人狼議事


252 Aの落日

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【人】 独尊隊 ツヅラ


    ( あ    ……だったら、なんで ) 


[一瞬俺は息を呑み、
その思考を遡って、自分の性悪さに吐き気がする。

ちゃあんと昼の顔を被って、忘れようと心がけて
楽に、生きていようとしていた犬に
俺は先日起きろと張り手をやったようなものじゃないか。

気づかせなければ。
あの喧嘩のあと近づかなければ。

ああいう険を乗せた顔>>107をさせることもなくて
「お気楽なれんれん」のままでいさせられたのに。

積み重なった「例えば」があいつにあるなら
思い出させないようにした方が よかったのになあ なんて
後悔はいつだってそうだ。後からやってくる。]

(113) さねきち 2018/10/21(Sun) 06時半頃

【人】 独尊隊 ツヅラ


   (それでもやっぱり嬉しかったのか、どうして)


[俺は自問して、煙草も吸わない口の中を苦さで満たす。]

   [誰もいない部屋。父の世界から零れた自分。
   見つめたまなざし。まっすぐに俺を見た目。>>105]

   (誰もいないサッカーグラウンド。
    声をかけないチームメイト。
    真っ直ぐに飛んできた声と表情。>>2:51

        [ 相反するもの
          似たもの、を交互に思い出す。]
 

(114) さねきち 2018/10/21(Sun) 06時半頃

【人】 独尊隊 ツヅラ

 

     ( …… 考えるな ! )



[無性に叩かれた背中が痛かった。>>109
ちゃんと一人で自分の世話くらいできるさ。
なぞった言葉はひたすらに乾いている。]

(115) さねきち 2018/10/21(Sun) 06時半頃

【人】 独尊隊 ツヅラ




[未練がましいこの身が揺らした視線の先には、サッカーのゴールがある。

見上げた青空はどこまでも美しく綺麗で、
髪を染めることもなくサッカーに励むガキ共の黒髪に、よく似合っていた。

しばらく迷うこと、どれほどか。


安住英子が落ちてから数日後、
背の高い1年ゴールキーパーのもとに、
そいつより少しだけ背が高い不良が訪れ
「一日だけつきあえや」とサッカー練習に誘ったことも、
……あったかもな*]

(116) さねきち 2018/10/21(Sun) 06時半頃

【人】 独尊隊 ツヅラ

――  ――
─────────────────
To 四十崎
From 葛
─────────────────
音が似てるからまざるのは仕方ねえだろ

待って。コーハイイクセーゲームってそれリアルじゃねーか。
リアルは完全にクソゲーだと思ってるぞ俺は。
つか俺のポジフォワードだから。GK教えられないから。
……気が向いたらな。

バイクか。そうだな、乗るのも悪くないか。
そういうあいさきは、夢叶いそう?
家買うほうか。愛の先のよすがになってみるほうか。
─────────────────

(158) さねきち 2018/10/21(Sun) 12時半頃

【人】 独尊隊 ツヅラ

─────────────────
仲直り。そんなこといってもなあ……?
怒った理由は聞いた。理不尽だった。
とりあえず、なんだろう。仲直り? っていうほどでもねえけど
休戦? は したんで、あいさきは胃痛を減らせ。

誰かのためにキリキリしてるあいさきも好きだけど、
のほほんとしているあいさきも好きだから。

ぐるぐるしていて辛いことがあったら
ちょくちょく息抜きしてくれるとうれしい。

というわけで。ゲームで遊んでくれ、気が向いたら。
あいさきが教えてくれたやつ、
今3周年記念で色々やってるじゃん?
最近ログインして気づいたわ。まじでヤバい
─────────────────

(159) さねきち 2018/10/21(Sun) 12時半頃

【人】 独尊隊 ツヅラ


[たぶん、病院で診察を待っていた頃だと思う。
そのメールが届いたのは。

待ち時間が長いので、
俺はそういうメールを四十崎にしたためていた。

昔と変わらないのんびりとしたやりとりに、
目の前にあいつがいるような気分になってくる。
少しだけ、表情が弛んだ。]

