212 冷たい校舎村(突)
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[>>120 嫌だ、って、即答。
泣きそうな声色に、 俺はまた、「なんか間違ったっけ」って、 染み付いた癖でそう思っちまう。
絞り出すみたいな声で喋り続けて、 とうとう那由多の目からは涙が零れ始めた。
いつかの葬式の時みたいに、 俺はただただ眉を下げる事しかできない]
(137) 2017/03/18(Sat) 22時半頃
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[>>122 続けられた言葉は、 昨日の問いかけの続きだった。
>>4:208 「この場所って、何のためにあるんだろうな」 って。那由多が寂しそうにしてた時の。
―――― でも、那由多は勘違いしてる]
みんなと一緒にいてェなら そもそも俺は死のうとしたりしてねェさ。
この場所がある理由は……
[俺だってはっきり分かったワケじゃねェ。 けど、それはきっと、]
(138) 2017/03/18(Sat) 22時半頃
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―――― 「最終確認」だよ。
[まァ、そう言ったって、 なんの事かわかんねェよな。
だから俺は決めたんだ。 今まで黙ってた事を話してもいいかって。 どうせもうこれで最後だ]
(139) 2017/03/18(Sat) 22時半頃
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変だって思わなかったか? 何で俺が、いつもずっと笑ってるかって。
……俺は、分かんねェんだよ。 悲しいとか、ムカつくとか、怖ェとか、 そんな気持ちが。
そーだなァ…… 具体的に言えば、那由多がいま 何で泣いてっか、俺には分かんねェ。
[零れ落ちる涙が、可哀想だとは思う。
でもそれをどーすりゃいいのかとか、 そもそもなんで泣いてんのとかって、 そういうのが、分からない]
(140) 2017/03/18(Sat) 22時半頃
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[言ったろ?那由多さ。 自分と違うひとのこと想像して動くの 消耗しないかって。そーだよ、正解]
両親死んで、みーんな泣いてるのに 俺だけ平気なツラしてたりさ、 上級生に殴られても、 腹立たねェし怖くもねェし。 でもさ、そーっすっと周りが変な目でみてくンの。 何だコイツは、みてェな。
[すすり泣きとか、目の絵とか、 ひそひそ遠巻きに話してる声とか あれは俺が受けてたモンだ。
溜息一つこぼして、それから、口元を吊り上げる]
(141) 2017/03/18(Sat) 22時半頃
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だから、俺は感情が欲しかった。 みんなが持ってるモンが欲しかった。
死のうとしてみりゃ「怖い」って 分かるかと思ったけど、駄目だったなァ。
そんで、俺、この中で浮いてたろ? みんな顔色悪そうにしてンのに、俺は平気でさ。
……やっぱ、混ざれねェな。
[はは。笑い声は乾く。 視界の端、通と入間の姿を見つける。 あ、ヤバイな。長々話し過ぎた]
(142) 2017/03/18(Sat) 22時半頃
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だから、もういいんだ。 諦められなかったけど、結局、駄目だったからサ。
―――― だけどな、那由多。
[俺はもう一歩、那由多に近づく。 そして、右腕を後ろに回した]
(143) 2017/03/18(Sat) 22時半頃
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アンタらは、帰らせる。 どんな事しても。
[突き付けた、銀色。 ベルトに差していた、包丁。
見覚えあるだろ? マネキンから引っこ抜こうとしてた那由多なら]
(144) 2017/03/18(Sat) 22時半頃
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この世界で死ねば、帰れるんだろ? だったらアンタ刺してでも帰らせるよ。
……こーゆーのも平気なんだよ。俺は。
[にぃ。口元に弧を描いて、駆ける。 刃の切っ先は、水野のマネキンと同じ場所を、 那由多の身体の真ん中を狙う]*
(145) 2017/03/18(Sat) 22時半頃
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[>>148 声が、飛んできた。
那由多の名前を呼ぶ、入間の声が。 だけど俺は視線を向けずに、 真っ直ぐ前だけ向いていたわけだけど]
うわっ!?
