219 The wonderful world -7days of SAIGAWARA
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[街のかたちを変えるのは、唯一コンポーザーのみが持つ権限。 しかし、とある方法を使えばそれに限らないということを、私は教えてもらった。
ゲームに勝利するためなら、手段は選ばない。 欲しいモノを手に入れるために必要なコストを切る。 それだけのこと。
死神の間で、「禁じ手」と呼ばれる、罪深い方法であったとしても。]
(559) 2017/06/19(Mon) 02時頃
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[これを使うことにより、私はきっといろんなものを失ってしまうだろうけれど。
今まで築いてきた、立場や関係。 仲間たちと語らった楽しい時間。 メアリー・サカエとしての信頼。 その他、もろもろ。
躊躇いが無いと言えば、嘘になる。 死神仲間たちの顔がチラついて、実行の決断を鈍らせた、が。
——もう、後に引くことはできない。]
(560) 2017/06/19(Mon) 02時頃
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[私は、“私”を取り戻しに行くのだから。
過去の私を取り返すために。 今の私を、捨て去ろう。*]
(561) 2017/06/19(Mon) 02時頃
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— 失われた回想・3 —
[「おろかものメアリー」は、子供たちに慕われていました。 遠い目標に向かって、死なないように、自棄にならないように、 いつかきっと自由を掴めると信じて、みんなを導いていました。
「なきむしキャサリン」は、マジックの腕が一向に上達せず、 子供たちの中でも立場が弱く、いつも寂しそうに膝を抱えていました。 お前が足を引っ張るから上手く行かないんだ、とか。 お前のミスのせいで誰かが死んだらどうしてくれるんだ、とか。 今日も手厳しい言葉を浴びせられ、落ち込んでいました。
そんな彼女のことも、「おろかものメアリー」は支えていました。 「なきむしキャサリン」のミスをフォローして、 周囲の責める声をなだめて、仲良くするように促しました。]
(569) 2017/06/19(Mon) 02時半頃
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「あなたも、オトナに見捨てられてここへ?」
[「おろかものメアリー」が問いかければ、「なきむしキャサリン」は頷きます。 仮面越しで表情は見えませんが、不安そうな顔を解すように、彼女は問いかけ続けました。]
「私も両親の借金のせいで、ここに売られてきました」 「大丈夫、ここにいるのはみんな貴女の味方です」 「みんな境遇は同じだから、分かり合えるはずなんです」
[「なきむしキャサリン」は、不思議そうに彼女の顔を見上げます。 彼女はずっと、優しく微笑んでいました。]
「長い時間がかかりましたけど、目標の10億円まではあとちょっとです」 「ここを出たら、私と友達になりましょう。ね?」
[「おろかものメアリー」は、優しい敬語と一緒に手を差し伸べます。]
(570) 2017/06/19(Mon) 02時半頃
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[「なきむしキャサリン」は、それを取りながら、小さな声を震わせました。]
……うん。 あだし、ここがら出たい。 友達さ、なってけろ……。
(571) 2017/06/19(Mon) 02時半頃
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[「おろかものメアリー」は、 震えている「なきむしキャサリン」を、そっと抱き寄せました。
2人は、いついかなる時も、お互いを見捨てないと誓いを立てて、 マジックで使うカードにお互いの名前をサインして、それを交換しました。
2人の間の約束には、——タネもシカケも、ありません。**]
(572) 2017/06/19(Mon) 02時半頃
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