人狼議事


272 【R18RP】十一月と、蝶が奏でる前奏曲

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【人】 七星拳 ナツミ

[一緒に座ってコップに入ったジュースをもらう。
一口飲んでれば、大和が口を開いた。>>100

何も身構えることもなく
何か言いたげにすることもなく
よそよそしくもない態度で胸がぎゅっとなる。]

 欲しいもの、って言われても。

[今欲しいのはこころの未来で、
それ以外は何にもいらない。
でもそんなことは言えないから、
私はコップの液面を見下ろすしかなかった。]

 ……こころと、大和がそばにいてくれるなら
 私、なんにもいらないよ。

[呟いたらまた辛くなってしまって
こんな顔見せたくなくて膝を抱えて顔を埋める。]

(127) 2019/11/05(Tue) 13時頃

【人】 七星拳 ナツミ

[こころが居なくなっちゃったのは
とても辛くて悲しかったけれど
大和が離れていってしまったのも
寂しくて悲しかったんだよ。**]

(128) 2019/11/05(Tue) 13時頃

【人】 七星拳 ナツミ

[大丈夫じゃないだろ、と言われても>>162
今の私はそんなことないよって言えない。
顔を上げたらまた泣いちゃって
朝みたいに二人を困らせちゃう。

無理強いをしない二人だってわかっているから
もうちょっと。落ち着くまでは、ちょっとだけ。
あと一呼吸、二呼吸して。
笑顔をつくれるようになったら、

自分に言い聞かせていると
遠慮がちに誰かが頭に触れる。>>162]

(165) 2019/11/05(Tue) 22時半頃

【人】 七星拳 ナツミ

[こころかな、って思ったけど
撫でられている方向と声がする方向が同じで

――いま、私の頭を撫でてくれているのは
大和だって気がついたら
胸がぎゅうとなって、涙腺はさらに緩んでしまった。

当たり前だって言ってくれる大和は>>163
明日何が起きるのかを知らないから
そう言ってくれるんだろうけど。

昨日までの大和はきっと
そんなことしてくれなかったから。]

 うん…うん、うん。そうだね。

[私たちにはなかった未来を並べてくれる大和に
私はくぐもった声でそう返すばかりだった。]

(166) 2019/11/05(Tue) 22時半頃

【人】 七星拳 ナツミ

[大丈夫だよ。
何があっても一緒にいるんだからね。
菜摘を悲しませたりなんかしないから。

私の手を握って繰り返してくれる
こころが、あなた自身が居なくなっちゃうって
とてもそんなことは言えなくて。

ただただ縋るように、こころの小さな手を握れば
大和だってちゃんと一緒にいるわよって
こころも、そう言うの。]

(167) 2019/11/05(Tue) 22時半頃

【人】 七星拳 ナツミ

[ ……じゃあ、どうして大和は私を避けたの。
 どうして県外の学校に行っちゃったの。
 どうしてメールを返してくれなくて
 どうして距離をとったの

 どうして。ねえ、どうして。 ]

(168) 2019/11/05(Tue) 22時半頃

【人】 七星拳 ナツミ

[ぐるぐるぐずぐず考え続けても
堂々巡りでどこにも答えはないままだし
私にやさしく触れてくれている二人の体温が
本当の答えだってことはわかっちゃうの。]

 ……だいじょうぶ、だよ。
 ごめんね、二人とも。

[顔を上げたら今度はもう少し上手く笑えたけど
自分でもわかるぐらい下手くそだった。
涙は何とか出さずに済んだけど
こころにはぎゅうっと横から抱き着かれる。]

(169) 2019/11/05(Tue) 22時半頃

【人】 七星拳 ナツミ

[ちょっと離れたところから勢い付けて
さらに体重も乗せられたから
ドスギュッってほうが近いけど。]

 わわっ、大丈夫だって。
 って、ちょ、こころ、わ――!