[いやまさか、声だけじゃなくて 上履きまで飛んでくるとは思ってなかったな。
しかもこの視界の悪さなのに、 俺の眼前掠めていくしよォ。 アイツの右、大リーグ狙えるぞ]
(173) 2017/03/19(Sun) 00時半頃
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[なんて、思っていたわけだけど、 駆け足は当然止まってて、 その瞬間、通が目の前に現れて、 包丁を叩き落とされた後に、>>151]
[ ガツ、って脳が揺れた ]
(174) 2017/03/19(Sun) 00時半頃
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[―――― 痛い。殴られたって、 痛む頬を他人事みたいに思ったけど、 前髪から覗く目は、ああ、怒ってる。
穏やかな顔ばっかりしてたはずの通が、 叫んで、怒ってる。>>153 俺はびっくりして目を瞬かせてた]
……そーだよ。知りたかったんだよ。 でもさァ、駄目だったんだよ。
[胸倉掴まれたまま、 それでも俺は乾いた笑いを漏らした。
死ぬって怖い事なんだろ? それすら、分からなかったんだよ、俺]
(175) 2017/03/19(Sun) 00時半頃
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[言葉を探すように話す通を遮らず、>>155 投げかけられた質問に、苦笑する]
ねェよ、そんなモン。 俺は、人の真似してるだけだ。
[多分、通が期待するような答えじゃ、ねェだろな。 でも、迷ってばかりの俺に、 俺が俺であるものなんて、無い。見つからない。
―――― ああ、だからマネキンだったのかな。
人の真似ばかりしてた、俺の本質が、 俺の世界に現れたのかなって、思う]*
(176) 2017/03/19(Sun) 00時半頃
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[俺を置いて大人しく帰ってくれりゃあいいんだけど、 みんなの口ぶり聞いてる限り、無理そうなんだよな。
時間がねェのに]
……早く帰れって。 ここから出られなくなってもいいのかよ。
[那由多は泣いてるし、通も入間も怒ってるし。 何でかな。俺はどうすりゃいいんだ。
俺の命なんてシャボン玉みたいなもんよ。 しかも屋根に届く前に消えるようなヤツ]
(190) 2017/03/19(Sun) 14時半頃
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[なのに、なんでかなァ。 なんで那由多も、通も、入間も怒るし、泣くんだよ。
……薄々は分かってた。
俺がみんなをここに残したくないのと同じように、 みんなも俺をここに残したくないんだろう。
でも、それでも俺は、って、 尚も引き下がろうとしたけど、 そのとき降ってきたのは、那由多の声だ。>>163
もう泣いてなかったその声を、 俺はじっと聞いていた]
(191) 2017/03/19(Sun) 14時半頃
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[死にたかったって。 メールの差出人の事知ってるって。 >>164 言ってる事、俺が思ってた事とそっくり。
このまま人になれずに生きるのは、 生きづらいなって思ってたからサ。
だから、駄目だったって分かったから、 戻りたくなかった。帰りたくなかった。なのに、]
…… 那由多。 アンタさァ、単純すぎるだろ。 だって、俺が言っただけで、そんな……。
[帰って欲しかった。生きて欲しかった。 失われた命は、しょうがないって思うけど、 まだある命は、諦めて欲しくなかったから]
(192) 2017/03/19(Sun) 14時半頃
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本ッ当、ワガママだなァ。 ずりィじゃん、そんなん、さァ……。
[>>166>>167 那由多のために生きて帰って欲しいって。 そーやって望まれた事なんて、なかったよ。一度も。
漫画とかドラマでありそうなクッセェ台詞。 だけど、それでもな、嬉しいって思っちまう俺は、 きっと那由多の事言えねェな。単純だ。
真っ直ぐに向けられた視線が、カチリ、あう。 ありがとうって言いながら那由多は笑った]
(193) 2017/03/19(Sun) 14時半頃
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……はは。
刺されそうになったってのに、 礼なんか言うなよなァ。
[お人好しめ、って、あってた視線をフイと逸らす。 照れくさいのもあったけど、 なんでかな、声が震えそうになったから]
(194) 2017/03/19(Sun) 14時半頃
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[>>172 そしたらサ、入間まで泣いてンだ。 さっき上履き投げた時の勢いは鳴りを潜めて。
綺麗だった、って。あの電飾。 俺の世界の欠片が。
そんな風に言われるなんて、 思ってもみなかった。けど、 「どうしたいの」って言われて。
それから“みんな”を順に見た。 もう泣いてない那由多と、 怒ってる通と、泣いてる入間と]
(195) 2017/03/19(Sun) 14時半頃
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俺は ―――― ……
[その続きを言っていいのか。 まだ悩んでた時に「違う」って>>179 強く否定する声が聞こえて、視線は目の前の通に戻る。
去年の事とか、文化祭の時とか、 言われて、思い出す。
俺は、間違えないように生きようとしてた。 こーいう時は、笑っちゃいけないとか、 こーいう時は、どんな事言った方がいいかとか、 周りの人間見て、真似して]
(196) 2017/03/19(Sun) 14時半頃
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[でも、そーだな、確かに通の言う通りだ。 あン時の俺は、ただ、 俺の意思で通と仲良くしたかったんだよ。
真剣そうに話す通に、 俺はまた、眉を下げて、笑った]
……通、案外怖ェこと言うなァ。
でもアンタならやりかねねェって、 今なら思うわ。
[死に近いって意味なら、ここも地獄も同じだろ。 実際、こうして殴られてるし、言われてるし]
(197) 2017/03/19(Sun) 14時半頃
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[ ……この手も、離してくれそうにねェし ]
[殴られる直前に掴まれた胸倉はまだそのまま。 なァ、こーいうのって 殴ったら離してくれるモンじゃねェの?
