158 Anotherday for "wolves"
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[だけれど、少女の方にも、 警戒をちろり、と覗かせて。
黒いけものは、 いつだって動けるように、 つま先に力を籠める。
―― 場合によっては。
鴉を見つめたままの、 星陣の『呪い』を、
七星を司る血脈が齎す 黒妖犬の力を、 どちらかに向けることも、考えながら。*]
(122) 2015/05/20(Wed) 13時頃
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逃亡者 メルヤは、メモを貼った。
2015/05/20(Wed) 13時頃
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…… や。
[>>128ご機嫌よう、と。 聞覚えの無い、高い声が鳴る。 音の無い聲は、こんなにも。
…… 噫、耳障りだったんだ。]
[ ひらり。
空気とは裏腹に 軽やかに 軽やかに、 遊戯にでも興じるように、手を挙げる。]
―― ごきげんよう。…なあんてねえ。 気取った挨拶はあいにく嫌いなんだけどさあ。
(130) 2015/05/20(Wed) 16時頃
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[駱駝色の奥の、血に飢えるひとみは。 零度のひとみには、捉えることは能わない。
叶わないけれど、 一度出した、牙の目は仕舞われることはない。 まるで、獲物を見つけたように、
炯々、爛々。
まるで見世物でも始まるかのように謳う 女を、歪んだ口許がわらう。『嘲笑う』。]
[ ちらり。
蒼炎が、ブルーに覗く。 昂るよに、狗が、貌を出す。 ]
…… へえ、それは、それは、 とーっても、楽しそうなお誘いだなあ。
(131) 2015/05/20(Wed) 16時頃
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… さあて。 どうしようねえ。
ああ。 ちなみに。
もしかすると、 これまでの『ショウ』も、 アンタの御趣味だったりする?
[ かつり。 こつり。 自然に。 あくまで自然に。 yī 、 èr 、sān 、 星を数えたあの日のように、 裸足の代わりに、硬い音を添えて。 駱駝色の、『異物』へと 距離を詰め。
肩を竦めながら、狗の‟標的”が移る。]
(132) 2015/05/20(Wed) 16時頃
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そうだなあ、折角だから。ぼくも。 … 仲間外れにしないで、混ぜてよ?
[あんまりたのしそうに、 >>129鈴がからころ鳴るものだから、 低めのアルトは 呵々、 と 吐き捨てるように、奏音を零した。]
…… そうだねえ。 [ 『けもの』じゃあない。 『彼女』が硝子玉から見た袋の中身が、 そして、昨日見た 黒い遺体が。 唄にでもするよう誘う、 楽器の音に、呼び起こされる。 ]
[ 八つ裂きにされた、銀の聖女。 喉笛噛み千切られた、揺蕩う黒髪の姫君。]
(133) 2015/05/20(Wed) 16時頃
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[…… それから。 ―― 杭を打たれた、死神の衣纏う医師。 ] [ 滑稽、だと。 煽る文句に、 咎人を見つけた確信と。 確かな、口端を上げる悦に 見まがうような、甘美な殺意に満ちて、
仄暗い翳が じわり じわり、 青が黄昏の帳を差してゆく。 ]
[ くつくつ くつくつ、 ]
[ 冥府の深淵からさざめくよう、 『そうだねえ』 と お道化るように、 いかにも、大仰に 腕を広げてみせた。 ]
そうだなあ。 じゃあ、こんなのはどう?
(134) 2015/05/20(Wed) 16時頃
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[その儘、黒手袋が膨らんでゆく。 纏う矮躯の、外套が揺らめき。
その体積を、みるみる内に増してゆく。 ――― それと、 同時。 ]
四肢を食い千切った後、 死なないように止血してから ―― 、 そのまま『魔女』を火炙りにかけるってのは、ねえ!
