
[大きな胸鰭を一度、大きくはばたかせて。 それは青白い炎を纏った、鳥へと変わり。
引き絞られた弓から、矢が、放たれるように。
まっすぐに。 まっすぐに…。
天高くに、昇り。
ビロードの幕が覆う星空で、パンと弾けて。 虹色の、火と光の花を咲かせた。 その光はきっと、街からも見えただろう…。*]
(419) 2015/10/10(Sat) 23時頃
|
1
2
[メモ/メモ履歴] / 発言欄へ
情報
プロローグ
1日目
2日目
3日目
エピローグ
終了
/ 最新
視点:
人
狼
墓
少
霊
全
トップページに戻る