35 星降る海岸に纏わるエトセトラ
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あ、よかった…――――
[上出来だって、先生が頭を撫でてくれた 頭を撫でてくれる先生も、未来にはいなかったな 強く怒りもしないけれど、優しくもしない お仕事として教師をしているのであって、それ以外ではない そんな人にばかり出会って来た だから好きなんだ、この時代の人達は]
尋ねる…―――― か
じゃぁ、せんせー 尋ねてみても、いい?
[私が、何よりも気になっていた事 大人に聞いても、なかなか答えてくれない事]
(+30) 2011/08/19(Fri) 02時頃
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>>+23なるほど、では役員ではないのですね。
[役員の選び方に問題があるのでは?と作業時の人手の少なさから、やや思っている節がある。]
まあしかし。 呼ばれた割りにやることが無いというのも、変な話ですね。
[お湯をずずーっと。]
(+31) 2011/08/19(Fri) 02時頃
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刺客 博史は、メモを貼った。
2011/08/19(Fri) 02時頃
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うん、私は役員ではないよ なんて言うんだろう、こういう役の人
…――――
いけにえ? ひとばしら?
[なんだか、間違っている気がするけれど 博史さんに、そう答えた]
(+32) 2011/08/19(Fri) 02時頃
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双子 朝顔は、メモを貼った。
2011/08/19(Fri) 02時頃
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[尋ねてもいいかと、問う朝顔に。目線合わせて、小さく頷く]
もちろん。言ってごらん?
[そう言って言葉を待った]
(+33) 2011/08/19(Fri) 02時頃
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[先生が、尋ねてもいいと言ったから]
子供は、どうして生まれるのかな
[そう、尋ねてみた]
皆言うの、好きな人のお嫁さんになりたいって お母さんも、最初はそうだったと思うの
でも、私は、お父さんとお母さんの 喧嘩してる姿しか、見た事がないの 同じ場所に住んでいるのに、顔も合わせないの
子供が産まれたら、皆そうなるのかな?
(+34) 2011/08/19(Fri) 02時頃
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>>+32ひ、ひとばしら…!? いけっ、いけにえ…!?
[話を聞いて、表情が真っ青に見えただろう。 言葉の意味くらいは十二分に知っている。]
ちょっとまつんだ、それは本当なのか? 私の街ではそんな風習なかったぞ―
[故郷とその周囲に人を犠牲にする風習は無く。]
(+35) 2011/08/19(Fri) 02時頃
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[本当なのか―と、周囲に視線を求めた。]
流石にそれは、しきたりでも―。
[まずは反対するだろう。 このまま視線が素通りされたなら、勘違いのままに。]**
(+36) 2011/08/19(Fri) 02時頃
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刺客 博史は、メモを貼った。
2011/08/19(Fri) 02時半頃
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…――――?
[博史さんが、なんだか真っ青になっている 何か、可笑しい事を言ったろうか]
うんと、禊をしてね 体を清めて、火をつけて歩くんだよ
[言い方が、誤解を呼びやすそうであるが 間違っては、いないとおもう]
(+37) 2011/08/19(Fri) 02時半頃
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[質問の、最初の出だしに、一瞬ぎょっとなるが。続いた言葉に、表情を改める。 『夕顔の』父母が不仲だという話は聞いたことがない。今まで何となしに理解していた考えが、さらに補強された形だが、そのことには触れる必要もなく]
ん……、そうだな、それは僕には難しい質問だな。
[湯のみに残った茶を飲み干す]
僕にはね、自分の親の記憶があんまり無い。 幼いうちに、学者の家に預けられて、それ以来会ってないからね。 でも、だからこそ思うのは、
[想うのは、祖父母のこと。手記に綴られた、長い、長い、想い]
夫婦ってのは結局他人が寄ったもので、だからそれが寄り続けてあるというのは、とてもすごいことなのだと思う。 別の環境と価値観の中で育った、他人同士。他人だから離れやすい。けれど他人でも、寄り続ければ家族となれる。
[そこで一息ついて]
子どもができたから、離れてしまうんではないよ。「子はかすがい」という言葉があるくらいだもの。 夫婦というのは、家族というのは、ものすごいものだ。だから子どもだけのせいなんてこともなければ、これから変わらないなんてことも、ないと思うよ。
(+38) 2011/08/19(Fri) 02時半頃
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[博史の答え>>+29に、顎に手を添えて首ひねる。
普通に呼ばれたらしい、博史や他の男衆たちと。 この場にいることを、不思議がられる自分や志乃や仁右衛門と。 両者を並べた時の相違点を思う時に、行きあたった答えは]
……まさか、あの場所に寄せぬためか
[気付くと同時、寄合所の出口へと駆け出して。 けれどすぐに、顔役らに腕を取られて引き留められる]
やめろ、放せ!このままぺーたが帰ってしまったらどうしてくれる!