[ぐいぐい体重をかけるのをやめなかったから
私の体勢は崩れて横に倒れる。

隣には大和がいたけど、受け止めてくれたかな。
誰もいなかったらこころと仲良く床の上。*]

(170) 2019/11/05(Tue) 22時半頃

【人】 七星拳 ナツミ

[こころが床に体をぶつけないように
彼女をかばうのが精いっぱいだった。

だから私が倒れる先については
ぜんぜんノーマークのまま
覚悟してた衝撃はこなくて
潰れたカエルみたいな声が聞こえ>>179
大和を下敷きにしてたことに気がつく。]

 わ、ごめんね!?
 大丈夫? 頭打ってない?

[上半身はほとんど大和の上に乗っかっちゃってて
でも私の下半身にはこころが乗っているから
すぐに動くこともできない。]

(182) 2019/11/05(Tue) 23時半頃

【人】 七星拳 ナツミ

[大和は黙ったまま顔を手で覆ってしまい>>181
どこか痛いのかなって心配になる。]

 ほんとにごめんね?
 重かったよね、頭打ってない?

[手を伸ばして頭を撫でようとすれば
顔がもう少し近づいて
手の間から見えた大和の耳は赤かった。]

 ……? 大和、なんか赤くない?

[もしかして熱があるのかな。
額に触れようとするとどうしても体が密着して
ちょっと触りにくかったので
こころがどいてくれたから、私も体を起こす。]

(183) 2019/11/05(Tue) 23時半頃

【人】 七星拳 ナツミ

[座りなおしてもまだ大和が倒れたままなら
近くまで寄っていって顔を覗き込むけど
大きなたんこぶはなさそう。

その後はこころがモールの情報を教えてくれて
知らないお店がたくさんあったりとか
抹茶専門店があるとか
この辺で初出店のハンバーガーショップとか
そんな話をわいわいしながら

隣にいた大和をちらちら見ていたけれど
ちゃんと笑っていてくれた。

もし変な様子があったらちょっとは気にするけど
話しかけてくれるのなら、大丈夫だよね。
こころが途中で部屋を出て二人になっても
食事の時のような緊張はなかったよ。]

(184) 2019/11/05(Tue) 23時半頃

【人】 七星拳 ナツミ

[三人で楽しく話すと時間はあっという間に過ぎて
こころが、ふゎーあと欠伸をする。

私も小さな欠伸を噛み殺してれば
寝る〜といってベッドの上にあがっちゃった。]

 こころ、歯磨き!
 えっ、さっき出ていった間にした?
 いつの間に……。

[寝るというなら私たちも寝ようと寝支度をして
私も洗面所を借りて部屋に戻ろうとする。

そのまま部屋に戻ってもよかったのだけど
寝ちゃったら奇跡の「今日」はなくなるのかなって
そんなことを考えてしまって
つい、廊下に佇んでしまった。*]

(185) 2019/11/05(Tue) 23時半頃

【人】 七星拳 ナツミ

[もう一度買いたいものを聞かれて>>195
やっぱりなんにも思いつかなくて。

でもきっとそんな答えは求められてないと思い
大和の指しているお店をみれば
隣に女性用の服のお店の名前があった。]

 私もアウター欲しいな。
 寒くなるし……。

[2日間って言われたので
今日と、明日。
私がここにいるのはきっとその2日間だけ。
だからこの二人と冬を迎えることはないのだろうけど。

ないのだろうけど。
そう思えば苦しくなってしまって
自分の身勝手さにびっくりしちゃったよ。]

(251) 2019/11/06(Wed) 15時半頃

【人】 七星拳 ナツミ

[こころの部屋に入る前に廊下に佇んでいると
コップを片付けてくれた大和が>>197
心配したのか声をかけてくれる。

やっぱり七年前の大和で
きっと本来の大和はこういう人で
事件の後は、色々あったから
 ——でも、どうして、ああなっちゃったの。]

 ……寒くはないけど

[部屋に戻ったら全部消えちゃうかもしれないとか
そうでなくとも明日で全部終わりだしとか
そんなことは言えなかったけど。

聞きたいことは上手く言えないままだけど
ここで大和と離れたくなかったから
私は手を伸ばして彼の服の裾を掴む。]