(160) さねきち 2018/10/21(Sun) 12時半頃

【人】 独尊隊 ツヅラ

[俺は四十崎と安住の関係を知らない。
だから、メールに出すことはない。

それでもクラスから自殺未遂の人間が出たことに、
四十崎が何も思わない人間ではないだろう
……とは思うので、
苦しんでいることがあれば言えよな。と、
それを添えた。

誰かの荷物を抱え込まされたのか>>0:645
それとも抱えてしまうのか
わからないけれど
少しだけ生きづらそうなあいつだから
わざわざそんなことを添えた。

煩かったらすまないとは思う。]

(161) さねきち 2018/10/21(Sun) 12時半頃

【人】 独尊隊 ツヅラ

 

(「あいさきよすが」はひとりぶん。
 他の誰でもないし、誰でも「いい子」でもない。
 こんな落伍した俺がアプリゲームなんぞに誘う相手。
 その空白は、”ひとりぶん”しかあいていない。)*
 

(162) さねきち 2018/10/21(Sun) 12時半頃

【人】 独尊隊 ツヅラ

―― ――

[これもまた病院でのことか。

四十崎へのメールを打った後、俺は返信できてない二つのメールに目を通した。
屋上でぎこちなく指を動かしていた誰かさん>>2:165じゃねえけど、その時の俺は、あいつに匹敵するレベルでそのメールを返しづらそうにはしていた。指が止まる。言葉が止まる。]

[思い出す――触れた手の感触だとか、温度だとか。貸された肩だとか。
ひきつれる火傷の痛みや照れに逃げ出すことよりも、それにすがることを優先した俺自身のことだとか。>>106

思い出して、から、あいつにメールを送ったときの心境だとか、これを送ってくるあいつの意図に思いを馳せ、俺は肩を落とした。]

(163) さねきち 2018/10/21(Sun) 13時頃

【人】 独尊隊 ツヅラ

[喧嘩した相手から唐突に「いきてる?」って送られたこと自体意味がわからないだとか。茹でたこ状態でそんなもん送るより他にわかりやすくいうべきことがあるだろうだとか、そこらへんの文句を煮詰めて発されたのがこの設問であることだとか。

いや、わかるけど。

体調が悪かったので、安住が落ちたことを切欠に、お前もそのうち消えはしないかとやけに不安に思えてしまっただとか。体調が悪かったので、むしろ「いきてる?」って俺がきいてほしかったんです、だとか。

書くわけないだろ。こ×すぞ。
大体いつもの素直なわんころの姿はどこにやったんだよ。
体大丈夫?くらい送ってみせろ。腹が黒いぞ。

俺はつくづくそう思ったので、随分時間をかけてそれを返した。]

(164) さねきち 2018/10/21(Sun) 13時頃

【人】 独尊隊 ツヅラ


─────────────────
To ハチ公
From 葛
─────────────────

  てめーのこころ無いといかけによりしんでる

─────────────────

(165) さねきち 2018/10/21(Sun) 13時頃

【人】 独尊隊 ツヅラ


─────────────────
To ハチ公
From 葛
─────────────────

  つか、そこらへん意識朦朧だったんで許せよ
  送ったの覚えてねえんだよ
  安住落ちたしハチ公顔色悪かったし
  いいじゃん、心配したってことで

─────────────────

(166) さねきち 2018/10/21(Sun) 13時頃

【人】 独尊隊 ツヅラ


    ( ごめんなんてぜってぇ言わねぇ )

[長く息をはいてその二つを送り出しただろう。**]

(167) さねきち 2018/10/21(Sun) 13時頃

【人】 独尊隊 ツヅラ

―― 瑠璃へ ――

[そのメールを見て、俺は暫く固まっていた。
あんまりにも俺らしくもない感情が揺さぶられるから、悪さを思い出すために煙草が必要な気がした。けれどここは病院だ。

真っ白な病院。全面禁煙。毒物の摂取はできもしなくて、秋空のような爽やかさ>>147にあてられるようだった。]