[珍しく激昂した様子で、じたばたと暴れて。ふいにすぅっと血の気が引いて、ころりとひっくり返った。しばらくの寝ず食わずと、先の癇癪とで、貧血を起こしたらしい。悔しそうに唸りながら、その場に*蹲った*]
(+39) 2011/08/19(Fri) 02時半頃
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発明家 源蔵は、メモを貼った。
2011/08/19(Fri) 02時半頃
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そっか、他人か…――――
お父さんとお母さんは、他人のままだったのかな 寄り添い続ければ、家族になれるのなら 私も、誰かの家族になる事が出来るのかな
[私は、男の人に恋した事はないけれど いつかそんな日が、来るのだろうか そんな日が来るなら、私は、出来る事ならば 私の両親のようには、なりたくないとも思う]
で、せんせー かすがいって、なぁに?
[意味がわからなかったらしい]
(+40) 2011/08/19(Fri) 02時半頃
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…――――?
[先生が、何かを呟いたと思ったら 急に走り出して、止められて、倒れてしまった 貧血だろうけれど、無理がたたったのではなかろうか]
せんせー、無理しちゃいけないよ
[ぺーたが帰る、と言う言葉を聞いて 通信相手が言っていた言葉を思い出す]
そっか、ぺーた、そうだったんだ
[うんうん、と納得したように頷いた]
(+41) 2011/08/19(Fri) 02時半頃
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大丈夫だよ、せんせー ぺーたはきっと、帰らないよ
だってぺーた、せんせーの事大好きだもの せんせーも、ぺーた、大好きでしょう?
[よいしょっと、先生を引きずっていって お布団に寝かせて、枕の上に先生の足を乗せた 割らないように、眼鏡を取ってお布団の横に置いて 唸る先生を、膝枕してみた]
大好きな人と離れるなんて、きっと、凄く辛い事 私には、耐えられないほどに辛い事
だから、信じて待ってみよう 帰るにしても、帰らぬにしても ぺーたはきっと、せんせーに会いに来るよ
(+42) 2011/08/19(Fri) 03時頃
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[一つ、二つ、頭を撫でてみて さっきまで、教えてもらう立場だったのにな 私の知らない事を話す時は、頼りになる大人なのにな
こんな時は、なんだか私よりも子供みたい そんな所も、先生の良い所なんだろうけれど]
だから、ちゃんと体調を整えておくんだよ いざという時に体が動かないと、悲しいんだからね
後で、血になるご飯、つくったげるから 鍋とか、どう?
[漁師さんにお願いして、何か取ってきてもらおう]
(+43) 2011/08/19(Fri) 03時頃
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ちょっ…どうしました?
[>>+39突然呟いて外に出ようとして。 言葉は聞き取れなかったものの、弾かれた彼に寄る。]
いきなりどうしたと言うのです。 どちら様がどうとか…。
[素早い動きは、一瞬>>+37それは少女のとんでもない言葉から逃避をしたくて。しかし戻ってくるのは反芻。]
(+44) 2011/08/19(Fri) 22時頃
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[磔、火炙り、生贄、子供。しきたり。幾つものパーツが一つの答えを出すには時間がかからなかった。]
まさか―お主等…。
[源蔵の傍で彼を留めた男達を睨み付ける。 言葉の量は小さいながら、舌の根ははっきりと動く。]
年端も行かぬ女子に磔をして火刑に処すとは、流石に古くからのしきたりと言えどその所業は許せんな。
[ゆらぁりと立ち上がる。]
お前達の誰かが、大凡、海岸を見張ると私が口にしたのを聞いていたのであろうよ。その所業を余所者の私に見せないために…。
[今までこの村に流れ着いて、まともに怒ったことが無かったかもしれない。が―。]
(+45) 2011/08/19(Fri) 22時頃
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ゆ、ゆるさんぞ、きさまらー!