(252) 2019/11/06(Wed) 15時半頃

【人】 七星拳 ナツミ

[リビングはもう電気が消えていたから
誰にも聞かれることはないよね。]

 リビング、いいかな。
 飲み物はいらないから。

[大和がつき合ってくれるなら
こころがいない間に、一つ頼みもあったの。]

(253) 2019/11/06(Wed) 15時半頃

【人】 七星拳 ナツミ

——リビング——

[並んでソファーに座るように促して、深く腰掛ける。
直接視線が合わない位置になるのは
今の私には都合が良かった。

何から話せばいいか悩んだんだけど
全くの作り話なんて思いつけなかったから
私はちょっとの嘘を交えたほんとうのことを言う。]

 夢でね、夢で、こころが遠くに行っちゃったの。
 とても辛くて、悲しかったんだけど。

[大和はどんな反応をしたかな。
聞かれても、遠くへ行っちゃったのって
私はそうとしか答えられないけど。]

(254) 2019/11/06(Wed) 15時半頃

【人】 七星拳 ナツミ

 ……こころは、しょうがなかったけど
 大和まで離れていっちゃったの。

[居なくなっちゃったのはこころだけだったのに
大和が意図的に距離をとったんだ。
私が何かしたのかなって思ったけど
ずっと考えても心当たりはなくて。]

 夢の中の、大和のことだから
 今の大和に言ったって意味がないけど

[私はもう子供じゃなかったから
そんなことを彼に言ったりはしなかった。>>0:20
けれど今の大和をみていたら
比べちゃって、どうしてって、思っちゃうの。]

(255) 2019/11/06(Wed) 15時半頃

【人】 七星拳 ナツミ

[困っちゃったかな。困っちゃったよね。
夢の中の(本当は未来だけど)自分の話とか
ここにいる大和には関係のないことだもん。

それでも言いかけた言葉は止まらなくて
抱えていられなくて
私はぽろりと零してしまった。]

 ……さびしかったよ。

[——本当は、あのとき>>0:230
あなたにそう言いたかったの。**]

(256) 2019/11/06(Wed) 15時半頃

【人】 七星拳 ナツミ

[やっと互いの顔が見えるかどうかぐらいの
薄暗い中の方が今はありがたかった。

だから避けてた? って聞かれたときは>>296
こころに言われたことも思い出して>>78
顔色を変えていたんだけど、気がつかなかったはず。]

 避けてた、というか
 どう接すればいいかわかんなくて。
 大和が悪いんじゃないの。
 私が大和のこと、わかってなかったなって。

[私から離れていってしまって
どう声をかければいいかわからなくて
接し方までわからなくなって困ってたのは
十五歳の大和に対してじゃないんだけど。]

(307) 2019/11/06(Wed) 23時頃

【人】 七星拳 ナツミ

[つい零してしまった言葉を
なかったことにすることはできなくて。
大和が嫌な思いしてないかなと
探るために顔を見るのもできなくて。

でもだいじょうぶ、って言おうとしたら
さっき私が繋げなかった手から
ぎゅっと握られた。>>297]

(308) 2019/11/06(Wed) 23時頃

【人】 七星拳 ナツミ

[今日ずっと握っていた、こころとは違う
私より大きくて皮膚もちょっと硬い手。
最後に大和が手を握ってくれたのいつかな
やだな 全然思い出せないな。

ほんとは全部夢じゃなくて
これからくる未来のことなんだけど
いまの大和がここに居てくれるのは
本当にほんとうに、嬉しいんだよ。]

 うん、……うん、
 わかった、いわない。

[十五歳の、まだ何も知らない大和の言葉は
だからこそ彼の本音なんだろうなと思えて
七年間私の中にあったもやもやを
さあっと払っていってくれた。]

(309) 2019/11/06(Wed) 23時頃

【人】 七星拳 ナツミ

[ふふ、なんかおかしいね。
大和は小さい頃から私より年下で
私が護ってあげなきゃいけないと思ってて

今の私は本当は二十四歳で
大和よりずっとずっと年上なのに。

大和の一言でこんなに楽になっちゃったよ。]

