人狼議事


272 【R18RP】十一月と、蝶が奏でる前奏曲

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【人】 鷹の爪団 マドカ

 
[呪いにかかった女の子の呪いを解くのは、
男の子の、仕事。

恋をするだけで、女の子は綺麗になれる。

そんな少女漫画のフレーズが
頭の中を過ったり、して ──── ]
 

(149) 2019/11/08(Fri) 22時半頃

【人】 鷹の爪団 マドカ

 
[高本の手際は完璧だった。

だからかな。
鏡に映ったあたしの顔は100点満点で
あたしは口を半開きにして停止した
うん、半開きの顔すら可愛い、誰これ ]

  ……あたし、だよね

[お肌ぷるぷるみかん効果バンザイ。
……じゃないでしょ、これは。
どう考えたって、高本の手腕。]

  すごい、高本すごいよ。
  こんな才能あったなんて。

[起きた奇跡にきっと神様たちもびっくりだ]
 

(150) 2019/11/08(Fri) 22時半頃

【人】 鷹の爪団 マドカ

 
[ちょっとだけ、思ったよ。
もしかしたらメイクをしている時の高本、
お母さんが乗り移ってるんじゃないかって。
昔も未来も、いつだって、高本は、
誰かを演じて生きているのかも、って。

でも、そうじゃないと信じたいな。

あたしをメイクしてくれた高本には
ちゃあんと、心があって。
高本の気持ちで、高本の想いで、
あたしのことを可愛くしてくれたんだ、って。

高本が、あたしを、見てくれたんだって。
そう、信じたいな。 ]
 

(151) 2019/11/08(Fri) 22時半頃

【人】 鷹の爪団 マドカ

 
  ねえ、高本。

[ぼんやりとした表情であたしは口を開く
でも、視線は鏡じゃなくて、高本を見て。]

  あたし、
  今の高本が、好きだよ。

[未来でも、過去でもなくて、
あたしを、綺麗にしてくれた高本。

伝えたい、って思ったんだ。
……今まで、ずっと、伝えられなかったから。
伝えられなくて、手放して、後悔してたから。

   なんだか、もう。
   あんまり時間が無い気がしたんだ。 ]*

(152) 2019/11/08(Fri) 22時半頃

鷹の爪団 マドカは、メモを貼った。

2019/11/08(Fri) 22時半頃


【人】 鷹の爪団 マドカ

 
[元気になってほしい、笑ってほしい、
そんな想いの込められたあたしのメイク]

  ありがと、
  充分、元気になったよ

[あたし、きっと今、
今までの人生で、一番嬉しそう。
25年も生きてきたんだもん、わかるよ] 
 

(207) 2019/11/09(Sat) 09時半頃

【人】 鷹の爪団 マドカ

 
[口から溢れた「すき」の言葉は
高本にまっすぐに、飛んでいく。

昔のあたしは、自分の気持ちに気づけなくて
気づいたときには、もう遅くって。
そのまま伝えられなかったから。

挙動不審になった高本を
にこにこ見守っちゃったのは、
きっとね、あたしの中身が大人のせい
この頃の高本、かわいいな、って

……… そんなふうに思ったの、秘密だよ?]
 

(208) 2019/11/09(Sat) 09時半頃

【人】 鷹の爪団 マドカ

 
[不格好に笑いながら、
それでも高本の真っ直ぐな気持ちが届く。

 「待ってて」

それが、高本の、返事。


    きりきりきり
    遠くでネジを巻く音がする

    ああ「今日」が終わっちゃうんだな
    って。あたしは、そう、思う。 ]
 

(209) 2019/11/09(Sat) 09時半頃

【人】 鷹の爪団 マドカ

 
  優しいね、高本は。
  きっと、過去も未来も、
  ずっと、高本は優しいんだね。

[言葉を選んでくれる「いま」の高本も
あたしのために、「高本」を演じてくれて、
別れの言葉を紡いだ「未来」の高本も。

きっと、未来で誰を演じていたって、
高本は、高本だった。
…… 根本はきっと、変わらない]