[わなわなと震え、村長に談判しようと塞ぐ男達を退けようとして。
源蔵と同じようにはじかれた。]
(+46) 2011/08/19(Fri) 22時頃
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―寄合場の窓際―
………騒がしいですね…。
[誰かの怒鳴り声が聞こえた気がして振り向く。 そこに見えたのは出て行こうとする先生の姿。 止められているを黙って見た後、首を傾げた。]
………??
[先生を引き摺っていく、双子のどちらか。 それから、先生と同じように向かっていく博史も。 ぼんやりと眺めながら黙っていた。 けれど、双子のどちらかの言葉を聞いて顔をゆがめる。]
大好きだから…帰らないなんて嘘…。 ………いや、一平太殿が帰る場所なんて他にないだろうし、何の話をしているのかさっぱり分からないですけど。
[呟いた言葉は無意識。 その後、呟いた言葉を取り消すように言葉を重ねるのだった。]
(+47) 2011/08/19(Fri) 23時頃
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…――――
[しばらく、先生を横にならせた後 血になるご飯を作る、というミッションを遂行すべく 私は、膝枕を解除した]
まっててね、せんせー
[ぱたぱたと、役員の人の所に歩いて行って そっと、袖を引く]
私、血になるご飯の材料が欲しいの 猪、取って来て
[いきなりそんな事言っても、難しいと言うのはわかるけど 子供だもん、少しくらい無理な我儘、言ってもいいよね]
(+48) 2011/08/20(Sat) 00時半頃
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あぁ、なれるさ。きっとなれる。
[夕顔の呟き>>+40に、力強く答える。それは願望含みだったかもしれないし、思い出すものがあるからかもしれない]
子はかすがい。かすがいというのは、二つの材木をがっちりと繋ぎ合わせるための金具のことだ。今度団十郎に見せてもらうといい。子どもの存在は、離れそうになった夫婦のきずなを繋ぎとめる力がある。大雑把に言うとそんなところだ。
[そこで一度言葉を切り]
……世の中綺麗ごとばかりじゃないということは、わかっているよ。でも僕は信じたいな。僕も、あさも、きっと愛され望まれて生れてきたと。
[たぶんきっと、自分の母も。きっと愛されていた。 手記に綴られた、祖母の、この時代に対するたくさんの想い。それは嘘ではないと信じたい]
(+49) 2011/08/20(Sat) 00時半頃
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猪鍋がいいの、だめ…――――?
[役員の人達が、何か相談し始めて 仕方ないから、と、狩りに行ってくれる事になった ついでに、団十郎さんがくれたと言う、お菓子を貰った]
わ、ありがとう 夕ちゃんと…―――― あ、夕ちゃんいないんだ
どうしよっかな
[お菓子の袋を抱えて、ぽてぽて、歩いてみた 材料が来るまで、鍋はつくれないものね]
…――――?
(+50) 2011/08/20(Sat) 00時半頃
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[貧血で倒れた後、ずるずると朝顔に布団まで引きずられて、されるがまま。童女に膝枕されても狭くない、小柄な体がなんとも情けない]
……ん、すまん。
[起き上がれる気力も体力もなく、そのまま膝を借りる]
醜態を見せたな。……僕は、うん、わかっているんだ。 帰ることを、邪魔しちゃいけないってことくらいは。
[片腕で顔を覆いながら、ぽつぽつと呟く]
それでも僕は怖い。思い出すら残してくれないなんて、あんまりじゃないか。 ……でも、ぺーたを困らせたくない。この気持ちも本当なんだ。
[あまりにも素直に言葉が零れ過ぎて、まるで子どもに還ったようで。鍋とか、という言葉に、こっくりと頷いた]
(+51) 2011/08/20(Sat) 00時半頃
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[志乃先生が、なんだか寂しそうに、悲しそうに 一人で、何かをしているから]
しのせんせ、何してるの?
[そう、声をかけてみた]
私ね、しのせんせと、お話したかったんだ お菓子、たべる?