なんて、思ってたんだけどサ。 不意に、視界が滲んできて、手の甲でそれを拭う]
あれ、なんで俺……。
[泣いてんだ?って、 泣いた事なんて、今までなかったのに、 なんでだって、思うけど、 その時、ふいに入間が聞いてきて、>>187]
(198) 2017/03/19(Sun) 14時半頃
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……かも、なァ。
[ずぅっと笑ってたつもりだったけど、 どこかでずっと生きづらいと思ってた。
仲間外れにするような目が、嫌で。 みんなにそんな目されるのが嫌で。
だから隠してたのに。 最期だから話したのに。
話したからには帰らないつもり、 ……だったんだけど。
入間の言葉に、顔を歪める。>>188>>189]
(199) 2017/03/19(Sun) 14時半頃
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[俺は、自分が不完全だから、 人になりたいだなんて大層な事願ってた。
でも、ホントはさ、 それでもいいよって、ただ誰かに言って欲しかった。 でもそれが無理だって思ってた、のに、]
(200) 2017/03/19(Sun) 14時半頃
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アンタ、案外男前だなァ。入間。
……いいのかよ。俺、帰ってもさァ。
知らねェぞ。 俺、アンタたちに平気で 物騒な物、向けられる人間だってのに。
[滑っていったはずの包丁は もうどこにあるか分からない。 多分、雪に埋もれちまったんだろうな。
早くこいつら帰して、 俺はここに残るって気持ちと一緒に。
訳も分からず滲む涙を拭いながら、 俺はまだ、拗ねた子供みてェな台詞を吐くんだ]*
(201) 2017/03/19(Sun) 14時半頃
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[羨ましかったんだよ。アンタらが。
ちょっと悪戯しただけで怒ったり、 ぼろぼろ泣いたりする那由多が。
パンケーキバカスカ食って怒って、 人の胸倉掴んで火山みたいに怒れる通が。
笑ってばっかじゃ疲れないかって、言って、 人のために怒れる入間が]
(202) 2017/03/19(Sun) 14時半頃
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[ ……あーあ。やっぱ俺、怒らせてばっかだなァ ]*
(203) 2017/03/19(Sun) 14時半頃
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[差し出された右手と那由多を交互に見て、 俺も多分、那由多と同じよーな顔してた。
「どうしたいの」って入間が言った事。>>172 そんなの最初から答えは決まってた。
“みんなと一緒に居たい” たったそれだけの事って思われるかもしれねェけど、 俺にとっちゃ難しかったんだよ。
でもサ、アンタらがそんな俺でも いいって言ってくれるなら、赦してくれるなら、]
[ 俺は、]
(206) 2017/03/19(Sun) 16時半頃
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…… クッセェんだよ、バカ。
[言葉とは裏腹に、 下手くそな笑みを浮かべながら、那由多の右手を取った。
いつか、取られなかった右手の代わりに。
それから、まだ掴まれたままの通の手を 左手で掴んで、立ち上がる。
あーあ。ズボン濡れちまったよ。 アンタのせいだぞって、笑って、 それから、三人を見た]
(207) 2017/03/19(Sun) 16時半頃
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…… 帰るよ。俺も。
じゃねェとこの会計様が 地獄の果てまで追って来そうだからなァ!
[ナハハって、笑って、 ああ、なんか久しぶりにちゃんと笑えた気がする。
吹きすさぶ雪風は相変わらず冷たいし、 ズボンも濡れて冷たいけど、 掴んだ手は暖かくて、それだけで大丈夫だと思えた]
(208) 2017/03/19(Sun) 16時半頃
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