[硬い足音が、前のめりに飛び出す。 ひとを超えた、確かな力強さと勢いを持って。
まだ青々とした北天に背を向け、 闇よりもずっと深い深い、 奈落の色をした、漆黒の狼が
その、毛並みを逆立てさせて、 ―――― 一陣、 駆ける。 ]
(135) 2015/05/20(Wed) 16時頃
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[変化の追いついていない部分は、 飛び出す最中に、黒の喪服に覆われた部分から 首へ、 顔へ、
その月夜の影のような、濡れ羽色を 全身に纏わせていく。
少女の胸に手に当てられた、華奢な腕が。 そのちいさなからだを破ってしまう前に、 バネのように 跳んだ。
そして、そのまま ワルプスギルでも行おうとするよな 『魔女』へ、その鋭い鉤爪を振り上げ、 肩口へ一閃、 振るわんと翳し ――、
それから。 ]
(136) 2015/05/20(Wed) 16時頃
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[ ――― 村のひとおおかみたちを よびつけるよう。
ひとおおかみは、 誇り高き 孤高のケモノのように、 村中に響くよな、遠吠えを、発する。
くしくも 『兄』が狼に変わって処された 『妹』が目の前にいることを、露とも思わず。
… ひとりぼっちに、既に彼女もなっていることを。 知らなかったから、これもまた。 仕方ない、とも言えるのだろうけれど。]
(137) 2015/05/20(Wed) 16時頃
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[そして、その一連の間を縫うよに、
一瞬だけ。
助けを呼んだ声の主を つめたい つめたい、 星のいろで 『伏せろ』 と言わんばかりに 顎を微か、下に振り、地を示す。]
[それは、助けを呼んだ 声がこころからだとしても。
奥底では、スティを罵ったあのことばを、 どうしても 許せなくって。
こんな時であってもそれは無意識に、 氷の棘として 滲みでていた。 *]
(138) 2015/05/20(Wed) 16時頃
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逃亡者 メルヤは、メモを貼った。
2015/05/20(Wed) 16時頃
逃亡者 メルヤは、メモを貼った。
2015/05/20(Wed) 22時頃
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[駆ける寸前、背けられた視線。>>153
昨日の騒ぎを‟聞いただけ”の狗は、 少女の目に 『兄』の姿と 被さって映ることなど、黒は知ることもなく。 >>154這うように離れてゆく姿を、 空と同化するように奔る傍ら 獰猛な耀きを放つ蒼は見送り、
そうして 弧を描こうとした鉤爪は、どうだったろうか。
―― 外したにせよ、 食らわせたにせよ。
一度、敵意に唸りながらも 駆けつけるひとのにおいを感じ、 後ろに、跳ぶように下がる。 ]
(197) 2015/05/21(Thu) 00時半頃
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[>>144張り詰めた空気に似つかわしくない、 糸を弛めるよな、宥める声。
ぴくり。
黒い耳が揺れて、 どこか平常のままにさえ思える 彼の、その調に。 黒い毛並を、揺らし。 男と、女の、合間の声が、 低く、 獣の声にくぐもる。 ]
…… ――― 再現? っははあ、 …そういう風に、見える?
[ 相変らず、蒼氷はわらいやしない。 鋭い輝きに、死肉の衣をまっすぐ見据えたまま。]
(201) 2015/05/21(Thu) 00時半頃
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あいにく ぼくは馬鹿だけどさあ。 そんな疑いを買うことをして、 むざむざ無駄死にする気は、さらっさらない。
[ 触れたものを、灰燼に帰すよに。 凍土に眠らすよに。
ふたつの相反を持つ炎は、 轟々、火の粉を巻き込んで膨れ上がるばかり。]
[隅に、ベネに頼るよな少女>>190を映し。 ギャラリーが増えてきたなら、 ふる と、 毛並みをざわめかせ。 元の華奢な肉体に身を戻す。
ひとを超えた手のせいで、 黒い手袋は破れ ―― 、 烙印のよな、火傷跡が覗いたが。 そんなことに構ってられない。]
(205) 2015/05/21(Thu) 00時半頃
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[ひとの身に戻ろうと、 猫が尻尾を逆巻くような。
一度毛羽立った空気は、止むことはない。 >>200憔悴しきった少女を抱きながら、 切に乞うすがたに。
止めて と。そう騎士に頼むようすに、 眉根をあげるなか、追い打ちのように >>202夢見の可能性を示唆する、声。
―― 嘘や、演技には見えない。 けれど。
…… 一歩遅い、駆けつけに こころは、まだ信じることが出来ないまま。]
(209) 2015/05/21(Thu) 00時半頃
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[状況が分からぬ観客に、 異常なまでに落ち着いているように見えて、 その実、興奮して高鳴る鼓動を抑えつけるよに 冷淡に、 箇条に書いて、語る。