(310) 2019/11/06(Wed) 23時頃

【人】 七星拳 ナツミ

[今度こそちゃんと笑顔で
ありがとうねって言おうと思ったのに
手を掴んだまま言われた大和の言葉に>>299
びっくりして彼の方を見てしまう。

こちらを見ていれば至近距離で視線が合うし
そうじゃなかったら近くにある横顔を見つめた。

こころにからかわれたり笑っているときは
まだまだ小さい頃の大和の顔だと思ってたけど。
薄明りの中で見る彼は
葬儀場でいた大人の人の顔に近くて。

急にドキドキしてきちゃって
握られた手が恥ずかしくなってくる。]

(311) 2019/11/06(Wed) 23時頃

【人】 七星拳 ナツミ

[夢じゃないよね。ううん、夢かもしれないけど。
ちゃんとここに、大和はいるよね。]

 ……いわない。嫌なんて言わないよ。
 絶対言わないから、

[ドキドキが頭の方にまであがってきて
口を開いたら音が聞こえちゃわないかな。
触れてる手から伝わっちゃわないかな。

大和の手、大きいなあ。]

(312) 2019/11/06(Wed) 23時頃

【人】 七星拳 ナツミ

[私は大和の手をぎゅっと握り返す。]

 ずっと、そばにいてね。

[居て欲しいの。*]

(313) 2019/11/06(Wed) 23時頃

【人】 七星拳 ナツミ

[私の一言は、振り返ればとてもずるかった。>>313

大和は私を心配してくれているのに
私の一方的な感情で
大和に「ずっと」を願っちゃいけないのに。

なのに、握っていた手が引かれて
私の体は大和の腕の中に閉じ込められる。>>324

何が起きたかわからなかったのは一瞬で
状態を理解したらじわじわ顔に熱がのぼっていった。
まって。話しちゃだめ。
ドキドキがうるさすぎて良く聞こえない。]

(326) 2019/11/07(Thu) 00時頃

【人】 七星拳 ナツミ

[抵抗しようなんてちっとも思えなくて
額を大和の首のあたりに押し付ける。
大和の心臓の音もも聞こえる気がしたけど
自分のを聞いちゃってるだけなのかな。

私の耳にそっとささやかれた言葉に
耳がざわざわして、変な声が出ちゃいそう。

思わずぎゅっと唇を噛んだから
何にも返事はできなかったし
すぐに体は離れていってしまった。>>325]

 あっ……うん、うん。
 そうだね。寝よう、ね。おやすみ。

[さっさとたちあがって出ていった大和は
いつの間にあんなドキドキさせること
できるようになっちゃったの。

……天然の女たらしなのかな……。]

(327) 2019/11/07(Thu) 00時頃

【人】 七星拳 ナツミ

――こころの部屋――

[こころの部屋に戻って
私用に用意してもらっている毛布にくるまって
空けてくれているベッドの端に腰かける。

さっきまでのことを思いだせば
まだ抱きしめられた感触は残っている気がして
胸がぎゅっとなってドキドキして
ボボッと顔に熱が集まった。

さすがに知らない振りをするのは無理で
恥ずかしさが限界突破して私は頭から毛布をかぶる。]

(328) 2019/11/07(Thu) 00時頃

【人】 七星拳 ナツミ

[なんで 大和にときめいてるの!!]

(329) 2019/11/07(Thu) 00時頃

【人】 七星拳 ナツミ

[いやいやいやいや。
大和だよ。弟みたいなものだし。
何よりまだ中学生だし
中学生だし!!

これは犯罪、いや今の私は十七だからいいのかな……?
ときめいてるだけなら無罪かな?

っていうかなんでいまさら!
ずーっと一緒だったじゃん!
弟枠だったのに!
かわいーって思ってたのに!

だってあんな、真剣な顔で
あんなこと言われちゃったら
かっこいいなって、思っちゃうじゃん……!]

(330) 2019/11/07(Thu) 00時頃

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