(192) さねきち 2018/10/21(Sun) 19時半頃

【人】 独尊隊 ツヅラ


  あ ――……

[そっかあ、と呟いた俺を不思議そうに老夫婦が見る。構わず病院の古びた椅子に脱力して背を預ける。はあ、と零す吐息は長い。

病院の天井を見上げる俺の顔は、多分あんまり誰も見たことがないような、ほっとした、って笑い顔だ。

潮田は、安住の傍にいてくれるんだな、いてやってくれるんだな、と、そう思えたから、俺は嬉しかった。

……どうしてだろう、
とても嬉しかったんだ。

どれだけの醜聞が、どれだけの悪意が、
安住とその周囲の人間の像をゆがめて映し出したとしても、
どれだけ嘘が這いずり回っていたとしても。
この先2人に何があったとしても、
今、ここに綴られた潮田の気持ちだけは「ほんもの」だ。
それは誰も変えようがない。]

(193) さねきち 2018/10/21(Sun) 19時半頃

【人】 独尊隊 ツヅラ

[それって、他の誰かにとってはどうでもいいことでも、俺にとってはそうじゃなかった。

こんなに綺麗なもの、まだ世界にあったんだ。
宝物でも見つけたような気持ちで俺はメールを読んでいた。
おかしいだろう、たかがメールで。
でも、そう思ってしまったんだ。

潮田が救おうとしているのは俺ではないのに
――安住に自分を投影していたからだろうか――
しばらく俺は、「よかった」という気持ちで一杯だった。

(194) さねきち 2018/10/21(Sun) 19時半頃

【人】 独尊隊 ツヅラ


   ンだよ潮田 お前すげえじゃん
   もう……こんなのさあ……

[長さとか関係なく返信に時間がかかりそうじゃん。俺はそう呟いて、また長く息を吐く。
バイクで走り抜けた時よりも、サッカーで走りきった時のような爽やかさに静かに震える。

多分まだ、俺は人間の善性に期待をしていたんだろう。昼に焦がれた、野良犬だから。まっすぐな言葉が何より眩しいんだ。

――呼び出しがかかった。
ああ、いかなきゃ。と思い、俺は歩き出す。]

(195) さねきち 2018/10/21(Sun) 19時半頃

【人】 独尊隊 ツヅラ

─────────────────
To 潮田
From 葛
─────────────────
よかった。真っ先に潮田さんに知ってほしいと思ったから。
こちらこそ。安住のこと、ありがとう。
泣いてくれて、ありがとう。

居場所・・・
ほんとうにそうだったのか、俺にはちょっと自信が無い。
だけどあいつの愚痴吐き場ぐらいになれていたら、まあ、いいよな って思う。
─────────────────

(196) さねきち 2018/10/21(Sun) 19時半頃

【人】 独尊隊 ツヅラ

─────────────────
ヒクツになってる……とおもわれんの、ちょっと違うから
言い訳すると

音楽のことを話す安住はいつもすごく遠くを見ているようで
そこに戻りたそうに、俺には見えていたから
潮田さんと安住の様子を見て、すっげぇもだもだしたし
なんか、俺も潮田さんに嫉妬してた。たぶん。
だから、安住にとっての俺が居場所、っていうのも、ちょっと驚いたというか。

……まあ、治って頼まれたらまたバイク乗せるのもいいかもしれないな。
─────────────────

(197) さねきち 2018/10/21(Sun) 19時半頃

【人】 独尊隊 ツヅラ


─────────────────
ああ、会いにいってほしい。

安住がどれだけヒクツになってたとしても
潮田さんがどんだけ安住のことを考えてたか、って
やっぱり、俺は知ってるからそう思う。

後悔のないように、
逃げずに伝えてやってほしいし……
でも、辛い、って思ったら、話聞くから。

応援してる。二人の事。

─────────────────

(198) さねきち 2018/10/21(Sun) 19時半頃

【人】 独尊隊 ツヅラ

─────────────────

追伸:タメ口で書いてみたんだけど
あんまり絵文字も使いどころ知らねえし
こわくね? って思うので
こわかったら素直にそう指摘してくれるとめちゃ嬉しい。
努力するから。
─────────────────