(+52) 2011/08/20(Sat) 00時半頃
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源蔵は、猪鍋の相談を遠く聞きながら、布団の上で*くったり*
2011/08/20(Sat) 00時半頃
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―― ちょっと回想 せんせーに膝枕 ――
うん、そうね…―――
帰りたい人の、邪魔をしちゃいけない でも、帰りたくない人は、引きとめて欲しいかもしれないね
[顔を隠して、ぽつりと語る先生 私はそれを聞き、自分なりの感情を発露していく]
想い出すら残せない、私達も悲しいのよ 心が繋がってしまった、愛してしまった人に 自分の欠片が、何一つ残っていないと想像をしたら 私は、耐える事が出来ない気がする
だから、今、素直に言ってしまえばいいんだよ 帰らないでほしいって、さ 帰ってしまったら、その恥は記憶から消えてしまうし 帰らないでくれたなら、恥なんてなんともないでしょう
(+53) 2011/08/20(Sat) 01時頃
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えぇー…と……。 どっちのほうですか?夕?
[朝はもう少しぼんやりとしているという風に記憶している。 もっとも、2人いたところで見分けはつかない。 正確にはどちらがどちら、ときちんと把握していないのが真実だった。]
……お菓子は…そんな贅沢できないからいいです。 じじ様…長老からもらったならあなたが食べるといい思いますよ。
わたしとお話、ってなんですか?
[何をしているの?という問いには何も答えない。 何もしてないから答えられなかったのだ。]
(+54) 2011/08/20(Sat) 01時頃
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私は、朝だよ
[隣に座ろうと、歩み寄ったけれど]
これは、団十郎さんからの差し入れなの 夕ちゃんとわけようと想ったんだけれど
夕ちゃん、いないし…―――
だから、一緒に食べてくれないかな? 一人は寂しいの、何をするにも
[はい、と袋を差し出した]
何を話したかった、と言うんじゃないんだけれど 凄く、寂しそうだったから どうしてそんな顔をしてるのか、聞きたかった、かな
(+55) 2011/08/20(Sat) 01時頃
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…そう、朝ですか。
[そのまま視線を窓の外へと向けた。]
……夕のために残しておくといいですよ。 ずっと会えないわけじゃないんだから、お祭りが終わった後に一緒に食べればいいじゃないですか。 お祭りまでもう少しありますけどね…。
[何をするのも一人は寂しい。 その言葉に再び視線を少女へと向ける。 差し出された袋は笑顔で受け取るが、少女へともう一度返す。]
……ふふ、寂しい、わけないじゃないですか。 わたしは寂しいって思う人がいないですから。 おとーちゃんとおかーちゃんに会えないのは寂しいけですけどね。
[仮にこの気持ちを寂しいとして。 原因がまったく分からないのだから答えようがない。]
(+56) 2011/08/20(Sat) 01時頃
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寂しい、って思うはずないんですよねー…。 やっぱり、こう、理由がほしいですよね。 仮にこれが寂しいとか悲しいとかだと。
[苦笑いの後、また視線は空へと。]
(+57) 2011/08/20(Sat) 01時頃
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[拒否はされなかったようなので、隣に腰をおろして 志乃の視線の先を、追ってみる そこには、窓の外の景色しかなかった]
お祭りが終わった後、私がここにいられるかわからないもの
[それでも、笑顔で返された袋を受け取って 夕ちゃんに、残してあげようと思った]
…――――
志乃せんせ、強いんだね 夕ちゃんと、おんなじだ
でも、私は、寂しそうだと思ったよ
[私の想像が、正しいとして その気持ちの解消の方法を、私は知らないから どうしてあげる事も、出来はしないのだけれど]
(+58) 2011/08/20(Sat) 01時半頃
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んと、それはきっと 忘れてるんじゃ、ないかな
夕ちゃんと、おんなじで
[空を見上げる、視線を追ってみた 私は、記憶操作をする立場である だからこそ、何かを忘れているのでは、と思うのだが]
この世界から、完全に、痕跡を消す事は出来ないんだよ 何かを忘れてしまっても、心や体、景色の中に 小さな、傷が残るの
寂しさは、心の傷なのかもしれないね
(+59) 2011/08/20(Sat) 01時半頃
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