122 光と闇の双極夢幻《twin-mirage》
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Flare of Megiddo
[神の放つ裁きの炎。 それが目の前のケルベロスを包んでいく。
その業火は相手を焼き尽くすまでは止まらないと思わせるほどには燃え盛っていた。]
(159) 2014/05/22(Thu) 00時頃
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あらあら、そうだったわね。
亡者が宿無し《ホームレス》&職無し《プーサン》では困るわねえ。
[指が円を描くように回り。 焔を受け止めていた。
流石に、自分の技で死ぬような間抜けは居ないのだ。]
ま、大丈夫よ。このセカイで貴方達が死んだとしてね。 その後冥府が滅んで貴方とベネットが高等遊民《ニート》になったら。
あたしがずっと使役してあげる。 死ぬまでなんて冷たい事は言わないわ。
……死んでも働かせてあげるから覚悟なさい?
(207) 2014/05/22(Thu) 07時半頃
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[そんな事を言っている合間にも、次の攻撃が迫る。
死喰ノ鎌《デスサイズ》
その力は闇巫女を一気に飲み込んでいく。 後には何も残らない。 そう、何も]
(208) 2014/05/22(Thu) 07時半頃
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……勝ったと思ったかしら?
(209) 2014/05/22(Thu) 07時半頃
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[闇が渦を巻いてソラで闇巫女の形を取る。 もしもケルベロスが油断していたならば、此方の攻撃に気づけたか。
気づかれたとしても、そのままケルベロスの周囲に5本の黒槍が突き刺さる。]
(210) 2014/05/22(Thu) 07時半頃
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Schwarz noir negro preto ater
[5本の黒槍が描く五芒星《ペンタグラム》
その中心のケルベロスの生命力を全て吸い取らんとするかのように呪力が発動する。
いつの間にか、黄泉の重戦車《ハーデス・ジャガーノート》戦で切り離した左腕も元に戻っていた。 ケルベロスならば理解は出来るだろうか。
闇巫女は魔力がある分には再生出来るのだと。]
(211) 2014/05/22(Thu) 08時頃
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あら、困ったわね。
[本当に困った様子も無く。 重力を持つ焔獄を見やる。
そう、一度見たような攻撃ならば。 ある程度の対処は浮かぶのだ。]
渇望虚空《ブラックホール》の使い手。 こんな短期間で2度も会えるなんて思わなかったわ。
(237) 2014/05/22(Thu) 20時頃
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weiß Halle
[呪力が生み出した“場” それが生み出す力で重力と相殺してのけた。
無論、焔のダメージを多少は受けてしまうのだが。 戦闘に支障は無し。]
(238) 2014/05/22(Thu) 20時頃
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――ewig Kraft Schneesturm
[絶対零度の氷が渦を巻いてケルベロスを包み込む。 そう、どの属性でも操れる闇巫女ならば。
相手の弱点属性で攻めるのが相場。]
何をしたいのか、ね。 簡単な話だわ。
生命の書《アカシック・レコード》を先に手に入れるゲームをしてるのよ。 ただまあ、手に入れるにはキミが邪魔って訳。
[氷で目の前の相手の意識は遠のいていくのかもしれないが。 構わずに話し続ける。]
そして生命の書《アカシック・レコード》で新しいセカイを創るわ。 まあ、創るのはあたしじゃないかもしれないけどね。
(240) 2014/05/22(Thu) 20時頃
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あら、冷たいのね。
まあ、能力の使い方と言う意味では貴方もね。
[冥府の門から伸びた闇の手。 それは闇巫女に触れた途端に力を失っていく。]
あたしを誰だと思ってるのかしら。
[ ヨーラレア・セレナンダ ≪闇の夜葬曲歌いし黒聖の巫女姫≫
その属性は、純粋な闇。]
(245) 2014/05/22(Thu) 20時半頃
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さあ、連れて行ってあげなさい。
冥府の番犬は冥府にね。
[彼の犬の開いた冥府への門。 そこから伸びる闇の手は今やケルベロスを絡めとろうと動き出していく。]
(246) 2014/05/22(Thu) 20時半頃
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なるほど、確かにね。 ……その【いっちゃん】には冥府で躾けなおしなさい。
多分だけど、他の皆が苦労してるわよ?
[お互いに余裕なのか軽口を叩き合う。 そんな奇妙な戦闘であった。]
(254) 2014/05/22(Thu) 21時頃
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奇遇ね。
あたしもここでやられる心算は無いわ。
[闇色の風を生み出すと焔球を37個弾き飛ばす。 残りは直撃しても大したダメージにはならないのだが。]
(255) 2014/05/22(Thu) 21時頃
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[冥王ノ爪《プルートクロー》を漆黒の槍が受け止める。
そして、不毛な戦いと言う言葉には笑顔で首を振った。]
生憎ね。 あたしも執念深いもので。
冥府の果てまで、貴方には付きあわせるわ。
(264) 2014/05/22(Thu) 21時半頃
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ふうん、じゃあどうするのかしら。 ご主人様の元へ還るのだったら、見逃してあげましょうか?
[そう言いながら、ケルベロスの周囲を再び闇が取り囲み。 静かに侵食していく。]
面白い事を言うわね。 セカイを創生させる為の書、それが生命の書《アカシック・レコード》 まあ、厳密に言えばあれを触媒として使えば創生《クリエイト》が上手く行くって認識だけど?
(270) 2014/05/22(Thu) 22時頃
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へえ、監修者《ジェネラルエディター》?
そんな存在が居たとはねえ。 始めて聞いたわ。
[言いながらも、散らされる闇に苦笑して。 また次の攻撃への準備を。]
筆者《ライター》の問題は大丈夫よ。 ……まあ、貴方に心配される筋合いは無いんだけどね。
(281) 2014/05/22(Thu) 22時半頃
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そう……まあ、仕方ないわ。 讐怨の預言著者《ノマダ=パルック》が健在だったとしても。
あたし達の思うように動いたなんて思えないもの。
[闇が、ヨーランダの中で渦を巻いていく。 まるで、全てを飲み込もうとしているかのように。]
(290) 2014/05/22(Thu) 22時半頃
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――ッ
[尽きて行く魔力。
そう、闇の焔に包まれながら。 最後の意志で何かを伝えようと。]
(331) 2014/05/22(Thu) 23時半頃
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――ああ。
終わりかしらね。
[あっけないものだと思う。 漆黒の力は全て、白《ブラン》お姉様に托した。 ならば後は――]
新しいセカイ、楽しみにしているわ。
(351) 2014/05/23(Fri) 00時頃
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