(199) さねきち 2018/10/21(Sun) 19時半頃

【人】 独尊隊 ツヅラ



[返信してから、長く息をついた。自室のベッド脇。誰もいない部屋。
知らず額にあてていた指先を、祈るように組んでいた。

――誰のためか、なんて、そんなことは知らない。*]

(200) さねきち 2018/10/21(Sun) 19時半頃

【人】 独尊隊 ツヅラ

―― 学校であったかもしれない話 ――

  「葛君ってはのんとどういう関係なんだろ」
  「いみわかんないー」

[と、廊下でそういう話を聞き、俺は「は?」とそちらを見た。女子達がきゃあきゃあとまた、悪口をささやいているところらしかった。連日ヒマだな、とは思う。黙って単語帳でも捲っとけよ受験生。とも思う。

――思うので、俺は大人げないので。
つかつかと彼女らに近づき、その傍の壁を軽く蹴った。

ヒッ、と悲鳴があがる。明らかに怯えられている。女ってちっさいな。と思いながら見下ろす。]

(201) さねきち 2018/10/21(Sun) 20時頃

【人】 独尊隊 ツヅラ

  何の話

[そのグループで一番弱い立場の女が生贄にされ、残りの女は、一歩はなれて怯えながら俺を見ている。
曰く、この前葛君と安住さんの話をしていたら、はのんから思うような返事がかえらなかったのだと、生贄の女は言う。>>174それが気に食わないのだと。へえ、と鼻を鳴らし、俺は生贄と、逃げた女達をまとめて睨んだ。]

  そういうの直接言えや。俺か本人によお。まじクソ
       ・・・
  ……てか、はのん って誰

[その一言で、女共は何かを察した。「あ、これ関係ないやつだわ」と、怯えと哀れみがまざったような目で俺を見る。「ごめん、授業だから」と彼女らは離れていく。俺はその後姿をじっと睨んでいた。


はのん、って、友村のことか。
あ、そういや二年の頃話したな。
そう思いだすのは、しばらく経った後。クラスの名簿を見てからの話だった。つまり俺はクラスメイトの名前を覚えていない馬鹿をさらしたことになるが、特に後悔はなかった。

胸糞悪いほうが嫌いだからな。*]

(202) さねきち 2018/10/21(Sun) 20時頃

【人】 独尊隊 ツヅラ

―― ――
─────────────────
To ハチ公
From 葛
─────────────────
>>183
30パーセントくらいでは

てか、メールまとめろっていっただろ 俺
─────────────────

(216) さねきち 2018/10/21(Sun) 21時頃

【人】 独尊隊 ツヅラ



[そのメールが返ってきたのは、
俺が潮田のメールを見る前のこと。
煙草の火をつけて、一本吸いきるくらいの時間をかけて
俺はお気楽じゃないメールに言葉を返していく。]

(217) さねきち 2018/10/21(Sun) 21時頃

【人】 独尊隊 ツヅラ

─────────────────
To ハチ公
From 葛
─────────────────

なんだよ まだ怒ってんのか
自己管理ちゃんとするから、もう大丈夫だって
昨日はさすがにこたえただけだから

─────────────────

(218) さねきち 2018/10/21(Sun) 21時頃

【人】 独尊隊 ツヅラ


[困惑が滲む文面。それから]
[かなり、の間をおいて、こう返す。]
 

(219) さねきち 2018/10/21(Sun) 21時頃

【人】 独尊隊 ツヅラ


─────────────────
To ハチ公
From 葛
─────────────────

病院、行ってるから大丈夫
心配してくれてありがとよ

うん。なんか俺も悪かったよ。
またな。

─────────────────

(220) さねきち 2018/10/21(Sun) 21時頃

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