(210) 2019/11/09(Sat) 09時半頃

【人】 鷹の爪団 マドカ

 
  ……… 聞きたかったな、返事。

[あたしの言葉は過去形で、
25歳の女性がするような穏やかな笑みで
(といっても25歳のあたしが穏やかな笑みを
 見せたことが有るかって言うと、多分ない)

高本がきっと、その言葉にどう反応しようと
あたしはきっと、にこやかに微笑むだけ ]

(211) 2019/11/09(Sat) 10時頃

【人】 鷹の爪団 マドカ

 
  ねえ、高本。
  あんたは過去に戻りたいって
  そう、思ったことは、ある? >>0:12  

  あたしは、あるよ。
  ずっと、ずっと、遠い未来に。

[変なこと、言うでしょう?
あたしは、すぐには正解は言わないよ
だから、ただ、言葉を続けるんだ。]

(212) 2019/11/09(Sat) 10時頃

【人】 鷹の爪団 マドカ

 
  昔、昔、あるところに。
  じゃ、ないな……

  未来、未来、あるところに。
  
[秋風に揺れるカーテンと差し込む午後の日差し
そうして、静かに語ろうとしたのは、
昔ばなし、ならぬ、未来のおはなし。

立ち上がって窓際に寄れば、窓の外
文化祭の喧騒が、聞こえてくる。

……… この風景も、見納め、か。]

(213) 2019/11/09(Sat) 10時頃

【人】 鷹の爪団 マドカ

 
  …あたしにとっての「昔話」、聞きたい? **
 

(214) 2019/11/09(Sat) 10時頃

【人】 鷹の爪団 マドカ

 
[聞きたい、と言われた。
だからあたしは一度目を伏せて、
すこしだけ、笑って。

カーテンが揺れて頬に触れる。
その感触が擽ったくて、
カーテンの匂いが、懐かしくて。
大丈夫、まだあたしは「ここ」にいる。]
 

(235) 2019/11/09(Sat) 15時頃

【人】 鷹の爪団 マドカ

 
  未来、未来、あるところに。
  25歳になった、高本と、
  25歳になった、あたしがいました。

  あたしはいつまでたっても
  変われないままだったし
  高本は、都会に行って、変わってしまった

  大成功を収めるんだよ。
  高本が生きてる人生は、とても華やか。
  少なくとも、周りには、そう見えてた。

  …… でも、本当はそうじゃないんだ。
 

(236) 2019/11/09(Sat) 15時頃

【人】 鷹の爪団 マドカ

 
  高本は、あたしのことを、忘れちゃう。
  大好きだった食べ物も、草笛の吹き方も、
  光魔法かっこいいポーズだって、きっと。
  全部、ぜんぶ、忘れちゃうんだ。

  あたしは、そんな高本を
  変えることも、寄り添うこともできないの
  
  ううん、あたしが一歩踏み出せば
  できたのかもしれないけれど
  臆病なあたしはできなかったし、
  もう、さよならも交わしてしまった
 

(237) 2019/11/09(Sat) 15時頃

【人】 鷹の爪団 マドカ

 
  あたしに与えられたのはたったの二日。
  あたしは高本の未来が、
  あたしたちの、未来が、
  しあわせになるように、がんばるんだよ

  でも、それももう終わり。

  明日のあたしも、卒業するときのあたしも、
  きっといまのあたしとは、違う誰か。
 

(238) 2019/11/09(Sat) 15時頃

【人】 鷹の爪団 マドカ

 
  だから、「いまのあたし」は
  高本の返事は聞けないの

  幸せになってねって、
  祈ることしかできないのが、もどかしい。
 

(239) 2019/11/09(Sat) 15時頃

【人】 鷹の爪団 マドカ

 

  ……………。

 

(240) 2019/11/09(Sat) 15時頃

【人】 鷹の爪団 マドカ

 
  ………… なんてね。
  そんなこと、あるはずないでしょ?
  信じて、って言っても、
  信じてもらうほうが、無理だと思う。

[穏やかな笑みは、あははっ、って
年相応の笑いに変わる。]

(241) 2019/11/09(Sat) 15時頃

【人】 鷹の爪団 マドカ

 
  ねえ、高本。
  高本は、高本だよ。>>0:135
  だからずっと、そのままでいてね

[揺れるカーテンの狭間で微笑んで。
これからのあたしと高本に、
あたしたちの未来を、託そうと。]*

(242) 2019/11/09(Sat) 15時頃

【人】 鷹の爪団 マドカ

 
[近づいてくる高本と、肩に置かれた手
だから心臓が飛び跳ねちゃうんだって。
25歳になっても恋愛経験値はゼロのままだから]

  ……8年、待つ……?