>>208ゆるり。
首を振るうすがたに、 張りつめるよな筋の力を解くよう、 手を添えて、 首を一周回しながら。 ]
…… でも、レグとはちがって、 ちゃあんと説明くらいは出来る。
助けを求める声が聞こえたから、 駆けつけたら、さあ。
『ルール』を破ったやつが、 目の前で『掟』を犯そうとしてた。 それを止めようとした。それだけだよ。
(210) 2015/05/21(Thu) 01時頃
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[ ‟止めようとした”。
―― さらり、 流れる水のよに。 嘘は言ってない。
けれど、真実も言っていない。 手を ぐ、 と握り込む。 そのまま 事実も全部放り棄てて、 処刑を待たずに殺してやろうかとおもった。 当たり所がわるくて、死んだなら。
それもそれで、いいと思えたくらい。 加減する気も、起きなかった。 ]
(214) 2015/05/21(Thu) 01時頃
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[先のやりとりで彼女自身が認めていないなら、 掟を破ったかは、推論にしかならないけれど。
事実 『断定』しても違わないと、 あの『ショウ』を謳うすがたは。 犯人以外の、何者でもない。 >>202金色が取り押さえんとする姿には 目もくれず。
そのまま 駱駝色をみつめて、 死したとき 連れを導く星陣を、 狙いを定めた‟獲物”にむける。] [ 獣の影響のせいで、 ずり落ちそうなストールを解く。 ―― 手の甲の傷よりも
ずうっと酷く そして古い。 鎖骨の火傷が、ちら と覗く。 それこそが 生来宿された『呪』の痕。]
(215) 2015/05/21(Thu) 01時頃
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[ すれ違い、一瞥する姿に。 >>213ちら、と だけ、 ひとみはさざめく。]
… そっちは、たのんだよ。
[ ぼそり。
少女に大人気なく絡みつけたままの 氷の茨は、解けそうにもないけれど。
そうとだけ、 ことばを落とせば。 一直。
鋭利な、ことばの刃をつくりあげる。 ]
(217) 2015/05/21(Thu) 01時頃
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…… ―― … 、
アンタが今日、吊るしあげらればいい。
そうでないなら、 … ぼくが殺された暁にはさあ、 アンタを冥府までつれてってやるから。
―― 覚悟してな。
[どう、彼女が繕うとも。
星棺を背負う、 破軍星の煌めきは、 死兆星を夜空に隠して、ひときわ明るんだ。*]
(218) 2015/05/21(Thu) 01時頃
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逃亡者 メルヤは、メモを貼った。
2015/05/21(Thu) 01時頃
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― 幕間/『黒妖犬』の一族のはなし ―
[ ――― あの、星が。 少女が、散ったよるの日。
星々見守る天の下、 つめたく つめたく、
冷え切った腕は その躰は。 もう、物言わなかった。 ]
[けれど 弾けた恒星は、 ただ 黙して沈むことはない。
その華奢な矮躯から、 躰に刻まれた火傷痕の星陣より 魂とも言えるような黒狗が現れ ――、 トリガーを引いた 哀れな追っ手の その心の臓を、抉り食らいていった。]
(245) 2015/05/21(Thu) 03時頃
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[ その光景に、
( ああ、 きれいだ、 )
なあんて、血錆に塗れた叢のうえで 星のかがやきと あかいろと、
透き通る、誇り高き黒妖犬のすがたに。 見惚れ、惹かれ ――― 、 ]
[ ―― ぼくも、いつか、 ]
[ それが、ねえさんであることを。 忘れても、その黒狗の姿は。
漆黒の毛並みの狼は。 脳裏に焼き付いたまま、 ずっと ずっと 離れることはなかった。 ]
[ ――― 冥府の黒妖犬<ヘルハウンド>。]
(246) 2015/05/21(Thu) 03時頃
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[ぼくたちは、そう呼ばれている、らしい。
人狼族でありながらも 北斗の死棺の力を得た 特異の血統、と。 母が話してくれたのは、いつの噺だったろう。
力を継いだ末裔は、 北斗の星の名を名に、 身に七星を描いたよな 星陣を刻みて、続いてゆく。
他と混ざりあう中薄れ、 母さんはその血脈の呪縛を継がなかった。 けれど ねえさんが、色濃く継いだものだから、 ぼくは ほんの薄くではあれ。 ]
[ 身に、星の呪いを刻んでいた。 ] [ それは、散り際に、 ――― 死の国へ生者を連れ帰る、 死神のよな一族の、呼称。*]
(247) 2015/05/21(Thu) 03時頃
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