[可笑しいね。
待たされてるのはあたしなはずなのに
どう考えてもあたしのほうが待たせてる側だ

映画のワンシーンみたいな台詞を聞きながら
あたしは、ぎこちなく微笑む。]
 

(264) 2019/11/09(Sat) 20時頃

【人】 鷹の爪団 マドカ

 
[そんなあたしを高本は撫でてくれる。
ああ、「いつもの」高本のままだ、って。
あたしはとっても、嬉しくなって。]

  ふふ、
  ノリと勢いって。

[可笑しくて、吹き出しちゃったよ。
でも嬉しい。
嬉しい気持ちが、顔いっぱいに、溢れてる]
 

(265) 2019/11/09(Sat) 20時頃

【人】 鷹の爪団 マドカ

 
[未来のあたしが、ううん、
数分後、数時間後のあたしでさえ、
どんな状況なのか、わからない。

もしかしたら未来から飛んできた記憶も、
昨日と今日の記憶もなくって、
ふえ?文化祭終わっちゃったの?なんて
そんなことを言い出すのかも。
…… きっと、そうに違いない。 ]
 

(266) 2019/11/09(Sat) 20時頃

【人】 鷹の爪団 マドカ

 
  8年……
  明日からのあたしは、
  8年も高本の返事を我慢できるかな

[もし過去のあたしが、
高本のことを好きだって気づいたときに。
どうなるのかな、って悪戯に言うけれど、]

(267) 2019/11/09(Sat) 20時頃

【人】 鷹の爪団 マドカ

 
[あたしだから、わかる。

あたしは、高本のことを、信じてる。
高本が、高本で居る限り。

あたしはきっと、高本以外のことを
好きになることはないし、
あたしは、高本の言うことなら信じる。]
 

(268) 2019/11/09(Sat) 20時頃

【人】 鷹の爪団 マドカ

 
  ……なんてね。

[冗談を締めくくるのはやっぱりこんな言葉で]

  ありがとう。
  8年後、楽しみにしてる。
  
[どんな結末になるかはわからないよ。
だってきっと、高本が役者になる未来に
万が一でも進んでしまったら、
結局同じことになってしまうかもしれない。

だけど、今は、高本の言葉が、ただただ、嬉しい]

(269) 2019/11/09(Sat) 20時頃

【人】 鷹の爪団 マドカ

 
  ……ん?なあに?

[揺れるカーテン、頬を撫でる風。
高本が真剣な顔をして、こっちを見るから
あたしはなあに?って首を傾げた。

世界から、あたしと高本が見えなくなって── ]**

(270) 2019/11/09(Sat) 20時頃

鷹の爪団 マドカは、メモを貼った。

2019/11/09(Sat) 20時頃


【人】 鷹の爪団 マドカ

 
[ああ、あたし、夢を見てるのかな
こんなに今一瞬が幸せすぎて
やっぱり全て夢だったんじゃないかって]
 

(317) 2019/11/10(Sun) 00時頃

【人】 鷹の爪団 マドカ

 
[きり、きり、きり、とねじの音
今この時が、ずっと続けばいいのにと、
思うあたしたちの気持ちも虚しく、
幸せな音楽が、間もなく終わりを告げる

  これは 未来の私の前奏曲
  ふたりが、選ぼうとしている過去

  ふたりが、選ぼうとしている未来は
  幸せな未来に、続いてる? ]
 

(318) 2019/11/10(Sun) 00時頃

【人】 鷹の爪団 マドカ

 
  ねえ。こーちゃん。

[あたしは、あの頃みたいに、
慣れ親しんだ、高本に呼びかける。
あたしね、もう、迷わないよ。
どんな未来が待ってるのか、楽しみにしてる ]

(319) 2019/11/10(Sun) 00時頃

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